JPH0318790A - 超高真空用テーブル - Google Patents

超高真空用テーブル

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JPH0318790A
JPH0318790A JP15211489A JP15211489A JPH0318790A JP H0318790 A JPH0318790 A JP H0318790A JP 15211489 A JP15211489 A JP 15211489A JP 15211489 A JP15211489 A JP 15211489A JP H0318790 A JPH0318790 A JP H0318790A
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ultra
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high vacuum
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Hiroshi Saeki
宏 佐伯
Fumio Watanabe
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Zaidan Hojin Shinku Kagaku Kenkyusho
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、超高真空環境において、半導体等の薄膜の加
工、検査等を行なう薄膜加工装置、検査装置等に用いる
超高真空用テーブルに関するものである。
従来の技術 超高真空環境において、半導体の薄膜加工、若しくは検
査を行なう場合、これら薄膜加工、検査装置に用いるテ
ーブルを確実に動作させ、また、薄膜の加工表面の不純
物ガス、成分との反応による有害物生成を防止し、若し
くは検査表面層界面の状態を分析するための分解能を向
上するためには、これら薄膜加工、検査装置に用いるテ
ーブルにおける各部材の熱歪を防止し、また、テーブル
自身からの放出ガスの発生が少ない超高真空環境で使用
できるものが必要とされつつある。以下、従来の超高真
空用テーブルの概略について説明する。
ベース上に第1の移動テーブル(Y軸移動テーブル)と
第2の移動テーブル(X軸移動テーブル)がそれぞれリ
ニアガイドにより直交方向に移動可能に支持されている
。第1と第2の移動テーブルはそれぞれ第1と第2のス
テッピングモー夕と送りねじおよびナット等からなる動
力伝達手段により移動される。各ステッピングモー夕は
真空槽(図示省略)外に設置され、このステッピングモ
ータの出力軸が上記送りねじの基端にベロ−カップリン
グにより連結されている。作業テーブルは下面の四隅に
柱状の摺動台が突設され、これらの摺動台は第lと第2
の移動テーブルをそれぞれ挟んだ状態でベース上に摺動
可能に載せられている。
次に上記従来例の動作について説明する。
第1のステッピングモー夕の駆動により送りねじを回転
させることにより、これに螺合しているナットおよび第
1の移動テーブル等をリニアガイドに沿ってY軸方向に
移動させることができ、これに伴い摺動台を押してこの
摺動台および作業テーブルをY軸方向に移動させること
ができる。一方、第2のステツピングモータの駆動によ
り送りねじを回転させることにより、これに螺合してい
るナットおよび第2の移動テーブル等をリニアガイドに
沿ってX軸方向lこ移動させることができ、これに伴い
摺動台を押してこの摺動台および作業テーブルをX軸方
向に移動させることができる。
発明が解決しようとする課題 真空槽内を真空にするためには、真空槽を加熱して脱ガ
ス(ベーキング)する必要がある。
このとき、各部材に熱歪を生じるが、上記従来例のよう
に移動テーブルの案内手段としてリニアガイドを用いる
と、このリニアガイドのリニアガイド台をベースにボル
トにより固定し、移動部を第l、若しくは第2の移動テ
ーブルにボルトにより固定するため、両者が食い付き状
態となり、送りねじを回転させることができない。
このため、↓O−7Torr  レベルの雰囲気でしか
使用することができず、超高真空環境で使用することが
できなかった。このような熱歪による影響を避けるには
、あらかじめ機械的接触部分に大きなクリアランスを設
ければよいが、これでは精度が大変悪い。また、上記従
来例では、その全部品がステンレス製であり、リニアガ
