JPH03179502A - 適応制御方法 - Google Patents

適応制御方法

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JPH03179502A
JPH03179502A JP31749689A JP31749689A JPH03179502A JP H03179502 A JPH03179502 A JP H03179502A JP 31749689 A JP31749689 A JP 31749689A JP 31749689 A JP31749689 A JP 31749689A JP H03179502 A JPH03179502 A JP H03179502A
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Masahide Nomura
野村 政英
Tadayoshi Saito
斎藤 忠良
Hiroshi Matsumoto
弘 松本
Hisanori Miyagaki
宮垣 久典
Akira Sugano
彰 菅野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、適応制御方法に係り、特に運転レベルにより
特性が変化するプラントを適応制御するのに好適な適応
制御方法に関する。
〔従来の技術〕
プラントを制御する場合、プラントの特性を知り、この
特性に基づいて最適な操作量を決定する必要がある。そ
のための方法として、従来、 r(1)“Steam 
Temperature Prediction Co
ntrol forThermal  Power  
Plant” IEEE、  丁rans、  on 
 PowerApparatus and Syste
ms、 Von 、 PAs−103rNn9ySep
tember(1984)、 pp、2382−238
7. (2) ”AdaptiveOptin+al 
 Control  of  Steam  丁emp
eratures  forTharmal Powe
r Plants”IEEE、 Trans、 on 
EnergyConversion、Voll 、4.
 Mcll、 March(1989)、pp、25−
33)に記載されているプラント予測適応制御方法があ
る。これらに文献では、このプラント予測適応制御方法
を火力プラントに適用している。すなわち、火力プラン
トのモデルを制御システムに内蔵し、このモデルのパラ
メータをプラントの運転データにより同定し、同定した
モデルを用いてプラントの近い将来の動きを予測して、
この予測結果に基づいて操作量を決定している。
ところで、火力プラントの特性は1次式に示すように非
線形微分方程式で表わされる。
ここで。
I ・・・(1) :温度、圧力等を表わす状態変数 :燃料量、給水量等を表わす操作 変数 :非線形関数 従来は、(1)式で表わされされる火力プラントのモデ
ルとして、(1)物理モデルと(2) 、lit形回帰
モデルを利用していた。(1)の物理モデルは、質量バ
ランス、エネルギバランス、運動量バランス等の物理現
象を表わす数式を用い、(1)式で表わされる火力プラ
ントの特性の一部分を模擬していた。物理モデルの特徴
は、負荷レベルにより特性が変化する非線形特性を模擬
できる点にある。しかし、規模が大きく複雑な物理モデ
ルは、モデル・パラメータの調整が難しく、実現が難し
い。
(2)の線形回帰モデルは、火力プラントの入出力変数
の時系列信号の線形結合により、火力プラントの出力変
数を推定する数式を用い、(1)式で表わされる火力プ
ラントの特性の一部分を模擬していた。線形回帰モデル
の特徴は、比較的規模が大きく複雑なモデルを実現でき
る点にある。しかし、線形回帰モデルは、負荷レベルに
より特性が変化する非線形特性を模擬することが難しい
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、(1)物理モデルにより火力プラン
ト全体を模擬するモデルの実現が難しく、二次過熱器等
火力プラントの一部分を模擬するものを使用せざるを得
す、本来、多入力多出力系である火力プラントの近い将
来の動きを予測するのに限界があり、制御性向上にも限
