JPH0317264B2 - - Google Patents

Description

請求の範囲 １ データ記憶機構と、 該記憶機構中のデータを読み、書き、編集する
データプロセツサと、 該記憶機構に対して情報要求を与えるための複
数個の遠隔ユーザ端末と、 該データ記憶機構からの情報応答を二つのメツ
セージブロツクにフオーマツト化し、一方のブロ
ツクは質問に対して高速の応答をする固定長のブ
ロツクであり、他方のブロツクは情報応答の残り
を含むようにする通信コントローラとを含む対話
的要求−応答情報取扱いシステム。

２ 請求の範囲第１項に記載のシステムにおいて
て、該固定長は該地方のブロツクの送信に要する
時間の長さの間に読み取られるのに充分な長さで
あることを特徴とする対話的要求−応答情報取扱
いシステム。

３ 請求の範囲第１項に記載のシステムにおいて
て、該固定長は陰極線管端末のスクリーンを一杯
にするのに充分なキヤラクタを含むことを特徴と
する対話的要求−応答情報取扱いシステム。

４ 請求の範囲第１項に記載のシステムにおいて
て、区切り符号シーケンスによつて該ブロツクを
区切る手段を含み、 さらに該メツセージブロツクについて誤り検出
用検査キヤラクタを計算する手段を含むことを特
徴とする対話的要求−応答情報取扱いシステム。

５ 請求の範囲第４項に記載のシステムにおい
て、該チエツクキヤラクタを検査する前に該固定
長ブロツクをユーザに対して表示する手段をさら
に含むことを特徴とする対話的要求−応答情報取
扱いシステム。

６ 対話的要求−応答情報取扱いシステムにおい
て情報の要求に対して高速応答を行う方法であつ
て、 (1) 該要求のおのおのに応動して応答メツセージ
を発生し、 (2) 第１のセグメントが固定長で第２のセグメン
トが該応答メツセージの残りであるように該応
答メツセージを二つのメツセージセグメントに
分割し、 (3) 該第２のセグメントの受信の完了の前に該第
１のセグメントを伝送してただちに表示あるい
は印刷し、 (4) 該第２のセグメントは利用できるようになつ
たとき、もしくは必要になつたときに表示ある
いは印刷する 段階を含むことを特徴とする高速応答法。

７ 請求の範囲第６項に記載の方法において、さ
らに (5) 該固定長は該第２のセグメントを伝送するの
に必要な時間の間に読み取られる充分な長さに
選択される 段階を含むことを特徴とする高速応答法。

８ 請求の範囲第６項に記載の方法において、さ
らに (5) 該固定長を陰極線管の一つのスクリーンを満
たすのに必要なデータ量に選択する 段階を含むことを特徴とする高速応答法。

９ 請求の範囲第６項に記載の方法において、さ
らに (5) 該メツセージセグメントに区切り符号シーケ
ンスを追加し、 (6) 該メツセージセグメントの少なくとも一つに
誤り検出ブロツクを追加する 段階を含むことを特徴とする高速応答法。

１０ 請求の範囲第９項に記載の方法において、
さらに (7) 該誤り検出ブロツクをチエツクする前に該第
１のセグメントを表示あるいは印刷する 段階を含むことを特徴とする高速応答法。

技術分野 本発明はデータ通信システム、特に共通の伝送
設備を共用している複数の端未に対する長いメツ
セージの伝送の最適化に関する。

背景技術 多数の個別のユーザが共用の伝送設備によつて
中央の情報処理設備に接続されるようなデイジタ
ル伝送方式は良く知られている。このようなシス
テムにおいては、アドレス情報を持つヘツダ部と
可変長のデータ部を有するメツセージによつて端
未と中央のプロセツサの間で通信を行なうのが普
通である。さらに最近のシステムでは、端未は通
常陰極線管を含み、その上にメツセージのデータ
部が表示されてユーザによつて読み取られる。

メツセージの中には陰極線管（CRT）の単一
のスクリーンの容量を越えるような表示すべきデ
ータ部の長さが非常に長いメツセージも多い。標
準のメツセージ制御プロトコルに従えば、このよ
うなメツセージはチエツクキヤラクタを含み、こ
れによつて受信端未はメツセージに誤りがないか
どうかを確認することができる。もし誤りが生じ
たら、誤つたメツセージを再送させるための要求
メツセージが送られる。CRTのスクリーンにメ
ツセージが表示されるのは、誤りのないメツセー
ジが受信されてユーザの端未に記憶されるからで
ある。

