JPH03179266A - サーボ軸の速度測定方法及び装置 - Google Patents

サーボ軸の速度測定方法及び装置

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JPH03179266A
JPH03179266A JP2228498A JP22849890A JPH03179266A JP H03179266 A JPH03179266 A JP H03179266A JP 2228498 A JP2228498 A JP 2228498A JP 22849890 A JP22849890 A JP 22849890A JP H03179266 A JPH03179266 A JP H03179266A
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    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
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    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はサーボ制御装置及び方法の改良に関するもので
ある。
(従来の技術) 米国特許第4639884号には、サーボシステムの速
度及び位置を広い速度範囲にわたって精密に測定すると
いう長年の問題に対するユ:−クな解決手段が開示され
ている。この特許に記載されている発明の原理ではサー
ボモータの出力軸に結合したサーボコントローラが回転
位置センサを用いてグレーコードの2ビットディジタル
信号を発生するようにしている。軸が固定の角度だけ回
転すると、矩象信号が変化して“矩象遷移”を発生し、
この用語はセンサの矩象出力を次のグレーコードパター
ンに進めるのに十分な角度にわたって回転位置センサが
運動したことを示すのに用いている。
こうして、軸の運動により、各サイクルを00.01゜
II、 10 (斯る後にOOに戻る)のようなグレー
コードで表わし得る矩象ごとに遷移を有する一対の信号
を発生させる。軸の凡ゆる速度においてクロックから矩
象遷移のグループごとに多数のパルスも発生させる。こ
の方法では次の2つの選択した矩象遷移間のクロックパ
ルスの数を読み取り、選択した矩象遷移間の矩象遷移の
総数を同一時間中のクロックパルスの総数で除算するこ
とにより速度を決定する。
(発明か解決しようとする課題) 理想的なサーボシステムにおいては、フィードバックシ
ステムの互いにオーバラップする信号波の遷移がサーボ
軸の所定の回転又は直線距離間隔において精密に生ずる
。通常その近似は十分精密であるが、この米国特許の方
法及び装置を用いてもサーボ軸の性能を低い精度に制限
する状態が存在する。本発明の目的の1つは測定方法及
び装置を改良して、特に電気雑音を有する環境下におい
てサーボシステムに対する理想的でない帰還信号をもっ
と良好に測定することにある。「電気雑音」とはフィー
ドバックループのオーバラップ矩形波信号の不所望な遷
移を意味する。サーボシステムではフィードバックルー
プ又はアクチュエータシステム内の電流はフィードバッ
クループ内の回路に誘電的に又は容量的に結合され、不
所望な遷移を発生し得る。雑音の結果、フィードバック
システムの遷移が軸の実際の運動に精密に対応しなくな
る。
電気モータのような電気アクチュエータを具えるシステ
ムにおいては一般に雑音レベルが大きい。
これらのシステムでは軸を駆動するパワーを電気エネル
ギーから取り出している。一般にパルス幅変調半導体ス
イッチを用いて電気モータに供給する電力量を調整して
いる。半導体スイッチによるモータのインダクタンスの
スイッチングは大きな電流及び磁界を発生する。そして
、これらの電流及び磁界が多くの場合サーボシステム内
の電気雑音源になる。
サーボシステム内の他の電気雑音源はサーボシステムの
周囲の装置及びマシンにより発生される電流及び磁界で
ある。殆どのサーボシステムに共通の雑音源はフィード
バックシステム自体内の雑音である。内部雑音の影響を
低減するために、殆どのフィードバックシステムは、若
干の電気的ヒステリシスを含み、これによりオーバーラ
ツプ矩形波か安定にセットされるようにしている。フィ
ードバックシステム内の電気的ヒステリシスはセンサ素
子のしきい値をしきい値に近づく方向に基づいて調整す
る。いくつかの理想的でないフィードバックシステムは
低い又は場合によっては負の電気ヒステリシスを有し、
システムがオーバラップ矩形波矩象信号の2つの隣接グ
レーコードパターンを中心に発振する傾向に増大する。
理想的なフィードバックシステムはサーボ軸か運動して
いる場合にのみオーバラップ矩形波信号の遷移を発生し
、サーボ軸が運動していない場合にはオーバラップ矩形
波信号の遷移を発生してはならない。特に、理想フィー
ドバックシステムは単位位置間隔又はカウントごとにオ
ーバラップ矩形波の単一の遷移を生じさせることによっ
て1つの識別可能な位置から次の位置への変化を極めて
低い速度で明確に知らせる必要がある。1つの数と次の
数との間で安定し得る運命の輪と同様に、理想フィード
バックシステムは2つのグレーコード遷移状態又は位置
カウントの1つの間でバウンドし続けることなくゆっく
りと所定の位置に停止する必要がある。
次に、電気雑音が理想フィードバック信号にどのように
影響するかについて説明する。実際のフィードバックシ
ステムは雑音がフィードバックシステムによる測定を妨
害し得るために理想的に動作し得ない。実際のフィード
バックシステムは機械的運動の測定を行なう電気回路を
含んでいる。
共通の方法は光源と90°の電気角だけ離した2つの光
センサとの間に配置したガラス片にエツチングした一連
のダークラインによる光の遮断を測定するものである。
ラインがセンサの一方を遮断し始めると、この先センサ
のしきい値が越えられ、このセンサがガラスディスク又
はレールの移動を知らせる。これがためこの信号は軸の
運動を表わす。光及び光センサの一部を構成しない電気
回路又は磁界が光の強度又は光センサのしきい値を変調
し得る場合には、フィードバックシステムは2つの隣接
するフィードバック遷移状態又はグレーコード状態の間
で振動し得る。
2つの隣接する数の間を振動し続けて運命ゲームの解決
をあいまいにする運命の輪のように、2つの隣接するグ
レーコード状態の間のフィードバックシステムの振動は
軸の位置及び速度をあいまいにする。この現象はサーボ
出力軸が運動中のときにも休止中のときにも発生し得る
これがため、本発明の目的は理想的でないフィードバッ
クシステムからのあいまい信号を一層正しく解釈してそ
の確度及び精度を増大させることにある。本発明の他の
目的は電気雑音の存在下におけるサーボシステムの速度
及び位置の測定を改善し、特に以下に述べる電気雑音の
2つの例に固有の見かけのあいまいさを解消することに
ある。
本発明の更に他の目的は出力素子の速度及び位置を速度
が急速に変化する状態の下で高い確度及び精度で測定す
るよう改良したサーボシステムを提供することにある。
このサーボシステムは速度決定に用いる2つの矩象遷移
を一層良好に選択するためこのような測定を行なうこと
ができる。このシステムは時間で分割された複数子の遷
移を用いるが、本発明では選択する遷移はサンプルイン
ターバルの終了直前の遷移とする。
本発明の更に他の目的は電気雑音の存在下で動作しても
高い確度及び精度を有するマルチアクシス(多軸)サー
ボシステム用速度及び位置制御システムを提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明の原理によれば、ハードウェアとマイクロプロセ
ッサ駆動ソフトウェアとの組み合わせによりサーボシス
テムの速度及び位置の高精度の測定を種々の動作状態及
び電気雑音環境の下で行い得る改良方法及びマシンを構
成する。一般に、本発明はタコメータを含まないで矩象
