JPH031757Y2 - - Google Patents

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JPH031757Y2
JPH031757Y2 JP14887887U JP14887887U JPH031757Y2 JP H031757 Y2 JPH031757 Y2 JP H031757Y2 JP 14887887 U JP14887887 U JP 14887887U JP 14887887 U JP14887887 U JP 14887887U JP H031757 Y2 JPH031757 Y2 JP H031757Y2
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JP
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handle
door
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recess
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JP14887887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、作業員や台車が出入できるウオーク
イン型冷蔵庫や冷凍庫のスライデイングドア等と
いつた横引型扉に使用される庫内ハンドル装置に
関するものである。
(従来の技術) 特開昭62−190374号公報に示されたようにウオ
ークイン型冷蔵庫では、スライデイングドア型の
横引扉は庫本体の外側に近接して配置されてお
り、扉自重によつて閉鎖保持方向の力が働くよう
に扉の走行レールが傾斜配置されていたり、扉閉
鎖時に扉の吊持車輪が走行レールの端部の凹部に
落込んでいるため、また、庫本体と扉間の空隙を
密封する目的で扉背面に設けたガスケツト等のシ
ール部材が庫本体正面に圧着しているため、扉開
放操作の当初段階では相当大きな力をハンドルに
掛ける必要がある。
必要十分な回転力をハンドルに与えるために
は、作業員がハンドルの基端握り部の裏側にまで
手指を掛け、基端握り部を深く握れなければなら
ないが、そのためにはハンドルが扉面から十分に
突出してハンドルと扉との間に広い空間が確保さ
れていなければならない。
(考案が解決しようとする問題点) 扉の正面側に装備される庫外ハンドル装置では
ハンドルの突出量はそれ程問題とならないが、扉
の背面側に装備される庫内ハンドル装置では、扉
背面と庫本体正面間にはシール部材が配備される
狭い間隔しか存在していないため、ハンドルの突
出量を充分に設計したときには、ハンドルが該シ
ール部材より突出して庫本体の出入口内に入り込
んでしまつている。
そのため、扉開放の終局段階でハンドルが出入
口の側端面に当接することによつて扉の開放動作
が停止するのであるが、庫内ハンドル装置は扉の
側端面からある距離内側に引込めて装備されてい
るため、扉は該引込み距離とハンドルの横幅との
和の分だけ全開位置の手前で停止することにな
り、出入口の全幅使用ができない。
また、扉開放の度に出入口の側端面とハンドル
が衝突するので、該側端面やハンドルの歪曲変形
や損傷が問題となり、耐用期間を短くする原因に
もなつている。
従つて本考案の目的は、ハンドルが出入口の側
端面に衝突しないため扉の全開が支障なく行なえ
ると共に、構成部品や庫本体の損傷の恐れがない
横引型扉用庫内ハンドル装置を提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と、本考案の横引型扉用庫内ハンドル装置は、庫
本体1の出入口2を開閉する横引型扉3に固着さ
れた本体ベース4と;該本体ベース4に対して固
定された案内筒体5と;扉3の背面側に配置さ
れ、先端操作部6aが庫本体1の出入口2の側端
面2aを押圧するハンドル6と;該先端操作部6
aと基端握り部6bとの間のハンドル正面部に突
設され、前記案内筒体5に前後方向に移動可能に
挿入された支軸体7と;該支軸体7を前方に引寄
せ付勢するバネ8と;該支軸体7に近接したハン
ドル6の正面部に装備され、扉閉鎖時に本体ベー
ス4側の凹部10に係合する転動体9とから成
り、扉開放操作時に該転動体9が該凹部10より
脱出して本体ベース4の背面部4aに当接するも
のである。
(作用) 第1図から第3図に示したように扉3が閉鎖位
置にあるときには、ハンドル6の正面側の転動体
9は本体ベース4の背面側の凹部10に係合して
没入しており、ハンドル6は転動体9の没入量分
だけ扉3の背面3aに接近し、バネ8の引寄せ付
勢によつて当該近接位置に保持されている。
庫内側から扉3を開放するために作業員が基端