上述したようなマルチユーザシステムの主要な
問題はシステムの応答時間が遅いということであ
る。データベースに対するアクセスの競合と共用
された伝送設備に対するアクセスの競合は共に応
答の遅れの原因となる。

このような原因は共用設備の容量を適切に決め
るすぐれたシステム設計によつて最小化される。
少くとも部分的にはユーザの選択によつて決まる
応答時間の遅れの原因は完全な誤りのないマルチ
スクリーンメツセージの受信を保証するのに要す
る時間である。完全なメツセージを待ち、誤りが
発生していないことを保証するための遅延は、全
応答時間のかなりの部分を占め、実際ある種のシ
ステムでは応答時間の主要な部分となる。

このような長いメツセージはもちろん小さい単
位に分割して、これによつて応答時間を高速化す
ることができる。しかし、小さい単位の数が増大
するとメツセージセグメントの処理に要するオー
バヘツド時間が増大し、少くとも場合によつては
全応答時間を短縮するどころか増大してしまうこ
ともある。

従つて、問題は共用された伝送設備を通して、
中央のデータプロセツサから終極のユーザに対し
て多ページあるいはマルチスクリーンのメツセー
ジを伝送する場合に送信、受信および表示の応答
時間を改善することである。

発明の要約 本発明の一実施例に従えば、デイジタルデータ
処理システムの応答時間はマルチスクリーンメツ
セージを二つの部分メツセージに分割することに
よつて最適化される。第１の部分メツセージはひ
とつのスクリーンをいつぱいにする長さを持ち、
第２の部分メツセージはマルチスクリーンのメツ
セージの残りの部分である。この構成によつてユ
ーザがただちに利用できる情報の量は最大にな
る。ユーザは第１のスクリーンを読むのに忙がし
いから、後者のスクリーンが遅延していることは
あまり気にしない。

この構成はいわゆるブロツクキングとは異る。
ブロツクキングでは長いメツセージが複数のセグ
メントに分けらられ、各ブロツク化したセグメン
トは均等な長さを持つている。これに対して本発
明の高速応答セグメント化では第１のセグメント
は固定長（スクリーンの容量に等しい）となつて
おり、第２のセグメントは可変長（メツセージの
残り）となつている。

もちろん短いメツセージ（１スクリーン容量よ
り小さい）はセグメント化せずに伝送される。長
いメツセージについては、、ユーザは第２のセグ
メントに要する時間がたとえ従来技術の場合より
長くても、ユーザは主観的に極めて応答が速いと
感ずる。スクリーンに何も示されていない主観的
な遅れが心理学的に強調される。本方式によつて
この効果は防止され最小化される。

図面 図面中で 第１図は対話的マルチユーザコンピユータネツ
トワークシステムの一般的ブロツク図； 第２図は第１図のシステムで使用することがで
きるメツセージブロツクのグラフによる表示； 第３図は本発明の原理に従う他のメツセージブ
ロツクの形式のグラフによる表示； 第４図は第１図の端未のひとつの詳細なブロツ
ク図； 第５図は第１図の通信コントローラの部分の詳
細なブロツク図である。

詳細な説明 第１図においては、中央コンピユータ１０は第
１図で円筒状のデイスクドライブとして図示され
たデータベース１１にアクセスして情報を復元
（または再生）するのに使用される。データベー
ス１１は多数のユーザがアクセスして対話しなけ
ればならない情報をすべて含んでいる。このよう
な場合の一例である、航空予約の場合には、デー
タベース１１はすべての利用できるフライトとそ
の出発地と宛先およびこれらのフライトについて
の座席予約についての記録を保持する。さらにユ
ーザはデータベースと対話して予約とその取り消
しを行なつて、同一の座席が二重に予約されない
ようにする。対話的使用を必要とする他のタイプ
のデータベースとしては法律や出版物のデータベ
ース、在庫データベース、および多数の異るユー
ザに対して資源を割当てるのに使用するデータベ
ースの探索がある。

