JPH03177489A - X線増感紙及び燐光体組成物 - Google Patents

X線増感紙及び燐光体組成物

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JPH03177489A
JPH03177489A JP2306344A JP30634490A JPH03177489A JP H03177489 A JPH03177489 A JP H03177489A JP 2306344 A JP2306344 A JP 2306344A JP 30634490 A JP30634490 A JP 30634490A JP H03177489 A JPH03177489 A JP H03177489A
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luminescence
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titanium
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Philip S Bryan
フィリップ スティーブン ブライアン
Patrick M Lambert
パトリック マドック ランバート
Christine M Towers
クリスティン メイ タワーズ
Gregory S Jarrold
グレゴリー スコット ジャロルド
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ある種の新規な燐光体(phosphor)
組成物及びX線放射線の画像パターンを吸収し対応する
パターンの長波長電磁放射線を放射するのに使用される
型のスクリーン(screen)に関する。
〔従来の技術〕
放射線写真要素がX線放射線に像様露光されたとき、現
像可能な潜像が放射線写真要素のハロゲン化銀乳剤層に
形成される。しかしながら、ハロゲン化銀乳剤は更に効
率高く吸収し、その結果X線放射線よりも長い(300
〜1500nm)波長の電磁放射線に一層応答性である
。ハロゲン化銀は、スペクトルの近紫外と青領域の両者
に負の感光度を有し、tmスペクトルの緑、赤、及び赤
外部分に容易に感光できる。
その結果、増感紙(intensifying 5cr
een)をハロゲン化銀放射線写真要素と組み合わせて
使用することが実際に受は入れられている。増感紙は、
X線放射線をハロゲン化銀よりも更に効率よく吸収し、
放射線写真要素の隣接するハロゲン化銀乳剤層により長
波長の電磁放射線を、受けたX線放射線の画像パターン
に対応する画像パターンで放射する燐光体層を支持体上
に含んでいる。
X線放射線露出のための最も普通の配置は、二層被覆放
射線写真要素(支持体の反対側にハロゲン化銀乳剤層を
有する要素)を使用することであり、各乳剤層は分離増
感紙に隣接して設けられる。
放射線写真要素は消耗品であり一回の画像様露光を記録
するために使用され、他方増感紙は繰り返して使用され
る。
若し、増感紙のルミネセンスが、X線放射線の画像様露
光が終了した後に残存するならば、残光が該増感紙と接
触している次の放射線写真要素を露光する恐れがある。
かくして、満足すべき増感紙の目安は、X線放射線への
露光の際に示すルミネセンスの強度のみならず、ルミネ
センスがX線放射線露光の終了の際に衰退する速度でも
ある。
公知の多くの異なった燐光体組成物については、そのほ
とんどがXvA放射線への露光の際に十分な放射強度を
発生しないために、露光後に残存ルミネセンス(残光)
を示すために、又は両者の組み合わせのために、増感紙
適用の実際の要求を満足させられない。
増感紙に使用される燐光体は、ホスト化合物からなるが
、少量の、色相を変え及び/又は蛍光の効率を改良する
他の要素と組み合わせてなることも多い。有用な燐光体
は、ホスト化合物が高エネルギーX線放射線の吸収を容
易にするために少なくとも一種のより大きい原子番号の
元素を含有するものであることが認められている。例え
ば、硫酸バリウム、ランクニドオキシハライド及びオキ
シサルファイド、タンタル酸イツトリウム、及びタング
ステン酸カルシウムが、広く使用される燐光体ホスト化
合物である。
活性化剤としてチタンを含有させるとジルコニア及びハ
フニアのルミネセンスを著しく増加できることが認めら
れている。
1951年2月20日発行のKrogerの米国特許第
2.542,336号には、活性化剤としてチタンを含
み、ジルコニア、ハフニウム、トリウム、ゲルマニウム
又は錫の酸化物の1種又は2種以上からなるマトリック
スを有し、それに酸性酸化物又は塩基性酸化物又はその
両者が添加されてもよい燐光体が開示されている。
L、H,Br1xnerの”5tructural a
nd Lum1nescentProperties 
of the LngHfzOt−type Rare
 EarthHafnates 、 Mat、Res、
Bull、、 19巻、143−149頁、1984年
には、標題の燐光体ホスト化合物の研究が記載されてい
る。Lnはランタノイドのみならずスカンジウム及びイ
ツトリウムも含むと定義されている。希土類ハフネート
のための活性化剤としてTi“4の性質を報告した後、
Br1xnerは次のように述べている。
われわれはまた純粋な1Ifo、中でこの同じ活性化剤
を観察した。 30kVp Mo放射X線励起の下で、
この組成物はまた第5図に見られるように477nmを
中心とする広いバンドで放射する。この放射はPARC
aWOnの強度の約1.6倍の強度を有し、それで、第
6図に見られるようにCaWOに対しHfOの優れた吸
収という点で特に、X4s増感紙燐光体として興味があ
る。残念なことに、光学グレードの)1fOの価格は、
それを増感紙で使用することが出来ないほど高価である
。  ゛パ J、F、5arverの“Preparation a
nd Lum1nescentProperties 
of Ti−Activated Zirconia”
、 Journalof the Electroch
emical 5ociet 、  113巻、No、
 2゜1966年2月、124−128頁には、ジルコ
ニアのTi”活性化の研究が開示されている。 5ar
verは次のように述べている。
室温で燐光体は、・・・CaWOa及びMgW(L及び
ある種の硫化物燐光体と同様に・・・非常に急速な初期
の指数的減衰を示す。約20μ秒を過ぎると、減衰速度
は更に遅くなり、燐光は数分量目で検出できる。
ある種の造鉱素(n+1neralizer)又はフラ
ックス、特に1モル%のLiFを添加することは、焼成
の間に粒子サイズの予期された増加が導かれる他に、蛍
光の強度は殆ど同じであるけれども燐光の強度の増加を
も起こす。・・・ カガミ等の米国特許第4.275.33.3号には、イ
ンジウム酸化物及び青色、緑色又は赤色放射燐光体の組
成物が開示されている。
逅カミ等の米国特許第4.795.589号には、イン
ジウム含有珪酸亜鉛燐光体について開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の第一の目的は残光(af terglow)を
滅少させ、放射を増加させ、又はその両者を組合せたホ
ストとして、ハフニア及びジルコニアの少なくとも一つ
を含むチタン活性化燐光体を提供することにある。
本発明の更に具体的な目的は検知できる残光を示さない
、第一の目的を満足させるチタン活性化燐光体を提供す
ることにある。
本発明の第二の目的は、残光が滅少し、放射が増加し、
又はその両者の組合せのX線照射用スクリーンを提供す
ることにある。
本発明の更に他の目的は、検知できる残光を示さない、
第二の目的を満足させるスクリーンを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
一面において、本発明は、刺激照射に対する曝露中に発
光強度を増大させるのに十分な量のチタンイオンと、刺
激照射に対する曝露後に持続する発光強度を滅少させる
のに十分な量のインジウムイオンとを含むジルコニア及
びハフニアの少なくとも一つから本質的になる燐光体ホ
ストの単斜晶系結晶に関する。
別の面において、本発明は支持体、及び燐光体として上
記タイプの単斜晶系結晶を含む蛍光層を含んでなり、単
斜晶系結晶中のハフニウム及びジルコニウムイオンが If、−、Zr。
放射線を放射することができる燐光体を満足するスクリ
ーンに関する。