遷移間の時間をユ:−クな方法で測定して信頼できる速
度測定を与えるサーボコントローラに適用する。
本発明は、回転軸に適用するときは、グレーコードの2
ビットディジタル信号である“ディスクリート婚家”と
して既知の信号を発生する回転位置センサを用いる。回
転位置センサか固定の確度回転すると、矩象信号が変化
する。“矩象遷移”なる用語はセンサの矩象出力を次の
グレーコードパターンに進めるのに十分な確度にわたる
回転位置センサの運動を意味する。矩象遷移のグループ
とは2個以上の矩象遷移を意味する。“カウント”又は
“位置カウント”とは順次の矩象遷移間の回転位置セン
サの軸角を意味する。“速度”とは回転位置センサが回
転する1砂岩たりのカウント数を意味する。
本発明はサーボコントローラのサンプリンタ周波数と公
称的に一致するサンプルインターバルを用いる。本発明
はサンプルインターバル中にフィーFバックシステムの
クレーコード遷移か発生する時間を記録する手段を用い
る。サンプルインターバルは通常約1ミリ秒で、グレー
コード遷移を1マイクロ秒ごとに粗く評価する。各サン
プルインターバルの終了時に、マイクロプロセッサかサ
ンプルインターバルの出発時と終了時との間の位置の差
及び最後の遷移が発生した時間に基づいて確からしい速
度を評価する。マイクロプロセッサは1つのサンプルイ
ンターバルから次のインターバルへサンプルインターバ
ル値を保存するため、速度を米国特許第4639884
号の方法と同様の方法で計算することができる。しかし
、全ての矩象遷移の時間を記録する事実によりマイクロ
プロセッサが速度計算に用いる矩象を一層良好に選択す
ることができる。こうすることにより、本発明によれば
マイクロプロセッサにより電気雑音の測定への影響を一
層良好に低減させることができる。
従って、本発明はモータで周期的に駆動されるサーボ軸
の速度をタコメータを用いないで測定する方法を提供す
る。この方法は軸の運動から、各サイクルを00.01
. 11. 10のようなグレーコードで表わし得る矩
象ごとに遷移を有する一対の信号を発生させることによ
り開始する。同時に、クロックから選択した数のクロッ
クパルスを意味する多数の等間隔パルスをサンプルイン
ターバルとして初期パルスにより発生させる。次いで、
先行サンプルインターバルの最終矩象遷移と現行サンプ
ルインターバルの最終遷移との間のクロックパルスの数
を読み取り、次いで選択した遷移間の矩象遷移の総数を
同一時間中のクロックパルスの総数で割算して速度を決
定する。
特に、本発明方法においては選択した矩象遷移が発生し
たときFIFO(先入先出)メモリから第1の値を読み
出し、この第1の値を先行選択矩象遷移の第2の値から
引算して2つの選択矩象遷移間のクロックパルスの数を
得るようにする。
本発明方法を複数の異なるサーボ軸に適用するときは、
入力矩象を多重化すると共に、各軸と、これに与えるカ
ウント及び矩象識別との一致をFIFOメモリにラッチ
する。本発明方法は回転軸及び往復運動軸の双方に適用
することができ、グレーコードの遷移シーケンスから軸
の運動方向を決定する工程を含む。
ハードウェアに関しては、本発明は所定のサンプルイン
ターバル内のフィードバックシステムグレーコードの各
矩象遷移の時間(即ちサンプルインターバルの開始から
のタロツクパルスの数)を記録する第1レジスタ手段を
具え、この時間を速度及び位置の決定に用いる。このプ
ロシージャは記録すべき矩象遷移を予め選択する必要が
あった本願人の米国特許第4639884号の従来のも
のと相違する。本発明はサンプルインターバルの始めと
終わりとの間のグレーコード位置カウントの差を記録す
る第2レジスタも含む。各サンプルインターバル後に、
コンピュータ手段を用いて最終グレーコード遷移の時間
と、サンプルインターバル中のグレーコード遷移の差と
を読み取り記録する。
コンピュータ手段は時間及び位置情報から推定される軸
の速度を推定する。装置を複数の軸に用いるときは、マ
ルチプレクサ手段を設けてマルチアクシスサーボシステ
ムに必要とされる回路の数を著しく減少させる。
図面につき本発明を説明する。
第1図は本発明の検討に重要な閉ループサーボ制御シス
テムの主要素子のブロック図である。好適なフィードバ
ック素子11は位置又は速度、又は両方を測定し、コン
トローラ12に供給し、このコントローラがアクチュエ
ータ10に電力を供給して所望の位置、速度又は加速度
のような所望の運動目標値又はコントローラセットポイ
ントに駆動する。
第2図は従来のタコメータを用いるサーボシステムの一
例を示す。直流モータ13は負荷14を駆動する。モー
タ13はタコメータ15も駆動し、このタコメータが軸
16の回転速度に比例する信号を発生する。コントロー
ラ17はタコメータ15からの信号を用いて負荷14の
速度を測定する。回転位置フィードバックシステム又は
エンコーダ18はコントローラ17により負荷14の位
置を決定させる。コントローラ17は負荷14の速度又
は位置を受信し、命令し、制御する。
第3図は閉ループサーボ制御に用いられる従来のコント
ローラの代表的な一例のブロック図を示す。他のコント
ローラの構成も可能であるが、これらの他の構成もモー
タ速度センサ(タコメータ)15及び位置センサ18か
らの信号を使用する点て同様である。第3図において、
2部分コントローラ17a 、 17bには所望の位置
を受信し、所望の位置と位置センサ18(回転位置フィ
ードバック素子)により測定された実際の位置との差を
取って位置誤差を決定する。位置コントローラ17aは
この位置誤差を用いて所望の速度を発生させ、即ち位置
誤差が減少するようにし、所望の速度信号によりモータ
駆動信号の値を決定させる。このような制御ストラテジ
イを用いるサーボ制御は無数の工業プロセス制御用途に
用いられている。
第4図は本発明の方法及び装置を用いるサーボシステム
の代表的なコントローラのブロック図を示す。この好適
例では、位置センサ19か矩象内でオーバラップする矩
形波信号を発生し、これら信号を本発明の方法及び装置
を具現化するブロック20により処理して速度及び位置
信号の双方を発生させる。位置信号は加算素子に供給し
、この加算素子にはセットポイント人力も供給する。位
置コントローラ21aはセットポイントとブロック20
で発生された位置との間の位置誤差を用いて所望の速度
を発生する。この所望速度信号は別の加算素子に供給し
、これをブロック20からの速度出力と比較して速度コ
ントローラ2+、bに入力を供給する。
速度コントローラ21bは所望の速度とブロック20か
らの処理信号とを用いてサーボモータ13の駆動信号の
値を決定する。
第4図の装置により制御されるサーボ軸が一方向に一定
に移動しているとき、フィードバックシステムにより発
生される2相A及びB信号のグレーコードのシーケンス
は単調であり、例えば0O101、11,、10,Do
、 01.−m−である。この場合計算される速度は一
定であり、速度対時間のグラフは一定になる。速度対時
間曲線の傾きの変化率は符号を変化しない。しかし、前
述したように、これまでは電気雑音のために精密な速度
測定に対し問題かあった。
第5図に示す電気的な雑音の第2の数値例では、サーボ
軸は、まず最初、第1の選択されたインターバル中1方
向に均一に移動している。電気的な雑音の影響によって
フィードバックにより発生されるグレーコードン−ケン
スを例えば00.01.11゜01、 11.、 10
.00.01とし、従って、シーケンス01゜11、0
1. ttに不明瞭さが生じるようになる。この誤りの
あるシーケンスは、軸が停止し、逆方向に動き、再び停
止し、次いて実際上軸か実際に逆転しない場合には再び
順方向に動くことを意味する。
このシーケンスを生じせしめるためには、速度の符号を
2回逆転させる必要かあった。例えば、100個の単調
なグレーコードシーケンスが第1の選択されたインター
バル中、100m5で任意の正の方向に発生し、次いで
、逆方向および正方向の遷移か50m5 (第2の選択
