JPH03181479A - 駆虫剤 - Google Patents

駆虫剤

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JPH03181479A
JPH03181479A JP2330872A JP33087290A JPH03181479A JP H03181479 A JPH03181479 A JP H03181479A JP 2330872 A JP2330872 A JP 2330872A JP 33087290 A JP33087290 A JP 33087290A JP H03181479 A JPH03181479 A JP H03181479A
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JP
Japan
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alkyl
formula
methyl
hydrogen
group
Prior art date
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Pending
Application number
JP2330872A
Other languages
English (en)
Inventor
Louis-Pierre Molleyres
ルイ―ピエール モレイレ
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Filing date
Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
    • C07D401/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
    • C07D401/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
    • C07D403/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は新規なピリミジンジオン誘導体及び駆虫剤組成
剤に関する。
〔発明の構成、作用及び効果〕
本発明は駆虫作用を有する下記の式Iで表わされる新規
な1.3−ジ置換6−員へテロサイクル−オキシフェニ
ルカルバモイル−4,6−ピリミジンジオン誘導体及び
下記の式1aで表わされるそれらの水素化類似体;寄生
虫を駆除する方法で用いられるそれらの物質;それらの
物質を有効成分として含有する駆虫剤組成物;有効成分
及び組成物のyAflJ 、及び哺乳動物に属する家畜
及び牧畜内の寄生虫、特に線虫類、条虫類及び吸虫類を
駆除するためのイ「゛効成分及び/または組成物の使用
に関する。
本発明に係る化合物は、その互変異性体および生理学的
に許容し得る塩を含めて次式I:又はそれらの水素化さ
れた形態である次式Ia :を有する: 前記式Iおよび式1a中、R,およびR2は互いに独立
にC1〜C6アルキル、アリル、C3〜C6シクロアル
キル、ベンジルもしくはフェニルを表わし、R1はシク
ロアルキル、ベンジルもしくはフェニルを含有する未置
換もしくは置換へテロ芳香族6員環、又は1〜フェニル
を含有するヘンゾ縮合未置換もしくは置換へテロ芳香族
6員環を表わし、更にR4およびR5は互いに独立に水
素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシもしく
はハロゲノ−C6〜C3アルキルを表わす。
前記式Iにおいて、多数の可能性のあるヘタイン構造の
一種のみが表われるが、それらの等電子的構造式は次の
通りである: 又は簡単には次の式のように表わされる;式Iおよび式
1aで表わされる化合物は、全ての形態の本発明の要素
である。
本発明においては、示される炭素原子の数に応して、そ
れ自身または池の置換基の成分としての語句アルキルは
、次の直鎖及び分子鎖の基を有するものと理解されるべ
きである、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソ
−プロピル、n−7’チル、第ニブチル、第三ブチル、
イソブチル等である。それ自身またはハロアルコキシの
成分としてのハロアルキルは、モノ−ないしペルハロゲ
ン化アルキル置換基であり、例えばCIl□CI、 C
llCl!。
CCI、、 C11,tF、 clll?!、 CFf
f+ Cl1zBr、 CIIBrz、 CBr。
C!1.tl、 C11CIICIP、 CllBrC
1,CPBrCl、 C,FS。
CII□CIl□CI、 ClIClCl+3. Cz
Cls、 CIIFCIICI2.等、好ましくはCF
、である。本発明においてハロゲンは、フッ素、塩素、
臭素またはヨウ素を有するものと理解されるべきであり
、好ましくはフッ素、塩素または臭素であるが主には塩
素を意味する。
示される炭素原子の数に応じて、それ自身または置換基
の成分としてのシクロアルキルは、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等である
。シアノアルキルは、水素原子がCNによって置換され
ているアルキルであり、好ましくはCN基が末端炭素原
子に存在するアルキル基である。
語’i’iJJ I及びIaの化合物の生理学的に許容
されうる塩は、アルカリ金属、アンモニウムもしくはア
ミン塩、ナトリウム、カリウム、アンモニウムもしくは
アルキルアミン塩を意味するものと理解されるべきであ
り、特にトリエチルアミン塩が好ましい。しかし、該語
句にはまた、当量の塩形成酸を、塩基性分子に添加する
ことによって形成される無機及び有機酸の付加塩もまた
含まれる。
塩形成酸の頚は無機酸であり:例えばハロゲン化水素酸
、例えばフン化塩素酸、塩酸、臭化水素酸またはヨウ化
水素酸及び硫酸、リン酸、亜リン酸、硝酸並びに有機酸
、例えば酢酸、酸フン化酢酸、トリクロロ酢酸、プロピ
レン酸、グリコールミニチオシアン酸、乳酸、コハク酸
、クエン酸、ギ酸、ベンゼンスルホン酸、P−)ルエン
スルホン酸、メタンスルホン酸、サリチル酸、P−アミ
ノサリチル酸、フタル酸、2−フェノキシ安息香酸また
は2−アセトキシ安息香酸である。
置換基R3は、例えばピリジン、ピリミジニル、トリア
ジニル、ピラジニル、ピリダジニル、キノリル、イソキ
ノリル、フタラジニル、キノキサリル、キナゾリニル、
シンノリニル及びベンゾトリアジニルを含む群の未置換
もしくは置換基である。
言及出来る前記の環及び環形の置換基は、01〜C4ア
ルキル、ハロゲノ−C1〜C4アルキル、合計で2〜4
個の炭素原子を有するアルコキシアルキル、CI %C
4アルコキシ、ハロゲン−C1〜C4アルコキシ、C1
〜C2アルキルチオ、ハロゲノ−C1〜C4アルキルチ
オ、C1〜C2アルキルアミノ、ジ−(C3〜C3アル
キル)アミノ、アリル、プロパルギル、ハロゲン、チッ
素、シアノ、C4〜C,シクロアルキルまたはフェニル
である。
従って可能な置換基R1例えば次の環状の基である: 前述の基において、Z、 、 Z、 、 ZJ、 Z、
及び2.は互いに独立に水素、c、−C,アルキル、ノ
\ロゲン−C−C,アルコキシ、合計で2〜4個の炭素
原子を有するアルコキシアルキル、Cl−C4アルコキ
シ、ハロゲン−c、−C,アルコキシ、C1〜C4アル
キルチオ、ハロゲン−01〜C4アルキルチオC1〜C
,アルキルアミノ、ジ−(C+〜C,アルキル)アミノ
、アリル、プロパルギル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、
C1〜C,シクロアルキルまたはフェニルであり、ZI
 、 L及び2.はヘテロ芳香族環上に存在し更にZJ
及びZ、は縮合ヘテロ芳香族環上に存在する。特に言及
ずべきZI。
Zz 、 ZJ 、 ZJ及びZ5はハロゲン、好まし
くは塩素であり更にまたトリフルオロメチル及びメチル
チオである。
C,−C4アルコキシの例は、メトキシ、エトキシ、n
−プロポキシ、イソプロポキシであり、C1〜C4アル
キルチオの例は、メチルチオ及びn−プロピルチオであ
り、ハロゲン−〇1〜C4アルコキシの例は、クロロメ
トキシ、フルオロメトキシ、2−クロロエトキシ、2.