本発明の本質的で新規な特徴は、刺激放射線(stim
ulating radiation)に露光する間に
発光強度を増加させるに十分な量のチタンイオンを含む
、ジルコニア及びハフニアの少なくとも一種から本質的
になる燐光体ホストにインジウムイオンを添加すること
が、迅速発光の強度を高め、同時にチタニア活性化ジル
コニア及びハフニア燐光体に付随する燐光(また、頑固
なルミネセンス(persistent1ua+1ne
scence)又は残光とも言われる)の不利を少くす
るということを発見したことである。残光(af te
rglow)を滅少させたために、本発明によれば、外
部刺激が停止した際に放射の急速な減衰を必要とする応
用のためにチタン活性化ジルコニア及びハフニア燐光体
を利用できるようになった。
本発明の特に好ましい形態においては、インジウム及び
ネオジムの両者をチタニウム活性化ホスト燐光体に包含
させる。インジウムを存在させずにネオジムを用いると
、残光は消失できるが、迅速放射の滅少は犠牲となる。
ネオジムと組合せてインジウムを用いると、残光は完全
に消失し、同時にインジウムは補整して、ネオジムを含
まない場合に観察されるレベルで又はレベル以上で迅速
放射を維持する。従って、インジウム及びネオジムを組
合せると、それらが存在しない場合に示されるチタニウ
ム活性化燐光体ホストの迅速放射の能力を維持又は超え
ながら、残光を消失させることができる。
ジルコニア又はハフニア燐光体を刺激することが知られ
ているどのような形態の放射線、例えば、X線放射線、
紫外線、又は陰極線も使用できる。
より大きいエネルギーの形態の放射線は有効な吸収のた
めにより高い原子量を必要とするので、刺激のためにX
線放射線が使用されるときは、ハフニア燐光体ホストを
使用することが特に好ましい。
特に好ましい形態においては、本発明は、支持体、及び
X線放射線を吸収しより長波長の電磁放射線を放射する
ことが出来る燐光体を含み、チタン活性化ハフニア燐光
体ホストの単斜晶系結晶からなる蛍光層からなる増感紙
を指向している。インジウム又はネオジムと組合された
インジウムにより、残光制御及び上記の所望の急速放射
の特性が得られるので、矢継ぎ早にハロゲン化銀放射線
写真要素を露光することが意図されるX線増感紙にチタ
ン活性化ハフニア燐光体ホストを使用することが、可能
となる。放射残光を滅少させることによって、X線増感
紙に隣接して設けられた放射線写真要素が、前のX線放
射線露光からの放射持続に帰することができるX線増感
紙からの画像様露光を受ける危険が回避される。
ジルコニウム原子とハフニウム原子の化学的類似性はそ
れらの完全な分離を妨げるので、ジルコニアの達成でき
る最も純粋な形態でも幾らか残留するハフニアを含有し
、その逆も同じであることが認められる0本発明の燐光
体組成物は、燐光体ホストとしてジルコニア対ハフニア
比の可能な全範囲を含むことが意図される。
X491増感紙に使用することが意図されるハフニア燐
光体ホストは、下記の関係(1) Hf、−、Zr。
(式中、Zは0.3までである) を満足することが意図される。容易に商業的に達成でき
るハフニアの最も純粋な形態である光学グレードのハフ
ニアは、ハフニア1モル当たり約3XIO”’モル未満
のジルコニアを含有している。これまでの技術により示
唆されたものとは反対に、ハフニア燐光体ホストのジル
コニア含量が光学グレードのハフニアに見られるレベル
より多く増加するとき、ルミネセンスに於ける増加が観
察される。それ故に好ましい燐光体は、Zが4 Xl0
−’〜0.3、最も好ましくはI Xl0−〜0.2、
最適には2X10−’〜0.1の範囲であるものである
。この発見の実際上の意義は、2が2 Xl0−”より
僅かに小さい商業的に人手できる試薬グレードのハフニ
アが、ハフニア燐光体ホストとして使用できることであ
る。
商業的に入手できる試薬グレードのハフニウム及びジル
コニウム源化合物中にある少量の他の元素は、増感紙の
性能に有害ではない。従って、燐光体ホストの他の可能
性のある不純物は、更に考慮する必要はない。
本発明の最も簡単な形態に於いて、単斜晶系試薬グレー
ドのハフニア又はジルコニアは購入することができ、本
発明の要求を満足する燐光体に形成できる。選択された
比率のハフニウム及びジルコニアを含有する単斜晶系燐
光体粒子を形成するために、市販原料のジルコニウムと
ハフニウムを、好ましくは共通の溶剤に溶解することに
より緊密に混合し、次いで共沈澱させる。ハフニウムと
ジルコニウムを含有する混合物は、焼成時にハフニウム
、ジルコニウム、及び酸素原子のみが残渣として残り、
化合物のどのような他の成分も熱分解されるか又は他の
方法で焼成中に飛散されるように選択される。
ハフニウム及びジルコニウムの通常の原料としては、二
酸化物、塩基性炭酸塩、オキシ塩化物、オキシ硝酸塩、
硫酸塩、及び四塩化物が含まれる。
二酸化物、塩基性炭酸塩、及び硫酸塩は燐光体を作るた
めに購入して使用することが出来るけれども、取扱いと
燐光体性能の両方のために、他の原料を所望の単斜晶系
DO□(但し、Dはジルコニウム又はハフニウムを表す
)燐光体を与えるために焼成できる溶解性の小さい固体
に転換することが有利である。例えば、ハフニウム及び
ジルコニウムイオン含有水溶液を、塩基(例えば、水酸
化アルカリ又は水酸化アンモニウム)で処理すると、含
水ハフニアと含水ジルコニアとの混合物であり、それら
の相対比率が出発物質中に存在する比率に依存する沈澱
が得られる。
燐光体ホストの要件を満足する他の有用な固体は、ハフ
ニウム及びジルコニウムイオン含有溶液を、有機沈澱剤
で処理することによって製造できる。それは炭素、水素
、及び場合により窒素及び/又は酸素からなる有機物質
は、熱分解で好ましくない残渣を残さないからである。
ハフニウム及びジルコニウムは、約2〜20(flit
の炭素原子を含むもののようなカルボン酸塩として適宜
共沈澱できる。カルボン酸塩成分は、一つの好ましい形
態では、蓚酸塩、琥珀酸塩、フマル酸塩等のような、モ
ノカルボン酸塩及びポリカルボン酸塩−特にジカルボン
酸塩の両者をはじめとする、約2〜10個の炭素原子を
含む脂肪族カルボン酸塩である。安息香酸塩、フタール
酸塩及びそれらの環置換同族体のような芳香族カルボン
酸塩も適宜使用される。カルボン酸塩の特に好ましい種
類は、グリコール酸塩、乳酸塩、及びマンデル酸塩のよ
うな、2〜10個の炭素原子を含むα−ヒドロキシカル
ボン酸塩である。蓚酸はジカルボン酸又はα−ヒドロキ
シカルボン酸の何れかとして見ることが出来る。蓚酸塩
は、ハフニウム及びジルコニウム化合物のみならず、更
に特に以下に記載する燐光体の好ましい形態を形成する
際に含有される他の物質の化合物を形成するための特に
好ましい成分である。カルボン酸塩成分はハフニウム及
びジルコニウムと単純なカルボン酸塩を形成できるか、
又は、アルカリ金属イオン又はアンモニウムイオンのよ
うな、追加のカチオンを含むハフニウム及びジルコニウ
ムカルボン酸塩錯体を形成することが出来る。
ハフニウム及びジルコニウムカルボン酸塩は、共通の溶
剤中で、カルボン酸、カルボン酸塩、又ハカルボン酸エ
ステルをハフニウム及びジルコニウム含有化合物と、燐
光体中で望まれる比率で反応させることによって適宜形
成できる。反応させるハフニウム及びジルコニウム含有
化合物は、ハフニウムテトラクロライド、ジルコニウム
テトラクロライド、ハフニウムオキシクロライド、ジル
コニウムオキシクロライド、塩基性炭酸ハフニウム、塩
基性炭酸ジルコニウム、硝酸ハフニウム、硝酸ジルコニ
ウム、炭酸ジルコニウム、硫酸ハフニウム、硫酸ジルコ
ニウム、及びこれらの混合物のような化合物の中から選
択できる。
出発物質としてハフニウム及びジルコニウムアルコキシ
ドを使用することも意図される。好ましいハフニウム及
びジルコニウムアルコキシドは、式(■): (II) D(OR)4 (式中、Dはジルコニウム又はハフニウムを表し、そし
て、 Rは約1〜20個(好ましくは約1〜10個)の炭素原
子を含む炭化水素成分を表す) を満足するものである。
炭化水素成分は、任意の適当な直鎖又は分岐鎖又は環式
飽和若しくは不飽和脂肪族炭化水素成分−例えば、アル
キル、シクロアルキル、アルケニル、又はアルキニルか
ら選択できる。また、炭化水素成分は芳香族成分−例え
ば、ベンジル、フェニル、トリル、キシリル、ナフチル
等であってもよい。
特に好ましい形態に於いて、Rは各々1〜4個の炭素原
子の低級アルキルである。ハフニウム及びジルコニウム
アルコキシドは、米国特許第3.297.414号、同