界がある、(2)線形回帰モデルにより火力プラントの
大部分を模擬することができるが、火力プラントの特性
が負荷レベルにより変化する非線形特性を持っているの
で、負荷変化に適応してモデル・パラメータを同定する
必要があるが、負荷変化の速度が速い場合、同定速度が
負荷変化に追従できず、制御性向上に限界がある。とい
う問題があった。
本発明の目的は、多入力多出力のプラン1〜全体を模擬
すると共に、出力レベルにより特性が変化する非線形特
性を模擬するモデルを実現して、このモデルを用いて経
時、及び、外乱等によるプラントの特性変化に適応して
最適な操作量を決定し、制御性を向上できる適応制御方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、プラントの入出力変数の時
系列信号を入力してプラントの出力変数の推定値を出力
する非線形回帰モデルをニューラル・ネットワークによ
り実現し、このモデルを用いてプラントの特性変化に適
応して最適な操作量を決定するようにした。
ニューラル・ネットワークの学習、すなわち。
非線形回帰モデルの同定には、プラントの運転データを
学習用データとして使用する。
〔作用〕
ニューラル・ネットワークには、入力を非線形変換して
、その結果を出力する機能がある。従って、この機能を
利用してプラントの非線形回帰モデルを実現できる。す
なわち、プラントの入出力変数の時系列信号を入力し、
これらの信号を非線形変換してプラントの出力変数の推
定値を出力する非線形回帰モデルをニューラル・ネット
ワークの非線形変換機能により実現できる。これにより
、プラントの特性が出力レベルにより変化する特性、す
なわち、非線形特性の模擬ができるモデルを実現でき、
このモデルを用いてプラントの特性変化に適応して最適
な操作量を決定でき、制御性を向上することができる。
また、プラントの運転データを学習用データとして使用
し、ニューラル・ネットワークを学習させるので、オン
ラインで非線形回帰モデルを同定でき、経時及び外乱等
によるプラントの特性変化にも適応できる。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例を示す。本実施例は。
制御対象lの制御量yの目標値rを予測する目標値予測
システム3.制御対象1の非線形回帰モデルを同定する
モデル同定システム4.同定した非線形回帰モデルを用
いて制御量yを予測する制御量予測システム5.目標値
rの予測値と制御ityの予測値に基づいて制御対象1
を制御する予測制御システム2から構成される。
モデル同定システム4は、制御対象上の非線形回帰モデ
ル、すなわち、制御対象↓の入出力変数の時系列信号に
基づいて制御対象1の出力変数の推定値を求めるモデル
を同定する。この非線形回帰モデルは、第2図及び次式
で表わされる。
C=F(Z)            ・・・(2)こ
こで、C:制御対象1の制御量、すなわち出力変数yの
現時点tでの値y(t) の推定値y(t) 2:入出力変数の時系列信号 F:非線形関数 以下、制御対象1として火力プラントを対象に、本発明
の詳細な説明する。
火力プラントの場合、出力変数yの現時点tでの値y(
t)は1例えば蒸気温度制御を例にすると次式で表わさ
れる。
ここで、 Tsu(t):主蒸気温度TSHの現時点t
の値 Tww(t):火炉氷壁出口蒸気温度Twwの現時点t
の値 TnH(t):再熱蒸気温度TR)Iの現時点tの値 また、入出力変数の時系列信号Zは、蒸気温度制御の場
合、次式で与えられる。
ここで、TsH(t−i):主蒸気温度TSHのサンプ
リング時点(t −i ) の値 Tww(t−i):火炉氷壁出口蒸気温度Twwのサン
プリング時 点(t−i)の値 TRo(t−i):再熱蒸気温度TRHのサンプリング
時点(1− 1)の値 Fr(t−i)  :燃料流量FFのサンプリング時点
(t−i)の 値 Fsp(t−i)ニスプレイ流量Fspのサブリング時
点(t−i) の値 FaR(t −i ) :ガス再循環流量FORのサン
プリング時点(t −i)の値 Lo(t−i)  :発電抵出力MWのデマンドのサン
プリング時 点(t−i)の値 し :回帰モデルの次数 なお、入力変数Xのうち発電機出力MWのデマンドLo
は、火力プラントに対する外乱として作用する。
