JPH0317283Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317283Y2 JPH0317283Y2 JP8018181U JP8018181U JPH0317283Y2 JP H0317283 Y2 JPH0317283 Y2 JP H0317283Y2 JP 8018181 U JP8018181 U JP 8018181U JP 8018181 U JP8018181 U JP 8018181U JP H0317283 Y2 JPH0317283 Y2 JP H0317283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical filter
- utility
- model registration
- transparent substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 238000001227 electron beam curing Methods 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Blocking Light For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、各種の光学装置に用いるフイルター
に関する。
に関する。
写真撮影用カメラ、テレビカメラ、あるいは
VTRカメラなどは、いずれも逆光条件下で使用
するとハレーシヨンが起り、撮像が不明瞭になつ
てしまう。この現象は、従来の特定波長領域の光
をカツトするフイルターはもちろん、偏光フイル
ターを用いても防止は困難である。
VTRカメラなどは、いずれも逆光条件下で使用
するとハレーシヨンが起り、撮像が不明瞭になつ
てしまう。この現象は、従来の特定波長領域の光
をカツトするフイルターはもちろん、偏光フイル
ターを用いても防止は困難である。
本考案はこのような問題に対処し、ある程度ま
での逆光条件ならばハレーシヨンを避けて撮影で
きるようにするフイルターを提供する。
での逆光条件ならばハレーシヨンを避けて撮影で
きるようにするフイルターを提供する。
図面を参照して説明すれば、本考案の光学フイ
ルター1は、第1図に示すように、ガラスまたは
プラスチツクでつくつた透明な基板2上に微細な
平行線状の遮光素子3,3…を設けたものを、カ
メラのレンズに着脱可能なフレーム4に固定して
なる。
ルター1は、第1図に示すように、ガラスまたは
プラスチツクでつくつた透明な基板2上に微細な
平行線状の遮光素子3,3…を設けたものを、カ
メラのレンズに着脱可能なフレーム4に固定して
なる。
その構成の詳細は、第2図に示すように、透明
な基板2に対して、不透明な微細壁状の遮光素子
3が多数並列に走つているものである。
な基板2に対して、不透明な微細壁状の遮光素子
3が多数並列に走つているものである。
矢印に示すとおり、基板に対して垂直またはそ
れと近い方向の光線は透過するが、傾きの大きい
光線は遮光素子に当つて吸収され、透過しない。
従つて、逆光であつても、撮影の対象からの光は
透過させ、強い光源からの光はある程度遮るか
ら、ハレーシヨンを防止して鮮明な撮像を得るこ
とができる。
れと近い方向の光線は透過するが、傾きの大きい
光線は遮光素子に当つて吸収され、透過しない。
従つて、逆光であつても、撮影の対象からの光は
透過させ、強い光源からの光はある程度遮るか
ら、ハレーシヨンを防止して鮮明な撮像を得るこ
とができる。
このようなフイルター効果は、第2図から理解
されるであろうが、遮光素子3の、高さaに対す
る幅bの比a/bが大きく、かつその間隔cが狭
いほど大きい。一方、撮影対象からの受光量は、
フイルター面の光透過性領域の面積率つまりc/
(b+c)が高いほど大きく、ふつうはそれが望
ましい。
されるであろうが、遮光素子3の、高さaに対す
る幅bの比a/bが大きく、かつその間隔cが狭
いほど大きい。一方、撮影対象からの受光量は、
フイルター面の光透過性領域の面積率つまりc/
(b+c)が高いほど大きく、ふつうはそれが望
ましい。
このようなわけで、上記a,bおよびcの値お
よび比率は、フイルターの用途に応じて、たとえ
ば逆光条件がきびしいかゆるやかであるか、また
遠景撮影か近景撮影か、といつた事項を考慮して
決定すればよい。
よび比率は、フイルターの用途に応じて、たとえ
ば逆光条件がきびしいかゆるやかであるか、また
遠景撮影か近景撮影か、といつた事項を考慮して
決定すればよい。
透明な基板上に上記のような遮光素子を設ける
には、たとえば感光性樹脂を塗布しておき微細平
行線状スクリーンを通して露光することにより一
部を硬化させ、その他の部分を溶解除去し、残つ
た部分を必要に応じて染色して不透明にするとい
つた技術が利用できる。あるいはまた、電子線硬
化型樹脂を利用し、カーテン状の電子線をスリツ
トを通して移動しつつ照射し樹脂を硬化させる
(この場合も必要により染色する)、といつた技術
も有用である。
には、たとえば感光性樹脂を塗布しておき微細平
行線状スクリーンを通して露光することにより一
部を硬化させ、その他の部分を溶解除去し、残つ
た部分を必要に応じて染色して不透明にするとい
つた技術が利用できる。あるいはまた、電子線硬