2−ジクロロエトキシ、3−フルオロ−n−プロポキシ
及び2゜2 、2− ) IJフルオロエトキシであり
更にハロゲン−C,−C4アルキルチオの例は、フルオ
ロメチルチオ、クロロメチルチオ、1.2−ジクロロメ
チルチオ及び2,2−ジフルオロメチルチオである。
本発明においてジ−(CI”’C3アルキル)アミノ基
は、アミノ基のベンジルの水素が、1〜3個の炭素原子
を有する同一もしくは異なった2種のアルキル基により
置換されているようなアミノ基を意味するものと理解さ
れるべきである。ジメチルアミノ基が好ましい。
式■及びIaの化合物は室温で安定な固体として優先的
に存在し、これは約100°〜300℃の融点を有する
。該化合物は、極めて有用な駆虫作用を有し、更に温血
動物内の、主に哺乳動物において特に家畜及び牧畜内の
多数の寄生虫病の治療及び予防の為に用いることが出来
る。
価値ある化合物は次の式■の化合物である:すなわち式
I中、R,、R,及びR2が式Iで定義された意味と同
じであり更にR1及びR1は互いに独立にCI”” C
bアルキル、アリル、C3〜C6シクロアルキルまたは
フェニルである。
特に興味ある化合物は、弐■及びIaの次の化合物であ
る:すなわち式中R3及びR1は互いに独立に、メチル
、エチルまたはアリルであり、更に特に式中R,及びR
tが互いに独立にメチルまたはフェニル、特にメチルで
ある化合物である。
式I及びIaの範囲内の代表的化合物は興味があり、こ
の化合物は、該式■中R1が未置換もしくは置換ピリジ
ン、ピリミジンまたはトリアジンであり、適当な置換基
は、メチル、ハロメチル、特にCF、、ハロゲン、特に
塩素、メチルチオ及びシクロプロピルである。
興味ある群の化合物は次の式I及びIaの化合物であり
、この式において、R1及びR2互いに独立にC1〜C
4アルキル、アリルまたはシクロプロピルであり、R3
はピリジル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル
、ピリミジニル、キノキサリニル、キノリルまたはキナ
ゾリニル基でありこれらの基は未置換であるかまたはC
1〜C4アルキル、好ましくはメチル、イソプロピル及
び第三ブチル、メトキシ、メチルアミノ、ジメチルアミ
ノ、メチルチオ、トリフルオロメチル、ハロゲン好まし
くは塩素及びフェニルからなる群から選ばれる置換によ
りモノ−ないしトリ置換されており、R4はハロゲン、
C1〜C4アルキル、好ましくはメチルまたはイソプロ
ピル、またはエトキシであり更にR3は水素またはメチ
ルである。
式I及びIaの化合物は、更に特に強調されこ(D式に
おいて、構造部分−OR1は、カルボニル基に対しメタ
位または特にパラ位、好ましくはパラ位に存在するフェ
ニル環上にある。
特に言及すべき基は、式Iの化合物であり、この式にお
いて、R8及びR2はメチルであり、R1はピリジル、
ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、キノキリニ
ルまたはキノリニル基であり、これらの基は未置換であ
るかまたはメチル、イソプロピル、メトキシ及び塩素か
らなる群の置換基によりモノ−もしくはジ置換されてお
り、更にR4及びR3は水素である。
特に興味ある化合物は、式I及びIaの次の群の化合物
であり、それらの作用に関するそれらの重要性はa)か
らf)まで増加している。
a)  R,がC1〜C4アルキル、アリルもしくは0
3〜C6シクロアルキルであり、R2がc1〜C4アル
キル、R3がピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピ
リダジニル、トリアジニル、キノキサリニルまたはキノ
リニル基であり、この基は未置換であるかまたはCl−
C4アルキル、ハロゲノ−CI”’ Caアルキル、C
lNC4アルコキシ、ハロゲノ−C5〜C4アルコキシ
、C1〜C4アルキルチオ、01〜C,アルキルアミノ
、ジ−(CI’−C3アルキル)アミノ、アリル、ハロ
ゲン、03〜C6シクロアルキル及びフェニルからなる
群から選ばれた置換基によりモノ−ないしトリ置換され
ており更に炭素原子を介して結合しており、R4が水素
、C1〜C4アルキルもしくはC1〜C4アルコキシで
あり更にR3は水素であるような化合物; b)  R1がCI−Czアルキル、アリルまたはシク
ロプロピルであり、R2がC1〜C2アルキルであり、
R3がピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジ
ニル、トリアジニル、キノキサリニルまたはキノリニル
基であり、この基は未置換であるかまたはCI””’ 
Caアルキル、ハロゲノC,−C4アルキル、01〜C
4アルコキシ、01〜C4アルキルチオ、ジ−(C+〜
C3アルキル)アミノ、ハロゲンまたはフェニルからな
る群から選ばれた置換基によりモノ−ないしトリ置換さ
れており更に炭素原子を介して結合しており、R4は水
素、01〜C4アルキルまたはC1〜C4アルコキシで
あり、更にR3は水素または01〜C,アルキルである
ような化合物: c)  R,はC1〜C!アルキル、アリルまたはシク
ロプロピルであり、R2はメチルであり、R1はピリジ
ル、ピリよジニル、ピラジニルまたはビラダシニル基で
ありこの基は未置換であるかまたはCI”” Caアル
キル、トリフルオロメチル、メトキシ、メチルチオ、塩
素またはフェニルによりモノ−ないしトリ置換されてお
り更に炭素原子を介して結合しており、R4は水素、C
7〜C4アルキルまたはC1〜C4アルコキシであり、
R3は水素またはC3〜C4アルキルであり更に分子部
分−OR,はカルバモイル基のチッ素原子に対しメタ位
またはパラ位に存在するような化合物;d)R+ はメ
チルもしくはアリルであり、Rzがメチルであり、R3
はピリジルもしくはピリミジニル環でありこの環は未置
換であるかまたは01〜C2アルキル、ハロゲノ−C1
〜C2アルキル、ハロゲンまたはフェニルからなる群か
ら選ばれた置換基によりモノ−もしくはジ置換されてお
り更に炭素原子を介して結合しており、R4は水素、C
I’= Czアルキルもしくは01〜C2アルコキシで
あり、R2は水素またはメチルであり更に分子部分−O
R,はカルバモイル基のチッ素原子に対しメタ位または
パラ位に存在するような化合物;e)R+ はメチルで
あり、R2はメチルであり、R3はピリジルまたはピリ
ミジニル環でありこの環はメチル、トリフルオロメチル
、塩素及びフェニルからなる群から選ばれた置換基によ
りモノ−もしくはジ置換されており更に炭素原子を介し
て結合しており、R4は水素、エチル、イソプロピル、
メトキシもしくはエトキシであり、R1は水素またはメ
チルであり更に分子部分−OR,はカルバモイル基のチ
ッ素原子に対しメタ位またはパラ位に存在するような化
合物: r)  R+ はメチルであり、R2はメチルであり、
R3はピリジルまたはピリミジニル環でありこの環は未
置換であるか、またはトリフルオロメチル基によりまた
はトリフルオロメチル並びにメチル、トリフルオロメチ
ル、塩素及びフェニルなる群から選ばれた他の置換基に
より合計でジ置換されており更にこれは炭素原子を介し
て結合しており、R4は水素、メチル、イソプロピルま
たはメトキシであり、R3は水素またはメチルであり更
に分子部分−OR,はカルバモイル基のチッ素原子に対
しパラ位に存在するような化合物である。
式■で表わされる特に好ましい代表的価々の化合物は次
のとおりである: 1.3−ジメチル−5−C4−(4−トリフルオロメチ
ル−6−クロロピリジル−2−オキシ)−フェニルカル
バモイル)−4(6)−オキソ−6(4)−オキシド−
(LH、5H)−ピリミジニウムベタイン; 1.3−ジメチル−5−(4−(2−シクロプロピル−
6−トリフルオロメチルピリごジル−4−オキシ)−フ
ェニルカルバモイル)−4(6)−オキソ−6(4)−
オキシド−(LH、5H)−ピリミジニウムベタイン; 1.3−ジメチル−3−(3−(3−クロロ−5−トリ