されたインターバル)で発生し、その後、他の100以
上の単調なグレーコードシーケンスを続< 100m5
(第3の選択されたインターバル)中間−の正の方向に
発生する。通常このデータに対する従来のシステムは第
1のlooms中正確な数のクロック遷移によって除算
された100遷移、または計数値の速度およびグし・−
コードの2つの単調なシーケンス間の第2の選択された
インターバル、即ち、50m5のインターバルに対して
零の速度を計算する。これがため、この例においてフィ
ードバック信号に及はす電気的雑音の影響は軸をジャー
クせしめる時間に対し装置に単調でない速度を計算せし
めるようになる。従来の技術を用いる速度の測定は雑音
の影響をフィルタ処理せず、フィードバックシステムに
発生する雑音を伝搬し、サーボシステム全体の性能を劣
化し、これによりマシン、即ち、これにより制御される
処理を不所望とする。
電気的雑音の影響の第2の数値例を第6図により説明す
る。サーボ軸か休止状態にあり、フィードバックシステ
ムかオーバラップする矩形波の遷移部か発生する点に隣
接して物理的に位置し得るようにする。例えば、ガラス
上にエツチングされたラインを有する光学センサの場合
には、lラインが電気的なスレシホルトに近い光学セン
サを妨害するようになるものとする。フィードバックシ
ステムの出力信号は最初不変であり、これにより軸の動
きか休止状態にあると云う事実を反映する。
電気的な雑音かフィードバックシステムに影響を及ぼす
場合には、例えば、軸が動いていないと云う事実にもか
かわらず、電気駆動モータに供給される電力が僅かに変
動する場合には、雑音によってフィードバックセンサに
、隣接するグレーコード値間の2つの雑音誘起遷移、例
えば、ot、 oo。
OIを形成する。更に、電気的な雑音源が電気モータ増
幅器のパルス幅変調された電力トランジスタであったも
のとする。例えば、モータ増幅器のスイッチング周波数
が20KFIz (1砂岩たり20000サイクル)で
ある場合には、従来の装置により測定する際、雑音誘起
グレーコード遷移の周期は50m5(0,o00050
sec)となる。従来の装置が2つの雑音誘起遷移01
→00および00→01を選択し、かつ、これら2つの
遷移から速度を計算する場合には、速度はこれら2つの
遷移間をクロックの数で除算した速度となる。これがた
め従来の装置は、モータ増幅器の電力スイッチングの周
波数に本質的に等しい速度、即ちl sec当たり20
000遷移または計数値を測定する。この不正確に測定
した速度のためサーボ制御を雑音誘起遷移に誤って反応
するようになり、かつ、軸の位置を休止位置に正しく位
置させるようになる。軸がジャンプすると出力軸か回転
を再開する際にサーボシステムに損傷を与えるが、また
は位置の不所望な変化を生じるようになる。
実施例の詳細な説明 第7図は本発明の原理を実施する速度および位置発生器
20を示す。
クロック発生器30によって時間源、即ち、計数器31
および有限状態マシン32を同期化させ、この有限状態
マシンにオーバーラツプ矩形波婚家信号(A、B)を供
給する。有限状態マシン32によって位置差レジスタ対
33および最終遷移時間レジスタ対34を制御する。位
置差レジスタ対33および最終遷移時間レジスタ対34
は各々か現在のサンプルインターバルの値の蓄積に用い
る作業レジスタおよび前のサンプルインターバルから最
終値を保持する保持レジスタで構成される。
クロック30の各遷移時に、時間源31が増大し、有限
状態マシン32によって婚家信号の状態を評価する。婚
家信号の遷移か発生すると、有限状態マシン32によっ
て時間源31の現在の時間を最終遷移時間レジスタ対3
4の作業レジスタによってラッチすると同時に位置差レ
ジスタ対33の作業レジスタを婚家信号により示される
回転方向に依存して1だけ増大または減少せしめるよう
にする。この位置差の値は、位置差の符号を正または負
に保持するいわゆる“2の補数″形態で表わすことがで
きる。
新たなサンプルインターバルを開始するクロック30の
遷移では、有限状態マシン32によって最終遷移時間レ
ジスタ対34および位置差レジスタ対33の作業レジス
タを保持レジスタとすると同時に、最終遷移時間レジス
タ対34および位置差レジスタ対33の保持レジスタを
作業レジスタとする。
婚家信号の遷移か発生しない場合には、有限状態マシン
32によってサンプルインターバルの長さを最終遷移時
間レジスタ対34の作業レジスタに記憶すると同時に位
置差レジスタ対33の作業レジスタに零を記憶する。
矩象信号の遷移が発生する場合には、有限状態マシン3
2によって最終遷移時間レジスタ対34の作業レジスタ
に“1”を記憶すると同時に位置差レジスタ対33の作
業レジスタに、婚家 信号により示される動きの方向に
依存して正の 1”または負のl”をロードする。
先入先出インターフェース35はレジスタ33および3
4の出力を受けるように接続する。新たなサンプルイン
ターバルが開始するクロックの遷移後で、サンプルイン
ターバルの終了前のある瞬時に、先入先出インターフェ
ース35によって、コンピュータ36か要求するように
、各軸に対し最終遷移時間レジスタ対34および位置差
レジスタ対33の保持レジスタに記憶された値をコンピ
ュータ36に転送せしめるようにする。
第8図は本発明によるサーボシステム2oの作動を説明
する代表的なサンプルインターバルを示す時間チャート
図である。第8図はかかるサーボシステムにより発生し
得る一連のフェーズAおよびBのグレーコード矩象遷移
を示すとともに5つの完全なサンプル周期の各々でグレ
ーコード列の速度を計算するために用いるインターバル
および変数をも示す。
また、サンプルインターバル中、位置差レジスタ対33
および最終遷移時間レジスタ対34(第7図に示す)か
らの代表的な出力を示し、かつ、これら2つのレジスタ
の内容を実施する各サンプルインターバルの終端におけ
る軸の位置および速度を計算する方法を示す。
図示の例では、サンプルインターバル当たり1000の
速度で装置かクロック信号を発生し、クロック速度が1
砂岩たり100万の遷移であるものとする。これがため
、サンプルインターバルは1000μsであるが、また
はl ms (0,0OIs)である。更に、第8図の
左側から右側に読出されるように、測定された軸位置か
第1サンプルインターバルの開始時の1位置計数値であ
り、■遷移か第1サンプルインターバルの直前のサンプ
ルインターバル中に発生し、かつ、1遷移が第1サンプ
ルインターバルの直前のサンプルインターバルの開始時
に対し瞬時700で発生するものとする。第8図のチャ
ートにおいて、TLTRはサンプルインターバルの開始
時からこのサンプルインターバルの最後の遷移まての時
間に関連し、TLSTはサンプルインターバルの最後の
遷移からこのサンプルインターバルの終端までの時間を
示し、DELPはサンプルインターバルの遷移位置また
は遷移数の差を示し、LENSAMPはサンプルインタ
ーバルの長さである。これかため、コンピュータの変数
TLSToは第1サンプルインターバルの直前のサンプ
ルインターバルの終端で値1000−700=300を
含む。
第1サンプルインターバル 第1サンプルインターバル中に4つの矩象遷移か発生す
る。第1遷移か生ずると、装置は位置差レジスタをOか
ら1に増大し、最終遷移時間レジスタに最終遷移時間を
100クロツク遷移として記録する。第2遷移か発生す
ると、装置によって位置差レジスタを1から2に増大し
、その時間を250クロツク遷移として記録する。第3
遷移が発生すると、装置によって位置差レジスタを2か
ら3に増大し、その時間を400クロツク遷移として記
録する。第4遷移か発生すると、装置によって位置差レ
ジスタを3から4に増大し、その時間を600クロツク
遷移として記録する。
第1サンプルインターバルの終了時には、コンピュータ
によって、第1サンプルインターバル中に発生する矩象
遷移の数を第1サンプルインターバルの直前のサンプル
インターバルの最終遷移から第1サンプルインターバル
