JPH031787Y2 - - Google Patents
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- JPH031787Y2 JPH031787Y2 JP4180184U JP4180184U JPH031787Y2 JP H031787 Y2 JPH031787 Y2 JP H031787Y2 JP 4180184 U JP4180184 U JP 4180184U JP 4180184 U JP4180184 U JP 4180184U JP H031787 Y2 JPH031787 Y2 JP H031787Y2
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- thermocouple
- thermocouple element
- temperature
- temperature sensing
- sensing part
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 12
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
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- 239000004809 Teflon Substances 0.000 claims description 4
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案は測温用熱電対構造に係り、特に、回転
機器の軸受部等の温度を測定するために用いら
れ、狭隘な場所に比較的長尺な熱電対エレメント
を案内して感温部を所望な位置に配置させる熱電
対において上記熱電対エレメントに可撓性を与え
て取付作業を容易にすると共に耐久性を高めるべ
く改良した測温用熱電対に関するものである。
機器の軸受部等の温度を測定するために用いら
れ、狭隘な場所に比較的長尺な熱電対エレメント
を案内して感温部を所望な位置に配置させる熱電
対において上記熱電対エレメントに可撓性を与え
て取付作業を容易にすると共に耐久性を高めるべ
く改良した測温用熱電対に関するものである。
[考案の技術的背景とその問題点]
従来この種測温用熱電対は第1図及び第2図に
示すものが採用されていた。図示するように、主
に感温部1と、熱電対エレメント2と、これらを
被覆する保護管3とから主に構成されており、熱
電対エレメント2にはターミナルヘツド4が設け
られている。
示すものが採用されていた。図示するように、主
に感温部1と、熱電対エレメント2と、これらを
被覆する保護管3とから主に構成されており、熱
電対エレメント2にはターミナルヘツド4が設け
られている。
特に、回転機器の軸受部等に感温部1を位置さ
せて取り付けると共にターミナルヘツド4を回転
機器の外部ハウジングに取り付けるために感温部
1とターミナルヘツド4とを結ぶ熱電対エレメン
ト2は比較的長尺に形成される。また保護管3は
感温部1を含む熱電対エレメント2の全長に亘つ
てこれを覆うように形成されると共にステンレス
等の剛性の高い金属材によつて成形されている。
この保護管3内には絶縁材5として酸化マグネシ
ウム等が充填されており、保護管3と熱電対エレ
メント2を含む感温部1とは所定の間隙を隔てて
保持されている。また、一般に保護管3の横断面
が1〜3mm程度であると共に全長が30〜50cm程度
の熱電対が採用されている。
せて取り付けると共にターミナルヘツド4を回転
機器の外部ハウジングに取り付けるために感温部
1とターミナルヘツド4とを結ぶ熱電対エレメン
ト2は比較的長尺に形成される。また保護管3は
感温部1を含む熱電対エレメント2の全長に亘つ
てこれを覆うように形成されると共にステンレス
等の剛性の高い金属材によつて成形されている。
この保護管3内には絶縁材5として酸化マグネシ
ウム等が充填されており、保護管3と熱電対エレ
メント2を含む感温部1とは所定の間隙を隔てて
保持されている。また、一般に保護管3の横断面
が1〜3mm程度であると共に全長が30〜50cm程度
の熱電対が採用されている。
ところで、この熱電対が取り付けられる回転機
器の軸受部等は軸受ハウジングを含む軸受構成部
品が多数存在し、所望する位置に上記感温部1を
取り付けるために熱電対エレメント2をこれらの
軸受構成部品間に屈曲させながら所定の距離案内
しなければならない問題があつた。特に保護管3
がステンレス等の剛性の高い金属で成形されてい
るために、屈曲させる作業が煩雑であると共に屈
曲作業中に折損することがあつた。また、この種
