JPH0319083A - マルチメディア文書情報システム - Google Patents

マルチメディア文書情報システム

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JPH0319083A
JPH0319083A JP1152342A JP15234289A JPH0319083A JP H0319083 A JPH0319083 A JP H0319083A JP 1152342 A JP1152342 A JP 1152342A JP 15234289 A JP15234289 A JP 15234289A JP H0319083 A JPH0319083 A JP H0319083A
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Seiji Kashioka
誠治 柏岡
Shigeru Yabuuchi
藪内 繁
Akiko Kurata
倉田 朗子
Satoshi Yoshizawa
聡 吉沢
Seiji Yonezawa
米沢 成二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文書情報システム、すなわち電子的な文書閲
読支援装置に関する。特に文書がテキストコードや画像
などのマルチメディアで構成されているものを扱い、さ
らに個人的な付加情報をも関連させてファイリング、検
索、表出することの出来る装置に関する。
〔従来の技術〕
近年文書の電子的ファイリングについて、多くの検討が
なされている0紙の上に留められた情報を画像として入
力し、光ファイルに蓄積し、検索。
表示、印刷する装置は既に広く使用されている。
さらに文字9図形9画像などのマルチメディアでの内部
表現でファイリングしておいたものから。
一つの文書を再構成し表示印刷するための内部表現方法
についても論じられている。情報処理学会発行の「情報
処理J Vol、28.No6.(昭和62年6月)に
は特集として「マルチメディアデータベース」を取り上
げており、中でもp671の「マルチメディアデータベ
ース総論」およびp710の「オフィス文書の標準化と
文書データベースの研究動向」に文書の表現方法が述べ
られている。
しかし、ここで述べられている動向では、汎用性に重点
が置かれ、利用する場面での処理量が大きくなってくる
と考えられる1文書を端末などの上であちらこちら拾い
読みする場合などでは、要求操作から表示までの応答時
間が問題であり、その意味では処理の効率が良い内部表
現と処理方式が必要とされる。
また、紙の文書の場合との類似で考えると、個人が文書
を読んだときの覚書、メモなどを書き込むのに相当する
ことを、電子的な文書システムでも実現することが必要
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明では、表示要求に対する応答を速くできるマルチ
メディアの内部表現方法を提供することを目的とする。
また、文書に対して個人が付与する音声9手書きメモな
どのやはりマルチメディアの情報の表現方法と、そのア
クセス表示方法を提供することもまた目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達するため本発明では、頁の枠を外し、文字
のレイアウトにおける行を全文書を通じて番号づけし、
これを各メディアに共通の位置情報とする。すなわち文
書は仮想的に頁の境界の無いロール紙に連続して配置さ
れていると考えれば良い。表示はこのロール紙から必要
な部分を切り取って行なうことになる。また種々のメデ
ィアの置かれる位置もこの行番号によって表現する。
第2図は従来から提案されている文書の構造表現で、さ
らにはレイアウト表現となっている。すなわち、文書1
00は、いくつかの頁101に分割され、頁はいくつか
の領域102に分割される。
領域の内部は単一のメディア103からなる。各層には
それぞれの属性や、下部構造への分割のパラメータ、実
体データなどが記述されている。
第3図(a)は第2図に対応した文書のレイアウトのサ
ンプルである。(b)は同じ文書を例とした本発明での
内部表現のモデルを示したものであり、いくつかのメデ
ィア、例えばテキスト、画像、付加データ、の配置され
た透明な層を重ねたものである。
第1図は本発明による文書の内部構造を示したものであ
る。ここではいくつかの視点から文書にアクセスするこ
とができる。例えば第2図と同様の物理的レイアウトの
視点では、文書100はいくつかの頁101からなると
ころまでは同じである。
しかし、頁101は領域ではなく文書全体にわたる行番