第3,754,011号、同第4.525.468号及
び同第4,670.427号に開示されている。
アルコキシド及びカルボン酸塩成分含有ハフニウム及び
ジルコニウム化合物に加えて、ハフニウム及びジルコニ
ウムβ−ジケトン類及びシアミンカルボン酸塩類のよう
な、種々のキレート類が使用できる0例示される有用な
ハフニウム出発物質を下記(I[)に記載する。全ての
化合物は他の点は同じジルコニウム類似体を有する。更
に、水和の水は除いたけれども、通常の環境条件下で大
部分の化合物は水和物として存在することが理解される
べきである。
(III) −9 ポリオキザラートポリハフニウム酸類 単斜晶系燐光体ホストの形成は、ジルコニウム及び/又
はハフニウム化合物を1400℃(これを含む)までの
温度に加熱することによって達成される。勿論、燐光体
は高い熱安定性を有しているので、もっと高い焼成温度
で行うことが出来る。しかしながら、1400°Cより
も高い焼成温度は必要ではないことが本発明の顕著な利
点である。好ましい焼成温度は約900〜1300°C
の範囲内である。
焼成は単斜晶層への転化が達成されるまで続けられる。
最高焼成温度では焼成時間は1時間未満でよい。焼成時
間を延長することは可能であるけれども、ひとたび燐光
体が単斜晶系結晶形へ転換されると、焼成時間を延長す
ることは有用な目的を果たさない。一般に、1〜IO時
間、更に典型的には2〜5時間の範囲内の焼成時間が、
求められる燐光体組成物への出発物質の完全な転化を与
える。
出発物質は多くの場合、単斜晶系結晶成長のために意図
される900°Cの最低温度レベルより十分低い温度で
分解するので、より高い結晶化温度へ進める前に揮発性
物質を排除するための最初の期間は、出発物質の分解温
度より高いが900°Cより低い温度に出発物質を加熱
することが一般に便利である。典型的に、約300〜9
00℃の範囲、好ましくは400〜700°Cの範囲で
の予備加熱工程が行われる。
材料を粉砕及び/又は洗浄するための中間の冷却を伴っ
た二つ又はそれ以上の連続工程に、燃焼工程を分けるこ
とが便利なことが多い。中間の粉砕は均一性を容易にで
き、他方典型的に蒸留水での中間の洗浄は、出発物質分
解副生物のような望ましくない汚染物質の危険を滅少す
る。
アルカリ金属イオンの1種又は組み合わせの融剤の存在
下で燐光体を焼成することはアルカリ金属イオンを燐光
体中に含有させ、そしてそのルミネセンス強度を劇的に
増加させることが見出された。本発明による燐光体の好
ましい種類は、の関係: (IV) 下記 DM。
又は、特にX線放射線刺激のためには、(V) Hf、、Zr、団。
(式中、Mは少なくとも1種のアルカリ金属を表し、 yはlXl0”’〜1(好ましくは0.2)の範囲であ
り、 D及び2は前記の通りである) を満足するものである。
研究の結果、アルカリ金属イオンを含有させる利点は比
較的低濃度で完全に実現され、最大ルミネセンス増強の
ために必要なものより高い濃度でアルカリ金属イオンを
含有させることはルミネセンスに対して有害ではないこ
とが明らかになった。
yを1以下に制限するのは、燐光体性能に基づくもので
はない。むしろそれは主として燐光体製造が便利なため
である。
燐光体にアルカリ金属イオンを含有させることは、前記
ハフニウム及び/又はジルコニウム出発物質と、加熱し
てアルカリ金属イオンを放出し得る化合物との混合物を
形成することにより適宜達成できる。使用されるアルカ
リ金属化合物の量は、燐光体に含有されることが求めら
れているものより過剰の濃度でアルカリ金属イオンを供
給するように選択される。かくして、下記のものが出発
物質の関係として意図される。
(Vl) DM。
又は、特にX線放射線刺激のためには、(■) Hfl−、Zr、M* (式中、Mは少なくとも1種のアルカリ金属を表し、 mは3X10−”より大きく (好ましくはlXl0−
’〜6)、 D及びZは前記の通りである)。
アルカリ金属化合物は、前記ハフニウム及びジルコニウ
ム出発物質のアルカリ金属類似体であってよい。好まし
いアルカリ金属化合物出発物質には、アルカリ金属炭酸
塩、硫酸塩、蓚酸塩、ハロゲン化物、水酸化物、硼酸塩
、タングステン酸塩、及びモリブデン酸塩が含まれる。
特に異なったアルカリ金属が燐光体に同時に含有される
ときには、アルカリ金属出発物質の混合物が意図される
。一つの形態で、式(n)のハフニウム及び/又はジル
コニウム錯体はアルカリ金属イオンを含んでいても良い
ので、これらの錯体によってアルカリ金属を全体的に又
は部分的に与えることが出来る。
便利な製造アプローチは、式(II)を満足するアルカ
リ金属含有ハフニウム及び/又はジルコニウム錯体を使
用し、前記のような他のアルカリ金属化合物を添加する
ことによって出発物質のアルカリ金属含量を増加させる
ことである。
前記関係■及び■に於いて、mは10まで又はそれ以上
の範囲であっても良い。大部分の過剰のアルカリ金属は
燐光体製造の間に除去される。過剰のアルカリ金属が燐
光体に含有されるとき、焼成を、可溶性アルカリ金属化
合物を除去するための中間の粉砕及び洗浄を含む二つ又
はそれ以上の連続工程に分けることが好ましい。これに
より、加熱の間に腐食性揮発状態での飛散に利用される
アルカリ金属化合物のレベルが滅少し、望ましくない第
二の相を形成する可能性も滅少する。
アルカリ金属含有燐光体の研究により、この燐光体が、
洗浄を長くしてアルカリ金属含量を検出限界に近い非常
に低いレベルまで滅少させた後でも、増加したルミネセ
ンスレベルを示すことが示される。アルカリ金属は燐光
体の単斜晶系結晶の中に含有されると信じられるが、こ
のことは最終的に立証されていない。燐光体のアルカリ
金属含有物は、少なくとも部分的に、焼成の間のその形
成の間の単斜晶系結晶の表面の、アルカリ金属融剤の表
面残留物である可能性がある。
燐光体ルミネセンスの最高レベルは、アルカリ金属とし
てリチウムを使用することによって得られた。好ましい
態様に於いて、本発明によるリチウム含有燐光体は、次
の間係; (■) DLi。
又は、特にX線放射線刺激のためには、(IX) Hf、、Zr、Li。
(式中、yは8×10−4〜0.15の範囲であり、D
及び2は前記の通りである) を満足する。
本発明によるリチウム含有燐光体は、好ましくは加熱す
る前に存在するハフニウム、ジルコニウム及びリチウム
イオンが下記の関係: (X) LIII 又は、特にX線放射線刺激のためには、(XI) Oft−JrgLiIII (式中、mは4X10−”〜2.0(最適には7×10
〜1.5)の範囲であり、 D及び2は前記の通りである) を満足するように出発物質を選択することによって製造
される。
アルカリ金属としてリチウムが選択されるとき、リチウ
ムが含有されたハフニア燐光体ホストの形成に加えて、
リチウム化合物出発物質の比率及び選択次第で、リチウ
ムハフネートの第二の相が形成され得る。チタン活性化
リチウムハフネートはチタン及びリチウム活性化ハフニ
アのルミネセンス強度に劣るので、本発明の好ましい態
様に於いて、リチウム出発物質及びその濃度は、二つの
相の全体のルミネセンスが、リチウムが存在しなくて到
達するものよりも高く残留するように選択される。出発
物質として使用される炭酸リチウムのレベルが増加する
と、その結果先ず全体のルミネセンスが増加し、最終的
に増加したより大きい比率のりチウムハフネートの形成
に寄因する全体のルミネセンスが滅少する。他方、出発
物質として硫酸リチウムを使用すると、比率が増加する
とピークのルミネセンスになり、硫酸リチウムの比率が
更に高くなると相対的に一定の高レベルlくネセンスに
なり、第二の相として形成されるリチウムハフネートの
比率は、出発物質中のより高い硫酸リチウム濃度で制限
されることが示される。
出発物質としてリチウム化合物の代わりに使用されるナ
トリウム及びカリウム化合物も、著しく増加したレベル
の燐光体ルミネセンスを生ずる結果になる。勿論、これ
らのアルカリ金属出発物質は、リチウムハフネートの第
二の相を形成するどのような可能性も回避し、それでど
のような性能上の不利益も無しに好ましい最大濃度レベ
ルよりかなり高い濃度のリチウム出発物質を使用するこ
とが出来る。他方、ナトリウム及びカリウムイオンは低
濃度で十分有効であることが観察された。
それ故、関係■及びVにおいて、Mがナトリウム及びカ
リウムの少なくとも一つを表すとき、yは好ましくは6
X10−’〜7 Xl0−” (最適には8×工0〜7
 Xl0−”)の範囲である。