イドは油抜き処理、シリコングリースの使用を必要とし
、ボルト等も表面処理を施していない。しかも、ベース
上には摺動台を円滑に摺動させるため、MOS2(二硫
化モリブデン)等を塗布している。このため、これらの
油分等が真空槽内の真空度、真空の質を悪くし、好まし
い真空環境とは言えない。また、この真空環境の悪化を
少なくするため、ステッピングモータを真空槽外に設置
し、その出力軸と送りねじとをベローカップリングによ
り連結しているため、ステッピングモータの駆動の際、
ベローカップリングの変動負荷で送りねじの回転角が変
動し、送り精度を一層悪くしていた。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもの
であり、各部に熱歪が生じても、この熱歪を自由に吸収
することができ、しかも、移動テーブルを水平方向、垂
直方向、若しくは反転した水平方向等、任意の姿勢に設
定して保持することができ、したがって、移動テーブル
を超高真空環境において、任意の姿勢で、大気中と同様
に円滑に、しかも、高精度に動作させることができるよ
うにした超高真空用テーブルを提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、平行
に配置された第1および第2の一対の円柱状の案内軸と
、これら第1および第2の案内軸に沿って移動する移動
テーブルと、上記第1および第2の案内軸にそれぞれ転
動可能に係合され、上記移動テーブルを上記第1および
第2の案内軸に沿って移動させるための溝付きの第1お
よび第2の案内ローラと、上記第1の案内ローラを定位
置で回転可能に支持する支持手段と、上記第2の案内ロ
ーラをばねにより上記第2の案内軸に加圧し、第1およ
び第2の案内ローラを互いに協力させて熱歪を吸収し得
るように第1および第2の案内軸に保持させる支持手段
と、上記移動テーブルを移動させるための駆動装置と、
この駆動装置と上記移動テーブルにばねを用いて熱歪を
吸収し得るように連係された動力伝達手段を備えたもの
である。
作用 本発明は、上記技術的手段により次のような作用を有す
る。
駆動装置により動力伝達手段を介し、移動テーブルを第
1および第2の案内軸と第1および第2の案内ローラの
案内により移動させることができる。そして、第2の案
内ローラを移動テーブルに熱歪を吸収し得るようにばね
を用いて支持し、第1および第2の案内ローラを互いに
協力させて第1および第2の案内軸に保持させるように
し、駆動装置と移動テーブルをそれぞればねを用いた動
力伝達手段により熱歪を吸収し得るように連係している
ので、真空槽を加熱して脱ガスする際に上記各部材が熱
歪(熱膨脹)を生じてもこれを吸収することができ、し
たがって、10 −11Torr 台の超高真空環境で
動作させることができ、また、冷却後、各部材を加熱前
の状態に自動的に復帰させることができる。また、第1
および第2の案内ローラを溝付きに形成して第1よび第
2の円柱状の案内軸に係合させ、しかも、上記のように
、第2の案内ローラを移動テーブルに熱歪を吸収し得る
ようにばねを用いて支持し、第1および第2の案内ロー
ラを互いに協力させて第1および第2の案内軸に保持さ
せるようにしているので、移動テーブルを水平方向、垂
直方向、若しくは反転した水平方向等、任意の姿勢に設
定しても第1および第2の案内ローラと第1および第2
の案内軸を確実に係合状態に保持することができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例における超高真
空用テーブルを示し、第1図は平面図、第2図は第1図
の■一■矢視断面図、第3図は第1図のm−m矢視断面
図、第4図は第3図の■−IV矢視断面図、第5図は第
2図のV−■矢視断面図である。
第1図ないし第3図に示すように支持台1上の四隅に支
持ブロック2がボルト3により取付けられ、支持台1の
長手縁例の支持ブロック2同士に対向して穴4が形成さ
れている。対向する穴4同士に第1および第2の一対の
円柱状の案内軸5aおよび5bが挿入され、各支持ブロ
ック2に穴4と直角方向に形成されたねじ穴6にねじ7
が螺入され、各ねじ7が第1および第2の案内軸5aお
よび5bに圧接されて第1および第2の案内軸5aおよ
び5bが平行に固定されている。移動テーブル8の両側
部の複数箇所に形成された取付穴9にはボルト1oが遊
合状態に挿通され、各ボルト10の先端側が移動テーブ
ル8の両側下部に重ねられた支持ブロックlla,ll