号のスケール110にマツピングされる。
行番号からは各メディア毎のデータへの結合が記述され
る1文書レイアウト記述120は文字からなる行を記述
するもので、各行から文書全体の文字スリトング125
への結合を持っている。また画像レイアウト記述130
は画像メディアを記述するもので、画像メディアの存在
する行から画像データ135への結合を持っている。他
のメディア例えば図形なども画像と同様の記述で表現さ
れる。
別の視点として、文書の論理的構造140から見ると、
意味的な単位9章9節や項目など141の構造を経てや
はり行番号のスケールヘマツピングされる。ここでは簡
略にしたが141の構造はいく層かの階層構造をとって
もよい。
さらに別の視点として、例えばキーワードや図面の説明
部分151といったスポット的な構造150もありえる
このように本発明の表現は多くの視点での文書データへ
のアクセスを可能にしている。さらに、個人が付加する
メモなどのメディアデータ250は、文字9画像と並ぶ
ものとして、付加データレイアウト記述200を追加し
て、同様に結合できる。但し付加データレイアウト記述
200とメディアデータ250は個人別ファイルに蓄積
する。
この個人別のデータが抜けても、残りの共通データには
影響が及ばず、独立性が保たれる。
さらに他の個人の付加データ250′や付加データレイ
アウト記述200′の組をいくつでも追加削除すること
ができる。
また各レイアウト記述120,130,200は1次元
の単純な構造であるため、表示位置から逆に対象を割り
出すサーチなどの処理を高速に行なうことができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例をユーザインタフェースすなわち操作
方法、内部データ表現、システムの構成とくにファイル
の構成、そして制御の方法の面から順次説明する。対象
文書として特許明細書を例としている。
まず、第4図を用いてユーザの操作方法を説明する。第
4図(a)(b)は、実施例において用いるワークステ
ーションのデイスプレィ装置300の上の表示例である
。この表示に至るまでに既に文書の指定が行われ、図(
a)のようにある頁の内容がウィンドウ301に表示さ
れているものとする。例は第3図の例の第2頁である。
画面の上端にはコマンドビューポート310が表示され
ており、種々の操作はこのポートの中からマウスによっ
てピックアップすることによって指示される。
コマンドビューポート310の詳細を第5図に示す0図
中横長の枠がコマンドビューポートであり、マスウカー
ソルをいずれかの欄メニューに合わせてクリックするこ
とにより、各々次の操作が実行される。
「前文書」をクリックするとこの文書の表示を閉じ、一
連の文書の中で一つ前の文書の表示に移る。「次文書」
では次の文書の表示に移る。
「前頁」をクリックすると現在表示中の頁の一頁前の頁
の表示に移る。「次頁」では−真後の頁の表示に移る。
すなわちこの二つのメニューは物理的レイアウトに基づ
いた操作である。
これに対して「項目」は文書の論理的内容からの呼出し
表示である。論文などでは章2節による呼出しとなるが
、特許明細書では請求範囲、従来技術などの項目による
呼出し表示となる。なお第5図は、「項目」をクリック
したときの様子を示しており、r項目」の欄の下にプリ
ダウンメニューと呼ばれる一段下の選択子を並べた枠3
12の表示を示している。「項目」をクリックするまで
は、この枠の表示は現れない。r項目」をクリックする
とこのプルダウンメニューが現れるので、この中から所
望の項目を選択し、マウンボタンを放すことによって、
その項目の部分がウィンドウの上端から表示される。ウ
ィンドウより小さいときには、残りはブランクとなる。
ウィンドウに入りきらないときには、その最初の部分が
表示される。
「図面呼出」のクリックはその後に表示中のテキスト中
からマウスにより指定した図面番号表記から、指定の番
号の図面を呼出し、別に設けたウィンドウに表示する。
これによって文書と図面とを並べて表示させることがで
きる。
「説明部」のクリックはその後に表示中の図面、あるい
はテキスト中の単語などをマウスにより指定すると、指
定の図面の単な説明しているテキスト部分を呼出し、別
ウィンドウに表示するものである。
「注釈」のクリックは表示中の文書に対して個人の付加
データを新たにつけるものであり、第6図に示すような
プルダウンメニュー313が表示される。この中にはこ
れから付けようとする付加データのメディアの種類が並
べてあり、一つを選択してマウスボタンを放すと、選択
したメディアの付加のための操作に入る。
以下に各メディアのための操作について説明する。