アルカリ金属のセシウム及びルビジウムも燐光体ルミネ
センスを増加させるのに有効であるが、リチウム、ナト
リウム及びカリウムよりもその程度が低い。アルカリ金
属の何れか及び全部の組み合わせを、本発明の燐光体の
製造で使用できる。
リチウム、ナトリウム及びカリウムイオンの少なくとも
2種の組み合わせが特に有用である。リチウム及びカリ
ウムイオンの組み合わせが特に高いレベルのルミネセン
スを作った。
本発明の燐光体の蛍光効率は、焼成前に燐光体ホストを
少量のチタン活性化剤と混合することによって増加する
。チタン活性化は、前記Kroger。
Br1xner及び5arverの特許、文献に記載さ
れている技術のような、任意の公知の技術によっても行
うことが出来る。ハフニウム、ジルコニウム及びチタン
が存在し、関係 (Xn) DTi。
又は、特にX線放射線刺激のためには、(XII[) Hf 、−、Zr、Ti。
(式中、Xは3X10−’〜1.0(好ましくは0.5
で、最適には0.25)の範囲であり、 D及び2は前記の通りである) を満足する。
チタニアを前記のホスト燐光体形成勧賞の何れかと物理
的に混合することによって、チタン活性化剤を含有させ
ることが可能である。しかしながら、熱分解性化合物の
形でチタン活性化剤を、熱分解性ハフニウム及びジルコ
ニウム化合物と物理的に混合すると、低チタン濃度で、
より高いルミネセンスレベルが可能であることが見出さ
れた。
チタン活性化側化合物の熱分解性成分は、ハフニウム及
びジルコニウムに関連して記載したのと同じ種類の化合
物の中から選択できる。カルボン酸塩が前記のように選
択される場合、カルボン酸チタンは、チタンを含有させ
るための特に好ましい出発物質である。
ホスト燐光体にチタンを含有させることは、燐光体の合
計ルミネセンスを大きく増大させるのみならず、燐光体
の最大放射波長をスペクトルの紫外部から青色部ヘシフ
トさせる。スペクトルの青色部に於ける放射は、増感紙
と組み合わせて使用される放射線写真要素のハロゲン化
乳剤が、負の青感光度を有し、及び/又はこれらの波長
に容易にスペクトル的に増感でき、他方乳剤の有機ベヒ
クルがスペクトルの青色部に透化性であるので、増感紙
として応用するためには更に有用である。
本発明の特に好ましい形態に於いて、ジルコニウム富化
ハフニウム燐光体には、それぞれ前記のようにして導入
された、アルカリ金属イオン及びチタンの両者が含まれ
る。この形態で、燐光体は関係: (XIV) DM、Ti。
又は、特にX線放射線刺激のためには、(XV) Hft−*Zr、M、Ttx (式中、D、M、x、y及びZは前記の通りである) を満足する。
驚くべきことに、アルカリ金属イオン及びチタンの両者
が燐光体に含有されると、ルミネセンスの不釣り合いに
大きい増強が実現されることが見出された。即ち、−緒
に添加されたときアルカリ金属イオン及びチタンのそれ
ぞれの単独によって与えられるルミネセンス増加は、燐
光体に一緒に使用されるアルカリ金属イオンとチタンと
の組み合わせにより与えられるルミネセンス増加の大き
さと等しくなくまた近接してもいない。
刺激に続くルミネセンスの持続(即ち、燐光又は残光)
を滅少するために、少量のインジウムがドーピング剤と
して燐光体ホストに含有される。
インジウムは残光を滅少させるに有効な適切な量で使用
できる。一つの完成した形態における燐光体は酸素、及
び以下の関係の一つを満足する結合した元素から本質的
に成る。
(XVI) DTixln。
(X■) Hft−gZr、Tixlnw (X■〉 DMyTixInw及び (X■) Hft−、ZrJ、TixInw (式中、WはlXl0−’〜5X10−’、好ましくは
2XIO−’〜I Xl0−3の範囲であり、モしてり
、M。
w、y及び2は前に定義した通りである。)インジウム
の濃度がI Xl0−’以下であると、インジウムは残
光を滅少させるのみならず、燐光体スピードも増加させ
るように作用する。
インジウムを含ませることにより残光を有意に滅少させ
ることができるが、インジウムと組合せてネオジムを添
加すると、残光は更に劇的に滅少する。事実、更にネオ
ジムを添加すると、検出能の限界まで残光を滅少する、
即ち残光を除去することが観察されている。インジウム
の不存在下でのネオジムの存在により、迅速(prom
pt)発光も少し滅少するので、ネオジムの含有に寄因
する迅速発光のいかなる滅少をも除去するためにインジ
ウムを使用することができることは本発明の特別の利点
である。
特に好ましい完成形態の燐光体は酸素と以下の関係の一
つを満足する結合元素から本質的に成る。
(XX) DTi、In、Ndv (XX I ) Hf l−mZrsTixlnwNdv(XXU) Dl−mZr5Tixln  及び (XXII[) Hfl−、Zr、M、TiXIn、INd。
(式中、■は5X10−’以下、好ましくは5X10−
8〜2X10−’であり、最適には2X10−6〜I 
Xl0−5であり、そして り、M、w、y及び2は前に定義した通りである。) ■が5X10−”〜2X10−’の範囲内である場合は
、有意の残光滅少がみられるが、低部末端範囲では残光
は除去されず、高部末端範囲では有意の迅速発光滅少が
おこることもある。v = 2 Xl0−6〜I Xl
0−’の最適範囲では、残光は急激に滅少し、インジウ
ムもまた存在する迅速発光は、インジウム及びネオジム
が存在しない場合に観察されるレベルに近いレベルのま
まである。
インジウム及びネオジムは任意の慣用方法で製造の間に
、燐光体中に組み入れることができる。
例えば、前述のチタン導入技術も、燐光体ホストにイン
ジウム単独を又はインジウムをネオジムと組み合せて導
入することを可能にする。好ましいインジウム及びネオ
ジムの導入技術は、チタン導入の間又はその前に、溶液
状の水溶性塩例えばインジウム又はネオジムの硝酸塩を
又は微粉状のインジウム又はネオジムの塩又は酸化物を
、ジルコニウム及び/又はハフニウム出発材料と混合す
ることである。インジウム又はネオジムは焼成の間に燐
光体ホスト中にドーパントとして分布する。
本発明の燐光体はひとたび形成されると、ハフニア及び
/又はジルコニア燐光体のためのどのような公知の用途
を果たすためにも使用できる。2が0.3又はそれ未満
であるとき(即ち、ハフニア燐光体ホスト配合に於いて
)、燐光体の特に好ましい応用はX線増感紙である。本
発明の要求を満足する燐光体を含有させること以外は、
増感紙はどのような他の様式の公知の種類であっても良
い。
その好ましい構成に於いて、増感紙は、その上に本発明
の燐光体を粒子状で含み、燐光体粒子のためのバインダ
ーを含む蛍光層が被覆された支持体からなる。燐光体は
任意の公知の粒子サイズ範囲及び分布で、蛍光層に使用
できる。より鮮明な画像がより小さい平均粒子サイズで
実現されることが一般に認められる。本発明のジルコニ
ウム富化ハフニア燐光体のための好ましい平均粒子サイ
ズは、0.5 tm〜40−1最適には1ハ〜20印の
範囲である。
勿論、燐光体粒子は所望により他の公知の燐光体粒子と
混合して、特定の用途のための最適な性質を有する増感
紙を形成することが出来ることが認められる。本発明の
燐光体粒子が1個又は2個以上の燐光体含有層に存在す
るようにして、1個より多くの燐光体含有層を含む増感
紙構成も可能である。
蛍光層は層構造密着性を与えるために十分なバインダー
を含む。蛍光層に使用されるバインダーは、蛍光スクリ
ーンに従来使用されていたものと同じであって良い。こ
のようなバインダーは一般に、ポリ(ビニルアルコール
)のナトリウム 〇−スルホベンズアルデヒドアセター
ル;クロロスルホン化ポリ(エチレン);巨大分子ビス
フェノールポリ (カーボネート)と、ビスフェノール
カーボネート及びポリ(アルキレンオキシド)からなる
コポリマーとの混合物;水性エタノール可溶性ナイロン
;ポリ(アルキルアクリレート及びメタクリレート)並
びにアルキルアクリレート及びメタクリレートとアクリ
ル酸及びメタクリル酸とのコポリマー;ポリ(ビニルブ
チラール);並びにポリ(ウレタン)エラストマーのよ
うな、X線放射線及び放射された放射線に対して透過性
である有機ポリマーから選択される。これら及びその他
の有用なバインダーは、米国特許第2.502.529
号、同第2,887,379号、同第3.617.28
5号、同第3、300.310号、同第3,300,3
11号、同第3.743.833号、Re5earch
 Disclosure、 Vol、154.1977
年2月、Item 15444、及びVol、182.
