JPH03190067A - 耐食性ランプソケット - Google Patents

耐食性ランプソケット

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JPH03190067A
JPH03190067A JP2330926A JP33092690A JPH03190067A JP H03190067 A JPH03190067 A JP H03190067A JP 2330926 A JP2330926 A JP 2330926A JP 33092690 A JP33092690 A JP 33092690A JP H03190067 A JPH03190067 A JP H03190067A
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JP
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socket
alloy
copper
lamp
metal
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JP2330926A
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Albert L Suster
アルバート・リー・ススター
Rolf S Bergman
ロルフ・スヴェレ・バーグマン
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/50Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it
    • H01J5/54Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it supported by a separate part, e.g. base
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C9/00Alloys based on copper
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
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    • H01K1/42Means forming part of the lamp for the purpose of providing electrical connection, or support for, the lamp
    • H01K1/46Means forming part of the lamp for the purpose of providing electrical connection, or support for, the lamp supported by a separate part, e.g. base, cap
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/03Contact members characterised by the material, e.g. plating, or coating materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/05Two-pole devices
    • H01R33/22Two-pole devices for screw type base, e.g. for lamp

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、腐食性環境でも亀裂に強い銅合金部品を有
する電球(ランプ)用ソケットに関する。
さらに詳しくは、この発明は、ランプ口金の対応する金
属部分と電気接触する金属部品が、腐食性環境で耐食性
かつ耐亀裂性であり、約5 Q w t%以上のCuお
よびZnが存在する場合lQwt%未満のZnを含有す
る銅合金から形成された、ランプ用ソケットに関する。
発明の背景 ランプは、例外なく、金属口金またはキャップをソケッ
トにねじ込むか、差し込むか、その他の方法で挿入して
ランプへの電流を得るようになっている。ランプ口金ま
たはキャップは、少なくともその一部が金属であり、適
当なソケットに挿入して口金の金属部分をソケットの対
応する金属部分に電気接触させるときに、電気的短絡を
避けるために絶縁部分を有する。このようなランプとし
ては、周知の球根形の白熱電球、円筒形のランプ、自動