非線形関数F(Z)は、第3図に示す多層(m層)のニ
ューラル・ネットワークで構成する。このニューラル・
ネットワークの構成要素であるユニットの構成を第4図
に示す。このユニットの入出力関係は、次式で表わされ
る。
v*(k)=f(vJ(k))          ・
・・(7)vj(k)=ΣwtJ(k−1,k)・vt
(k−1)・・・(8)ここで、va(k):第klの
第jユニットへの入力の総和 vJ(k):第に層の第jユニットの出wtJ(k −
1、k ) :第(k−1)層の第iユニットから第に
層の第jユニ ットへの結合の重み係数 f:各ユニットの入出力関数を 与える関数 ニューラル・ネットワークの第−層は、入力層であり、
第−層のユニットの出力は、ニューラル・ネットワーク
への入力信号となる。本発明の実施例では、ニューラル
・ネットワークへの入力信号は、制御対象1の入出力変
数の時系列信号2であり、(3)式からその対応は次式
で表わされる。
・・・(9) また。
ニューラル・ネットワークの最終層 (本 発明の実施例では第m層)は、出力層であり、この層の
ユニットの出力は、ニューラル・ネットワークの出力信
号となる。本発明の実施例では、ニューラル・ネットワ
ークの出力信号は、制御対象1の出力変数yの現時点t
での値y(t)の推定値9(t)(C)であり、(3)
式からその対応は次式で表わされる。
(2)式に示す非線形変換関数F(Z)の特性は、(7
)、 (8)式に示すユニットの入出力関係が変化する
とそれに伴って変化する。すなわち、ニューラル・ネッ
トワークの層の個数、各層のユニットの個数、各ユニッ
トの重み係数wtt(k  1.k)、各ユニットの入
出力関係を与える関数fが変化すると、非線形変換関数
F(Z)の特性が変化する。
従って、層の個数、各層のユニットの個数、各ユニット
の重み係数W口(k−1,k) 、各ユニットの入出力
関係を与える関数fを調整することにより目的に適合す
る非線形変換関数F(Z)を構築できる。
モデル同定システム4は、制御対象lの非線形回帰モデ
ルを学習により同定する。次に、この学習のアルゴリズ
ムについて説明する。
先ず、学習用データとして入出力の組(Z、C)が与え
られたとき、次式に示す誤差の二乗を損失関数Rとして
定義する。
R=−Σ(vt(m)(w、z)−CJ)2   −(
11)j ここで、  W :ニューラル・ネットワークの結合の
重み係数をすべて まとめたもの vJ(m)(w、Z)、:入力Zと重み係数Wから総合
的に得られる第m層(出 六層)の第jユニットの出 力 Wの修正量ΔWは、損失関数RのWについての勾配(g
radient)から求められ、次式で表わされる。
ここで、ΔWIJ(k  l、k)  :第(k−1)
!の第iユニット から第に層の第 jユニットへの 結合の重み係数 WIJ(k  1.k) の修正量 ε :正の定数 (12)式の右辺(1) a R/ a w+J(k 
 1 、 k’)は、次式のように変形できる。
aRaRausck) awiJ(k−Lk)  auJ(k)  awiJ(
k−1,k)・・(13) (8)式を(13)式に代入して整理すると、次式が導
かれる。
a WIJ(k   Lk)   a ux(k)に≠
mのとき、(14)式の右辺のaR/auJ(k)は、
次式により求められる。
・・・(15) (7)、 (8)式を(15)式に代入して整理すると
、次式で得られる。
・・・(16) ここで、f′ :各ユニットの入出力関係を与える関数
fの導関数 δR/δu J(k)= d J(k)とおくと、 (
12)。
(16)式は、次式で表わされる。
ΔwIJ(k+1.k)=−εdJ(k)・vl(k−
工)=−εvt(k  1)・d、(k) ・・・(17) d、(k)=(Σda(k+1)”Wta(k、に+1
))4’ (uJ(k))=(Σwta(k、に+1)
・d*(k+1))・f’ (u−(k))・・・(1
8) また、k=mのとき、aR/δu−(m)は、(11)
式から次式により求められる。
=(vJ(m)−Cj)f’  (vJ(m))・・1
19)(17)、 (18)、 (19)式を用いると
、結合の重み係数w+J(k  1.k)の修正が、k
 = mからに=2に向かって、再帰的に計算される。
すなわち、出力層での理想出力CJ と実際の出力v−
