JPH03185993A - 自動白バランス調整回路及びこれを用いる機器 - Google Patents

自動白バランス調整回路及びこれを用いる機器

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JPH03185993A
JPH03185993A JP32375589A JP32375589A JPH03185993A JP H03185993 A JPH03185993 A JP H03185993A JP 32375589 A JP32375589 A JP 32375589A JP 32375589 A JP32375589 A JP 32375589A JP H03185993 A JPH03185993 A JP H03185993A
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英明 黄木
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寺田 俊
Masanori Kamiya
神谷 昌則
Koji Kawamoto
幸司 川本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラーテレビ受像機およびその他の白バランス
安定化を必要とする機器の自動白バランス調整回路に関
する。
〔従来の技術〕
第5図に、特公平1−26235に記載されている従来
の自動白バランス調整装置の一例を示す。
第5図において10はアンテナを示し、このアンテナ1
0で受けた信号はテレビジョン信号処理回路11に供給
される。この信号処理回路11の出力端子11R,II
G、IIBからはそれぞれ色差信号R−Y、G−Y、B
−Yが得られマトリクス回路12R,12G、12Bに
それぞれ供給される。また信号処理回路11の出力端子
11Yからは輝度信号−Yを含む映像信号が得られ、合
成回路工3を経て各マトリクス回路工2R。
12G、12Bへ供給され、色差信号と映像信号とを合
成して色信号R,G、Bを形成する。また信号処理回路
11の出力端子1工SからはブランキングパルスBLK
を得、分離回路14にて垂直、水平の各ブランキングパ
ルスに分離し、垂直ブランキングパルス整形回路15お
よび水平ブランキングパルス整形回路16を経て信号発
生回路17に垂直、水平ブランキングパルスVB、HB
が供給される。この信号発生回路17はカラー受像管(
後述する)に供給される映像信号に対して、絵柄信号以
外の所定の区間における1水平期間の一部の間に基準パ
ルスを挿入するための信号を出力端子17Aから発生す
るとともに、そのパルスの挿入タイミングに一致したゲ
ートパルスを出力端子17Bから発生する。
この信号発生回路17の出力端子17Aに得られた信号
(以下基準挿入パルスと称す)は、アナログスイッチと
して作用する合成回路13において映像信号に挿入され
、前記マトリクス回路12R,12G、12Bにそれぞ
れ供給される。
これらマトリクス回路12R,12G、12Bの出力は
さらにそれぞれレベル補正回路18R118G、18B
、受像管ドライブ回路19R919G、19Bおよび出
力回路2OR,20G。
20Bを経てカラー受像管2]のカソード21R121
G、21Bに供給される。前記レベル補正回路18R,
18G、18Bは制御端子22,23゜24に供給され
る直流制御電圧によって出力電圧が増減制御されるもの
である。また受像管ドライブ回路19R,19G、19
Bは、前軸ドライブ回路19Bを代表に示す通り、トラ
ンジスタ25を有し、そのトランジスタ25のベースに
レベル補正回路18Bからの信号が加わり、コレクタは
抵抗26を介して電圧源vCCに接続され、エミッタは
抵抗27を介して回路50のトランジスタ51のエミッ
タに接続されている。そしてトランジスタ25のコレク
タからの出力が次段の出力回#2OBに供給される。
また出力回路2OR,20G、20Bについては同様に
前軸の出力回路20Bを代表に示すと、前記トランジス
タ25のコレクタにベースが接続されたトランジスタ2
8を有し、このトランジスタ28のコレクタは電流検出
用抵抗29を介してアースされ、エミッタはカラー受像
管21のカソード21Bに接続されている。
カラー受像管21の各カソードを流れる電流はトランジ
スタ28.抵抗29を経て流れるからこの抵−抗29を
流れる電流はカソード電流に比例し、その抵抗29に現
われる電圧がライン32を通してサンプリング回路33
