JPH0318347Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318347Y2
JPH0318347Y2 JP1982143694U JP14369482U JPH0318347Y2 JP H0318347 Y2 JPH0318347 Y2 JP H0318347Y2 JP 1982143694 U JP1982143694 U JP 1982143694U JP 14369482 U JP14369482 U JP 14369482U JP H0318347 Y2 JPH0318347 Y2 JP H0318347Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
plate
container
plywood
bottom frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982143694U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5949624U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14369482U priority Critical patent/JPS5949624U/ja
Publication of JPS5949624U publication Critical patent/JPS5949624U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318347Y2 publication Critical patent/JPH0318347Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は建設工事現場等で発生する廃材、再使
用材等の集積運搬、及び工具等の収納運搬などに
使用する折りたたみ式コンテナに係わり、その目
的とするところはコンテナに廃材、工具等を投入
する際に生じる衝撃等に耐え、且つ、簡易に折り
たたみ、組み立てができるようにしたものであ
る。
〔従来の技術とその問題点〕
廃材の集積運搬に際してはセメントの空袋に廃
材等を収納して搬送する方法などが汎用されてい
る。しかしこのセメント空袋は破れ易い上に1回
の運搬量が少なく、その作業能率が低いものであ
る。このため実公昭46−18715号、同46−1636号
公報に示される如きパレツトコンテナ、箱形運搬
用パレツト等を用いることがあるが、このパレツ
トコンテナ等は元来工場で部品等の搬送用として
用いるためのもので、これを工事現場で生じる廃
材の運搬用として使用すると網状の側枠より小ガ
レキや粉体等がこぼれ落ちたり、またガレキ投入
による衝撃にて網状側枠が破損しやすいもので、
長期に亘る使用に耐えない欠点がある。また網状
側枠内にプラスチツク製などの内容器を挿入する
パレツトでは、小ガレキ、砂などのこぼれ落ちを
防止できても衝撃によつて容器が破損すると容器
全体を交換しなければならず、いずれにしても工
事用としての使用には不適当である。
〔問題点の解決手段〕
本考案は上記の問題点を解決し、連設工事現場
用のコンテナに適したものにするために、 (1) コンテナの底板、側板はすべて合板製として
小ガレキや粉体などがこぼれないようにするこ
と、 (2) 耐久性のある枠組と、底板および側板を分割
することによつて収容物投入による衝撃を直接
受ける底板および側板は損傷した場合その分だ
け容易に取り替えられるようにすること、 (3) しかも底板、側板は建設工事現場で派生する
古合板を寸法切りするだけで使えるので、入手
と加工が容易で経済的であること、 (4) これ等の底板、側板は着脱自在で、はめ込
み、差し込み、引き抜きだけの操作で、コンテ
ナの組み立て、枠の折りたたみが簡単に行え、
又収容物を収容した状態で側板の一面を引き抜
くことにより、収容物の取り出しが容易に行え
ること、 を鑑みてなしたもので、 山形鋼で形成した底枠と、この底枠の対向する
二側辺に折りたたみ自在に設けた側枠と、この底
枠にはめ込むようにして支持する底板と、側枠の
内面にそつて支持される側板、及び対向する両側
枠間に架設される止金物付側板とにより構成す
る。この底板、側板は底枠、側枠にはめ込み、差
し込み、によつて容易に折畳みできるコンテナと
するものである。
〔実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例にもとづいて説
明する。
図に於て1は底枠、2は側枠で底枠1の対向す
る両側端縁に丁番6を介して起伏させ折りたたみ
自在に設け、この底枠1に底板3を支持させ、対
向する側枠2,2間に側板5,5を架設し、側枠
2の内面に沿つて側板4を挿入して箱型の折りた
たみ式コンテナを構成する。
上記底枠1は山形鋼を所要の長さに切断した4
片の底枠材11,11…を互いにその先端を突き
合せ、溶着して四角形の枠形とすると共に該各底
枠材11の底辺11bは底枠の内方に水平に突出
せしめ、この底辺11b上に底板3が載置支持さ
れるようにし、また対向する二つの底枠材11,
11の垂辺11a,11aには丁番6を突設し、
この丁番の他片を側枠の下枠材23に止着する。
側枠2は上枠材21、下枠材23を上下に配し、
上枠材21は山形鋼でその上辺を外側へ向け、下
枠材23は平鋼で縦向けに使用する。かつ側枠2
の幅は、後述のように底枠1より側板5を挾み込