熱電対が取り付けられる軸受部はメンテナンス上
定期的に分解されることがあり、剛性の高い保護
管3に覆われた熱電対エレメント2が破損されて
しまう問題があつた。
器の軸受部等は軸受ハウジングを含む軸受構成部
品が多数存在し、所望する位置に上記感温部1を
取り付けるために熱電対エレメント2をこれらの
軸受構成部品間に屈曲させながら所定の距離案内
しなければならない問題があつた。特に保護管3
がステンレス等の剛性の高い金属で成形されてい
るために、屈曲させる作業が煩雑であると共に屈
曲作業中に折損することがあつた。また、この種
熱電対が取り付けられる軸受部はメンテナンス上
定期的に分解されることがあり、剛性の高い保護
管3に覆われた熱電対エレメント2が破損されて
しまう問題があつた。
[考案の目的]
そこで、本考案は従来の測温用熱電対における
問題点を有効に解決するために創案されたもので
ある。
問題点を有効に解決するために創案されたもので
ある。
本考案の目的は回転機器の軸受部等の狭隘な場
所に比較的長尺な熱電対エレメントを案内して感
温部を所望な位置に配置させる熱電対において、
熱電対エレメントに可撓性を与えることができ、
その取付作業を容易にすると共に耐久性を高める
ことのできる測温用熱電対構造を提供することに
ある。
所に比較的長尺な熱電対エレメントを案内して感
温部を所望な位置に配置させる熱電対において、
熱電対エレメントに可撓性を与えることができ、
その取付作業を容易にすると共に耐久性を高める
ことのできる測温用熱電対構造を提供することに
ある。
[考案の概要]
上記目的を達成するために本考案は感温部を含
む先端部を除いて上記熱電対エレメントをテフロ
ンの如き可撓性を有する合成樹脂材層で被覆し、
感温部を含む上記熱電対エレメントの先端部を金
属製シースで被覆すると共に、この金属製シース
内にエポキシ樹脂材層を封入して構成し、熱電対
エレメントに可撓性を与えると共に感温部を含む
熱電対エレメントの絶縁と保護をなし得るように
したものである。
む先端部を除いて上記熱電対エレメントをテフロ
ンの如き可撓性を有する合成樹脂材層で被覆し、
感温部を含む上記熱電対エレメントの先端部を金
属製シースで被覆すると共に、この金属製シース
内にエポキシ樹脂材層を封入して構成し、熱電対
エレメントに可撓性を与えると共に感温部を含む
熱電対エレメントの絶縁と保護をなし得るように
したものである。
[考案の実施例]
本考案の一実施例を添付図面に従つて説明す
る。
る。
第3図に示すように、本考案に係る測温用熱電
対Aは主に感温部1と、これより延出されて後述
するターミナルヘツド等に至る熱電対エレメント
2と、上記感温部1を含む先端部6を除いた熱電
対エレメントにこれを覆う合成樹脂材層7と、上
記感温部1を含む先端部6を覆う金属製シース8
とによつて主に構成されている。
対Aは主に感温部1と、これより延出されて後述
するターミナルヘツド等に至る熱電対エレメント
2と、上記感温部1を含む先端部6を除いた熱電
対エレメントにこれを覆う合成樹脂材層7と、上
記感温部1を含む先端部6を覆う金属製シース8
とによつて主に構成されている。
熱電対エレメント2は回転機器の軸受部等にそ
の外部ハウジングから被測温部に至る所要の長さ
を有するように形成され、その接続した先端部6
に感温部1が形成される。このように熱電対エレ
メントを接続して、その先端部6に感温部1を形
成した後、この感温部1を含む先端部6を所定長
さ除いて熱電対エレメント2にエレメント相互間
に所定の距離を隔ててこれらを沿つてテフロンの
如き可撓性を有する合成樹脂材層7を被覆する。
次いで、感温部1を含む先端部6にステンレス等
の金属製シース8を被覆する。この金属製シース
8は先端が閉じられた筒体によつて形成され、開
口部Bは上記合成樹脂材層7の端部を覆うように
取り付けられる。
の外部ハウジングから被測温部に至る所要の長さ
を有するように形成され、その接続した先端部6
に感温部1が形成される。このように熱電対エレ
メントを接続して、その先端部6に感温部1を形
成した後、この感温部1を含む先端部6を所定長
さ除いて熱電対エレメント2にエレメント相互間
に所定の距離を隔ててこれらを沿つてテフロンの
如き可撓性を有する合成樹脂材層7を被覆する。
次いで、感温部1を含む先端部6にステンレス等
の金属製シース8を被覆する。この金属製シース
8は先端が閉じられた筒体によつて形成され、開
口部Bは上記合成樹脂材層7の端部を覆うように
取り付けられる。
金属製シース8は予め内部にエポキシ樹脂材層
9を充填して加熱した後、感温部1を含む先端部
6に装着することにより、熱電対エレメント2を
