JPH03176308A - 粉体充填方法、粉体充填装置、および粉体充填用容器 - Google Patents

粉体充填方法、粉体充填装置、および粉体充填用容器

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JPH03176308A
JPH03176308A JP1312504A JP31250489A JPH03176308A JP H03176308 A JPH03176308 A JP H03176308A JP 1312504 A JP1312504 A JP 1312504A JP 31250489 A JP31250489 A JP 31250489A JP H03176308 A JPH03176308 A JP H03176308A
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JP
Japan
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powder
powder filling
container
fine particle
toner
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Pending
Application number
JP1312504A
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English (en)
Inventor
Shigeru Nishiyama
茂 西山
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03176308A publication Critical patent/JPH03176308A/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば画像形成装置に使用されるトナー等の
粉体を、所定の容器内に高速でかつ高密度に充填する粉
体充填方法、その方法の実施に使用Jt+Iス悌I★#
憧毬牌奴)rf沁仕零槽田X興lご簡する。
(従来の技術) 電子写真複写機等の画像形成装置に使用されるトナーは
、通常、ボトル状、あるいは円筒状の容器内に充填され
て、運搬や保管等が行われる。このような容器内へのト
ナーの充填は、従来、該容器をトナー供給器の下方に位
置させて、トナー供給器内のトナーを容器内に自然落下
させることにより行われていた。
このような方法では、容器内に存在する空気のためにト
ナーは高速で容器内へ落下されず、しかも、容器内へ落
人されるトナーは容器内の空気と混合されるため、嵩密
度が小さくなり、高密度に充填されない。このため、所
定量のトナーを一度の自然落下により容器内へ充填する
ことはできず、例えば、容器内に充填すべきトナー量の
半分程度のトナーを、自然落下により一旦充填して、ト
ナーが沈静する所定時間経過後に残りのトナーを充填す
るという方法が採用されている。このような方法では、
トナーを効率よく容器内に充填することができず、作業
効率が非常に悪かった。
そこで、本願本出願人は、例えば、特開平1−1245
03号公報に開示されているように、トナー等の粉体を
高速で、かつ高密度に充填することができ、しかも構成
が比較的簡素である粉体充填装置を提案した。
この粉体充填装置は1.充填対象となる容器内を減圧状
態とし、容器内と粉体供給器との間に生じた圧力差を利
用して、粉体供給器から高密度の粉体を一度に容器内へ
充填できるようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) このような構成の粉体充填装置では、粉体供給器から落
人される粉体は、容器内が予め減圧状態とされているた
め、高速で容器内へ充填される。
しかも、容器内は略真空状態であるために、容器内へ落
人された粉体は空気を含まず、その嵩密度が減少するお
それがないという利点を有している。
しかし、その反面、容器内に落人する粉体の落人速度が
大きく、しかも、容器内の空気量が少ないために、容器