車用またはPAR(放射状アルミニウム反射鏡ランプ)
および種々のアーク放電ランプがある。
このようなランプに用いられる種々の形式の金属口金の
具体的な例が、米国特許第3. 775. 634号、
第4.020,382号、第4. 044゜277号、
第4.496,874号およびランプメーカのカタログ
などに記載されている。現在製造されているランプには
、大抵の場合、光源に電流を供給するため、レセプタク
ルにねじ込む標準寸法のねじ込み式口金が設けられてい
る。対応するレセプタタル、すなわちソケットは、アダ
プタを含めて、周知であり、数多くの例が、文献やこの
ような装置メーカのカタログに記載されている。
このような装置の最近の改良例が米国特許第4゜456
.857号および第4,610.498号および米国特
許出願第331,554号(1989年3月31日出願
)に開示されている。
ランプ口金および対応するソケットの金属部分として用
いるのに、種々の金属、たとえばアルミニウム、亜鉛メ
ツキ鋼、黄銅メツキ鋼、ニッケルメッキ鋼および銅合金
を用いることが提案されているが、このようなランプ口
金の製造には、例外なく、亜鉛含量の比較的高い銅合金
、すなわち約10%以上の亜鉛を含有する黄銅が使用さ
れてきた。これらの材料は、コスト、電気伝導度、熱伝
導度、成形性、機械的な耐損傷性など種々の特性を、ラ
ンプ口金に用いるのに望ましい組み合わせで備える。汎
用されている銅合金の1つに、公称組成が重量基準で7
0%の銅と30%の亜鉛からなり、他の合金成分が1%
未満である、0260合金と呼ばれる薬莢黄銅がある。
別の黄銅合金として、公称組成が80%の銅および20
%の亜鉛からなる低黄銅0240合金も使用されている
米国特許第4.496.874号に、このような用途に
適当な銅合金として、重量基準で、45−67%の銅、
12−45°%の亜鉛、10−26%のニッケルを含有
し、種々の他の合金成分を少量添加できるものが開示さ
れている。
ランプ工業での問題の一つに、このようなランプ口金や
ソケットが使用中に割れたり腐食したりすることがある
。このような割れは、口金またはソケットの長さ方向軸
線に平行および直角な両方向の亀裂として現れる。この
ような亀裂および腐食の結果として、場合により、ラン
プが破損したり、ランプをソケットからはずしにくくな
ったりする。このことは、使用者や作業者の安全を脅か
す潜在的な危険があることを意味する。もしも口金がソ
ケット内で壊れると、ソケットへの電力を遮断しなけれ
ば、破損した口金部品を取り外し、新しいランプを取り
付けることができない。同様に、もしもランプ口金の金
属部分とはまり合うソケットの金属部分が亀裂を生じた
り腐食したりすると、そのソケットを取り替えなければ
ならない。
黄銅にニッケル、亜鉛、銅など種々のメツキを施すこと
が試みられており、そのうち数例ではこのような環境で
の金属の寿命が僅かに長くなっているが、これらの結果
は満足なものではない。
したがって、自然および人工の腐食性環境に対して強く
、使用中に亀裂を生じない金属部品を有するランプソケ
ットが求められている。
発明の要旨 この発明は、電球(ランプ)用のソケットに関し、ラン
プの口金の対応する金属部分と電気接触する金属部分が
、腐食性環境下で耐食性でかつ耐亀裂性である銅合金か
ら形成されたランプソケットを提供する。1実施の態様
では、ランプソケットの金属部分が、約94wt%以上
の銅および本質的にCd、ZnSFe、P、Zr5Sn
SCo、Si、Al5Crおよびこれらの混合物よりな
る群から選ばれる少なくとも1種の他の金属を含む銅含
量の高い銅合金から形成される。この実施の態様のラン
プソケットの金属部分は、好ましくは、約96wt%以
上のCuおよび本質的にFe、P。
Snおよびこれらの混合物よりなる群から選ばれる少な
くとも2種の他の金属を含む銅含量の高い銅合金から形
成される。別の実施の態様では、ランプソケットの金属
部分が、約60wt%以上のCu、約8wt%以上のN
iおよび所望により約10wt%未満のZnを含有する
ニッケル含量の比較的高い銅合金から形成される。この
実施の態様のランプソケットの金属部分は、好ましくは
、約85wt%以上のCu、約8.5wt%以上のNi
および約3wt%未満の量のFeおよびSnから選ばれ
る金属を含有するニッケル含量の比較的高い銅合金から
形成される。
したがって、この発明は、電球(ランプ)を受け入れる
ソケットであって、電気絶縁材料製のハウジングを備え
、ハウジングにはランプの口金部分を受け入れる少なく
とも1つの空所が設けられ、この空所に、ランプの口金
の対応する金属部分と電気接触する、スリーブまたはス
トリップのような金属部分が配置されたソケットに関す
