JPH0317655Y2 - - Google Patents

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JPH0317655Y2
JPH0317655Y2 JP1987040437U JP4043787U JPH0317655Y2 JP H0317655 Y2 JPH0317655 Y2 JP H0317655Y2 JP 1987040437 U JP1987040437 U JP 1987040437U JP 4043787 U JP4043787 U JP 4043787U JP H0317655 Y2 JPH0317655 Y2 JP H0317655Y2
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tank
lid
lighting
lid body
plants
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、周囲壁の少なくとも一部が透明ガラ
ス、透明合成樹脂板等の透明又は半透明或いはこ
れらの組み合わせ材料にて製作されている熱帯魚
等の動物飼育観賞用水槽、各種植物栽培観賞用ボ
ツクスなど(本明細書においてはこれらを「動植
物観賞用槽」と総称する。)を照明するための蛍
光灯等の電灯を収容して点灯させる照明器具に関
する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、動植物観賞用槽の照明に用いられる照明
器具の代表的なものとして熱帯魚飼育観賞用水槽
の照明等に用いられている照明器具がある。
この種の照明器具は、一般には、動植物観賞用
槽に直に搭載できるようには形成されておらず、
該槽の上端開口にガラス板等の照明器具載置用蓋
板を載せ、該蓋板の上に載置して用いる。
しかしながら、槽の中の動物に餌を与え、或い
は槽中の植物に灌水するときには、いちいち前記
照明器具と前記蓋板とを取り除かなければならな
い。また、前記蓋板の隅部分等に給餌用、灌水用
の切欠きや孔が設けられている場合でも、照明器
具はいちいち取り除くか、ずらさなければならな
い。
このような問題点を解決する手段として、例え
ば、実公昭43−30928号公報や実公昭44−9508号
公報に開示されているように、蛍光灯、その安定
器、ポンプ等を、観賞用槽上端開口の蓋体を兼ね
る支持体上に搭載するとともに、該支持体を槽フ
レームに回動可能に連結し、給餌等にあたつて
は、該支持体を蛍光灯と共に持ち上げ開くことが
考えられる。
しかし、支持体が槽フレームにヒンジ連結され
るので、その取り付け、取り外し作業が煩わし
く、また、蛍光灯、その安定器は重量があるの
で、支持体の開閉操作が煩わしくなるとともに、
片手で支持体を開けてもう片手で給餌する等の操
作が困難になり、さらに、手が水で濡れているよ
うなときは、機器重量のために支持体を滑り落と
し、機器を破損してしまうという恐れが極めて大
きい。
そこで本考案者は研究の結果、照明部は常時槽
上に配置したままで、給餌等にあたつては該照明
部に連結した蓋体のみを開閉すればよいことに着
目した。しかしこの場合、さらに次の問題があつ
た。
すなわち、この場合、照明部と蓋体とを別構成
とし、蓋体を照明部に開閉回動可能に連結するこ
とになるが、蓋体と照明部との隙間から槽内から
の水蒸気が流出し、これが冬季等周囲温度が低い
場合に蓋体外面や照明部外面に付着して結露し、
照明部や蓋体を伝つて露滴が落下し、周囲に汚れ
たり、照明部内に水分が浸入して危険な状態とな
るという問題がある。さらに、蓋体内面の露滴が
蓋体前部を伝つて流出し、周囲を汚すという問題
もある。
そこで本考案は、観賞用槽の上端開口縁部に簡
易に直接載置して使用でき、給餌や潅水等も簡単
に行うことができるとともに、槽内からの水蒸気
流出に伴う外面への結露、内面露滴の流出が実用
上差し支えない程度までで防止される動植物観賞
用槽照明器具を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的に従い、前後に互いに隣り合
わせて並列に配置された照明部及び蓋体を備え、
前記照明部と蓋体とで動植物観賞用槽の上端開口
の少なくとも一部を覆うように該上端開口縁部に
載置支持されるように形成されており、前記蓋体
は、これが覆う前記観賞用槽上端開口部分を開閉