(m)(w、z)との誤差を入力として、出力層から入
力層の方向へ、信号の伝播と逆の方向にvtzt(k 
、 k + 1 )で重みをつけた和をとりながら伝播
していく。これが、誤差逆伝播学習アルゴリズムである
各ユニットの入出力関係を与える関数fがすべてのユニ
ットについて共通で、次式で表わされるものとする。
(20)式より、次式が得られる。
f ’ (u)= f (u)(1−f (u))  
   −(21)(7) 、 (21)式より、次式が
導かれる。
f’ (ua(k))=v*(k)(1−vJ(k))
 ・・122)なお、学習を滑らかに速く収束させるた
めに。
(17)式は次式のように修正することができる。
ΔWIJ(k  1;k)(f)=  i vt(k 
 1)(r)・dJ(k)(t)十αΔw s J (
k−1+ k ) (て−l)・・・(23) ここで、α:正の定数(α=l−εとしてもよい) τ:修正の回数 学習用データの入出力の組(Z、C)において、入力Z
を学習用入力データと呼び、出力Cを学習用教師データ
と呼ぶ。次に、本発明の実施例における学習用データの
獲得方法について説明する。
学習用データの入出力の組(Z、C)には、制御対象1
の運転データ、すなわち、制御対象1の入出力変数の時
系列データを利用する。例えば、サンプリング周期Δt
で収集した現時点tからMサンプリング前までの時系列
データ(y(t)。
x(t))、(y(t  IL x(t−1))、−9
(y(t−M)I x(t−M))  (M之L)を記
憶しておき、このデータを利用する。この時系列データ
と学習用入出力の組(Z、C)との対応を次式に示す。
上記の (M−L+1) 個の学習用データの人出 力の組 (Z。
C) を用いて、 先に説明した誤差逆 伝播学習アルゴリズムによりニューラル・ネットワーク
を学習させ、非線形回帰モデルを同定する。
目標値予測システム3は、制御対象1の制御量yの目標
値rを予測する。例えば、火力プラントの場合、発電機
出力MWのデマンドLoの関数として、次式により求め
る。
ここで、 r(t+p 1): 1時点でのpサンプ リング先の目標値の 予測値 rrso  C主蒸気温度TSHの目標値rtww  
:火炉水壁出口蒸気温度Twwの目標値rtRH:再熱
蒸気温度TRHの目標値制御量予測システム5は、モデ
ル同定システム4で同定した非線形回帰モデルを用いて
制御量yを予all+する。この予測は、次式により行
なう。
ここで、y(t+plt): を時点でのpサンプリン
グ先の制御量の予測 値 すなわち、(26)式で示す予測計算式は、入力を現時
点tより1サンプリング前の値x本(t;−1)にホー
ルドしたとき、pサンプリング先の制御量yの予測値9
(t+plt)を求める式である。ただし、x*(t−
1)において、発電機出力MWのデマンドLoは、現時
点tの値Lo(t)を用いる。
予測制御システム2は、目標値子1111システム3と
制御量予測システム5でそれぞれ予測した目標値r(t
+plt)と制御My(t+plt)を用いて、 現時点tの操作量を決定する。
この操作量の 計算は、 次式により行なう。
・・・(27) ここで、 Kp 1゜ PZI Kpa :比例ゲイン K r z + K rx。
Kss:積分ゲイン また、 x4(t) は、 次式により求める。
X4(t): Lo(t) ・・・(28) 本発明の一実施例では、蒸気温度制御に注目して説明し
たが、本発明は、蒸気温度制御に限定されることなく、
火力プラントの種々のプロセス量の制御に適用できる。
ここで、本発明の他の実施例の説明に入る前に火力プラ
ントの概要について説明する。第5図は、高圧タービン
417および中・低圧タービン418を具備した火力プ
ラントの構成を示したものである。中・低圧タービン4
18からの排気は、復水器420によって冷却され、水
に戻される。この水は、給水ポンプ415.火炉氷壁4
10.−次週熱器41↓、二次過熱器408を順次繰て
過熱蒸気になり、主蒸気加減弁416を介して高圧ター
ビン417に与えられる。高圧タービン417からの排
気は、再び、ボイラ422内の一次再熱器423.二次
再熱器409で再熱され、中・低圧タービン418に与
えられる。この結果、発電機419が高圧、中・低圧タ
