JPH0317236Y2 - - Google Patents
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- JPH0317236Y2 JPH0317236Y2 JP18218684U JP18218684U JPH0317236Y2 JP H0317236 Y2 JPH0317236 Y2 JP H0317236Y2 JP 18218684 U JP18218684 U JP 18218684U JP 18218684 U JP18218684 U JP 18218684U JP H0317236 Y2 JPH0317236 Y2 JP H0317236Y2
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、椅子、机、テーブル、応接セツト、
収納家具、キヤビネツト、ベツトなどの家具類に
荷重を加えあるいは繰り返し衝撃等を与え、家具
類の強度、耐久、安全性等をテストする製品性能
試験機に関する。
収納家具、キヤビネツト、ベツトなどの家具類に
荷重を加えあるいは繰り返し衝撃等を与え、家具
類の強度、耐久、安全性等をテストする製品性能
試験機に関する。
「従来の技術」
従来、この種の製品性能試験機は家具などの完
成品をのせるベース板と、このベース板の隅角部
などにそれぞれ立設された4本の支柱と、これら
の支柱に沿つて前記ベース板に立設され手動など
で回動する4本のネジバーと、これらのネジバー
にそれぞれ端部が螺合する一対の昇降体と、この
昇降体に所要間隔を有して左右に設けられた複数
の支持台とから成り、前記支持台には製品の側面
から互いに荷重を加えることができる側方荷重装
置が固定的に取付けられていた。
成品をのせるベース板と、このベース板の隅角部
などにそれぞれ立設された4本の支柱と、これら
の支柱に沿つて前記ベース板に立設され手動など
で回動する4本のネジバーと、これらのネジバー
にそれぞれ端部が螺合する一対の昇降体と、この
昇降体に所要間隔を有して左右に設けられた複数
の支持台とから成り、前記支持台には製品の側面
から互いに荷重を加えることができる側方荷重装
置が固定的に取付けられていた。
したがつて、前記従来の実施例にあつては、製
品の性能試験の範囲が、側方荷重の専用試験機で
あるため、たとえば小型のテーブルや学習机など
家具の側方に荷重を加える、いわゆる側方荷重試
験に限定され、椅子などに繰り返し衝撃を与える
衝撃試験または砂袋などを応接椅子の座位に落下
し、そのクツシヨン性のへたりを試験するへたり
試験をすることができなかつた。また昇降体はネ
ジバーを回動させることができる手動式にハンド
ルを利用することにより昇降動するので、非常に
作業能率が悪かつた。さらに、複数の支持台が昇
降体に固定的に設けられていたから、左右の側方
荷重装置内に配置される製品の大きさが規制を受
け、したがつて、大型の会議用テーブルや学習机
などの家具類をベース板上に配置することが困難
であつた。
品の性能試験の範囲が、側方荷重の専用試験機で
あるため、たとえば小型のテーブルや学習机など
家具の側方に荷重を加える、いわゆる側方荷重試
験に限定され、椅子などに繰り返し衝撃を与える
衝撃試験または砂袋などを応接椅子の座位に落下
し、そのクツシヨン性のへたりを試験するへたり
試験をすることができなかつた。また昇降体はネ
ジバーを回動させることができる手動式にハンド
ルを利用することにより昇降動するので、非常に
作業能率が悪かつた。さらに、複数の支持台が昇
降体に固定的に設けられていたから、左右の側方
荷重装置内に配置される製品の大きさが規制を受
け、したがつて、大型の会議用テーブルや学習机
などの家具類をベース板上に配置することが困難
であつた。
「本考案の解決しようとする問題点」
本考案は従来の試験機が製品が製品の側方荷重
試験しかできない専用試験機であることに鑑み、
製品にシリンダーにて静荷重を加える静荷重試
験、滑車部材およびロープを介して砂袋などの重
り体を繰り返し製品に落下し、そのクツシヨン性
のへたりをテストする繰り返し落下試験、ワイヤ
ーなどを介して製品に引張りの繰り返し衝撃荷重
を加える繰り返し衝撃試験など各種試験機能を有
すると共に、ベース板上に容易に大型の家具類を
配置することができ、また作業上の危険を回避
し、さらに作業能率の向上を図ることができ、加
えて構造が簡単で安価な製品性能試験機を得るに
ある。
試験しかできない専用試験機であることに鑑み、
製品にシリンダーにて静荷重を加える静荷重試
験、滑車部材およびロープを介して砂袋などの重
り体を繰り返し製品に落下し、そのクツシヨン性
のへたりをテストする繰り返し落下試験、ワイヤ
ーなどを介して製品に引張りの繰り返し衝撃荷重
を加える繰り返し衝撃試験など各種試験機能を有
すると共に、ベース板上に容易に大型の家具類を
配置することができ、また作業上の危険を回避
し、さらに作業能率の向上を図ることができ、加
えて構造が簡単で安価な製品性能試験機を得るに
ある。
「問題点を解決するための手段」
本考案の製品性能試験機は、家具類などの製品
をのせるベース板と、このベース板に立設された
4本の支柱と、これらの支柱に沿つて前記ベース
板に立設されかつ同期装置によつて回動する複数
のネジバーと、これらのネジバーと螺合する昇降
体と、この昇降体に案内されて水平方向に移動で
きかつ該昇降体に固定具を介して所要の位置に固
定的に設けられる支持台と、この支持台に固定的
