JPH03189110A - 成形材料の製造方法 - Google Patents
成形材料の製造方法Info
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- JPH03189110A JPH03189110A JP32814689A JP32814689A JPH03189110A JP H03189110 A JPH03189110 A JP H03189110A JP 32814689 A JP32814689 A JP 32814689A JP 32814689 A JP32814689 A JP 32814689A JP H03189110 A JPH03189110 A JP H03189110A
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は耐燃性の優れたシート状繊維強化フェノール樹
脂成形材料（以下フェノールＳＭＣと称す）の製造方法
に関するものである。
脂成形材料（以下フェノールＳＭＣと称す）の製造方法
に関するものである。
〈従来の技術〉
従来シート状繊維強化熱硬化性樹脂成形材料の樹脂とし
て不飽和ポリエステル樹脂が一般的であり、この成形材
料を不飽和ポリエステルＳＭＣと称している。不飽和ポ
リエステル樹脂にかえて液状のフェノール樹脂を使用し
、これに各種の添加剤と充填材を加えて発明されたもの
がフェノールＳＭＣであるが、これは不飽和ポリエステ
ルＳＭＣに比べて燃えにく（、煙及び−酸化炭素の発生
が少なく、耐燃性が優れているという特長を有している
。
て不飽和ポリエステル樹脂が一般的であり、この成形材
料を不飽和ポリエステルＳＭＣと称している。不飽和ポ
リエステル樹脂にかえて液状のフェノール樹脂を使用し
、これに各種の添加剤と充填材を加えて発明されたもの
がフェノールＳＭＣであるが、これは不飽和ポリエステ
ルＳＭＣに比べて燃えにく（、煙及び−酸化炭素の発生
が少なく、耐燃性が優れているという特長を有している
。
従来ＳＭＣの製造方法は第１図に示すように液状樹脂に
各種添加剤と充填材を加えた組成物（以下コンパウンド
と称する＞ （３）、 （４）をポリエチレンのキャリ
アフィルム（１）、 （２）に連続的に塗布する。
各種添加剤と充填材を加えた組成物（以下コンパウンド
と称する＞ （３）、 （４）をポリエチレンのキャリ
アフィルム（１）、 （２）に連続的に塗布する。
尚、塗布する厚さはドクターブレード（５）、 （６）
により調整される。一方ガラスロービング（２）がチ町
ツバ−（７）により一定の長さに切断され、キャリアフ
ィルム（１）に塗布されたコンパウンド上に散布される
。これに同様にしてキャリアフィルム（２）に塗布され
たコンパウンド（４）面がかぶさり含浸ロール（８）に
よりコンパウンドがガラス繊維によく含浸することとな
る。これが巻き取られＳＭＣ中間製品（９）となり、こ
れを４０〜５０°Ｃ１〜６日間熟成してＳＭＣとなる。
により調整される。一方ガラスロービング（２）がチ町
ツバ−（７）により一定の長さに切断され、キャリアフ
ィルム（１）に塗布されたコンパウンド上に散布される
。これに同様にしてキャリアフィルム（２）に塗布され
たコンパウンド（４）面がかぶさり含浸ロール（８）に
よりコンパウンドがガラス繊維によく含浸することとな
る。これが巻き取られＳＭＣ中間製品（９）となり、こ
れを４０〜５０°Ｃ１〜６日間熟成してＳＭＣとなる。
このようにして製造するＳＭＣは、コンパウンドがガラ
ス繊維によ（含浸するためにコンパウンドの粘度は４０
０ポイズ以下でなければならない。
ス繊維によ（含浸するためにコンパウンドの粘度は４０
０ポイズ以下でなければならない。
フェノールＳＭＣは耐燃性が特長であり、この耐燃性を
一層向上させるため無機質の充填材゛をより多く配合す
る必要があるが、この場合コンパウンドの粘度が高くな
りガラス繊維によく含浸しないという欠点があった。
一層向上させるため無機質の充填材゛をより多く配合す
る必要があるが、この場合コンパウンドの粘度が高くな
りガラス繊維によく含浸しないという欠点があった。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明の目的は高粘度のコンパウンドをガラス繊維によ
く含浸させ、高耐燃性のフェノールＳＭＣを製造する方
法を提供するにある。
く含浸させ、高耐燃性のフェノールＳＭＣを製造する方
法を提供するにある。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、液状フェノール樹脂と添加剤と充填材及びガ
ラス繊維などの繊維長が３〜５０ａｎの強化材からなる
成形材料の製造工程において、液状フェノール樹脂と強
化材との混合工程を・含むことを特徴とするフェノール
樹脂成形材料の製造方法である。
ラス繊維などの繊維長が３〜５０ａｎの強化材からなる
