JPH03181466A - 多不飽和基により置換されたアリールアルキルアゾールおよびその製造方法 - Google Patents

多不飽和基により置換されたアリールアルキルアゾールおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH03181466A
JPH03181466A JP2326195A JP32619590A JPH03181466A JP H03181466 A JPH03181466 A JP H03181466A JP 2326195 A JP2326195 A JP 2326195A JP 32619590 A JP32619590 A JP 32619590A JP H03181466 A JPH03181466 A JP H03181466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
linear
branched
polyunsaturated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2326195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hariolf Kottmann
ハリオルフ・コツトマン
Ernst Dr Blume
エルンスト・ブルーメ
Heinz Dr Haenel
ハインツ・ヘーネル
Reinhard Kirsch
ラインハルト・キルシユ
Wolfgang Dr Raether
ヴオルフガング・ラエーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPH03181466A publication Critical patent/JPH03181466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D231/12Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/56Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/081,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多不飽和基により置換されたアリールアルキル
アゾール、その製造法、このような化合物を含有する医
薬組成物そして医薬製剤、特に二相性酵母の病原性用の
ための成長阻害剤、抗真菌剤および植物保護剤例えば殺
菌剤および成長調節剤としての使用に関する。広い範囲
にわたって異なる構造を有するアリールアルキルアゾー
ルが抗真菌剤および殺菌剤として使用されることは知ら
れている。ドイツ公開明細書No。
2.063.857に記載の1−(β−アリール−β−
(R−オキシ)エチルコイミダゾールは最も知られてい
る代表的化合物を包含する。アルケノキシ側鎖を有する
化合物例えばアリルオキシおよびシナミルオキシ誘導体
もまた含まれる。これらの作用および耐性、特に殺菌特
性は満足ゆくものではない。
今般、側鎖に存在する不飽和基の種類に応じてこれらの
物質の作用および耐性そしてさらに殺菌特性を明確に改
良することができることを見い出した。その上、驚くべ
きことに本発明の化合物が二相性酵母菌の病原性用のた
めのすぐれた成長阻害剤であることがわかった。
したがって、本発明は式(I) 1jl 〔式中、A「ハフェニル、ビフェニリル、フェノキシフ
ェニル、ベンジルフェニル、ベンジルオキシフェニル、
フェニルチオフェニル、7エ二ルスルフイニルフエニル
、フェニルスルホニルフェニル、ナフチル、1.2.3
.4−テトラヒドロナフチル、インダニル、フルオレニ
ル、チエニル、フリル、ピリジル、ピリミジル、オキサ
シリル、インオキサシリル、ピリミジル、ビラジル、ピ
ラゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンゾチア
ゾリルまたはベンズイミダゾリル(ここで環系は置換さ
れていないかまたは1〜3個の同一のもしくは異なった
置換基により置換されており、そして該置換基はF、C
Q%B「、■、直鎖または分枝鎖の(ct”cs)−ア
ルキル、CnFzn++(n = 1〜8 ) 、CJ
イモノフルオロブチル、cca 3、(CS〜cm)−
シクロアルキル、直鎖または分枝鎖の(CI−CI)−
アルコキシ、(C3〜Ca)−シクロアルキル−(C+
〜C0)−アルキル、(C,〜cm)−アルキルチオ、
(ct”’am)−アルキルスルフィニル、(C+〜C
3)−アルキルスルホニル、No、、CNおよびCF3
からなる群より選択される)であり、 YはCHまたはNであり、 nは1または2であり、 Xはo、 s、 so、 so、またはCI、でありそ
して R1よ直鎖または分枝鎖の多不飽和(CS〜C□。)−
アルケニル、直鎖または分枝鎖の多不飽和(Cs”Cz
。)−アルキニルまたは直鎖または分枝鎖の多不飽和(
CS−C8゜)−アルケニニルである〕 で表されるアリールアルキルイミダゾールおよびその薬
理学的に許容しうる酸との塩に関する。
好ましい式(I)の化合物は、式中、A「がフェニル、
ビフェニリル、1.2.3.4−テトラヒドロナフチル
、ナフチル、チエニルまたはインダニル(ここで芳香族
環は置換されていないかまたは1〜2([の同一のもし
くは異なった置換基により置換されており、モして核置
換基はF、CQ。
B「、CF、、(CI””C4)−アルキルおよび(C
+〜C4)−アルコキシからなる群より選択される)で
あり、YがCHまたはNであり、nが1または2であり
、Xが0、s 、 so、 so、またはCH,であり
そしてR1が直鎖または分枝鎖の多不飽和(C,〜C!
