JPH031732Y2 - - Google Patents

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JPH031732Y2
JPH031732Y2 JP14970086U JP14970086U JPH031732Y2 JP H031732 Y2 JPH031732 Y2 JP H031732Y2 JP 14970086 U JP14970086 U JP 14970086U JP 14970086 U JP14970086 U JP 14970086U JP H031732 Y2 JPH031732 Y2 JP H031732Y2
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JP
Japan
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heating
unit
hot water
heat source
source device
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JP14970086U
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JPS6355058U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、マンシヨン、公団住宅等のような集
合住宅における冷暖房並びに給湯装置(冷暖房並
びに給湯システム)用室外機に関するものであ
る。
[従来技術とその欠点] 集合住宅における冷暖房並びに給湯システムと
しては各住戸ごとに第2図に示すようにフアン
式冷暖房放熱器(室内機)01と室外機02から
成る冷暖房用のヒートポンプエアコンを取り付
け、給湯は各住戸に設置したガス等を燃料とした
熱源機03から行なう。住棟の屋上等に冷温水
機と冷却塔を設置し、これから各住戸内のフアン
式冷暖房放熱器に冷温水を循環せしめて冷暖房を
行ない、一ケ所に設置した貯湯槽+ボイラーで各
住戸に給湯する。方式が一般的である。
しかし、上記の方式はコンプレツサーとか放
熱用熱交換器、フアン等を組み込んだ室外機及び
熱源機をベランダ等に設置するため、ベランダの
スペースを広く占め、またフアンの騒音とか冷房
時における熱風が近隣に迷惑を及ぼすという問題
があつた。又の方式は屋上等に設置された冷温
水機及び貯湯槽と各住戸間になされた配管はすべ
て保温施工となるため、イニシヤルコスト及びラ
ンニングコストが嵩むという問題があつた。
[本考案の目的] 本考案は斯かる点に鑑みて提案されたもので、
室外機を従来の1/3程度に小型化することによつ
て前記の方式における室外機の設置スペースに
関する問題の解決と騒音、排熱に関する問題を解
決し、更にイニシヤル及びランニングコストの安
い集合住宅における冷暖房並びに給湯装置におけ
る室外機を提案するのが目的である。
[本考案の構成] 本考案は上記目的を達成する手段として次の如
き構成を採用するものである。
各住戸共用の冷却塔を巡る放熱回路を設けると
共に各住戸の室内に設置されたフアン式冷暖房放
熱器に対して冷媒を循環せしめるコンプレツサー
ユニツトを各住戸ごとに備え、このコンプレツサ
ーユニツト内の凝縮用熱交換器を前記冷却塔を巡
る放熱回路に対して各住戸ごとに並列に配管され
た分岐配管に接続して成る冷房回路と、各住戸ご
とに設置された二系統加熱方式を採用した熱源機
から送り出される温水が前記冷房回路のフアン式
冷暖房放熱器を循環するように構成して成る暖房
回路と、前記熱源機の暖房系統とは別の系統から
送り出される温水が蛇口、浴室等に至る給湯回路
と、から成る集合住宅における暖冷房並びに給湯
装置において、コンプレツサーユニツト及び暖房
及び給湯用の熱源機を一体に構成して成る室外
機。
上記装置においては住棟の屋上等に設置された
冷却塔を各住戸において共用するため、各室に置
かれたフアン式冷暖房放熱器からの戻り冷媒はコ
ンプレツサーユニツト内のコンプレツサーにより
加圧され、凝縮用熱交換器において冷却塔を巡る
放熱回路内を循環している放熱用熱媒に熱を与え
て凝縮し、フアン式冷暖房放熱器に至り、気化潜
熱を室内の空気から奪つて冷房を行ない、再びコ
ンプレツサーユニツトに戻るものである。
又、二系統の加熱部を有する熱源機の一系統か
ら出た温水は前記冷房時のフアン式冷暖房放熱器
を経由して循環しながら暖房を行ない、他の一系
統から出た温水は給湯回路を経由して台所の蛇
口、浴槽、シヤワー等へ供給される。
[実施例] 第1図は上記本考案の一実施例を示し、1は住
棟の屋上に設置された放熱用熱交換器2とフアン
3から成る冷却塔、4は前記冷却塔1内の放熱用
熱交換器2を介して住棟内に配管された放熱回路
にして、5はこの放熱回路4内に取り付けられた
循環ポンプ、6は膨脹タンクである。
7は各住戸のベランダ、パイプシヤフト内、下
駄箱内、押し入れ等に容易に設置することのでき
るコンパクトな室外機(コンプレツサーユニツ
ト)にして、この室外機7内にはコンプレツサー
8、凝縮用熱交換器9、アキユムレータ10、キ
ヤピラリーチユーブ11が組み込んである。
12は前記凝縮用熱交換器9と前記放熱回路4
を結ぶ分岐配管にして、放熱回路4内を循環して
いる放熱用熱媒はこの分岐配管12から室外機7
内の凝縮用熱交換器9を循環する。13は分岐配
管12に取り付けられた制御弁である。
14は各住戸の部屋内に設置されたフアン式冷
暖房放熱器(室内機)にして、15は熱交換器、
16はフアンである。
17は前記熱交換器15、キヤピラリーチユー
ブ11、冷却塔を巡る放熱回路4に熱を与えて冷
媒を凝縮する凝縮用熱交換器9、コンプレツサー
8、アキユムレータ10そして熱交換器15と循
環する冷房回路である。
18は暖房用加熱部18aと給湯用加熱部18
bを有し、ガスを燃料としている熱源機にして、
この熱源機18と前記室外機7は一つのケースa
内に納められて各住戸ごとに備えられている。な