できるように、前記照明部に、前部を上下させて
回動できるように連結されているとともに、前記
照明部に隣り合う部分に、該部分と照明部との隙
間から前記槽内からの水蒸気が流出することを少
なくとも一部遮るとともに遮られた水蒸気により
発生する露滴を前記槽内へ導く突条部を備え、前
部内側に沿つて蓋体内面の露滴を前記槽内へ導く
帯条部を備えていることを特徴とする動植物観賞
用槽照明器具を提供するものである。
前記突条部が槽内からの水蒸気の流出を遮る度
合いは、必ずしも完全なものである必要はない。
要するに、槽内からの水蒸気流出によつて照明部
や蓋体の外面に実用上問題になるほど結露が発生
するということがなければよい。
〔作用〕
本考案照明器具は、動植物観賞用槽の上端開口
縁部に直接載置して使用され、該槽内の動物に餌
を与え或いは該槽内の植物に潅水するなどのとき
には、照明部はそのままの載置状態で蓋体だけが
開閉される。
照明部と蓋体との隙間から外部へ流出しようと
する槽内からの水蒸気は、少なくともその一部
が、蓋体の照明部と隣り合う部分に設けた突条部
により遮られ、照明部および蓋体外面への実用上
問題となる程の結露が防止されるとともに、遮ら
れた水蒸気により生じる露滴が該突条部によつて
槽内に導かれる。
蓋体内面の露滴のうち、蓋体前部から落下しよ
うとするものは、蓋体前部内側の帯状部に沿つて
槽内へ導かれる。
〔実施例〕
以下、本考案の1実施例を図面を参照しつつ説
明する。
図示の動植物観賞用槽照明器具10は、照明部
1とこれに連結された蓋体2とからなつている。
図示の照明器具は、本来、魚類、特に熱帯魚飼
育観賞用水槽の照明に供するように設計されたも
のであるが、他の動物の飼育観賞又は植物の栽培
観賞用槽の照明に用いてもよい。
該照明部1は、横に長く下向きに開口した溝形
のケース11を備えており、ケース11内は光反
射板12によつて蛍光灯装着部13と安定器等電
気部品取付け部14とに仕切られている。
該反射板12は、蛍光灯15の長手方向両側面
及び上面を囲い、安定器等電気部品取付け部14
の下まで延びている。部分14には安定器141
のほか蛍光灯点灯に必要な部品が収納され或いは
一部が外部に臨む等して取りつけられている。
ケース11の下端は透光性の合成樹脂板16に
て覆われている。
ケース11はこれが載置される水槽3の四角形
上端開口31の横幅より若干長く形成されてお
り、ケース両端が上端開口31の縁部311に載
置支持されるようになつている。
蓋体2は照明部1に並行にその前に配置されて
いる。蓋体2は、照明部1に隣りあう位置から手
前へ湾曲を描いて下降する部分21とその両側の
側板22とを有している。各側板22の後部の上
端部23が照明部1に回動自在に連結されること
によつて、蓋体前部24が上下に開閉できるよう
になつている。
蓋体2の下端は槽3の開口縁部311に臨んで
いる。
蓋体2には遮蔽部25が含まれている。該遮蔽
部25は二つの部分251と252とからなつて
いる。
部分251は蓋体2と照明部1との間隙4に沿
つて蓋体の照明部1に隣り合う部分に設けられた
突条部であり、槽3から蓋体2へ上昇して隙間4
から外へ流出しようとする水蒸気をそこで遮り、
もし該隙間4から水蒸気が何の抵抗もなしに流出
したとすれば照明部1の前部等に生じる結露の発
生を実用上問題のない程度にとどめるものであ
る。また、該部分251に発生する露滴はそのま
ま槽3内へ落下するようになつている。
部分252は蓋体2の前部内側に蓋体長手方向
に沿つて設けられた帯板部であり、蓋体2内面に
発生して蓋体前部へ流れようとする露滴をこれで
遮り、槽3内へ落下させるものである。
なお、槽3の開口31のうち、照明器具10に
て覆われていない部分は、図示していない水循環
用ポンプや濾過用フイルタ等を含むユニツトで覆
われる。
以上説明したとおり、図示の照明器具10はそ
のまま槽3の上端開口31の一部を覆うように該
開口縁部311上に載置して用いられ、水槽3内
の熱帯魚に餌を与えたり、水槽内面に発生した藻
類を掃除するなどの場合には、蓋体2を持ち上げ
回動して開けば足り、蓋体2の開閉にあたつて照
明部1をいちいち動かしたり、ずらしたりする必
要はないので頗る便利である。
また、冬季など比較的外気温度が低いときで
も、遮蔽部25、特に部分251の作用にて照明
部1や蓋体2の外面に問題になる程の結露は発生