1979年6月に開示されている。特に好ましい増感紙
バインダーは、Goodrich Chemical 
Co、から登録商標Es taneで、Permuth
ane Division of ICL Ltd、か
ら登録商標Permuthaneで、Cargill、
 Inc、から登録商標Cargillで商業的に入手
できるもののような、ポリ(ウレタン)である。
蛍光層が被覆されている支持体はどのような公知の種類
のものであっても良い。最も一般的には、支持体はフィ
ルム支持体である。画像鮮鋭度の最も高いレベルのため
に、支持体は典型的に黒色又は透明であるように選択さ
れ、黒色バッキングを有する露光用カセツテに装着され
ている。最高の達成可能な感光度のために、チタニア又
は硫酸バリウムが載せられた又は被覆された支持体のよ
うな、白色支持体が使用される。スピード及び鮮鋭度の
最高の達成可能なバランスを提供する特に好ましい反射
性支持体は反射性微少レンズ(micro−1ensl
ets)を含有するものである。
勿論、外被、下塗層、及び類似物のような、上記特徴と
両立する常用の増感紙特徴の一つ又は組み合わせの何れ
もが使用できる。常用の放射線写真要素及び増感紙構造
の両者が、Re5earch Disc−1osure
、 Vol、184.1979年8月、Item 18
431に開示されている。Re5earch Disc
losureは、Kenne thMason Pub
lications、 Ltd、、 II!m5ivo
rth、 HampshirePOIO7DD、英国か
ら刊行されている。
放射線写真要素を含む分離したハロゲン化銀乳剤層と共
に使用されることが意図される本発明の要求を満足する
増感紙を例示する、本発明の一つの特に好ましい形態に
於いて、本発明の燐光体は、Luckey、 Roth
 et alの米国特許第4.710,637号のフロ
ント又はバック増感紙の何れかで使用される常用の燐光
体の何れかと置き換えることが出来る。
下記の特許に開示された常用の増感紙の何れかの同様の
修正も意図される。DeBoer et alの米国特
許第4.637,898号、Luckey、 C1ea
re et alの米国特許第4.259,588号、
及びLuckeyの米国特許第4.032,471号。
本発明の燐光体はX線放射線への露光直後の迅速放射の
ために使用されるけれども、これらはまた、−即ち、X
線放射線へ露光され、次いで第三のスペクトル領域内の
放射線への露光により刺激された後、選択された波長範
囲内で電磁放射線を放射する能力のために、貯蔵燐光体
としても使用することが出来る。例えば、本発明の燐光
体は、貯蔵燐光スクリーン及びLuckeyの米国特許
第3.859,527号に開示された種類の系で使用で
きる。
このような系で使用されるとき、燐光体及びバインダー
の反射指数は、好ましくはDeBoer et alの
米国特許第4,637.898号に開示されているよう
に、はぼ一致させる。
〔実施例〕
本発明を、下記の具体的な実施例によって一層詳しく説
明する。
これらの研究を示す目的は、 ハフニアホスト燐 光体中のジルコニウム含量を変えることによって、増強
された燐光体ルミネセンス強度が、ジルコニウム含量が
光学グレードのハフニウム原料の濃度よりも高いが、な
お少量の槽底成分である、限定されたジルコニウム濃度
範囲に亘って達成されることを示すことである。
ハフニウムを置換した種々の量のジルコニウムを含有す
るハフニア燐光体試料を、適当なトリラクトハフニウム
酸及びトリラクトジルコニウム酸錯体の分解によって製
造した。この錯体は、W、B。
Blumenthal、  ’The Chemica
l Behavior of Zirco−nium、
’ VanNostrand、 Pr1nceton、
 N、J、+ 1958年、333頁に記載された一般
的方法によって製造した。
種々のHf : Zr比は、沈澱反応でジルコニウムと
ハフニウムのオキシ塩化物の適当な混合物を使用するこ
とによって得られる。オキシ塩化物は、Te1edyn
e Wah Chang Albany(場所は、Al
bany。
Oregon)から入手し、受は取ったままで使用した
試料中のHf r Zr比は、供給者によって提供され
た分析バッチ分析(analytical batch
 analyses)から決定した。
実施例1のための斗すラクトハフニウム酸の製造は、次
の方法で行った。光学グレード(Hfl−、Zr、。
z = 0.000276)のオキシ塩化ハフニウム(
40g)と、Easta+an Kodak Comp
anyからのAC3試薬乳酸(44g )とを、それぞ
れ蒸留水約120−に溶解した。オキシ塩化ハフニウム
溶液を急速に攪拌しながら乳酸溶液に添加して沈澱を形
成し、得られた混合物を攪拌を続けながら約0.5時間
80°Cに加熱した。冷却した混合物を濾過し、捕集し
た固体を蒸留水で洗浄した。80°Cで15時間乾燥し
た後、固体は42gであった。
(CJ+i0+oHfとして:理論値、C=23.4%
、H=3.5%;実測値、C=22.7%、H= 3.
5%)トリラクトハフニウム酸約13gを、アルミナの
蓋で覆った50−アルミナ坩堝の中に入れ、空気中70
0°Cで1時間灰化炉内で加熱し、次いで室温に冷却し
た。固体をアルミナの蓋で覆った20111アルミナ坩
堝に移した。蓋をした20m1アルξす坩堝を50dア
ルミナ坩堝に入れ、その後アルミナの蓋で覆った。坩堝
組立体を1000°Cに加熱し、その温度で2.5時間
維持し、その後室温に冷却した。得られた固体を、瑞瑞
乳鉢と乳棒で粉砕して粉末を得、これを20dアルミナ
坩堝に返した。20成坩堝をそのアルミナ蓋で覆い、次
いで1400°Cに加熱し、その温度で1.5時間維持
し、その後室温に冷却した。
得られた固体を、瑞瑞乳鉢と乳棒で粉砕して均一な燐光
体粉末を得た。
実施例1の燐光体試料は、光学グレードのオキシ塩化ハ
フニウムから作り、最低量のジルコニウムを含有してい
た。実施例5の試料は、試薬グレード(Reactor
 Grade 5pecialとして供給者が指定して
おり、以下R,G、S、とも言う)オキシ塩化ジルコニ
ウム(Hf+−Jr、 、Z 〜0.019)から作っ
た。
実施例2 、3 、4A及び4Bの試料は、光学グレー
ドのオキシ塩化ハフニウムと試薬グレードのオキシ塩化
ハフニウムの適当な量を混合することによって作った。
実施例6〜9の試料は、第■表に示すジルコニウム含量
を得るように、試薬グレードのオキシ塩化ハフニウムと
オキシ塩化ジルコニウムとの適当な量を混合することに
よって作った。
燐光体粉末のルミネセンス応答は、本実施例及び以下の
全ての実施例に於いて、燐光体粉末試料をアルミニウム
ブランチエツト(planchet) (2mm高さX
24mm直径)内に約1.1g/dの被覆量で置き、X
線放射線に露光することによって測定した。
X線応答はXRD 6T′4発生器内のタングステンタ
ーゲラ)X線源を使用して得た。X線管は70kVp及
び10mAで操作し、管からのX線放射線を試料に到達
する前に、0.5 mmCu及び1mmAlのフィルタ
ーを通して濾光した。ルミネセンス応答は500 Vバ
イアスでI P−287M光電増倍管を使用して測定し
た。
光電増倍管からの電圧を、Keithley””高イン
ピーダンス電位計で測定した。これは試料の全先出力に
比例している。
燐光体の主ルミネセンスピークは約28onI11ニ中
心があった。この値は、上記未濾光X線源を使用する粉
末の直後の放射スペクトルを取ることによって得られた
。管は、70kVp及び30−で操作した。
スペクトルは、Pr1nceton Applied 
Re5earch Mode11422101T′増強
線状ダイオードアレー検出器(intensified
 1inear diode array detec
tor)が取り付けられたInstruments S
、A、Model HR320”格子スペクトルグラフ
で得られた。データ取得及び処理はPr1nceton
 Applied Re5earch Model 1
4600MA III”光学マルチチャンネルアナライ
ザーにより制御した。スペクトルは検出器−スペクトル
グラフ組み合わせのスペクトル応答について補正した。
燐光体粉末試料の相対ルミネセンス強度を、ジルコニウ
ム含量の関数として第■表に示す。
第一」L−表 1(対照)    0.000276    1002
          0.00040       2
313           0.0010     
   2384A          0.01   
      7104B          0.01
          ?435          0
.019        3656         
 0.10         3507       
   0.20         1558     
      0.30          224第■
表のデータは、ジルコニウムレベルが光学グレードハフ
ニウム源(対照Iによって表される)のものよりも増加
したとき、ハフニア燐光体性能の増強があることを示し
ている。4 xlO−’(0,0004)〜0.3の2
の範囲が、光学グレードのハフニアよりも高いルミネセ
ンス強度を示すことを示している。最良の結果は、2が
1xlO−’(0,001) 〜0.2の範囲、最適に
は5 X 10−3(0,005)〜0.1の範囲であ
るとき示される。
これらの研究を示す目的は、実施例1〜9で有効である
ことが示された上昇したジルコニウムレベルでのハフニ
アホスト燐光体の性能が、アルカリ金属イオンの存在下
