JPH03180222A - プレス金型用粗形鋳造品の製造方法 - Google Patents

プレス金型用粗形鋳造品の製造方法

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JPH03180222A
JPH03180222A JP32019189A JP32019189A JPH03180222A JP H03180222 A JPH03180222 A JP H03180222A JP 32019189 A JP32019189 A JP 32019189A JP 32019189 A JP32019189 A JP 32019189A JP H03180222 A JPH03180222 A JP H03180222A
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casting
model
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sand mold
molding
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Terufumi Sugiura
照文 杉浦
Takeshi Sakurai
桜井 猛
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、プレス金型に用いられる粗形鋳造品を製造す
る方法に関する。
[従来の技術] 従来、一般に、プレス金型用粗形鋳造品はフルモールド
法で製造されている。例えば、特開昭61−26614
7号公報開示のフルモールド法では、第8図及び第9図
に示すように、まず、プレス金型600 (第13図参
照)に対応した模型100を発泡スチロールで製作する
。そして、第10図に示すように、定盤200上に模型
100及び型枠201を設置した後、自硬性樹脂を混入
した鋳物砂300を模型100と型枠201との間に入
れて突き固め、鋳物砂300が硬化するまで放置する。
次いで、第11図に示すように、型枠201を反転して
別の型枠202を載せ、再度鋳物砂300を入れて突き
固め、鋳物砂300を硬化させる。その後、湯口400
から注湯して模型100を消失させ、第12図に示す粗
形鋳造品500を得る。
得られた粗形鋳造品500は、模型100(第8図及び
第9図参照〉において適数箇所設けられた模型基準溝’
1ooaから形成される加工基準溝を基準として、底@
501とキー溝502とが機械加工される。そして、第
13図に示すように、底面501及びキー溝502がN
C加工又はモデル倣い加工の基準とされ、プレス金型6
00の成形面601が削成される。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来の製造方法では、得られる粗形鋳造品
の寸法精度が悪く、プレス金型を完成させるまでに種々
の不具合がある。
すなわち、第8図に示す模型100は発泡スチロールか
らなり、プレス金型600 (第13図参照〉にほぼ対
応して全体が製作される。このとき、模型100は、接
着や積み上げによっても製作され、加工に際しても材料
特性の故にとかく変形やむしれを生じやすい。しかも成
形面601に対応した模型面101は、せいぜい発泡ス
チロールの原材をΦ3Qmmのボールエンドミル及びビ
ックフィード20mmの条件でNC加工するか、100
mm毎に断面ゲージをとって機械加工した後に100m
m間を手加工により仕上げるかによって形成される場合
が多く、カッターマークの残り、切削抵抗による変形、
ラフな手仕上等加工技術上の累積誤差が模型100の寸
法精度を極端に低下させる。加えて、第10図及び第1
1図に示す型込めの際には、模型100自体に砂突き固
め圧力により不規則な圧縮変形も伴うので、その精度低
下は一層助長される。そして得られた粗形鋳造品500
の底面501の基準面加工及びキー溝502の加工は加
工基準溝100aを基準に加工するが、加工基準溝10
0aは成形面601より遠く離れているため、成形面6
0に対して模型寸法精度誤差、型込め変形誤差、鋳造冷
却時の収縮誤差等が積み重なり、成形面601の誤差は
ざらに増幅されて、安全度を見込んだ取代Tは10〜3
0mmと大きくばらつくこととなる。なお、取代Tが大
きいほど残留応力に基づく加工歪みの影響も大きくなる