。)−アルケニル、直鎖または分枝鎖の多不飽和(CS
−C8゜)−アルキニルまたは直鎖または分枝鎖の多不
飽和(CS〜C!。)−アルケニニルである化合物およ
びその生理学的に許容しうる酸との塩である。
特に好ましい式(I)の化合物は、式中、Arがフェニ
ル、ビフェニリル、ナフチル、チエニルまたはインダニ
ル(ここで芳香族環は未置換であるかまたは1〜2個の
同一のもしくは異なった置換基により置換されており、
そして該置換基はF、 00%CF3、(C1〜C,)
−アルキルオヨヒ(C+〜C1)−アルコキシからなる
群より選択される)であり、YがCHまたはNであり、
nがlまt;は2であり、Xがo、s、soまたはSO
,でありそしてR−が直鎖または分枝鎖の多不飽和(C
s ” Cz。)−アルケニル、直鎖または分枝鎖の多
不飽和(cm〜C8゜)−アルキニルまt;は直鎖また
は分枝鎖の多不飽和(CS−C8,)−アルケニニルで
ある化合物およびその生理学的Iこ許容しうる酸との塩
である。
とりわけ好ましい式(I)の化合物は、式中、A「がフ
ェニル、ビフェニリル、インダニル、チエニルまたはす
7チル(ここで芳香族環は置換されていないかまたは1
〜2個の同一のもしくは異なった置換基lこより置換さ
れており、そして該置換基はF、CQ、CF、、メチル
およびメトキシからなる群より選択される)であり、Y
がCHまたはNであり、nがlであり、Xが0%51S
OまたはSOlでありそしてR1が直鎖または分枝鎖の
多不飽和(Cs”Cz−)−アルケニル、直鎖または分
枝鎖の多不飽和(Cs”Ct。)−アルキニルまたは直
鎖または分枝鎖の多不飽和(Cs−C2゜)−アルケニ
ニルである化合物およびその生理学的に許容しうる酸と
の塩である。
置換基としてまたは他の置換基と組み合わせて存在する
(C,〜cm)−または(C,〜C4)−アルキル基は
非分枝状または分校状であることができ、例えばメチル
、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、2−
メチルプロピル、1.1−ジメチルエチル、ペンチル、
ヘキシル、ヘプチル、オクチルまたはノニル基であり;
フッ素または塩素により置換されたアルキル基は例えば
トリフルオロメチル、トリクロロメチル、1.1.2.
2−テトラフルオロエチルまたはノナフルオロブチル基
であることができ;(C1〜C,)−シクロアルキル基
はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロヘプチルまたはシクロオクチル基
であることができ;(C3〜C5)−シクロアルキル−
(C+〜C4)−アルキル基は例えばシクロプロピルメ
チル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、
シクロヘプチルメチル、シクロヘプチルメチルまたはシ
クロオクチルメチル基であることができる。
多不飽和(CS−C2゜)−アルケニル、アルキニルま
たはアルケニニル基は非共役および/または共役多重結
合を含有することができ、その多重結合の数は2〜4で
ありそして該化合物は二重結合の配置に関して純粋なシ
ス−異性体またはトランス−異性体として、さらにはシ
ス/トランス−異性体混合物として存在することができ
、例えば4−メチル−2,4−ペンタジェン−■−イル
、2−メチル−2,4−ペンタジェン−1−イル、トラ
ンス−トランス−2,4−へキサジエン−1−イル、1
.5−へキサジエン−3−イル、3.5−へキサジエン
−1−イル、2.5−へキサジエン−1−イル、2.6
−へブタジェン−1−イル、2,4−ジメチル−2,6
−へブタジェン−1−イル、1.6−へブタジェン−4
−イル、1.7−オクタゲニン−4−イル、シス−3,
7−シメチルー2,6−オクタゲニン−l−イル、トラ
ンス−3,7−シメチルー2.6−オクタゲニン−l−
イル、トランス−シス−3,7−シメチルー2.4゜6
−オクタトリエン−1−イル、トランス−トランス−2
,6−シメチルー2.4.6−オクタトリエン−1−イ
ル、1.8−ノナジェン−4−イル、3.7.ll−ト
リメチル−2,6,10−ドデカトリエン−!−イルお
よび3.7.ll−トリメチル−1,6,10−ドデカ
トリエン−3−イルである。
本発明は遊離塩基または酸付加塩の形態の化合物(I)
に関する。
薬学的に許容しうる塩を形成する酸の例としては、無機
酸例えば塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硫酸、リン酸
または硝酸、および有機酸例えばマロン酸、シュウ酸、
グルコン酸、カンファースルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、酢酸、プロピオン1、p−)ルエンスルホン酸また
はサリチル酸が挙げられる。
化合物(I)は少なくとも1個の不斉炭素原子を含有し
、そしてそれによりエナンチオマーおよびジアステレオ
マーとして存在しうる。本発明は純粋な異性体およびそ
れらの混合物の両方を包含する。ジアステレオマー混合
物は慣用の方法例えば適当な溶媒からの選択的結晶また
はシリカゲルもしくはアルミナ上におけるクロマトグラ
フィーにより各酸分に分離することができる。
ラセミ混合物は慣用の方法例えば光学活性な酸との塩形
成、ジアステレオマー塩の分離および塩基による純粋な