Bに供給される。また出力回路2OR,20Gからのカ
ソード電流に比例した電圧もそれぞれライン30.31
を通してサンプリング回路33R,33Gに供給される
。これらサンプリング回路33R,33G、33Bは信
号発生回路17の出力端子17Bから前記基準挿入パル
スの発生タイミングに同期したゲートパルスがライン3
4を介して供給され、挿入パルスの期間におけるカソー
ド電流に比例した電圧をサンプリングするもので、各コ
ンデンサCr、Cg。
cbにサンプリングした電圧をホールドするように、コ
ンデンサCr、Cg、Cbはフィルタ作用を有する。こ
のサンプリング回路33R,33G。
33Bの出力はそれぞれ比較器35R,35G。
35Bの一方の入力端子(−)に供給される。
これら比較器35R,35G、35Bの他方の入力端子
(+)には基準電圧源36からの基準電圧が供給され、
前記サンプリング回路33R233G、33Bと比較さ
れ、その比較出力はサンプリング出力が低下すれば上昇
し、逆にサンプリング出力が上昇すれば低下し、サンプ
リング出力・ 7 と基準電圧との差が零になるところで安定する。
これら比較器35R,35G、35Bの出力はそれぞれ
ライン37,38,39を通してレベル補正回路18R
,18G、18Bの制御端子22゜23.24に供給さ
れている。
枠50で示す回路は、前記トランジスタ51のベースに
は電圧源52からの電圧E2が供給されコレクタは抵抗
53を介してアースされており、このトランジスタ51
のエミッタより上記トランジスタ25にエミッタバイア
スが供給されるようになっている。
またこのトランジスタ51のコレクタにはサンプリング
回路54が接続されており、この回路54は信号発生回
路17の出力端子17Bからの信号によってコントロー
ルされる。このサンプリング回路54の出力は比較器5
5の一方の入力端子(+)に供給され、この比較器55
の他方の入力端子(−)には電圧源56からの基準電圧
E3が供給されている。そして比較器55の出力は回路
50の出力端子57に供給されるようになって・ 8 いる。上記比較器55はサンプリング回路54の出力と
電圧源56の電圧E3とを比較し、サンプリング出力が
E3以上のとき次段のスイッチ手段Sr、Sg、Sbを
オンせしめるもので、これらスイッチ手段Sr、Sg、
Sbがオンのとき前記フィルタコンデンサCr、Cg、
Cbはそれぞれ抵抗Rr、Rg、Rbを介して電圧源5
8に接続されるようになる。尚、スイッチ手段Sr、S
g。
sbはいずれも電子的スイッチである。
また受像管21のアノード端子40から高圧が供給され
、偏向コイル41には端子42.43から水平・垂直の
偏向電流が供給されるようになっている。
こうして成る自動白バランス調整装置の動作を第6図の
波形図を参照しながら説明する。
第6図においてAはテレビジョン信号処理回路11の出
力端子11Yにおける映像信号を示し、VBは垂直ブラ
ンキング信号、HBは水平ブランキング信号であり、L
は絵柄信号をそれぞれ示している。
また第6図Bは垂直ブランキングパルス整形回Ij#r
15の出力波形、Cは水平ブランキングパルス整形回路
16の出力波形をそれぞれ示し、このB。
CのブランキングパルスVB、HBは信号17に供給さ
れ、その出力端子17Aから第6図りに示すような基準
挿入パルスが得られる。この挿入パルスは絵柄信号区間
以外における水平ブランキングパルスHB区間の一部(
期間T1)において発生するもので、例えば信号発生回
路17内にカウンタ手段を設ける等により容易に得られ
る。
この第6図りの挿入パルスは合成回路13において映像
信号(第6図A)と合成され第6図Eに示す信号が得ら
れる。この合成信号はマトリクス回路12.レベル補正
回路18.ドライブ回路19および出力回路20を経て
受像管21のカソードに加えられる。そして、例えば音
軸の回路をとって説明すると、受像管21のカソード2
1Bを流れる電流はトランジスタ28のエミッタ・コレ
クタ路を経て抵抗29に流れる。この抵抗29はカソー
ド電流を検出するもので、その電流量に比例した電圧が
この抵抗29とトランジスタ28のコレクタとの接続点
から検出されてサンプリング回路33Bに供給される。
このサンプリング回路33Bは信号発生回路17の出力
端子17Bから前記基準挿入パルスの発生タイミング(
期間T□)に同期したゲートパルスが供給されることで
、その期間T□における受像管21のカソード電流に比
例した電圧をサンプリングし、そのサンプリング出力を