る。1実施の態様では、ソケットの金属が、約94 w
 t%以上の銅および本質的にCd、Zn、Fe、P。
Zr5SnSCo、S tSAl、Crおよびこれらの
混合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種の他の金
属を含む銅含量の高い銅合金、好ましくは約96 w 
t%以上のCuおよび本質的にFe。
P、Snおよびこれらの混合物よりなる群から選ばれる
少なくとも2種の他の金属を含む銅含量の高い銅合金か
ら形成される。別の実施の態様では、ソケットの金属が
、約60 w t%以上のCu、約8wt%以上のNi
および所望により約10wt%未満のZnを含有するニ
ッケル含量の比較的高い銅合金から形成される。この実
施の態様では、ソケットの金属が、好ましくは、約85
wt%以上のCu、約8.5wt%以上のNiおよび約
3wt%未満の量のFeおよびSnから選ばれる金属を
含有するニッケル含量の比較的高い銅合金から形成され
る。
具体的な説明 前述したように、この発明は、電球(ランプ)を受け入
れるソケットであって、電気絶縁材料製のハウジングを
備え、ハウジングにはランプの口金部分を受け入れる少
なくとも1つの空所が設けられ、この空所に、ランプ口
金の対応する金属部分と電気接触する金属部分が配置さ
れたソケットに関し、金属部分が、腐食性環境下で耐亀
裂性かつ耐食性の銅合金から形成されたランプソケット
を提供する。1実施の態様では、ソケットの金属が、9
4wt%以上の銅および本質的にCd。
Zn、Fe、PSZr、5nSCo、Si、AI。
Crおよびこれらの混合物よりなる群から選ばれる少な
くとも1種の他の金属を含む銅含量の高い銅合金から形
成される。この実施の態様のソケットの金属は、好まし
くは、約96wt%以上のCuおよび本質的にFe、%
P、Snおよびこれらの混合物よりなる群から選ばれる
少な(とも2種の他の金属を含む銅含量の高い銅合金か
ら形成される。特に好ましい銅含量の高い合金は、本質
的にCuおよびCdからなり、CuおよびCdのアグリ
ゲート量が約99.90wt%以上の量存在し、cdの
量が約0.05−0.30wt96c7)範囲内にある
。特に好ましい銅含量の高い銅合金は、約97.0wt
%以上のCuおよび少量のZn。
FeおよびPを含み、この場合、合金中に存在するZn
、FeおよびPの量がそれぞれ約0.052.0wt%
、2.1−2.4wt%および0゜015−0.15w
t%(7)範囲にある。この合金は約0.03wt%以
下の量のPbも含有できる。
別の実施の態様では、ランプの口金の対応する金属部分
と電気接触するソケットの金属製電気接触部分は、約6
0wt%以上のCu、約8wt%以上の旧および所望に
より約10wt%未満のZnを含有するニッケル含量の
比較的高い銅合金から形成される。この実施の態様のソ
ケットの金属は、好ましくは、約85wt%以上のCu
、約8.5wt%以上のNjおよび約3wt%未満の量
のFeおよびSnがら選ばれる金属を含有するニッケル
含量の比較的高い銅合金から形成される。
この実施の態様による特に好適なソケットにおいては、
金属製電気接触部分が、約85 w t%以上の銅、約
9.0wt%以上のNjおよび約1. 01.5wt%
(7)Feを含有するニッケル含量ノ比較的高い銅合金
から形成される。この発明に実際に用いるのに適当な市
販の合金の1つは、89wt%Cu、、10wt%Nf
および1.4wt%Feの呼称組成を有するC706合
金である。このような高ニッケル合金は、所望に応じて
、Pb。
Zn、Mnおよびこれらの混合物よりなる群から選ばれ
る追加の合金化金属を1種以上含有でき、これらの3種
の合金化金属が合金中に約2.5wt%以下の凝結量で
存在する。
したがって、この発明によるランプソケットは、電気絶
縁材料製のハウジングを備え、ハウジングにはランプの
口金部分を受け入れる少なくとも1つの空所が設けられ
、この空所に、ランプの口金部分の対応する金属部分と
電気接触する金属部分が配置されている。1実施の態様
では、ソケットの金属部分が、約94wt%以上の銅お
よび本質的にCd、Zn、Fe、PSZrSSn、Co
S i、、Al、Crおよびこれらの混合物よりなる群
から選ばれる少なくとも1種の他の金属を含む銅含量の
高い銅合金、好ましくは、約96wt%以上のCUおよ
び本質的にFe5PSSnおよびこれらの混合物よりな
る群から選ばれる少なくとも2種の他の金属を含む銅含
量の高い銅合金から形成される。この実施の態様のラン
プソケット用に特に好ましい金属は、本質的にCuおよ
びCdからなり、cuおよびCdのアグリゲート量が約
99.90wt%以上の量存在し、Cciの量が約0.