ービン417.41.8によって回転駆動され、発電が
行なわれる。なお。
スプレ制御弁413は、スプレ42↓により一次。
二次過熱器411,408間の配管に給水するためのも
のである。また、ボイラ422への微粉炭の供給は、石
炭バンカ404.給炭機駆動モータ405、給炭機40
6及び石炭ミル407により行なわれる。さらに、押込
み通風機401.空気予熱器402.空気ファン403
.誘引通風機414及びガス再循環ファン4↓2は、空
気の供給や燃焼ガスの排気、廃熱の再利用のために設け
られている。
火力プラントは、以上説明した構成になっており、中央
給電指令所(以下中給と略称する)からの負荷指令Lc
や火力プラントの制御量に基づいて、主蒸気加減弁、給
水ポンプ、給炭機駆動モータ、押込通風機、スプレ制御
弁、ガス再循環ファン、誘引通風機などを適当に操作し
なければならない。
次に、本発明の他の実施例を第6図に示す。この図では
、サブループ・コントローラ300と火力プラント40
0からなるシステムを予測制御システム2の制御対象↓
としている。すなわち、予測制御システム2は、操作量
Xとして、タービン蒸気流量デマンドFsso、給水流
量デマンドFFWD。
燃料流量デマンドFFDI空気流量デマンドFADIス
プレ流量デマントFspo *再循環ガス流量デマンド
FORDI排ガス流量デマンドFaoを(27)式と同
様な予測制御演算により求める。また、サブループ・コ
ントローラ300は、第7図に示すように、これらのデ
マンドに従い、タービン制御器301、給水流量制御器
302.燃料流量制御器303、空気流量制御器304
.スプレ流量制御器305.再循環ガス流量制御器30
6.排ガス流量制御器307を介して、火力プラント4
00の主蒸気加減弁416.給水ポンプ415.給炭機
駆動モータ405.押込み通風機40工、スプレ制御弁
413.ガス再循環ファン412.誘引通風機414を
操作する。この結果、火力プラント400の制御量y、
すなわち、発電機出力MW、。
主蒸気圧力PSHI主蒸気温度Tsut排ガス02゜0
2火炉水壁出ロ蒸気温度Tww、再熱蒸気温度TR1+
1火炉ドラフトPwwが望みの目標値になるように制御
される。
本発明の他の実施例を第8図に示す。この図では、フィ
ード・フォワード・コントローラ200゜サブループ・
コントローラ300及び火力プラント400からなるシ
ステムを予測制御システムの制御対象1としている。す
なわち、予測制御システム2は、操作量Xとして、ター
ビン蒸気流量デマンド修正量ΔFssoy給水流量デマ
ンド修正量ΔFFWD +燃料流量デマンド修正量ΔF
FDI空気流量デマンド修正量ΔFADIスプレ流量デ
マンド修正量ΔFspo+再循環ガス流量デマンド修正
量ΔFGRD +排ガス流量デマンド修正量ΔFco、
を(27)式と同様な予測制御演算により求める。フィ
ード・フォワード・コントローラ200では、第9図に
示すように、中給からの負荷指令Lc(=ECD+AF
C)が加算器201により得られ、これを変化率制限器
202によって処理することにより負荷デマンドLoが
求められる。この負荷デマンドLoと予測制御システム
2からのデマンド修正量ΔF MSD I ΔFFWD
I ΔFFDI ΔFAD。
ΔF、5PDlΔFORDIΔFcoに基づき、補正回
路203〜209によりタービン蒸気流量デマンドFM
SDI給水流量デマンド修正量ΔFFIIDI燃量流量
デマンドFFDI空気流量デマンドFAD、スプレィ流
量デマンドFspo+再循環ガス流量デマンドFGRD
 +排ガス流量デマンド修正量が先行的に決定される。
これらの関係を次式に示す。
また、サブループ・コントローラ300は、これらのデ
マンドに従い、タービン制御器301゜給水流量制御器
302.燃料流量制御器303゜空気流量制御器304
.スプレ流量制御器3o5゜再循環ガス流量制御器30
6.排ガス流量制御器307を介して、火力プラント4
00の主蒸気加減弁416.給水ポンプ415.給炭機
凍動モータ405.押込み通風機401.スプレ制御弁
413、ガス再循環ファン412.誘引通風機414を
操作する。この結果、火力プラント400の制御量y、
すなわち、発電機出力MW、主蒸気圧力PS)11火炉
氷壁出口蒸気温度Twv、 TSHI排ガス0202.