エナンチオマーの遊離によってエナンチオマーに分割す
ることができる。
ソノ上、エナンチオマーはまたキラル相上におけるクロ
マトグラフィーまたは酵素的な手段により分割すること
ができる。
本発明はさらに式(I[) (式中、A「、X、nおよびYは上記で定義した通りで
ある)の化合物を式(III) R’−Nu    (III) (式中 R1は上記で定義した通りでありそしてNuは
フッ素、塩素、臭素、沃素、トリフルオロメタンスルホ
ネート、p−トルエンスルホネート用される離核体(n
ucleofuge)である)と反応させそして得られ
た式(I)の化合物を遊離塩基または酸付加塩または加
水分解性誘導体の形態で単離することからなる式(I)
の化合物の製造方法に関する。
式(I)の化合物を製造するために、式(II)の化合
物を式(I[I)の化合物と不活性溶媒中、場合によっ
ては塩基の存在下、0℃〜150℃好ましくは20°0
−120℃の温度範囲内で反応させる。
好適な溶媒はアセトニトリル、N、N−ジメチルホルム
アミド、N、N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシド、スルホネート、N−メチルビロリド−2−オ
ン、ジオキサンまたはテトラヒドロフランである。これ
らの溶媒の混合物もまた使用することができる。
好適な塩基はアルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭
酸塩、炭酸水素塩、水酸化物、アルコラードまたは水素
化物例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム、ナトリウムエチラートま
たは水素化ナトリウム、あるいは有機塩基例えば第3ア
ミン例えばトリエチルアミン、トリブチルアミン、エチ
ルモルホリンまたはビ、リジン、ジメチルアミ/ピリジ
ン、キノリンまたは1.5−ジアザビシクロ(5,4,
0)ウンデカ−7−エン(DBU)、IH−イミダゾー
ルまたはIH−1,2,4−トリアゾールである。
式(DI)の化合物(式中、Nuはフッ素、塩素、臭素
、沃素、トリフルオロメタンスルホネート、p−)ルエ
ンスルホネート、メタンスルホネートまたは慣用的に使
用される離液体である)は対応する前駆体から文献既知
の方法例えば適当なアルコール(Nu=OR)を塩基例
えばピリジンの存在下、酸ハライド例えば塩化チオニル
または塩化オキサリルと不活性な希釈剤中または溶媒な
しで、−30℃〜60カの温度範囲において反応させる
ことにより製造される。
式(II)の化合物(式中、x−OでありそしてAr、
nおよびYは上記で定義した通りである)は文献既知の
合成方法例えば式(IV)のケトンを慣用の還元剤例え
ばNaBH4と反応させて所望の化合物を得る方法によ
り製造される。
式(1)の化合物(式中、Ar、XSnおよびYは上記
で定義した通りである)はさらに式(V)(式中、2は
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメタンスル
ホネート、p−トルエンスルホネート、メタンスルホネ
ートまたは他の慣用的に使用される離液体である)の化
合物を式(VT) R’−XH(V1) (式中 R1およびXは上記で定義した通りである)の
化合物と反応させることにより得ることができる。
このタイプの反応は好ましくは不活性溶媒中、場合によ
っては塩基の存在下、−10’o−150℃好ましくは
20°C〜100℃の温度範囲で行われる。
好適な溶媒および塩基は上述した溶媒および塩基である
本発明はさらに式(V)の化合物(式中、2は7ツ素、
塩素、臭素、沃素、トリフルオロメタンスルホネート、
p−トルエンスルホネート、メタンスルホネートまたは
他の慣用的に使用される離液体である)を式(V1)の
化合物(式中、R1およびXは上記で定義した通りであ
る)と相関移動反応の条件下で反応させることからなる
式(1)の化合物の製造方法に関する。
このため、式(V)の化合物の溶液を式(V1)の化合
物と不活性溶媒中、相間移動触媒および塩基、好ましく
は粉末状のアルカリ金属水酸化物または炭酸塩例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウムまたはこれらの濃縮水溶液の存在下、好まし
くは20〜100℃の温度範囲で激しく撹拌しながら反
応させる。
好適な溶媒の例はN、N−ジメチルホルムアミド、N、
N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラ
ヒドロ7ラン、アセトニトリル、4−メチル−2−ペン
タノン、メタノール、エタノール、イングロバノール、
グロパノール、ブタノール、ペンタノール、t−ブチル
アルコール、メチルグリコール、氷酢酸、塩化メチレン
、クロロホルム、四塩化炭素または芳香族炭化水素例え
ばベンゼン、クロロベンゼン、ニトロベンゼン、トルエ
ンまたはキシレンあるいは水である。これらの溶媒の混
合物もまた使用することができる。
好適な相間移動触媒は第4アンモニウムまたはホスホニ
ウム塩、クラウンエーテルまたはポリエチレングリコー
ルである。臭化テトラブチルアンモニウムおよび塩化ブ
チルトリエチルアンモニウムは本発明の目的のために特
に好適であることがわかった。
相間移動反応条件下で行われるこれらの反応においては