比較器35Bの一方の入力端子(−)に加える。
この比較器35Bは第7図に示すような特性を持ち、他
方の入力端子(+)に与えられた基準電圧をE□とし、
一方の入力端子(−)に加わる入力電圧を横軸、出力電
圧を縦軸にとって示すと、入力電圧の増加に伴なって出
力電圧は減少し、逆に入力電圧が減少すると出力電圧が
増加する。またこの比較器35Bの出力が供給されるレ
ベル補正回路18Bの特性は制御端子24に加わる直流
制御電圧が増加すれば出力レベルも増加し、逆に直流制
御電圧が減少すれば出力レベルも減少する・ 11・ ようになっている。
したがって、例えば受像管21のカソード21Bのエミ
ッション低下や関連回路のドリフト等によってカソード
電流が低下するとサンプリング回路33Bへの入力電圧
が低下する。このサンプリング回路33Bの出力はカソ
ード電流に比例するが前述のサンプリング期間T1にお
ける電圧のみサンプリングするので絵柄期間は関係なく
、サンプリング出力は低下する。一方比較器35Bでは
基準電圧E1と比較し、E□との差に応じて第7図の特
性に従って比較器35Bの出力が増加する。
このためレベル補正回路18Bの制御端子24に加わる
制御電圧が上昇し、それによりその出力レベルも上昇し
、結果的に受像管21の振込み電圧が上昇することにな
り、カソード電流を増大させる。逆にカソード電流が増
加すると上述の逆の動作をしてカソード電流を低下する
ように働き、この一連の動作は比較器33Bの入力電圧
と基準電圧E1との差が零になるところで安定する。
尚、前軸の補正に限らず赤軸、緑軸でも同様の・ 12
・ 動作をするものであり、初期の基準白色の調整された状
態で比較器の入力電圧と基準電圧との差が零になるよう
に回路が設定されていれば、受像管のカソードエミッシ
ョンの低下や回路ドリフト等が生じても受像管バイアス
は自動的に調整され、常に基準白色のずれがないように
補正することができる。
以上述べた動作は通常動作時におけるものであって、特
に問題はないが、以上述べただけの動作では以下の問題
が生じる。
カラーテレビ受像機の電源が長時間にわたって切られて
いる場合、受像管のカソードの温度は室温とほぼ同一に
なっている。この状態で電源を入れると所定の時間を経
過しないとカソードが電子を放出するに必要な温度に達
しない。このため、この間カソードからの電子の放出が
ないためカソード電流が流れない。これは前述の動作か
ら明らかなようにサンプリング回路の出力は最低となり
比較器の出力が増大し、レベル補正回路の出力レベルも
増大し、受像管の振込み電圧が上昇し、制御系のダイナ
ミックレンジの最大値に飽和してしまう。そして、この
状態でカソードの温度が上昇すると、カソード電流が流
れ始め受像管の振込み電圧が低下し、前述の通常動作値
に収束するようになる。つまり、電源を入れたとき受像
管画面は最大の受像管振込み状態から出画するため受像
管の寿命を短くし、かつ視聴者に不快感を与えてしまう
以上の問題を解決するための回路が第5図の枠50で示
す回路部分と、スイッチ手段SrtSg+sbと、抵抗
Rr、Rg、Rbである。この部分の動作について以下
説明する。
上述の通常動作時ではスイッチ手段Sr、’Sg。
sbはオフである。次に、電源オン時の動作は、前述の
ように、カソード電流が流れないためドライブ回路19
R,19R,19Bのトランジスタ25のベース電位が
増大する。すると、トランジスタ25のエミッタ電流が
増大し、さらにトランジスタ51のエミッタ電流が増加
する。よってトランジスタ51のコレクタ電流が増大し
、サンプリング回路54の入力電圧が増大し、比較器5
5の(+)入力端子電圧が上昇する。そしてこの電圧が
比較器55の(−)入力電圧である基準電圧E3よりも
大きくなると比較器55からの出力により前記スイッチ
手段Sr、Sg、Sbがオンとなる。これにより、コン
デンサCr、Cg、Cbは電圧源58より抵抗Rr、R
g、Rbを介して充電され各コンデンサの電圧が上昇す
る。このため前記比較器35R,35G、35Bの出力
は減少し、レベル補正回路18R,18G、18Bの出
力レベルが減少する。すなわち、受像管ドライブ回路電
流が所定レベルを越えると、受像管への映像信号の供給
を一定レベル以下に抑圧するように制御される。それか
らカソードの電子放出能力が安定状態になったときには
映像信号を所定のレベルで供給することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術の一例を示す前記第5図は基準挿入パルス