まず、「手書き」の場合には用いる入力装置により次の
違いがある。表示一体形の座標入力装置の場合、表示と
の対応は、同一の位置同志で固定されている。すなわち
、スタイラスで入力した位置の表示部分に書き込みを行
ったとすればよい。
−右表示とは別置きのタブレットを用いるときに燭 は対応は固定ではない、従ってこの対応づけについての
操作を可能とする必要がある。
第7図は、この対応づけ操作のための一実施例である。
第7図の書き込み枠囲形320は、文書表示に重畳して
表示するものである。外側の枠はタブレットの座標入力
可能な領域に対応している。
表示する最初の位置大きさはデフオールド値とする。内
側の枠に囲まれた領域321が、書き込み可能な領域で
ある。この領域でペンダウンの状態で描画すると、その
軌跡が表示されていく。誤記のため消去したいときには
、タブレットに設けたファンクションボタンを押すこと
によって最後のストロークから一ストロークづつ消去す
ることができる。
周辺の領域は領域の操作に用いる。322〜325は、
書き込み位置の移動に用いる。すなわち、322の領域
の中でペンダウンを行うと、枠320の全体が上方に移
動を開始し、ペンフップまで移動を行う、同様に323
は下方、324は右方、325は左方への移動に用いる
。これによって任意の位置へ移動が可能である。
また、四隅にある326の三角形領域内にペンダウンす
ると、書き込み領域が縮小を開始し、ペンアップまで続
ける。このとき例えば左上の326の領域でペンダウン
したときは左辺と上辺が移動し、右辺と下辺は移動しな
い。この操作によってタブレットの描画面から表示面へ
の写像の倍率が変化し、表示面上で粗くも細かくも書く
ことができることになる。
aき込みを終了したいときには、やはりタブレットに設
けたボタンを押すと、それまでにさき込んだデータが凍
結され、ファイルに記録される。
以後下地となった文書の部分が表示されると同時にごき
込みデータも表示される。以上が手書きによる付加デー
タの操作の一実施例である。
次に「音声」を指定した場合の音声メディアによる付加
データの操作の一実施例を説明する。音声は目に見えな
いため、その存在を示すため、アイコンを用いる。新た
に付加したいときには1表示中の文書の関連する個所で
マウスをクリックすることにより、音声メモのオープン
を示すアイコンがその場所に置かれ、テープレコーダと
同様の操作ウィンドウが現れ、8置、再生、−時停止。
早送り2巻き戻しなどの枠をマウスでクリックすること
によって音声の編集が可能となる。これによって音声の
装置、あるいは確認を行った後、同じウィンドウに並ん
でいる「閉じる」の枠を押すことにより操作ウィンドウ
は消え、アイコンは音声メモのクローズ状態を示すアイ
コンに変わりその場に残る。
このアイコンはその後文書のその部分の表示と共に表示
される。このアイコンをマウスでクリックすると、アイ
コンはオープン状態となり、音声の再生が行われ、最後
まで再生したとき、あるいはマウスのもう一方のボタン
をクリックして再生を中断させたとき、アイコンは再び
クロ−ズ状態に戻る。
次の「テキスト」を指定した場合のテキストメディアに
よる付加データの操作の一実施例を説明は書きこまない
ことにし、その存在を示すため、アイコンを用いる。新
たに付加したいときには、表示中の文書の関連する個所
でマウスをクリックすることにより、テキストメモのオ
ープンを示すアイコンがその場所に置かれ、画面にテキ
スト入力用のウィンドウが現れ、キーボードからの入力
によって、テキストを書き込むことができる。テキスト
が出来上がると、入力用ウィンドウの中に設けである「
閉じる」ボタンをマウスでクリックすることにより、入
力用ウィンドウは消え、テキストはファイルに格納され
る。アイコンはテキストメモのクローズ状態を示すアイ
コンに変わりその場に残る。
このアイコンは以後文書のその部分の表示と共に表示さ
れる。このアイコンをマウスでクリックすると、アイコ
ンはオープン状態となり、テキストのウィンドウが再び
表示される。ウィンドウ中の「閉じる」ボタンをマウス
でクリックすることによりウィンドウは消え、アイコン
はクローズ状態を示すアイコンに変わる。
「スキャナ」の場合もテキストと同様であるが。
入力手段がスキャナであり、従ってメディアは画像とな
る。
さらに、「附箋」の場合も同様であるが、入力ウィンド
ウの中では、テキスト、手書き、音声。
スキャナなどを用いることができる。すなわち白紙の上
に種々の付加データを同じ操作でつけることができる。
第4図(b)は文書に付加された手書き線図302と、
音声アイコン303の例を示したものである。以上が「
注釈」の操作の説明である。
