JPH03180459A - 超低流量雰囲気ガス浸炭焼入れ方法 - Google Patents

超低流量雰囲気ガス浸炭焼入れ方法

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JPH03180459A
JPH03180459A JP31856589A JP31856589A JPH03180459A JP H03180459 A JPH03180459 A JP H03180459A JP 31856589 A JP31856589 A JP 31856589A JP 31856589 A JP31856589 A JP 31856589A JP H03180459 A JPH03180459 A JP H03180459A
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JP
Japan
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furnace
heat treatment
alcohol
flow rate
door
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JP31856589A
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English (en)
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Tebitsudo Chiyatsupuman Robaato
ロバート・テビッド・チャップマン
Naoto Muramatsu
直人 村松
Katsuaki Ishihara
石原 克昭
Ikumasa Awai
粟井 郁真
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Osaka Oxygen Industries Ltd
Original Assignee
Osaka Oxygen Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は各種金属の浸炭、焼入等の熱処理を行なう方法
において、定常運転時は通常の炉において導入される量
(推奨流量)に比べて相当に少ないfi量(好ましくは
推奨流量の1/4〜115で窒素及びメタノールを導入
し、各々のドアーの開閉時又は開閉前に空気の混入によ
る爆発を防ぐためにアルコールの導入を増加させること
を特徴とする金属の熱処理方法に関する。
(従来技術とその問題点) 近年変成炉を使用することなく窒素とメタノールを直接
炉内へ導入し熱処理を行う方法(例えば特開昭57−1
6163)や空気と炭化水素系のガスを直接炉内に導入
して熱処理を行う方法(例えば特開昭62−33753
)が提供されている。これらの方法において特に窒素−
メタノール法では、その安全性を維持する為に、雰囲気
ガスが時間当りに炉内容積の4〜5倍程度の流量が必要
となりランニングコストにおいて経済性に問題があった
。又空気炭化水素系ガス法ではその性質上炉の内容積の
1倍程度にしないと十分な浸炭反応が成立しない。
しかしながらこの様な低流量雰囲気では例えば、密閉式
バッチ炉について言えば、加工品の搬入出の為のドアの
開閉時や浸炭後の焼入れ時での急激な温度降下による外
部からの空気の侵入により爆発性雰囲気が生成する原因
となる。
一般に爆発とは燃焼性雰囲気においである温度において
酸素濃度がある範囲内に入ると起る。
般に炉の内容積4〜5倍/hr程度の流量と窒素及びメ
タノールを導入していれば、酸素濃度が爆発限界外なの
で爆発が起らない、しかしながら窒素及びメタノールの
導入量を炉の内容積の1倍/hr程度に減少させる時、
そのような状態でドアーを開放すると、空気の混入する
危険性が増し、酸素濃度が爆発限界内に入り、爆発が起
る可能性がある。従って、安全性を高めるには熱処理室
はもとより、前室内でも「0□濃度が常に爆発範囲外に
ある事が必要条件となる。
(問題を解決する為の手段) 本発明の方法はこれらの欠点を回避するものである。す
なわち本発明の方法は炉に注入する窒素−アルコール雰
囲気(キャリヤーガス)中のアルコール流量を、ドアー
の開放前又は開放中増大させることにより、該雰囲気中