内に充填される粉体が圧縮され過ぎる傾向がある。特に
、粉体供給器内の圧力と容器内の圧力との差が大きい充
填初期には、容器内に落人した粉体が、容器の底面に激
しく衝突して、その粉体に大きな圧縮力が作用する。そ
の結果、粉体の粒径によっては、容器内の底部に、粉体
がブロック状の塊りに固まるおそれがある。容器内に充
填される粉体が電子写真複写機等の画像形成装置に使用
されるトナーである場合には、容器内のトナーが固まっ
た状態になっていると、その容器が画像形成装置に装着
されて使用される場合に、容器から画像形成装置にトナ
ーが円滑に補給されないおそれがある。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、トナー等の粉体を高速で、かつ高密度に充填し得
て、゛しかも、充填された粉体が、容器内にて固まるこ
とを防止し得る粉体充填方法およびその方法の実施に使
用される粉体充填装置を提供することにある。
に使用されて、粉体が固まることを容易かつ確実に防止
し得る粉体充填用容器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の粉体充填方法は、粉体が充填される内部の粉体
充填空間が変形される粉体充填用容器を、内部と外部と
を減圧する工程と、該粉体充填用容器の内部および外部
を同時に昇圧しつつ、該粉体充填用容器内に粉体を落下
させる工程と、粉体充填空間内に粉体が所定量充填され
た状態で、該粉体充填空間を膨張させる工程と、を包含
してなり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の粉体充填装置は、粉体が充填される内部の粉体
充填空間が変形される粉体充填容器を、該粉体充填容器
の内部と外部とを減圧した状態から該粉体充填用容器の
内部と外部とを同時に昇圧すると同時に、該粉体充填用
容器内に粉体を落下させる粉体充填装置であって、該粉
体充填用容器の内部と外部との減圧時に、該粉体充填用
容器内有してなり、そのことにより上記目的が達成さか
る。
本発明の粉体充填容器は、内部と外部とを減Bした状態
から、内部と外部とを同時に昇圧すると同時に、内部に
粉体が落下されることにより粉付が充填される粉体充填
用容器であって、筒状の4体部と、該本体部の内面に沿
って、該本体部の一面とは気密状の間隙を形成するとと
もに内部に粉体充填空間を形成するように配設されてお
り、内部の粉体充填空間と前記間隙内との圧力差により
内部の粉体充填空間が収縮および膨張する弾性付と、を
具備してなり、そのことにより上記目的力;達成される
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の粉体充填方法は、電子写真複写機等の画像形成
装置に使用されるトナーを容器に充填する際に実施され
る。
本発明の粉体充填方法の実施に使用される粉体充填用容
器は、第2図に示すように、所定量のトナーが充填され
得る円筒状の本体部82と、該本体部82の上面に、上
方へ突出するよう1=設けられた充填口部83が設けら
れている。該充填ロ部83ノ外周面にはキャップをねじ
込むためのねじ部が設けられている。該粉体充填用容器
8oは、軟質プラスチック等の弾力性を有する材料によ
り構成されており、本体部82に外部から圧力が付加さ
れることにより、第3図に示すように、該本体部82は
圧縮された状態になる。
該粉体充填用容器8Gと共に、本発明の粉体充填方法の
実施に使用される粉体充填装置は、第1図に示すように
、微細な粉体であるトナーを所定量ずつ供給し得るトナ
ー供給器toと、該トナー供給器lOの下方に配設され
、トナーが充填される本発明の容器1が内部に保持され
る減圧ケース2oとを具備する。
トナー供給器1oは、例えば粉体貯留タンクから所定量
のトナーを切り出し得る図外のトナー切り出し器と、該
トナー切り出し器に連結され、該トナー切り出し器にて
切り出された所定量のトナーを貯留し得るトナーホッパ
ー11と、該トナーホッパー11におけるトナー落下口
と減圧ケース20内とを連通させる粉体供給管路12と
