JPH0317407Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317407Y2 JPH0317407Y2 JP1984128627U JP12862784U JPH0317407Y2 JP H0317407 Y2 JPH0317407 Y2 JP H0317407Y2 JP 1984128627 U JP1984128627 U JP 1984128627U JP 12862784 U JP12862784 U JP 12862784U JP H0317407 Y2 JPH0317407 Y2 JP H0317407Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- motor
- terminal block
- terminal
- digital counter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 2
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、ラジオブイや救命信号灯あるいは
通信機器の電源など、あらゆる電池使用機器に好
適な放電量表示器つき電池に関する。
通信機器の電源など、あらゆる電池使用機器に好
適な放電量表示器つき電池に関する。
《考案の背景》
ラジオブイ、救命信号灯、通信機器などでは多
数の素電池を外装ケースに内蔵した大型組電池が
使用される。
数の素電池を外装ケースに内蔵した大型組電池が
使用される。
この種の大型組電池は非常に高価であるため、
これの有効利用を図るためには、その残存容量あ
るいは放電量をぜひ知る必要がある。
これの有効利用を図るためには、その残存容量あ
るいは放電量をぜひ知る必要がある。
一般に電池の残存容量を調べるには、バツテリ
ーチエツカーなどで電池電圧を調べている。
ーチエツカーなどで電池電圧を調べている。
ところが、最近の水銀電池、銀電池、リチウム
電池などのように放電中の電圧がほとんど低下し
ない電池の場合、電池電圧から残存容量を測定す
るのは非常に難しい。 高い分解能を持つ電圧弁
別器は非常に高価であるし、そのような高価な測
定器を用いて調べても、電池の残存容量を的確に
検出するのは難しい。
電池などのように放電中の電圧がほとんど低下し
ない電池の場合、電池電圧から残存容量を測定す
るのは非常に難しい。 高い分解能を持つ電圧弁
別器は非常に高価であるし、そのような高価な測
定器を用いて調べても、電池の残存容量を的確に
検出するのは難しい。
そのため従来は、高い信頼性を必要とする機器
の電源として使用する大型組電池は、安全性を見
込んで相当の容量を残したまま交換されることが
多く、大きな無駄を生じていた。
の電源として使用する大型組電池は、安全性を見
込んで相当の容量を残したまま交換されることが
多く、大きな無駄を生じていた。
《考案の目的》
この考案の目的は、安価な構成を電池自体に付
加し、放電中の電圧低下が極めて少ない電池であ
つても、電池の放電量すなわち残存容量を的確に
検出してわかりやすく表示できるようにした放電
量表示器つき電池を提供することにある。
加し、放電中の電圧低下が極めて少ない電池であ
つても、電池の放電量すなわち残存容量を的確に
検出してわかりやすく表示できるようにした放電
量表示器つき電池を提供することにある。
《考案の構成》
上記の目的を達成するために、この考案は、素
電池10と、外装ケース12と、端子台14と、
モータ16と、デジタルカウンタ18とを有する
放電量表示器つき電池において、前記端子台14
は、外部負荷が接続される一対の端子を有し、前
記素電池10は、前記外装ケース12内に収納さ
れるものであり、前記外装ケース12は、その表
面に前記端子台14と前記デジタルカウンタ18
とが取付けられており、前記端子台14は、その
一方の端子が前記素電池10の一方の極と内部配
線で接続され、他方の端子が前記モータ16と直
列接続されて前記素電池10の他方の極と内部配
線で接続され、前記デジタルカウンタ18は、表
示部が外方に向けられて前記モータ16により回
転されることを特徴とする。
電池10と、外装ケース12と、端子台14と、
モータ16と、デジタルカウンタ18とを有する
放電量表示器つき電池において、前記端子台14
は、外部負荷が接続される一対の端子を有し、前
記素電池10は、前記外装ケース12内に収納さ
れるものであり、前記外装ケース12は、その表
面に前記端子台14と前記デジタルカウンタ18
とが取付けられており、前記端子台14は、その
一方の端子が前記素電池10の一方の極と内部配
線で接続され、他方の端子が前記モータ16と直
列接続されて前記素電池10の他方の極と内部配
線で接続され、前記デジタルカウンタ18は、表
示部が外方に向けられて前記モータ16により回
転されることを特徴とする。
《実施例》
第1図は本考案の一実施例である大型組電池の
外観を示し、第2図はその電気結線構成を示して
いる。
外観を示し、第2図はその電気結線構成を示して
いる。
この電池は、多数の素電池10を収納した円筒
形の外装ケース12と、この外装ケース12の天
井面部分に取付けれ、一対の端子を有する負荷接
続用の端子台14と、この端子台14の一方の端
子と上記素電池10の一方の極とを直接接続する
内部配線と、外装ケース12に内蔵され、端子台
14に接続される負荷抵抗22に流れる負荷電流
の一部によつて駆動されるように、負荷抵抗22
と内部配線により直列接続された直流モータ16
と、外装ケース12の天井面に表示部を外方に向
けて取付けられ、モータ16によつて回転される