05−0.30wt%の範囲内にある銅含量の高い合金
である。この実施の態様のソケットの導電性接触金属部
分に特に好ましい銅含量の高い銅合金は、約97.0w
t%以上のCuおよびZnSFeおよびPを含み、この
場合、合金中に存在するZn5F6およびPの量がそれ
ぞれ約0゜05−0.20wt%、2.1−2.4wt
%および0. 01.5−0. 15 w t %0)
範WNニーアル。
この合金は約0.03wt%以下の量のPbも含有でき
る。
別の実施の態様では、この発明のソケットの電気接触金
属部分は、約60wt%以上のCu、約8wt%以上の
Niおよび所望により約10 w t%未満のZnを含
有するニッケル含量の比較的高い銅合金から形成される
。この実施の態様の金属は、好ましくは、約85wt%
以上のCu、約8゜5wt%以上のNiおよび約3wt
%未滴の量のFeおよびSnから選ばれる金属を含有す
るニッケル含量の比較的高い銅合金から形成される。こ
の実施の態様による特に好適な金属は、約85wt%以
上のCu、約9.0wt%以上のNiおよび約1.0−
1.5wt%のFeを含有するニッケル含量の比較的高
い銅合金から形成される。このような高ニッケル合金は
、所望に応じて、Pb。
Zn、Mnおよびこれらの混合物よりなる群から選ばれ
る追加の合金化金属を1種以上含有でき、合金中に存在
するこれらの3種の合金化金属のアグリゲート量が約2
,5wt%を越えない。前述したように、このような組
成条件を満たす市販の合金は0706合金と呼ばれる。
ランプ口金およびランプ口金の対応する金属部分と電気
接触するランプソケットの金属部分には、必ず、成形工
程の結果として残留または内部応力が生じており、そし
て銅合金の場合、このような応力が時に、保存中または
使用中に応力腐食割れを通して材料の破壊につながる恐
れがあることを確かめた。応力を除去しても、ランプを
ソケットにはめることにより応力が再び導入される。湿
潤環境と組み合わさったアンモニアが主な腐食剤の一つ
であることを確かめた。高亜鉛含量の薬莢黄銅のような
銅合金は、アンモニアが比較的僅かしか存在しない場合
でも応力腐食割れに敏感である。
この応力腐食割れは、多かれ少なかれ、ソケットまたは
口金の長さ方向軸線に平行か直角な亀裂として現れ、こ
れらの亀裂によりランプが破損したり、ランプをソケッ
トから取り外すのが困難になったりする。このような金
属部品をランプエンベロープやランプソケットに組み付
ける前に、金属部品から応力を除去することが理論的に
は可能であるが、はとんどの場合に実用的ではない。し
たがって、ランプ口金の対応する金属部分と電気接触す
る金属部分がこの発明の合金から形成されたランプソケ
ットは、耐食性および耐応力腐食割れ性が比較的高い。
第1図に、ランプに通常用いられているねじ込み式口金
を有するランプ用の代表的なソケットを示す。このソケ
ット20は、電気絶縁材料から形成された円筒形ハウジ
ング22を備え、ハウジング22は、一端26が開口し
、他端28が閉じた空所(キャビティ)24を画定して
いる。空所24の内部には、ねじ溝のついた金属シェル
30が収容され、ハウジングの閉止端壁36を貫通する
リベット34により固着された折曲げ金属タブ32によ
り所定の位置に固定されている。曲げ金属接点38がハ
ウジングの閉止端壁36にリベット40により固着され
ている。空所44内のばね42が接点38に上向きの弾
力を発揮する。絶縁した電線46および48がそれぞれ
シェル30および接点38に電気接続され、穴50およ
び52を通って壁36を貫通している。金属シェル30
そして好ましくは接点38も、この発明による銅合金か
ら形成する。円筒形ハウジング22は、ランプの寸法や
ワット数に応じて、プラスチック、ガラスまたはセラミ
ック材料から形成する。普通の住宅用白熱電球の場合、
耐熱プラスチックで大抵十分である。もっと大きなラン
プやワット数の高いランプでは、ハウジング22をセラ
ミック材料から形成するのが一般的である。
第2図は、当業界で周知の、二本ピン、すなわちパイポ
スト式ランプ口金用のソケットを示す簡略な線図である
。ソケット60は、電気絶縁材料から形成した直方体形
状のハウジング62を備え、ハウジング62の2つの空
所(キャビティ)63に2つの金属カップ64がそれぞ
れ接着されている。2本の導電ワイヤ66が2つのカッ
