JPH06328192A - ポンプインペラの鋳型製造方法 - Google Patents

ポンプインペラの鋳型製造方法

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JPH06328192A
JPH06328192A JP14304993A JP14304993A JPH06328192A JP H06328192 A JPH06328192 A JP H06328192A JP 14304993 A JP14304993 A JP 14304993A JP 14304993 A JP14304993 A JP 14304993A JP H06328192 A JPH06328192 A JP H06328192A
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JP
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mold
flowing water
split
water surface
model
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JP14304993A
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Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
Katsuo Ueno
勝夫 上野
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造がより容易で、且つポンプ性能の向上さ
せることができるポンプインペラの鋳型製造方法を提供
すること。 【構成】 ポンプインペラの流水室の3次元流水面を有
するモデル1を製作し、該モデルを分割鋳型の組立の容
易性及び組立精度を考慮して分割し、該分割したモデル
の該3次元流水面に樹脂材を充填して対応する3次元流
水面を有する分割鋳型成形用型を製作し、該鋳型成形用
型に鋳型材を充填し、少なくとも3次元流水面は該鋳型
成形用型の3次元流水面で成形された複数の分割鋳型を
製作し、該分割鋳型を組み立て鋳型を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポンプインペラの鋳造用
模型に関し、特に流水室が複雑な3次元形状を有する部
分の中間鋳型(中子型)の製造が容易で、且つポンプ性
能を向上させることができるポンプインペラの鋳型製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、ポンプインペラのように複雑な3次
元曲面を有する流水室部分の鋳型の製造方法は、大別す
ると次の方式が採用されている。 (1)複数個に分割した状態に形成した模型によって得
た鋳型を寄せ集めて一つの鋳型とする寄せ型方式。 (2)一体型の複雑面を有する部分の両端に見切板を入
れて一体成形した後、鋳型を分割して介在する部分の模
型を外し、その鋳型を寄せ集めて一つの鋳型とする現型
後割寄せ方式。 (3)一体模型の複雑曲面を有する部分の模型を複数に
分割するか又はゴム状物で作り、その部分を抜き取る現
型抜取り方式。 (4)一体模型の複雑曲面を有する部分を消失材(低融
合金、水溶性樹脂、低可燃性材料等)を用いて鋳型を形
成し、その後消失材を消失させて鋳型とする現型消失方
式。
【0003】上記方式は(1)乃至(4)の順に精度よ
い鋳型が得られるが、模型製作費も高価になる。また、
流水面も掻き板等で形成する最後の仕上げは熟練作業者
に依存しなければならない。
【0004】主に中及び大型のポンプインペラ鋳造用鋳
型を製造とする場合において、上記(2)乃至(4)の
方式では実用的に無理な面が多々あることから、通常
(1)の方式が多く採用されている。
【0005】図13は上記(1)の方式による鋳型の製
造方法を説明するための図である。分割鋳型を製作する
には、ポンプインペラの流水室の一部と同形状の凹部を
模型101の該凹部に鋳型材103を充填し、模型10
2を軸102aを中心に流水面形状101aに沿って左
右に振りながら鋳型材103を凹部内面に押え込んで形
成する。その後流水面をヘラを使って仕上げる。鋳型材