コマンドビューボートの枠310の最後に「閉じる」が
ある、これをマウスでクリックすることにより令兄てい
た文書の表示を終了することができる。
次に、第8図を用いて内部データ構造の一実施例を説明
する。まずレイアウトの視点での構造記述100は頁番
号と開始行、終了行の3つ組のデータ101を並べたテ
ーブルとなる。同様に論理構造の視点での構造記述14
0は項目名と開始行、終了行の3つ組のデータ141を
並べたテーブルとなる。いずれもテーブルの先頭行にテ
ーブルのサイズすなわち総頁数p m a xと、総項
目数qma xとが書かれている。
105は文書の占式情報であり、表示印刷の際の文字サ
イズ、−行の文字数、−頁の行数などが記述されている
。文しレイアウト記述120は、各行の開始カラム、文
字数と文字ストリングデータ中のオフセットの組を並べ
たテーブルとなっている。先頭行には総行数が書かれる
。文字ストリング125は文字全体分のテキストを文字
コードで並べたものである。段落以外での行末の改行コ
ードは無く、文字レイアウトを変更してもそのまま使用
できる。
画像レイアウト記述130では、画像の識別番号idと
、その画像が配置される先頭行番号Q、占有する行数h
t、行の左上のコーナからの画像のオフセットすなわち
画像の端点までの距1idx、dyの5つの値を組とし
たテーブルである。先頭行には総行数と総画像数ima
xが書かれる。
画像データは、大きさや画像形式、圧縮形式。
データ長などの属性データ136とデータ本体137と
からなる。
以上に説明した部分は、共有データ部分であり、これだ
けで文書の拾い読みなどが実現できる。次に個人別の付
加データについて説明する。
付加データレイアウト記述200は3つの部分からなり
、まず、201にはいくつかの最大値が書かれる。総行
数1ma x、付加メディアのIi2 T)l!類数k
max、付加データの総数ama xである。
次に201には各メディア毎の最大値idmaxが書か
れる。最後に203には各付加データのレイアウト情報
、すなわち行番号1、占有する行数ht、行の左上のコ
ーナからの付加データへのオフセット、すなわち付加デ
ータの端点までの距離dx、dy、付加データの種類k
、そして種別内識別番号idである。
付加メディアデータは画像と同様に表現される。
例えば1手書きデータ250は、データ総長、データの
占める空間の大きさ、ストローク数、データの表現方法
などの属性データ251と、データの実体252を一組
としたデータの並びである。
音声データ260も同様に、各データ毎のデータ属性2
61と、データの実体262を一組としたデータの並び
である。
各メディアのデータは大きいものが多く、各々別々のフ
ァイルに蓄積する。
付加データレイアウト記述200をこのように一つにま
とめてお〈実施例では、表示位置からの対象の割り出し
などの際のサーチには効率が良い利点がある。別の実施
例として各メディア毎にレイアウト記述を持つ方法もあ
り、その方法ではレイアウト記述200にメディアの種
類kを必要とせず、画像レイアウト記述130の記述方
法で各メディアの記述を統一できる利点がある。
次に第10図から第13図を用いて、本発明を実施する
ための4つのシステム構成を示す、いずれも左側にシス
テムのハードウェアの構成、右側にはファイルデバイス
に格納されるデータファイルのトリー構造の一部を示す
、ハードウェアとして、いずれもデータ処理装置10、
文書を表示するCRTなどの表示装置300、操作に用
いるキーボード13、マウス12などを備えている61
1はデータ処理装置の主メモリであり、表示する文書に
関する構造データ、レイアウト記述データ、メディアの
実体データが一時的にロードされる0画像、音声などの
メディアはデータ量が大きいため、個々のデータに要求
が出た段階でロードするが、構造、レイアウトのデータ
などは該当文書の表示中は主メモリに置く。該当する文
書の表示が行われていない間はデータはファイルデバイ
スに蓄えられている。あるいは特に個人的なデータなど
がフロッピーディスク21などに吸い上げて保管される
さて、これらの4つのシステムの間には、用いるファイ
ルデバイスが異なるための差違がある。
まず第10図は、従来から用いられている磁気ディスク
(すなわち読み書き可能なディスクメモリ、今後は光デ
ィスクも含む)によるファイル20を用いたシステムを
示したものである。一つのファイルに共有データも1個
人データも格納する。従ってそれぞれに適切なアクセス
プロテクト制御が行われる。
このシステムは、従来からのファイルハードウェアを用
いているために、標準的な装置の上で実現できる。また
、新しいデータが発生する毎にファイルスペースを確保