フルオロメチルピリジル−2−オキシ)4−クロロフェ
ニルカルバモイル)−4(6)−オキソ−6−(4)−
オキシド−(111、511) −ピリミジニウムベタ
イン; 1.3−ジメチル−5−(4−(4−トリフルオロメチ
ルピリジル−2−オキシ)−フェニルカルバモイル)−
4(6)−オキソ−6(4)−オキシド−(11(、5
)1)−ピリミジニウムベタイン;1.3−ジメチル−
5−(4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリ
ジルー2−オキシ)−フェニルカルバモイル)−4(6
)−オキソ−6(4)−オキシド−(1H,5H)−ピ
リミジニウムベタイン。
式1aで表わされる次の化合物が特に好ましい:1.3
−ジメチル−5−(4−(4−)リフルオロメチル−6
−クロロピリジルー2−オキシ)−フェニルカルバモイ
ル) −4、6−(IH,311,5H)−ビリミジン
ジオン; 1.3−ジメチル−5−(4−(2−シクロプロピル−
6−トリフルオロメチルピリミジルー4−オキシ)−フ
ェニルカルバモイル) −4、6−(111、311、
511) −ピリミジンジオン;1.3−ジメチル−3
−(3−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルビリジ
ルー2−オキシ)−4−クロロフェニルカルバモイル)
 −4、6−(1H,3H、511) −ピリミジンジ
オン;1.3−ジメチル−5−(4−(4−)リフルオ
ロメチルピリジル−2−オキシ)−フェニルカルバモイ
ル) −4、6−(II+、38,511)  −ピリ
ミジンジオン; 1.3−ジメチル−5−(4−(3−クロロ−5−トリ
フルオロメチルビリジルー2−オキシ)−フェニルカル
バモイル) −4、6−(1H,3H,5HH,5+1
)−ピリミジンジオン。
前記式I及びIaの化合物は次式■: 八2す (式中、R,、lit及びR1は前記式■及びIaで表
わされた意味を有する) で表わされる化合物を脱イオウ巷することにより本発明
に従って得られる。脱イオウ巷は、例えば水素添加によ
り、好ましくは接触水素添加により行うことが出来る。
好ましい態様において、式■の化合物は、水素化トリア
ルキル錫、ハロゲン化トリアルキル錫、水素化トリアル
キルゲルマニウム、ハロゲン化トリアルキルゲルマニウ
ム、水素化アルキル水銀またはハロゲン化アルキル水銀
を用いて、20〜180℃の範囲内の温度で、好ましく
は60〜120℃で、特に還流温度で、反応に不活性な
溶剤もしくは溶剤混合物中で水素化され、更に反応はハ
ロゲン化物を用いた場合、水素化ホウ素ナトリウムの存
在下で行なわれる。本発明でアルキルは好ましくはCI
−Cbアルキル、特にC2〜C4アルキルであり更にハ
ロゲン化物は、特に塩化物もしくは臭化物である。塩化
物は特に好ましい。トリス(トリメチルシリル)シラン
は、更に適当な水素化組成物として言及出来る。
水素化物及びハロゲン化物は、式■の出発化合物に対し
て少なくとも当モル量で用いられる。水素化ホウ素ナト
リウムもまた当モル量で添加されうる。
反応は更に遊離基開始剤の存在下で行うことも出来、こ
の場合、この開始剤は触媒量で添加される。適当な遊離
基開始剤は、例えばアゾイソブチロニトリル(AIBN
) 、ペルオキシド、例えば過酸化ベンゾイルであるが
、或いはまたUV光または熱である。単独もしくは互い
に混合して用いられる、反応に対して不活性な適当な溶
剤の例は次のごとくである:脂肪族及び芳香族炭化水素
、例えばペンタン、ヘキサン、石油エーテル、リグロイ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン等;エーテル類及び
エーテル用物質、例えばテトラヒドロフラン、アニソー
ル、ジオキサン等;ハロゲン化炭化水素、例えば四塩化
炭素、テトラクロロエチレン、クロロベンゼン等。
式I及びIaの化合物は一般に一緒に得られ、以下のよ
うに溶剤を適当に選択することが可能である。すなわち
、例えば式Iの貧溶解性ベタインが沈殿し更に、例えば
濾過により反応混合物から除去出来、一方式1aのより
易溶解性化合物が、例えば濃縮または沈殿法により溶液
から得ることが出来る。例えば式■及びIaの混合物は
また単離することが出来更に分離はそれらの溶解性の違
いから分別結晶もしくはカラムクロマトグラフィ法によ
り行うことが出来る。しかし、一定の関係のもとでは、
溶剤のP練した選択により純粋な生成物、すなわち完全
に式Iの化合物または式1aの化合物に至らしめること
が出来る。式Iの化合物は、通常の方法に従い、例えば
ラネイニッケル、NaBtll、水素化トリブチル錫等
を用い水素化することにより式Iaの化合物に変換する
ことが出来る。
すでに最初に言及したように、式■及びIaの化合物は
また塩基もしくは酸とともに付加物として存在すること
も出来る。
酸付加塩はすでに最初に詳細に記載しているけれども、
付加物形成性組成物として適当な無機及び有機塩基がこ
こで更に言及すべきである。これらは、例えば好ましく
は第三アミン、例えばトリアルキルアミン(例えばトリ
メチルアミン、トリエチルアミンもしくはトリプロピル
アミン)、ピリジン及びピリジン塩基(例えば、4−ジ
メチルアミノピリジンもしくは4−ピロリジルアミノピ
リジン)、ピコリン及びルチジン更にまたアルカリ金属
及びアルカリ土類金属のオキシド、水酸化物、炭酸塩及
び炭酸水素塩(例えばCab、 Bad、 NaOH。
KOH9Ca(OH)z、KHCO3,NaHCOi、
KzCO*またはNa、C03)、更にアセテート、例
えばCH3COONaもしくはC)13COOにである
。更に適当な塩基は、アルカリ金属アルコラード、例え
ばナトリウムメチレート、ナトリウムプロピレート、カ
リウム第三ブチレートもしくはナトリウムメチレートで
ある。好都合には塩基は、反応物に対し当モル量の10
〜100%の量で添加される。ある場合には反応を保護
ガス雰囲気の下で行うことが好都合である。適当な保護
ガスは、例えばチッ素、ヘリウムまたはアルゴンである
前記式■の化合物と水素化トリアルキル錫との反応は、
特に遊#基開始剤の存在下で行われるのが特に好ましい
前記式Hのチオパルピッレートは、例えばヨーロッパ公
開公報EP 19L474、El’ 135.155及
びEP167.491または対応する英国公開公報GB
2.174,388GB2.145. (187B及び
Ga4.163.423Bから公知であるか或いはまた
そこで記載される代表例に従って調製することも出来る
本発明にかかる式I及びIaの有効成分は、異なった互
変異性の形態で存在出来、すなわちケトもしくはエノー
ル型、またはケト及びエノールの混合物の形態で存在す
ることが出来る。本発明は個々の互変異性体及びそれら
の混合物の双方に関するがしかしまたこれらの形態の各
々の塩にも関し更にそれらの調製にも関する。
全ての変法を含んで記載される形成プロセスは、本発明
の要素である。
−iに知られているように、温血動物内で発生する体内
寄生虫の内で、特に駆虫にそれによって浸された動物に
多大の害をもたらす。螺虫病によって引きおこされるそ
のような害は、家畜の群れにおいて寄生虫病の慢性的お
よび特に流行的発生で経済的に重大な規模で感染しうる
。それらは、病気にかかった動物に現われ、特に生産性
を損い、他の疾患に対する抵抗性を弱化し更に死亡率を
増加せしめる。特に危険な寄生虫病は胃腸官および他の
器官内で寄生する寄生虫によって引きおこされ、更に例
えば反部動物、例えば牛、羊および山羊並びに馬、豚、
家禽、赤しか、犬および猫において発生しうる。
本発明において、語句「寄生虫」とは、特に扁形動物(
条虫類、吸虫類)および線形動物(線虫類および関連動
物)すなわち胃腸官および他の器官(例えば肝臓、肺、
腎臓、リンパ管、血液等)の真田虫、吸虫類および駆虫
を意味する。
従って、全ての発育段階において寄生虫を制御するため
に適当であり更に寄生虫による攻撃から予防するために