の可燃性ガスである一酸化炭素及び水素ガス量をドアが
開いた時に、通常の操業fL量以上に増大させ、ドアを
閉鎖したときは、その通常の操業流量迄減少させそれに
よって炉内に入ってくる空気中の酸素分と反応(燃焼)
させるものである。
本発明は、密閉型炉を使用してバッチ式により各種金属
の浸炭、焼入等の熱処理を行なう方法において、その炉
は前室及び熱処理室を含み、その炉の熱処理室は金属の
処理に必要な温度に加熱されており、前室と外部との間
及び前室と熱処理室との間にドアーが設置されており、
その熱処理室には定常運転中、通常の炉において導入さ
れる量(推奨流量)に比べて相当に減少した流量、好ま
しくは推奨流量の1/4〜115の流量で窒素及びメタ
ノール等のアルコールを導入し、各々のドアー開放時又
は開放前にアルコールの導入を増加させ、炉操業の安全
性の維持又はドアー開閉時の炉気の乱れを防ぎかつ立上
りを早くすることを特徴とする金属熱処理方法に関する
一般に推奨流量とは炉の内容積の5倍/hrの量である
から、本発明では炉の内容積の1倍/hr程度の流量で
窒素およびメタノール等のアルコールを導入することが
好ましい。
又長期的連続使用に耐える様に、前室より酸素濃度を連
続的に検出し、好ましくは浸炭室より正圧と負圧が測定
できる圧力検出器にて炉内圧力を監視する。これにより
長期的運転によるドアシール材の摩耗からによる空気の
侵入や、焼入れ時の前室内での異常圧力低下を検知し、
自動的にアルコール2it量を増加させるか又は任意に
前室に窒素を導入して空気の侵入防止又は燃焼させかく
して低流量雰囲気下で加工品の浸炭を行う期間を通じて
炉の浸炭性雰囲気の安全性を十分に維持できることとな
る。この場合検出する酸素分の警報設定値は1%以下、
炉内圧力は正圧にすることが好ましい0本発明の好まし
い実施態様によれば炉のドアを開放する少し前から高濃
度の一酸化炭素を発生スるアルコールを注入する。この
アルコールの注入は少なくともドア閉鎖後タイマー設定
により行われる。この様にする事によりドアの開放に合
わせてキャリヤーガスの過剰供給を予め開始することが
でき、更にドアを閉じた後から通常のキャリヤーガス流
量に戻すタイミングを容易に設定することができる。
本発明を更によく理解して頂くため以下添付図面に関し
て本発明の代表的実施例を説明する。まず第1図及び第
2図について説明する。これらの図は本発明により鯛部
品を浸炭することができる密閉式バッチ炉の代表的実施
例である。炉には内部中間ドアlで仕切られている前室
2と浸炭室3とがあり、中間ドア1は好ましくはケーブ
ル4、滑車5によって案内またはチャンネル6内の開放
位置と閉鎖位置との間で作動される。前室2の人口は入
口ドア7で構成されこの入口ドア7も案内8と炉の外面
とによって構成される傾斜面に沿って摺動するようにな
っている0人口ドア7もやはり滑車9およびケーブル9
などによって駆動される。入口ドア7および1の作動機
構として滑車とケーブルの装置を図には示したが、かか
るドアを選択的に開放位置と閉鎖位置との間で選択的に
並進運動させるための通常のどんな手段を利用してもよ
いことは言うまでもない、好ましくは入口ドア7には開
口部lOがあり開口部lOの外側の開口近くにはパイロ
7)炎11がついている。複数の駆動および遊動ロール
からなり、その上を鋼加工品12を入れた加工トレー1
3が通る適当なコンベア手段14が公知の方法で設けら
れている。前室2の下には通常焼入れ用油槽15がある
以上明らかな様に、浸炭室3から取出された浸炭済み加
工品には、−Mに油浴中または雰囲気中で急冷された後
炉から取出される。加工トレー13を上下してかかる油
槽に入れたり出したりする為の適当な手段(図には示し
ていない)が設けである。
次に本発明の方法、従って第1図および第2図に示した
装置の操作について説明する。
初め所望の温度にされ窒素で十分置換された炉の浸炭室
3へ推奨流量の174〜115に相当する窒素流量を1
8より導入するこの時炉内圧力計24にて正圧好ましく
は5awHtO程度になる様に排気弁16の開度を調整
する0次に通常の浸炭操作に必要な一酸化炭素を有する
キャリヤーガスとして、好ましくは容量比: nt/メ
タノールが377〜1である窒素−メタノール混合物を
導入管17.18より上述の窒素流量と同一となる様に
配分し供給する。炉内雰囲気が十分に均一化した時点で