む分だけ若干広くする。かつこの上下両枠材2
1,23間の両端部に山形鋼の縦枠材22を配
し、この縦枠材の両端を上枠材及び下枠材に溶着
して一体とする。そして上枠材21の上辺には把
手7を突設し、両縦枠材22は、側枠2を起立し
て二側枠を互いに対向させた時に山形鋼の一辺2
2aが内側に突出するようにし、かつこの上端縁
に切込溝24を形成する。
側板4は合板製で、側枠2の内面に沿う大きさ
である。また側板5は対向する側枠2,2間に架
設されるもので、底板3及び側板4と同様の合板
製で、上端両側縁に止金物8,8を突設し、この
止金物の先端片下縁に切込溝81を形成し、側枠
の切込溝24と互いに嵌合係止するようにする。
なお縦枠材22の辺22aの内面と、底枠材11
の垂辺11aの外面とで側板5の側端と下端を挾
むことによつて、側板5下部の両端が係止でき
る。
上述の如く形成されるコンテナの組み立てにつ
いて説明する。
まず側枠2,2を底枠上より起して底枠1に底
板3を嵌め込む。この時底板の四周縁は底枠材の
底辺11bにて支持される。次に互いに対向させ
た側枠2,2間に側板5,5を差し込むが、この
時側板5の両側に突設した止金物の切込溝81と
側枠2の縦枠材22の切込溝24とを互いに嵌合
係止する。この状態を第4図に示す。従つて側板
5の上部は止金物8を介して側枠の縦枠材に、両
側端縁部は側枠の縦枠材のフランジ内面にそつて
支持されるものである。なお収容物の側圧による
側板5下端の膨出を少くするために底枠材11の
中間に必要に応じて1個又は複数個の膨出止具9
を設け、又側板5の上縁の補強を兼ねて点線で図
示したように両端の止金物8をつないで1本の平
鋼又は形鋼製の通金物82とすることもある。
又、側枠2はその上端を側板5の止金物8で拘束
されるので、内外に倒れることなく固定される。
最後に側板4を、側板5の端面と縦枠材22の
間sへ差し込んで、コンテナの組み立てを完了す
る。
〔考案の効果〕
而して本考案による時は次の如き数々の利点を
有する。
(1) 底板と側板が取りはずせて、枠組が折りたた
める上に側枠は2面だけで、他の2面が不要で
あるため、相当大きな箱でも分割した個々の部
品は軽量で嵩ばらず、運搬が容易であると共に
積み重ね収納に便利である。
(2) コンテナ組み立ての機構も、側枠を起こし、
側板を差し込んで、止金物と縦枠の切込溝を相
互を嵌め込むだけで堅固に箱体が固定され、折
りたたみも側板を抜くだけですむので、操作が
極めて簡単容易である。
(3) 底板、側板も底枠、側枠にはめ込むだけでよ
いので取り付けが簡単である。
(4) 建設現場等で派生する古合板等を底板、側板
に利用でき、しかもその底板、側板が損傷すれ
ばその分だけ簡単に取り替えできる。
(5) それによつて枠組の使用年数を永くすること
が可能で、経済的である。
(6) 一面の側板を抜くだけで、コンテナ内の収容
物の排出が容易に行える。
(7) コンテナの大きさや収容物の種類、重量は任
意であつて、建設現場だけに限らず、工場、倉
庫、事務所、商店、公園、一般家庭などでも広
く使えるものであり、クレーンやレツカーで吊
り、又は台車に乗せて運搬するような大きなも
のから、一人で持ち運びできる小型のものまで
広範囲に活用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る折りたたみ式コンテナの実
施の態様を示し、第1図は枠組の斜視図、第2図
第3図は組立後の縦断面図、第4図はコーナー部
上端の平面詳細図、第5図は組立後の側板と底板
のみを表わした斜視図である。 1……底枠、11……底枠材、11a……垂
辺、11b……底辺、2……側枠、21……上枠
材、22……縦枠材、23……下枠材、3……底
板、4,5……側板、6……丁番、7……把手、
8……止金物、82……通金物、9……膨出止、
81,24……切込溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 山形鋼にて枠状に形成した底枠と、この底枠の
    対向する二側縁に丁番を介して折畳自在に設けた
    側枠と、底枠内にはめ込む合板製の底板と、側枠
    内面に沿つて差し込む合板製の側板と、前記側枠
    材の縦枠上端に形成した切込溝と嵌合係止される
    切込溝付止金物を両側に突設した合板製の側板よ
    り成り、この止金物を具えた側板を対向して起立
    した側枠間に架設するようにした折りたたみ式コ
    ンテナ。
JP14369482U 1982-09-22 1982-09-22 折りたたみ式コンテナ Granted JPS5949624U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14369482U JPS5949624U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 折りたたみ式コンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14369482U JPS5949624U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 折りたたみ式コンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5949624U JPS5949624U (ja) 1984-04-02
JPH0318347Y2 true JPH0318347Y2 (ja) 1991-04-18

