JPH03182315A - 樹脂製品の成形装置 - Google Patents

樹脂製品の成形装置

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JPH03182315A
JPH03182315A JP32184689A JP32184689A JPH03182315A JP H03182315 A JPH03182315 A JP H03182315A JP 32184689 A JP32184689 A JP 32184689A JP 32184689 A JP32184689 A JP 32184689A JP H03182315 A JPH03182315 A JP H03182315A
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resin
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molten resin
cavity
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Yasuhiro Seto
瀬濤 康寛
Hitoshi Nakajima
均 中島
Toshiyuki Shiraishi
敏行 白石
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KURATA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂製品の成形装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、比較的大型の樹脂製品を成形する装置として
、例えば樹脂供給手段としての押出機から押し出された
溶融樹脂を、上記押出機に接続されたアキュムレータに
一旦貯溜し、その後、該アキュムレータの作動によりア
キュムレータに接続された供給管を経て固定型のキャビ
ティに供給し、しかる後、該固定型の上方に昇降移動可
能に配置された可動型の下降動作により型締めして樹脂
製品を所定形状に成形するようにしたものが知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記の従来の成形装置では、アキュムレータ
に貯溜された溶融樹脂は、固定型のキャビティに供給さ
れるまでに狭くて長い供給管を圧送されることから、圧
送中に必要以上に過熱されて劣化するという問題があっ
た。
また、上記溶融樹脂を固定型のキャビティに供給した後
、可動型の型締め動作により樹脂製品を所定形状に成形
するが、上記供給管は可動型と固定型との間に位置して
いることから、型締め動作の前に、供給管を可動型と干
渉しないように退避位置に移動させなければならず、し
たがって、その間の時間は成形に寄与しない時間であっ
て成形サイクルタイムが長くなるとともに、その間に溶
融樹脂の固定型との接触部分が冷却されて他の部分との
温度差が大きくなっていわゆるチャージマークと称する
製品欠陥が発生するという問題もあった。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、溶融樹脂を可動型の型締め動作に
連係させてキャビティに供給し得る適切な手段を講する
ことにより、溶融樹脂の劣化、成形サイクルタイムの短
縮化およびチャージマークによる製品欠陥の解消等を図
らんとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、キャ
ビティを有する固定型と、コアを有する可動型とを備え
、溶融樹脂を樹脂供給手段から上記固定型のキャビティ
に供給して上記可動型側の型締め動作により樹脂製品を
所定形状に成形する装置を対象とし、この場合、上記固
定型に貯溜室を設け、該貯溜室に上記樹脂供給手段から
供給される溶融樹脂を貯溜するようにする。さらに、該
貯溜室に押出手段を上記可動型の型締め方向に移動可能
に設け、上記押出手段を可動型の型締め動作により押圧
移動せしめて貯溜室の容積を小さくすることにより、該
貯溜室に貯溜された溶融樹脂を上記固定型のキャビティ
に押し出すようにする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、樹脂供給手段から供給
される溶融樹脂を貯溜する貯溜室に設けられた押出手段
が、可動型の型締め動作により該可動型の型締め方向に
移動せしめられ、これにより上記貯溜室の容積が小さく
なされて該貯溜室に貯溜された溶融樹脂が固定型のキャ
ビティに押し出され、樹脂製品が所定形状に成形される
このように、溶融樹脂は、固定型側に設けられた貯溜室
に一旦貯溜されることから、キャビティとの距離が近く
なり、よって該キャビティに短時間に供給されて圧送中
に必要以上過熱されずに済み、過熱による劣化が解消さ
れることとなる。
また、上述の如く貯溜室が固定型側に設けられているこ
とから、溶融樹脂をキャビティに供給するための供給管
が不要となされ、これにより可動型の型締め動作の前に
、供給管を可動型と干渉しないように退避位置に移動さ
せずに済み、よってこの退避に要する時間がなくされて
成形サイクルタイムの短縮化が図られるとともに、溶融
樹脂の固定型との接触部分の早期冷却が回避されて他の
部分との温度差が比較的小さくなされ、いわゆるチャー
ジマークと称する製品欠陥の解消が図2られることとな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は本発明の実施例に係る樹脂製品成
形装置Aを示し、1は、ベツド2に設置され、キャビテ
ィ3を有する下型としての固定型であって、該固定型1
の上方には、コア4を有する上型としての可動型5が図
示しない昇降装置により昇降移動可能に配置されている
また、上記固定型1の側方には、樹脂供給手段としての
射出機6が設置され、該射出機6と上記固定型1との間
にはブロック7が設置されている。
また、該ブロック7の型合わせ面(上面)側には、上方
に開口する貯溜室8が形成され、該貯溜室8は、上記射
出機6のノズル9先端に第1供給通路10を介して、か
つ上記固定型1のキャビティ3に第2供給通路11を介
してそれぞれ接続されている。この貯溜室8と第1およ
び第2供給通路10.11は、溶融樹脂Bが固化しない
ようヒータ13により例えば200℃に保温されている
。そして、射出機6から供給される溶融樹脂Bを上記第
1供給通路10を経て貯溜するとともに、この貯溜され
た溶融樹脂Bを第2供給通路11を経てキャビティ3に
供給するようになされている。さらに、上記第2供給通