炉の外側のコンベア14上のトレー13に鋼加工品12
を入れ前室2の入口ドア7を開ける。この入口ドア7が
開く際案内8に取付けられたリミットスイッチ19によ
り信号がfi!制御パネル20に送られこれにより操動
弁29が開きメタノールが増量され雰囲気ガスの流量が
推奨fi、量と同じとなり浸炭室3へ供給される。
又入口ドア7が開いた際に炭化水素ガスをバーナー2]
へ送り炎のカーテンを入口ドア7のすぐ外側で燃焼させ
る。前室2の入口のすぐ近くで燃料を燃焼させる。この
ことにより、前室中へ入る大気酸素量が減少し、炎のカ
ーテン21を通過する酸素は更に前述の増量したメタノ
ール分解による可燃性ガス増量によって燃焼除去される
。これにより前室の残存酸素量は無くなり、またこれを
確認すべく入口ドア7付近に設置されたサンプリング管
より酸素計22にて測定し1%以下である事を監視する
メタノールの増量時間は入口ドア7が閉後もタイマー設
定により好ましくは2〜3分間保持される。又前述の酸
素濃度が規定容量(例えば1%)に低下しない場合は、
信号により制御パネル20にて継続してメタノール増量
が残存0□分が規定値以下になるまで行なわれる。
次に第1図に示す様に中間ドアlを閉したままトレー1
3を前室2内へ運び入口ドア7を閉しる。
この時前述の如くメタノールは規定時間増量される為前
室内は正圧が維持されかつ外部大気からの侵入が阻止さ
れる。
この時点で中間ドア1を開は加工トレー13を浸炭室3
へ送り込む。中間ドア1を開いて浸炭室3ヘトレー13
を送り込む時リミットスイッチ25により信号が制御パ
ネル20に送られ、これにより操動弁29が開き’tl
 it計30を通してメタノールが推奨流量と同しにな
る量迄メタノール配管17より注入される。
中間ドアlを開いて加工トレー13を浸炭室3へ送り込
むとき、これらのドアの密閉度合は不完全でありかつ浸
炭室が比較的気密である為幾らかの空気が前室2内へ実
際に引き込まれ中間ドアlの下を通って浸炭室3内へ引
き込まれる可能性がある。勿論空気は酸素、CC+z 
、不純物および水分を含有する為、この結果浸炭室3内
の炭素ポテンシャルが下がる事になる。しかしながら本
発明では前述の如く中間ドアIが開と同時にメタノール
を増量する為はとんど浸炭室内での炉気の乱れはなくな
る。加工トレー13が浸炭室3へ装入後炉温度が下がり
再び所望の炉温度に達した時加工品12の浸炭を所望の
速度で開始し、浸炭室内の炭素ボテンシャルを0!プロ
ーブ又はCOt計の制?3f/記録計27で調節する。
この間浸炭室30所要な攪拌を循環ファン26で与える
0次に加工品12の浸炭・拡散・降温を行い、終了後中
間ドアlが開きトレーを前室へ移動させる。この操作に
より浸炭雰囲気が幾らか浸炭室3から前室2へ流れるが
、前室内の酸素は、酸素計22により爆発限界以下の濃
度に61 LT!。
されており爆発および火災の危険性がないことがほぼ保
証されている。この時点で加工品が入っているトレーを
焼入用油槽15へ引下げて油浴中に浸漬するとき、人口
ドアを通しであるいは人口ドアのまわりから前室へ多量
の激しい大気空気の吸い込みが生じる。しかしこの浸炭
済み加工品の急冷中、メタノールが中間ドア1の開信号
をリミットスイッチを通して′fL量制御パネル20に
送られ、それにより一定時間増量されており、結果とし
て前室へ吸い込まれる空気中の酸素はこれらメタノール
分解による十分な可燃性ガスにより燃焼除去される。更
に大気空気の吸い込みが生しる前室内の負圧状態が続く
様であれば、炉内圧力計24により一定時間負圧確認後
制御パネル20によりメタノール増量時間を延長する。
結局、本発明の方法は、極度に少流量の雰囲気ガスで加
工品の浸炭を可能にするだけでなく、極めて重要なこと
は、本発明の方法が生産炉において連続的運転に対して
メタノール増量、酸素濃度の管理システム等により安全
な操業が可能となりかつ従来の雰囲気ガス使用の場合と
比べてその極度の2AI低減の故に経済的メリットが生
しるものである。
以下に請求項2〜7の態様を説明する。
証末蛋l皇息様 定常運転中に炉内圧力が低下した場合 第1図−2の炉内圧カスインチ24に規定圧力以下にな
った場合 第2図−2の作動弁32及び29が開きN2が前室2ヘ
メタノールが加熱室3へ導入され正圧になる迄供給さる