主蒸気温度TS)I、再熱蒸気温度TRH,火炉ドラフ
トPwwが望みの目標値になるように制御される。
本発明の他の実施例を第10図に示す。この図では、マ
スク・コントローラ100.サブループ・コントローラ
300、及び、火力プラント400からなるシステムを
予測制御システム2の制御対象lとしている。すなわち
、予測制御システム2は、操作量Xとして、タービン蒸
気流量デマンド修正量ΔFMSDI給水流量デマンド修
正量ΔFFWD。
燃料流量デマンド修正量ΔFFDI空気流量デマンド修
正量ΔFAD、スプレ流量デマンド修正量ΔFspD+
再循環ガス流量デマンド修正量ΔFattD+排ガス流
量デマンド修正量ΔFcoを(27)式と同様な予測制
御演算により求める。マスク・コントローラ100では
、第1上図に示すように、中給からの負荷指令Lc(=
ELD+AFC)が加算器101により得られ、これを
変化率制限器102によって処理することにより、負荷
デマンドL。
が求められる。この負荷デマンドLoと予測制御システ
ム2からのデマンド修正量ΔF MSD IΔ FID
I  Δ FFD、  Δ FAD、 Δ Fspo+
  Δ F ann +ΔFGD及び制御myのフィー
ト・バック制御器110〜116すなわち、発電機出力
M W 、主蒸気圧力PSH#火炉水壁出ロ蒸気温度T
ww、排ガス0202、主蒸気温度T s H2再熱蒸
気温度TRH。
火炉ドラフトPwwのフィード・バック制御W3110
〜116からのデマンド修正量ΔF ’ MSD 。
ΔF Fwop ΔF’FDI ΔF′^D、ΔF ’
 spD。
ΔF ’ GRD lΔF’coに基づき、補正回路1
09゜103〜108により、タービン蒸気流量デマン
ドFMsop給水流量デマンドF14DI燃料流量デマ
ンドFFD、空気流量デマンドFADIスプレ流量デマ
ンドFspo e再循環ガス流量デマンドFORDI排
ガス流量デマンドΔFGDが決定される。これらの関係
を次式に示す。
ここで、f():関数 また、サブループ・コントローラ300は、これらのデ
マンドに従い、タービン制御器301゜給水流量制御器
302.燃料流量制御器3o3゜空気流量制御器304
.スプレ流量制御器305゜再循環ガス流量制御器30
6.排ガス流量制御器307を介して、火力プラント4
00の主蒸気加減弁416.給水ポンプ415.給炭機
駆動モータ405.押込み通風機401.誘引通風機4
14を操作する。この結果、火力プラント400の制御
量y、すなわち、発電機出力M W 、主蒸気圧力PS
HI火炉水壁出ロ蒸気温度Tww、排ガス0202+主
蒸気温度T s H+再熱蒸気温度TRH,火炉ドラフ
トPwwが望みの目標値になるように制御される。
本発明の一実施例では、Pサンプリング先のホ1j御量
yの予測値y(t+plt、)を求める場合、発電機出
力MWのデマンドLoを現時点tの値Lo(t)にホー
ルドして求めたが、発電機出方MWのデマンドLDの予
測値Lo(t+11t)。
Lo(t+21t)、・・・Lo(t+1plt)を用
いるようにしてもよい。
発電機出力MWのデマンドLoの予測値Lo(j→−1
1t)(i=1.2.・・・+ p)としては、中給に
おいて求めた予測値を利用してもよい。また、火力プラ
ントにおいて線形予測式あるいは非線形予測式を用いて
求めた予測値を利用してもよい。
本発明の一実施例では、同定した非線形回帰モデルを用
いて制御量yを予測し、この予測結果に基づいて操作量
を決定するようにしたが、第12゜13図に示すように
同定した非線形回帰モデルを用いて線形モデルを作成し
、この線形モデルを用いて予測制御あるいは線形最適制
御理論により最適な操作量を決定するようにしてもよい
。なお、線形モデルを作成する場合、第14図に示すよ
うに、シミュレーションにより非線形回帰モデルの入力
変数を時間的に変化させ、このときの出力変数の時間的
変化と入力変数の時間的変化から最小2乗法、カルマン
・フィルタ等の同定手法により負荷レベルに対応して線
形モデルを同定する。
本発明の一実施例では、同定した非線形回帰モデルを用
いて制御量yを予測し、この予測結果に基づいて操作量
を決定するようにしたが、第15図に示すように、同定
した非線形回帰モデルを用いて制御システムの制御パラ
メータを調整するようにしてもよい。また、第16図に
示すように、同定した非線形回帰モデルを用いて線形モ
デルを作成し、この線形モデルを用いて制御システムの
制御パラメータを調整するようにしてもよい。
本発明の一実施例では、制御対象の運転データを記憶し
ておき、この運転データを学習用データとして使用して
、これによりニューラル・ネットワークを学習させてモ
デルを同定するようにしたが、制御対象の時々刻々変化
する運転データを学習用データとして使用し、これによ
