JPH03189807A - 空気ばね式除振台の制振装置 - Google Patents

空気ばね式除振台の制振装置

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JPH03189807A
JPH03189807A JP32828489A JP32828489A JPH03189807A JP H03189807 A JPH03189807 A JP H03189807A JP 32828489 A JP32828489 A JP 32828489A JP 32828489 A JP32828489 A JP 32828489A JP H03189807 A JPH03189807 A JP H03189807A
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JP
Japan
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vibration
voice coil
damping device
air spring
mounting board
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Pending
Application number
JP32828489A
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English (en)
Inventor
Toru Kamata
徹 鎌田
Fumio Tabata
文夫 田畑
Hidenori Sekiguchi
英紀 関口
Yuji Sakata
裕司 阪田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 搭載盤を空気ばねでもって支持した空気ばね式除振台の
制振装置に関し、 搭載盤の振動変位量を検出し、その検出量に応じて該搭
載盤を駆動変位させて該搭載盤を制振させるフィードバ
ック制御を導入した制振装置であって、かかるフィード
バック制御時に搭載盤を駆動変位させるために用いられ
るボイスコイル式モータを床振動の伝播媒体とさせない
ように構成された制振装置を提供すること目的とし、フ
ィードバック制御時に搭載盤を駆動変位させるためにボ
イスコイル式モータを設け、ボイスコイル式モータの可
動出力部の変位運動を非接触状態で案内し得るガイド部
材を搭載盤に弾性体を介して支持させ、ボイスコイル式
モータの磁気回路部と駆動コイル部との間からギャップ
維持用ダイヤフラムを排除したことを特徴とする制振装
置を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は搭載盤を空気ばねでもって支持した空気ばね式
除振台の制振装置に関する。
空気ばね式除振台上には振動を嫌う機器、装置、例えば
縦型X線露光ステージ等が搭載される。というのは、縦
型X線露光ステージで適正な露光作業を行うためには、
外部からの振動伝達を排除することが必要であるからで
ある。ところが、この種の空気ばね式除振台では、その
−次固有共振周波数を低周波数領域に設定することによ
り、高周波数領域の外部振動の影響を受けないようにさ
れているが、低周波数領域での振動の影響からは免れる
ことはできない。また、空気ばね式除振台上に縦型X線
露光ステージのように駆動系を持つ搭載物が搭載された
場合には、該駆動系が駆動される度に空気ばね式除振台
に振動が誘発されることになる。そこで、空気ばね式除
振台には低周波数領域での振動を制振させる制振装置が
必要とされる。
〔従来の技術〕
空気ばね式除振台の制振装置として、搭載盤の振動変位
量を検出し、その検出量に応じて該搭載盤を駆動変位さ
せて該搭載盤を制振させるフィードバック制御を導入し
た制振装置が提案されている。この種の制振装置では、
かかるフィードバック制御時に搭載盤を駆動変位させる
ためにボイスコイル式モータが一般的には用いられる。
というのは、ボイスコイル式モータは作動応答性に優れ
、このため速やかなフィードバック制御すなわち制振制
御が行えるからである。
第3図を参照すると、上述のフィードバック制御を導入
した空気ばね式除振台10が示されている。空気ばね式
除振台10は例えば縦型X線露光ステージ(図示されな
い)を搭載するようになった矩形状搭載盤すなわち定盤
12と、この定盤12をその四隅で支える4つの空気ば
ね14 (第3図では、そのうちの2つが図示されてい
る)とからなる。
第3図では、フィードバック制御装置すなわち制振装置
は定盤12の垂直面内での振動を制振するように構成さ
れる。制振装置は定盤12の対向側面側で振動変位を検
出する非接触型変位検出センサ16aおよび16bと、
定盤12の対向側面側を垂直方向に沿って上下方向に駆
動変位させるボイスコイル式モータ18aおよび18b
と、センサ16aおよび16bの検出値に応じてモータ
18aおよび18bの駆動をそれぞれ制御する制御回路
20 aおよび20bとからなる。
各センサ16a、16bはモータ18a、18bの外部
ケーシングに対して固着され、モータ18a、18bの
可動出力部すなわち作動ロッド22a、22bにはセン
サ16a、16bの非検出部材24a、24bが固定さ
れる。作動ロッド22a、22bはユニバーサル継手2
6a、26bを介してブラケット部材27a、27bに
連結され、これらブラケット部材27aおよび27bは