握り部6bに指先を掛け、バネ8の付勢に抗して
ハンドル6を支軸体7を中心に第1図の鎖線位置
まで回転させると、転動体9が凹部10から脱出
して該凹部10に連続する本体ベース4の背面4
aに当接し、これによつてハンドル6は第3図に
鎖線で示したように作業員が該基端握り部6bを
深く握れる位置まで充分に突出する。
そこで作業員が該突出位置にあるハンドル6の
基端握り部6bをしつかりと握り、扉自重による
閉鎖保持方向への力やシール部材11の圧着力に
打勝つのに充分大きな力をかけてハンドル6を更
に同方向に回すと、第6図に示したようにハンド
ル6の先端操作部6aが庫本体1の出入口2の側
端面2aを押圧するため、扉3は横向きに開放駆
動される。
扉3をある程度まで開放した段階でハンドル6
を転動体9と凹部10が対向する元の位置まで逆
回転させると、支軸体7がバネ8の付勢によつて
案内筒体5内に深く進入し、転動体9と凹部10
が再係合する。これによつてハンドル6が扉3の
背面3a側に近接し、シール部材11の突出高さ
より内側に退避した位置に保持されるため、第7
図に示したようにハンドル6は出入口2の反対側
の側端面2bに衝突することなく、庫本体1の正
面側を通過し、出入口2が全面開放される。
(実施例) 図示の実施例では、本体ベース4は4隅の取付
孔18を通る適当な固着具によつて扉3の背面3
aに突当て固着されており、円筒形の案内筒体5
は扉3を貫通して設けられている。この庫内ハン
ドル装置の丁度反対側の部位には庫外ハンドル装
置が固着されており、案内筒体5は該庫外ハンド
ル装置の本体ベース12と庫内ハンドル装置の本
体ベース4の間に挟持固定されている。尚、案内
体5は本体ベース4と一体に成型することもでき
る。
庫外ハンドル装置のハンドル13に突設した角
棒形の回転軸14は案内筒体5内に挿入され、庫
内ハンドル装置の支軸体7に設けた断面角形の軸
方向の連動用開口部15に嵌合されている。その
ため、庫外ハンドル装置のハンドル13を所定方
向に回したとき、庫内ハンドル装置のハンドル6
も同方向に回転し、上記と同様に該ハンドル6の
先端操作部6aが庫本体1の出入口2の側端面2
aを押すことによつて、扉3は庫外側から開放操
作される。
尚、案内筒体5が扉3を貫通するときには該部
における扉3の断熱性は低下する傾向にあるが、
これを嫌う場合には、庫外ハンドル装置と庫内ハ
ンドル装置を非連動的に別個の位置に装備するこ
とが望ましい。この場合には、案内筒体5は扉3
を貫通するように設ける必要がなく、扉3の厚さ
の途中まで埋設するだけで足り、断熱性維持面で
最適な態様としては、案内筒体5を扉3の厚さ内
に一切入り込ませないようにすることもできる。
本実施例では支軸体7は丸棒形であり、2本の
ビス19によつてハンドル6に固着されている。
支軸体7の先端部の環状鍔部16には圧縮コイル
バネ形の付勢用バネ8の一端が圧接しており、該
バネ8は本体ベース4の正面側に突設した軸受筒
部17と案内筒体5の間に嵌合され、バネ8の他
端は本体ベース4の正面部に圧接している。尚、
この付勢用バネ8は引張コイルバネで構成するこ
ともでき、支軸体7はハンドル6と一体成型する
こともできる。
この支軸体7の突設位置を基端握り部6bより
も先端操作部6aにより接近した位置に設定すれ
ば、挺子比との関係で比較的小さな力をハンドル
6の基端握り部6bにかけるだけで、扉3が軽快
に開放駆動される。
図示の実施例では、上下2個使用された転動体
9は、軸棒20がハンドル6の正面と平行に配置
されたローラで構成され、該軸棒20の軸受体2
1は2本のビス22によつてハンドル6に固着さ
れている。このローラ形の転動体9に対応して本
体ベース4側の凹部10は断面半円形状に形成さ
れている。この凹部10に連続する本体ベース4
の背面4aは平坦面で構成され、ハンドル6が逆
回転させられて転動体9が凹部10の縁部に来た
とき、転動体9は凹部10の曲面に誘導されて、
凹部10内に円滑に落込むことになる。この転動
体9はボール形にすることもできる。
尚、上記のように扉3の開放動作のある段階で
ハンドル6を手動操作で逆回転させて近接位置に
退避させる代りに、ハンドル6を突出位置に留め
たままハンドル6から手を離し、扉3が惰性で更
に開放動作した終局段階において、ハンドル6の
基端握り部6bを出入口2の反対側の側端面2b
に当接させることによつてハンドル6を自動的に
逆回転させ、転動体9と凹部10を再係合させる
こともできる。この場合には、ハンドル6と該側
端面2bの当接衝撃がハンドル6の逆回転動作に
よつて全部又は一部吸収されるため、ハンドル6
や該側端面2bの損傷が回避軽減される。
本考案の変形例としては、転がり摩擦の代りに
滑り摩擦となるけれども、転動体9を非転動体の
突起物にすることもできる。