bのねじ穴12に螺入されている。支持ブロックlla
側のボルト10はその頭部が取付穴9の浅い大径部内に
埋人され、下面が大径部底面に圧接するように締付けら
れている。これにより、支持ブロックllaが移動テー
ブル8に固定されている。支持ブロックllb側のボル
ト10はその頭部が取付穴9の深い大径部内に埋入され
、その下面と大径部底面とにねじ軸の外周においてワッ
シャ13と皿ばねl4が介在されている。これにより、
支持ブロックllbは取付穴9の小径部とボルト10の
ねじ軸とのクリアランスを利用して皿ばねl4の圧接力
に抗して支持ブロック11aに対して離隔する側に、若
しくは接近する側に移動される。各支持ブロックlla
および1lbには第1および第2の案内軸5a,5bに
沿って2箇所に支持穴15が形成され、各支持穴15内
にはベアリング16が取付けられている。第1の案内軸
5a側の各ベアリング■6には第1の案内ローラ17a
に突設された軸18が挿通され、軸18の先端ねじ部に
は移動テーブル8に形成された穴19内でナット20が
螺合され、ナット20はベアリング16の内レースとの
間にワッシャ21を介在して締め付けられ、回転可能に
支持されている。第2の案内軸5b側の各ベアリング1
6にも第2の案内ローラ17bに突設された軸18が同
様にナット20とワッシャ21とで回転可能に支持され
ている。各案内ローラ17a.17bは鼓状に形成され
、したがって、溝22が開放側より奥側に至るに従い次
第に狭くなるように形成され、この溝22の壁面が第1
、第2の案内軸5a,5bにその内側から転動可能に係
合されている。移動テーブル8には支持ブロックllb
側の端面に支持ブロック23がボルト24により取付け
られ、支持ブロック23には各第2の案内ローラ17b
の位置に対応して穴25が形成されている。各穴25に
は調整ピン26が挿通され、各調整ピン26の先端部の
ねじ部が支持ブロックllbに螺人されている。各調整
ピン26の基端側より順次圧縮ばね27とワッシャ28
が嵌装され、各調整ピン26の基端部のねじ部にナット
29が螺合され、圧縮ばね27が支持ブロック23とワ
ッシャ28との間に圧縮状態で介在されている。したが
って、圧縮ばね27の反撥弾性により調整ピン26、支
持ブロックllbおよび第2の案内ローラ17bが支持
ブロックllaおよび第1の案内ローラ17aから離隔
される方向に加圧され、第2の案内ローラ17bが第2
の案内軸5bに加圧されている。これにより、第1およ
び第2の案内ローラ17aおよび17bが互いに協力し
て熱歪を吸収し得るように第1および第2の案内軸5a
および5bを保持することができる。
移動テーブル8は駆動装置であるステッピングモータ3
0と動力伝達手段であるボールねじにより移動される。
ステッピングモータ3oは支持台1上における第1、第
2の案内軸5a、Sb間の一側にボルト31により取付
けられている。支持台1上における第1、第2の案内軸
5a,5b間の他側には支持ブロック32がボルト33
により取付けられ、特に第4図から明らかなように支持
ブロック32の穴34にスリーブ35が挿入され、スリ
ーブ35と一体に設けられたフランジ36がボルト37
により支持ブロック32に固定されている。スリーブ3
5にはステッピングモータ30の出力軸である送りねじ
のねじ軸38の先端部がベアリング39を介して回転可
能に支持されている。移動テーブル8の下面中央部には
支持ブロック40がボルト41により固定されている。
特に第5図から明らかなように支持ブo,yク40の穴
42にはポールねじのナット43と44が遊合状態で挿
通され、ナット44には支持ブロック40とナット44
の鍔状部45の内側に設けられた環状板46との間で環
状板47が遊嵌されている。環状板47の支持ブロック
40側の面には軸心と直交方向に断面V字状の凹入溝4
8が形成され、環状板47の反対側の面には凹入溝48
と直交方向に断面V字状の凹入溝49が形成され、環状
板46には凹人溝49に対応する断面V字状の凹入溝5
0が形成されている。
ナット44の鍔状部45、環状板46、環状板47およ
び支持ブロック40には複数本のボルト51が遊合状態
で挿通され、各ボルト51の先端部にナット52が螺合
されている。各ボルト51の外周において、ナット52
と支持フロック40との間に圧縮ばね53が介在され、
支持ブロック40と環状板47の凹入溝48との間に複
数個のポール54が介在され、環状板47の凹人溝49
と環状板46の凹入溝50との間にボール55が介在さ