ように結合された機械式のデジタルカウンタ18
とを備えている。
形の外装ケース12と、この外装ケース12の天
井面部分に取付けれ、一対の端子を有する負荷接
続用の端子台14と、この端子台14の一方の端
子と上記素電池10の一方の極とを直接接続する
内部配線と、外装ケース12に内蔵され、端子台
14に接続される負荷抵抗22に流れる負荷電流
の一部によつて駆動されるように、負荷抵抗22
と内部配線により直列接続された直流モータ16
と、外装ケース12の天井面に表示部を外方に向
けて取付けられ、モータ16によつて回転される
ように結合された機械式のデジタルカウンタ18
とを備えている。
詳細には、上記モータ16はバイパス抵抗20
と並列に接続され、素電池10の他方の極と端子
台14の他方の端子とを結ぶ配線途中に接続され
ている。
と並列に接続され、素電池10の他方の極と端子
台14の他方の端子とを結ぶ配線途中に接続され
ている。
この例では、デジタルカウンタ18は3桁のも
のであり、本電池の工場出荷段階で「000」リセ
ツトされている。
のであり、本電池の工場出荷段階で「000」リセ
ツトされている。
以上の構成において、端子台14の端子にに何
ら負荷が接続されていなければ、モータ16の入
力端子も開放されているので、モータ16および
デジタルカウンタ18は全く回転しない。
ら負荷が接続されていなければ、モータ16の入
力端子も開放されているので、モータ16および
デジタルカウンタ18は全く回転しない。
端子台14の端子に負荷抵抗22が接続される
と、素電池10からモータ16およびバイパス抵
抗22の並列回路を経て、端子台14から負荷抵
抗22に電流が流れる。
と、素電池10からモータ16およびバイパス抵
抗22の並列回路を経て、端子台14から負荷抵
抗22に電流が流れる。
このときモータ16が回転駆動され、それに伴
つてデジタルカウンタ18が漸次歩進し、その表
示値が増加していく。
つてデジタルカウンタ18が漸次歩進し、その表
示値が増加していく。
ところで、負荷抵抗22が大きいと、モータ1
6の入力電圧が低くなるので、モータ16の回転
数は小さくなる。
6の入力電圧が低くなるので、モータ16の回転
数は小さくなる。
反対に負荷抵抗22が小さいと、モータ16の
入力電圧が高くなるのでモータ16の回転速度は
大きくなる。
入力電圧が高くなるのでモータ16の回転速度は
大きくなる。
つまり、負荷電流が大きくて素電池10の放電
率が高いて、デジタルカウンタ18の歩進速度が
大きくなり、放電率が小さいと歩進速度も小さく
なる。このようにして、素電池10の放電速度に
応じた速度でデジタルカウンタ18が歩進され、
カウンタ18の数値は素電池10の放電量の積算
値に対応する。
率が高いて、デジタルカウンタ18の歩進速度が
大きくなり、放電率が小さいと歩進速度も小さく
なる。このようにして、素電池10の放電速度に
応じた速度でデジタルカウンタ18が歩進され、
カウンタ18の数値は素電池10の放電量の積算
値に対応する。
そこで例えば、素電池10の残存容量がほぼ使
用限度に達したときにカウンタ18の表示値が
「999」となるように、モータ16の特性およびこ
れとカウンタ18を結合する減速比を設定してお
くと、カウンタ18の表示値から電池がどれだけ
放電してどの程度容量が残つているのかを、一目
瞭然に読みとることができる。
用限度に達したときにカウンタ18の表示値が
「999」となるように、モータ16の特性およびこ
れとカウンタ18を結合する減速比を設定してお
くと、カウンタ18の表示値から電池がどれだけ
放電してどの程度容量が残つているのかを、一目
瞭然に読みとることができる。
また、この放電量表示器の原理から明らかなよ
うに、素電池10の放電に伴う電圧低下がほとん
どなくとも全く問題はなく、放電量を的確に測
定、表示することができる。 なお、上記の実施
例ではデジタルカウンタ18を「000」から放電
に伴つて次インクリメントしているが、本考案は
これに限定されず、工場出荷段階でカウンタ18
を「999」にしておき、放電に伴つてこの値を順
次デイクリメントするように構成してもよい。こ
の場合、表示値が残存容量に直結することにな
る。
うに、素電池10の放電に伴う電圧低下がほとん
どなくとも全く問題はなく、放電量を的確に測
定、表示することができる。 なお、上記の実施
例ではデジタルカウンタ18を「000」から放電
に伴つて次インクリメントしているが、本考案は
これに限定されず、工場出荷段階でカウンタ18
を「999」にしておき、放電に伴つてこの値を順
次デイクリメントするように構成してもよい。こ
の場合、表示値が残存容量に直結することにな
る。
また、これに使用するモータ16としてはマイ
クロモータと称されている超小型で超低消費電力
の直流モータを使用するのが望ましく、そうすれ
ば外装ケース12を特に大型化する必要はなく、
また価格的にも充分に実用化が可能である。
クロモータと称されている超小型で超低消費電力
の直流モータを使用するのが望ましく、そうすれ
ば外装ケース12を特に大型化する必要はなく、
また価格的にも充分に実用化が可能である。
《考案の効果》
以上詳細に説明したように、この考案に係る放
電量表示器つき電池によれば、放電に伴う電圧低
下が少ない水銀電池、銀電池、リチウム電池など
であつても、正確な放電量すなわち残存容量が電
池自体に付加した簡単な構成で測定、表示され
る。
電量表示器つき電池によれば、放電に伴う電圧低
下が少ない水銀電池、銀電池、リチウム電池など
であつても、正確な放電量すなわち残存容量が電
池自体に付加した簡単な構成で測定、表示され