りオンライン・リアルタイムでニューラル・ネットワー
クを学習させてモデルを同定するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、制御対象の入出力変数の時系列信号を
入力し、これらの信号を非線形変換して制御対象の出力
変数の推定値を出力する非線形回帰モデルをニューラル
・ネットワークの非線形変換機能により実現するので、
制御対象の特性が出力レベルにより変化する特性、すな
わち、非線形特性の模擬ができ、このモデルを用いて制
御対象の特性変化に適応して最適な操作量を決定でき、
制御性を向上できる効果がある。
また、制御対象の運転データを学習用データとして使用
し、ニューラル・ネットワークを学習させるので、オン
ラインで制御対象の非線形回帰モデルを同定でき、経時
及び外乱等による制御対象の特性変化にも適応できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本発明の一実施例の説明図、第
5図は、火力プラントの系統図、第6図ないし第16図
は、本発明の他の実施例の説明図である。 1・・・制御対象、2・・・予測制御システム、3・・
目標値予測システム、4・・・モデル同定システム、5
・・・第 2 図 1F#ミ月にシ丘ヨリ中4一つr”tムメ茅 図 茅I層 ¥24 ′4杉−j)碕 茅/2塘 第%層 第り層 茅唱ニー1−/ト L                   −−J第 図 3()0 4θO ′〃目計r灯栗l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、制御量を目標値に一致させるように制御対象を制御
    する方法において、前記制御対象の入出力変数の信号を
    入力して前記制御対象の出力変数の推定数を出力するモ
    デルをニューラル・ネットワークにより実現し、このモ
    デルを用いて前記制御対象の特性変化に適応して最適な
    操作量を決定することを特徴とする適応制御方法。 2、特許請求の範囲第1項において、前記制御対象の運
    転データを記録しておき、前記運転データを学習用デー
    タとして使用し、これにより前記ニューラル・ネットワ
    ークを学習させてモデルを同定する適応制御方法。 3、特許請求の範囲第1項において、前記制御対象の時
    々刻々変化する前記運転データを学習用データとして使
    用し、これによりオンライン・リアルタイムで前記ニュ
    ーラル・ネットワークを学習させてモデルを同定する適
    応制御方法。 4、特許請求の範囲第1項において、前記制御対象の入
    出力変数の信号として、前記制御対象の負荷レベルを表
    わす変数の信号を用いる適応制御方法。 5、特許請求の範囲第1項において、前記制御対象の入
    出力変数の信号として、時系列信号を用いる適応制御方
    法。 6、特許請求の範囲第1項において、前記ニューラル・
    ネットワークにより実現したモデルを用いて、前記制御
    対象の出力変数の近い未来値を予測し、この予測結果に
    基づいて最適な操作量を決定する適応制御方法。 7、特許請求の範囲第6項において、前記制御対象の入
    力変数を現在値に固定して前記制御対象の出力変数の近
    い未来値を予測する適応制御方法。 8、特許請求の範囲第6項において、前記制御対象の入
    力変数のうち前記制御対象への外乱を用いて前記制御対
    象の出力変数の近い未来値を予測する適応制御方法。 9、特許請求の範囲第8項において、前記制御対象への
    前記外乱以外の制御対象の入力変数を現在値に固定して
    前記制御対象の出力変数の近い未来値を予測する適応制
    御方法。 10、特許請求の範囲第1項において、前記ニューラル
    ・ネットワークにより実現した前記モデルを用いて、線
    形モデルを作成し、前記線形モデルを用いて前記制御対
    象の特性変化に適応して最適な操作量を決定する適応制
    御方法。 11、特許請求の範囲第10項において、負荷レベルに
    対応した線形モデルを作成する適応制御方法。 12、特許請求の範囲第1項において、前記ニューラル
    ・ネットワークにより実現したモデルを用いて、制御装
    置の制御パラメータを調整し、前記制御対象の特性変化
    に適応して最適な操作量を決定する適応制御方法。 13、特許請求の範囲第10項において、前記線形モデ
    ルを用いて、制御装置の制御パラメータを調整し、前記
    制御対象の特性変化に適応して最適な操作量を決定する
    適応制御方法。
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