が1種類の場合を示しており、黒レベルまたは白レベル
の一方の受像管バイアスの制御を、 1!11 ・ 行なう。ここで基準挿入パルスが2種類、すなわち黒レ
ベルと白レベルの基準パルスを挿入し、それぞれ受像管
バイアスを制御する場合の従来技術適用の一例を第4図
に示す。以下本図を説明する。
第4図は第5図のマトリクス回路12R,12G、12
B出力である色信号R,G、B以降の処理について示す
。第4図において第5図と同一部分には同一符号を記し
て詳細な説明は省略する。
色信号R,G、Bは利得補正回路181R。
181G、181Bに供給され制御端子221゜231
.24王に印加される制御信号により白レベルの制御が
なされ、この出力が直流レベル補正回路182’R,工
82G、182Bに供給され制御端子222,232,
242に印加される制御信号により黒レベルの制御が行
なわれる。これら制御信号はサンプリング回路331R
,331G。
331B、332R,332G、332Bと比較器35
1R,351G、351B、352R。
352G、352Bから供給される。
ここで比較器351R,351G、351Bの(−)入
力端子には白レベルの検出に対応した基準電圧源361
から基準電圧が印加され、また比較器352R,352
G、352Bの(−)入力端子には、黒レベルの検出に
対応した基準電圧源362から基準電圧が印加されてい
る。
電源オン時の制御回路は、受像管ドライブ回路の電流検
出を白レベル、黒レベルそれぞれ行なう必要があるので
2系統有する。白レベルの制御系はサンプリング回路5
4工、比較器551.白レベル対応基準電圧源561に
より制御信号を作成しライン571を介してスイッチ回
路S1r。
Sag、Stbを制御する。黒レベルの制御系はサンプ
リング回路542.比較器552.黒レベル対応基準電
圧源562により制御信号を作成し、ライン572を介
してスイッチ回路Slr、Szg+S z bを制御す
る。ここで171Bには白レベル基準挿入パルスの発生
タイミングに同期したゲートパルスが供給されライン3
41を介してサンプリング回路を制御、172Bには黒
レベル基準挿入パルスの発生タイミングに同期したゲー
トパルスが供給されライン342を介してサンプリング
回路を制御する。以上の構成により、白レベル、黒レベ
ルそれぞれが電源オン時に受像管の振込み電圧を所定の
レベル以下に抑圧する。
上記第4図に示す従来技術では次の問題がある。
1、電源オン時の受像管振込み電圧抑圧回路が2系統必
要とし、回路規模が増大する。
2、受像管ドライブ回路の電流検出をR,G、Bの3チ
ャンネル混合で行っているため、チャンネル間のバラツ
キが生じた場合、単色の受像管振込み電圧が所定の抑圧
値の3倍になる可能性があり、この場合電源オンの出画
時、単色から始まったり、単色の飽和となってしまう。
これを回避するため、上記受像管ドライブ回路の電流検
出を3チヤンネルそれぞれ設けた場合、トランジスタ5
1.抵抗53、サンプリング回路541,542.比較
器551.552が3チヤンネル分必要となってしまい
回路規模が増大する。
3、iC化を考え、受像管ドライブ回路より前段を集積
する場合、サンプリング回路541゜542の入力端子
が必要となる。さらに上記項番2の場合、入力端子が3
本必要となり、iCの端子数の増加となる。
本発明の目的は、上記問題を改善することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を遠戚するため、 1、受像管ドライブ回路の出力電圧を検出する検出手段
と、この検出手段による黒レベル時(または白レベル時
)の検出出力が所定値を越えたとき直流レベル補正回路
(または利得補正回路)を制御し受像管への映像信号の
直流バイアスレベル(またはドライブバイアスレベル)
を一定値以下に抑圧する制御手段と、利得補正回路の利
得(または直流レベル補正回路のレベル)を所定の値に
切換えるスイッチ手段とを具備したものである。
2、上記項番1の検出手段は受像管ドライブ回路へ入力
される電圧レベルを検出することとしたものである。
3、受像管ドライブ回路が複数チャンネルの場合、上記
項番2の検出手段の検出電圧は複数チャンネルの最大電
圧とすることとしたものである。
〔作用〕
1、上記制御手段の出力で上記スイッチ手段を駆動する
ため、制御系1つで黒レベル、白レベルの受像管ドライ
ブ回路の振込み電圧を抑圧できるので制御系を1つ削除
できる。