適当である医薬組成物の開発が緊急の課題である。
実際多数の駆虫作用を有する化合物が公知でありこれら
は種々の寄生虫の種を制御するために提案されてきてい
る。しかしこれらは完全に満足出来るものではない。何
故なら耐性用量でそれらのスペクトル・活性の充分な量
が可能ではなく、或いはまた治療的に有効な用量で、該
化合物は好ましくない副作用または性質を示すからであ
る。この点に関し、今日増加している多くの物質に対す
る抵抗性はより重要な役割を演じている。「アルヘンダ
ゾール」 (英国特許1,464,326;八m、J、
Vet、Res。
出、1425〜1426(1977) :Am、J、V
et、Res、 37.1515〜1516(1976
) ; Am、J、Vet、Res、 38.807〜
808(1977) ;Am、J、Vet、Res、 
38.1247〜124B(1977))は、反部動物
において制限された駆虫スペクトル作用のみを有する、
ベンズイミダゾール−耐性戒虫頻及び成虫の肝蛭に対す
るその作用は、完全に不適当であり、特に後者の病理学
的に重要な幼若の遊走形は、宿主動物に対し耐性のある
用量で攻撃されない。
次の内容で明らかにされた。すなわち前記式I及びIa
の新規化合物は、動物の器官内、特に咄乳動物内に生ず
る寄生性螺出、例えば線虫類、条虫類及び吸虫類に対し
広範囲の活性スペクトルを有し、それらの作用は好まし
くは線虫類(回虫)に対し働く。
強調されるべき式■及びIaの化合物の特徴は、溢血動
物に対するそれらの驚くべき高耐性にあり、この点が本
発明の化合物を公知のチオバルビタール酸誘導体と比較
して秀れたものとしている。寄生虫に感染された動物の
治療におけるそれらの実際的取扱いを著しく促進させる
。何故ならばそれらはまた症状を有しない投薬された動
物により高い用量で耐性化されているからである。
本発明にかかる式■及びIaの新規な活性化合物は、例
えば家畜及び牧畜、例えば牛、羊、山羊、馬、豚、赤鹿
、猫、犬及び家禽内の、例えば次の目(K、1.スクラ
ジャビンによる)、ラフ゛ジチダ(Rhabditid
a)、アスカリジダ(Ascaridida)、スビル
リダ(Spirurida)及びトリコセファリダ(T
richo−cephalida)の寄生性線虫類を駆
除するため、或いはまた次の目(ワードレ及びマクレオ
ードによる)、サイクロフィリデ(Cyclophyl
lidae)及びプソードフィリデ(Pseudoph
yllidae)の条虫類を駆除するため、或いはまた
デイシネ(Digenea)の吸虫類を駆除するために
適当である。該化合物は個々の用量として更に繰り返し
用量として動物に投与することが出来、個々の用量は好
ましくは動物の種に応じて動物の体重1 kg当たり1
〜20■である。ある場合には持続的投与によりよりよ
い作用を得ることが可能でありまた全体の使用用量をよ
り少ないものとすることも可能である。
本発明にかかる組成物は、投与に伴う製剤の最適な駆虫
活性が達成されるように、段階的に混合及び/または粉
砕することにまり式IまたはIaの有効成分の液体及び
/または固体製剤の補助剤と接触させることにより調製
される。
製剤工程の混練、造粒(顆粒)及び所望により加圧(ペ
レット)により行なわれる。
用いられる配合補助剤は、例えば固体賦形剤、溶剤及び
所望により界面活性剤である。
本発明にかかる組成物を調製するため、次の配合補助剤
が用いられる:固体賦形剤、例えばカオリン、タルク、
ベントナイト、塩化ナトリウム、リン酸カルシウム、炭
水化物、セルロース粉末、綿実粉、ポリエチレングリコ
ールエーテル、適当な場合には結合剤、例えばゼラチン
及び可溶性セルロース誘導体、所望により界面活性剤、
例えばイオン性もしくは非イオン性分散組成物を添加;
更にまた粉砕した天然鉱物、例えばカルサイト、モンモ
リロナイトまたはアタパルガイドである。
物理的特性を改善するため、高分散性ケイ酸もしくは高
分散性吸着剤ポリマーを添加することも出来る。造粒し
た吸着性の顆粒の担体は多孔性のタイプであり、例えば
軽石、粉砕レンガ、セピオライトもしくはベントナイト
であり更に非吸着性担体材料は、例えばカルサイトもし
くは砂である。
更に多くの無機もしくは有機天然物、例えば特にドロマ
イトの含浸材料または粉砕植物材料を用いることも出来
る。
可能な溶剤は次のものである:芳香族炭化水素、好まし
くはC6〜C1□留付、例えばキシレン混合物または置
換ナフタレン、フタル酸エステル例えばジブチルもしく
はジオクチルフタレート:脂肪族炭化水素、例えばシク
ロヘキサンもしくはパラフィン、アルコール及びグリコ
ール更にそれらのエーテル及びエステル、例えばエタノ
ール、エチレングリコール、エチレングリコールモノメ
チルエーテルもしくはエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ケトン例えばシクロヘキサノン、強極性溶剤、
例えばN−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキ
シドもしくはジメチルホルムア兆ド、更に適当な場合に
はエポキシ化植物油、例えばエポキシ化ココナツ油もし
くは大豆油及び水。
製剤化されるべき式■もしくはIaの有効成分の性質に
応じて可能な界面活性化合物は、非イオン性、カチオン
性及び/またはアニオン性界面活性剤でありこれらは良
好な乳化、分散及び湿潤性を有する。界面活性剤はまた
界面活性剤混合物を意味するものと理解されるべきであ
る。
適当なアニオン性界面活性剤はいわゆる水溶性石ケン及
び水溶性の合成界面活性化合物の双方である。
言及出来る石けんは、高級脂肪酸(C+。〜Czz)の
アルカリ金属、アルカリ土類金属または置換もしくは未
置換アンモニウム塩であり、例えばオレイン酸もしくは
ステアリン酸のナトリウムもしくはカリウム塩であるか
、または例えばヤシ油もしくは牛脂油から得ることの出
来る天然脂肪酸混合物の前記金属もしくはアンモニウム
塩である。加えて脂肪酸メチルタオリン塩もまた言及出
来る。
いわゆる合成界面活性剤がしばしば用いられ、特に脂肪
スルホネート、脂肪スルフェート、スルホン化ベンズイ
ミダゾール誘導体もしくはアルキルアリールスルホネー
トが用いられる。
脂肪スルホネートもしくはスルフェートは、−般にアル
カリ金属、アルカリ土類金属もしくは置換または未置換
アンモニウム塩であり更に8〜2ベンジルの炭素原子を
有するアルキル基を有し、更にまたアルキルはアシル基
のアルキル部分を含み、例えばりゲニンスルホン酸、ド
デシルスルホン酸エステルまたは天然脂肪酸から得られ
る脂肪アルコール硫酸塩混合物のナトリウムもしくはカ
リウム塩である。脂肪アルコール−エチレンオキシド付
加物の硫酸エステル及びスルホン酸の塩もまたこコニ含
マれる。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は好まし
くは2−スルホン酸基を有し更に脂肪M基は8〜2ベン
ジルの炭素原子を有する。
アルキルアリールスルホネートは、例えばドデシルベン
ゼンスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸または
ナフタレンスルホン酸−ホルムアミド縮を生成物はナト
リウム、カルシウムもしくはトリエタノ−ルア果ン塩で
ある。
また、対応するホスフェート、例えばp−ノニルフェノ
ール−(4−14)−エチレンオキシド付加物またはリ
ン脂質の硫酸エステルの塩も適当である。
適当な非イオン性界面活性剤は、第一には、脂肪族脂環
式アルコール、飽和もしくは不飽和脂肪酸及びアルキル
フェノールのトリグリコールエーテル誘導体であり、こ
れは3〜30個グリコールエーテル基並びに脂肪族炭化
水素基中に8〜20個の炭素原子及びアルキルフェノー
ルのアルキル基内に6〜18個の炭素原子を有する。
他の適当な非イオン性界面活性剤はポリプロピレングリ
コール、エチレンジアミノプロピレングリコール及びア