、該粉体供給管路12に介装された開閉弁13とを有し
、該′開閉弁13が解放されることにより所定量のトナ
ーがトナーホッパー11から減圧ケース20内へ落下さ
れるように構成されている。
減圧ケース20は、上下に分割可能な上部半体21と、
下部半体22とから構成されている。下部半体22は上
部半体21に対して接合および隔離し得るように、エア
ーシリンダ70にて昇降される。そして、該エアーシリ
ンダ70により下部半体22が上昇されることにより、
該下部半体22は上部半体21に接合される。両者が接
合する部分には、例えば軟質ゴムにて形成されるシール
部材Zlaおよび22aがそれぞれ固設されており、エ
アーシリンダ70で上昇された下部半体22が上部半体
21に接合されることにより、各シール部材21aおよ
び22aが気密に係合し、該減圧ケース20内は気密状
態とされる。
減圧ケース20の上部半体21は、前記粉体供給管路1
2の下部に固定的に取付けられている。上部半体21の
上面部には、下方へ突出する粉体供給ノズル24が固設
され、該粉体供給ノズル24内に粉体供給管路12の下
端部が挿通されている。粉体供給ノズル24の上部外周
面には、軟質ゴム製のパツキン25aを係止する当接面
部25が設けられている。該当接面部25より下方は、
下方へ向かうに連れて順次縮径する逆円錐台状のノズル
@26になっている。
ノズル部26の下端面中心部には、粉体供給管路12の
下端が粉体投入口28として開口している。ノズル部2
6の上端における外径は、減圧ケース2o内に保持され
る粉体充填用容器8oの上端部に設けられた充填口部8
3の内径とほぼ等しくされている。
減圧ケース20の下部半体22には、第2図に示す円筒
状の粉体充填用容器8oを保持して、この粉体充填用容
器8oを昇降させる容器昇降手段6oが設けられている
。該容器昇降手段6oは、下部半体22内の下部内に略
水平状態で昇降可能に配設された昇降台62と、該昇降
台62と下部半体22の底面との間に介装され−界路台
フロz當曲トナへI叶執+2抽iばね63とを有してい
る。昇降台62には、粉体充填用容器80の下端部を保
持する保持枠62aと、該保持枠62aに保持された粉
体充填用容器80における本体部82の外周面を押圧す
ることにより、該本体部82を圧縮させる充填空間収縮
手段30とが設けられている。保持枠62aは、粉体充
填用容器80の下端部に嵌合して、該粉体充填用容器8
0を略鉛直状態に保持できるようになっている。そして
、粉体充填用容器80が昇降台62に載置された状態で
、下部半体22が上昇するようにエアーシリンダ70を
動作させると、粉体充填用容器80が上昇してその充填
口部83内に粉体供給ノズル24のノズル部26が挿入
される。下部半体22が上部半体21に完全に接合され
ると、粉体充填用容器80は押ばね63により上方へ付
勢され、その充填口部83上端がパツキン2Saに気密
に圧接される。
充填空間収縮手段30は、保持枠62aに保持された粉
体充填用容器80の本体部82外周面にそれぞれが対向
された相互に対向する一対の押圧ヘッド31および31
と、該押圧ヘッド31および31を相互に接離するよう
に移動させる一対のエアーシリンダ32および32とを
有している。押圧ヘッド31及び31は、粉体充填用容
器80の本体部82における軸心方向中央部外周面に対
向している。エアーシリンダ32および32の駆動機構
は、下部半体22の外部に配接されており、エアーシリ
ンダ32および32とは、下部半体22を貫通するフレ
キシブル管33および33にてそれぞれ接続されている
。そして、押圧ヘッド31および31が相互に接近する
方向にエアーシリンダ32および32が駆動されること
により、保持枠62aに保持された粉体充填用容器80
の本体部82が、両押圧ヘッド31および31によって
両側から挟まれることにより機械的に圧縮される。押圧
ヘッド31および31が相互に離れる方向に駆動される
と、粉体充填用容器80の本体部82は、その弾性力に
よって元の円筒状に復元される。
減圧ケース20における上部半体21の上面部には、減
圧ケース20内を適宜減圧し得る減圧手段40と、この