が固化したら模型101より、該固化した鋳型材を取り
出し、図14に示すポンプインペラの各流水室に対応す
る分割鋳型104を得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】分割鋳型104は、流
体室数に対応した個数、例えば5室の場合は、図15に
示すように5個の分割鋳型104−1,104−2,1
04−3,104−4,104−5を組立、中間鋳型
(中子型)105を得る。この組立に際しては分割ゲー
ジや組立治具を用いるが、分割鋳型104の捩じれが大
きい形状では高度な技能や工数を必要としている。
【0007】図16は上記中間鋳型105を組み込んだ
全鋳型の断面図である。中間鋳型105は下部外型10
6の中央凹部に収納され、該下部外型106の上に上部
外型108が配置される。中間鋳型105の表面の内、
表面105a及び105bは、作業者による手仕上げで
あるため精度も低く表面安定性も悪い。この表面105
a及び105bは、ポンプインペラの流水面であるので
ポンプ性能に及ぼす影響が大きい。また、模型101の
精度も木材等を使用し手作りのため、分割精度も悪く、
分割鋳型104を組立ないと判明しないという欠点もあ
って、インペラのブレード(翼)厚も不均一になり易い
のでアンバランスが生じる要因となっている。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、従来の製造方法に比べて製造がより容易で、且つポ
ンプ性能を向上させることができるポンプインペラの鋳
型製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、ポンプインペラの流水室の3次元流水面を有
するモデルを製作し、該モデルの該3次元流水面に対応
する3次元流水面を有する鋳型成形用型を樹脂材で製作
し、該鋳型成形用型に鋳型材を充填し、少なくとも3次
元流水面は該鋳型成形用型の3次元流水面で成形された
鋳型を製造することを特徴とする。
【0010】ポンプインペラの流水室の3次元流水面を
有するモデルを製作し、該モデルを分割鋳型の組立の容
易性及び組立精度を考慮して、複数に分割し、該複数に
分割したモデルの該3次元流水面を含む面に対応する3
次元流水面を有する複数の分割鋳型成形用型を樹脂材で
製作し、該分割型鋳成形用型に鋳型材を充填して少なく
とも3次元流水面は該鋳型成形用型の3次元流水面で成
形された複数の分割鋳型を製作し、該複数の分割を組み
立て鋳型を製造することを特徴とする。
【0011】ポンプインペラの流水室の3次元流水面を
有するモデルを製作し、該モデルを分割鋳型の組立の容
易性を考慮して分割し、該分割したモデルの一方を流水
室の個数分製作すると共に該複数の分割モデルを組立ポ
ンプインペラの分割中間鋳型と同形のモデル組立体を製
作し、該モデル組立体の3次元流水面を含む面に樹脂材
を充填し対応する3次元流水面を有する第1の分割鋳型
成形用型を製作し、該分割鋳型成形用型に鋳型材を充填
し、少なくとも3次元流水面は該鋳型成形用型の3次元
流水面で成形された第1の分割鋳型を製作し、一方分割
した他方モデルの3次元流水面を含む面に樹脂材を充填
して対応する3次元流水面を有する第2の分割鋳型成形
用型を製作し、該第2の分割鋳型成形用型に鋳型材を充
填し、少なくとも3次元流水面が該第2の分割鋳型成形
用型の3次元流水面で成形された第2の分割鋳型を流水
室の個数分製作し、該複数の第2の分割鋳型を第1の分
割鋳型に組込んでポンプインペラの中間鋳型を製造する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、分割鋳型のポンプインペラの
流水室の3次元流水面にあたる部分をモデルの該3次元
流水面を基に樹脂材で製作した分割鋳型成形用型の該3
次元流水面で成形されているので、ポンプインペラの流
水室の3次元流水面が従来の手作業による仕上げに比較
し、精度よくできると共に仕上げに高度の熟練した技術
を必要としない。
【0013】また、モデルを分割鋳型の組立の容易性及
び組立精度を考慮して分割し、該分割したモデルの該3
次元流水面を含む面を基に樹脂材で製作した分割鋳型成
形用型を用いて複数の分割鋳型を製作し、該分割鋳型を
組み立てるので、組立が容易で且つ精度よく正確にで
き、ポンプインペラのブレードの厚さが均一となり、バ
