JPH03175599A

JPH03175599A - 磁気カード装置

Info

Publication number: JPH03175599A
Application number: JP1314729A
Authority: JP
Inventors: Naoki Hayashi; 直樹林
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-12-04
Filing date: 1989-12-04
Publication date: 1991-07-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、プリペイドカード、キャッシュカード、クレ
ジットカードなどのデータ読み書きに用いられる磁気カ
ード装置に関するものである。

従来の技術従来の磁気カード装置の構成は、例えば第３図に示すよ
うな構成であった。第３図において、３゜は磁気カード
、３１は磁気カードリードライト装置、３２はデータ出
力装置（ホストシステム）、３０１は磁気カード３０の
磁気データ記録領域、３１１は前記磁気データの読み書
きを行うためのデータリードライト処理部、３１２はデ
ータ変換。

部、３１３は鍵記憶部、３１４釦よび３２１はデータ入
出力部である。

第３図に示したような従来の磁気カード装置でのデータ
リードライト手順を以下説明する。

磁気カード３０にデータを書き込む場合、１ずホストシ
ステム３２からデータ入出力部３２１を通して磁気カー
ドリードライト装置３１へ磁気カード３ｏに書き込むデ
ータを送信する。磁気カードリードライト装置３１はデ
ータ入出力部３１４を通してデータを受信し、データ変
換部３１２で暗号化、撹乱処理等のデータ変換を行う。

データ変換を行う際には、鍵記憶部３１３に記憶されて
いる暗号化鍵を用いる。最後に、磁気カードリードライ
ト装置３１のデータリードライト処理部３１１で磁気カ
ード３０のデータ記録領域３０１に変換後のデータを書
き込む。

磁気カード３ｏからのデータ読み出し処理を行う場合、
會ず磁気カードリードライト処理部３１１で磁気カード
３０のデータ記録領域３０１からデータを読み取る。次
に、鍵記憶部３１３に記憶されている暗号化鍵を用いて
、データ変換部３１２で読み取ったデータの変換を行い
、前回の書き込み時にホストシステムから送られてきた
データに復元した後、データ入出力部３１４．３２１を
通じてホストシステム３２へ読み取りデータを送信する
。

このように、従来の磁気カード装置では、磁気カードリ
ードライト装置がデータの暗号化、撹乱処理を行うこと
で、カードの解読に対する安全性を向上させていた。

発明が解決しようとする課題このような従来の磁気カード装置では、磁気カードリー
ドライト装置３１内でＲＯＭ等の不揮発性メモリーに暗
号化鍵を記憶させてかり、磁気カードリードライト装置
単独でデーＺの暗号化、または撹乱処理を行うため、磁
気カードリードライト装置３１が盗難された場合、暗号
化、撹乱処理の内容がすべて容易に解読され、磁気カー
ド３０の安全性が著しく下がるという問題があった。

本発明は上記問題点を解決するもので、暗号化鍵の保管
はホストシステムで行い必要とする時のみ、磁気カード
リードライト装置へ入力するようにした安全性の高い磁
気カード装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段この課題を解決するために本発明の磁気カード装置は、
磁気カードリードライト装置が外部からのデータ入出力
部と、外部から入力された暗号化鍵を一時的に記憶する
鍵一時記憶部と、前記暗号化鍵を用いてデータを変換す
るテ゛−タ変換部と、磁気カードのデータを読み書きす
るデータリードライト処理部とを有する構成としたもの
である。

作用との構成によって磁気カードの読み書きに際してば、ホ
ストシステムから磁気カードリードライト装置へデータ
変換を行うための暗号化鍵を入力し、−時的に記憶させ
た暗号化鍵に基づきデータの変換を行って磁気カード上
のデータの読み書きを行うことができる。

したがって、磁気カードのデータ変換を行うための暗号
化鍵はホストシステムでのみ管理し、磁気カードリード
ライト装置は暗号化鍵を一時的に記憶しているだけにな
るため、磁気カードリードライト装置が盗難にあっても
、暗号化鍵が漏洩することはなく、磁気カードデータの
解読・偽造を困難なものにできる。