の最終遷移時間までの時間インターバルによって除算し
て速度を計算する。これがため、次式か成立する。
= 0.004444計数値/秒 コンピュータ36ては、全部の速度計算を図示の3つの
有効数よりも高い精度で実際上行っている。
従って、コンピュータによって軸位置をl+4−5位置
計数値に更新する。(再び、測定した軸位置が第1サン
プルインターバルの開始時の1位置計数値とする)。最
後に、TLST、は100− TLTR(これは100
0−600または400)として計算する。
第2サンプルインターバル中速度の計算には、TLST
、を用いる。次いで装置により位置差レジスタをOにセ
ットする。
第2サンプルインターバル 第2サンプルインターバル中1つの矩象遷移が発生する
。矩象遷移が発生すると、装置によって位置差レジスタ
を0から1に増大し、最終遷移時間レジスタに最終遷移
時間(TLTR2)を200クロツク遷移として記録す
る。
第2サンプルインターバルの終端では、コンピュータに
よって、第2サンプルインターバル中に発生する矩象遷
移の数をこの第2サンプルインターバルの直前のサンプ
ルインターバルの最終遷移から第2サンプルインターバ
ルの最終遷移時間までの時間インターバルによって除算
して速度を計算する。これかため、次式か得られる。
・0.00167計数値/秒 従って、コンピュータによって軸位置を5+1=6位置
計数値として更新する。最後にTLST2を1000−
200=800である1000−TLTR2として計算
する。第3サンプルインターバル中の速度の計算にTL
TR,を用いる。
第3サンプルインターバル 第3サンプルインターバル中に矩象遷移が発生する。
第3サンプルインターバルの終端では、コンピュータに
よって位置差レジスタが零となる瞬時を確認する。従っ
て、コンピュータによって最終遷移時間レジスタを検査
して、レジスタは遷移が発生していないことを示すサン
プルインターバルの長さ、即ち、1000を含むことを
確認する。最終遷移時間レジスタがサンプルインターバ
ルの長さに等しくない場合には、コンピュータによって
零に代数的に加算する遷移が発生し得るようにする。
これがため、コンピュータによって第2サンプルインタ
ーバルの最終遷移から第3サンプルインターバルの終端
までの時間周期を測定する。この周期をTLST2+ 
TLTR,とし、これは800+1000=1800で
ある。第3サンプルインターバルに対し、1800は6
00の前の周期よりも長いため、コンピュータによって
、遷移が第3サンプルインターバルの終端と一致して発
生するものとして速度の推定を開始する。これがため、
コンピュータは次式で示すように速度を計算する。
0、000556計数値/秒 最後に、TLST3を1ooo −TLTR3として計
算し、これは1000−1000・0となる。TLST
、は第4サンプルインターバル中速度の計算に用いる。
第4サンプルインターバル 1つの矩象遷移か第4サンプルインターバル中に発生す
る。この遷移か発生すると、コンピュータによって位置
差レジスタをOからlに増大し、最終遷移時間レジスタ
に最終遷移時間を750クロツク遷移として記録する。
第4サンプルインターバルの終端では、コンピュータに
よって、第4サンプルインターバル中に発生する矩象遷
移の数を第4サンプルインターバルの直前のサンプルイ
ンターバルの最終遷移から第4サンプルインターバルの
最終遷移時間までの時間インターバルにより除算して速
度を計算する。
この計算は次式で表わすことができる。
次いで、コンピュータによって軸の位置を6+1=7と
して更新する。最後に、TLST4を1000−TLT
R,として計算し、これは1000−750=250と
なる。TLST。
は第5サンプルインターバル中の速度の計算に用いる。
第5サンプルインターバル 第5サンプルインターバル中に矩象遷移が発生しない。
第5サンプルインターバルの終端では、コンピュータに
よって位置差レジスタが0であることを確認する。次い
でコンピュータによって最終遷移時間レジスタを検証し
てこのレジスタが遷移の発生しないことを示すサンプル
インターバルの長さ、即ち、1000を含んでいること
を確認する。(最終遷移時間レジスタがサンプルインタ
ーバルの長さに等しくない場合には、コンピュータによ
って0に代数的に加算される遷移か発生したことを確認
する。)次いてコンピュータによって第4番目のサンプ
ルインターバルの最終遷移から第5サンプルインターバ
ルの終端までの時間周期を確認する。
この周期をTLST4+TLTR4とし、これi;! 
250+ 1000= 1250である。数値1250
は第4サンプルインターバルに対し2550の先行周期
よりも小さいため、コンピュータによって、第5サンプ
ルインターバルの終端に一致して遷移か発生したものと
推定することにより速度を推定することはてきない。第
5サンプルインターバルに対し、速度および位置を不変
のままとする。
最後に、TシST5を1000−TLTR5として計算
し、これは1000−1000=Oとなる。このTLS
Tsは第6サンプルインターバル中速度を計算する際に
用いる。
上述した所は、速度計算を1サンプルインターバルから
次のサンプルインターバルまで連続的に更新し、各計算
に対する精密な時間を現行サンプルインターバルおよび
先行サンプルインターバルの最終遷移間の時間とするサ
ーボシステムの代表的な作動を示す。
第9図は本発明装置を用いる速度を確認するためにコン
ピュータ36によって用いられる方法を理解するための
フローチャートである。コンピュータ36によって、ま
ず最初、先行サンプル全体に亘る位置差の絶対値か2以
下であるか否が、即ち、l”であるか“0”であるかを
ブロック44で確認する。位置差の値か2であるが、ま
たは、それ以上である場合には、軸位置の差を現行サン
プルインターバルおよび先行サンプルインターバルの最
終遷移時間間の差によって除算する際、コンピュータ3
6によってブロック46で軸速を計算する。
先行サンプルインターバル全体に亘る位置差の絶対値か
2以下である場合には、コンピュータ36はブロック4
8に進み、サンプルインターバル位置差レジスタ33お
よび最終遷移時間レジスタ34の内容の数種の解釈を選
択する。サンプルインターバル全体に亘る位置差がブロ
ック50に進む前に零である場合および最終遷移時間か
ブロック52に進む前にサンプルインターバルの長さ等
しくなる場合には、コンピュータ36はサンプルインタ
ーバル中に矩象遷移か発生しないものと推定する。従っ
て確認された速度は測定された速度か零として現在記録
されているかとうかに依存する。第8図のブロック54
に対応し、測定された速度か零として現在記録されてい
る場合には測定された速度は零のままである。測定され
た速度か現在零でない場合にはブロック56においてコ
ンピュータ36によって前の速度計算の期間と、サンプ
ルインターバルの最終瞬時に遷移か発生する際の期間と
を比較する。
ブロック58に対応しサンプルインターバルの最終瞬時
に遷移か発生する際の期間か大きい場合には、コンピュ
ータ36は速度か直前に計算された速度よりも現在低い
と推定し、従ってこの推定した速度を記録する。ブロッ
ク60に対応し、サンプルインターバルの最終瞬時に遷
移か発生する際の期間が大きくない場合には、コンピュ
ータ36は、速度iか直前に計算された速度よりも現在
低いと推定し、従ってこの最後に測定された速度を不変
のままとする。
サンプルインターバルにわたる位置の差が零であり、最
終遷移時間かブロック50においてサンプルインターバ
ルの長さに等しくないと決定される場合には、コンピュ
ータ36はブロック62において、少なくとも2つの遷
移が生じ、代数和が零であると推論する。例えば、矩象
信号がインターバルの開始時にグレーコード01を表わ
し、更に11に遷移し、次にOlに戻る場合には、位置
差レジスタ対33における差はサンプルインターバルの
終了時に零を保持するも、最終遷移時間レジスタ対34
は11から01への遷移か生じる時間を保持する。この
