JPH0318229Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0318229Y2 JPH0318229Y2 JP3101886U JP3101886U JPH0318229Y2 JP H0318229 Y2 JPH0318229 Y2 JP H0318229Y2 JP 3101886 U JP3101886 U JP 3101886U JP 3101886 U JP3101886 U JP 3101886U JP H0318229 Y2 JPH0318229 Y2 JP H0318229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- solid horn
- section
- rear end
- hollow shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、彫金加工などに使用する振動式加工
装置に関するものである。
装置に関するものである。
[従来の技術]
類似の振動式加工装置として、本出願人の出願
に係る実願昭60−25727号(実開昭61−142014号)
または実願昭60−25728号(実開昭61−142015号)
の振動式加工装置がある。これは、歯根管洗浄な
どの歯科治療に使用されるものであつて、先端の
チツプ針が内部の超音波振動子を介して微小振動
で振動させられるようになつている。そして振動
子およびこの振動子の振動をチツプ針に拡大伝潘
させる固体ホーンの中心部を通つて洗浄水がチツ
プ針の根元部に流れるようになつている。
に係る実願昭60−25727号(実開昭61−142014号)
または実願昭60−25728号(実開昭61−142015号)
の振動式加工装置がある。これは、歯根管洗浄な
どの歯科治療に使用されるものであつて、先端の
チツプ針が内部の超音波振動子を介して微小振動
で振動させられるようになつている。そして振動
子およびこの振動子の振動をチツプ針に拡大伝潘
させる固体ホーンの中心部を通つて洗浄水がチツ
プ針の根元部に流れるようになつている。
[考案が解決しようとする問題点]
振動子部は動作時に発熱するが、振動子の中心
部を通されている洗浄水は、この振動子部の熱を
冷却する作用を有している。歯科治療の場合、振
動子の振動パワーが小さく、また長時間継続して
使用されることも少ないために、上記したような
単に振動子部の中心に水を通しただけの構成でも
一応の冷却効果を得ることができる。しかしなが
ら、彫金加工の場合、振動子の振動パワーが大で
あり、また継続して長時間使用されることがあ
り、振動子部の発熱もそれに応じてかなりなもの
となる。このために上記したような従来の構成で
は、振動子部を十分に冷却することができない問
題があつた。
部を通されている洗浄水は、この振動子部の熱を
冷却する作用を有している。歯科治療の場合、振
動子の振動パワーが小さく、また長時間継続して
使用されることも少ないために、上記したような
単に振動子部の中心に水を通しただけの構成でも
一応の冷却効果を得ることができる。しかしなが
ら、彫金加工の場合、振動子の振動パワーが大で
あり、また継続して長時間使用されることがあ
り、振動子部の発熱もそれに応じてかなりなもの
となる。このために上記したような従来の構成で
は、振動子部を十分に冷却することができない問
題があつた。
そこで本考案は、振動子部を効率的に冷却する
ことができるようにし、よつて長時間の使用でも
安定して作動するようにすることを目的とするも
のである。
ことができるようにし、よつて長時間の使用でも
安定して作動するようにすることを目的とするも
のである。
[問題点を解決するための手段]
本考案による振動式加工装置の特徴は、冷却液
が供給される中空軸を振動子部を貫通して固体ホ
ーンの後端部に連結し、この中空軸の貫通孔と連
通するように固体ホーンに穿設されている連通孔
に、振動子部の外周を巻回する冷却パイプを連結
したところにある。
が供給される中空軸を振動子部を貫通して固体ホ
ーンの後端部に連結し、この中空軸の貫通孔と連
通するように固体ホーンに穿設されている連通孔
に、振動子部の外周を巻回する冷却パイプを連結
したところにある。
[作用]
本考案よる上記構成によれば、振動子部の中心
部と外周部の両側から冷却される。このために振
動子部全体が均一にしかもが効率的に冷却される
ようになる。
部と外周部の両側から冷却される。このために振
動子部全体が均一にしかもが効率的に冷却される
ようになる。
[実施例]
以下、本考案の一実施例を図面を参図しつつ説
明する。
明する。
円筒状のケース1には、その先端部と後端部に
前キヤツプ2と後キヤツプ3とがそれぞれ着脱自
在に螺着されており、これらはプラスチツクなど
の絶縁材料にて形成されている。ケース1とキヤ
ツプ2,3によつて形成される内部空間には、絶
縁板4と複数のランジユバン型の圧電振動子5と
負荷マス6とからなる振動子部Aおよびこの振動
子部Aに後端面が接合している固体ホーン7が配
置されている。固体ホーン7は炭素鋼、ステンレ
ス鋼、ジユラルミン、チタン合金などにて形成さ
れたものであつて、先端になるにつれて断面積が
減少している。この固体ホーン7の後端部には、
絶縁板4と圧電振動子5と負荷マス6の中心部を
貫通する中空軸8が螺着されており、固体ホーン
7と絶縁板4と圧電振動子5と負荷マス6とは、
中空軸8の後端部に螺着された固定ナツト9を介
して一体化されている。中空軸8の後端部には、
冷却液を供給する供給チユーブ10が連結されて
おり、供給チユーブ10を介して供給された冷却
水は、中空軸8の貫通孔8aを通つて固体ホーン
7に穿設されている連通孔7aに送り込まれるよ
うになつていてる。連通孔7aには、振動子部の
外周を巻回させてある冷却パイプ11の一端が連
結されており、この冷却パイプ11の他端には排
出チユーブ12が連結されている。固体ホーン7
の先端部にはホルダ13が着脱自在に螺着してお
り、このホルダに超硬材料などにて形成された加
工刃15が取付けねじ14を介して取付けられて
いる。なお、圧電振動子5には、リード線16,
16とこれが接続されている電極板17,17を
介して駆動信号が供給されるようになつている。
前キヤツプ2と後キヤツプ3とがそれぞれ着脱自
在に螺着されており、これらはプラスチツクなど
の絶縁材料にて形成されている。ケース1とキヤ
ツプ2,3によつて形成される内部空間には、絶