減圧状態から適宜圧力を上昇させ得る圧力上昇手段50
とがそれぞれ備えられている。減圧手段40は、真空ポ
ンプ44と減圧ケース20の内部とを連通状態で連結す
る第1減圧管路41と、該第1減圧管路41に介装され
た開閉弁42および流11u整弁43と、粉体供給管路
30と真空ポンプ44側の第1減圧管路41との間に連
結された第2減圧管路45と、該第2減圧管路45に介
装された開閉弁46および流量調整弁47とを有してい
る。
圧力上昇手段50は、減圧ケース20に取り付けられた
大気導入管51と、該大気導入管51に介装された開閉
弁52および流ffi調整弁53とを有している。
本発明の粉体充填方法は、上記粉体充填用容器80およ
び装置を使用して次のように実施される。
まず、トナーホッパー11の下方に配設された開閉弁1
3を開状態としておき、減圧ケース20の下部半体22
を下降させるべくエアーシリンダ70を動作させて、該
下部半体22を上部半体21より分離する。
このような状態で、粉体充填用容器80を、その充填口
部83が上側に位置するように昇降台62の所定位置に
載置する。次いで、押圧ヘッド31および31を押し出
すべくエアーシリンダ32および32を同期的に動作さ
せる。これにより、昇降台62に載置された粉体充填用
容器80は、その本体部82が圧縮されて、該本体部8
2内の粉体充填空間が収縮される。
次に下部半体22が上部半体21に接合されるまで、エ
アシリンダ70を動作させる。下部半体22が上部半体
21に接合されると、減圧ケース20内に保持された粉
体充填容器80は、押しばね63により上方へ付勢され
、その充填口部83が粉体供給ノズル24の粉体充填口
28に気密に連結される。引き続き、大気導入管51に
介装された開閉弁52を閉状態として、減圧ケース20
内を気密に保持する。このとき、各減圧管路41および
45に介装された流ffi調整弁43および47は、減
圧ケース20内の容量および該減圧ケース20内に保持
された粉体充填用容器80の容量に対応させて、各管路
内を通流する気体の流量がそれぞれ予め設定されている
このような状態で、第1減圧管路41および第2減圧管
路45に介装された開閉弁42および46をそれぞれ開
状態とし、真空ポンプ44を駆動させる。これにより、
減圧ケース20内における粉体充填用容器80外側の空
気が、第1減圧管路41を介して真空ポンプ44により
、流量調整弁43にて規定される所定の流量ずつ吸引さ
れると共に、該減圧ケースz。
内に保持された粉体充填用容器so内の空気が粉体供給
管路12の下部および第2減圧管路45を介して、真空
ポンプ44により流量調整弁47にて規定される所定の
流量ずつ吸引される。各流量調整弁43および47の流
量は、真空ポンプ44による粉体充填容器80の内部お
よび外部の減圧がほぼ平衡した状態で行われるように定
められる。そして、粉体充填用容器80の内部と、該粉
体充填用容器8oを取り囲む減圧ケース20内の圧力が
平衡状態で略真空状態になると、開閉弁42および46
は閉状態にされる。
次に、トナーホッパー11の下方に配設された開閉弁5
2を開状態にする。これにより、トナーホッパー11内
に貯留された所定量のトナーが、粉体供給管路12を介
して粉体充填用容ago内へ一括して落人される。この
とき、減圧状態に保持されていた粉体充填用容器80内
へはトナーが高速で落人される。また、粉体充填用容器
8oは、第3図に示すように、その本体部82が押圧ヘ
ッド31および31によって内方へ押し込まれた収縮状
態になっており、内周面が内方へ突出した状態になって
いる。従って、粉体充填用容器80内へ高速で落人され
たトナーは、その一部が本体部82内周面に衝突して減
速される。そして、トナーホッパー11内のトナーの全
部または大部分が粉体充填用容器8o内へ充填された時
点で、押圧ヘッド31および31が相互に離れるように
エアーシリンダ32および32を同期的に動作させる。
これにより、粉体充填用容器8oの本体部82が、順次
、膨張されて、元の円筒状に復元される。その結果、す
でに粉体充填用容器8o内へ充填されたトナーに加わる
押圧力が弛緩されるとともに振動が付加され、粉体充填