ので、底面501のソリに対する再加工など新たな加工
工程の追加も必要となる。勿論、量産品でないプレス金
型を全て砂鋳型で鋳造しようとすれば、高価な模型費を
含む鋳造方案自体すでに経済性の面から失格である。
本発明は、経済性を損うことなく高精度のプレス金型用
粗形鋳造品を製造することを解決すべき技術課題とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のプレス金型用粗形鋳造品の製造方法は、上記課
題を解決するため、プレス金型の成形面に対応した模型
面をもつキャスティング模型を製作し、該キャスティン
グ模型を型込めすることにより該模型面を写しとった砂
鋳型を造型する工程と、該プレス金型の構造部に対応し
た消失性模型を製作し、これを該砂鋳型と整合させたの
ち型込めして完成鋳型を造型する工程と、 該消失性模型を含んで形成されるキャビティ内に注湯し
て粗形鋳造品を得る工程とからなる新規な手段を採用し
ている。
[作用] 本発明では、プレス金型の複雑な成形面を鋳造する砂鋳
型と、単純なi造部を鋳造する比較的低い精度の消失性
模型とを組合せることによって完成鋳型が造型されてお
り、成形面自体の高精度化に加えて、消失性模型と組合
される前記砂鋳型の整合面がそのまま粗形鋳造品の成形
面近傍に正確な加工基準面を提供するので、成形面の加
工取代を極端に小ざく設定することが可能となる。した
がって、鋳造に係る負担をそれほど増加させることなく
、プレス金型の加工関連工数は大幅に削減される。
[実施例J 以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説
明する。この実施例は、自動車用ドアをプレスするため
のプレス金型用粗形鋳造品を製造する・ものである。
まず、第2図に示すように、キャスティング模型1を製
作した。このキャスティング模型1は、第1図に示す亜
鉛・アルミ合金からなる試作簡易型モデル10と、この
試作簡易型モデル1oの端部に設けられた位置決め部材
11と、試作簡易型モデル10の表面に加工取代相当分
被装される約3mm厚さのシートワックス層12とから
なる。
試作簡易型モデル10は、自動車用ドアの試作品製作時
に使用される簡易型の鋳造用モデルであリ、予め成形面
に10/1000の縮み代が見込まれている。この試作
簡易型モデル10を利用することにより、従来の廃棄処
分品の有効利用を図ることができる。なお、この試作簡
易型モデル10の8R以下の凹部には、加工を不要とす
る逃がし1a、1bが形成される。
位置決め部材11は、その水平な上面が模型基準面20
とされ、模型基準面20には適数個の位置決め用ロケー
トピン21と係合する孔1Cが形成されている。
こうして、このキャスティング模型1には、シートワッ
クス層12の表面がプレス金型9(第7図参照)の成形
面91に対応した模型面12aとされている。なお、試
作簡易型モデル10を利用しない場合には、キャスティ
ング模型1を石膏や陶土等で成形したり、試作プレス品
や倣い加工モデルを利用することもできる。
次に、第3図に示すように、キャスティング模型1の外
周を型枠41で囲み、孔1Cにロケートピン21を係合
した後、自硬性樹脂を混入した鋳物砂を入れ、突き固め
、放置して硬化させ・た。こうして、模型面12aを写
しとった砂鋳型3を造型した。この砂鋳型3は模型基準
面20により水平な整合面22が形成され、整合面22
の所定の箇所にはロケートピン21が埋設されている。
上記キャスティング模型1の製作及び型込めの工程と並
行して、第4図に示すように、プレス金型9の構造部9
2に対応した消失性模型5を発泡スチロールで製作した
。この消失性模型5は砂鋳型3の整合面22との接触面
が水平な消失基準面23とされ、消失基準面23の所定
の箇所にはロケートピン21を係合する孔5aが形成さ
れる。
この消失性模型5は、比較的低い精度で、キャスティン
グ模型1の製作等と同時に製作されるため、粗形鋳造品
8の製造日数削減に寄与する。
そして、第5図に示すように、定盤40上に砂鋳型3を
セットし、ロケートピン21を孔5aに係合しつつ消失
性模型5を砂鋳型3に載置した。
このとき、砂鋳型3の成形面91に対応した砂鋳型模型
面31を視認できるため、粗形鋳造品8の欠陥を未然に
防ぐことができる。この後、型枠42を設置し、鋳物砂
を入れて突き固め、硬化させた。こうして、完成鋳型7
を造型した。