成形材料の製造工程において、液状フェノール樹脂と強
化材との混合工程を・含むことを特徴とするフェノール
樹脂成形材料の製造方法である。
脂であり、レゾールタイプのフェノール樹脂である。添
加剤は各種の硬化剤、ステアリン酸亜鉛などの離型剤で
あり、充填材としては炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム、タルク、クレイなどである０本発明による方法を
第２図及び第３図に示す、第２図は液状フェノール樹脂
と添加剤と充填材、及び繊維を３〜５０ｍ１１切断した
強化材を容器０りに入れ、よく混合したのちロールＯＤ
にてシート状にしてポリエチレンなどのキャリアフィル
ム（１）。
加剤は各種の硬化剤、ステアリン酸亜鉛などの離型剤で
あり、充填材としては炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム、タルク、クレイなどである０本発明による方法を
第２図及び第３図に示す、第２図は液状フェノール樹脂
と添加剤と充填材、及び繊維を３〜５０ｍ１１切断した
強化材を容器０りに入れ、よく混合したのちロールＯＤ
にてシート状にしてポリエチレンなどのキャリアフィル
ム（１）。
（２）に挟み込みＳＭＣ中間製品（９）とする方法を示
す。
す。
第３図はプレスによるＳＭＣ中間製品の製造方法を示し
ている。（ロ）図、（Ｃ）図においてシート化に適温に
加熱された下部熱板（１４ｂ）上に型枠０ωをおき、そ
の上にポリエチレンフィルムθつを敷き、（ａ）図の混
合物０ωを秤量してのせ、シート化に適温に加熱された
上部熱板（１４ｋ）を装備したプレス０３）で加圧する
。しかるのちプレス０■を開き型枠０６）から（ｄ）図
、（ｅ）図に示すＳＭＣ中間製品０７）を取り出す。
ている。（ロ）図、（Ｃ）図においてシート化に適温に
加熱された下部熱板（１４ｂ）上に型枠０ωをおき、そ
の上にポリエチレンフィルムθつを敷き、（ａ）図の混
合物０ωを秤量してのせ、シート化に適温に加熱された
上部熱板（１４ｋ）を装備したプレス０３）で加圧する
。しかるのちプレス０■を開き型枠０６）から（ｄ）図
、（ｅ）図に示すＳＭＣ中間製品０７）を取り出す。
第１図に示す従来の方法では難燃化のため無機質の充填
材の量を多くした粘度の高いコンパウンドは含浸ロール
（８）のみではガラス繊維など強化材に十分に含浸しな
いのに対し、本発明による方法では３〜５０ｍｍに切断
されたガラス繊維などの強化材とコンパウンドを混合機
で良く混合したものをシート化するためコンパウンドの
強化材への含浸は充分行われる。
材の量を多くした粘度の高いコンパウンドは含浸ロール
（８）のみではガラス繊維など強化材に十分に含浸しな
いのに対し、本発明による方法では３〜５０ｍｍに切断
されたガラス繊維などの強化材とコンパウンドを混合機
で良く混合したものをシート化するためコンパウンドの
強化材への含浸は充分行われる。
〈実施例〉
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
（比較例）
第１図に示す従来方法でＳＭＣ中間製品を製造した。粘
度５０ポイズのレゾールタイプフェノール樹脂１００ｋ
ｇに添加剤として消石灰３ｋｇ、ステアリン酸亜鉛３ｋ
ｇ、充填材として水酸化アルミニウム４５０ｋｇのコン
パウンドを製造し、該コンパウンドガラス繊維が２３９
ｋｇとなるようガラスロービング（２）をチジッパー（
７）で長さ２５．４ｍに切断して厚さ２閣のＳＭＣ中間
製品（９）を製造した。このＳＭＣのコンパウンド含浸
性を観察したところガラス繊維層の中央部は全く含浸し
ていなかった。
度５０ポイズのレゾールタイプフェノール樹脂１００ｋ
ｇに添加剤として消石灰３ｋｇ、ステアリン酸亜鉛３ｋ
ｇ、充填材として水酸化アルミニウム４５０ｋｇのコン
パウンドを製造し、該コンパウンドガラス繊維が２３９
ｋｇとなるようガラスロービング（２）をチジッパー（
７）で長さ２５．４ｍに切断して厚さ２閣のＳＭＣ中間
製品（９）を製造した。このＳＭＣのコンパウンド含浸
性を観察したところガラス繊維層の中央部は全く含浸し
ていなかった。
（実施例１）
第２図に示す方法でＳＭＣ中間製品を製造した。
比較例と同じコンパウンドと繊維長さ２５．４ｍのチョ
ツプドストランドガラス繊維２３９ｋｇを容器に入れ、
混合したのちロール００により厚さ２ｍ１１１のシート
とし厚さ５０μｍのポリエチレンキャリアフィルム（１
）、（２）に挟み込み、厚さ２ｍａのＳＭＣ中間製品を
製造した。このＳＭＣ中間製品は全体にわたりガラス繊
維にコンパウンドがよく含浸していた。
ツプドストランドガラス繊維２３９ｋｇを容器に入れ、
混合したのちロール００により厚さ２ｍ１１１のシート
とし厚さ５０μｍのポリエチレンキャリアフィルム（１
）、（２）に挟み込み、厚さ２ｍａのＳＭＣ中間製品を
製造した。このＳＭＣ中間製品は全体にわたりガラス繊
維にコンパウンドがよく含浸していた。