2、受像管ドライブ回路へ入力される電圧レベルを検出
することにより、前記受像管ドライブ回路の電流検出回
路を用いずに受像管ドライブ電圧の振込み電圧を各チャ
ンネルそれぞれ容易に検出できるので素子数を削減でき
る。また、受像管ドライブ回路より前段を集積(iC化
)する場合、受像管ドライブ回路の電流検出用端子が不
用となるさらに、検出出力と比較する基準電圧がiC内
で精度良く容易に生成できるので動作点を安定化できる
3、複数チャンネルの受像管ドライブ回路の最大電圧で
振込み電圧を検出するので、チャンネル間のバラツキに
よる単色飽和などの問題がなく、比較器も1つあればよ
いため素子数低減となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第工図により説明する。尚、
第1図において第4図と同一部分には同一符号を記して
詳細な説明は省略する。
色信号R,G、Bは、クランプ用コンデンサCiR,C
i、G、CiBを介して直流バイアス補正回路183R
,183G、183Bに供給される。この直流バイアス
補正回路はクランプ回路により構成されており、制御端
子223,233゜243に供給される2値電圧により
前記コンデンサCiR,CiG、CiBへの充電・放電
電流を切換える。制御端子が高電圧時、充電され直流電
位が上昇し、制御端子が低電圧時、放電され直流電位が
下降するように動作する。また、この充電・放電動作は
ライン342を通して供給されるゲートパルスの黒レベ
ルの挿入タイミング時であり、その期間は保持される。
受像管ドライブ回路19R,19G、工9Bは、前軸ド
ライブ回路上9Bを代表に示す通り、トランジスタ25
,64を有し、トランジスタ25のベースに利得補正回
路181Bからの信号が加わり、コレクタは抵抗26を
介して電圧源VCC1に接続され、エミッタは抵抗61
を介して定電流源62に接続される。トランジスタ64
のベースには定電圧源65が加わり、コレクタは抵抗6
6を介して電圧源VCC2に接続され、エミッタは抵抗
63を介して前記定電流源62に接続される。
そしてトランジスタ25のコレクタからの出力が次段の
出力回路20Bに供給され、またトランジスタ64のコ
レクタからの出力が比較器552Bの(+)入力へ供給
される。
以下動作を説明する。まず通常動作時、黒レベルの制御
系は、電流検出ライン30,31.32の信号が比較器
353R,353G、353Bの(−)入力へ供給され
、(+)入力へ印加される基準電圧源362と比較され
る。その結果はスイッチング出力となり、高電圧または
低電圧が出力される。これらの出力がスイッチング手段
S ar+ S ag+ S abを介して直流レベル
補正回路183R,183G、工83Bの制御端子22
3゜233,243に供給され黒レベル基準挿入パルス
の期間制御される。ここでスイッチング手段Sar、 
Sag、 S3bを制御する比較器552R。
552G、552Bの出力は黒レベル挿入期間において
低電圧となりスイッチは第1図のように左側が選択され
る。次に白レベルの制御系は、前記第4図と同様に動作
するが、比較器351R。
351G、351Bの出力と利得補正回路181R,1
81G、181Bの制御端子221,231゜241の
間にスイッチング手段54ry S4g+ s、bが挿
入されている。これらスイッチング手段はホールド回路
59R,59G、59Bの出力により制御されるが、こ
れらホールド回路は前記比較器552R,552G、5
52Bの出力の黒レベル期間の電位をホールドする。こ
のためホールド回路出力は低電圧となり、前記スイッチ
ング手段S4r、 S4gt S4bは第1図のように
左側が選択される。以上より通常は白レベル、黒レベル
とも受像管の電流によりバイアス制御がかかる。
次に本発明の特徴とする電源オン時の動作について説明
する。回路の特徴は、枠50で示す回路部分、およびこ
の回&!r50の出力によって制御されるスイッチ手段
S<r、S<g+ S<bを備えたこと、および受像管
の過大バイアスを検出する比較器552R,552G、
552Bの(+)入力を前記トランジスタ64のコレク
タとし、電圧検出としたことにある。
上記回路50は、黒レベル基準挿入パルス期間時の受像
管ドライブ回路19R,19G、19Bの出力等価電圧
を検出し、これらの電圧が所定値以上となったとき比較
器552R,552G。
552Bがそれぞれ高電位出力となり、スイッチ手段S
ar、 Ssg、 S3bの選択が第1図におけりる右