ルキル鎖中に1〜10個の炭素原子を有するアルキルプ
ロピレングリコールの水溶性ポリエチレンオキシド付加
物であり、これは20〜250個のエチレングリコール
エーテル基及び10〜100個のプロピレングリコール
エーテル基を有する。通常言及される化合物は、プロピ
レングリコール単位当たり1〜5個のエチレングリコー
ル単位を有する。
言及される非イオン性界面活性剤の例は、ノニルフェノ
ールポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポリグリコール
エーテル、ポリプロピレン、ポリエチレンオキシド付加
物、ポリブチルフェノキシポリエトキシエタノール、ポ
リエチレングリコール及びオクチルフェノキシポリエト
キシエタノールである。
加えて、ポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステ
ル、例えばポリエチレンジルビクントリオレエートはま
た適当である。
カチオン界面活性剤は、特に四級アンモニウム塩であり
この塩はN置換基として8〜2ベンジルの炭素原子を有
する少なくとも1種のアルキル基並びに他の置換基とし
て低級の、所望によりハロゲン化されたアルキル、ベン
ジルもしくは(lヒドロキシアルキル基を有する。塩は
好ましくはハロゲン化物、メチルスルフェートもしくは
エチルスルフェート、例えば塩化ステアリルトリブチル
アンモニウムもしくは臭化ヘンジルジ(2−クロロエチ
ル)エチルアンモニウムとして存在する。
製剤技術における通常の界面活性剤は特に以下の文献に
記載されている: rMc Cutcheon’s D
eter−gents and Emulsifier
s Annual J 、MCパブリッシングコーポレ
ーション、リッジウッドニューシャーシー、1980 
; シスレイ及びウッド、rEncyclopedia o
f 5urface Active composit
ions」、ケミカルパブリッシングカンパニー、ニュ
ーヨーク、1980゜錠剤及び巨丸剤に対し適当な結合
剤は、化学的に変性された水もしくはアルコール可溶性
重合体の天然物質、例えばデン粉、セルロースもしくは
たん白質誘導体(例えばメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース
、たん白質例えばゼイン、ゼラチン等)及び合成ポリマ
ー、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン等である。充填剤(例えば、デン粉、微小質セルロー
ス、糖、ラクトース等)、潤滑剤及び崩壊剤が更に錠剤
に存在する。
もしも駆虫剤組成物が飼料コンセントレイトの形態で存
在する場合、用いられる担体は、例えばパフォマンス飼
料、飼料穀物またはたん白質コンセントレイトである。
有効成分は別として、例えば飼料コンセントレイトまた
は組成物は更に添加剤、ビタミン、抗生物質、化学療法
剤、または他の殺虫剤或いは細菌発育阻止剤、殺菌剤、
殺昆虫剤または択一的にはホルモン剤、屠殺用動物の肉
の特質に影響を与えながら同化作用もしくは成長促進作
用を有する物質、または他の方法で器官に対し有用な物
質を更に含むことが出来る。もしも組成物または該組成
物中に含まれる弐■の有効成分を直接飼料または家畜の
飲料水に直接添加する場合、調製された飼料または調製
された飲料は好ましくは有効成分を約0.0005〜0
.02重量%(5〜200ppm)の濃度で含有する。
試験すべき動物に対する本発明にかかる組成物の投与は
、経口的に、非経口的にまたは皮下的に投与され、組成
物は液剤、エマルション、懸濁液(飲薬)、粉末、錠剤
、巨丸剤及びカプセル剤の形態で存在する。
本発明にかかる駆虫剤組成物は一般的に0.1〜99重
量%、特に0.1〜95重量%の式1.Iaの有効成分
またはそれらの混合物、99.9〜1重量%、特に99
.8〜5重量%の固体もしくは液体添加剤を含有し、0
〜25重量%、特に0.1〜25重四%の界面活性剤を
含有する。
商業的製品として濃縮組成物が好ましいけれども、一般
に消費者は希釈組成物を用いる。
この様な組成物は更に他の添加剤、例えば安定剤、脱泡
剤、粘度調節剤、結合剤、接着剤及び特定の作用を得る
ための他の活性成分を含有しうる。
最終消費者によって処理されるこのタイプの駆虫剤組成
物は、同様に本発明の要素である。
害虫を駆除するための本発明にかかるプロセスの各々に
おいて或いはまた本発明にかかる組成物において、式I
及びIaの有効成分は全ての互変異性体の形態で、それ
らの混合物またはそれらの塩の形態で用いることが出来
る。
本発明はまた寄生性螺出に対する動物の予防的保護のた
めの方法を含み、この方法は、飼料または飲料に対する
添加剤として、或いはまた画一的に固体もしくは液体の
形態で経口的に、注射もしくは非経口的に動物に投与さ
れる。
以下に本発明の詳細な説明するが本発明はこれに限定さ
れるものではない。
〔実施例〕
1、 調製例 1.1.1.3−ジメチル−5−(4−(4−トリフル
オロメチル−6−り・ロワービリジルー2オキシ)−フ
ェニルカルバモイル)−4(6)オキソ−6(4)−オ
キシド−(1H,5H)−ピリミジニウムベタインの調
製 350JI11のベンゼンに溶解した8 g (16,
5mmol)の1.3−ジメチル−5−1:4−(4−
)リフルオロメチル−6−クロロ−ビリジルー2−オキ
シ)−フェニルカルバモイル]−2−チオバルビクール
酸、14.3 g (49,2mmol)の水素化トリ
ブチル錫及び207■(1、26mmo l)のアゾイ
ソブチロニトリルの溶液を、チッ素雰囲気中45分間加
熱還流する。
反応混合物を冷却後、沈殿した生成物を濾過し、ヘキサ
ンで数回洗浄しついでベンゼンに懸濁させ、ついで溶液
を熱濾過する。1.7g(23%)の表題化合物を得る
。融点295〜297℃0’If−NMR(300MH
z、 DMSOd6. TMS) : 11.06. 
s 、 NH;9.38. s 。
H−C(3) ;7.70+ s 、 IH; 7.6
9. d、 J=9.5.2H;7.45. s、 1
8 ;7、15. d、 J=9.5.21(;3.3
8. s、 2XCH!。
1.2.l、3−ジメチル−5−(4−(4−)リフル
オロメチル−6−クロロ−ピリジル−2オキシ)−フェ
ニルカルバモイル) −4、6−(LH、38、58)
 −ピリミジンジオンの調製例1.1によって得られた
濾液を濃縮しついで沈殿した生成物を濾別しついで酢酸
エチルを用いて再結晶する。4.1g(55%)の表題
化合物を得る。
融点174〜175℃0 ’H−NMR(300MHz 、 CDCh、 TMS
) :18.22. s 、 OH;11.87. s
 。
NH;7.55.d、J=9.5.2)1;7.23.
s、IH;7.12.d、J=9.5゜2H;7.00
. s、 IH;4.49. s 、 Hz−C(3)
 ;3.00. s、 CH3;2.97゜s、Cl1
=。
1.3. 1 、3−ジメチル−5−(4−(2−シク
ロプロピル−6−トリフルオロメチルピリミジル−4−
オキシ)−フェニルカルバモイル〕−4(6)−オキソ
−6(4)−オキシド−(1H,5H)−ピリミジニウ
ムベタインの調製 9、9 g (0,01mmol)の1,3−ジメチル
−5−(4−(2−シクロプロピル−6−トリフルオロ
メチル−リミジルー4−オキシ)−フェニルカ゛ルバモ
イル]−2−チオバルビクール酸、123g(0,75
mmol)のアブイソブチロニトリル及び8d(0,0
3mol)の水素化トリブチル錫の液体を、200m1
のベンゼン中東にチッ素雰囲気中1時間加熱還流する。
反応混合物を冷却後、沈殿生成物をベンゼンで洗浄し、
ついでヘキサンで数回洗浄し更に乾燥する。3.4g(
37%)の表題化合物を得る。
融点290〜291’C。
’H−NMR(300MHz、 DMSOd6. TM
S) :11.07. s、 NH;9.38. s。
H−C(3);7.70.d、J・7.5.2H;7.