せず、蓋体内に生じた露滴は前記遮蔽部25,2
51,252にて槽3内へ落下せしめられるの
で、該露滴が外部へ漏れ出て見苦しくなるという
ことはない。
〔考案の効果〕
本考案動植物観賞用槽照明器具は、観賞用槽に
簡易に直接載置して該槽内を照明でき、しかも該
槽内の動物に給餌したり、植物に潅水したりする
場合に全体を取り除いたり、全体或いは一部をず
らしたりすることなく、また、照明部の破損の恐
れなく、蓋体のみを簡単に開閉して該給餌、潅水
等を行うことができるとともに、蓋体の照明部に
隣り合う部分に突条部が設けられていることによ
り、槽内から発生する水蒸気が蓋体と照明部との
隙間から無制限に流出して照明部外面や蓋体外面
に実用上問題になるような結露が発生するという
ことが防止される。
また、蓋体内面に発生して蓋体前部から外へ流
出しようとする露滴は、蓋体の前部内側の帯状部
によつて遮られ、槽内へ落下するので、この点か
らも周囲への露滴流出による汚染が防止される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すもので、第1図
は熱帯魚観賞用水槽に搭載した状態の斜視図、第
2図は蓋体を開いた状態の蓋体部分の斜視図であ
る。 10……照明器具、1……照明部、2……蓋
体、25……遮蔽部、251……突条部、252
……帯条部、3……水槽、31……水槽開口、3
11……縁部、4……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後に互いに隣り合わせて並列に配置された照
    明部及び蓋体を備え、前記照明部と蓋体とで動植
    物観賞用槽の上端開口の少なくとも一部を覆うよ
    うに該上端開口縁部に載置支持されるように形成
    されており、前記蓋体は、これが覆う前記観賞用
    槽上端開口部分を開閉できるように、前記照明部
    に、前部を上下させて回動できるように連結され
    ているとともに、前記照明部に隣り合う部分に、
    該部分と照明部との隙間から前記槽内からの水蒸
    気が流出することを少なくとも一部遮るとともに
    遮られた水蒸気により発生する露滴を前記槽内へ
    導く突条部を備え、前部内側に沿つて蓋体内面の
    露滴を前記槽内へ導く帯状部を備えていることを
    特徴とする動植物観賞用槽照明器具。
JP1987040437U 1987-03-18 1987-03-18 Expired JPH0317655Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987040437U JPH0317655Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987040437U JPH0317655Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63174670U JPS63174670U (ja) 1988-11-14
JPH0317655Y2 true JPH0317655Y2 (ja) 1991-04-15

Family

ID=30854518

Family Applications (1)

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JP1987040437U Expired JPH0317655Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4330928Y1 (ja) * 1965-11-11 1968-12-16
JPS449508Y1 (ja) * 1966-03-10 1969-04-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4330928Y1 (ja) * 1965-11-11 1968-12-16
JPS449508Y1 (ja) * 1966-03-10 1969-04-17

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JPS63174670U (ja) 1988-11-14

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