それぞれ定盤12の対向側面側に固定される。
ボイスコイル式モータ18a、18bの作動ロッド22
a、22bは上下方向に変位可能であり、このため定盤
12が垂直面内で振動すると、センサ16a、16bと
非検出部材24a、24bとの垂直方向距離が変動する
ことになる。各センサ16a、16bは非検出部材24
a、24bに渦電流を発生させ、その渦電流で生じた磁
界の強さを検出することによって非検出部材24a、2
4bに対する変位量を検出する。なお、モータ18a、
13bに電圧が印加された場合には、作動ロッド22a
、22bはその印加電圧に応じた変位位置を取ることに
なる。
各制御回路20a、20bはA/D変換器28a、28
bおよび30a、30b、 コントローラ32a、32
b、D/A変換器34a、34b。
駆動回路36a、3’6bからなる。制御回路20aの
A/D変換器28aおよび30aはそれぞれセンサ16
aおよび16bからの検出変位値をデジタルデータに変
換し、また制御回路20bのA/D変換器28bおよび
30bはそれぞれセンサ16aおよび16bからの検出
変位値をデジタルデータに変換する。マイクロコンピュ
ータ等で構成され得るコントローラ32a、32bでは
、センサ16aおよび16bから得られた変位データの
それぞれに基づいてフィードバック量(定盤I2の振動
を制振させるための)が演算される。
次いで、コントローラ32a、32bはかかる演算結果
に対応した駆動信号がD/A変換器34a、34bを介
して駆動回路36a、36bに出力される。このとき駆
動回路36a、36bからはかかる駆動信号に基づいて
所定の電圧がボイスコイル式モータ18a、18bに印
加され、その結果モータ18aおよび18bは定盤12
の対向側面側で該定盤12を垂直方向に駆動変位させて
その振動を制振させることになる。このようなフィード
バック制御は絶えず(例えば1ms毎に)に行われ、こ
れにより定盤12に振動が誘発されても、その振動は直
ちに制振されるので、定盤12は速やかに平衡状態に復
帰することになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したような制振装置では、空気ばね式除
振台10の定盤12は空気ばね14によって床振動から
は絶縁された状態になっているが、ボイスコイル式モー
タ18a、18bの使用によりかかる床振動絶縁が破壊
されるという点が問題となる。すなわち、ボイスコイル
式モータ18a118b自体が床振動の伝播媒体となる
訳である。
この点について第4図を参照して詳しく述べるとくなお
、第4図は第3図に示した構造を簡略化した原理構成図
である)、各ボイスコイル式モータ18a、18bは床
側に固定される磁気回路部18、と、この磁気回路部1
81から所定の隙間いわゆるギャップをもって浮動状態
に配置される駆動コイル部182とを具備し、磁気回路
部181と駆動コイル部182とが磁気吸引力によって
互いに吸着され得ないようにその間には環状ダイヤフラ
ム183が設けられ、これにより該ギャップが磁気回路
部181 と駆動コイル部182との間に維持されるが
、かかるダイヤフラム183が床振動の伝播媒体となる
。なお、第4図から明らかなように、ボイスコイル式モ
ータ18a、18bの可動出力部すなわち作動ロッド2
2a、22bは駆動コイル部182に連結される。
言うまでもなく、床振動によって、ボイスコイル式モー
タ18a、18bの駆動コイル部182に変位が生じた
り、定盤12に振動が誘発されたりすると、センサ16
a、16bが適正な検出を行えなくなり、その結果適正
な制振制御を達成し得なくなるという不都合が起きるこ
とになる。
したがって、本発明の目的は搭載盤の振動変位量を検出
し、その検出量に応じて該搭載盤を駆動変位させて該搭
載盤を制振させるフィードバック制御を導入した制振装
置であって、かかるフィードバック制御時に搭載盤を駆
動変位させるために用いられるボイスコイル式モータを
床振動の伝播媒体とさせないように構成された制振装置
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、搭載盤を空気ばねでもって支持した空
気ばね式除振台の制振装置であって、該搭載盤の振動変
位量を検出し、その検出量に応じて該搭載盤を駆動変位
させて該搭載盤を制振させるフィードバック制御を導入
した制振装置において、かかるフィードバック制御時に
搭載盤を駆動変位させるためにボイスコイル式モータを
設け、このボイスコイル式モータの可動出力部の変位運
動を非接触状態で案内し得るガイ、ド部材を搭載盤に弾
性体を介して支持させ、該ボイスコイル式モータの磁気
回路部と駆動コイル部との間からギャップ維持用ダイヤ
プラムを排除したことを特徴とする割振装置が構成され
る。
〔作 用〕
以上の構成から明らかなように、本発明による制振装置
にあっては、ボイスコイル式モータの可動出力部の変位
運動を非接触状態で案内し得るガイド部材が搭載盤に弾
性体を介して支持され、該ボイスコイル式モータの磁気
回路部と駆動コイル部との間からギャップ維持用ダイヤ
フラムが排除されるので、ボイスコイル式モータが床振
動の伝播媒体となることはない。
〔実施例〕
次に、添付図面の第1図および第2図を参照して、本発
明による制振装置の一実施例について説明する。第1図
は本発明による制振装置を組み込んだ空気ばね式除振台
の概略図であり、第2図は第1図の制振装置の原理構成
図である。なお、第1図および第2図では、第3図右よ