58.s、 III;7.1B、d、J・7、5.2+
1;3.39. s 、 2XC+(:l ;2.16
−2.07. m、ill ;1.06−0.99゜m
、211;0.90−0.83.m、2t(。
1.4. 1 、3−ジメチル−5−(4−(2−シク
ロプロピル−6−トリフルオロメチル−ピリミジル−4
−オキシ)−フェニルカルバモイル−4゜6− (IH
,31(,5H) −ピリミジンジオンの3周製a) 
 1.3.に従って得られた上記反応物の濾液を濃縮し
ついで残留物をベンゼンから再結晶する。
4.8g(52%)の目的生成物を単離する。
’H−NMR(300MHz、 CDCh 、 TMS
) :18.24. s、 OH;11.90. s。
Nll ;7.55. d、 J=9.5.2H;7.
09. d、 J=9.5.2H;6.88. s。
IH;4.50. s 、 Hz−C(3) ;3.0
1 + s、Cl3 ; 2.96.31 CL ;2
.24−2.12.m、 IH;1.07−0.98.
m、 4H。
b) エタノール(lod)に懸濁させた461■(1
mmol)の1.3−ジメチル−5−(4−(2−シク
ロブロビル−6−トリフルオロメチル−ピリミジル−4
−オキシ)−フェニルカルバモイル〕−4(6)−オキ
ソ−6(4)−オキシド−(IH1511)−ピリミジ
ニウムベタイン及び34■(1mmol )のNaBH
4の懸濁液を、チッ素雰囲気中室温で2時間撹拌する。
0℃に冷却した反応混合物を2Nの塩酸で酸性にし、つ
いで炭酸水素ナトリウムで中和し更に酢酸エチルで抽出
する。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄しつ
いで飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し更に濃縮する。酢酸エチルで再結晶後、33
7■(73%)の表題物質を得る。融点184〜187
℃01,5,1,3−ジメチル−5−(3−(3−クロ
ロ−5−トリフルオロメチル−ピリジルー2−オキシ)
−4−クロロフェニルカルバモイル〕−4、6−(IH
,3)1,5H) −ピリミジンジオンの3周製製 17.5 g (34mmol)の1.3−ジメチル−
3−(3−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−ピ
リジルー2−オキシ)−4−クロロフェニルカルバモイ
ル]−2−チオバルビクール(L29.3g(100m
mof)の水素化トリブチル錫及び490mg(3mm
ol)のアブイソブチロニトリルのン容液を750dの
トルエン中7時間撹拌還流し、チッ素雰囲気中で処理す
る。室温に冷却後、混合物を濃縮しついで沈殿した生成
物を濾別し、ヘキサンで洗浄し更に高真空下で乾燥する
。13.68g <83%)の表題化合物を得る。融点
175〜185℃0’ H−NMR(300MHz、 
CDCl ff+ TMS) :18.2L s、 O
H;12.00. s。
NH;8.26.d、 J<1,18;8.00.d、
 J4,18;7.62.dJ<1.18;7.41.
d、 J□9.IH;7.30+ dxd、 ’ J+
=9. Jz < IIIH;4.50.s、Hz−C
(3) ;3.01.s、CHi;2.95.s、CH
ff。
次の表に掲げる式I及びIaの代表的化合物が先に記載
した手順に従って同様に調製出来る。
2、製剤例(%は重量%である) Wl測コンセントレート a)   b)   c)表
1〜4の有効成分    25% 40% 50%ドデ
シルベンゼン スルホン酸カルシウム    5% 8% 6% シクロヘキサン       − 15% 20%キシ
レン混合物      65% 25% 20%所望の
濃度の乳剤は、これらのコンセントレートを水で希釈す
ることにより調製出来る。
2.2.   コンセントレー)  a)   b) 
  c)表1〜4の有効成分    10% 8% 6
0%ドデシルベンゼンスルホ ン酸カルシウム 3% 4% 4% シクロヘキサン      30% 40% 15%キ
シレン混合物      50% 40% 15%所望
の濃度の乳剤は、これらのコンセントレートを水で希釈
することにより調製出来る。
2.3.懸ゝ  コンセントレート 表1〜4の有効成分 エチレングリコール 40% 10% リグニンスルホン酸ナトリウム     10%カルボ
キシメチルセルロース       1%37%のホル
マリン水溶液        0.2%75%の水性エ
マルションの 形態にあるシリコン油        0.8%水  
                      32%
微粉砕した有効成分を、添加剤と密に混合する。
懸濁剤コンセントレートをこのようにして得、このコン
セントレートから所望の濃度の懸濁液が水で希釈するこ
とによ/)調製出来る。
2.4.八  XAa)b)C) 表1〜4の有効成分    25% 50% 75%オ
レイン酸 3% 5% ジイソブチルナフタレン スルホン酸ナトリウム 6% 10% 高分散性ケイ酸      5% 10% 10%カオ
リン         62% 27%有効成分を添加
剤と充分混合しついで適当なξル中で充分に粉砕する。
水和性粉末を得、これは水で希釈して所望の濃度の懸濁
液を得ることが出来る。
LL笠31          a )   b )表
1〜4の有効成分    2%  5%高分散性ケイ酸
      1%  5%タルク          
97% カオリン         −90% 直ちに使用可能な粉剤は、有効成分と担体を密に混合し
ついで混合物を粉砕することによって得られる。
L且」劃な          a)    b)表1
〜4の有効成分    5%  10%カオリン   
      94% 嵩分散性ケイ酸      1% アクパルガイド          90%有効戒分を
塩化メチレンに溶解しついで担体に散布しついで溶剤を
真空下で蒸発させる。この様な顆粒を飼料と混合するこ
とが出来る。
LL顆柱 表1〜4の有効成分          10%リグニ
ンスルホン酸ナトリウム      2%カルボキシメ
チルセルロース       1%カオリン     
          87%有効成分を添加剤と混合し
ついで粉砕しついで水で湿潤させる。この混合物を持ち
出しついで空気の流れの中で乾燥する。
L11糺拉 表1〜4の有効成分          3%ポリエチ
レングリコール(MW200)      3%微粉砕
した有効成分を、ポリエチレングリコールで湿潤したカ
オリンにごキサ−中で均一に適用する。ダストフリコー
トした顆粒をこの様な方法で得る。
LL賀  び  たは ■ 表1〜4の有効成分      33.00%メチ
ルセルロース        0.80%ケイ酸、高分
散性        0.80%トウモロコシ粉   
      8.40%■ ラクトース、結晶    
   22.50%トウモロコシ粉         
17.00%微小性セルロース       16.5
0%ステアリン酸マグネシウム    1.00%I 
メチルセルロースを水中に懸濁させる。材料が膨潤した
後、ケイ酸を撹拌させついで混合物を均質に懸濁させる
。有効成分及びトウモロコシ粉を混合する。水性懸濁液
をこの混合物に導入しついで混練しドウを得る。このよ
うにして得られた材料を12Mの篩を通し粒状化しつい
で乾燥する。
■ 4種類の補助剤全てを充分混合する。
■ 前記I及び■に従って得られたプレミックスを混合
しついで圧縮し錠剤または巨丸剤を得る。
表1〜4の有効成分    0.1−L、Og落花生油
          100dまで表1〜4の有効成分
    0.1−1.0 gゴマ油         
   100dまで調製:有効成分を一部のオイル中で
撹拌しながら溶解しついで所望により、穏かに撹拌し、
更に冷却後所望の容量までにし更に適当な0.22印メ
ンブランフィルタ−を通して滅菌濾過する。
B、な 表1〜4の有効成分    0.1−1.0 gl、2
−プロパンジオール  1OOJn1まで表1または2
の有効成分  0.1−1.0 gグリセロールジメチ
ルケタール   40g1.2−プロパンジオール  
100rIdlまで調製:有効成分を溶剤の一部中に撹
拌しながら溶解し、目的容量にしついで適当な0.22
IJmのメンブランフィルタ−を通して滅菌濾過する。
C0?9″   、゛ 表1〜4の有効成分    0.1−1.0 gl、2
−プロパンジオール     20gベンジルアルコー
ル         1g注入用水         
 100成まで表1〜4の有効成分    0.1−1
.0 gベンジルアルコール 注入用水 1g 100成まで 調製:有効成分を溶剤及び界面活性剤に溶解しついで水
で所望容量までにする。口径0.22卯を有する適当な
メンブランフィルタ−で滅菌濾過する。
水性システムは、好ましくは経口及び/または前胃内投
与のために好ましく用いることも出来る。
3、生物学的実施例 駆虫活性を次の試験によって実証する=3.1.  線
虫類、例えばホモンクラスコントラタス(I(aemo
nchus contortus)及びトリコストロン
グラフ、 コ/L/ブリホルミス(Trichostr
ongylus colub−rifomis)で感染
した羊に関する試験有効成分を、胃チューブまたは注射
により羊の前胃に懸濁液の形態で投与するが該羊はあら
かじめ線虫類、例えばホモンクラスコントラタス及びト
リコストロングラスコルプリホルミスで人工的に感染し
てしまった。1〜3匹の動物を、用量当たり更に一試験
当たりそれぞれ用いた。各々の羊には、ただ−回の単一
用量で投与する。
最初の評価は、投与前及び投与後の羊の排泄物内に排泄
された寄生虫の卵の数を比較することによって行う。
投与後7〜10日目に、羊を層殺しついで解剖する。評
価は投与後に腸内に残存している寄生虫を数えることに
よって行う。同時に同様の方法で感染しているが投与し
ていない羊を対象または比較のためそれぞれ用いる。
この試験において、線虫類の攻撃の多大の減少が式Iの
化合物を用いて遠戚される。従って、例えば体重1 k
g当たり20■の有効物質を用いると、約90%の線虫
類の攻撃の減少が次の化合物: 1.2゜1.2.1.