お、室外機7と熱源機18はボルトとナツト或い
は嵌合等の手段によつて一体化するようにしても
よい。
21は前記熱源機18で加熱された温水をフア
ン式冷暖房放熱器14に循環させるための暖房回
路である。
22は前記熱源器18で加熱された温水を台所
に取り付けられた蛇口23、シヤワー24に供給
する給湯回路である。
次に上記実施例についてその作用を説明する。
・ 冷房運転 冷房運転に際し、放熱回路4内の放熱用熱媒は
循環ポンプ5により循環しており、フアン式冷暖
房放熱器14の冷房スイツチがONにされると室
外機7のコンプレツサー8が運転を開始すると同
時に制御弁13が開いてフアン式冷暖房放熱器1
4からの冷媒をコンプレツサー8で圧縮した後、
凝縮用熱交換器9によつて熱を冷却塔を巡る放熱
回路4内の放熱用熱媒に与え、液状で再びフアン
式冷暖房放熱器14へ戻り、熱交換器15で気化
潜熱を周囲の空気から奪つて室内を冷房する。
なお、実施例の場合、冷却塔1内は常時一定量
の放熱用熱媒が循環している。但し、負荷に応じ
てその循環量及び冷却塔1の能力は調整してい
る。
フアン式冷暖房放熱器14のスイツチがOFF
にされると室外機7のコンプレツサー8が止り、
制御弁13が閉じる。
・ 暖房運転 フアン式冷暖房放熱器14の暖房スイツチが
ONにされると、熱源機18の暖房用加熱部18
aに着火が行なわれ、ここで製造された80℃前後
の温水が暖房回路21を経由してフアン式冷暖房
放熱器14の熱交換器15内を循環し、暖房が行
なわれる。
・ 給湯時 蛇口23或いはシヤワー24が開かれると水の
流れを感知して熱源機18の給湯用加熱部18b
に着火が行なわれ、ここで加熱された温水が給湯
回路22を経由して蛇口23へ供給される。
[本考案の効果] 本考案は以上のようにコンプレツサーユユツト
と熱源機を室外機として一体に構成し、この室外
機は各住戸ごとに設置し、放熱用熱交換器とこの
フアンは住棟全体において放熱回路を経由して共
用するようにしたので、次の如き効果がある。
a 室外機から大型化の主たる原因となつていた
放熱用熱交換器とこのフアンを排除したため、
室外機を従来の室外機に比較して1/3程度に小
型化できる。
この結果、室外機をベランダに設置してもス
ペースを占めないことは勿論、熱の放出もない
ので、室外機をそのままベランダの隅やパイプ
シヤフト等に納めることができ、省スペース化
に寄与するところ大であると共にコンプレツサ
ーユニツトと熱源機が一体化されているため設
置性、運搬性が大変良くなる。
b 室外機から大きな騒音や放熱がないので、近
隣に迷惑を及ぼす心配がない。
c ベランダ等から室外機を排除することによつ
て建物の美観を高めることができる。
d 放熱回路は特別に保温を必要としないため、
設備費が安く、又冷却塔を住棟全体で共用する
ため省エネ対策上有効である。
e 次に熱源機には二系統の加熱部を有するもの
を各住戸ごとに備え、一系統を暖房回路を経由
してフアン式冷暖房放熱器に循環せしめて暖房
を行なうようにしたので、従来のように屋上等
に設置した冷温水機から各住戸のフアン式冷暖
房放熱器に至る配管を設け、これに保温施工し
たりする必要がない。
f 次に暖房用の熱源機を共用するかたちで給湯
回路を設け、これから各所に給湯できるため、
従来のように貯湯槽から各住戸に給湯するため
の配管を設け、これに保温施工したりする必要
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷暖房並びに給湯装置の
実施例図、第2図は従来の冷暖房並びに給湯回路
の説明図である。 1……冷却塔、2……放熱用熱交換器、3……
フアン、4……放熱回路、5……循環ポンプ、6
……膨脹タンク、7……室外機(コンプレツサー
ユニツト)、8……コンプレツサー、9……凝縮
用熱交換器、10……アキユムレータ、11……
キヤピラリーチユーブ、12……分岐配管、13
……制御弁、14……フアン式冷暖房放熱器(室
内機)、15……熱交換器、16……フアン、1
7……冷房回路、18……熱源機、21……暖房
回路、22……給湯回路、23……蛇口、24…
…シヤワー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 各住戸共用の冷却塔を巡る放熱回路を設ける
    と共に各住戸の室内に設置されたフアン式冷暖
    房放熱器に対して冷媒を循環せしめるコンプレ
    ツサーユニツトを各住戸ごとに備え、このコン
    プレツサーユニツト内の凝縮用熱交換器を前記
    冷却塔を巡る放熱回路に対して各住戸ごとに並
    列に配管された分岐配管に接続して成る冷房回
    路と、各住戸ごとに設置された二系統加熱方式
    を採用した熱源機から送り出される温水が前記
    冷房回路のフアン式冷暖房放熱器を循環するよ
    うに構成して成る暖房回路と、前記熱源機の暖
    房系統とは別の系統から送り出される温水が蛇
    口、浴室等に至る給湯回路と、から成る集合住
    宅における冷暖房並びに給湯装置において、コ
    ンプレツサーユニツト及び暖房及び給湯用の熱
    源機を一体に構成して成る室外機。 (2) コンプレツサーユニツトと熱源機を一つのケ
    ース内に組み込んで成る実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の集合住宅における冷暖房並びに
    給湯装置用熱源機。 (3) コンプレツサーユニツトと熱源機を結合手段
    により一体に結合して成る実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の集合住宅における冷暖房並び
    に給湯装置用熱源機。
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JPS6355058U JPS6355058U (ja) 1988-04-13
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