側、すなわちアース(低電位)を選択する。このため直
流レベル補正回路182R,182G。
工82Bは直流レベルを下降させ、上記受像管ドライブ
回路の検出電圧を所定値以下とする様に動作する。ここ
で第4図との相違点は、比較器552R,552G、5
52Bの出力をホールドする手段59R,59G、59
Bを設け、これらの出力で前記スイッチ手段S ary
 S ag、S 3bを切換え制御するところにある。
すなわち、比較器552R,552G、552Bの出力
が低電圧の場合はカソード電流が流れている通常動作状
態であるが、この時、ホールド手段59R,59G、5
9Bの出力も低電圧出力となり、スイッチ手段S4r、
 S4go s、bは、それぞれ比較器351R,35
1G、351Bの出力を選択する。よって利得補正回路
181R,181G。
181Bは通常の制御をなされた動作となる。次に、比
較器552R,552G、552Bの出力が高電圧の場
合は、これは電源がオンされて、カソードがまだ温まっ
ていない場合であるが、この時ホールド手段59R,5
9G、59Bの出力も高電位となり、前記スイッチ手段
S<r、 s、g、 541)は、それぞれスイッチン
グして、アース側を選択する。よって前記利得補正回路
18工R,181G、181Bは最小利得での動作とな
り、カソードのドライブ電圧は最小となる。
以上より、黒レベル基準挿入パルス期間のみの受像管ド
ライブ回路の出力等価電圧検出によって受像管ドライブ
回路の振込み電圧を各チャンネルごとに黒レベル、白レ
ベルとも抑圧することが可能となる。
本実施例によれば、回路を構成する素子を削減すること
ができ、簡素化を図れる効果がある。
本発明の他の一実施例を第2図により説明する。
尚、第2図において第1図と同一部分には同一符号を記
して詳細な説明は省略する。
本発明の特徴とする点は受像管の過大バイアスの検出場
所である。第2図では受像管ドライブ回路19R,19
G、19Bの1−ランジスタ25のエミッタを用いてい
るが、ベースを用いても同様である。前記1〜ランジス
タのエミッタ電圧はそれぞれ比較器552R,552G
、552Bの(+)入力端子へ入力される。これら比較
器では(−)入力端子へ入力される基準電圧源564の
電圧と比較され、前記第1図と同様の動作を行なう。
本実施例によれば、第1図に示す受像管ドライブ回路の
出力等価電圧を検出する回路を構成するトランジスタ6
4、抵抗63,66、定電流源62を3チャンネル分設
けることなく3チャンネルの個別制御が可能となり、少
ない素子数でチャンネル間の動作バラツキに起因する前
述の単色飽和などの弊害を改善することができる。また
、iC化を考えた場合、受像管ドライブ回路19R21
9G、19B、出力回路2OR,20G、20Bを除い
た部分を集積すると考えると、比較器552R,552
G、552Bの(+)入力をトランジスタ25のベース
ラインとした場合、このラインはiC内部へ内蔵するこ
とが可能であり、第1図の方式に比べiCの端子数を低
減することができる。
本発明の他の一実施例を第3図により説明する。
尚、第3図において第2図と同一部分には同一符号を記
して詳細な説明は省略する。
本発明の特徴とする点は枠50で示す回路部分であり、
第2図に示す回wr50に比べ回路規模を小さくした点
にある。トランジスタ25のエミッタラインは、最大値
回路60へ入力され、3本信号ラインの中で最大電圧が
選択され最大値回路60の出力信号となる。この出力信
号は、比較回路552の(+)入力端子へ供給される。
これ以後の動作は前記第1図と同様である。上記3本の
信号ラインで最大値を検出して制御をかけるので、受像
管ドライブ回路の振込み電圧が3チャンネルのうち最大
値のチャンネルで動作することになる。
本実施例によれば、前記第2図の効果の他に回路規模を
小さくできるという効果がある。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので以下
に記載されるように効果を奏する。
自動白バランス調整回路を設けたことに基因して、従来
電源投入時に受像管が過大にバイアスされていたことを
少ない素子数で構成した回路により確実に防止すること
ができる。
また、受像管の過大バイアスを検出する方法を変えるこ
とにより、抑圧時のチャンネル間バラツキを抑圧し、安
定した白色から出画することができる。さらに、iC化
した場合端子数を低減することができる。
また、受像管の過大バイアスを3チャンネル間の最大値