れ、圧縮ばね53の弾性によりナット44の鍔状部45
の内側の環状板46が複数個のボール55を介して環状
板47に圧接され、環状板47が複数個のボール54を
介して支持ブロック40に圧接されている。上記ねじ軸
38がナット43、44にボール(図示省略)を介して
かみ合わされている。
したがって、ステッピングモータ30の駆動によりねじ
軸38を回転させることにより、ナツ}43、44を介
して移動テーブル8等を第1および第2の案内軸5aお
よび5bと第1および第2の案内ローラ17aおよび1
7bの案内により移動させることができる。そして、ナ
ット43、44を圧縮ばね53、ボール54、55等を
介して支持ブロック40に支持させることにより、加熱
による各部材の各方向への熱歪を吸収することができ、
また、ねじ軸38の曲がりが移動テーブル8へ影響を及
ぼすのを防止することができる。支持台1上には一方の
第1の案内軸5aに沿う縁部2箇所に支持ブロック56
がボルト57により固定され、各支持ブロック56上に
は近接スイッチ58が支持されている。一方、移動テー
ブル8における第1の案内軸5a側の端面には近接スイ
ッチ58、58の間に位置して支持ブロック59がボル
ト60により固定され、支持ブロック59の下面には近
接スイッチ58を動作させる磁石61がボルト62によ
り固定されている。
上記各部材において、部品固定用のボルト、ナット、ワ
ッシャ、ばね、ボール等の強度部材には酸洗、加熱脱ガ
ス処理を行ない、または、?面にAgでコートしたステ
ンレス材を用い、その他の主要部材はアルミニウム合金
をAr+0■の中で加工し、表面に緻密で硬い酸化膜を
形成し、不純物を少なくした材料を用いている。したが
って、加熱の際に各部材からの放出ガスの発生を極めて
少な、くすることができる。また、上記ステッピングモ
ータ30のステータに用いるケーブル(図示省略)は芯
線の外周に絶縁被覆が施され、絶縁被覆の外周がステン
レスからなるチューブにより被覆され、加熱の際に放出
ガスの発生を極めて少なくすることができるようになっ
ており、これによりステッピングモータ30を真空槽(
図示省略)内に設置することができるようになっている
以上の構成において、以下、その動作について説明する
ステッピングモータ30を駆動し、上記のようにねじ軸
38をいずれか一方に回転させることにより、このねじ
軸38にボールを介してかみ合っているナット43、4
4および移動テーブル8等を第1および第2の案内軸5
aおよび5bと第1および第2の案内ローラ17aおよ
び17bの案内によりいずれかの方向に移動させること
ができる。このとき、磁石61がいずれかの近接スイッ
チ58を動作させることにより、移動テーブル8の限界
移動位置を検出することができる。そして、真空槽を加
熱し、真空槽内を脱ガスし、超高真空環境にする際、上
記のように第1および第2の案内軸5aおよび5b等の
熱歪を第1の案内ローラ17a側を基準として圧縮ばね
27により吸収し、送りねじ38等の熱歪を圧縮ばね5
3およびボール54、55の介在により吸収することが
できる。したがって、10−”Torr台の超高真空環
境において、移動テーブルを大気中と同様に円滑に、し
かも、高精度に動作させることができる。また、各部材
を上記のように加熱の際の放出ガスの極めて少ない材料
により形成しているので、真空槽内を好ましい環境に保
つことができる。また、上記のように移動テーブル8を
移動させるステッピングモータ30を真空槽内に設置す
ることができるようにしてるので、従来のような動力伝
達機構の変動をなくし、送り精度を更に一層向上させる
ことができる。試験の結果、ICV”Torrの超高真
空環境において、大気中での動作と同じように動作させ
ることができ、移動テーブルのピッチング、ヨーイング
はいずれもサブミクロン台であった。
なお、支持台lおよび移動テーブル8をこの移動方向と
直交方向に移動する移動テーブル上に設け、移動テーブ
ル8上に回転テーブルを設けることにより、この回転テ
ーブル上で半導体の薄膜加工、検査等を行なうことがで
きる。また、上記実施例では、第1図および第2の案内
ローラ17aおよび17bを第1および第2の案内軸5
aおよび5bに内側より係合させ、第2の案内ローラ1
7bを圧縮ばね27により第1の案内ローラ17aと離
隔する方向で第2の案内軸5bに加圧し、第1および第
2の案内ローラ17aおよび17bが協力して第lおよ
び第2の案内軸5aおよび5bを突張るように保持する