Family

ID=30320673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14369482U Granted JPS5949624U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 折りたたみ式コンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5949624U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6564590B2 (ja) * 2015-03-16 2019-08-21 株式会社日立物流 廃棄物運搬用折り畳みコンテナ
KR101572004B1 (ko) * 2015-06-23 2015-11-25 한국컨테이너풀 주식회사 분해 가능한 철재 컨테이너

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421754Y1 (ja) * 1964-07-25 1967-02-02
JPS4934428U (ja) * 1972-06-26 1974-03-26
JPS5252844U (ja) * 1975-10-14 1977-04-15

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53157038U (ja) * 1977-05-12 1978-12-09

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421754Y1 (ja) * 1964-07-25 1967-02-02
JPS4934428U (ja) * 1972-06-26 1974-03-26
JPS5252844U (ja) * 1975-10-14 1977-04-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5949624U (ja) 1984-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4266670A (en) Collapsible reinforced container
DE69204724T2 (de) Faltbarer Container.
US7980184B2 (en) Foldably constructed force-resisting structures having interior vertical support ribs
US7198166B2 (en) Modular refuse container
US3306487A (en) Knocked-down cargo shipping container
US5799812A (en) Collapsible shipping container
US5865315A (en) Material transport system
US3443737A (en) Collapsible reusable bulk shipping container
JPH02205553A (ja) 液体及び細かく分散したばら積み材料を運搬及び/又は貯蔵する容器
JPH0318347Y2 (ja)
US2549509A (en) Knockdown shipping container
JP2750295B2 (ja) 分解・返送容易な輸送容器
JPH0728115Y2 (ja) 金属製パレット
US3542234A (en) Container with walls collapsible in a stacked condition
US3079025A (en) Knockdown box or pallet bin
JP2000296827A (ja) 容 器
JP3646830B2 (ja) 粒状物用折り畳み式コンテナ
DE2233825C2 (de) Zusammenlegbarer Behälter
JP7032703B2 (ja) 組み立て式コンテナ用基底部の構造
US4046312A (en) Security tote box
JP2003335328A (ja) 折り畳みコンテナ
US1609941A (en) Crate-stacking guide
JP2560536Y2 (ja) 粉粒体輸送貯蔵容器
WO1997018998A1 (en) Metallic bin with returns on panels and corner posts
JP2002255174A (ja) 組立式コンテナ