JPH03184536A - 人工膝関節用脛骨側コンポーネント - Google Patents

人工膝関節用脛骨側コンポーネント

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JPH03184536A
JPH03184536A JP32629889A JP32629889A JPH03184536A JP H03184536 A JPH03184536 A JP H03184536A JP 32629889 A JP32629889 A JP 32629889A JP 32629889 A JP32629889 A JP 32629889A JP H03184536 A JPH03184536 A JP H03184536A
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JP
Japan
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plate
base plate
ultra
molecular weight
high molecular
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Pending
Application number
JP32629889A
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English (en)
Inventor
Koji Nishikawa
浩二 西川
Nobuo Matsuno
松野 伸男
Hiroyuki Matsui
博之 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、人体内に適用する人工膝関節のうちの脛骨側
コンポーネントに関する。
〈従来の技術〉 人間の関節は種々の外傷等により変形、破壊されること
がある。 関節破壊が著しくなれば疼痛と関節機能の障
害のために日常生活がかなり制限されることになる。 
このような状態を改善し、通常の社会生活に復帰させる
ための治療法として現在用いられている最も有効な方法
は人工関節の置換術である。
人工膝関節は第5図に示すように大腿骨1側コンポーネ
ント2と脛骨3側コンポーネント4に分けられ、大腿骨
側にはCo合金、Ti合金、5U3316などの金属や
A角203、ZrO2などのセラ尖ツクスが用いられ、
脛骨側には大腿骨側に接する摺動面を持つ超高分子量ポ
リエチレン製プレート5と、その補強材として前記大腿
骨と同一の素材よりなるベースプレート6にて構成され
るのが一般的である。
ここで、脛骨側コンポーネント4のうち超高分子量ポリ
エチレン製プレート5は、大腿骨側コンポーネント2と
摺動する部分であり、後者が金属あるいはセラミックス
である場合、現在のところ最も摩耗の少ない組合せであ
る。
しかしながらこの組合わせにおいても、生体内では超高
分子量ポリエチレン製プレート5側に0.5mm/年の
摩耗による減少例も報告されており、この場合この部品
の厚みを5mmとすれば10年で消滅してしまうことと
なる。
そこでこの様な状況を改善すべく、特開昭62−270
153号ではベースプレート6を生体内に固定したまま
、超高分子量ポリエチレン製プレート5のみを交換し得
るようにしたものが提案されている。
しかし、上記方法においても交換のための再手術が必要
であるという問題があった。
また、従来用いられているベースプレート6と超高分子
量ポリエチレン製プレート5の接合は、第6図に示すよ
うに超高分子量ポリエチレン製プレート5の非摺動面1
1直下の両者の接合部にそれぞれ凸部9および凹部13
を設けるとともに両者の摺動面12の外周部にそれぞれ
突起部14および切欠部15を設けて嵌合させるものや
、第7図に示すように非摺動面11直下の両者の接合部
にそれぞれ凸部9及び凹部13を設けるとともに、ベー
スプレート6の外周部に突起14を設けることにより、
嵌合させるものであった。 このため、超高分子量ポリ
エチレン製プレート5が実質的に使用できる厚さは、図
中の18で示した分だけとなり、本来の摺動面部の厚さ
1つより、突起14の高さ分だけ小さいものとなり、こ
の分部品の耐用年数が短縮されるという問題点があった
またさらに、従来から超高分子量ポリエチレン製プレー
ト5とベースプレート6とは、その組合せは一義的に決
められていた。
しかしながら、人工膝関節を人体内に埋入するにあたっ
ては、大腿骨1の大きさ、形状に合わせて大腿骨側コン