シーケンスは多数回繰返すことかでき、例えば01て開
始及び終了するも11.01.11.01−m−を含む
ようにすることかできる。あらゆる場合に代数和は零で
あり、従って位置差レジスタ対33は常にサンプルイン
ターバルの終了時に零を保持する。コンピュータ36が
、代数的に加算して零となる少なくとも2つの遷移か生
じたと推論した後、このコンピュータ36は軸の速度も
零であると推論し、従ってコンピュータ36は速度零を
記録する。
コンピュータ36が、位置差レジスタ対33を読取った
際にサンプルインターバルにわたる位置の差の絶対値か
1であるということを見出すと(第9図のブロック64
に対応)、コンピュータ36はブロック66において、
生じる可能性のある不確かなデータの2つの解釈間を選
択しなければならない。
自明なことは、コンピュータ36が、■を最後の矩象遷
移とその前の矩象遷移との間の期間である時間(秒)で
割って速度を計算する必要かあるということである。殆
どの場合に計算は正確なものとなる。しかし、電気的な
雑音か遷移を生せしめる場合には、上述した期間か極め
て小さくなり、従ってこの場合この期間の逆数である計
算速度か極めて大きくなるおそれかある。
本発明は、コンピュータ36によりサンプルインターバ
ルにわたる位置の差の符号を検査し、この符号を最後の
矩象遷移の直前の矩象遷移と比較することにより上述し
た不明確性を解決するものである。コンピュータ36が
、サンプルインターバルにわたる位置の差の符号かこの
サンプルインターバルの直前のサンプルインターバルに
わたる位置の差の符号と逆であるということを決定する
と(ブロック68に対応)、コンピュータ36はこの遷
移が雑音であるか或いは軸か休止状態から始動している
といこうことを推論する。いずれの場合にも、速度は本
質的に零であり、従ってコンピュータ36は零値を記録
する。符号、従って運動方向が前の遷移と同じである場
合には(第8図のブロック70に対応)、コンピュータ
36はlを最後の矩象遷移とその前の矩象遷移との間の
期間て割って速度を計算する。
コンピュータ36か位置差レジスタ対33からの1つの
遷移の位置差を用い、この遷移か最後の前の矩象遷移と
同じ方向てないということを識別しそこなった場合には
、コンピュータ36はこの電気的雑音によって生じた矩
象遷移を極めて大きな軸速度と解釈してしまう。この間
違って測定された速度は得られるサーボ制御の質に悪影
響を及はす。
第10図は本発明の原理を用いた多軸サーボ制御装置2
0Aを示す線図である。この装置2OAの主たる構成素
子を第11A 、 11B及びIIC図で点線で囲んて
示してあり、これらの構成素子に第11A、 IIB及
びIIC図で第1O図に示すブロックと同じ符号を付し
である。これらの構成素子は以下の通りである。この装
置2OAは、有限状態マシン32への位相A及びB入力
として供給される8軸の婚家信号を受けるマルチプレク
サ72を用いているということを除いて装置20に類似
している。
クロック30は、他のブロックの動作を同期させるとと
もに時間を正確に測定するようにする正確なタイミング
のパルスの連続列を生じるクロック発振器73を用いて
いる。
有限状態マシン32はクロック30からのタイミングパ
ルスを8つのクロックインターバル(各矩象軸に対し1
つのクロックインターバル)より成る走査期間に分割す
る2進カウンタ74(例えば74LS169)を有する
。D−ラッチ回路75(例えば74LSI75)は、各
クロックインターバル中評価される矩象軸か独特に識別
されるように駆動される4つの信号を同期させる。走査
期間は信号CLK/8の発生により表わされるクロック
遷移時に開始される。
2つの8段シフトレジスタ76及び77(例えば74L
S164)は信号QBSD及びQASDを8つのクロッ
クインターバルの間遅延させ、これら信号QBSD及び
QASDが1つの軸に対する矩象の状態を現在の走査期
間中サンプリングされたものとして表わす場合に、信号
QBSDK及びQASDKがこれと同じ軸に対する矩象
の状態を前の走査期間中サンプリングされたものとして
表わすようにする。
矩象遷移の評価はプログラマブル論理素子78(例えば
PAL16R8)によりlクロックインターバル当たり
1つの軸の割合で行われる。現行の走査インターバル中
サンプリングされ、イ言号QASD及びQBSDにより
表わされる1つの軸に対する矩象の状態が、前の先行走
査インターバル中サンプリングされ信号Q A S D
 K及びQBSDKにより表わされる型染の状態と比較
される。2つの信号QPO及びQPIか評価の結果を符
号化している。4つの可能な結果はl (遷移か生じて
いない);2(正の遷移か生した):3(負の遷移が生
じた);4(グレーコードに対する規則によって規定さ
れているような違法遷移か生じた)である。
プログラマブル論理素子78(例えばPAL16R8)
は信号QPO,QPI及びT13C”を入力として用い
て、位置差レジスタ対33の作業レジスタを制御する信
号B−LO”、 QPBN”及びQPBO”と、最終遷
移時間レジスタ対34の作業レジスタを制御する信号T
WE”及びT S E Loとを発生する。これら側副
信号のタイミングは軸選択信号QAO,QAI及びQA
2と同期している。
マルチプレクサ72ては、8つの軸からの位相A型染信
号か並列ロードシフトレジスタ79(例えば74LSI
66)に入力され、8つの軸からの位相B矩象信号か並
列ロードシフトレジスタ80(例えば74LS166)
に人力される。信号CLK/8の発生によって識別され
る各走査期間の開始時に、8つの軸のすべてに対する型
染の状態かシフトレジスタ79及び8゜に並列にロード
され、出力QASD及びQBSDが、評価されている第
1の軸に対する型染の状態を表わしている。走査期間の
次の順次のクロックインターバル中は、信号QASD及
びQBSDか1クロツクインターバル当たり1つの軸の
割合で他の軸に対する型染の状態を表わす。
時間源3】(第11B図)は、走査期間をカウントする
11ビツトカウンタを形成する3つの2進カウンタ81
.82及び83(例えば、74LS169)を有してい
る。比較器84(例えは74LS688)は、】Jピッ
トカウント値かIつのサンプルインターバル中の走査期
間の数に等しくなると、信号TBC”を生しる。
CLK/8の発生により表わされるクロック遷移(この
際上記の信号TBC”か発生する)時に、3つの2進カ
ウンタ81.82及び83には値lかロードされる。
カウンタ81のQD出力端子により駆動される信号QA
3は交互に、1つのサンプルインターバルに対し発生さ
れ1つのサンプルインターバルに対し発生されなくなる
。信号TBC”かカウンタをロードさせると、信号QA
3の遷移が生じる。信号MA3は信号QA3の論理否定
である。
位置差レジスタ対33(第11C図)は3つのデュアル
ポートレジスタファイル85.86及び87(例えばA
MD29705A)を有し、これらのデュアルポートレ
ジスタファイルはそれぞれ12ピット−8ワードレノス
タセット対を構成する。これらレジスタのうちの作業セ
ットはレジスタファイルのBポートを用いて読出し及び
書込みのためにアクセスでき、これらレジスタのうちの
保持セットはレジスタファイルのAポートを用いて読出
しのためにアクセスする。3つの加算器88.89及び
90 (例えは74LS283)は12ピツト幅回路を
構成し、その出力はその人力をまたけ高めた、或いは】
たけ減少させた、或いは変化させないものに等しい。一
対の3状態バツフ了91及び92は12ピツト幅回路を
構成し、この回路は信号B−LO“かケート69を介し
て生せしめられた際に3つの加算器88.89及び90
の人力を値零で駆動する。他のすべての時間では、3つ
の加算器88.89及び90の入力はデュアルポートレ
ジスタファイル85.86及び87のBボート出力によ
り駆動される。加算器88.89及び90の出力はレジ
スタファイル85.86及び87のBポート入力を駆動
する。