ランスの良いポンプインペラが得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図11はポンプインペラの中間鋳型の製
造方法を説明するための図である。先ず、図1のモデル
1に示すようなポンプインペラの現実の流水室の3次元
流水面と同じ形状寸法の3次元流水面を有するモデル
(図14の分割鋳型と同じ形状寸法)を数値制御工作機
械等を用いて製作する。なお、モデルの材料としては硬
質発泡ウレタン等樹脂材等を用いる。
【0015】次にモデル1を図1及び図2に示すよう
に、基準台2に載置し、モデル1の形状を基準台2にケ
ガキする。このケガキ線を測定して所定の寸法に分割さ
れていることを確認する。基準台2の大きさは半円形以
上の大きさが望ましい。また、基準台2の面2a及び2
bの面はモデル1の面とは密着させる。
【0016】次に、モデル1を図3の符号Aの付近で切
断し、該モデルを1aと1bに分割する。分割モデル1
aの切断面は図示するように段差を設けて、且つ平滑に
仕上げる。該分割モデル1aを基準台2上に設けたケガ
キ線に合わせて載せる。一方分割モデル1bも同様に基
準台2に載せ、符号Aの部分の隙間3を確認し、この隙
間3の部分に相当する部分を周知の方法で分割モデル1
bに盛付けて、基準台2上のケガキ位置に分割モデル1
aと分割モデル1bが完全に収まるまで合わせ作業を行
なう。
【0017】分割モデル1aの部分に相当する中間鋳型
は、鋳型組立の基準とするため、中間鋳型のこの部分は
一体型とする。そのため分割モデル1aを用いてFRP
成形により、複数のネガ型2a’(ポジモデルの分割数
6の場合は5個)を作り、図4に示すように組み立て
る。このネガ型2a’の組立体4の上面にFRPで成形
して、図5に示すような分割鋳型成形用型5を製作す
る。なお、図5は組立体4の表面に当接した(組立体4
の表面で成形された面)を上にした図を示す。この分割
鋳型成形用型5に鋳型材を充填して成形された分割鋳型
6は図6に示すように図4と同じ形状寸法となる。この
様にして形成された分割鋳型6のポンプインペラの流水
面に当たる部分は、分割鋳型成形用型5の面に鋳型材が
密着して形成されるから、精度良く成形できる。
【0018】分割モデル1bで分割鋳型成形用型を製作
するには、分割モデル1bは不安定な形状であるため、
図8に示す鋳型成形用型8の開口面7に当たる部分7’
が定盤面10に対して直角になるように粘土9で安定さ
せ、更に該粘土9で鋳型の分割面11を成形する。続い
て、FRP積層手法により図8に示す断面形状の分割鋳
型成形用型8を形成する。即ち、粘土9に分割モデル1
bを載置した状態でFRP成形により、分割鋳型成形用
型8の8a部分を製作し、続いて反転させて該粘土9を
除去してモデル1bと分割鋳型成形用型8の8a部分に
離型剤を施し、同じくFRP成形により鋳型成形用型8
の8b部分を製作する。続いて分割モデル1を除去す
る。この8a,8bを合わせることにより、分割鋳型成
形用型8が得られる。
【0019】分割鋳型成形用型8に鋳型材を充填して得
た分割鋳型12を図9(a)に示す。鋳型材の充填に際
しては、図8に示す分割鋳型成形用型8の開口面7から
鋳型材を充填し、開口面7の部分を適当な治具で成形し
た後、分割鋳型成形用型8の8aと8bを分割すること
により、分割鋳型12が得られる。この様にして形成さ
れた分割鋳型12のポンプインペラの流水面に当たる部
分は分割鋳型成形用型8の内面に鋳型材が密着して形成
されるから、精度良く成形できる。なお、開口面7に当
たる部分は流水面に関係ないので、適当な治具で手作業
で成形しても格別な問題はない。
【0020】上記のようにして得られた分割鋳型12は
図11に示すように分割鋳型6(図6参照)の上に組み
立てるのであるが、組立を容易にするために、分割鋳型
12−1を図9(b)に示すように線Bの位置で分割し
た分割鋳型12−1a,12−1bとする。この分割鋳
型12−1a及び分割鋳型12−1bの製作は、先ずモ
デル1bを図9(b)の線Bに当たる位置で分割し、一
方(分割鋳型12−1bに相当する部分)の分割面を平
滑に仕上げ分割鋳型成形用型8に納める。この状態で分
割鋳型成形用型8の隙間の面にFRP成形により分割鋳
型12−1bと同形の入子型8cを製作する。分割鋳型
12−1aは、この入子型8cを分割鋳型成形用型8に