ようにしているか、第1および第2の案内ローラ17a
および17bを第1および第2の案内軸5aおよび5b
に外側より係合させ、第2の案内ローラ17bを圧縮ば
ねにより第1の案内ローラ17aと接近する方向で第2
の案内軸5bに加圧し、第1および第2の案内ローラ1
7aおよび17bが協力して第1および第2の案内軸5
aおよび5bを挟持するように保持するようにしてもよ
い。そして、このように第1および第2の案内ローラ1
7aおよび17bが第1むよび第2の案内軸5aおよび
5bを保持するような案内機構を用いることにより移動
テーブル8等を上記実施例のように水平方向で移動させ
る場合に限らず、垂直方向、反転した水平方向、更には
傾斜方向等、任意の姿勢で移動させることができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、駆動装置により動力
伝達手段を介し、移動テーブルを第1および第2の案内
軸と第1および第2の案内ローラの案内により移動させ
ることができる。
そして、第2の案内ローラを移動テーブルに熱歪を吸収
し得るようにばねを用いて支持し、第1および第2の案
内ローラを互いに協力させて第1および第2の案内軸に
保持させるようにし、駆動装置と移動テーブルをそれぞ
ればねを用いた動力伝達手段により熱歪を吸収し得るよ
うに連係しているので、真空槽を加熱して脱ガスする際
に上記各部材が熱歪(熱膨脹)を生じてもこれを吸収す
ることができ、したがって、10−”Torr台の超高
真空環境で円滑に、しかも、高精度に動作させることが
でき、また、冷却後、各部材を加塾前の状態に自動的に
復帰させることができる。また、第1および第2の案内
ローラを溝付きに形成して第1および第2の円柱状の案
内溝に係合させ、しかも、上記のように、第2の案内ロ
ーラを移動テーブルに熱歪を吸収し得るようにばねを用
いて支持し、第1および第2の案内ローラを互いに協力
させて第1?よび第2の案内軸に保持させるようにし■
ているので、移動テーブルを水平方向、垂直方向、若し
くは反転した水平方向等、任意の姿勢に設定しても第1
および第2の案内ローラと第1および第2の案内軸を確
実に係合状態に保持することができる。したがって、移
動テーブルを超高真空環境において、任意の姿勢で、大
気中と同様に円滑に、しかも、高精度に動作させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例における超高真
空用テーブルを示し、第1図は平面図、第2図は第1図
のn−n矢視断面図、第3図は第1図のm−m矢視断面
図、第4図は第3図のIV−IV矢視断面図、第5図は
第2図のVV矢視断面図である。 1・・・支持台、5a,5b・・・案内軸、8・・・移
動テーブル、lla,llb・・・支持ブロック、17
a1 17b・・・案内ローラ、27・・・圧縮ばね、
30・・・ステッピングモータ、38・・・ねじ軸、4
3、44・・・ナット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平行に配置された第1および第2の一対の円柱状の案内
    軸と、これら第1および第2の案内軸に沿って移動する
    移動テーブルと、上記第1および第2の案内軸にそれぞ
    れ転動可能に係合され、上記移動テーブルを上記第1お
    よび第2の案内軸に沿って移動させるための溝付きの第
    1および第2の案内ローラと、上記第1の案内ローラを
    定位置で回転可能に支持する支持手段と、上記第2の案
    内ローラをばねにより上記第2の案内軸に加圧し、第1
    および第2の案内ローラを互いに協力させて熱歪を吸収
    し得るように第1および第2の案内軸に保持させる支持
    手段と、上記移動テーブルを移動させるための駆動装置
    と、この駆動装置と上記移動テーブルにばねを用いて熱
    歪を吸収し得るように連係された動力伝達手段を備え、
    たことを特徴とする超高真空用テーブル。
JP1152114A 1989-06-16 1989-06-16 超高真空用テーブル Expired - Lifetime JPH0766067B2 (ja)

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JPH0766067B2 (ja) 1995-07-19

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