JPH0317918Y2 - - Google Patents

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JPH0317918Y2
JPH0317918Y2 JP1986161739U JP16173986U JPH0317918Y2 JP H0317918 Y2 JPH0317918 Y2 JP H0317918Y2 JP 1986161739 U JP1986161739 U JP 1986161739U JP 16173986 U JP16173986 U JP 16173986U JP H0317918 Y2 JPH0317918 Y2 JP H0317918Y2
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JP
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water
slideway
runway
slide
slider
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JP1986161739U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、滑路を水で濡れた状態とすることに
より人の急速滑降を可能にする水潤滑式スライダ
に関する。
従来の技術及びその問題点 プール等の遊戯場における遊戯施設として水流
式スライダが開発されている。この水流流式スラ
イダの滑路は、人が乗り得る幅を有する断面弧状
に形成され、高所から水揚(低所)に向けて直線
状、螺線状、緩急傾斜等になつており、水が滑路
の最上部から連続的に流されることによつて人が
その水の流れにのり、スムーズに且つ勢いよく滑
り降りるようになつていて、滑降する人を楽しま
せるようにされている。
しかしながら、この種のスライダは、水が滑路
の最上部から流され、該水の流れに人をのせるよ
うになつているため、常時大量の水を流し続けな
ければならず、運転費用が非常に高いものとなつ
ていた。
本考案の目的は、このような問題を解決し、大
量の流水を必要とせず、運転費用を低くし得る水
潤滑式スライダを提供することにある。
問題点を解決するための手段 本考案の前記目的は、幅方向に並設された空気
膜構造の筒体により構成され人が滑降し得るよう
に傾斜した滑路と、該滑路を噴射水により濡らさ
れた状態とするように噴射口を該滑路に沿つて間
隔を隔てて分布せしめた水噴射装置とを備えてい
ることを特徴とする水潤滑式スライダにより達成
される。
実施例 以下に、本考案の実施例を添附図面を参照しつ
つ説明する。
第1図に示す水潤滑式スライダ1は、人が乗り
得る幅を有して傾斜した空気膜構造の滑路2と、
該滑路2を水により濡らされた状態にする水噴射
装置5とを備えている。滑路2は、該滑路の幅方
向に並設されて相隣接せしめられた複数の空気膜
筒体6により構成されている。該複数の筒体6の
それぞれは、他の隣り合う筒体6の隣接部で接合
されており、該隣接部が適当間隔に連通されて、
接続口3を介する送風機4の送風による加圧力に
よつて、一定形状に膨脹せしめられた状態となつ
ている。接続口3は、この例では1個設けられて
いるが、送風機4の能力等に応じて2個以上設け
ることもできる。筒体の材質としては、布、プラ
スチツクフイルム、金属膜等の通常使用しうる
種々の空気膜材料が採用され得るが、摩擦抵抗が
小さいものであることが好ましい。
前記水噴射装置5は、水を噴射する噴射口とし
て設けられた複数のノズル7と、取水口10から
取り入れた水を供給管8を介してノズル7に圧送
するポンプ9とを備えている。供給管8は、ポン
プ9の送水口11近傍で分岐されて滑路2の両側
部に配設されており、適宜の間隔が隔てられてノ
ズル7が設けられている。ノズル7は、噴射口を
滑路2に向けて設けられており、ポンプ9から圧
送されてきた水を滑路2に連続流、水滴状あるい
は霧状として噴射し滑路を濡らすようになつてい
る。例えば、滑路2の長手方向に隣り合うノズル
7の間隔を2mとし、該ノズル7は、噴射角120゜
の円錘状噴射ノズルとして滑路2の全面を略一様
に水で濡らすことができる。ノズルの種類は、該
ノズルの配設間隔に応じて適宜に選択され使用さ
れ得る。
滑路2は、複数の筒体6により構成されている
ため、該滑路2に凹凸が形成される。したがつ
て、該滑路2の最上部から水を流すと、この水の
ほとんどが滑路2の凹所を流れることとなり、滑
路2の凸部は濡らされ難いのであるが、この実施
例では上記のように、滑路2に沿つて分布したノ
ズル7を用いることによつて、滑路2の全面を一
様に濡らすことが可能となるため、人は滑路をス
ムーズに且つ勢いよく滑降し楽しむことができ
る。また、分散配置されたノズルから各ノズル、
付近の滑路表面を濡らすのに必要なだけの量の水
を噴射すればよいので、水の使用量を大幅に削減
することができるため、水潤滑式スライダ1の運
転費用を低くし得る。しかも、この実施例では、
滑路2が空気膜構造の筒体6により構成されてお
り、該筒体は、内部空気を抜けば簡単に折り畳む
ことができるので、運搬、収納に非常に便利であ
り、スライダの施工費用を低くし得る。
なお、上記水潤滑式スライダの滑路に該滑路を
覆うカバーを設けて、滑路とカバー間を人が滑り
うるようにすれば、風による噴射水の飛散を防止
できる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、次の効果を奏する水潤滑式スライダを提供す
ることができる。
空気膜構造の筒体を並設して滑路が形成されて
いるので、運搬、収納時には筒体内の空気を抜い
て嵩を低くすることができ便利である。また、滑
路が水に濡れた状態となるように、滑路に沿つて
間隔を隔てて噴射口を分布せしめた水噴射装置を
備えることにより、滑路を少量の水で略一様に濡
れた状態とし、使用する水量を少なくさせて運転
費用を低くし得る。しかも、筒体を並設した構造
では水が筒体間の凹部へ流れて凸部表面を濡らし
難いという問題が生じ得るのであるが、水の噴射
口が上記の如く滑路に沿つて間隔を隔てて分布し
ているので、各噴射口からの水により凸部表面が
十分に濡らされ、滑路にとつて良好な条件が確保
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる水潤滑式スライダの一
実施例を一部省略して示す斜視図である。 1……水潤滑式スライダ、2……滑路、3……
送風機、5……水噴射装置、7……ノズル、9…
…ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅方向に並設された空気膜構造の筒体により構
    成され人が滑降し得るように傾斜した滑路と該滑
    路の前記並設状態の筒体により形成された凹凸表
    面に噴射水が到達するように噴射口を該滑路に沿
    つて間隔を隔てて分布せしめた水噴射装置とを備
    えていることを特徴とする水潤滑式スライダ。
JP1986161739U 1986-10-21 1986-10-21 Expired JPH0317918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986161739U JPH0317918Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986161739U JPH0317918Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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Publication Number Publication Date
JPS6365495U JPS6365495U (ja) 1988-04-30
JPH0317918Y2 true JPH0317918Y2 (ja) 1991-04-16

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ID=31088334

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JP1986161739U Expired JPH0317918Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4426200Y1 (ja) * 1966-03-11 1969-11-04
JPS6158682A (ja) * 1984-08-29 1986-03-25 株式会社シラトリ ウオ−タ−スライド

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55148788U (ja) * 1979-04-09 1980-10-25

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4426200Y1 (ja) * 1966-03-11 1969-11-04
JPS6158682A (ja) * 1984-08-29 1986-03-25 株式会社シラトリ ウオ−タ−スライド

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JPS6365495U (ja) 1988-04-30

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