でハフニア燐光体を製造することによって更に劇的に改
良できることを示すことである。
各実施例に於いて、トリラクトハフニウム酸(実施例1
〜9に記載したようにしてRGSオキシ塩化ハフニウム
から製造した、z = 0.019)14.72gから
なる試料を、馬場乳鉢及び乳棒でに、CO3又はLiz
COs(Alfa Products ; Ultra
 Puregrade)と共に十分粉砕した。炭酸アル
カリ融剤のハフニウム基準のモルパーセントは、下記第
■表に示すように選択した。調製した混合物を、100
0°Cへの焼成後に洗浄工程を付加した以外は、実施例
1〜9に記載したようにして加熱した。この工程には、
蒸留水150dで1時間装入物を洗浄することが含まれ
た。固体を捕集し、500W CEMモデルMDS−8
1”マイクロ波オーブンで20 、35及び50%パワ
ーで5分間隔で乾燥した。次いで実施例1〜9に記載し
た手順を行った。
試料のX線回折分析により単斜晶系ハフニアの存在が確
認された。炭酸アルカリ融剤の存在下で製造した燐光体
粉末試料中のアルカリ金属イオンの存在は、原子吸収分
析により確認された。
易−」L−麦 DM。
65 20 10 45 005 実施例5に比較してルミネセンス強度に於ける140〜
275%の増加が、アルカリ金属イオンを含有する上記
実施例で観察された。
実施例1を参照して、光学グレードハフニウム源のもの
よりも高いレベルのジルコニウムと、アルカリ金属イオ
ンの両者を含有するハフニア燐光体試料は、光学グレー
ドのハフニウム源から製造されたハフニア燐光体により
示されるものの〉5〜>10倍の範囲のルミネセンス強
度を示すことが明らかである。
15〜18: チ  ン           (DT
i  )これらの研究を示す目的は、本発明のハフニア
燐光体のための活性化剤としてジルコニアの光学グレー
ド濃度よりも多く含有するチタンの有用性を示すことで
ある。チタンはまた、燐光体の最大スペクトル放射バン
ドをスペクトルの青色部分の可視波長へ移動させる。
各実施例に於いて、トリラクトハフニウム酸(実施例1
〜9に記載したようにして製造した、z = 0.01
9) 14.72gからなる試料を、種々ノ量の、Jo
hnson Mattheyから人手したアンモニウム
ビス(オキサラート)オキソチタン(IV)(NHa)
zTiO(CzO4)z2Hzo (99,998%)
と共に十分に粉砕した。ハフニウム基準のチタンのモル
パーセントを下記第■表に示す。混合物を加熱し、更に
実施例1〜9に於けるようにして試験した。
実施例17及び18のX線回折分析は、それぞれ微量の
未反応のTfOzを示した。少量のチタン酸ハフニウム
が、実施例18に於ける不純物相として検出された。
実施例5と15〜18の相対ルミネセンス出力を第■表
に示す。実施例15〜18に於いてルミネセンス出力が
大きく増加したのみならず、ルミネセンスバンド最大は
475nmに移動し、それにより増感紙応用のために更
に有利である可視スペクトル波長の増加した放射を与え
た。
墨−」L−麦 5                 36515  
   0.02         533016   
  0.05         400017    
 0.10         273018     
0.25         1680第■表から、光学
グレードのジルコニウム濃度よりも多く含むハフニア燐
光体試料中のチタンの含有の結果、ルミネセンス強度が
大きく増加した。
かくして、チタンは燐光体試料のための活性化剤として
作用する。
これらの研究を示す目的は、上昇したジルコニウムレベ
ル(z = 0.019)を有し活性化剤としてチタン
を含有するハフニアホスト燐光体の性能が、アルカリ金
属イオンの存在下でハフニア燐光体を製造することによ
って更に改良できることを示すことである。
トリラクトハフニウム酸(実施例1〜9に記載したよう
にして製造した) 12.26 gからなる試料を、T
iO,(EM Chemicals  ; 0ptip
ur grade) 0.1 g (5モル%、x=0
.05)及びLizCO3(Alfa Product
s ;Ultrapure grade)の選択された
量と共に十分に粉砕した。混合物を実施例10〜14に
於けると同様に処理し、試験した。実施例21〜23に
於いて、トリラクトハフニウム酸試料のサイズは、チタ
ンを5モル%(x=0.05)に維持するために0.1
06gに増加したチタニアを含む13.00 gであっ
た。
チタン活性化燐光体試料の相対強度を′、使用したアル
カリ金属融剤の関数として第V表に示す。
第−j仁−表 0.01 0.02 0.06 0.10 0.10 0.20 0.20 0.40 0.50 0.50 1.0 1.5 2.0 4.0 520 210 000 380 370 960 3500 4000 3700 3300 3500 695 610 155 35 10モル%より多い (m=0.20) Li、CO,を添加し た試料は、X線粉末パターンでハフニウム酸リチウムの
存在を明らかにした。試料中に形成されたハフニウム酸
リチウムの量はLizCO+Iと共に増加した。200
モル%(m ” 4.0 ) LizCO+の添加で、
ハフニウム酸リチウムは一次相である。
第V表から、約4 Xl0−” (0,04) 〜2.
0のmの値が著しく改良された結果を与え、約lXl0
−’(0,10)〜1.5のmの値が、これらの比較で
観察される最高のルミネセンス強度を与えることが認め
られる。
これらの比較に於いて、実施例19は、5モル%のチタ
ン(x=0.05)を含有したけれどもアルカリ金属融
剤の存在下で製造されなかった、実施例16についての
第■表に記載されたものほど高いル【ネセンス強度を与
えなかったことが注目されるべきである。この相違は、
出発物質としてカルボン酸チタン塩よりもチタニアを使
用した結果、実施例19に於けるチタン活性化剤のとり
込み効率が低かったことに起因している。
34〜43:  Iチウムの   でのチ ンこれらの
研究を示す目的は、第二の相として形成されるハフニウ
ム酸リチウムの比率が、炭酸リチウムを他のリチウム塩
で置換することによって制御でき、滅少できることを示
すことである。
Li2C0,をLi25O,(Aldrich anh
ydrous : 99.99%)で置換した以外は、
実施例19〜33に於けるのと同じ方法を使用した。
チタン活性化燐光体試料の相対強度を、使用した硫酸リ
チウム融剤の関数として第■表に示す。
第■表に於いて、第V表からの性能データは、また硫酸
リチウムと同じ濃度レベルで炭酸リチウムを使用して製
造した試料についても表す。
通−U LizC(h tzSO4 200,012210 210,021000 0,06 0,10 0,10 0,20 0,20 0,50 1,0 2,0 4,0 380 370 960 3500 4000 3300 695 155 35 0,01 0,02 0,04 0,06 0,10 545 545 105 605 645 9 0,20 115 0,50 1,0 2,0 4,0 2400 820 330 185 炭酸リチウムに比較して融剤として硫酸リチウムを使用
することの最も重要な利点は、滅少した量のハフニウム
酸すチウム相が作られることである。この結果、より高
い比率のリチウム融剤が燐光体形成の間に使用されると
き、燐光体ルミネセンスに於ける重要な改良になる。よ
り低い好ましい融剤濃度で、炭酸リチウムはより高いル
ミネセンスを生じる。
これらの研究を示す目的は、全てのアルカリ金属が燐光
体ルミネセンスを著しく増強することを示すことである
炭酸リチウムを10モル%(m=0.2)の他のアルカ
リ金属炭酸塩、 NazCOs(0,265g ; EM Chemic
als 5uprapur Reagent)。
KzCOz(0,346g ; Alfa Produ
cts Ultrapure grade)。
RbzCOi(0,5774g ;AESAR99,9
%)、又は、C5zCOs(0,8146g ; AE
SAR99,9%)、で置換した以外は、実施例25を
繰り返した。
得られた試料について測定したルミネセンス強度を第■
表に示す。
第−VI[−表 19     なし       252025   
  LizCOs         1350044 
     NazCO31040045K2CO354
00 46RbzCO33645 47C5zC(h         4B40第■表か
ら、全てのアルカリ金属が、ハフニウムの光学グレード
源にあるものよりも高いジルコニウム含量を有する源か
ら製造したハフニア燐光体のルミネセンスを増加させる
のに有効であることが明かである。第■表から、より小
さい原子番号のアルカリ金属、リチウム、ナトリウム、
及びカリウムが、同じ出発物質濃度が使用されるとき、
より重いアルカリ金属、ルビジウム及びセシウムよりも
著しい性能利点を与えることが観察される。
48〜51:  々のアルカリ   人 をこれらの研
究を示す目的は、硫酸塩及び炭酸塩以外の成分により完
結されたアルカリ金属化合物の有用性を示すことである
炭酸リチウムを下記のリチウム源の一つで置換した以外
は、実施例25を繰り返した。
0.2548g  LizCzO4(10モル%、m=
0.2、AlfaProducts Reagent 
grade)0.212  g  LiC1(20モル
%、m=0.2、Alfa Produ−cts an
hydrous Ultrapure grade)、
0.4343 g  LiBr(20モル%、m=0.