プ64にそれぞれ電気接続され、ハウジング62の2つ
の穴68を貫通している。ハウジング62は通常セラミ
ック材料製である。場合によっては、ソケット内に保持
するランプの寸法およびワット数に応じて、ハウジング
62をプラスチック材料から形成することができる。金
属カップ64をこの発明による銅合金から形成する。
第3図は差し込み(バヨネット)式のランプソケット7
0を示す。このソケット70は、電気絶縁材料性のディ
スク状ハウジング72に金属シェルフ4を、シェルフ4
の脚部78およびハウジング72の穴80に通したリベ
ット76により装着した構成である。金属シェルフ4は
、この発明による銅合金から形成され、開口端84から
下向きに延在する1対の丁字形スロット82が直径方向
に向かい合って形成され、バヨネット式口金のロック部
材(図示せず)を挿入できるようになっている。導電ワ
イヤ86がタブまたは脚部78の1一つに電気接続され
ている。同じく電気絶縁材料製のディスク88がシェル
フ4の底部内に、シェルフ4の底部のスロット(図示せ
ず)を貫通するタブ90によって保持されている。一端
が空所94内に着座したばね92がディスク88に上向
きの圧力をかける。電気接点96がディスク88にリベ
ット止めされており、これに絶縁導線96が電気接続さ
れている。シェルフ4そして好ましくは接点96もこの
発明による銅合金から形成する。
第4図は、ランプによく用いられるねじ込み式口金の代
表的な構成を示す。この発明による調合金製の金属口金
シェル11は、ねじ部分12とフランジ端部分13を有
し、フランジ端部分13は内向きに屈曲または湾曲させ
られて、絶縁体15を受け入れる減径開口を形成してい
る。絶縁体15は、セラミック、ガラスまたはプラスチ
ックのような適当な非導電性材料から形成する。絶縁体
15は、当業界で周知の任意適当な手段でボタン状物品
に成形または形成する。このボタン状物品は、ランプの
フィラメントの数に応じて1個以上の穴を有し、円筒状
部分が円錐状部分に移行し、平坦部分で終る構造で、平
坦部分に1個以上の導電性金属接点、たとえば金属接点
16を設ける。
金属接点16は、この発明による銅合金から形成するの
がよく、フィラメント(白熱電球の場合)または発光管
電極(アーク放電ランプの場合)からのリードの1本を
受け入れる穴を有するディスクからなり、あとでリード
をこのディスク状金属接点にはんだ付けまたは溶接すれ
ばよい。接点16は、そのへこみ穴を外へ広げて絶縁体
15の対応する穴に係合させることによって、絶縁体1
5に取り付けるのが好都合である。絶縁体15の円筒状
部分には環状溝またはアンダーカット17が設けられて
いる。アンダーカット17は、第4図では半円形断面を
有するものとして図示したが、絶縁体15をシェル11
に取り付ける方法に応じて、適当な断面とすることがで
きる。
このような口金を作製する場合、導電性接点16を絶縁
体15に前述したような適当な手段で取り付ける。つぎ
に、絶縁体15をシェル11に挿入し、絶縁体の円錐状
部分をフランジ13に係合させて自己心合わせ着座作用
を得る。つぎに、シェル12を適当な工具で屈曲または
湾曲させてシェルの一部を変形し、アンダーカット17
の周囲に係合させる。前述したように、機械的に組み立
てた口金を用いることにより、シェル11をより薄い材
料から作ることができる。しかし、素材を口金シェルに
形成する結果として金属が加工硬化するので、その後再
加工する際にシェルが損傷するおそれが増大し、また応
力腐食割れを生じやすくなる。ビード部をアンダーカッ
ト17に対して成形することにより金属を支持すると、
シェルの損傷の恐れが低減する。したがって、アンダー
カット17は2つの機能、すなわち絶縁体を所定の位置
にロックし、金属を絶縁体15に係合するよう変形する
際に金属を支持する機能を果たす。
現在工業的に広く採用されている、このような口金を製
造する別の方法では、金属シェル11および接点16を
形成し、つぎにこれらを互いに適当な空間関係に位置決
めした後、当業界で周知のように、ガラス、プラスチッ
クなどの適当な材料から絶縁体15をその場で形成する
上述した説明はこの発明の例示に過ぎず、いかなる意味
でもこの発明を限定すると考えるべきではない。
この発明をさらによく理解できるように、以下に実施例
を示す。実施例は種々の銅合金を用いたねじ込み式ラン