覆う合成樹脂材層7の端部と感温部1とに一体的
に溶着されることになると共に感温部1を含む先
端部6と金属製シース8との間に所定距離を保持
し且つ絶縁層を形成することになる。
9を充填して加熱した後、感温部1を含む先端部
6に装着することにより、熱電対エレメント2を
覆う合成樹脂材層7の端部と感温部1とに一体的
に溶着されることになると共に感温部1を含む先
端部6と金属製シース8との間に所定距離を保持
し且つ絶縁層を形成することになる。
また、第4図に示す如く、熱電対エレメント2
はその外周部に可撓性を有する合成樹脂材層7が
被覆されて所定の長さ延出される。熱電対エレメ
ント2の端部には軸受ハウジング等に支持するた
めの支持部10が形成される。この支持部10は
軸受ハウジング等の挿通孔に熱電対エレメント2
を挿通して案内すると共に係止し且つ保護するよ
うに構成されている。具体的には、図示するよう
に上記被覆された熱電対エレメント2には上記挿
通孔に挿通される部分において金属製スリーブ1
1が嵌装され、また、このスリーブ11にはこれ
を上記挿通孔に支持するためのコンプレツシヨン
フイツテイング12が取付けられている。
はその外周部に可撓性を有する合成樹脂材層7が
被覆されて所定の長さ延出される。熱電対エレメ
ント2の端部には軸受ハウジング等に支持するた
めの支持部10が形成される。この支持部10は
軸受ハウジング等の挿通孔に熱電対エレメント2
を挿通して案内すると共に係止し且つ保護するよ
うに構成されている。具体的には、図示するよう
に上記被覆された熱電対エレメント2には上記挿
通孔に挿通される部分において金属製スリーブ1
1が嵌装され、また、このスリーブ11にはこれ
を上記挿通孔に支持するためのコンプレツシヨン
フイツテイング12が取付けられている。
また、金属製スリーブ11には金属製フレキシ
ブルチユーブ13が接続され、そのチユーブ13
内に上記合成樹脂材層7によつて被覆された熱電
対エレメント2が挿通される。このチユーブ13
の端部には、これを接続箱乃至ターミナルヘツド
等に取り付けるための固定金具14が設けられて
いる。尚図中16は熱電対補償導線である。
ブルチユーブ13が接続され、そのチユーブ13
内に上記合成樹脂材層7によつて被覆された熱電
対エレメント2が挿通される。このチユーブ13
の端部には、これを接続箱乃至ターミナルヘツド
等に取り付けるための固定金具14が設けられて
いる。尚図中16は熱電対補償導線である。
以上の構成からなる本考案の作用について述べ
る。
る。
第4図に示す如く軸受ハウジング等の挿通孔よ
り感温部1を含む熱電対エレメント2を引き出し
て、所望する被測温部分となる軸受メタル等に感
温部1を配設する。特に熱電対エレメント2がそ
の全長に亘つて可撓性合成樹脂材層7によつて被
覆されていることから、その可撓性が高められ最
小曲げ半径及び曲げ繰返し回数の制限がなく自由
に曲げることができ、感温部1の取付作業が容易
になる。
り感温部1を含む熱電対エレメント2を引き出し
て、所望する被測温部分となる軸受メタル等に感
温部1を配設する。特に熱電対エレメント2がそ
の全長に亘つて可撓性合成樹脂材層7によつて被
覆されていることから、その可撓性が高められ最
小曲げ半径及び曲げ繰返し回数の制限がなく自由
に曲げることができ、感温部1の取付作業が容易
になる。
また、熱電対エレメント2がテフロンの如き可
撓性合成樹脂材層によつて被覆されていると共
に、感温部1はエポキシ樹脂材層によつて被覆さ
れることにより絶縁性は充分保持されることにな
る。
撓性合成樹脂材層によつて被覆されていると共
に、感温部1はエポキシ樹脂材層によつて被覆さ
れることにより絶縁性は充分保持されることにな
る。
更に、感温部1を含む先端部6が金属製シース
8によつて覆われており、従来同様感温部1は強
度が高められて被測温部となる軸受メタル等に取
り付けられることになる。
8によつて覆われており、従来同様感温部1は強
度が高められて被測温部となる軸受メタル等に取
り付けられることになる。
一方、本考案の測温用熱電対が取り付けられた
軸受部等をメンテナンス上分解することになつた
としても、熱電対エレメント2が充分可撓性を有
し、屈曲変形が自由になるために折損されること
がない。
軸受部等をメンテナンス上分解することになつた
としても、熱電対エレメント2が充分可撓性を有
し、屈曲変形が自由になるために折損されること
がない。
[変形実施例]
第5図は変形実施例を示すものであり、感温部
1が位置される金属製シース8内に絶縁材として
酸化マグネシウム15を充填し、この酸化マグネ
シウム15の後方乃至金属製シース8の開口部B
側にエポキシ樹脂材層9を形成して、金属製シー