（実施例２）
第３図に示す方法でＳＭＣ中間製品を製造した。
実施例１と同じ混合物０■を５６０ｇ秤量し、内側寸法
４００ｍＸ ４００ｍ、外側寸法５００ＩＩＩ１１×５
００ｍ＋、厚さ２１１１１の鋼製型枠に５０μｍのポリ
エチレンフィルムを敷き、７０°Ｃ加熱した上下熱板に
て３０ｋｇ／ｄの圧力で加圧して４００ｍｍＸ４００国
、厚さ２ＩｌｌＩＩＩのＳＭＣ中間製品を製造した。こ
のＳＭＣ中間製品は全体にわたりガラス繊維にコンパウ
ンドがよく含浸していた。
４００ｍＸ ４００ｍ、外側寸法５００ＩＩＩ１１×５
００ｍ＋、厚さ２１１１１の鋼製型枠に５０μｍのポリ
エチレンフィルムを敷き、７０°Ｃ加熱した上下熱板に
て３０ｋｇ／ｄの圧力で加圧して４００ｍｍＸ４００国
、厚さ２ＩｌｌＩＩＩのＳＭＣ中間製品を製造した。こ
のＳＭＣ中間製品は全体にわたりガラス繊維にコンパウ
ンドがよく含浸していた。
〈発明の効果〉
本発明による方法に従うと、３〜５０ｍｍに切断された
ガラス繊維などの強化材とコンパウンドを混合機で良く
混合したものをシート化するためコンパウンドの強化材
への含浸が充分行われるので、難燃性の優れたフェノー
ルＳＭＣの工業的な製造方法として好適である。
ガラス繊維などの強化材とコンパウンドを混合機で良く
混合したものをシート化するためコンパウンドの強化材
への含浸が充分行われるので、難燃性の優れたフェノー
ルＳＭＣの工業的な製造方法として好適である。
第１図は従来方法のフェノールＳＭＣの製造方法を示す
概略図である。第２図及び第３図は本発明によるフェノ
ールＳＭＣの製造方法を示す概略図であり、第３図（ａ
）は混合工程、（ｂ）は混合物をプレスへのせた状態、
（Ｃ）は加圧した状態、（ロ）は加圧して出来あがった
ＳＭＣ中間製品の平面図、（ｅ）はその断面図をそれぞ
れ示す。
概略図である。第２図及び第３図は本発明によるフェノ
ールＳＭＣの製造方法を示す概略図であり、第３図（ａ
）は混合工程、（ｂ）は混合物をプレスへのせた状態、
（Ｃ）は加圧した状態、（ロ）は加圧して出来あがった
ＳＭＣ中間製品の平面図、（ｅ）はその断面図をそれぞ
れ示す。
Claims (1)
- （１）液状フェノール樹脂と添加剤と充填材及びガラス
繊維などの長さ３〜５０ｍｍの強化材からなる成形材料
の製造工程において、液状フェノール樹脂と強化材との
混合工程を含むことを特徴とするシート状フェノール樹
脂成形材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32814689A JPH03189110A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 成形材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32814689A JPH03189110A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 成形材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03189110A true JPH03189110A (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=18207009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32814689A Pending JPH03189110A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 成形材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03189110A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993013163A1 (en) * | 1991-12-26 | 1993-07-08 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | Ballistic materials |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP32814689A patent/JPH03189110A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993013163A1 (en) * | 1991-12-26 | 1993-07-08 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | Ballistic materials |
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