、式(V1)の化合物(式中、R1は上記で定義した通
りでありモしてXはSである)を使用する場合、これら
の化合物の誘導体または前駆体例えば式(■) (式中 R1およびNuは上記で定義した通りである)
のチウロニウム塩もまた採用することができる。
式(■)の化合物は文献にまだ記載されておらず、そし
て文献既知の方法に従って、例えばチオ尿素を式(II
I)の化合物(式中、R1およびNuは上記で定義した
通りである)と溶媒例えばエタノール中、40 ’O−
120℃の温度範囲で反応させることにより製造される
式(V1)の化合物はまだ知られておらず、そして文献
にもまだ記載されていない。これらは文献既知の方法に
より製造され、そして一般にメルカプタンおよびアルコ
ールの合皮のために使用される。
式(lの化合物(式中、2はF、CI2、またはBrで
ある)は式(lの化合物(式中、ZはOHである)を塩
化チオニル、四7ツ化硫黄または三フッ化ジエチルアミ
ノ硫黄と不活性溶媒中、場合によっては塩基の存在下、
好ましくは01〜80℃の温度範囲で反応させることに
より製造することができる。
チオエーテル基を含有する式(■)の化合物は硫黄をス
ルホキシドまたはスルホンに酸化することができる。こ
のために、このような式(I)の化合物を酸化剤例えば
過酸化水素またはm−クロロ過安息香酸と不活性溶媒中
、−10℃〜8゜℃の温度範囲で反応させる。スルホキ
シドを製造するためには1モル当量の酸化剤を使用し、
そしてスルホン製造の場合は2モル当量、所望により幾
分過剰に使用する。使用される溶媒は好ましくは上述し
た溶媒である。
式(I)の化合物、その酸付加塩およびその生理学的に
加水分解しうる誘導体は有用な医薬製剤である。これら
は特に抗曹作用を有し、そして人間および種々の哺乳動
物における真菌性感染の予防および治療に好適である。
新規化合物はインビトロで皮膚の真菌例えばTrich
ophyton mentagrophytes、 M
icrosporumcants、 Epidermo
phyton floccosum;カビ真菌例えばA
spergillus niger;または酵母例えば
Candida albicans、 C−Lropi
calis、 Torulopsisglabrata
およびTrichosporon cuLaneum;
または原生動物例えばTrichomonas vag
inalisまたはT、fetus;またはダラム陽性
菌およびダラム陰性菌に対して非常に有効である。
これらの化合物はまl;例えばマウスの実験的腎カンジ
ダ症において経口的または非経口的投与後インビボで例
えばCandida albicansに対して非常に
良好な全身性作用を有する。この場合特に菌体外酵素系
は病原体の微生物の病原性が著しく減少するように酵母
candida aJbicansにより影響される。
さらに、経口的、非経口的または局所的投与後のモルモ
ットにおける皮膚真菌症の各種の病原体微生物(例えば
7ricbOI)M−ton mentagrophy
tes)に対して非常に良好な作用がある。
人間医学に8ける適用分野の例としてはTri−cho
phyLon mentagrophytesおよび他
のTr 1cho−phyton種、Microspo
rua+種、Epider++ophyton目occ
osumそして二層性真菌およびカビ真菌によりひき起
こされる皮膚真菌症および全身性真菌症が挙げられる。
Candida albicansによりひき起こされ
る深在性真菌症は特に好ましく影響を受け、真菌の宿主
細胞中への侵入が防止される。
獣医学における適用分野の例としてはすべての皮膚真菌
症および全身性真菌症、特に上述した病原体の微生物に
よりひき起こされるものが挙げられる。
本発明はim以上の本発明の活性化合物を含有する。ま
たは1種以上の本発明の活性化合物および非毒性で不活
性の薬学的に好適な賦形剤からなる医薬製剤、そしてこ
れらの製剤の製造法を包含する。
非毒性の不活性の薬学的に好適な賦形剤は何れのタイプ
の固体状、半固体状または液状の希釈剤、充填剤および
製剤化補助剤であってもよい。
好適な投与形態の例としては錠剤、コーチング錠、カプ
セル剤、丸剤、水性溶液、懸濁液、乳濁液、所望ならば
無菌の非水性乳濁液、懸濁液および溶液である注射可能
な溶液、軟膏剤、クリーム剤、ペースト剤、ローション
剤、スプレー剤などが挙げられる。
治療的に活性な化合物は好ましくは上述した医薬製剤中
、全混合物の重量に基づいて約0.1〜99.5好まし
くは約0.5〜95重量%の濃度で存在する。
上述した医薬製剤はまた本発明の活性化合物の他に別の
医学的に活性な化合物を含有してもよい。
上述した医薬製剤は既知の方法による慣用の方法で、例
えば活性化合物(複数回)を賦形剤(複数回)と混合す
ることにより製造される。
本発明はまた人間医学および獣医学において上述した疾
患を予防、改善および/または治療するための本発明の
活性化合物および1種以上の本発明の活性化合物を含有
する医薬製剤の使用を包含する。
活性化合物または医薬製剤は局所的に、経口的に、非経
口的に、腹腔内的におよび/または経腸的に投与するこ
とができる。
一般に、所望の結果を得るためには人間医学および獣医
学の両方において本発明の活性化合物(複数回)を24
時間ごとに総量で体重1 byあたり少なくとも約0.