る。
従つて、従来のように電池の残存容量が的確に
わからず、安全性を見込んで相当の容量を残した
まま交換する、といつたような無駄をなくすこと
ができ、放電量表示器を付加することによる価格
上昇この面で充分にカバーされる。
わからず、安全性を見込んで相当の容量を残した
まま交換する、といつたような無駄をなくすこと
ができ、放電量表示器を付加することによる価格
上昇この面で充分にカバーされる。
また、電池自体にその残存容量を表示する機能
が付与されているので、あらゆる電池使用機器に
適用でき、また、負荷を接続しなくても残存容量
を知ることができる。
が付与されているので、あらゆる電池使用機器に
適用でき、また、負荷を接続しなくても残存容量
を知ることができる。
第1図は本考案の一実施例による放電量表示器
つき電池の外観図、第2図はその電気結線図であ
る。 10……素電池、12……外装ケース、14…
…端子台、16……モータ、18……デイジタル
カウンタ、20……バイパス抵抗、22……負荷
抵抗。
つき電池の外観図、第2図はその電気結線図であ
る。 10……素電池、12……外装ケース、14…
…端子台、16……モータ、18……デイジタル
カウンタ、20……バイパス抵抗、22……負荷
抵抗。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 素電池10と、外装ケース12と、端子台14
と、モータ16と、デジタルカウンタ18とを有
する放電量表示器つき電池において、 前記端子台14は、外部負荷が接続される一対
の端子を有し、 前記素電池10は、前記外装ケース12内に収
納されるものであり、 前記外装ケース12は、その表面に前記端子台
14と前記デジタルカウンタ18とが取付けられ
ており、 前記端子台14は、その一方の端子が前記素電
池10の一方の極と内部配線で接続され、他方の
端子が前記モータ16と直列接続されて前記素電
池10の他方の極と内部配線で接続され、 前記デジタルカウンタ18は、表示部が外方に
向けられて前記モータ16により回転されること
を特徴とする放電量表示器つき電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12862784U JPS6144768U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 放電量表示器つき電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12862784U JPS6144768U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 放電量表示器つき電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144768U JPS6144768U (ja) | 1986-03-25 |
JPH0317407Y2 true JPH0317407Y2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=30687253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12862784U Granted JPS6144768U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 放電量表示器つき電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144768U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137515U (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-19 | ||
JPS546974B2 (ja) * | 1972-04-21 | 1979-04-03 | ||
JPS5915015U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-30 | 日本板硝子株式会社 | 採光装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS546974U (ja) * | 1977-06-15 | 1979-01-17 | ||
JPS5674656U (ja) * | 1979-11-15 | 1981-06-18 |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP12862784U patent/JPS6144768U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS546974B2 (ja) * | 1972-04-21 | 1979-04-03 | ||
JPS5137515U (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-19 | ||
JPS5915015U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-30 | 日本板硝子株式会社 | 採光装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6144768U (ja) | 1986-03-25 |
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