ポーネント2がまず決定される。 ついで、摺動特性や
脛骨の大きさを考慮することにより超高分子量ポリエチ
レン製プレート5の大きさ、形状が決められる。 大腿
骨の大きさと脛骨の大きさは、人により異なる。 この
ため従来の方法では、これに合わせてベースプレー)・
6が一義的に選択されてしまうため、これが必ずしも脛
骨3の輪郭と合致しないという状況がしばしばあられれ
た。
即ち、脛骨側コンポーネント4と脛骨3との結合部分は
、第5図に示すように、ベースプレート6は脛骨3の外
周にある強度の高い厚さ2〜3mmの皮質+7で保持さ
れる必要がある。 もしベースプレート6が皮質骨7の
内径より小さく、海綿骨8のみで保持されるならば、強
度のない多孔質構造の海綿骨8中へ、ベースプレート6
は沈みこむことになり、人工膝関節としての機能を失う
ばかりでなく、新たな病因となる可能性が大である。
また、ベースプレート6が皮質骨7よりも外へ出る場合
には、このはみ出し部分がじん帯等の軟部組織を傷つけ
る。
したがって、ベースプレート6の外部は、厚さ2〜3m
mの皮質骨7の上にのっていることが必須である。
特に、脛骨3に比較してベースプレート6が小さい場合
は、海綿骨への沈みこみが生ずるほか、過大の出血によ
る手術後の治癒の遅れという問題があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上記問題点を有利に解決し、耐久性が高く、
しかも幅広い脛骨寸法に適応した互換性の高い人工膝関
節用脛骨側コンポーネントを提供することを目的として
いる。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本発明によれば、大腿骨側コ
ンポーネントと接する面が、中央に非摺動面、その両側
に摺動面を有する超高分子量ポリエチレン製プレートと
、その下面に密着して設けられるベースプレートとを有
する人工膝関節用脛骨側コンポーネントにおいて、前記
超高分子量ポリエチレン製プレートの前記非摺動面下の
面に凹部、前記摺動面下の面に凸部を設け、 前記ベースプレートの前記超高分子量ポリエチレン製プ
レートに密着する面に、前記凹部および凸部とそれぞれ
嵌合する凸部および凹部を設けて密着させたことを特徴
とする人工膝関節用脛骨側コンポーネントが提供される
以下に本発明を第1〜3図に示す好適実施例に基づいて
さらに詳細に説明する。
本発明の脛骨側コンポーネント4は、大腿骨側コンポー
ネントに接する摺動面を有する超高分子量ポリエチレン
製プレート5と、その下面に密着して設は補強材となる
ベースプレート6とを有している。
前記超高分子量ポリエチレン製プレート5の上面は、第
3図に示すように両側が大腿骨側に接する摺動面12と
なり、中央が非摺動面11となっている。
前記超高分子量ポリエチレン製プレート5とベースプレ
ート6は、前記ポリエチレン製プレート5の非摺動面1
1直下の凹部13と凸部9、および摺動面12下のポリ
エチレン製プレート側凸部16とベースプレート側凹部
17とがそれぞれ嵌合するようになっている。 さらに
、13.9および16.17の凹凸部の位置は、大きさ
によらず、一定とすることもできる。
前記超高分子量ポリエチレン製プレート5の摺動面12
下の嵌合部16は凸形状であり、かつ外周部には切欠部
15を設けない。
このため、超高分子量ポリエチレン製プレート5は実質
的に薄肉部を有しなくなり、耐用年数の短縮が解消され
た。
また、従来技術では嵌合部の構造により、超高分子量ポ
リエチレン製プレート5の大きさによってベースプレー
ト6の大きさも一義的C定まってしまう(例えば、ベー
スプレート6の接合面を自由に小さくできない)が、本
発明の構造によれば、嵌合部の位置および形状、大きさ
が同一となっているため、ベースプレート6の大きさは
超高分子量ポリエチレン製プレート5の接合面の大きざ
による制限をうけることなくベースプレート6の接合面
の大きさを自由に選定することができる。
すなわち、例えば第4図に示すような組合わせが可能と
なり、大腿骨および脛骨の切除量が何らかの理由により
不均衡となった場合等、大腿骨側コンポーネントとベー
スプレートの大キざに差異を生ぜざるを得ない場合にお
いても、その許容限度を十分に大きくすることが可能と
?jった。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
(実施例1) 脛骨側コンポーネントとして、ポリエチレン製プレート
5には分子量450万の超高分子量ポリエチレンを用い
、第3図に示す形状のものを作成した。 ベースプレー