05.好ましくは0.11特に0.5+n、最大は体重
lkyあたり約2001好ましくは100、特に101
19まで、所望ならば数回に分割した投与量の形態で投
与するのが有利であることがわかった。しかし、実質的
に長期間(6週間まで)にわたる深在性真菌症の場合、
総量は!〜8、好ましくは1〜3回に分割した投与量で
投与される。
しかしながら、特に苗種、治療を受ける患者の体重、そ
の疾患の性質および重症度、製剤の積置、薬剤の投与経
路および投与を施す期間士たは間隔に応じて上述した投
与量から逸脱させる必要があってもよい。すなわち、あ
る場合においては上述した活性化合物の量よりも少ない
量で十分に処置することができるし、またある場合にお
いては上述した活性化合物の量より過剰に用いる必要が
ある。当業者ならば容易に本人の熟練した知識に基づい
て各場合における必要な最適投与量および活性化合物の
投与方法を決定することができるであろう。
式(I)の新規な化合物、好ましくはYが窒素であるト
リアゾール化合物はまた殺生物剤として活性である。こ
れらは特に植物病原菌類に対する殺菌活性により特徴づ
けられる。すでに植物組城中に侵入した真菌性疾患の病
原体の微生物でさえ、うまく防除することができる。こ
のことは特に、感染が起こった後に他の慣用の殺菌剤で
はもはや有効に防除することのできない真菌性疾患にお
いて重要であり、また有用である。新規化合物の作用ス
ペクトルは多数の種種の植物病原菌類例えばPiric
ularia oryzae。
Plasmopara viticola、種々のサビ
菌類、特にVenturia  1naequalis
、  Cercospora beticolaそして
果物、野菜、穀物および装飾用植物の農耕におけるうど
んこ病真菌(powdery mildewfungi
)を包含する。
式(1)の新規化合物はさらに産業分野における用途、
例えば木材保護剤;塗料、金属加工用冷却潤滑剤におけ
る保存料;または穿孔および切削油における保存料とし
て好適である。
新規化合物は慣用の製剤例えば水利剤、乳剤原液、スプ
レー用溶液、粉剤、種子処置剤、分散液、粒剤または微
粒剤において使用することができる。
水利剤は水中に均一に分散させることができる製剤であ
り、活性化合物の他に所望ならば希釈剤または不活性物
質は別として、追加的に湿潤剤例えばポリオキシエチル
化アルキルフェノール、ポリオキシエチル化脂肪アルコ
ール、アルキル−またはアルキルフェニルスルホネート
および分散剤例えばナトリウムリグニンスルホネート、
ナトリウム2.2′−シナ7チルメタンー6.6′−ジ
スルホネート、ナトリウムジブチルナフタレンスルホネ
ートまたはナトリウムオレオイルメチルタウレートを含
、有する。これらは慣用の方法、例えば各成分を粉砕し
そして混合することにより製造される。
乳剤原液は例えば活性化合物を1種以上の乳化剤ととも
に不活性有機溶媒例えばブタノール、シクロヘキサノン
、ジメチルホルムアミド、キシレンまたは高沸点の芳香
族炭化水素もしくは炭化水素中に溶解することにより製
造できる。
液状の活性化合物の場合、溶媒成分は全くまたは部分的
に存在しなくてよい。使用することのできる乳化剤の例
としてはカルシウムアルキルアリールスルホネート例え
ばCaドデシルベンゼンスルホネートまたは非イオン性
乳化剤例えば脂肪酸ポリグリコールエステル、アルキル
アリールポリグリコールエーテル、脂肪アルコールポリ
グリコールエーテル ーエチレンオキシド縮合生成物、脂肪アルコール−プロ
ピレンオキシド−エチレンオキシド縮合生成物、アルキ
ルポリグリコールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルまたは
ポリオキシエチレンソルビトールエステルが挙げられる
粉剤は活性化合物を微粉状の固体物質例えばタルク、天
然クレー例えばカオリン、ベントナイト、パイロフィラ
イトまたは珪藻土とともに粉砕することにより得られる
粒剤は活性化合物を吸着質すなわち粒状化された不活性
物質上にスプレーすることにより、または活性化合物原
液をバインダー例えばボリビニルアルコール、ナトリウ
ムポリアクリレートもしくは鉱油を用いてキャリヤー例
えば砂およびカオリナイト、あるいは粒状化された不活
性物質の表面上に適用することにより製造することがで
きる。好適な活性化合物はまた肥料粒剤の製造のために
、所望ならばカ巴料と混合して慣用の方法で粒状化する
ことができる。
水和剤Iこおいて、活性化合物の濃度は例えば約10〜
90重量%であり、そして残りの100重量%までの分
は慣用の製剤化用成分で構成される乳剤原液の場合、活
性化合物濃度は約10〜80重量%であり、そしてスプ
レー用溶液の場合は約1〜20重量%である。粒剤の場
合、活性化合物含量は部分的に活性化合物が液体または
固体として存在するかどうか、そしてどの粒状化用補助
剤、充填剤などを使用するかに依存する。
さらに、所望ならば上述した活性化合物製剤は各場合に
おいて慣用な固着剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、浸透剤
、溶媒、充填剤またはキャリヤーを含有する。
施用時に、商用形態で存在する原液は必要に応じて慣用
の方法で希釈され、例えば水和剤、乳剤原液の場合、そ
しである場合は微粒剤においてもまた水で希釈される。
粉剤様のおよび粒状化した製剤、さらにスプレー用溶液
は通常は施用前にさらに他の不活性物質を用いて希釈さ
れない。
他の活性化合物例えば殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤、肥料
、成長調節剤または他の殺菌剤との混合物または混合製
剤もまた可能であり、そして特定の環境下で作用の相乗
的な増加が達成されうる。
製剤例の幾つかを次に挙げる: 粉剤は10重量部の活性化合物および不活性物質として
90重量部のタルクを混合し、そしてハンマーミルで微
粉砕することにより得られる。
水中で容易に分散しうる水和剤は25重量部の活性化合
物、不活性物質として65重量部のカオリン含有石英、
湿潤剤および分散剤として10重量部のカリウムリグニ
ンスルホネートおよび1重量部のナトリウムオレオイル
メチルタウレートを混合し、そしてピン付きディスクミ
ルで粉砕することにより得られる。
水中で容易に分散しうる分散液原液は20重量部の活性
化合物を6重量部のアルキルフェノールポリグリコール
エーテル(TritonX 207)、3重量部のイン
ドリデカノールポリグリコールエーテル(8EO)およ
び71重量部のパラフィン系鉱油(沸点範囲、例えば約
255〜約377℃)と混合し、そして摩擦ボールミル
で5μ未満の粉末度に粉砕することにより製造される。
乳剤原液は15重量部の活性化合物、溶媒とし゛C75