実施例第１図は本発明の一実施例による磁気カード装置の構成
であり、第１図にかいて、１０は磁気カード、１１は磁
気カードリードライト装置、１２はホストシステム、１
０１は磁気データ記録領域、１１１は前記磁気データの
読み書きを行うためのデータリードライト処理部、１１
２はデータ変換部、１１３は鍵一時記憶部、１１４およ
び１２１はデータ入出力部、１２２は鍵記憶部である。

以上のような構成を持つ磁気カード装置でのデータリー
ドライト手順を以下説明する。

磁気カードリードライト装置１１を動作させるに先りっ
て、ホストシステム１２の鍵記憶部１２２に記憶されて
いる暗号化鍵をデータ入出力部１２１１１４を通じて磁
気カードリードライト装置１１へ送信する。磁気カード
リードライト装置１１は受信した暗号化鍵を鍵一時記憶
部１１３に記憶する。鍵一時記憶部１１３は揮発性メモ
ＩＪ−（ＲＡＭ）で構成され、磁気カードリードライト
装置１１の電源が切れた時にはメモリーの内容が消失す
るものとする。

磁気カード１０にデータを書き込む場合、まずホストシ
ステム１２はデータ入出力部１２１を通じて磁気カード
リードライト装置１１にデータを送信する。磁気カード
リードライト装置１１はデータ入出力部１１４からデー
タを受信し、データ変換部１１２で暗号化または撹乱処
理等のデータ変換を行う。データ変換を行う際には、鍵
一時記憶部１１３に記憶されている暗号化鍵を用いる。

最後に、磁気カードリードライト装置１１はデータリー
ドライト処理部１１１で磁気カード１０のデータ記録領
域１０１に変換後のデータを書き込む。

磁気カード１ｏからのデータ読み出し処理を行う場合、
１ず、データリードライト処理部１１１で＠気カード１
Ｑのデータ記録領域１０１からデータを読み取る。次に
、磁気カードリードライト装置１１は鍵一時記憶部１１
３に記憶されている暗号化鍵を用いてデータ変換部１１
２で読み取ったデータの変換を行い、書き込み時にホス
トシステム１２から送られてきたデータに復元した後、
データ入出力部１１４，１２１を通じてホストシステム
１２ヘデータを送信する。

このように、本実施例ではホストシステム１２が暗号化
鍵を記憶しており、磁気カードリードライト装置１１は
暗号化鍵を一時的に記憶しているだけである。したがっ
て磁気カードリードライト装置１１が盗難されるなどで
電源が切れた場合、磁気カードリードライト装置１１内
の暗号化鍵のテ゛−タは消失するため、磁気カードリー
ドライト装置１１を解析し、処理内容が分かったとして
も磁気カード１０のデータの解読は困難である。この時
、アルゴリズム公開型暗号など、暗号化鍵の内容が分か
らなければ解読できないよう々データ変更処理を行って
いれば安全性はさらに向上する。

また、ホストシステム１２と磁気カードリードライト装
置１１を電話回線等で接続する構成とすれば、ホスト／
ステム１２の物理的な安全性を保証することは容易とな
る。さらに、ホストシステム１２と磁気カードリードラ
イト装置１１との通信に暗号化を施して、通信の盗聴に
対する安全性を高めれば、磁気カード装置全体の安全性
はさらに向上する。

また、本実施例では暗号化鍵の管理はホストシステム１
２側で行うため、カード発行者単独で暗号化鍵を決定で
き、磁気カードリードライト装置１１の製造者による不
正を防止できる。

次に本発明ＩＦ５−ける第２の実施例について説明する
。

第２図は本発明の他の実施例による磁気カード装置の構
成であり、第２図において、２０は磁気カード、２１は
磁気カードリードライト装置、２０１は磁気データ記録
領域、２１１は前記磁気データの読み書きを行うための
データリードライト処理部、２１２はデータ変換部、２
１３は鍵一時記憶部、２１４けデータ入力のためのキー
ボードである。