請は」1目り数種 定常運転中に炉内圧力が低下した場合 第1図−1の炉内圧力スイッチ24に規定圧力以下にな
った場合 第2図−1の作動弁29が開きメタノールが加熱室3へ
導入され正圧になる迄供給さる。
1む恕L(α腹様 定常運転中に炉内酸素濃度が上昇した場合第1図−2の
酸素分析計22にて規定濃度以上になった場合。
第2図−2の作動弁32及び29が開きN2が前室2ヘ
メタノールが加熱室3へ各々導入され規定酸素濃度以下
になる迄供給される。
証宋星i生凰捲 定常運転中に炉内酸素濃度が上昇した場合第1図−1の
酸素分析計22にて規定濃度以上になった場合 第2図−1の作動弁29が開きメタノールが加熱室3へ
導入され規定酸素濃度以下になる迄供給される。
証未11■列匪縁 定常運転中に炉内圧力が低下し、炉内酸素濃度が上昇し
た場合クレーム2及び4と同じ動作証宋曵1坐鳳録 定常運転中に炉内圧力が低下し、炉内酸素濃度が上昇し
た場合クレーム3及び5と同じ動作以下本発明の実施例
を示す0本発明の浸炭及び焼入れ中に行なわれる実際の
試験結果は、本発明の方法が安全であり、即ち爆発の危
険性がなく浸炭・拡散中の雰囲気ガスが推奨キャリヤガ
スfitの1/4〜115に設定させることを示してい
る。
(実施例) 炉の仕様は下記の通り ・炉の型式 オールケース炉 ・浸炭室の内容積 3d ・Rxガス推奨流1 450StlF(12,7rd/
H)材質SCM 415のギヤを200個を0,6〜0
.9amの有効浸炭深さ(lIV513)に浸炭する。
トレー内にギヤをセットし前述のシステムにより浸炭処
理を実施した。
温度条件は表−1の通りで目標とする炭素ポテンシャル
は0.8χとし浸炭室内のco、 4度をブタンガスに
て制御弁を通してコントロールした。ここでコントロー
ルすべきCow 111度の目標値は、下式より導いた ここでPcot+Pco : Cot及びC0分圧(濃
度)AS二鋼の飽和炭素!(%) Ac:同容炭素量(%) K、:平衡定数 雰囲気ガス流量はRxガス流量の174で行いNd、I
Nポ/Hメタノール1.2ffi/Hで分解時のcod
度は20%を目標とした。メタノールは、入口ドア及び
中間ドアが開のとき7ffi/Hに増量させ、このメタ
ノールの分解により総流量は推奨流量と同等になる様に
した。また排気弁開度を調整し1/4の開度にて炉内圧
力が5〜10 wr Ht Oとなる事を確認した0表
−2及び第6v!Jにガス流量及び流量パターンを示す
、また処理中の各熱処理条件下での雰囲気中CO。
co、、 CH,の値を表−3に示す、特に低流W雰囲
気での安全性を確認する為焼入れ時の炉内酸素圧力、c
o、 co□C114fA度の挙動をチエツクする為、
第3図、第4図にまとめた。
第3〜4図に示す様に入口ドア付近内の酸素濃度は人ロ
ドア開→中間ドア開に従って上昇し、MAX、 1%迄
上昇し、焼入れ時の急激な大気の吸い込みが確認できる
。又炉内圧力は焼入れ開始と共に低下し一300mm1
liO以下となる。このとき制御パネルよりメタノール
が増量されており酸素濃度は1%以下に制御され又炉内
圧力も一300閣hOから正圧へ回復していく、又C0
4度は第5に示す様に中間ドア開時に低下するがメタノ
ール増量により16%〜17%迄しか低下せず20%に
復帰するのにも約2分程度であり、浸炭室内での炉気の
乱れが少ない、その他COオも中間ドア間抜MAX、0
.8Kに増加後減少し約6分でドアが開く前の状態とな
った。
表−4に品質結果を示す本実施例の結果、ギヤの歯先、
歯底共に十分な浸炭深さ及び硬度が認められた。
表−1 浸炭処理条件 表 3 本発明の実施の!Li様は次の通りである。
1、密閉型炉を使用してバッチ式により各種金属の浸炭
焼入等の熱処理を行なう方法において、その炉は前室及
び熱処理室を含み、その炉の熱処理室は金属の処理に必
要な温度に加熱されており、前室と外部との間及び前室
と熱処理室との間にドアーが設置されており、その熱処
理室には定常運転中、通常の炉において導入される量に
比べて相当に減少した流量で窒素及びメタノール等のア
ルコールを導入し、各々のドアー開放時又は開放前にア
ルコールの導入を増加させ、炉操業の安全性の維持又は
ドアー開閉時の炉気の乱れを防ぎかつ立上りを早くする
ことを特徴とする金属熱処理方法。
2、定常運転中に炉内圧力をモニターし、圧力が減少し
た時、前室に窒素を導入し熱処理室へのアルコールの流