していくので、自由な比率でファイルスペースを効率良
く利用できる利点がある。しかし容量の上での経済的制
約であり、文献の数に限度がある。
これに対して第11図に示したシステムの実施例では光
ディスク22を用いて、大量の文書を扱える。特にこの
光ディスクは、CDROM出版のように量産により比較
的低価格で入手でき、交換可能であることもあって、容
易に大量の文書を扱えるシステムを構築することができ
る利点がある。
CDROMには、頁単位の基本的なレイアウト情報しか
記載されていない可能性がある。このときには、磁気フ
ァイル2oに、別の視点、例えば章節や項目による構造
データを作成して格納しておき、両方のデータを合わせ
て、高度の閲覧支援システムを構成することができる。
個人付加データは、このシステムではやはり磁気ディス
クに格納するため、その量には限度がある。もちろん今
後のファイルハードウェアの大容量化は進んでいくであ
ろうし、また、追記形、書き変え可能形の光ディスクも
普及すると考えられるので、容量の問題は解決されてい
くと期待できる。
第12図に示したのは、新しい形の光ディスク23を用
いるものである。この光ディスクはROM部分と、RA
M部分とが自由に混在したものであり、その技術につい
ては特願平1−101624号公報に記述されている。
従って本発明に用いるときには文献の共有データをRO
M部分に入れ、スタンピングにより量産できる。
この光ディスクでは、個人データをも文献と同じディス
クのしかも同じか近傍のトラックに格納できる。従って
ファイルの構造も前述の実施例とはへなり・一つの文献
を表すデ′クトリ0下1°共有のデータも、個人のデー
タもあるようにする。
こうして、光デイスクドライバのヘッドの動きを最小に
して、一つの文献に関する全てのデータにアクセスする
ことができるため、非常に高速のデータ吸い上げ表示が
可能になる。
以上の3システムはスタンドアロンの形態で機能するも
のであった。これに対して第13図に示したシステムの
実施例では、ネットワーク分散処理システムとなってい
る。30はLANを示し、データ処理装置10は、個別
には大きなファイルを持たず、ファイルサーバに必要な
データを格納しておく、ファイルサーバには、光ディス
ク22を用い文献の共通データをサービスするものと、
磁気ディスク20を用い、個人の付加データをサービス
するものとがある。もちろん大容量ファイルを用いてど
ちらも格納することも可能である。
最後に1本発明における計算機内部処理についての実施
例を示す。
まず、文書表示ウィンドウ中における座I(x。
y)とテキスト表示の行Q2桁colの対応を第9図に
示す。上余白sy、左余白sxによって、テキスト枠の
左上コーナの位置が決まる。さらに文字枠の幅d、高さ
hによってテキスト枠の行と枠への分割が決まる。従っ
て sx+d−co1≦X≦sx+(d+1)・colsy
+h −12≦y≦sy+(h+1)・ Qの関係があ
る。
また画像の領域はテキスト枠の中にあるとしている。但
し画像のある行は、テキストのレイアウト記述120に
おいて空白の指示、すなわち文字数anをOとしておく
ので、実際の文字は表示されない0画像の寸法は必ずし
も文字枠の寸法の整数倍ではないので、多い目の行数を
取って、上下左右にすきまをとる。画像のレイアウト記
述130においては、画像のために取った行数ht、番
上の行の番号Qと、その行の左上コーナを起点とした画
像領域のオフセットdx、dyによって位置を指定して
いる。
第14図に文書表示についての全体フローチャートを示
す。最初に第8図に示した一つの文書に関する共有デー
タ、個人データのファイルをオープンしておく。頁の表
示の後、マウスによる操作を待つ。マウスのクリックさ
れた位置によって、その後の処理を振り分ける。
第15図は、頁表示部分のさらに細かいフローチャート
である。まずレイアウト記述120に従って、行毎にテ
キストデータ125の指定部分を表示する。次に画像レ
イアウト記述130に従って、表示行の範囲に画像があ
るかをサーチし、あれば画像データを読みだして表示す
る。さらに個人の付加データレイアウト記述200に従
って、表示行の範囲に付加データがあるかをサーチする
あればメディアの種類に応じ、手書きであれば、データ
を読みだして表示し、その他であれば、各々の種類のア
イコンを表示する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡潔な内部表現により、処理の効率が
高く、表示要求に対して速い応答を得ることが出来る。
また、メディア毎にレイアウトテーブルを持つ構造であ
るため、プログラム開発の上である程度の独立性を保つ