中央のコンピユータ１０と複数の伝送線１５，
１６，…１７に接続された多数の端末の間のイン
タフエースとしては通信コントローラ１２が使用
される。伝送線１５乃至１７は、例えば、4800ビ
ツト／秒の周波数でデイジタル伝送を行なうこと
ができる標準の電話伝送線で良い。他の種類の応
用では、伝送線１５乃至１７は同軸ケーブルや光
フアイバ波路のような広帯域の通信媒体でも良
い。いずれの場合にも、通信線１５乃至１７は通
信コントローラ１２と複数個の遠隔端末１４の間
の双方向通信をサポートすることができる。

これに対して端末１４はコントローラ１２への
メツセージを開始し、コントローラ１２からのメ
ツセージを受信することができる、任意の対話形
端末で構成できる。典型的には端末１４の各々は
メツセージの要求を行なうキーボードと応答メツ
セージを表示するCRTから成る。その代りに、
端末１４はラインプリンタやテレタイプライタ機
械のようなハードコピープリンタで良い。いずれ
の場合でも、端末１４はデータベース１１と対話
的なトランザクシヨンを実行することができ、こ
れはまずデータベース１１からの情報を要求し、
それに応答して情報を受信することによつて実行
される。端末１４はまたすでにデータベースにあ
る内容に加算を行なつたり、補足したりあるいは
内容を修正したりすることによつてデータベース
１１中の項目を変更することができる。

第２図においては、端末１４と第１図の通信コ
ントローラの間で変換されるメツセージフオーマ
ツトを図で示している。第２図のメツセージはメ
ツセージの同期を開始するのに用いられるヘツダ
２０を含んでいる。通信コントローラ１２から出
てゆくメツセージについては、ヘツダ２０はまた
メツセージの宛先である端末１４の内の適切なも
のを識別するアドレス情報を含んでいる。

ヘツダ２０の直後にはメツセージのテキストを
含む可変長のデータ部２１がある。メツセージデ
ータの後にはデータ２１が正しく受信されたかど
うかを検査するために伝送線の受信端で使用され
るブロツクチエツクキヤラクタ２２がある。第２
図のメツセージの最後の部分はメツセージの終り
を示すのに用いられるテキストブロツク終りの符
号２３である。もし第２図のメツセージが伝送媒
体の受信端で正しく受信されなければ、ブロツク
チエツクキヤラクタ２２はデータブロツク２１が
受信されているときに再計算される同様のブロツ
クチエツクキヤラクタとは一致しないことにな
る。この場合には、メツセージを繰返すことを要
求するために、送信端に対して送出されるべき新
らしいメツセージが形成される。従つて、第２図
のフオーマツトのメツセージは誤り検出のための
冗長性を持つが誤り訂正のための冗長性は持たな
いことになる。誤りはメツセージ全体を再送する
ことによつて訂正される。

第１図に図示したような第２図に図示したフオ
ーマツトのデータメツセージを利用したシステム
では、情報の要求とユーザ端末１４におけるその
要求の表示の間にはある程度の遅延が存在する。
３から５秒程度の遅延は通常の使用において許容
できる。この遅延はもちろん伝送線１５，１６お
よび１７上で実際にメツセージを伝送するのに要
する時間、データベース１１にアクセスするのに
要する時間、端末に返送すべきメツセージを組立
てるのに要する時間それに受信メツセージに誤り
が生じたときにそのメツセージを再送するのに要
する時間を含んでいる。

ある種の対話形の情報検索システムにおいて
は、データベースから返送されるメツセージはか
なりの長さを持つている。これは例えば予約のリ
スト、判決あるいは技術分献のような多数ページ
の文書の内容全体を指すこともある。このような
長いメツセージは端末の表示容量の限界のために
端末１４の単一のスクリーン上には表示すること
ができない。このような長いメツセージは従つて
端末１４にローカルに蓄積され、CRTに１時に
１ページずつ表示される。しかし、メツセージ全
体が受信され、チエツクキヤラクタが確認され
て、必要なときには再送が要求されて、これが誤
りなく受信されるまではメツセージの第１ページ
を利用することができない。従つて長いメツセー
ジの場合には要求に対する応答を得るまでにユー
ザが極端に長い時間待ち合わせることが必要とな
るような場合もある。スクリーン上になにも表示
されていないときに応答を待つときにはその心理
的効果によつて遅れの感覚が強調され、遅延の主
観的な効果が大きくなつてしまう。