サンプル期間の開始時には、相補信号QA3及びMA3
が状態を変化し、これにより、デュアルポートレジスタ
ファイルのBポートにアクセスしうる8つのレジスタの
組をAポートにアクセスしつるようにする。同様に、デ
ュアルポートレジスタファイルのAポートにアクセスし
うるレジスタの組かデュアルポートレジスタファイル8
5.86及び87のBポートにアクセスしうるようにな
る。従って、レジスタの作業セットとレジスタの保持セ
ットとか交換される。
サンプルインターバルの第1走査期間中、信号B−LO
”か生せしめられ、この信号により加算器88゜89及
び90への人力を値零で駆動せしめる。信号QAO,Q
AI及びQA2か各軸に対する作業レジスタを選択して
いる間、信号QPBN”及びQPBO”か加算器88、
89及び90の出力を制画し、選択された軸に対する型
染信号の評価に応じて+1或いは一■或いは0の値を生
せしめる。
サンプルインターバルの残りの走査期間中は信号B−1
、Ooか生せしめられず、加算器88.89及び9゜へ
の入力をデュアルポートレジスタファイル85゜86及
び87のBポート出力により駆動せしめる。信号QAO
,QAI及びQA2か各軸に対する作業レジスタを選択
している間、信号QPBN”及びQPBO”が加算器8
8.89及び90の出力を制御し、選択された軸に対す
る型染信号の評価に応して作業レジスタ値に+l或いは
−1或いは0を加える。
デュアルポートレジスタファイル88.89及び9゜内
のレジスタの保持セットは前のサンプルインターバル中
に累算された最終位置差値を含んでいる。
3つの信号MAO,MAI及びMA2は、出力イネーブ
ル信号OPE”か生した際にデュアルポートレジスタフ
ァイル85.86及び87のAポートでアクセスしつる
特定の軸に対するレジスタを識別する。
最終遷移時間レジスタ34は3つのデュアルポートレジ
スタファイル93.94及び95(例えば、AMD29
705A)を有しており、これらは12ビット−8ワー
ドレジスタセツトの対を構成している。これらレジスタ
のうちの作業セットはレジスタファイルのBポートを用
いて書込みのためにアクセスでき、一方、これらレジス
タのうちの保持セットはレジスタファイルのAボートを
用いて読出しのためにアクセスしうる。マルチプレクサ
96.97及び98(例えば、74LS257)は信号
TSEじにより制御される。この信号TSEL“か生じ
ると、マルチプレクサの出力は1つのサンプルインター
バル中の走査期間の数に等しい値となる。他のすべての
時間では、マルチプレクサ96.97及び98の出力か
デュアルポートレジスタファイル93.94及び95の
Bポート入力を駆動する。
サンプルインターバルの開始時には、レジスタの作業セ
ットとレジスタの保持セラ1へとか位置差レジスタ対3
3と同様に交換される。
サンプルインターバルの第1走査期間中信号TWN”か
生せしめられ、これによりデュアルポートレジスタファ
イル93.94及び95のBポート入力における値を選
択された作業レジスタに書込みつるようにする。信号Q
AO,QAI及びQA2が各軸に対する作業レジスタを
選択している間、信号TSEL”か書込むへき値を選択
する。選択された軸に対する型染遷移か生じなかった場
合、信号TSEL”か生し、これにより現在の時間源値
1を選択された作業レジスタに書込む。選択された軸に
対する型染遷移か生じた場合、信号TSEL”か生せし
められず、これによりサンプルインターバル中の走査期
間の数に等しい値を選択された作業レジスタに書込む。
サンプルインターバルの残りの走査期間中は信号TSE
L”か生せしめられず、現在の時間源値をデュアルポー
トレジスタファイル93.94及び95のBポート入力
に供給する。信号QAO,QAI及びQA2か各軸に対
する作業レジスタを選択している間、選択された軸に対
する型染遷移か生した場合に信号TWE”か生せしめれ
、これにより現在の時間源値を選択された作業レジスタ
に書込む。
FIFOインタフェース35ては、コンピュータ36に
よる要求時に、プログラマブル論理素子99(例えばP
AL16R6)かFIFOバッファに類似する方法て位
置差レジスタ対33及び最終遷移時間レジスタ対34の
保持レジスタセットに記憶された値の読出しを制御する
。すなわち、FIFOインタフェース35の、コンピュ
ータ36による繰返しアクセスにより、軸か走査期間中
に評価された順序と同し順序で、型染の順次の軸に対し
位置差値か続く最終遷移時間値か伝達される。一対のマ
ルチプレクサ100及び101  (例えば、74LS
257)は、保持レジスタからの12ビツトデータか1
6ビツトに拡張された符号となるように接続されている
。信号CAIによる制御の下で、16ビツト値の上側8
ビツトか信号IDO〜ID7を駆動するか或いは下側8
ピツトか信号IDO〜ID7を駆動する。
各サンプルインターバルの第1走査期間中、信号B−L
Oか発生することによりプログラマブル論理素子99か
出力IRQ”を生せしめるようにし、且つその残りの出
力信号をそれらの初期状態にセットする。信号IRQ”
の発生が、サンプルインターバルか衿了し且つ累算され
た時間及び位置の値を読出し準備完了状態にあるコンピ
ュータ36を表わす。
プログラマブル論理素子99の他の出力の初期状態は信
号QTE”の発生、信号TPE”及びQPE“の非発生
、第1軸に対する保持レジスタを選択するMAO,MA
I及びMA2である。信号QTE”の発生により最終遷
移時間レジスタ対のうちの選択された保持レノスタにお
ける値かマルチプレクサ100及び101の人力を駆動
しうるようにする。
コンピュータ36は、信号CALを用いて値の上側8ピ
ツトを選択し、次にプログラマブル論理装置99のTP
E”を生せしめる信号CRD”を生せしめ、これにより
マルチプレクサ+00及び101の出力をイネ−ブリン
クすることにより値を伝達する要求を発するっ又、この
時点ては信号IRQ”か生せしめられない。次に、コン
ピュータ36は信号CALを変化させて値の下側8ピン
トを選択し且つ2回目の信号CRD“を生せしめ、これ
により前述したのと同様にしてマルチプレクサ100及
びlotの出力をイネ−ブリングさせる。信号CJ?り
”の2回目の発生に続いて、プログラマブル論理素子9
9は信号MAO,MAI及びMA2を切替えて次の軸に
対する値を選択し、且つ信号QTE”を生せしめるとと
もに信号QPE”を生せしめずにデータの次の伝達に対
する準備をする。コンピュータ36は、8つのすべての
軸に対する値か伝達されるまでデータを要求し続ける。
要するに、本発明によれば、電気的な雑音の環境中でも
正確に且つ効率良く動作するサーボ制御装置を提供しう
る。軸か運動している間に雑音か生しる場合には、グレ
ーコード信号の列を00.01゜11、01.11にで
き、これが、不正確さ、従って検出されず補償されない
場合に間違った速度計算を生せしめる瞬時的な逆方向運
動を表わす。本発明では、真の軸速度を計算するのに各
サンプルインターバル中の矩象遷移の代数和のみを用い
る方法及び装置により、上述した不正確さを排除する。
軸か休止状態にあって且つ電気的な雑音か生しる状態で
は、本発明によれば論理手段により受信信号のいかなる
誤った解釈をも排除し、真の軸位置を保つとともににサ
ーボ出力軸のいかなるジャンプをも排除する。本発明は
あらゆる場合に、1つ或いは複数の軸を有するサーボシ
ステムに対する軸速度及び軸位置を高精度に保つ。
本発明は上述した実施例に限定されず、幾多の変更をj
J[Iえうること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は慣例のサーボシステムの主要素子のプ[フック
図、 第2図はタコメータを用いる従来のサーボ出力軸l、の
線図、 第3図はタコメータを用いる従来のサーボシステムのブ
ロック図、 第□1図は本発明による速度及び位置測定装置を仔する
サーボシステムのブロック図、 第5図は軸か運動中における電気雑音かサーボシステム
に及はずF、Wの第1の例を示す図、第6図は軸か休止