ことができ、効率が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるマルチメディア文書の内部表現方
法を示す図、第2図は従来の文書構造の内部表現のモデ
ルを示す図、第3図は従来と本発明のレイアウトモデル
の例を示す図、第4図は本発明の実施例における表示画
面の例を示す図、第5図は本発明の実施例における操作
のため表示されるコマンドビューポートと項目呼び出し
のプルダウンメニューを示す図、第6図は第5図と同様
で注釈のプルダウンメニューの場合を示す図、第7図は
手書きによるデータ付加のために使用するタブレットの
画面上での対応を示し操作を行なうための枠囲形を示す
図、第8図は本発明による関連データの内部表現の詳細
を示す図、第9図はテキストと画像のウィンドウ内配置
を示す図、第10図は本発明の一実施例における文書表
示以降のフローチャートを示す、第11図はさらにその
中で頁表示部の詳細なフローチャートを示す図、第12
図から第15図は本発明を実施する4通りのシステムの
ハードウェア構成とファイルのトリー構造を示す図であ
る。 符号の説明 110:行番号、120:文字レイアウト記述、130
:画像レイアウト記述、 125:文字ストリング、135:画像データ、200
:付加データレイアウト記述。 250:付加データ。 310:コマンドビューポート、 301:文書表示ウィンドウ、 320:タブレット操作枠。 第1図 第2図 第3図 (a) (b) (a) 第4図 (b) 第5図 第6図 第7図 第9図 第8図 視点側上位構造→1□ 行レイアウト記述 □1−メディア実体 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、文字、画像などのマルチメディアで構成される文書
    データを表現するため、文書内を通じた行番号を各メデ
    ィアに共通したレイアウトの指標として用い、レイアウ
    ト記述テーブルと、各メディアのデータとを分離して持
    ち、表示、対象の指定、編集などの処理に用いることを
    特徴とするマルチメディア文書および付加情報の内部表
    現方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の内部表現方法において
    、頁別、論理構造などの複数の視点から文書の部分へア
    クセスするため、各視点別の要求タームと前項記載の行
    番号とを対応づけるデータを持つことを特徴とするマル
    チメディア文書および付加情報の内部表現方法。 3、登録された文書情報のための第1の記録領域と、個
    人が文書に対して付加する情報のための第2の記録領域
    とを持ち、第2の記録領域は個人毎にかつ文書単位に設
    け、一方の情報を呼び出した表出したとき、他方の情報
    をも自動的に呼び出すようにしたことを特徴とする文書
    情報システム。 4、特許請求の範囲第3項記載の文書情報システムにお
    いて、各端末はネットワークを通じて接続されており、
    第1の記録領域はネットワークにおいて各文書につき一
    箇所のみとし、第2の記録領域は個人毎に設け、要求が
    あったとき第1および第2の記録領域で検索し、存在す
    れば端末へ転送するようにしたことを特徴とする文書情
    報システム。 5、特許請求の範囲第3項記載のシステムにおいて、第
    1の記録領域から文書のある部分を表示したとき、その
    部分に対応して付加された情報を検索し、表示するよう
    にしたことを特徴とする文書情報システム。 6、特許請求の範囲第1項記載の内部表現方法に対し、
    個人が文書上に付加するメディアデータについて、上記
    各メディアと同様に、行番号を指標としたレイアウト記
    述テーブルと、メディアデータとを用いて、付与、表出
    、編集などの処理を行なうようにしたことを特徴とする
    マルチメディア文書および付加情報の内部表現方法。
JP1152342A 1989-06-16 1989-06-16 マルチメディア文書情報システム Pending JPH0319083A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013190973A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Nec Corp 文書内の図情報を利用した類似文書の検索システム及び方法

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