重量部のシクロヘキサノンおよび乳化剤として10重量
部のすキシエチル化ノニルフェノール(IOEO)から
製造することができる。
以下の実施例は本発明の詳細な説明するためのものであ
る。
実施例1(前駆体) シス−3,7−シメチルー2.6−オクタゲニン−1−
クロライド 34.309 (300ミリモル)のメタンスルホニル
クロライドを600+*(!のn−ペンタン中における
46.279 (300ミリモル)のシス−3,7−シ
メチルー2.6−オクタジニンー■−オールの溶液に一
5℃で激しく撹拌しながら温顔した。次いでこの溶液に
47.409(600ミリモル)のピリジンを加えた。
水浴中で撹拌しながら反応混合物をゆっくりと25℃ま
で加温せしめた。
ペンタン相を除去した後、これを5%強度冷塩酸、次い
で炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。
有機相をMgSO4上で乾燥し、濃縮しそして分別蒸留
した。 30.9a(理論量の60%)の最終/I:虜
物が得られた。沸点49℃10.6トル。
実施例 2 (R,S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−l−
(シス−3,7−シメチルー2.6−オクタゲニン−l
−オキシ)−2−(イミダゾール−l−イル)−エタン 7.79(30ミリモル)の(R,S)−1−(2,4
−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−2−(イミダ
ゾール−1−イル)−エタンを撹拌しながら40mff
(7)DMF中に溶解した。これに1.og(33ミリ
モル)の水素化ナトリウムを少量ずつ加え、モしてH3
の発生が終了するまで混合物を撹拌した。
次いで10m12のDMF中に溶解した5、7g(33
ミリモル)のシス−3,7−シメチルー2.6−オクタ
ゲニン−1−クロライドを撹拌しながら温顔した。12
時間の反応時間後、DMFを高真空下で除去し、その残
留物を50raQの塩化メチレンに取り、 H,Oで3
回洗浄し、Mg5O,上で乾燥しそして濃縮した。
メタノール/酢酸エチル(1/lo)を用いるシリカゲ
ル上のクロマトグラフィー処理後、9.29 (理論量
の78%)の僅かに粘性のある油状物を得た。
実施例 3 (R,S)−1−(4−クロロフェニル)−1−(シス
−3,7−シメチルー2.6−オクタゲニン−1−チオ
)−2−イミダゾール−1−イル)−エタン 2.0gの(R,S)−1−(4−クロロフェニル)1
−(メチルスルホニル)−2−(イミダソール−1−イ
ル)−エタンを50raQのトルエン中に溶解し、1.
65gのシス−3,7−シメチルー2.6−オクタゲニ
ン−1−インチウロニウムクロライド、5.3gの50
%強度水酸化ナトリウム水溶液および0.25SFの臭
化テトラブチルアンモニウムを0℃で加え、そして混合
物を激しく撹拌しながら2時間内で反応させた。次いで
CH3CO,を用いて抽出し、有機相を炭酸ナトリウム
水溶液で洗浄して中性にし、Mg5O,上で乾燥しそし
て濃縮した。酢酸エチルを用いるシリカゲル上のクロマ
トグラフィー処理後、0.859 (理論量の34%)
の粘性のある油状物を得た。
第1表に示した次の化合物は実施例1〜3に従って製造
した。また、第2表は第1表中に示した化合物の元素分
析値の一覧表である。
Trichophyton mentagrophyL
esに感染した実験動物を用いた実験における処置の結
果を本発明の化合物のインビボでの高い局部活性の例と
して示す。
局部活性度を測定するために、450〜500gのモル
モット(Pirbright white種)をそれぞ
れ動物−匹あたり1.5X 10’分生子を用いて表皮
の6ケ所に散布して感染させた。動物を0.1%強度製
剤溶液を背中の6ケ所の感染部位に適用することにより
感染後3日目から連続して5日間皮膚的に処置した。本
発明の物質を用いて処置した動物の他に、参照用物質ビ
フォナゾール(bi[onazole)を用いて動物−
匹を処置しそして動物−匹を感染後未処置のままにした
第 表 皮膚 5X0.1% 3.3(0,5) 2.6(1,5) 1.6(1,3) 2.8(1,7) 2.8(1,6) 3.6(0,8) 139.3 176.9 287.5 164.2 164.2 127.7 表を見てわかるように、本発明の化合物は標準製剤ビ7
才ナゾールよりも真菌症の直径の減少率が著しく大きい
。すなわち、本発明の化合物の抗真菌作用はビ7オナゾ
ールよりも187%程度すぐれていた。
放出された菌体外酵素、特に放出されたりソホスホリバ
ーゼ(ホスホリパーゼB)の阻害%が活性度の尺度とし
て測定されるインヒドロ酵素試験の結果を二相性酵母菌
の病原性相の阻害の例として示す。
酵素阻害率を測定するために、微生物濃度を光度計を用
いて0.5(500nm)の吸光度に調整したCand
ida albicans出芽型分生子(株200/1
75)の懸濁液を製剤溶液と混合し、また対照用として
溶媒溶液と混合した。詳しくは、以下の通りである。
a)  100μQの製剤溶液(懸濁液)+900μQ
の微生物懸濁液 b)  tooμQの溶媒+900μQの微生物懸濁液
それぞれ21℃で30分間インキュベートした5μaの
出芽型分生子懸濁液を寒天プレート(8%の卵黄、IM
NaCQおよび5 mM CaCQzを加えた5abo
uraud寒天)に温顔した。このようにして接種した
プレートを37℃で3日間インキュベートした。
評価は以下のようにして行った。
1、  Candida albicansコロニー(
処置および未処置)の直径(!II+)を測定し、そし
て2、菌体外酵素によりひき起こされたコロニおよびか
さ(処置および未処置)の総直径を測定する。
製剤および対照グループの比率(quotient)の
測定により得られた値を酵素活性の尺度としてみなした
第4表を見てわかるように、本発明の化合物はプロプラ
ノロール(propranolo1)よりも実質的に強
力に放出された菌体外酵素を阻害する。
プロプラノロールは対応するインビトロ試験において肝
臓細胞からのホスホリパーゼに対して阻害作用を示した
最も活性な物質として文献CPappu A、S、らの
Biocham、 Pharnaacol、 34.5
21〜524(1985年)〕に記載されている。
驚くべきことに本発明の化合物は従来技術よりも著しく
すぐれている。
第4表 00 00 41.2 5 O0 0O 72,2 2 00 00 50,0 グロプラノロール 0 0 対照用溶媒

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Arはフェニル、ビフェニリル、フェノキシフ