ス8の開口部B側と熱電対エレメント2を被覆し
た可撓性合成樹脂材層7と接続させて測温用熱電
対を構成したものである。
1が位置される金属製シース8内に絶縁材として
酸化マグネシウム15を充填し、この酸化マグネ
シウム15の後方乃至金属製シース8の開口部B
側にエポキシ樹脂材層9を形成して、金属製シー
ス8の開口部B側と熱電対エレメント2を被覆し
た可撓性合成樹脂材層7と接続させて測温用熱電
対を構成したものである。
[考案の効果]
以上要するに本考案によれば次の如き優れた効
果を発揮する。
果を発揮する。
(1) 熱電対エレメントに充分可撓性を付与するこ
とができ、回転機器の軸受部等の狭隘な場所等
に、容易に取り付けることができる。
とができ、回転機器の軸受部等の狭隘な場所等
に、容易に取り付けることができる。
(2) また、熱電対エレメントは最小曲げ半径及び
曲が繰返し回数の制限なく自由に屈曲できるの
で、熱電対の取付自由が可及的に向上する。
曲が繰返し回数の制限なく自由に屈曲できるの
で、熱電対の取付自由が可及的に向上する。
(3) 熱電対エレメントが可撓性を有することによ
り、取り付け、取り外しが自由となりその耐久
性を向上させることができる。
り、取り付け、取り外しが自由となりその耐久
性を向上させることができる。
第1図は従来の測温用熱電対を示す概略正面
図、第2図はその先端側を示した側断面図、第3
図は本考案の一実施例を示す側断面図、第4図は
一部省略側面図、第5図は変形実施例を示す側断
面図である。 図中、1は感温部、2は熱電対エレメント、6
は先端部、7は合成樹脂材層、8は金属製シー
ス、9はエポキシ樹脂材層である。
図、第2図はその先端側を示した側断面図、第3
図は本考案の一実施例を示す側断面図、第4図は
一部省略側面図、第5図は変形実施例を示す側断
面図である。 図中、1は感温部、2は熱電対エレメント、6
は先端部、7は合成樹脂材層、8は金属製シー
ス、9はエポキシ樹脂材層である。
Claims (1)
- 回転機器の軸受部等の比較的狭隘な場所に屈曲
させて熱電対エレメントを案内するような測温用
熱電対において、感温部を含む先端部を除き上記
熱電対エレメントをテフロンの如き可撓性を有す
る合成樹脂材層で被覆すると共に上記感温部を含
む熱電対エレメントの先端部を金属製シースで被
覆し、該金属製シース内にエポキシ樹脂層を封入
したことを特徴とする測温用熱電対構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4180184U JPS60154829U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 測温用熱電対構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4180184U JPS60154829U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 測温用熱電対構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60154829U JPS60154829U (ja) | 1985-10-15 |
JPH031787Y2 true JPH031787Y2 (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=30551965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4180184U Granted JPS60154829U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 測温用熱電対構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60154829U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2512051Y2 (ja) * | 1988-02-01 | 1996-09-25 | 豊田合成 株式会社 | 熱電対取付具 |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP4180184U patent/JPS60154829U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60154829U (ja) | 1985-10-15 |
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