路11の先端側には、チエツクバルブ14が介設され、
上記キャビティ3に溶融樹脂Bを供給する際、開弁作動
するようになされている。
さらに、上記貯溜室8には、押出手段としての押出ピス
トン12が上記可動型5の型締め方向く下方)に移動可
能に挿入されて配置されている。
そして、該押出ピストン12は、第1図に示すように、
上記貯溜室8に第1供給通路10を経て供給された溶融
樹脂Bの供給圧により上方に押上げ移動(上昇移動)せ
しめられて貯溜室8の容積を大きくすることにより、該
貯溜室8に溶融樹脂上を貯溜する一方、第2図および第
3図に示すように、上記可動型5の昇降装置の下降作動
による型締め動作により下方に押圧移動(下降移動)せ
しめられて貯溜室8の容積を小さくすることにより、該
貯溜室8に貯溜された溶融樹脂Bを第2供給通路11を
経て上記固定型1のキャビティ3に押出し供給するよう
になされている。そして、この型締め状態で樹脂製品B
′が所定形状に成形されるのである。
次に、上記実施例に係る樹脂製品成形装置Aにより樹脂
製品B′を成形する要領を説明する。まず、第1図に示
すように、可動型5を昇降装置の上昇作動により上昇移
動させた状態で、射出機6から溶融樹脂Bを第1供給通
路10を経て貯溜室8に供給する。これにより、押出ピ
ストン12が上記溶融樹脂Bの供給圧により上方に押し
上げられて貯溜室8の容積が大きくなり、該貯溜室8に
所定量の溶融樹脂Bが貯溜される。なお、この際、チエ
ツクバルブ14は、閉弁状態にある。
次いで、第2図に示すように、上記チエツクバルブ14
を開弁作動させた後、上記可動型5を昇降装置の下降作
動により下降移動させると、この下降過程で上記押出ピ
ストン12が可動型5により下方に押し下げられて貯溜
室8の容積が小さくなり、これにより貯溜された溶融樹
脂Bが貯溜室8の容積変化に応じて該貯溜室8から第2
供給通路11を経てキャビティ3に押し出される。
その後、第3図に示すように、上記可動型5が昇降装置
のさらなる下降作動により下降移動して型締めされると
、上記キャビティ3に溶融樹脂Bがさらに供給されて充
填され、所定時間を経過することにより、樹脂製品B′
がキャビティ3形状に対応して所定形状に成形される。
このように、本実施例では、溶融樹脂Bを、固定型1に
設けられた貯溜室8に一旦貯溜することから、キャビテ
ィ3との距離が近くなり、これにより該キャビティ3に
短時間に供給し得て圧送中に必要以上に過熱されずに済
み、過熱による劣化を解消することができる。
また、上記実施例では、上述の如く貯溜室8を固定型1
側(ブロック7)に設けていることから、溶融樹脂Bを
キャビティ3に供給するための供給管が不要となり、よ
って可動型5の型締め動作の前に、供給管を可動型5と
干渉しないように退避位置に移動させずに済み、これに
よりこの退避に要する時間をなくし得て成形サイクルタ
イムの短縮化を図ることができるとともに、溶融樹脂B
の固定型1との接触部分の早期冷却を回避して他の部分
との温度差を比較的小さくし得て、いわゆるチャージマ
ークと称する製品欠陥の解消を図ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、固定型側に貯溜
室を設け、かつ該貯溜室に押出手段を可動型の型締め方
向に移動可能に設け、該押出手段を可動型の型締め動作
により押圧移動せしめて貯溜室の容積を小さくすること
により、該貯溜室に貯溜された溶融樹脂を上記固定型の
キャビティに押し出すようにしたので、溶融樹脂の劣化
、成形サイクルタイムの短縮化およびチャージマークに
よる製品欠陥の解消等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は型開き状態の樹
脂製品成形装置を示す縦断面図、第2図は型締め途中の
樹脂製品成形装置を示す縦断面図、第3図は型締め状態
の樹脂製品成形装置を示す縦断面図である。 1・・・固定型 3・・・キャビティ 4・・・コア 5・・・可動型 6・・・射出機(樹脂供給手段) 8・・・貯溜室 12・・・押出ピストン(押出手段) A・・・樹脂製品成形装置 B・・・溶融樹脂 B−・・・樹脂製品 1・・・固定型 3・・・キャビティ 4・・・コア ラ・・・可動型 6・・・射出mc樹脂供給手段〉 8・・・貯溜室 12・・・押出ピストン(押出手段) A・・・樹脂製品成形装置 B・・・溶融樹脂 第2 第 図 2 ワシ !H3 手続補正書(自発)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャビティを有する固定型と、コアを有する可動
    型とを備え、溶融樹脂を樹脂供給手段から上記固定型の
    キャビティに供給して上記可動型の型締め動作により樹
    脂製品を所定形状に成形する装置であって、上記固定型
    側に設けられ、上記樹脂供給手段から供給される溶融樹
    脂を貯溜する貯溜室と、該貯溜室に上記可動型の型締め
    方向に移動可能に設けられ、可動型の型締め動作により
    押圧移動せしめられて貯溜室の容積を小さくすることに
    より、該貯溜室に貯溜された溶融樹脂を上記固定型のキ
    ャビティに押し出す押出手段とを備えたことを特徴とす
    る樹脂製品の成形装置。
JP32184689A 1989-12-11 1989-12-11 樹脂製品の成形装置 Expired - Fee Related JP2937370B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013538141A (ja) * 2010-08-13 2013-10-10 グリーン, ツイード オブ デラウェア, インコーポレイテッド 高体積繊維負荷を有する熱可塑性繊維複合材ならびにそれを作製するための方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013538141A (ja) * 2010-08-13 2013-10-10 グリーン, ツイード オブ デラウェア, インコーポレイテッド 高体積繊維負荷を有する熱可塑性繊維複合材ならびにそれを作製するための方法および装置
US10160146B2 (en) 2010-08-13 2018-12-25 Greene, Tweed Technologies, Inc. Thermoplastic fiber composites having high volume fiber loading and methods and apparatus for making same

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