本実施例に釦いて、磁気カードリードライト装置２１で
磁気カード２０のリードライト処理を行う場合、１ず、
使用者はキーボード２１４を用いて、データ変換のため
の暗号化鍵を磁気カードリードライト装置２１に入力す
る。

入力された暗号化鍵は鍵一時記憶部２１３に記憶される
。以降、第１の実施例と同様の手順で磁気カードリード
ライト装置２１による磁気カード２０のリードライトを
行う。

このように、本実施例では暗号化鍵をカード使用者が記
はし５ても・Ｏ，磁気カードリードライト装置２１を動
作させるにあたっては、正規の暗号化鍵の入力が必要条
件となるため、正規のカード使用者以外の人間が不正に
磁気カード装置を動作させることはできない。

また、本発明の第２の実施例では暗号化鍵の入力をキー
ボードから行ったが、磁気カードリードライト装置２１
をメモリーカード捷たはＩＣカードのインターフェース
を有する構成とし、データ変換のための暗号化鍵を前記
メモリーカードまたはＩＣカードに記憶させてち・き、
磁気カード装置を動作させるときには前記メモリーカー
ドまたはＩＣカードから暗号化鍵を入力し、磁気カード
装置を動作させないときには前記メモリーカードまたは
ＩＣカードを抜き取っておくような構成としてもよい。

また、磁気カードリードライト装置２１に前記データリ
ードライト処理部２１１、および前記データ変換部２１
２以外にデータ判定部を設け、磁気カード２０の種類を
通常のカードと前記データ変換のための暗号化鍵を記録
したカードの２種類とすることで、データ読み取り後、
前記データ判定部でデータを判定し、カードに暗号化鍵
が記憶されていれば読み取った暗号化鍵を記憶するとい
った構成も可能となる。

発明の効果以上のように本発明によれば、磁気カードリードライト
装置が、データ入出力部と、外部から入力された暗号化
鍵を一時的に記憶する鍵一時記憶部と暗号化鍵を用いて
データを変換するデータ変換部と、データリードライト
処理部とを有し、データ変換のための暗号化鍵を外部か
ら入力し、磁気カードリードライト装置に一時的に記憶
させる構成とすることで、磁気カードのデータ変換を行
うための暗号化鍵を磁気カードリードライト装置外で管
理できるため、たとえ＠気力−ドリードライト装置が盗
難にあい、内部のデータ処理方法が漏洩しても、電源切
断と同時に暗号化鍵が消失するため暗号化鍵が漏洩する
ことはなく、磁気カード解読を困難なものにできる。さ
らに磁気カードリードライト装置の製造者が暗号化鍵を
知ることのできない構成も可能となり、磁気カード装置
の安全性を著しく高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による磁気カード装置を説明
するための図、第２図は同他の実施例による磁気カード
装置を説明するための図、＠３図は従来の磁気カード装
置を説明するための図である。１０．２０・・・・・・磁気カード、１１．２１・・・
・・・磁気カードリードライト装置、１２・・・・・・
ホストシステム（データ出力装置）、１１１，２１１・
・・・・・データリードライト処理部、１１２，２１２
・・・・・・データ変換部、１１３，２１３・・・・・
・鍵一時記憶部、１１４・・・・・・データ入出力部、
１２２・・・・・・鍵記憶部、２１４・・・・・・キー
ボード。

Claims

【特許請求の範囲】

磁気カードリードライト装置へ必要に応じて暗号化鍵を
出力するデータ出力装置と、データ入出力部、前記デー
タ出力装置から前記データ入出力部を通じて入力される
暗号化鍵を一時的に記憶する鍵一時記憶部、前記暗号化
鍵に基づきデータを変換するデータ変換部および磁気カ
ードのデータを読み書きするデータリードライト処理部
を有する磁気カードリードライト装置とからなる磁気カ
ード装置。