入れたまま、モデル1bを除去した間隙に鋳型材を充填
するとこの鋳型材は分割鋳型12−1aとなる。
【0021】充填した鋳型材が固まった状態で、上記入
子型8cを分割鋳型成形用型8から取り出し、該分割鋳
型12−1aと鋳型材の当接面に離型剤を塗布し、該入
子型8cを除去した隙間に鋳型材を充填し、固まったら
分割鋳型成形用型8の8aと8bを分割すると、図9
(b)に示す分割鋳型12−1aと12−1bが得られ
る。
【0022】モデル1bと同じ形状寸法の分割鋳型12
は、流水室が5個のポンプインペラの場合は分割鋳型成
形用型8を用いて4個、即ち図11に示すように分割鋳
型12−2,12−3,12−4,12−5を製作す
る。分割鋳型12−1は上記のように分割鋳型12−1
aと12−1bに分割して製作する。
【0023】分割鋳型の組立は、先ず図6に示す分割鋳
型6を図10に示すように下部外型13内に納める。つ
いで分割鋳型12−1aを納め、下部外型13の上面1
3aと分割鋳型6と分割鋳型12−1aの間に隙間が生
じていないかを確認する。ここで何れか一方に隙間が生
じれば、分割鋳型6が所定の位置に収まっていないこと
が判明する。隙間がなく収まっている場合は、分割鋳型
12−1aと分割鋳型6との合わせ面に接着剤を塗布し
て両者を固定する。
【0024】次に分割鋳型12−2を納める。これによ
ってポンプインペラのブレードの厚さを測定し、正常に
組み立てられることを確認し、分割鋳型12−2と分割
鋳型6との合わせ面に接着剤を塗布して両者を固定す
る。続いて同じ組立作業により分割鋳型12−3,12
−4,12−5と順次組み立て、最後に分割鋳型12−
1bを組み立てる。接着剤による接着では強度が不足す
る場合、予め分割鋳型6及び分割鋳型12−1〜12−
5の内部に軟鋼製の棒材を埋め込んでおき、この埋め込
んだ棒材同志を溶接して、下部外型13より組み立られ
た分割鋳型6及び分割鋳型12−1〜12−5を取り出
して合わせ面及び溶接した部分を補修して図11に示す
中間鋳型14が完成する。
【0025】上記のようにした完成した中間鋳型14を
図16に示すように下部外型に納め、その上に中部外型
及び上部外型を組んでポンプインペラのを製造する鋳型
とする。該鋳型に湯を流して得たポンプインペラの例を
図12に示す。図示するように流水室が複雑な3次元形
状を有するポンプインペラ15を製作できる。特に本実
施例では、分割鋳型6や分割鋳型12の3次元流水面に
当たる部分は、数値制御工作機械等を用いて製作された
モデル1の3次元流水面を基に樹脂材で製作した鋳型成
形用型を用いて成形しているので、従来のように3次元
流水面を手作業で仕上げるということは全くなく、精度
のよい3次元流水面が得られ、ポンプの性能が向上す
る。
【0026】また、モデル1を分割鋳型の組立の容易性
を考慮し、所定の位置で分割しているので、得られた分
割鋳型6や分割鋳型12の組立が容易で、且つ精度よく
正確にできるから、ポンプインペラのブレードの厚さが
均一となり、バランスの良いポンプインペラが得られ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば下記
のような優れた効果が得られる。 (1)分割鋳型のポンプインペラの流水室の3次元流水
面にあたる部分がモデルの該3次元流水面を基に樹脂材
で製作した鋳型成形用型の該3次元流水面で成形される
ので、ポンプインペラの流水室の3次元流水面が精度よ
くできると共に、分割鋳型の流水面の仕上げに高度の熟
練した技術を必要としない。
【0028】(2)また、モデルを分割鋳型の組立の容
易性及び組立精度を考慮して分割し、該分割したモデル
を基に製作した分割鋳型成形用型を用いて複数の分割鋳
型を製作し、該分割鋳型を組み立てるので、組立が容易
で且つ精度よく正確にできる。その結果該鋳型を用い
て、ポンプインペラを鋳造した場合、ブレードの厚さが
均一となり、バランスの良いポンプインペラが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポンプインペラの鋳型製造に用いる流
水室の3次元流水面を有するモデルと基準台を示す外観
図である。
【図2】上記モデルを基準台上に載置した状態を示す断
面図である。
【図3】上記モデルの分割例を示す図である。