次いで、砂鋳型3の砂鋳型造型面31と消失性模型5と
の間に形成される空間6及び消失性模型5自身によって
形成されるキャビティ60内に湯ロア1から注湯し、キ
ャビティ60内において消失性模型5を消失するととも
に溶融金属を充満させた。冷却後、第6図に示す粗形鋳
造品8が得られた。こうして得られた粗形鋳造品8は、
砂鋳型造型面31によって正確な粗形成形面80が形成
され、同時に整合面22によって粗形成形面80近傍に
正確な加工基準面24が形成される。
そして、この粗形鋳造品8は加工基準面24及びロケー
トピン21を基準として底面81及びキー溝82が加工
され、該加工面をざらに基準として粗形成形面80の取
代T分の削成が行われる。
このとき、粗形成形面80の取代Tはほぼ3mmと正確
かつ均一に付加されている。したがって全自動運転をフ
ルに活用して粗形成形面80をきわめて短時間で加工す
ることができる。なお刃具や機械精度の維持費、粉塵や
切粉の処理費等の低減も見逃し難い効果である。
したがって、本実施例のWA造方法では、鋳造に係る負
担をそれほど増加させることなく、プレス金型の加工関
連工数を大幅に削減することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の製造方法では、プレス金
型の複雑な成形面を鋳造する高い精度の砂鋳型と、単純
な構造部を鋳造する比較的低い精度の消失性模型とを組
合せたので、経済性を損うことなく寸法精度の優れた粗
形鋳造品を得ることができる。このため、本発明の製造
方法によれば、加工能率よくプレス金型を得ることがで
きる。
なお、本発明の製造方法では、キャスティング模型を用
いて取代の小さい粗形鋳造品を製造することができるた
め、現状では機械加工を行っているプレス金型の成形面
の不要部分、プロファイル及び鋼材インサート部分を鋳
肌のままとして、加工を省き、これにより工数削減を可
能にすることもできる。その他、取代の小さい粗形鋳造
品は鋼材インサート部や構造部の工数削減も可能にでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明の一実施例を示し、第1図は試作簡
易型モデルの断面図、第2図はキャスティング模型の断
面図、第3図はキャスティング模型及び砂鋳型の断面図
、第4図は消失性模型の断面図、第5図は完成鋳型の断
面図、第6図は粗形鋳造品の断面図、第7図はプレス金
型の断面図である。第8〜13図は従来の製造方法を示
し、第8図は模型の断面図、第9図は第8図に示す模型
の一部側面図、第10図及び第11図は模型の型込め状
態を示す断面図、第12図は粗形鋳造品の断面図、第1
3図はプレス金型の断面図である。 1・・・キャスティング模型 12a・・・模型面  3・・・砂鋳型5・・・消失性
模型  60・・・キャビティ7・・・完成鋳型   
8・・・粗形鋳造品9・・・プレス金型 91・・・成形面 92・・・構造部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プレス金型の成形面に対応した模型面をもつキャ
    スティング模型を製作し、該キャスティング模型を型込
    めすることにより該模型面を写しとった砂鋳型を造型す
    る工程と、 該プレス金型の構造部に対応した消失性模型を製作し、
    これを該砂鋳型と整合させたのち型込めして完成鋳型を
    造型する工程と、 該消失性模型を含んで形成されるキャビティ内に注湯し
    て粗形鋳造品を得る工程とからなるを特徴とするプレス
    金型用粗形鋳造品の製造方法。
JP32019189A 1989-12-08 1989-12-08 プレス金型用粗形鋳造品の製造方法 Expired - Lifetime JPH0729153B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103978105A (zh) * 2014-05-09 2014-08-13 江苏卡明模具有限公司 一种覆盖件凹模及其加工装配方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103978105A (zh) * 2014-05-09 2014-08-13 江苏卡明模具有限公司 一种覆盖件凹模及其加工装配方法

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