を検出し制御することにより、素子数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明の一実施例を示す回H
r構成図、第4図、第5図は従来の自動白バランス調整
回路を示す回路構成図、第6図は第5図の動作説明に供
する各部の信号波形図、第7図は第5図にて使用される
比較器の動作特性を示す特性図である。 181R,181G、18より・・・利得補正回路、1
83R,183G、183B・・・直流レベル補正回路
、29・・・カソード電流検出抵抗、331R。 331G、331B・・・サンプリング回路、552R
,552G、552B・・・比較器、59R。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カラー受像管に絵柄期間とブランキング期間を有す
    る映像信号を供給する信号伝送線路と、この信号伝送線
    路に配置されかつ第1の制御端子を有し、呼の制御端子
    に供給される第1の制御信号によって受像管へ供給する
    映像信号の利得を補正する利得補正回路と、前記信号伝
    送線路に配置されかつ第2の制御端子を有し、この制御
    端に供給される第2の制御信号によって受像管へ供給す
    る映像信号の直流レベルを補正する直流レベル補正回路
    と、前記利得制御回路と直流レベル制御回路の出力に応
    答して受像管をドライブする受像管ドライブ回路と、上
    記ブランキング期間の一部に白レベルの基準信号と黒レ
    ベルの基準信号を挿入し、その挿入期間の受像管電流を
    検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段と前記
    第1の制御端子との間に設けられ、前記白レベルに対応
    した前記第1の検出手段の出力レベルに応答した第1の
    制御信号を前記第1の制御端子に供給し、もって受像管
    のドライブ制御に供する第1の制御手段と、前記第1の
    検出手段と前記第2の制御端子との間に設けられ、前記
    黒レベルに対応した前記第1の検出手段の出力レベルに
    応答した第2の制御信号を前記第2の制御端子に供給し
    、もって受像管の直流バイアス制御に供する第2の制御
    手段と、前記受像管ドライブ回路の出力電圧を検出する
    第2の検出手段と、この第2の検出手段による前記黒レ
    ベル時の検出出力が所定値を越えたとき前記直流レベル
    補正回路を制御し受像管への映像信号の直流バイアスレ
    ベルを一定値以下に抑圧する第3の制御手段と、前記利
    得補正回路の利得を所定の値に切換えるスイッチ手段と
    を具備する自動白バランス調整回路。 2、請求項1において、第3の制御手段は、前記第2の
    検出手段による前記白レベル時の検出出力が所定値を越
    えたとき前記利得補正回路を制御し受像管のドライブバ
    イアスレベルを一定値以下に抑圧し、前記スイッチ手段
    は、前記直流レベル補正回路のレベルを所定の値に切換
    えることを特徴とする自動白バランス調整回路。 3、請求項1及び請求項2において、第2の検出手段は
    前記受像管ドライブ回路へ入力される電圧レベルを検出
    することを特徴とする自動白バランス調整回路。 4、請求項3において、受像管ドライブ回路が複数チャ
    ンネルの場合、第2の検出手段は複数の受像管ドライブ
    回路へ入力される電圧の最大値を検出することを特徴と
    する自動白バランス調整回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6426235A (en) * 1987-07-22 1989-01-27 Sharp Kk Display system for inference process of interrogation and answer system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6426235A (en) * 1987-07-22 1989-01-27 Sharp Kk Display system for inference process of interrogation and answer system

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