プロ金に関するものであるが、うンプロ金の対応する金
属部分と電気接触するランプソケットの金属部分につい
ても同様の結果が得られる。
実施例 以下の実施例では、湿潤アンモニア蒸気を用いる塩化ア
ンモニウム応力腐食試験を採用した。容量が約101以
上の密閉可能なガラス容器、たとえばデシケータ容器ま
たはすり合わせリムおよびふたを有するガラス槽を用い
て、試験空間対試験溶液容量の比を約20=1から10
:1までの範囲に保った。試験溶液は塩化アンモニウム
のアルカリ性溶液とした。たとえば、11の塩化アンモ
ニウム腐食試験溶液を調製するのに、107gの試薬級
塩化アンモニウムを約750 mlの蒸留水またはイオ
ン交換水に溶解し、これに試薬級水酸化ナトリウムおよ
び蒸留水またはイオン交換水から調製した30%水酸化
ナトリウム溶液をpH10とするのに必要な量加えた。
通常、これには温度22℃±1℃で30%NaOH溶液
が約250 ml必要であった。
応力腐食試験を行う際、複数の試験試料を密閉容器内に
塩化アンモニウム溶液の上方に、試料が試験溶液にも、
相互にも接触しないように、吊り下げた。以下の実施例
で行なった応力腐食試験はすべて、温度30℃で期間2
4時間行なった。
実施例1 この実施例では、大体第4図に示した形式のねじ込み大
形口金を有する多数のランプ(電球)を作製した。口金
を種々の市販の銅合金から形成した。口金全体の直径は
39.5mm(1,55インチ)、長さは42.5m 
(1,66インチ)であった。口金をランプ基部に約3
5インチ−ポンドの過大なトルクでねじ込んだ。これら
のランプを、前述したように塩化アンモニウムを入れた
デシケータ内に30℃で24時間入れた。試験結果を表
Iに示す。すべての場合に、下記の合金それぞれについ
て、合金をランプの基部にねじ込む前に合金を表示温度
のオーブン内に5分間入れることにより、表示温度で応
力除去を行なった。
表■ 1 合金C260対照サン 30 プル750丁応力除去 2 合金C194、30 応力除去なし 3 ニッケルメッキ合金C29 194、応力除去なし 4 合金0194.650 30 丁で5分間応力除去 5 ニッケルメッキ合金C30 194,650丁で5 分間応力除去 6 合金0194.750 30 下で5分間応力除去 7 ニッケルメッキ合金C30 194,750丁で5 分間応力除去 0 8 合金C706、360 応力除去なし 9 合金0706.65036   0下で5分間応力
除去 10 合金0706.75028   0丁で5分間応
力除去 合金260は、高亜鉛含量の薬莢黄銅型の銅合金で、7
0 w t%Cuおよび30wt%Znの公称組成を有
する。合金194は、97.4wt%Cu、2.4wt
%F e N 0 、13 wt%Znおよび0.04
wt%Pの公称組成を有し、Pbを約0.03wt%以
下の量含んでもよい。合金706は、88.6wt%C
u% 1.4wt%Fe。
10wt%Niおよび所望に応じて、0.05wt%以
下のPb、1.9wt%以下のZn、l。
Ow t%以下のMnの公称組成を有する。
応力腐食試験の結果から、260銅合金から作ったラン
プ口金はすべて不合格で、−刃鋼含量の高い194およ
び706合金から作ったランプロ金はすべて試験に合格
したことがわかる。
実施例2 この実施例では、GE以外のランプメーカが製造した多
数の金属ハライド蒸気(MV)および高圧ナトリウム(
HPS)アーク放電ランプを購入し、応力腐食試験用の
デシケータ内に30℃で24時間入れ、デシケータから
取り出し、その後各口金のランプエンベロープと接触し
たリム部分の亀裂について調べ、またねじ山内またはね
じ山に平行な亀裂について調べた。ランプ口金を分析し
たところ、これらの口金が高亜鉛含量型の薬莢黄銅銅合
金、おそらくは実施例1に示した260合金から形成さ
れていることがわかった。結果を次表に示す。
ランプ形式 ワット数 0 0 75 75 75 75 75 75 50 50 00 00 00 00 00 ■ リム亀裂 あり あり あり 無 あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり ねじ山亀裂 あり あり 無 無 無 無 無 無 無 あり あり あり あり あり あり
【図面の簡単な説明】
第1(a)図および第1(b)図はそれぞれ通常のねじ