2、MCB anhy−drous)、又は、 0.21 g  Li0H−flzO(20モル%、m
=0.2、MCB Rea−gen t)。
ルミネセンス強度を第■表に示す。
第一][−に 19      なし 48LizC204 49LiC1 50LiBr 520 2695 730 400 第■表から、全てのリチウム化合物が燐光体のルミネセ
ンスを改良することが明らかである。水酸化リチウム及
び蓚酸リチウムの両者はハロゲン化リチウムよりも著し
く高いレベルのルミネセンスを与える一方、カルボン酸
アルカリは水酸化アルカリよりも明らかに一層取扱いが
便利である。
これらの研究を示す目的は、アルカリ金属イオンとチタ
ン活性化剤との組み合わせにより作られるルミネセンス
の相乗的改良を示すことである。
実I0引諜 トリラクトハフニウム酸(実施例1〜9に記載したよう
にして製造した) 13.475gからなる試料を、現
場乳鉢及び乳棒でLizCOz (10モル%、m=0
.2、Alfa Products Ultrapur
e grade) 0.2032gと共に十分粉砕し、
実施例10〜14に於けるように処理した。
裏旌班茜 トリラクトハフニウム酸13.475 gをTi0z 
(2モル%、x=0.02、EM Chen+1cal
s 0ptipur grade)0.44gと共に使
用した以外は、実施例15を繰り返した。
大益班■ 出発混合物にLizCOz (10モル%、m = 0
.2、Alfa Products Ultrapur
e grade) 0.2032gを添加した以外は実
施例53を繰り返した。
実施例5と52〜54とのルミネセンス性能を第■表で
比較した。
襲工」(−表 5     なし         3655210モ
ル%LizC(h        112053   
2モル%Ti0z         56905410
モル%LizCO3+146002モル%Tie。
第■表から、チタン活性化剤とアルカリ金属イオンの両
者を使用することにより、ルミネセンスの不相応に大き
い増加が実現されたことが明らかである。チタン及びア
ルカリ金属のそれぞれは単独でルミネセンスを増強する
けれども、チタン及びアルカリ金属イオンを一緒に使用
したとき、別々のルミネセンスの増強が全く加法的であ
ると推定して予測されるものよりも大きいルミネセンス
の増加が得られる。
これらの研究を示す目的は、出発物質としてチタンを5
モル%(x = 0.05)及びそれ未満の濃度で使用
することにより作られるルミネセンスの増強及びそれに
よりチタン濃度のより低い範囲のより良い性能定義を示
すことである。
カリウムテトラオキザラートハフニウム酸塩(■)5−
水和物を、R,G、S、オキシ塩化ハフニウム8−水和
物(z = 0.019)を使用してInorg、Sy
n、 。
■、 42 (1966年)に記載されたようにして製
造した。対流オーブン中で70〜90°Cで1〜16時
間乾燥して、生成物の分析では3−水和物の組成に近い
ものであり、この物質の以後の使用では3−水和物とし
て計算した。この物質15gを、瑞瑞乳鉢及び乳棒で0
.03〜5モル%のカリウムビス(オキザラート)オキ
ソチタン酸塩(■)2−水和物(Alfa Produ
cts、エタノールから再結晶した)と共に十分に粉砕
した。この混合物をアルミナの蓋をした20mアルミナ
坩堝に入れ、これを100 dアルミナ坩堝に入れ、そ
の後アル5すの蓋で覆った。試料を空気中で1ooo’
cで2.5時間加熱し、次いで室温に冷却した。得られ
た固体を坩堝から取り出し、アルミナ乳鉢と乳棒で細片
に壊し、蒸留水50m1中で攪拌しながら洗浄した。次
いで固体を集め対流オーブン中で80°Cで乾燥した。
内容物をアルミナ蓋付きの10dアルミナ坩堝に入れ、
空気中で1300°Cに2時間加熱し、次いで室温に冷
却した。
試料のルミネセンス強度を第X表に示す。
65 750 128 470 0500 420 820 060 120 第X表から、チタンの最低濃度(DTiX、X=3XI
O−’、実施例55)でも、チタンの無い実施例5に於
けるよりも非常に高いレベルのルミネセンスが観察され
ることが明らかである。実施例5と比較してルミネセン
スの増強の幾らかは、チタンの存在無しにカリウムが含
有された第■表からのルミネセンス値と比較して、カリ
ウムの存在に帰因させることができるが、ルミネセンス
増強の一部はチタンの追加の存在に帰因させなくてはな
らないことが明らかである。
ジルコニウム これらの研究を示す目的は、ハフニア燐光体がアルカリ
金属イオンの存在下で製造されたとき、ハフニアホスト
燐光体中の種々のレベルのジルコニウムの影響を示すこ
とである。
二つのグレードのカリウムテトラオキザラートハフニウ
ム酸塩(■)3−水和物を、実施例55に於けるように
して、光学グレードのオキシ塩化ハフニウム8−水和物
及びR,G、S、のオキシ塩化ハフニウム8−水和物か
ら製造した。カリウムテトラオキザラートジルコニウム
酸塩3−水和物を、実施例55に於けるようにして、R
,G、S、のオキシ塩化ジルコニウム8−水和物から製
造した。2が2.76XIO−’ 〜6.84X10−
”まで変わる一連のHf+−*ZrzOz試料を、上記
前駆体の混合物から製造した。粉末を一緒にし馬場乳鉢
及び乳棒で粉砕した。各試料に10モル%のに、GO,
(Alfa Products Ultrapureg
rade)を添加して、実施例55〜62の方法を使用
した。
ルミネセンス強度をジルコニウムレベル(2)の関数と
して第XI表に示す。
男−ラU (対照)   2.8 Xl0−’        3
804、3 X 10−’          165
9、6 X 10−’          7701.
9 X10−”          5204、 OX
l0−”          5956、OXl0−”
          610実施例66は、異なった最
終焼成温度を使用した以外は実施例10と同じであり、
測定されたルミネセンスは同じであったことに注目され
たい。
第X■表は、対照実施例63に於けるように光学グレー
ド源から製造されたハフニアが、ジルコニウム含量2が
少なくともI Xl0−”に等しい試料に比較して、よ
り小さいルミネセンスを生じることを示している。第H
表と第XI表を比較すると、R,G、S、ハフニア(Z
 = 0.019)のものに等しいもの及びそれより大
きいジルコニウムレベルで、カリウムイオンの存在がル
ミネセンスの著しい増加の原因になっていることが明ら
かである。
これらの研究を示す目的は、一般関係Hf+−JrzT
IJyを満足し、本発明の要求を満足する異なったジル
コニウムレベル(2)を有する、幾つかの燐光体へのア
ルカリイオン含有レベル(y)の定量的測定を提供する
ことである。
比x−0,03を満足するように、再結晶したカリウム
ビス(オキザラート)オキソチタン酸塩(IV)2−水
和物(Alfa Products) 0.2151g
を更に添加した以外は、実施例63〜68に於けるよう
にして試料を製造した。
最終燐光体試料中のジルコニウム、チタン、及びカリウ
ムイオンの比率は、原子吸収分析及び誘導結合プラズマ
分光法(inductfvely coupledpl
asma spectrometry)によって測定し
た。燐光体のルミネセンスを、分析で測定されたアルカ
リイオン含量、y(実測値)と共に第X■表に示す。
出発物質中に存在するジルコニウム及びチタンの量、2
(計算値)及びX(計算値)を、分析で得られたジルコ
ニウム及びチタンの量、z(実測値)及びX(実測値)
と第XI[表で比較した。
全ての試料は、対応する燐光体が光学グレードハフニウ
ム出発物質(z (実測値) = 2.91X10−’
)から形成されたとき、同様のルミネセンスを示したけ
れども、著しく低いルミネセンスが観察された。
これらの研究を示す目的は、活性化剤としてチタンを含
有するハフニアホスト燐光体に、インジウムを単独で又
はネオジムと組合せて導入することから得られる利点を
示すことである。
含水ハフニア前駆体を慣用の製造方法によって製造した
。適当な方法は、含水ジルコニアを製造するための、M
、Shibagaki+ K、Takahasi、 a
nd M。
Matsushita、 Bu上1. Chew、 S
oc、、1込L6L3283頁(1988年)及びA、
Benedetti、 G、Fagherazzi。
and F、Pinna、 J、Am、Cerars、
Soc、  72+  467頁(1989年)に開示
されたものである。Te1edyneWah Chan
g Albany製の[?、G、S、オキシ塩化ハフニ
ウム(Hf+−Zr−、z = 0.010) 1.0
モルと、EastmanKodak Company製
の水酸化ナトリウムペレット2.1モルとの試料を、そ
れぞれ蒸留水1.0リツトルに溶解した。これらの溶液
を急速に攪拌しながら沈澱容器に同時に添加した。得ら
れたゼラチン状固体を真空濾過により捕集し、次いでロ
ータリーエバポレーターを使用して乾燥した。固体を蒸
留水4リツトルで3回洗浄した。次いで集めた物質を対
流オーブン中で50℃で16時間乾燥した。
各実施例で前駆体含水ハフニアの試料0.0265モル
を使用した。実施例73を除く全ての実施例で、試料を
水溶液又は固体の状態′2:′秤量したモル%のガリウ
ムもしくはインジウム及び/又は希土類イオン源で処理
した。成分を添加した後十分混合した。これらの例では
溶液を使用し、試料はオーブン乾燥した。8モル%(ハ
フニウム基準)の炭酸リチウム(Aldrich 99
.997%)及び5モル%の二酸化チタン(Aldri
ch 99.99%)を十分粉砕し、各試料に混合した
。各試料を10成アル亀す坩堝に入れ、アルξすの蓋で
覆った。坩堝を1000″Cに加熱し、その温度で2.