    ェニル、ベンジルフェニル、ベンジルオキシフェニル、
    フェニルチオフェニル、フェニルスルフィニルフェニル
    、フェニルスルホニルフェニル、ナフチル、1,2,3
    ,4−テトラヒドロナフチル、インダニル、フルオレニ
    ル、チエニル、フリル、ピリジル、ピリミジル、オキサ
    ゾリル、イソオキサゾリル、ピリダジル、ピラジル、ピ
    ラゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンゾチア
    ゾリルまたはベンズイミダゾリル(ここで環系は置換さ
    れていないかまたは1〜3個の同一のもしくは異なった
    置換基により置換されており、そして該置換基はF、C
    l、Br、I、直鎖または分枝鎖の(C_1〜C_■)
    −アルキル、C_nF_2_n_+_1(n=1〜8)
    、C_2F_4、モノフルオロブチル、CCl_3、(
    C_3〜C_■)−シクロアルキル、直鎖または分枝鋼
    の(C_1〜C_■)〜アルコキシ、(C_3〜C_■
    )−シクロアルキル−(C_1〜C_4)−アルキル、
    (C_1〜C_■)−アルキルチオ、(C_1〜C_■
    )−アルキルスルフィニル、(C_1〜C_■)−アル
    キルスルホニル、NO_2、CNおよびCF_3からな
    る群より選択される)であり、 YはCHまたはNであり、 nは1または2であり、 XはO、S、SO、SO_2またはCH_2でありそし
    て、 R^1は直鎖または分枝鎖の多不飽和(C_5〜C_2
    _0)−アルケニル、直鎖または分枝鎖の多不飽和(C
    _5〜C_2_0)−アルキニルまたは直鎖または分枝
    鎖の多不飽和(C_5〜C_2_0)−アルケニニルで
    ある〕 で表されるアリールアルキルイミダゾールおよびその薬
    理学的に許容しうる酸との塩。 2)式中、Arがフェニル、ビフェニリル、1,2,3
    ,4−テトラヒドロナフチル、ナフチル、チエニルまた
    はインダニル(ここで芳香族環は置換されていないかま
    たは1〜2個の同一のもしくは異なった置換基により置
    換されており、そして該置換基はF、Cl、Br、CF
    _3、(C_1〜C_4)−アルキルおよび(C_1〜
    C_4)−アルコキシからなる群より選択される)であ
    り、YがCHまたはNであり、nが1または2であり、
    XがO、S、SO、SO_2またはSH_2でありそし
    てR^1が直鎖または分枝鎖の多不飽和(C_5〜C_
    2_0)−アルケニル、直鎖または分枝鎖の多不飽和(
    C_5〜C_2_0)−アルキニルまたは直鎖または分
    枝鎖の多不飽和(C_5〜C_2_0)−アルケニニル
    である請求項1に記載の式( I )の化合物およびその
    生理学的に許容しうる酸との塩。 3)式中、Arがフェニル、ビフェニリル、ナフチル、
    チエニルまたはインダニル(ここで芳香族環は置換され
    ていないかまたは1〜2個の同一のもしくは異なった置
    換基により置換されており、そして該置換基はF、Cl
    、CF_3、(C_1〜C_4)−アルキルおよび(C
    _1〜C_4)−アルコキシからなる群より選択される
    )であり、YがCHまたはNであり、nが1または2で
    あり、XがO、S、SOまたはSO_2でありそしてR
    ^1が直鎖または分枝鎖の多不飽和(C_5〜C_2_
    0)−アルケニル、直鎖または分枝鎖の多不飽和(C_
    5〜C_2_0)−アルキニルまたは直鎖または分枝鎖
    の多不飽和(C_5〜C_2_0)−アルケニニルであ
    る請求項1に記載の式( I )の化合物およびその生理
    学的に許容しうる酸との塩。 4)式中、Arがフェニル、ビフェニリル、インダニル
    、チエニルまたはナフチル(ここで芳香族環は置換され
    ていないかまたは1〜2個の同一のもしくは異なった置
    換基により置換されており、そして該置換基はF、Cl
    、CF_3、メチルおよびメトキシからなる群より選択
    される)であり、YがCHまたはNであり、nが1であ
    り、XがO、S、SOまたはSO_2でありそしてR^
    1が直鎖または分枝鎖の多不飽和(C_5〜C_2_0
    )−アルケニル、直鎖または分枝鎖の多不飽和(C_5
    〜C_2_0)−アルキニルまたは直鎖または分枝鎖の
    多不飽和(C_5〜C_2_0)−アルケニニルである
    請求項1に記載の式( I )の化合物およびその生理学
    的に許容しうる酸との塩。 5)a)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Ar、X、nおよびYは請求項1で定義した通
    りである)の化合物を式(III) R^1−Nu(III) (式中、R^1は請求項1で定義した通りでありそして
    Nuはフッ素、塩素、臭素、沃素、トリフルオロメタン
    スルホネート、p−ト ルエンスルホネート、メタンスルホネート または他の慣用的に使用される離核体であ る)と反応させそして得られた式( I )の化合物を遊
    離塩基または酸付加塩または加水 分解性誘導体の形態で単離するか、あるい は b)式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、Ar、nおよびYは請求項1で定義した通りで
    あり、Zはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、トリフルオロ
    メタンスルホネート、p−トルエンスルホネート、メタ
    ンスルホ ネートまたは他の慣用的に使用される離核 体である)の化合物を式(VI) R^1−XH(VI) (式中、R^1およびXは請求項1で定義した通りであ
    る)の化合物と反応させることか らなる請求項1記載の式( I )の化合物の製造方法。 6)抗真菌剤の製造における請求項1記載の式( I )
    の化合物の使用。 7)抗真菌剤としての請求項1記載の式( I )の化合
    物の使用。 8)有効量の請求項1記載の式( I )の化合物および
    薬学的に許容しうる添加剤を含有する抗真菌剤製剤。 9)二相性酵母の病原性相のための成長阻害剤としての
    請求項1記載の式( I )の化合物の使用。
JP2326195A 1989-11-30 1990-11-29 多不飽和基により置換されたアリールアルキルアゾールおよびその製造方法 Pending JPH03181466A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3939525.1 1989-11-30
