JPH03182808A - 車輌の輪距調節装置 - Google Patents

車輌の輪距調節装置

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JPH03182808A
JPH03182808A JP32315089A JP32315089A JPH03182808A JP H03182808 A JPH03182808 A JP H03182808A JP 32315089 A JP32315089 A JP 32315089A JP 32315089 A JP32315089 A JP 32315089A JP H03182808 A JPH03182808 A JP H03182808A
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JP
Japan
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hydraulic cylinder
oil
valve
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Application number
JP32315089A
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Inventor
Masatoshi Iwamoto
正寿 岩本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車輌の輪距調節装置に関するものである。
(従来の技術) トラクタ等の車輌における後輪の輪距調節装置として、
後車軸ケースを車体側の固定ケースと、これに摺動自在
に内嵌された可動ケースとにより伸縮自在に構威し、こ
の後車軸ケースを平行又は同一軸心上に配置された油圧
シリンダにより伸縮動作させるようにしたものがある。
この種の輪距調節装置では、油圧シリンダを伸縮制御す
るための切換弁を設け、軸距の調節時には切換弁を伸長
又は収縮方向に切換えて油圧シリンダを夫々の方向に作
動させ、調節後は切換弁を中立に戻して油圧シリンダを
伸縮不能にロックするようにしている。
(発明が解決しようとする課題) トラクタ等の作業車輌は、不整地、傾斜地等を走行する
ため、その走行時に後車軸ケースに対して非常に大きな
力が軸心方向に作用する場合がある。このような場合、
従来の切換弁により油圧シリンダをロックする構造であ
れば、切換弁の製作誤差に伴なう内部リークによって油
圧シリンダが伸縮する惧れがあり、調節後に軸距が徐々
に変化することがある。また切換弁の経時摩耗による内
部リークの増大も無視し得ない。
本発明は、かかる従来の課題に鑑み、輪距調節後に車軸
ケースを確実に伸縮不能にロノつてきる車輌の輪距調節
装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、伸縮自在な車軸ケース51と、この車軸ケー
ス51を伸縮させるための油圧シリンダ64と、この油
圧シリンダ64を伸縮制御するための切換弁77.78
.79とを備えた車輌の輪距調節装置において、切換弁
77.78.79と油圧シリンダ64との間に、ダブル
パイロット型ヂエノク弁83.84を設けたものである
(作 用) 軸距の調節時には、切換弁77.78.79を操作すれ
ば、その切換側のチェック弁83又は84がパイロ・7
ト圧によって開くので、両者チェック弁83,8.4が
共に開状態となり、油圧シリンダ64が伸縮動作をする
。従って、この油圧シリンダ64により車軸ケース51
が伸縮し、車輪の軸距を任意に調節できる。
調節後は切換弁77.78.79を中立に戻す。すると
パイロット圧が発生しないので、チェック:B8384
は共に閉状態になり、油圧ンリンダ64の各油室72.
73からの油の流れを遮断する。これにより車軸ケース
51は伸縮不能に完全にロンジされるため、調節後に軸
距が変化することばない。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述する。
第2図乃至第4図において、1はトラクタ車体で、前輪
2及び後輪3を有する。後輪3はトラクタ車体1のミッ
ションケース49の後部両側にブレーキケース50、後
車軸ケース51、後車軸52を介して取付けられている
。後車軸ケース51は、固定ケース53と、これに摺動
自在に内嵌された可動ケース54とから伸縮自在に構成
されており、固定ケース53はブレーキケース50を介
してミッションケース49に取付Uられている。ブレー
キケース50内には、ミッションケース49内の後輪デ
フ装置から突出するデフヨーク軸55を制動するブレー
キ(図示せず)が設けられ、またデフヨーク軸55は遊
星減速装置56を介して後車軸52に連動連結されてい
る。後車軸52は、遊星減速装置56に連結された第1
軸57と、これにスプライン筒軸58を介して連結され
た第2軸59とにより伸縮自在に構成されている。第1
軸57は軸受60を介して固定ケース53により支持さ
れ、また第2軸59は軸受61,62を介して可動ケー
ス54により支持され、この第2軸59の外端のフラン
ジ部63に後輪3のディスク64aが取イ」けられてい
る。
後車軸ケース51の後方側には、これを伸縮させるため
の油圧シリンダ64が平行に配置され、かつ固定ケース
53と一体に形成された保持ケース65内に収められて
いる。油圧シリンダ64は内端が固定ケース53に固定
されたピストンロンドロ6と、ピストンロンドロ6の外
端に固定されたピストン67と、ピストン67及びピス
トンロッド66に摺動自在に外嵌されたシリンダ本体6
8とから成る。ピストンロッド68は筒状であって、こ