中における電気雑音がサーボシステムに及はす影響の第
2の例を示す図、第7[1は第4図のサーボシステムに
使用される、本発明の原理を具現化した速度及び位置測
定装置のブロック図、 第8図は本発明サーボシステムにおける速度計算を説明
するための一連のサンプルインターバル中の位相遷移を
示すタイムチャート、 第9図は第6図の“休止時”の電気雑音の場合に対する
本発明による速度決定を示すフローチャート、 第10図は本発明の原理を具現化したマルチアクシス装
置のブロック図、 第11A、 IIB及びIIC図は第10図のマルチア
クシス装置の詳細回路図である。 10・・・アクチュエータ il・・・フィードバック素子 12・・・コントローラ   13・・・モータ4・・
・負荷       15・・・タコメータ6・・・軸
17−・・コントローラ 7a・・・位置コントローラ 7b・・・速度コントローラ 8・・・回転位置フィードバックシステム(位置センサ
) 19・・・位置センサ 20・・・速度及び位置測定ブロック 21a・・・位置コントローラ 21b・・・速度コントローラ 30・・・クロック発生器  31・・計算器32・・
・誘電状態マンノ  33・・・位置差レジスタ34・
・・最終遷移時間レジスタ 35・・・先入先出インタフェース 36・・・コンピュータ 73・・・クロック発振器  74・・・2進カウンタ
75・・・D−ラッチ回路 76、77・・・8段シフトレジスタ 78・・・プログラマブル論理素子 79、80・・・並列ロードシフトレジスタ81、82
.83・・・2進カウンタ 85、86.87.93.94.95・・・デュアルポ
ートレジスタファイル 88、89.90・・・加算器 96、97.98.100.101・・・マルチプレク
サ99・・・プログラマブル論理素子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータにより周期的に駆動されるサーボ軸の速度を
    タコメータを用いないで測定する方法が: −前記サーボ軸の動きから各サイクルをグ レーコードで表わすことのできる矩象ごとに遷移を有す
    る一対のオーバーラップする矩形波信号を発生する工程
    と; −クロックから一連の連続サンプルインタ ーバルを制定する一様に離間した多数のクロックパルス
    を発生する工程と; −選択した数のサンプルインターバルの期 間中に生ずる矩象遷移の代数和を表わす符号付きの値を
    読取る工程と; −各遷移が、これらの遷移を有している最 も新しい2つのサンプルインターバルの内の最終遷移と
    みなされる2つの矩象遷移間のクロックパルスの数を読
    取り、且つ計算する工程と; −サンプルインターバルの期間中の矩象遷 移の総数を選択矩象遷移間のクロックパルスの数で割算
    する工程; とを具えていることを特徴とするサーボ軸の速度測定方
    法。 2、現行サンプルインターバルの最終矩象遷移が生じた
    際に、先入先出メモリを介して第1時間値を読取り、こ
    の第1時間値から先行のサンプルインターバルの最終遷
    移の第2時間値を差引き、これにより2つの選択矩象遷
    移間のクロックパルスの数を得る工程を含むことを特徴
    とする請求項1に記載の方法。 3、前記サーボ軸を往復運動する軸とすることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。 4、先ず現行サンプルインターバルと先行サンプルイン
    ターバルの矩象位置の差が“2”又はそれ以上に相当す
    ることを確かめ、次いで軸速度を現行サンプルインター
    バルの最終矩象遷移の時間と先行サンプルインターバル
    の最終矩象遷移の時間との差で割った軸位置の差として
    計算する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    方法。 5、先ず現行サンプルインターバルと先行サンプルイン
    ターバルの矩象位置の差が“2”以下であることを確か
    め、次いで矩象位置の差が零か、どうかを確かめ、且つ
    最終遷移の時間が現行サンプルインターバルの長さに等
    しいかどうか確かめ、現行サンプルインターバル中には
    矩象遷移が起こらなかったことを確かめ、測定速度が目
    下零として記録される場合に、その値を零のままとして
    、サーボ軸に対する出力信号がいずれも発生しないよう
    にする工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方
    法。 6、−測定速度が目下零でないことを確認する工程と; −先の速度計算期間を、遷移がサンプルイ ンターバルの最終瞬時に発生した場合に由来する期間と
    比較する工程と; −前記後者の期間が前者の期間よりも大き い場合に、測定速度が最も新しく計算した速度よりも目
    下低い旨を確認し、この速度を記録する工程; とを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 7、速度が最も新しく計算した速度以下でないことを確
    認し、その後最終測定速度を不変とする工程を含むこと
    を特徴とする請求項6に記載の方法。 8、−サンプルインターバル全体にわたる矩象位置の差
    が零か、否か、又最終遷移の時間がサンプルインターバ
    ルの長さに等しくないことを確認する工程と; −少なくとも2つの遷移が生じ、その代数 和が零であることを確認する工程と; −軸の速度も零であることを確認し、この 零速度を記録する工程; とを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 9、−サンプルインターバル全体にわたる矩象位置の差
    の絶対値が1であることを確認する工程と; −速度を、最終矩象遷移と最後から2番目 の矩象遷移との間の期間である秒単位の時間で割った速
    度として計算する工程と; −サンプルインターバル全体にわたる矩象 位置の差の符号を調べ、その符号を最終矩象遷移の直ぐ
    前に先行する矩象遷移の符号と比較する工程と; −最終サンプルインターバル全体にわたる 矩象位置の差の符号が、最終矩象遷移の直ぐ前に先行す
    る矩象遷移の符号とは反対であるか、どうか確認する工
    程と; −前記符号が反対である場合に、斯る最後 の遷移は雑音であるとするか、軸が休止位置から始動し
    、その真の速度が零であると決定する工程と; −零速度を記録する工程; とを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 10、−最終サンプルインターバル全体にわたる矩象位
    置の差の符号が先の遷移の符号と同じであることを確認
    する工程と; −速度を最終遷移と最後から2番目の遷移 との間の期間で割った速度として計算する工程と; −前記計算速度を記録する工程; とを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 11、モータにより周期的に駆動されるサーボ軸の速度
    をタコメータを用いないで測定する装置が: −前記サーボ軸の動きから各サイクルをグ レーコードで表わすことのできる矩象ごとに遷移を有す
    る一対のオーバーラップする矩形波信号を発生する矩象
    手段と; −一連の連続サンプルインターバルを制定 する一様に離間した多数のクロックパルスを連続的に発
    生するクロック手段と; −サンプルインターバル中に生ずる矩象遷 移の代数和を表わす符号付きの値を読取るレジスタ手段
    と; −各遷移が、これらの遷移を有している最 も新しい2つのサンプルインターバルの内の最終遷移と
    みなされる2つの矩象遷移間のクロックパルスの数を決
    定する読取手段と; −サンプルインターバルの期間中の矩象遷 移の総数を選択矩象遷移間のクロックパルスの数で割る