3.1.4.2.1.2.2.2.3及び2.4を用い
て遠戚される。更にこの結果はまた更に少ない用量、例
えば10■の有効物質(体重1 kg当たり)を用いて
或いはまた更により少ない用量の有効物質を用いて個々
の化合物において遠戚される。
3.2.  条虫類、例えばモニエジアベネデニ(Mo
n fez 1abeneden i)で感染した羊に
関する試験有効成分を、胃チューブまたは注射により羊
の前胃に懸濁液の形態で投与するが、該羊はあらかじめ
条虫類、例えばモニエジアベネデニにより人工的に感染
せしめた。3匹の動物−を試験当たり及び用量当たりそ
れぞれ用いる。各々の羊は1回の用量で処理する。投与
後7〜10日目に、羊を層殺しついで解剖する。評価は
投与後腸内に残存する寄生虫の数を数えることによって
行う。同時にかつ同様の方法で感染しているが投与して
いない羊を対象または比較としてそれぞれ用いる。この
試験において、表1または2の有効成分、例えば化合物
番号1.L L、2.1.3.1.4.2.1.2.2
.2.3または2.4は体重1 kg当たり20■より
より少ない用量で条虫類の攻撃を約90%減少せしめる
3.3.  ファスシオラ へバチイカ(Fascio
laHepatica)で感染した羊に関する試験有効
成分を、胃チューブまたは注射により羊の前胃に懸濁液
の形態で投与するが、該羊はあらかじめファスシオラペ
パティカにより人工的に感染せしめた。3匹の動物を試
験当たり及び用量当たりそれぞれ用いる。各々O羊は1
回の用量で処理する。
最初の評価は、投与前及び投与後の羊の排泄物内に排出
された寄生虫の卵の数を比較することによって行う。
投与後3〜4週間目に、羊を層殺しついで解剖する。評
価は胆管内に残存する肝蛭を数えることによって行う。
同時に同様の方法で感染しているが投与していない羊を
、それぞれ対象または比較として用いる。2つの群内で
見い出された肝蛭の数の間の差は、試験した有効成分の
有効性を実証している。
この試験において、表1または2の有効成分は、体重1
kg当たり有効成分20■以下の用量でファスシオラベ
パティカに対し良好な作用を示す。これらの有効成分の
うち、化合物番号1.2は特にファスシオラペパティカ
に対して活性であることが実証されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式 I ; ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる化合物又はその水素化された形態にある次
    式 I a; ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) で表わされる化合物、その互変異性体および生理学的に
    許容され得る塩: 前記両式中、R_1およびR_2は互いに独立にC_1
    〜C_6アルキル、アリル、C_3〜C_6シクロアル
    キル、ベンジルもしくはフェニルを表わし、R_3は1
    個、2個もしくは3個の窒素原子を含有する未置換もし
    くは置換ヘテロ芳香族6員環、又は1〜3個の窒素原子
    を含有するベンゾ縮合未置換もしくは置換ヘテロ芳香族
    6員環を表わし、更にR_4およびR_5は互いに独立
    に水素、C_1〜C_4アルキル、C_1〜C_4アル
    コキシもしくはハロゲノ−C_1〜C_3アルキルを表
    わす。 2、前記式 I 中、R_1及びR_2は互いに独立にC
    _1〜C_6アルキル、アリル、C_3〜C_6シクロ
    アルキルもしくはフェニルを表わし、更にR_3、R_
    4及びR_5は請求項1で与えられた意味を有する、請
    求項1記載の化合物。 3、前記式 I または I a中、R_1及びR_2は互い
    に独立にC_1〜C_4アルキル、アリルもしくはシク
    ロプロピルであり、R_3はピリジル、ピラジニル、ピ
    リダジニル、トリアジニル、ピリミジニル、キノキサリ
    ニル、キノリルもしくはキナゾリニル基でありこの基は
    、未置換であるかまたは、C_1〜C_4アルキル、好
    ましくはメチル、イソプロピル及び第三ブチル、メトキ
    シ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、メチルチオ、トリ
    フルオロメチル、ハロゲン、好ましくは塩素、及びフェ
    ニルを含んでなる群の置換基によりモノ−ないしトリ置
    換されており、R_4は水素、C_1〜C_4アルキル
    、好ましくはメチルもしくはイソプロピル、またはメト
    キシであり、更にR_5は水素またはメチルである、請
    求項2記載の化合物。 4、前記式 I または I a中、R_1はC_1〜C_4
    アルキル、アリルもしくはC_3〜C_6シクロアルキ
    ルであり、R_2はC_1〜C_4アルキルであり、R
    _3はピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジ
    ニル、トリアジニル、キノキサリニルもしくはキノリニ
    ル基であり、これらの基は未置換であるか、またはC_
    1〜C_4アルキル、ハロゲノ−C_1〜C_4アルキ
    ル、C_1〜C_4アルコキシ、ハロゲノ−C_1〜C
    _4アルコキシ、C_1〜C_4アルキルチオ、C_1
    〜C_3アルキルアミノ、ジ−(C_1〜C_3アルキ
    ル)−アミノ、アリル、ハロゲン、C_3〜C_6シク
    ロアルキル及びフェニルを含んでなる群の置換基により
    モノ−ないしトリ置換されており更にこれらの基は炭素
    原子を介して結合しており、R_4は水素、C_1〜C
    _4アルキルまたはC_1〜C_4アルコキシであり、
    更にR_5は水素である、請求項2記載の化合物。 5、前記式 I もしくは I a中、R_1はC_1〜C_
    2アルキル、アリルまたはシクロプロピルであり、R_
    2はC_1〜C_2アルキルであり、R_3はピリジル
    、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジ
    ニル、キノキサリニルまたはキノリニル基であり、これ
    らの基は未置換であるかまたはC_1〜C_4アルキル
    、ハロゲノ−C_1〜C_4アルキル、C_1〜C_4
    アルコキシ、C_1〜C_4アルキルチオ、ジ−(C_
    1〜C_3アルキル)アミノ、ハロゲンまたはフェニル
    を含んでなる群から選ばれた置換基によりモノ−ないし
    トリ置換されており更にこれらの基は炭素原子を介して
    結合しており、R_4は水素、C_1〜C_4アルキル
    またはC_1〜C_4アルコキシであり更にR_5は水
    素またはC_1〜C_4アルキルである、請求項4記載
    の化合物。 6、前記式 I または I a中、R_1はC_1〜C_2
    アルキル、アリルまたはシクロプロピルであり、R_2
    はメチルであり、R_3はピリジル、ピリミジニル、ピ
    ラジニルまたはピリダジニル基であり、これらの基は未
    置換であるかまたはC_1〜C_4アルキル、トリフル
    オロメチル、メトキシ、メチルチオ、塩素またはフェニ
    ルを含んでなる群から選ばれた置換基によりモノ−ない
    しトリ置換されており更にこれらの基は炭素原子を介し
    て結合しており、R_4は水素、C_1〜C_4アルキ
    ルまたはC_1〜C_4アルコキシであり更にR_5は
    水素またはC_1〜C_4アルキルであり更に分子部分
    −OR_3はカルバモイル基のチッ素原子に対しメタ位
    またはパラ位にある、請求項5記載の化合物。 7、前記式 I または I a中、R_1はメチルまたはア