縁板4と複数のランジユバン型の圧電振動子5と
負荷マス6とからなる振動子部Aおよびこの振動
子部Aに後端面が接合している固体ホーン7が配
置されている。固体ホーン7は炭素鋼、ステンレ
ス鋼、ジユラルミン、チタン合金などにて形成さ
れたものであつて、先端になるにつれて断面積が
減少している。この固体ホーン7の後端部には、
絶縁板4と圧電振動子5と負荷マス6の中心部を
貫通する中空軸8が螺着されており、固体ホーン
7と絶縁板4と圧電振動子5と負荷マス6とは、
中空軸8の後端部に螺着された固定ナツト9を介
して一体化されている。中空軸8の後端部には、
冷却液を供給する供給チユーブ10が連結されて
おり、供給チユーブ10を介して供給された冷却
水は、中空軸8の貫通孔8aを通つて固体ホーン
7に穿設されている連通孔7aに送り込まれるよ
うになつていてる。連通孔7aには、振動子部の
外周を巻回させてある冷却パイプ11の一端が連
結されており、この冷却パイプ11の他端には排
出チユーブ12が連結されている。固体ホーン7
の先端部にはホルダ13が着脱自在に螺着してお
り、このホルダに超硬材料などにて形成された加
工刃15が取付けねじ14を介して取付けられて
いる。なお、圧電振動子5には、リード線16,
16とこれが接続されている電極板17,17を
介して駆動信号が供給されるようになつている。
圧電振動子5に外部のコントローラよりリード
線16,16および電極板17,17を介して駆
動信号が供給されると、この圧電振動子5が超音
波領域で振動する。この振動は固体ホーン7を伝
潘する際に拡大され、加工刃15を振動駆動す
る。この状態でケース1を手で持つて加工刃15
を加工対象物に押し当てながら動かすことにより
彫塑、彫付けなどの所望の彫金加工が行なわれ
る。このとき圧電振動子5の部分が発熱するが、
この熱は冷却液が通されている中空軸8と冷却パ
イプ11によつて圧電振動子5の中心と外周の両
側から冷却される。したがつて圧電振動子5はそ
の全体が均一にしかも効率的に冷却されるのであ
る。
線16,16および電極板17,17を介して駆
動信号が供給されると、この圧電振動子5が超音
波領域で振動する。この振動は固体ホーン7を伝
潘する際に拡大され、加工刃15を振動駆動す
る。この状態でケース1を手で持つて加工刃15
を加工対象物に押し当てながら動かすことにより
彫塑、彫付けなどの所望の彫金加工が行なわれ
る。このとき圧電振動子5の部分が発熱するが、
この熱は冷却液が通されている中空軸8と冷却パ
イプ11によつて圧電振動子5の中心と外周の両
側から冷却される。したがつて圧電振動子5はそ
の全体が均一にしかも効率的に冷却されるのであ
る。
なお、上記実施例において、圧電振動子5は磁
歪型振動子に代えることが可能である。また、加
工刃15を固体ホーン7の先端部に直接的に取り
付けるようにしてもよいことは言うまでもない。
歪型振動子に代えることが可能である。また、加
工刃15を固体ホーン7の先端部に直接的に取り
付けるようにしてもよいことは言うまでもない。
[考案の効果]
以上詳細に説明した本考案の振動式加工装置
は、振動子部を中心と外周の両側から冷却するよ
うにしているので、振動子部全体が均一にしかも
効率的に冷却される。これによつて長時間に亘つ
て継続して使用しても、振動子部が加熱すること
を確実に防止することができ、動作安定性が向上
する。
は、振動子部を中心と外周の両側から冷却するよ
うにしているので、振動子部全体が均一にしかも
効率的に冷却される。これによつて長時間に亘つ
て継続して使用しても、振動子部が加熱すること
を確実に防止することができ、動作安定性が向上
する。
図面は本考案を適用した振動式加工装置の断面
図である。 A……振動子部、5……圧電振動子、7……固
体ホーン、7a……連通孔、8……中空軸、8a
……貫通孔、11……冷却パイプ、15……加工
刃。
図である。 A……振動子部、5……圧電振動子、7……固
体ホーン、7a……連通孔、8……中空軸、8a
……貫通孔、11……冷却パイプ、15……加工
刃。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 振動子部と、後端面が上記振動子部に接合され
ている固体ホーンと、この固体ホーンの先端部に
取付けられている加工刃とを含み 冷却液が供給される中空軸を、上記振動子部を
貫通して上記固体ホーンの後端部に連結し、 上記中空軸の貫通孔と連通するように上記固体
ホーンに穿設されている連通孔に、上記振動子部
の外周を巻回する冷却パイプを連結した ことを特徴とする振動式加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3101886U JPH0318229Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3101886U JPH0318229Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62142598U JPS62142598U (ja) | 1987-09-08 |
JPH0318229Y2 true JPH0318229Y2 (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=30836361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3101886U Expired JPH0318229Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318229Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200196880Y1 (ko) * | 2000-04-28 | 2000-09-15 | 주식회사진우엔지니어링 | 초음파 진동을 이용한 초음파 절단 및 연마장치 |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP3101886U patent/JPH0318229Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62142598U (ja) | 1987-09-08 |
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