    計算手段; とを具えていることを特徴とするサーボ軸の速度測定装
    置。 12、前記レジスタ手段が: −第1サンプルインターバルにおける各矩 象遷移の時間を記録する第1レジスタ手段と;−前記第
    1サンプルインターバル中に発生 する矩象遷移の代数和を記録する第2レジスタ手段; とを具え、且つ前記コンピュータ手段が、前記第1サン
    プルインターバル中に発生する矩象遷移の代数和を、先
    行サンプルインターバルの最終遷移と第1サンプルイン
    ターバルの最終遷移との間の時間中のクロックパルスの
    総数によって割算する手段を含むことを特徴とする請求
    項11に記載の装置。 13、前記第1及び第2レジスタ手段からの出力に接続
    され、選択矩象遷移間のクロックパルス数を求めると共
    に、このクロックパルス数を前記コンピュータ手段に供
    給する先入先出メモリ手段を具えていることを特徴とす
    る請求項11に記載の装置。 14、前記サーボ軸を往復運動する軸としたことを特徴
    とする請求項11に記載の装置。 15、前記コンピュータ手段が、先ず現行サンプルイン
    ターバルと先行サンプルインターバルの矩象位置の差が
    “2”又はそれ以上に相当することを求める手段と;軸
    速度を現行サンプルインターバルの最終矩象遷移の時間
    と先行サンプルインターバルの最終矩象遷移の時間との
    差で割った軸位置の差として計算する手段とを含むこと
    を特徴とする請求項11に記載の装置。 16、前記コンピュータ手段が、先ず現行サンプルイン
    ターバルと先行サンプルインターバルの矩象位置の差が
    “2”以下であることを確認する手段と;矩象位置の差
    が零か、否か、又最終遷移の時間が現行サンプルインタ
    ーバルの長さに等しいか、否かを確認する手段と;現行
    サンプルインターバル中に矩象遷移が生じなかった旨を
    確認すると共に、測定速度が目下零として記録される場
    合に、その値を零のままとして、サーボ軸に対する出力
    信号が発生しないようにする手段とを含むことを特徴と
    する請求項11に記載の装置。 17、前記コンピュータ手段が: −測定速度が目下零でないことを確認する 手段と; −先の計算期間を、遷移がサンプルインタ ーバルの最終瞬時に発生した場合に由来する期間と比較
    する手段と; −前記後者の期間が前者の期間よりも大き い場合に、測定速度が最も新しい計算速度より目下低い
    旨を確認する手段と; −前記低い速度を記録する手段; も含むことを特徴とする請求16に記載の装置。 18、前記コンピュータ手段が: −サンプルインターバル全体にわたる矩象 位置の差が零か、否か、又最終遷移の時間がサンプルイ
    ンターバルの長さに等しくないことを確認する手段と; −少なくとも2つの遷移が既に生じ、その 代数和が零であることを確認する手段と; −軸の速度も零であることを確認する手段 と; −前記零速度を記録する手段; とを具えていることを特徴とする請求項11に記載の装
    置。 19、前記コンピュータ手段が: −サンプルインターバル全体にわたる矩象 位置の差の絶対値が1であることを確認する手段と; −速度を最終矩象遷移と最後から2番目の 矩象遷移との間の期間である秒単位の時間で割った速度
    として計算する手段と; −サンプルインターバル全体にわたる矩象 位置の差の符号を調べ、その符号を最終矩象遷移の直ぐ
    前に先行する矩象遷移の符号と比較する手段と; −最終サンプルインターバル全体にわたる 矩象位置の差の符号が、最終矩象遷移の直ぐ前に先行す
    る矩象遷移の符号とは反対であるか、どうかを確認し、
    前記符号が反対である場合に、前記最後の遷移は雑音で
    あるとするか、又は軸が休止位置から始動し、その真の
    速度が零であることを確認する手段と; −前記零速度を記録する手段; とを具えていることを特徴とする請求項11に記載の装
    置。 20、前記コンピュータ手段が: −最終サンプルインターバル全体にわたる 矩象位置の差の符号が先の遷移の符号と同じじあること
    を確認する手段と; −速度を最終遷移と最後から2番目遷移と の間の期間で割った速度として計算する手段と; −前記計算速度を記録する手段; も含むことを特徴とする請求項19に記載の装置。 21、複数個の前記軸に使用し、各軸からの信号を送出
    する先入先出メモリ手段及び多重化手段と、適当なデー
    タを前記軸の正しいデータとリンクさせる前記メモリ手
    段におけるラッチング手段とを具えていることを特徴と
    する請求項11に記載の装置。 22、各軸に対する出力矩象信号を発生する複数個の各
    サーボ軸の速度を測定するための多軸サーボ制御装置で
    あって、当該多軸サーボ制御装置が: −連続タイミングパルスを発生するクロッ ク手段と; −前記クロック手段に接続され、タイミン グパルスを複数の走査期間に分けると共に、各矩象軸に
    対する長目のサンプルインターバルにも分けるカウンタ
    手段と; −各矩象軸に対する受信信号を同期させる と共に、これらの受信信号を識別する手段と、予め選択
    した数のクロックインターバルに対する矩象信号を遅延
    させて、現行走査期間中の各矩象軸の状態を表わす第1
    群の信号と、現行の直前の走査期間中にサンプリングし
    たのと同じ矩象軸を表わす第2群の信号とを発生する遅
    延手段と、現行走査期間中にサンプリングしたのと同じ
    各矩象軸に対する遷移の状態を先行走査期間中にサンプ
    リングしたのと同じ矩象軸に対する遷移の状態とを比較
    してクロックインターバル当たりのプリセット速度にお
    ける矩象遷移を評価するプログラマブル論理手段とを含
    む有限状態マシンと; −般も新しいサンプルインターバルの開始 位置と最終位置との間の位置の差を記憶する位置差レジ
    スタ手段と; −前記有限状態マシン及び前記カウンタ手 段に接続され、各軸に対する最終矩象遷移が生じた時間
    を記憶するための最終遷移時間レジスタ手段と; −前記レジスタ手段からの信号を同期させ る手段と; −前記同期手段及び前記カウンタ手段から の信号を利用して、各軸についての各最も新しいサンプ
    ルインターバルに対する速度を計算する計算手段; とを具えていることを特徴とする多軸サーボ制御装置。 23、前記複数のサーボ軸からの矩象信号を選択し、こ
    れらの選択した矩象信号を予め選定した順序で前記有限
    状態マシンに供給するマルチプレクサ手段を含むことを
    特徴とする請求項22に記載の制御装置。 24、前記同期手段が先入先出インターフェース手段を
    具えていることを特徴とする請求項22に記載の制御装
    置。 25、前記マルチプレクサ手段が8個までのサーボ軸か
    らの矩象データを連続的に受信し、これらのデータを予
    め選択した繰返し順序で前記有限状態マシンに伝送する
    手段を含むことを特徴とする請求項23に記載の制御装
    置。 26、前記位置差レジスタが、先行サンプルインターバ
    ル中に累算した最終位置差の値を保有するレジスタファ
    イルの保持セットに接続したレジスタファイルの作業セ
    ットと、各サンプルインターバル中に前記ファイル間で
    データ交換する手段とを具えていることを特徴とする請
    求項22に記載の制御装置。 27、前記最終遷移時間レジスタが、先行サンプルイン
    ターバル中の各矩象遷移の時間を保有するレジスタファ
    イルの作業セットと、各サンプルインターバル中に前記
    ファイル間でデータ変換する手段とを具えていることを
    特徴とする請求項22に記載の制御装置。
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