5時間加熱し、次いで室温に冷却した。試料を蒸留水1
50d中で1時間洗浄し、次いで真空濾過により集め、
マイクロ波オープンで20 、35及び50%パワーで
5分間隔で乾燥した。
次いで試料を環境空気中でそれぞれの10−坩堝に返し
、蓋をし、1300°Cに加熱し、その温度で1.5時
間維持し、次いで室温に冷却した。得られた粉末を粉砕
して均一な燐光体粉末を得た。
比較の目的で最良の可能な対照を与えるために、いくつ
かの実施例73対照試料を製造した。ガリウムもしくは
インジウム及び/又は希土類添加燐光体試料の各焼成の
間、実施例73対照試料の一つを、対照が、試験される
希土類添加燐光体と同じ焼成条件を正確に受けるように
存在させた。下記の表に於いて、報告されたガリウムも
しくはインジウム及び又は希土類添加燐光体が全部同時
に焼成されなかったとき、対照実施例73についての相
対強度及び残光は、燐光体の群と共に焼成された対照の
平均であった。対照試料の相対強度は13.460〜1
4.520 (実施例1 =100)の範囲であった。
比較を容易にするために、下記の表に記載した対照試料
(又は、対照試料平均)の相対強度及び相対残光特性は
、それぞれ100にした。
各燐光体試料の残光特性は、試料をチャンバー内に置き
、0.5 scu及び1mmAlで濾光した、70kV
p及びlOmAで操作したタングステンターゲット、ベ
リリウム窓チューブからのX線放射線に露出させること
によって測定した。燐光体試料は、燐光体粉末をアルミ
ニウムブランチエツト(2IIl111深さ×24mm
直径)内に約1.1g/cdの被覆量で置くことによっ
て調製した。放射した光は、光電増倍管で検出し、その
出力電流を負荷抵抗を経て電圧計により測定した。電圧
計の読みは、時間の関数として電圧の変化をプロットす
るx−y記録計への入力として機能させた。各試料のX
線による一定の照射が電圧計の読みの定常状態を作り、
これをX−y記録計で100%に調整した。次いでX線
放射線を切り、各試料により放射される光の減衰をモニ
ターした。次いで、信号がその定常状態値の1%に減衰
するために必要な経過時間を、x−yプロットで読み取
った。この技術によって測定できる最小経過時間は0.
35秒であった。“検知限界又はそれ未満の残光”に対
する参照は0.35秒又はそれ以下の定常状態の発光レ
ベルの1%に到達する経過時間を示すものとする。本明
細書で使用されている残光低下(又は滅少)なる記述は
検知限界又はそれ以下の残光を示す。比較を容易にする
ために、ガリウム、インジウム又は希土類を欠く対照実
施例73を、相対残光値100%と決め、次の実施例を
対照実施例73に対するその関係を基準にして相対残光
値として決めた。
73〜85:ネオジム これらの研究を示す目的は、チタン含有によりそれらの
迅速発光の強度を増加させる、本発明の要件を満足する
ホスト燐光体は、残光を滅少させるのに十分な量のネオ
ジムを含有させることによりそれらの迅速発光を滅少せ
しめることを示すためである。ネオジムイオンは実施例
74〜81までにおいてはNd(NO3)35HzO(
Alfa、 99.9%)の水溶液の形で用意され、固
体状硝酸塩は実施例82〜85までにおいて使用される
ネオジム添加試料及びネオジム添加のない対照の相対ル
ミネセンス出力及び残光値を第X■表に示す。
73a(対照) 74(比較実施例) 75(比較実施例) 76(比較実施例) 77(比較実施例) 78(比較実施例) 79(比較実施例) 80 (比較実施例) 81(比較実施例) 82(比較実施例) 83(比較実施例) 84(比較実施例) 85(比較実施例) 0.00 1.25X10”’ 2.5  Xl0−’ 5、OXl0−’ 1、OXl0−’ 5、OXl0−6 1、OXl0−’ 2.5  Xl0−’ 1、OXl0−’ 2、OXl0−’ 5、OXl0−’ 1、OXl0−3 2、OXIO−3 ホ 相対残光が1以下の検出限界又はそれ以下の残光 第X■表から、すべての場合、燐光体の迅速発光相対強
度はネオジムの含有により滅少したことが明らかである
86〜93:インジウム これらの研究を示す目的は、チタン含有により迅速発光
の強度を増加させる、本発明の要件を満足するホスト燐
光体はそれらの迅速発光強度を更に増加させかつそれら
の残光をインジウムの含有により著しく滅少させること
を示すためである。
インジウムイオンは、実施例86及び87においては硝
酸インジウムの水溶液の形で又は実施例88〜93にお
いては固体状インジウムオキシドの形で提供される。
ネオジム添加試料及び希土類添加を欠く対照の相対ルミ
ネセンス出力及び残光値を第XIV表に示す。
第うS!麦 73b(対照)    0.00    100   
10086        2.5  Xl0−’  
  106     8987        5、O
Xl0−5113     6888        
1、OXl0−’    118     6989 
       2.5  Xl0−’    118 
    6490        5、OXl0−’ 
   105     6791        1、
OXl0−3102     4692       
 3.5X10−’     81     3293
        5.0X10−’     68  
   30第XIV表から、インジウムをw = 1.
 OXl0−6〜5X10−”の濃度範囲で含有させた
場合に、残光の有意の滅少が実現することが明らかであ
る。高濃度では迅速発光相対強度の低下は極めて大きい
インジウム濃度がw = 2 Xl0−’〜lXl0−
’の範囲内であるときは、燐光体は迅速発光相対強度の
有意の増加及び残光の有意の滅少の両者を示す。
94〜99:インジウム びネオジム これらの研究を示す目的は、チタンの含有により迅速発
光のそれらの強度を増加させかつネオジムの含有により
残光を消失させる、本発明の要件を満足させるホスト燐
光体は、更にインジウムを添加しても迅速発光相対強度
の損失が、例えあったとしても僅かであることを示すこ
とである。インジウムは上記の実施例86〜93に述べ
たようにして用意した。ネオジムの水溶液はNd(NO
s)+6HzO(REacton、 99.99%+ 
Rare Earth Products)から調製し
、実施例94〜99において使用した。
インジウム及びネオジム添加試料並びにインジウムもネ
オジムも添加しない対照の相対ルミネセンス出力及び残
光値を第XV表に示す。
第一ラ(L−表 3c (対照) 0.00 00 00 96         w(1,5X10−’)   
 101      *v (5,0X10−’) 97  W(1,5X10−’) 96本v (1,0
xlO−’) 98         w(2,5X10−’)   
 102      *v (5,OX 10−6) 99         w(2,5X10−’)   
 96       *v (1,0xlO−’) 宰 相対残光が1以下の検出限界又はそれ以下の残光 第X■表から、燐光体の迅速発光強度の損失なしに、残
光が消失したことは明らかである。第XI[[表及び第
XV表を比較することにより、チタン活性化ハフニアホ
スト燐光体においては、インジウム及びネオジムの組合
せはネオジム単独の使用より優れていることが明らかで
ある。
インジウム含有ハフニアホスト燐光体において、ネオジ
ムを他の希土類に置き換える研究は、チタン活性化ハフ
ニアホスト燐光体のためのドーパントとしてインジウム
のみを使用して得られるものより幾分良好であったり幾
分悪かったりの結果となった。どの場合でも、インジウ
ムと他の希土類ドーパントの組合せによっては残光は消
失しなかった。
100〜105:ガリウム これらの研究を示す目的は、チタンの含有によりその迅
速発光強度が増加した、本発明の要件を満足させるホス
ト燐光体は、ガリウムの含有によっては、有意程度の利
益を得ないことを示すことである。ガリウムは、実施例
100においては硝酸ガリウムの水溶液の形で与えられ
、実施例101〜105においては固体状硝酸ガリウム
として与えられた。
ネオジム添加試料及び希土類添加を欠く対照の相対ルミ
ネセンス出力を第XVI表に示す。
夷−ラ(Vl−麦 73d(対照) 100(比較実施例) 101(比較実施例) 102(比較実施例) 103(比較実施例) 104(比較実施例) 105(比較実施例) 0.00      100      io。
2.5  Xl0−’    101      B9
5、OXl0−’    100     961、O
Xl0−’     9B       972.5 
 XIQ−’     97     1115、OX
l0−’    100     1031、OXl0
−’    102     98第XVI表から、ガ
リウムは迅速発光相対強度に対してはほとんど影響を与
えず、そして最低濃度で残光を僅かに滅少させることか
ら、より高い濃度で残光を著しく増加させるまでの範囲
で、残光に対して混合効果を有することが明らかである
〔発明の効果〕
チタニウム活性化ジルコニア及びハフニア燐光体の残光
はインジウムを含有させることにより滅少させることか
できることが発見された。更に、インジウムが限定量存
在すると、燐光体の迅速発光強度を同様に増加させるこ
とができる。更に、ネオジムをインジウムと組合せて使
用すると、残されるレベルのままであることが可能であ
り、又ネオジウムが単独で使用された場合以下に滅少し
て残光を滅少又は消失させる。これらの燐光体について
は、ハフニア及び限定量のジルコニアを含むものは、X
線放射線の像様パターンを吸収しかつより長波長の放射
線を発光することを意図されたスクリーンに特に有用で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.刺激照射に対する曝露中に発光(luminesc
    ence)強度を増大させるのに十分な量のチタンイオ
    ンと、刺激照射に対する曝露後に持続する発光強度を滅
    少させるのに十分な量のインジウムイオンとを含むジル
    コニア及びハフニアの少なくとも一つから本質的になる
    燐光体ホストの単斜晶系結晶。
  2. 2.支持体及び請求項1に係る単斜晶系結晶からなる、
    X線放射線を吸収しかつ長波長の電磁放射線を放射する
    ことができる燐光体を含む蛍光層を含んでなり、単斜晶
    系結晶中ハフニウム及びジルコニウムイオンが Rf_i_zZr_s の関係(式中、zは0.3以下である)を満足するスク
    リーン。
JP2306344A 1989-11-16 1990-11-14 X線増感紙及び燐光体組成物 Pending JPH03177489A (ja)

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