DE3939525A DE3939525A1 (de) 1989-11-30 1989-11-30 Mit mehrfach ungesaettigten resten substituierte aryl-alkyl-azole, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03181466A true JPH03181466A (ja) 1991-08-07

Family

ID=6394454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2326195A Pending JPH03181466A (ja) 1989-11-30 1990-11-29 多不飽和基により置換されたアリールアルキルアゾールおよびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0430194A3 (ja)
JP (1) JPH03181466A (ja)
CA (1) CA2031078A1 (ja)
DE (1) DE3939525A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6709078B2 (en) * 2001-01-19 2004-03-23 Gloria Johnson Decorative, adjustable, protective, cover frame for electronic equipment and furniture

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3658813A (en) * 1970-01-13 1972-04-25 Janssen Pharmaceutica Nv 1-(beta-aryl-beta-(r-oxy)-ethyl)-imidazoles
IL47885A (en) * 1974-09-23 1979-01-31 Syntex Inc Imidazole derivatives,their preparation and antifungal and antibacterial compositions containing them
US5110826A (en) * 1989-11-09 1992-05-05 Kao Corporation Azole derivatives and antifungal drugs containing the same as an active component

Also Published As

Publication number Publication date
DE3939525A1 (de) 1991-06-06
EP0430194A2 (de) 1991-06-05
EP0430194A3 (en) 1992-06-03
CA2031078A1 (en) 1991-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0113640B1 (de) 1-Azolyl-2-aryl-3-fluoralkan-2-ole als Mikrobizide
CA1232278A (en) .alpha.-ARYL- OR ARALKYL-.alpha.(CYCLOALKYL-ALKYL)1H-AZOLE- 1-ETHANOLS
JP3278738B2 (ja) 抗真菌剤
JPS5824436B2 (ja) イミダゾ−ル誘導体の製造方法
US4822822A (en) Benzylamine derivatives, and use thereof
DE3608792A1 (de) 1,1-disubstituierte cyclopropanderivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
EP0149426B1 (de) Mikrobizide
JPS6251670A (ja) アゾリル−シクロプロピル−エタノ−ル誘導体およびその製法
US4495191A (en) Fungicidal 3-1,2,4-triazol-1-yl-1,2-diaryl-1-halogeno-prop-1-ene derivatives, compositions, and method of use
EP0069290B1 (de) Azolverbindungen, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende Fungizide
EP0068144B1 (de) 1,1-Diphenyl-2-triazolyl-ethane, ihre Herstellung und ihre Verwendung als Fungizide
US4670454A (en) Azolylmethylcycloalkanes, their preparation and their use as drugs
US4375474A (en) Dioxalane containing imidazole compounds, compositions and use
JPH03181466A (ja) 多不飽和基により置換されたアリールアルキルアゾールおよびその製造方法
US5095147A (en) 2,2-difluorocyclopropyl derivatives
JPS6140269A (ja) アゾ−ル化合物及び該化合物を含有する殺菌剤
EP0241232A1 (en) Isoxazolylethanol derivatives
DE3321422A1 (de) Neue azolverbindungen
US4738976A (en) Antimycotic agent and fungicidal agent
US4764526A (en) Azolylvinyl ethers and pesticidal use
US5081140A (en) Halogenovinyl-azole derivatives
JPS61167672A (ja) 1‐アリール‐2,2‐ジアルキル‐2‐(1,2,4‐トリアゾール‐1‐イル)‐エタノール類
US4965277A (en) Allylaminoethylazoles
US5208388A (en) 2,2-difluorocyclopropyl derivatives
US4808606A (en) Alkenylazoles, a process for their preparation and their use