    リルであり、R_2はメチルであり、R_3はピリジン
    またはピリミジニル環でありこれらの環は未置換である
    かまたはC_1〜C_2アルキル、ハロゲノ−C_1〜
    C_2アルキル、ハロゲンまたはフェニルからなる群の
    置換基によりモノ−もしくはジ置換されており更に炭素
    原子を介して結合しており、R_4は水素、C_1〜C
    _2アルキルまたはC_1〜C_2アルコキシであり、
    R_5は水素またはメチルであり更に分子部分−OR_
    3はカルバモイル基のチッ素原子に対しメタ位またはパ
    ラ位にある、請求項6記載の化合物。 8、前記式 I または I a中、R_1はメチルであり、
    R_2はメチルであり、R_3はピリジルもしくはピリ
    ミジニル環であり、この環はメチル、トリフルオロメチ
    ル、塩素及びフェニルを含んでなる群の置換基によりモ
    ノ−もしくはジ置換されており更に炭素原子を介して結
    合しており、R_4は水素、メチル、イソプロピル、メ
    トキシもしくはエトキシであり、R_5は水素またはフ
    ェニルであり更に分子部分−OR_3は、カルバモイル
    基のチッ素原子に対しメタ位またはパラ位にある、請求
    項7記載の化合物。 9、前記式 I または I a中、R_1はメチルであり、
    R_2はメチルであり、R_3はピリジルもしくはピリ
    ミジニル環でありこの環はトリフルオロメチルによりモ
    ノ置換されているかまたはトリフルオロメチル並びに他
    の置換基すなわちメチル、トリフルオロメチル、塩素及
    びフェニルからなる群から選ばれた置換基により合計で
    ジ置換されており更に該環は炭素原子を介して結合して
    おり、R_4は水素、メチル、イソプロピルまたはメト
    キシであり、R_5は水素またはメチルであり更に分子
    部分−OR_3は、カルバモイル基のチッ素原子に対し
    パラ位にある、請求項8記載の化合物。 10、前記式 I の化合物が、次の群: 1,3−ジメチル−5−〔4−(4−トリフルオロメチ
    ル−6−クロロピリジル−2−オキシ)−フェニルカル
    バモイル〕−4(6)−オキソ−6(4)−オキシド−
    (1H,5H)−ピリミジニウムベタイン; 1,3−ジメチル−5−〔4−(2−シクロプロピル−
    6−トリフルオロメチルピリミジル−4−オキシ)−フ
    ェニルカルバモイル〕−4(6)−オキソ−6(4)−
    オキシド−(1H,5H)−ピリミジニウムベタイン; 1,3−ジメチル−3−〔3−(3−クロロ−5−トリ
    フルオロメチルピリジル−2−オキシ)−4−クロロフ
    ェニルカルバモイル〕−4−(6)−オキソ−6(4)
    −オキシド−(1H,5H)−ピリミジニウムベタイン
    ; 1,3−ジメチル−5−〔4−(4−トリフルオロメチ
    ルピリジル−2−オキシ)−フェニルカルバモイル〕−
    4(6)−オキソ−6(4)−オキシド−(1H,5H
    )−ピリミジニウムベタイン;1,3−ジメチル−5−
    〔4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジル
    −2−オキシ)−フェニルカルバモイル〕−4(6)−
    オキソ−6(4)−オキシド−(1H,5H−ピリミジ
    ニウムベタインからなる群から選ばれる、請求項2記載
    の化合物。 11、前記式 I aの化合物が、次の群: 1,3−ジメチル−5−〔4−(4−トリフルオロメチ
    ル−6−クロロピリジル−2−オキシ)−フェニルカル
    バモイル〕−4,6−(1H,3H,5H)−ピリミジ
    ンジオン; 1,3−ジメチル−5−〔4−(2−シクロプロピル−
    6−トリフルオロメチルピリミジル−4−オキシ)−フ
    ェニルカルバモイル〕−4,6−(1H,3H,5H)
    −ピリミジンジオン;1,3−ジメチル−3−〔3−(
    3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジル−2−オ
    キシ)−4−クロロフェニルカルバモイル〕−4,6−
    (1H,3H,5H)−ピリミジンジオン;1,3−ジ
    メチル−5−〔4−(4−トリフルオロメチルピリジル
    −2−オキシ)−フェニルカルバモイル〕−4,6−(
    1H,3H,5H)−ピリミジンジオン; 1,3−ジメチル−5−〔4−(3−クロロ−5−トリ
    フルオロメチルピリジル−2−オキシ)−フェニルカル
    バモイル〕−4,6−(1H,3H,5H)−ピリミジ
    ンジオンからなる群から選ばれる、請求項2記載の化合
    物。 12、次式 I ; ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1およびR_2は互いに独立にC_1〜C
    _6アルキル、アリル、C_3〜C_6シクロアルキル
    、ベンジルもしくはフェニルを表わし、R_3は1個、
    2個もしくは3個の窒素原子を含有する未置換もしくは
    置換ヘテロ芳香族6員環、又は1〜3個の窒素原子を含
    有するベンゾ縮合未置換もしくは置換ヘテロ芳香族6員
    環を表わし、更にR_4およびR_3は互いに独立に水
    素、C_1〜C_4アルキル、C_1〜C_4アルコキ
    シもしくはハロゲノ−C_1〜C_3アルキルを表わす
    ) で表わされる化合物又はその水素化された形態にある次
    式 I a; ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4およびR_5
    は式 I で定義された意味と同じ意味を表わす) で表わされる化合物、その互変異性体および生理学的に
    許容され得る塩の製造方法であって、次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4およびR_5
    は式 I および式IIで定義された意味と同じ意味を表わ
    す)で表わされる化合物を脱イオウすることを含んでな
    る前記方法。 13、前記脱イオウが、反応に不活性な溶剤もしくは溶
    剤混合中、20〜180℃の温度で、好ましくは60〜
    120℃の温度で、特に還流温度で接触水素化により行
    われる、請求項12記載の方法。 14、前記水素化を、水素化トリアルキル錫、ハロゲン
    化トリアルキル錫、水素化トリアルキルゲルマニウム、
    ハロゲン化トリアルキルゲルマニウム、水素化アルキル
    水銀もしくはハロゲン化アルキル水銀を用いて行い更に
    ハロゲン化物を用いる場合、更に水素化ホウ素ナトリウ
    ムの存在下で行う、請求項13記載の方法。 15、前記反応を遊離基開始剤の存在下で行う、請求項
    14記載の方法。 16、有効成分として請求項1〜11記載の式 I もし
    くは I aの化合物、それらの互変異性体または塩の少
    なくとも1種並びに担体及び他の賦形剤を含有する駆虫
    剤組成物。 17、寄生虫の駆除方法であって請求項1〜11にかか
    る式 I もしくは I aの化合物の駆虫的有効量を動物に
    投与することを含んでなる前記方法。 18、寄生虫を駆除するための請求項1〜11のいずれ
    か1項にかかる式 I または I aの化合物の使用。 19、家畜及び牧畜の寄生虫病を治療するために用いら
    れる請求項1〜11のいずれか1項に記載の式 I また
    は I aの化合物。 20、獣医薬の生産に用いられる請求項1〜11のいず
    れか1項に記載の式 I または I aの化合物。
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