び第4図で示した構成要素と同じものには同じ参照番号
および参照記号が用いられている。
第2図から明らかなように、本発明では、ボイスコイル
式モータ18a、18bからは磁気回路部18.と駆動
コイル部182との間を接続するダイヤスラムが排除さ
れ、その代わりにガイド部材38a、38bがボイスコ
イル式モータ18a118bの可動出力部すなわち作動
ロッド22a、22bに適用される。本実施例では、ガ
イド部材38a、38bは短尺の環状要素として構成さ
れ、その内径部にボイスコイル式モータ18a、18b
の作動ロッド22a、22bを挿通させることによって
、作動ロッド22a、22bの上下変位運動が案内され
ることになる。ガイド部材38a138bの内径は作動
ロッド22a、22bよりも大きく、このため通常の状
態下ではガイド部材38a、38bと作動ロッド22a
、22bとの間は非接触状態に維持され得る。。
ガイド部材38a、38bには側面には水平ロッド要素
40a、40bの一端が連結され、その他端は定盤12
の中心の下方に配置された板ばねあるいはダイヤフラム
42に連結され、一方ダイヤフラム42の中心には定盤
12の下面中心から吊下された垂直ロッド要素44の下
端が連結され、これによりガイド部材38a、38bは
定盤12に対して支持される。なお、定盤12の垂直面
内の振動を制振するために第1図の紙面に対して直角方
向にも2つのボイスコイル式モータ(図示されない)が
設けられ、このためダイヤフラム42からは第1図の紙
面に対して直角方向にも2つの水平ロッド要素40a、
40bが連結されることになる。ダイヤフラム42自体
のばね性は比較的硬く、このため水平ロッド要素40a
、40bを片持ち梁の態様でダイヤフラム42に対して
支持しても、水平ロッド要素40a、40bは水平位置
に維持され得るが、必要に応じて水平ロッド要素40a
、40bの中間部を適当な弾性体を介して定盤12から
支持させて、該水平ロッド要素40a、40bを確実に
水平位置に維持するようにしてもよい。
第1図に示したボイスコイル式モータ18a。
18bの駆動については、第3図を参照して説明した場
合と同様なフィードバック制御によって行い得ることは
明らかであろう。なお、第1図の紙面に対して直角方向
に設けられた2つのボイスコイル式モータの駆動制御も
同様に行われることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の記載から明らかなように、本発明にょる制振装置
にあっては、ボイスコイル式モータの可動出力部ならび
に空気ばね式除振台の搭載盤が床振動から絶縁されるの
で、制振制御を常に適正に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制振装置を組み込んだ空気ばね式
除振台を示す概略図、第2図は第1図に示した制振装置
の原理構成図、第3図は従来の制振装置を組み込んだ空
気ばね式除振台を示す概略図、第4図は第3図に示した
制振装置の原理構成図である。 IO・・・空気ばね式除振台、 12・・・定盤、     14・・・空気ばね、16
a・16b・・・非接型変位センサ検出センサ、18a
・18b・・・ボイスコイル式モータ、20a・20b
・・・制御回路、 22a・22b・・・可動出力部(作動ロッド〉、38
a・38b・・・ガイド部材、 40a・40b・・・水平ロッド要素、42・・・板ば
ねあるいはダイヤフラム、44・・・垂直ロッド要素。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、搭載盤(12)を空気ばね(14)でもって支持し
    た空気ばね式除振台(10)の制振装置であって、該搭
    載盤(12)の振動変位量を検出し、その検出量に応じ
    て該搭載盤(12)を駆動変位させて該搭載盤(12)
    を制振させるフィードバック制御を導入した制振装置に
    おいて、前記フィードバック制御時に前記搭載盤(12
    )を駆動変位させるためにボイスコイル式モータ(18
    a、18b)を設け、このボイスコイル式モータ(18
    a、18b)の可動出力部(22a、22b)の変位運
    動を非接触状態で案内し得るガイド部材(38a、38
    b)を前記搭載盤(12)に弾性体(42)を介して支
    持させ、該ボイスコイル式モータ(18a、18b)の
    磁気回路部(18_1)と駆動コイル部(18_2)と
    の間からギャップ維持用ダイヤフラム(18_3)を排
    除したことを特徴とする制振装置。
JP32828489A 1989-12-20 1989-12-20 空気ばね式除振台の制振装置 Pending JPH03189807A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5765800A (en) * 1995-10-04 1998-06-16 Ebara Corporation Vibration damping apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5765800A (en) * 1995-10-04 1998-06-16 Ebara Corporation Vibration damping apparatus

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