本発明に従えば、長いメツセージを二つのセグ
メント３８および３９（第３図）に分割すること
によつて、対話的データ検索における待ち合せの
主観的な効果が最小化される。セグメントの各々
は同期の開始信号とメツセージを正しく分配する
のに必要なアドレス情報を含むヘツダ（それぞれ
３０，３３）を持つている。第２図の長いデータ
部２１は二つの部分すなわちセグメント３４に分
けられている。メツセージ３８においては、セグ
メント３１のあとにはブロツク終了信号３２が続
く。メツセージ３９ではセグメント３４のあとに
はブロツクチエツクキヤラクタ３５とテキスト終
了信号３６が続く。

ブロツク終了信号３２およびテキスト終了信号
は、こうしてセグメント３１およびセグメント３
４に対する区切り符号シーケンスとして機能す
る。

メツセージ３８はユーザの注意を引くのに充分
な長さのデータセグメント３１が含まれており、
その間に第２のメツセージ３９が分配され、確認
され、もし誤りが生じていれば、再送が行なわれ
る。例えば、データセグメント３１はひとつのス
クリーンを一杯にするのに充分なものでよく、こ
うすれば、ユーザがただちに利用することができ
るすべての情報が与えられることになる。しかし
同様に、データ３１はユーザがそれを読むのに数
秒を要するようなスクリーン長に数行を印刷する
のに必要な量だけでもよい。この数秒の間にメツ
セージ３９中の残りが分配され、確認されてスク
リーンの残つた部分に表示される。すなわち、第
１のセグメントの長さは第２のセグメントを送信
し、確認し、表示するのに必要な平均の時間長の
間、ユーザが読むのに充分な長さのものであれば
よい。

第１に気付くことは本発明のメツセージ分割方
式は従来技術のメツセージ分割方式と異り、メツ
セージを均等な大きさのセグメントに分割するも
のではないことである。実際、大きなメツセージ
はただ二つのメツセージブロツクに分割され、第
１のものは固定サイズで、そのサイズはユーザが
その情報を読み取る能力に直接関連している。し
かし第２のメツセージブロツクは可変長でメツセ
ージの残り全部である。これはその要求に対する
全応答時間に比べて非常に短い要求に対する直接
的応答を実現することによつて、スクリーンに何
も出ていないことの主観的効果を軽減するもので
ある。

第３図のデータメツセージ３８にはブロツクチ
エツクキヤラクタが存在しないことに注意してい
ただきたい。ブロツクチエツクキヤラクタ３５が
データセグメント３１とデータセグメント３４の
両方に対してこの機能を実現する。従つて、デー
タセグメント３１は誤りを検査することなく受信
後ただちに表示される。あまりないことである
が、これによつて誤つた、あるいは無意味な情報
がスクリーン上に表示されることがある。これは
セグメント３９を含む全メツセージが受信され、
ブロツクチエツクキヤラクタ３５がチエツクされ
再送が指示されるまでだけ現われることになる。
新らしい正しいメツセージが受信されたときに、
スクリーン上の誤つたメツセージは、元のメツセ
ージがブロツク化されていなかつたときに比べて
長い時間を要するとはいえ、正しいメツセージと
入替えられる。誤り率は通常比較的低いので、こ
のようにたまたま生ずる問題点に比べればスクリ
ーン上にただちに応答を得られる利点の方がはる
かに大きいことになる。

多くの場合、メツセージ中の情報を最も意味の
ある情報が先に来るように、すなわち、セグメン
ト３１に入るようにすることが可能である。この
ようにして、利用者は大部分の場合メツセージの
意味のある部分に応答して、全メツセージが受信
されて読み取られるまで待つ必要がないことにな
る。例えば、テキスト探索システムにおいては、
ユーザにとつては技術文献の表題とアブストラク
トだけでその論文のテキスト全体が必要でない
か、論文のテキスト全体をハードコピーとして必
要とするかの結論を出すことができる。従つてユ
ーザは第１のセグメントに応動して新らしい動作
かあるいは中央処理システムからの新らしい情報
を要求する新らしいメツセージを発生する。これ
によつて第１図のシステムを通るトランザクシヨ
ンのスループツトを大幅に向上する効果があるこ
とになる。

第４図には第１図のシステムで使用することが
できる典型的な端末の詳細なブロツク図を示して
いる。端末１４は、例えば、標準のテレタイプラ
イタのキヤラクタを使用してメツセージを発生す
るのに使用されるキーボード５０を含んでいる。
これらのキヤラクタは符号化されて、全体のメツ
セージが累積されるまでローカルに蓄積される。
次にこのメツセージはメツセージフオーマツタ５
２によつてフオーマツト化され、モデム５４中の
送信機５３によつて伝送線１５を通して第１図の
通信コントローラに対して送信される。