量を増させる工程をさらに含む上記lの方法。
3、定常運転中に炉内圧力をモニターし、圧力が減少し
た時、熱処理室へのアルコールの流量を増加させる工程
をさらに含む上記1の方法。
4、定常運転中に炉内の酸素濃度をモニターし、酸素濃
度が増加した時、前室に窒素を導入し、熱処理室へのア
ルコールの流量を増加させる工程をさらに含む上記1の
方法。
5、定常運転中に炉内の酸素濃度をモニターし、酸素濃
度が増加した時、熱処理室へのアルコールの2it量を
増加させる工程をさらに含む上記lの方法。
6、定常運転中に炉内の炉内圧力ガス及び酸素濃度をモ
ニターし、圧力が減少し、かつ酸素濃度が増加した時、
前室に窒素を導入し、熱処理室へのアルコールのitを
増加させる工程をさらに含む上記1の方法。
7、定常運転中の炉内の炉圧力及び酸素濃度をモニター
し、圧力が減少し、かつ酸素濃度が増加した時、熱処理
室へのアルコールの流量を増加させる工程をさらに含む
上記lの方法。
【図面の簡単な説明】
第1図−1及び第1図−2は本発明装置の概略図、第2
図−1及び第2図−2はN、−メタノ−ルミt制系の概
略図、第3図は炉の運転中のOVa度と時間との関係を
示すグラフ、第4図は運転中の炉内圧力と時間との関係
を示すグラフ、第5図は運転中のCO□及びCL et
度と時間との関係を示すグラフ、第6図は、水素−空気
の発火限界を示すグラフである。第7図は、通常運転中
のN2およびメタノールの流量変化を示す。N!液流量
加工品の搬出穴又は浸炭操業中を通して一定であり、メ
タノールは前ドアおよび中間ドアの開閉時に増量される
。 又削減される流量を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.密閉型炉を使用してバッチ式により各種金属の浸炭
    焼入等の熱処理を行なう方法において、その炉は前室及
    び熱処理室を含み、その炉の熱処理室は金属の処理に必
    要な温度に加熱されており、前室と外部との間及び前室
    と熱処理室との間にドアーが設置されており、その熱処
    理室には定常運転中、通常の炉において導入される量に
    比べて相当に減少した流量で窒素及びメタノール等のア
    ルコールを導入し、各々のドアー開放時又は開放前にア
    ルコールの導入を増加させ、炉操業の安全性の維持又は
    ドアー開閉時の炉気の乱れを防ぎかつ立上りを早くする
    ことを特徴とする金属熱処理方法。
  2. 2.定常運転中に炉内圧力をモニターし、圧力が減少し
    た時、前室に窒素を導入し熱処理室へのアルコールの流
    量を増加させる工程をさらに含む請求項1の方法。
  3. 3.定常運転中に炉内圧力をモニターし、圧力が減少し
    た時、熱処理室へのアルコールの流量を増加させる工程
    をさらに含む請求項1の方法。
  4. 4.定常運転中に炉内の酸素濃度をモニターし、酸素濃
    度が増加した時、前室に窒素を導入し、熱処理室のアル
    コールの流量を増加させる工程をさらに含む請求項1の
    方法。
  5. 5.定常運転中に炉内の酸素濃度をモニターし、酸素濃
    度が増加した時、熱処理室へのアルコールの流量を増加
    させる工程をさらに含む請求項1の方法。
  6. 6.定常運転中に炉内の炉内圧力及び酸素濃度をモニタ
    ーし、圧力が減少し、かつ酸素濃度が増加した時、前室
    に窒素を導入し、熱処理室へのアルコールの流量を増加
    させる工程をさらに含む請求項1の方法。
  7. 7.定常運転中の炉内の炉圧力及び酸素濃度をモニター
    し、圧力が減少し、かつ酸素濃度が増加した時、熱処理
    室へのアルコールの流量を増加させる工程をさらに含む
    請求項1の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100633522B1 (ko) * 2005-05-27 2006-10-13 주식회사 성도 대형 선박용 캠의 열처리 방법
JP2014070254A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Dowa Thermotech Kk 浸炭処理方法

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