のピストンロッド68には内外に油路69.70を形成
するように内筒71が挿入され、またその油路69,7
0はピストン67により区画されたシリンダ本体68内
の各油室72.73に連通されている。シリンダ本体6
8の外端には連動体74に固定され、また連動体74は
可動ケース54の外端部に固定されている。なお、シリ
ンダ本体6日の油室72内には、円筒状のスI・ソバ−
75が遊嵌されている。
第1図は油圧回路を示す。第1図において、7Gは油圧
源、77は補助制御用の方向切換弁で、専らトラクタ車
体1に着脱自在に装着される作業機の油圧シリンダ等の
制御に使用するためのものである。78は左右切換弁で
、輪間調節時に左右の油圧シリンダ64を選択するため
のものである679は切換弁で、外部への圧油の取出し
と軸距調節とを選択するためのものである。左右切換弁
78の各出側ボートと油圧シリンダ64の各油室72,
73とを結ぶ回路80.81 には、ダブルパイロット
型のチェック弁83.84が介装されている。各チェッ
ク弁83.84は、左右切換弁78から油圧シリンダ6
4側への圧油の流れを許すと共に、互いに反対側の回路
80.81における左右切換弁78側に圧力が発生した
時に逆方向の油の流れを許すように構成されている。
次に動作を説明する。後輪3の軸距を調節する際には、
先ず、左右切換弁78を切換えて左右の油圧シリンダ6
4の内、何れか一方を選択すると共に、切換弁79を軸
距調節側に切換え、左右切換弁78に接続する。次に方
向切換弁77を中立から伸長又は収縮方向側に切換える
。例えば、軸距を大にする場合であれば、方向切換弁7
7を伸長方向に切換える。すると油圧ai76からの圧
油が方向切換弁77、切換弁79、左右切換弁78を介
して回路80側に送られるので、チェック弁83が開き
、その圧油が油圧シリンダ64の油室72に入る。一方
、回路81に圧油がくるので、反対側のチェック弁84
がパイロット圧によって開き、油圧シリンダ64の油室
73の油がチェック弁84を介して戻される。これによ
って油圧シリンダ64が伸長方向に作動する。つまり、
油圧シリンダ64のシリンダ本体68が外方へと摺動し
、後車軸ケース51の可動ケース54と、後車軸52の
第2軸59とが連動体74を介して外方へと摺動する。
そして、適当な位置まで後輪3が移動すれば方向切換弁
77を中立に戻し、油圧シリンダ64を停止させる。す
ると回路80の圧力が低下するため、チェック弁84が
閉し、両者チェック弁83.84は共に閉状態になる。
次に左右切換弁78を反対側に切換え、反対側の後車軸
ケース51も同様に伸長させる。
軸距を調節すれば、回路80.81のチxyり弁83゜
84は共に閉状態になり、油圧シリンダ64の各油室7
2.73の内圧が上昇しても、その圧油の流れを遮断す
る。従って、油圧シリンダ64、後車軸ケース5Iば完
全に伸縮不能にロックされ、傾斜地等での走行時に後車
軸ケース51に対して軸方向の力が大きく作用しても、
それによって軸距が変化することはない。
第5図は本発明の他の実施例を示す。この実施例は、主
油圧ポンプ85から後部作業機の水平制御装置86に至
る回路87の途中に優先弁88を介して方向切換弁77
の回路89を接続すると共に、この方向切換弁77から
の戻り回路90をチェック弁91を介して回路87に接
続したものである。このようにすれば、油圧シリンダ6
4への圧油をトラクタの主油圧回路から取出すことがで
きる。
なお、第5図中、92は油圧取出ブロック本体、93は
これに着脱自在に装着された油路付きの取出カバーであ
る。
第6図は本発明の更に他の実施例を示す。この実施例で
は、油圧源76として、PTOクラッチ94等に圧油を
供給する低圧ポンプを用い、これから油圧シリンダ64
に20kg/ad程度の圧油を供給するようにしている
(発明の効果) 本発明によれば、切換弁77.78.79と油圧シリン
ダ64との間に、ダブルパイロット型チェック弁83゜
84を設けているので、チエ7り弁83,84によって
油圧シリンダ64を確実にロックでき、調節後に外力に
よって車軸ケース51が伸縮し軸距が変化することはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は
油圧回路図、第2図はトラクタの側面図、第3図は後輪
の輪間調節部の平面断面図、第4図は第3図のIV−r
V矢視図である。第5図及び第6図は本発明の他の実施
例を示す回路図である。 1・・・トラクタ車体、3・・・後輪、51・・・後車
軸ケース、52・・・後車軸、53・・・固定ケース、
54・・・可動ケース、64・・・油圧シリンダ、72
.73・・・油室、77・・・方向切換弁、78・・・
左右切換弁、79・・・切換弁、83.84・・・チェ
ック弁。 特 許 出 願 人  久保田鉄工株式会社0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伸縮自在な車軸ケース(51)と、この車軸ケー
    ス(51)を伸縮させるための油圧シリンダ(64)と
    、この油圧シリンダ(64)を伸縮制御するための切換
    弁(77)(78)(79)とを備えた車輌の輪距調節
    装置において、切換弁(77)(78)(79)と油圧
    シリンダ(64)との間に、ダブルパイロット型チェッ
    ク弁(83)(84)を設けたことを特徴とする車輌の
    輪距調節装置。
JP32315089A 1989-12-13 1989-12-13 車輌の輪距調節装置 Pending JPH03182808A (ja)

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