ト6にはA16%、v4%を含むチタン合金を使用し、
第2図に示す形状のものを作成した。
ベースプレート6には1か所の凸部9と、2か所の凹部
17を設けた。 また、超高分子量ポリエチレン製プレ
ート5には上記ベースプレート6の凸部9と凹部17と
に対応して1か所の凹部13と2か所の凸部16とを設
けた。
このようなベースプレート6の2種類と超高分子量ポリ
エチレン製プレート5の4種類を製作した。 その各部
の寸法を表1に示す。
ここで、ベースプレートのおよび■とは外郭において6
%の寸法差とした。 また、超高分子量ポリエチレン製
プレート■および■はそれぞれベースプレート■および
■と外郭形状を一致させた。 また、超高分子量ポリエ
チレン製プレート■は外郭寸法を前記ベースプレート■
より6%小さくし、超高分子量ポリエチレン製プレート
■は■よりもさらに6%外郭寸法を小さくした。
また、ベースプレート■および■、超高分子量ポリエチ
レン製プレート■、■、■および■において、嵌合部寸
法B、D、E、F、G、HおよびIは共通である。 た
だし、はめ合い公差を無視している。
上記寸法により製作したベースプレートと超高分子量ポ
リエチレン製プレートとを表2のように組み合わせ脛骨
側コンポーネントとじた。
これにより、従来ベースプレートに対し超高分子量ポリ
エチレン製プレートが一義的に定まっていたのに対し、
本発明によれば前者をベースにした場合には後者を3 
fffi類選択可能となり、また後者を先きに決めた場
合には前者を2 fi類選択可能となり(但し、ベース
プレートの数を増やせば、3種類以上に対応可能である
)、大腿骨および脛骨の切除量が異っていても対応でき
るようになった。 さらに、従来のポリエチレン製プレ
ートの場合は約2mm、切欠部または突起の分だけ薄肉
になっていた摺動面を厚肉にでき、脛骨側コンポーネン
トの寿命の延長が可能となった。
表 〈発明の効果〉 本発明は以上説明したように構成されているので、本発
明によれば、人工膝関節用脛骨側コンポーネントの耐用
年数の減少を防止でき、しかも脛骨寸法に適応した脛骨
側コンポーネントを容易に提供でき、手術後の治癒を促
進することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す脛骨側コンポーネン
トの断面図である。 第2図は、本発明のベースプレートの一例を示し、(a
)は平面図、(b)は側面図である。 第3図は、本発明の超高分子量ポリエチレン製プレート
の一例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である
。 第4図は、本発明の他の例を示す脛骨側コンポーネント
の断面図である。 第5図は、人工膝関節の装着状態を示す部分断面図であ
る。 第6図および第7図は、従来の脛骨側コンポーネントの
断面図である。 符号の説明 1・・・大腿骨、 2・・・大腿骨側コンポーネント、 3・・・脛骨、 4・・・脛骨側コンポーネント、 5・・・超高分子量ポリエチレン製プレート、6・・・
ヘースプレート、 7・・・皮質骨、 8・・・海綿骨、 9・・・凸部、 11・・・非摺動面、 12・・・摺動面、 13・・・凹部、 14・・・突起部、 15・・・切欠部、 16・・・ポリエチレン製プレート側凸部、7・・・ベ
ースプレート側凹部、 8・・・超高分子量ポリエチレン製プレート摺動面部の
有効厚さ、 9・・・超高分子量ポリエチレン製プレート摺動面部の
厚さ F I G、 1 7 FIG、2 FIG、3 「IG4 FIG、6 FIG、7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大腿骨側コンポーネントと接する面が、中央に非
    摺動面、その両側に摺動面を有する超高分子量ポリエチ
    レン製プレートと、その下面に密着して設けられるベー
    スプレートとを有する人工膝関節用脛骨側コンポーネン
    トにおいて、 前記超高分子量ポリエチレン製プレートの前記非摺動面
    下の面に凹部、前記摺動面下の面に凸部を設け、 前記ベースプレートの前記超高分子量ポリエチレン製プ
    レートに密着する面に、前記凹部および凸部とそれぞれ
    嵌合する凸部および凹部を設けて密着させたことを特徴
    とする人工膝関節用脛骨側コンポーネント。
JP32629889A 1989-12-15 1989-12-15 人工膝関節用脛骨側コンポーネント Pending JPH03184536A (ja)

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