用容器8o内のトナーにブロック状の塊が生じている場
合には、その塊が崩壊される。従って、本体部82が圧
縮されていない状態に復元されることにより、粉体充填
用容器80内には、トナーが塊状に固まることなく充填
されている。
このようにして、粉体充填用容器8o内へのトナーの充
填が終わると、エアーシリンダ70が下部半体22を下
降させるべく駆動される。そして、下部半体22が上部
半体21から分離されると、トナーが充填された粉体充
填用容器80が下部半体22内から取り出される。
なお、上記実施例では、粉体充填用容器80を圧縮させ
るために機械的な充填空間収縮手段3oを用いたが、こ
れ以外にも、例えば、第4図に示すように、減圧ケース
20内で粉体充填用容器80の内部と外部とに圧力差を
付与することによっても、粉体充填用容器80を圧縮さ
せることができる。この場合には、粉体充填用容器80
の内部および粉体充填用容器80を囲む減圧ケース20
内を減圧手段40にて減圧する際に、粉体充填用容器8
0が破損しない範囲内で、粉体充填用容器80内の圧力
を、減圧ケース20内圧力よりも低くして粉体充填用容
器80の本体部82を収縮させる。そして、粉体充填用
容器80内に粉体がほぼ充填され終えた時点で、該粉体
充填用容器80内の圧力が、減圧ケース20内の圧力に
対して瞬間的に増大するように、圧力上昇手段50を介
して減圧ケース20内に導入される外気の流量を制限す
る。こうすることによっても、粉体充填用容器80内へ
粉体がほぼ充填され終えた後に、粉体充填用容器80の
本体部82が元の円筒状に復元され、容器80内の粉体
が充填される空間が広がって、容器80内に充填された
粉体が固まるおそれがない。
本発明の粉体充填方法に使用される粉体充填用容器とし
ては、上記実施例では、容器自体を変形させて、容器内
の粉体充填空間を狭める構成としたが、第5図に示すよ
うに、容器自体の変形を伴わずに、容器内の粉体充填空
間を収縮および膨張させ得る構成であってもよい。
該粉体充填容器90は、比較的硬質のプラスチックより
なる円筒状の本体部92と、該本体部92の上面に設け
られた充填口部93とを有している。充填口部93の外
周面にはキャップをねじ込むためのねじ部が設けられて
いる。本体部92の周壁には、通気孔95が設けられて
いる。該本体部92内には、内周面全体に沿って円筒状
になったシート状の弾性体9もが設けられている。該弾
性体96は若干の弾力性と高気密性とを有するプラスチ
・ツクフィルム等により構成されており、その上端部お
よび下端部は、本体部92内周面の上端部および下端部
にそれぞれ気密に接着されている。従って、弾性体96
の外周面と本体部92の内周面との間には、通気孔95
を介してのみ外部に連通ずる気密性の間隙97が形成さ
れている。そして、通気孔95より該間隙97に空気が
導入されると、該間隙97が広がり、弾性体96が内面
側へ膨張して、弾性体96の内部における粉体充填空間
が収縮される。
このような構成の粉体充填用容器90を使用する場合に
は、本発明の粉体充填方法は次のようζこ実施される。
まず、減圧ケース20内に粉体充填用容器90を封入し
、その本体部92内周面と弾性体96の外周面との間の
間隙97に、通気孔95から圧縮空気を導入する。これ
により、第6図に示すように、弾性体96が全周にわた
って内面側へ膨張し、弾性体96の内部の粉体が充填さ
れる空間が収縮される。このような状態で、粉体充填用
容器90の内部と、該粉体充填用容器90内を取り囲む
減圧ケース20内を減圧する。この減圧により、弾性体
96は内面側へ膨張した状態になる。次いで、減圧ケー
ス20外より粉体充填用容器90内へ粉体を供給する。
粉体充填用容器90内へ供給された粉体は、弾性体96
の内部の空間に充填される。このとき、粉体の一部は、
内面側へ突出した弾性体96の内周面に衝突して減速さ
れる。そして、弾性体96内に形成された粉体充填空間
に粉体の全部もしくは大部分が充填された時点で、弾性
体96外面側の間隙97が瞬間的に収縮されるように、
該間隙97内の空気を通気孔95から外部へ吸引する。