【図4】分割モデルを用いてFRP成形により複数のネ
ガ型を作り組み立てた状態を示す外観図である。
【図5】図4のモデル組立体から得られた分割鋳型成形
用型の外観図である。
【図6】図5の分割鋳型成形用型から得られた分割鋳型
を示す外観図である。
【図7】分割モデルを用いて分割鋳型成形用型の製作方
法を説明するための図である。
【図8】図7の製作方法で製作された分割鋳型成形用型
の構造を示す断面図である。
【図9】図8の分割鋳型成形用型で得られた分割鋳型を
示す図である。
【図10】下部外型に分割鋳型を組み込む状態を示す図
である。
【図11】分割鋳型を組み立て得られたポンプインペラ
の鋳造用中間鋳型を示す外観図である。
【図12】図11の中間鋳型を用いて鋳造されたポンプ
インペラの例を示す外観図である。
【図13】従来の分割鋳型の製作方法を説明するための
図である。
【図14】図13の製作方法で製作された分割鋳型の外
観図である。
【図15】従来のポンプインペラの鋳造用中間鋳型を示
す外観図である。
【図16】従来のポンプインペラの鋳造用鋳型の全体構
成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 モデル 2 基準台 3 隙間 4 ネガ型の組立体 5 分割鋳型成形用型 6 分割鋳型 7 開口面 8 分割鋳型成形用型 9 粘土 10 定盤 11 分割面 12 分割鋳型 13 下部外鋳型 14 中間鋳型 15 ポンプインペラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプインペラの流水室の3次元流水面
    を有するモデルを製作し、該モデルの該3次元流水面に
    対応する3次元流水面を有する鋳型成形用型を樹脂材で
    製作し、該鋳型成形用型に鋳型材を充填し、少なくと3
    次元流水面は該鋳型成形用型の3次元流水面で成形され
    た鋳型を製造することを特徴とするポンプインペラの鋳
    型製造方法。
  2. 【請求項2】 ポンプインペラの流水室の3次元流水面
    を有するモデルを製作し、該モデルを分割鋳型の組立の
    容易性及び組立精度を考慮して複数に分割し、該複数に
    分割したモデルの該3次元流水面を含む面に対応する3
    次元流水面を有する複数の分割鋳型成形用型を樹脂材で
    製作し、該分割鋳成型形用型に鋳型材を充填して少なく
    とも3次元流水面は該鋳型成形用型の3次元流水面で成
    形された複数の分割鋳型を製作し、該複数の分割鋳型を
    組み立て鋳型を製造することを特徴とするポンプインペ
    ラの鋳型製造方法。
  3. 【請求項3】 ポンプインペラの流水室の3次元流水面
    を有するモデルを製作し、該モデルを分割鋳型の組立の
    容易性及び組立精度を考慮して分割し、該分割したモデ
    ルの一方を流水室の個数分製作すると共に、該複数の分
    割モデルを組み立てポンプインペラの分割中間鋳型と同
    形のモデル組立体を製作し、該モデル組立体の3次元流
    水面を含む面に対応する3次元流水面を有する第1の分
    割鋳型成形用型を樹脂材で製作し、該分割鋳型成形用型
    に鋳型材を充填し、少なくとも3次元流水面は該鋳型成
    形用型の3次元流水面で成形された第1の分割鋳型を製
    造し、 一方前記分割した他方モデルの3次元流水面を含む面に
    対応する3次元流水面を有する第2の分割鋳型成形用型
    を樹脂材で製作し、該第2の分割鋳型成形用型に鋳型材
    を充填し、少なくとも3次元流水面が該第2の分割鋳型
    成形用型の3次元流水面で成形された第2の分割鋳型を
    前記流水室の個数分製作し、該複数の第2の分割鋳型を
    前記第1の分割鋳型に組込んでポンプインペラの中間鋳
    型を製造することを特徴とするポンプインペラの鋳型製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の分割鋳型の少なくとも一つは
    組立性を考慮して所定の位置で分割できるように前記第
    2の分割鋳型成形用型で製作することを特徴とする請求
    項3記載のポンプインペラの鋳型製造方法。
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