化型樹脂を利用し、カーテン状の電子線をスリツ
トを通して移動しつつ照射し樹脂を硬化させる
(この場合も必要により染色する)、といつた技術
も有用である。
いずれの手法によるにせよ、遮光素子の幅に対
する高さの比a/bは、製造容易な限界が2.5程
度であるから、もしそれで不足な場合は、第3図
に示すように、透明な基板2上に遮光素子3,3
…を設けたものを2枚、遮光素子が向い合うよう
に重ねてフレーム4に固定することにより、上記
a/bの比を十分大きくすることができる。この
態様は、遮光素子が2枚のガラス基板の間にはさ
まれて保護されており、ほこりの入ることも防げ
るので、フイルターとして好ましいものである。
する高さの比a/bは、製造容易な限界が2.5程
度であるから、もしそれで不足な場合は、第3図
に示すように、透明な基板2上に遮光素子3,3
…を設けたものを2枚、遮光素子が向い合うよう
に重ねてフレーム4に固定することにより、上記
a/bの比を十分大きくすることができる。この
態様は、遮光素子が2枚のガラス基板の間にはさ
まれて保護されており、ほこりの入ることも防げ
るので、フイルターとして好ましいものである。
このほか本考案には多くの態様があり得る。た
とえば、遮光素子の基板に対する角度は、図示し
た例では垂直であるが、これを若干傾斜させたも
のが考えられる。それにより、垂直方向の受光量
は減少するが、特定の方向からの光を遮る効果は
より高く得られる。
とえば、遮光素子の基板に対する角度は、図示し
た例では垂直であるが、これを若干傾斜させたも
のが考えられる。それにより、垂直方向の受光量
は減少するが、特定の方向からの光を遮る効果は
より高く得られる。
第1図は、本考案の光学フイルターの一例の正
面図である。第2図は、第1図の光学フイルター
の一例の模式的な拡大断面図である。第3図は、
本考案の光学フイルターの別の態様の一部につい
ての模式的な拡大断面図である。 1……光学フイルター、2……透明な基板、3
……遮光素子、4……フレーム。
面図である。第2図は、第1図の光学フイルター
の一例の模式的な拡大断面図である。第3図は、
本考案の光学フイルターの別の態様の一部につい
ての模式的な拡大断面図である。 1……光学フイルター、2……透明な基板、3
……遮光素子、4……フレーム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明な基板2上に微細な平行線状の遮光素子
3,3…を設けたものを、カメラのレンズに着
脱可能なフレーム4に固定してなる逆光時撮影
用の光学フイルター1。 (2) 透明な基板2上に微細な平行線状の遮光素子
3,3…を設けたものを、遮光素子が向い合う
ように2枚重ねてフレーム4に固定してなる実
用新案登録請求の範囲第1項の光学フイルター
1。 (3) 遮光素子3が基板2に対して傾斜して設けて
ある実用新案登録請求の範囲第1項または第2
項の光学フイルター1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8018181U JPH0317283Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8018181U JPH0317283Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57192505U JPS57192505U (ja) | 1982-12-06 |
JPH0317283Y2 true JPH0317283Y2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=29875745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8018181U Expired JPH0317283Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317283Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0170472B1 (en) * | 1984-07-28 | 1989-12-06 | Contra Vision Limited | Panel |
JPS61109003A (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-27 | Arisawa Seisakusho:Kk | 光制御板 |
CA3075646C (en) * | 2017-09-13 | 2024-03-26 | Materion Corporation | Photo resist as opaque aperture mask on multispectral filter arrays |
-
1981
- 1981-05-30 JP JP8018181U patent/JPH0317283Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57192505U (ja) | 1982-12-06 |
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