これにより、弾性体96が元の円筒状に膨張して、弾性
体96内に充填された粉体の圧縮が弛緩されて、該粉体
にブロック状の境部分が生じていても、該境部分が崩壊
される。従って、該粉体充填用容器90を使用する場合
にも、粉体充填作業が完全に終わった段階では、充填さ
れた粉体には塊状に固まるおそれがない。
なお、上記実施例では、カートリ、ノジ内部および外部
の減圧を、2系統の減圧経路により行うようにしたが、
このような2系統の減圧経路に限らず、例えば、本願出
願人の出願である特開平1−124503号公報に開示
されているような1系統の減圧経路を使用してもよい。
(発明の効果) 本発明の粉体充填方法は、このように、容器内に形成さ
れる粉体充填空間を収縮させた状態で、該空間に粉体を
流入させることにより、該空間に流入された粉体が容器
内周面に衝突して減速される。そのため、該空間に充填
される粉体が塊状に固まるおそれがない。しかも粉体充
填後に該空間を膨張させているために、充填された粉体
が固まった状態になっていても、その固まった部分が確
実に崩壊される。
本発明の粉体充填装置は、内部の粉体充填空間が収縮す
るように変形可能な粉体充填用容器を、内部と外部とを
同時に減圧する際に、該粉体充填用容器の粉体充填空間
を確実に収縮させることができ、粉体充填空間に収容さ
れる粉体を、固まらせることなく、確実に高密度充填し
得る。
さらに、本発明の粉体充填用容器は、内部と外部とを減
圧した状態から同時に昇圧するとともに粉体を落下させ
ることにより、粉体を高密度に充填され、さらに外部を
減圧すると同時に内部に配設された弾性体が容易に収縮
されて、°粉体が該弾性体に衝突することにより、内部
に粉体が固まるおそれがない。
4、    の   な! B 第1図は本発明の粉体充填方法の実施に使用される粉体
充填装置の一例を示す概略図、第2図はその装置に使用
される粉体充填用容器の断面図、第3図はその変形状態
を示す断面図、第4図は粉体充填用容器の変形方法の他
の例を説明するための概略図、第5図は本発明の粉体充
填用容器の他の例を示す断面図、第6図はその変形状態
を示す断面図である。
IO・・・トナー供給器、20・・・減圧ケース、30
・・・充填空間収縮部、40・・・減圧手段、50・・
・圧力上昇手段、60・・・容器昇降手段、80.90
・・・粉体充填容器、82.92・・・本体部、 96・・・弾性体、 97・・・間隙。
以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粉体が充填される内部の粉体充填空間が変形される
    粉体充填用容器を、内部と外部とを減圧する工程と、 該粉体充填用容器の内部および外部を同時に昇圧しつつ
    、該粉体充填用容器内に粉体を落下させる工程と、 粉体充填空間内に粉体が所定量充填された状態で、該粉
    体充填空間を膨張させる工程と、 を包含する粉体充填方法。 2、粉体が充填される内部の粉体充填空間が変形される
    粉体充填容器を、該粉体充填容器の内部と外部とを減圧
    した状態から該粉体充填用容器の内部と外部とを同時に
    昇圧すると同時に、該粉体充填用容器内に粉体を落下さ
    せる粉体充填装置であって、 該粉体充填用容器の内部と外部との減圧時に、該粉体充
    填用容器内の粉体充填空間を収縮させる充填空間収縮手
    段を有してなる粉体充填装置。 3、内部と外部とを減圧した状態から、内部と外部とを
    同時に昇圧すると同時に、内部に粉体が落下されること
    により粉体が充填される粉体充填用容器であって、 筒状の本体部と、 該本体部の内面に沿って、該本体部の内面とは気密状の
    間隙を形成するとともに内部に粉体充填空間を形成する
    ように配設されており、内部の粉体充填空間と前記間隙
    内との圧力差により内部の粉体充填空間が収縮および膨
    張する弾性体と、を具備する粉体充填用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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