(考案の効果) 以上のように本考案の横引型扉用庫内ハンドル
装置では、庫内側から扉3を開放するときには、
支軸体7を前方に引寄せ付勢するバネ8による摩
擦力に抗して指先でハンドル6を若干回転させ、
ハンドル6側の転動体9を本体ベース4側の凹部
10から脱出させることによつて、ハンドル6の
基端握り部6bが深く握れる位置まで充分に突出
するため、扉の開放起動を支障なく的確に行なう
ことができる。
また、扉3の開放動作の終局段階においては、
前記バネ8の作用によつて転動体9が凹部10に
係合して、ハンドル6が扉3の背面3aに近接し
た位置に退避保持されるため、扉3の全開時にハ
ンドル6と出入口2の側端面2bが激しく衝突す
ることがない。そのため、該側端面2bとハンド
ル6が歪曲変形や損傷を受ける恐れがなく、庫本
体や庫内ハンドル装置の耐用期間を長くすること
ができる。扉3を何等の不都合なしに全開できる
ため、庫本体1の出入口2の全横幅を格納品の搬
出入作業に有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る横引型扉用庫
内ハンドル装置をウオークイン型冷蔵庫の扉に装
備したときの扉全閉時の背面図であり、第2図は
該庫内ハンドル装置の平面図であり、第3図は該
庫内ハンドル装置の左側面図である。第4図は第
1図のA−A線断面図であり、第5図は第1図の
B−B線断面図である。第6図は扉の開放起動直
後の該庫内ハンドル装置の平面図であり、第7図
は扉全開時の該庫内ハンドル装置の平面図であ
る。 1…庫本体、2…出入口、2a,2b…出入口
の側端面、3…扉、3a…扉の背面、4…本体ベ
ース、4a…本体ベースの背面、5…案内筒体、
6…ハンドル、6a…先端操作部、6b…基端握
り部、7…支軸体、8…付勢用バネ、9…転動
体、10…凹部、11…シール部材、12…庫外
ハンドル装置の本体ベース、13…庫外のハンド
ル、14…回転軸、15…連動用開口部、16…
環状鍔部、17…案内筒部、18…固着用ビス、
19…固着用ビス、20…軸棒、21…軸受体、
22…固着用ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 庫本体1の出入口2を開閉する横引型扉3に固
    着された本体ベース4と;該本体ベース4に対し
    て固定された案内筒体5と;扉3の背面側に配置
    され、先端操作部6aが出入口2の側端面2aを
    押圧するハンドル6と;該先端操作部6aと基端
    握り部6bとの間のハンドル正面部に突設され、
    前記案内筒体5に前後方向に移動可能に挿入され
    た支軸体7と;該支軸体7を前方に引寄せ付勢す
    るバネ8と;該支軸体7に近接したハンドル6の
    正面部に装備され、扉閉鎖時に本体ベース4側の
    凹部10に係合する転動体9とから成り、扉開放
    操作時に該転動体9が該凹部10より脱出して本
    体ベース4の背面部4aに当接する横引型扉用庫
    内ハンドル装置。
JP14887887U 1987-09-29 1987-09-29 Expired JPH031757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14887887U JPH031757Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14887887U JPH031757Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

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Publication Number Publication Date
JPS6453883U JPS6453883U (ja) 1989-04-03
JPH031757Y2 true JPH031757Y2 (ja) 1991-01-18

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JP14887887U Expired JPH031757Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH073259Y2 (ja) * 1989-05-29 1995-01-30 昭和アルミニウム株式会社 冷蔵庫等におけるスライド式扉の開放装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6453883U (ja) 1989-04-03

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