込み式ランプ口金を受け入れるソケットの平面図および
縦断面図、第2(a)図および第2(b)図はそれぞれ
ピン型ランプ口金を受け入れるソケットの平面図および
縦断面図、第3(a)図および第3(b)図はそれぞれ
バヨネット式ランプ口金を受け入れるソケットの平面図
および縦断面図、そして第4図はこの発明のソケットと
組み合わせることのできるランプの普通のねじ込み式口
金の断面図である。 20・・・ソケット、22・・・ハウジング、24・・
・空所、30・・・金属シェル、38・・・金属接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電球用のソケットであって、電気絶縁材料製のハウ
    ジングを備え、このハウジングにはランプの口金部分を
    受け入れる少なくとも1つの空所が設けられ、この空所
    に、ランプの口金部分の対応し係合する金属部分と電気
    接触する金属部分が配置され、この金属部分が、約94
    wt%以上の銅およびCd、Zn、Fe、P、Zr、S
    n、Co、Si、Al、Crおよびこれらの混合物より
    なる群から選ばれる少なくとも1種の他の金属を含む銅
    含量の高い銅合金から形成されたことを特徴とするソケ
    ット。 2、上記合金が約96wt%以上のCuおよびFe、P
    、Snおよびこれらの混合物よりなる群から選ばれる少
    なくとも2種の他の金属を含む請求項1に記載のソケッ
    ト。 3、上記合金が本質的にCuおよびCdからなり、Cu
    およびCdのアグリゲート量が約99.90wt%以上
    の量存在し、Cdの量が約0.05−0.30wt%の
    範囲内にある請求項1に記載のソケット。 4、上記銅合金が約97.0wt%以上のCuおよび少
    量のZn、FeおよびPを含む請求項1に記載のソケッ
    ト。 5、上記合金中に存在するZn、FeおよびPの量がそ
    れぞれ約0.05−0.20wt%、201−2.4w
    t%および0.015−0.15wt%の範囲にある請
    求項4に記載のソケット。 6、上記合金が約0.03wt%以下の量のPbも含有
    する請求項1に記載のソケット。 7、電球用のソケットであって、電気絶縁材料製のハウ
    ジングを備え、このハウジングにはランプの口金部分を
    受け入れる少なくとも1つの空所が設けられ、この空所
    に、ランプの口金部分の対応し係合する金属部分と電気
    接触する金属部分が配置され、この金属部分が、約85
    wt%以上の銅を、約8.5wt%以上のNiとFeお
    よびSnよりなる群から選ばれる金属とともに含むニッ
    ケル含量の比較的高い鋼合金から形成されたことを特徴
    とするソケット。 8、FeおよびSnよりなる群から選ばれる金属が合金
    中に約3wt%未満の量存在する請求項7に記載のソケ
    ット。 9、ニッケル含量の比較的高い銅合金が、約85wt%
    以上の銅、約9.0wt%以上のNiおよびFeを含み
    、合金中に占めるFeの量が約100−1.5wt%の
    範囲にある請求項7に記載のソケット。 10、上記合金が、本質的にPb、Zn、Mnおよびこ
    れらの混合物よりなる群から選ばれる追加の合金化金属
    を1種以上含有する請求項9に記載のソケット。 11、上記合金化金属が合金中に約2.5wt%以下の
    アグリゲート量で存在する請求項10に記載のソケット
    。 12、電球(ランプ)用のソケットであって、電気絶縁
    材料製のハウジングを備え、ハウジングにはランプの口
    金部分を受け入れる少なくとも1つの空所が設けられ、
    この空所に、ランプの口金部分の対応する(係合する)
    金属部分と電気接触する金属部分が配置され、この金属
    部分が、約60wt%以上の銅、約8wt%以上のニッ
    ケルおよび約10wt%未満の亜鉛を含有するニッケル
    含量の比較的高い銅合金から形成されたことを特徴とす
    るソケット。
JP2330926A 1989-12-07 1990-11-30 耐食性ランプソケット Pending JPH03190067A (ja)

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