コントローラ１２からのメツセージは通信線１
５に到来し、受信機５５のモデム５４によつて受
信され、メツセージ確認装置５６を通して表示バ
ツフア５７に与えられる。表示バツフア５７の内
容はメツセージ確認機５６が受信メツセージの終
りでブロツクチエツクキヤラクタを再計算するま
でCRTデイスプレイ上には表示されない。パリ
テイの不一致が存在する場合にはメツセージ確認
機５６は、導線６１を経由してメツセージフオー
マツタ５２を動作して、再送要求メツセージを生
ずる。パリテイの不一致が存在しない場合には、
導線６０上の信号に応動して表示バツフア５７の
内容がCRT５８上に表示される。

本発明に従えば、デイスプレイバツフア５７の
内容はブロツク終了のメツセージが受信されて、
導線６０上の信号によつて表示されたときにだけ
CRT上に表示される。この直接表示によつて本
発明を利用するのに必要な速い応答時間が得られ
る。タイミング回路５９は受信機５５で受信メツ
セージから同期タイミングを誘導し、また送信機
５３から送信されたメツセージのためのタイミン
グ情報を発生する。第４図の端末の詳細は周知で
あり、ここではこれ以上説明しない。

第５図には本発明に従つて長いメツセージをセ
グメントに分割するのに使用される通信コントロ
ーラ１２の一部分の詳細なブロツク図を示してい
る。伝送線７０を通してコンピユータ１０から通
信コントローラ１２によつて受信されたメツセー
ジはスイツチ７１とキヤラクタカウンタ７２に与
えられる。キヤラクタカウンタ７２は伝送線７０
に受信されたキヤラクタの数を計算し、このキヤ
ラクタの数を比較回路７３に与える。ユーザが制
御できるセグメントの大きさは導線７５を通して
セグメントサイズレジスタ７４に記憶される。も
ちろんこのセグメントの大きさはメツセージの残
りを送信して表示するのに要する時間の間に特定
のユーザが読み取ることができるキヤラクタの数
であり、通常は数百キヤラクタの程度である。キ
ヤラクタカウンタ７２がレジスタ７４のセグメン
トの大きさに等しい数に達したときに、比較回路
７３は導線８３上に出力信号を発生し、これはス
イツチ７１を動作して、セグメント１のバツフア
レジスタ７６からセグメント２のバツフアレジス
タ７７に線７０上のデータの流れを切替える。比
較回路７３の出力はまた遅延回路７８に与えられ
る。

セグメント１バツフアレジスタ７６の内容は第
３図のデータセグメント３１である。このデータ
に対してはメツセージ１フオーマツタ７９でヘツ
ダとブロツク終りキヤラクタが付加され、このメ
ツセージはスイツチ８０を通して出力線１５に与
えられる。セグメント２のバツフアレジスタ７７
には、次に第３図のデータセグメント３４が入れ
られる。この情報にはヘツダ情報とブロツクチエ
ツクキヤラクタとテキスト終りキヤラクタがフオ
ーマツタ８１で追加されて、次にスイツチ８０を
通して出力線１５に送信される。

遅延回路７８の出力はスイツチ８０を制御して
メツセージフオーマツタ８１からのメツセージが
フオーマツタ７９の出力の送信のあとに線路１５
を通して送信されるようにする。遅延７８はスイ
ツチ８０が動作する前にメツセージのフオーマテ
イングができるようにするのに充分な遅延であ
る。中央コンピユータ１０からリード８２上に与
えられたメツセージスタート信号は新らしいメツ
セージの受信の準備としてキヤラクタカウンタ２
２、スイツチ８０およびスイツチ７１をリセツト
するのに使用される。

通信コントローラ１２は第５図には伝送線１５
乃至１７について二重化して設置される特殊の布
線式論理回路として第５図に図示されている。実
際には、通信コントローラ１２はそれ自身でプロ
グラムされたコンピユータであり、この場合には
種々のレジスタがコンピユータの内部メモリーの
記憶蓄積空間から成り、種々のカウンタ動作と比
較はプログラム制御の下に実行される。これらの
方法はいずれも本発明の実現に使用できることが
了解されるであろう。