に取付けられる製品の性能テスト用の複数個のア
タツチメントから成り、前記アタツチメントは支
持台の上面に取付けられかつ前記製品の両側壁か
ら互いに荷重を加える静荷重試験用のシリンダー
装置であり、また支持台の下面に設けられかつベ
ース板の側方に配置された衝撃装置のクランクア
ームに一端が取付けられかつ他端には製品に衝打
する砂袋が取付けられたロープを中途で吊り下げ
るへたり試験あるいは衝撃試験用の滑車部材であ
ることを特徴としている。
をのせるベース板と、このベース板に立設された
4本の支柱と、これらの支柱に沿つて前記ベース
板に立設されかつ同期装置によつて回動する複数
のネジバーと、これらのネジバーと螺合する昇降
体と、この昇降体に案内されて水平方向に移動で
きかつ該昇降体に固定具を介して所要の位置に固
定的に設けられる支持台と、この支持台に固定的
に取付けられる製品の性能テスト用の複数個のア
タツチメントから成り、前記アタツチメントは支
持台の上面に取付けられかつ前記製品の両側壁か
ら互いに荷重を加える静荷重試験用のシリンダー
装置であり、また支持台の下面に設けられかつベ
ース板の側方に配置された衝撃装置のクランクア
ームに一端が取付けられかつ他端には製品に衝打
する砂袋が取付けられたロープを中途で吊り下げ
るへたり試験あるいは衝撃試験用の滑車部材であ
ることを特徴としている。
「本考案の実施例」
以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に
説明する。
説明する。
第1図ないし第10図の実施例において、1は
前述した静荷重試験、繰り返し落下試験、繰り返
し衝撃試験など家具類の各種試験機能を有する製
品性能試験機である。2は椅子、机、テーブル、
ソフアー、棚、収納家具、ベツトなど家具類など
の完成品をのせることができる矩形状のベース板
で、このベース板2は床面Fと接地する一体構造
の支持フレーム3を介して床面より多少上方に水
平に設けられている。4はベース板2の隅角部あ
るいは該隅角部の側縁にそれぞれ垂直方向に立設
された軽ミゾ型綱形状の複数、本実施例では4本
の支柱で、これらの支柱4の上端部は互いに横架
された複数の連結杆5,5Aで連結されている。
6,6Aはこれらの支柱4に沿つて前記ベース板
2と連結杆5Aにより立設されかつ後述する同期
装置によつて回動する4本のネジバーで、これら
のネジバー6,6Aは互いに対向するように設け
られ、前方側の2本のネジバー6,6の下端はベ
ース板2から突出している。7,7Aは左右に対
向するネジバー6,6,6A,6Aにそれぞれ両
端部が螺合する前後1対の昇降体で、これらの昇
降体7,7Aは両端部上面に固定的に設けられネ
ジバー6,6Aと螺合する螺合部8を有する板状
の昇降部9と、この昇降部9の内面に固定的に重
設されかつ両端部が左右に支柱4,4の外側端縁
までそれぞ延設されたガイド板10とから構成さ
れている。11は前記昇降体7,7Aに案内され
て水平方向にスライド移動できる複数、本実施例
では左右に対向するように2個設けられた支持台
で、この支持台11は第5図で示すように昇降体
のガイド板10に形成されたT字状の係合溝12
と係合する係合部13を外壁の端部寄りの位置に
有する円形状の前後1対の調整板14,14A
と、これらの調整板14,14Aと直交して一体
に設けられかつ中央部に後述するアタツチメント
取付用の位置調整長孔15,15Aを有する複数
に支持部16,16とから成り、前記調整板1
4,14Aには第6図で示すように該支持台11
が傾斜状態になるように回動した際に支持台を所
望の回動位置で止めることができるよう弓状の調
整溝17に嵌り合いかつ前記ガイド板10の係合
溝12と係合する固定具18が設けられている。
19は支持台11の支持部16,16にそれぞれ
位置調整可能に取付けられベース板2の上にのせ
られた製品の強度、耐久性などの試験をするため
のシリンダー装置としてのアタツチメントで、こ
のアタツチメント19は第3図で示すように複数
のネジなどの固定具20を介して支持台の位置調
整孔15,15が設けられた支持部16,16に
固定される取付板21,21と、これらの取付板
21,21上に固定的に横架された左右のシリン
ダー22,22と、これらのシリンダー22,2
2にそれぞれ嵌挿され製品に荷重を加えることが
できる作動杆23,23とから構成されている。
前記シリンダー22,22はホース24,24を
介して図示しない油圧源と接続している。25は
前述したネジバー6,6Aを回動し前後の昇降体
7,7Aを同調して昇降動させる同期装置で、こ
の同期装置25は第2図および第3図で示すよう
に支柱4の下部でベース板2の側方に配置された
同期用駆動モーター26と、この同期用駆動モー
ター26の駆動軸26aの歯車および前後の同期
軸27の一端部に固定された歯車の両者にそれぞ
れ互いに違いに巻装された複数のチエーン28,
28aと、これらのチエーン28,28aを介し
て同期用駆動モーター26の駆動力を受けかつベ
ース板2の両側端の下方にそれぞれ軸支された前
記同期軸27と、これらの同期軸27の端部寄り
の位置に設けられネジバー6,6Aの突出下端に
設けられたベベルギヤー29と噛合するベベルギ
ヤー30とから構成されている。31は支柱4の
下部でベース板2の側方に配置されかつ前述した
同期用駆動モーター26を内装する動力源ボツク
ス32に設けられた衝撃装置で、この衝撃装置3
1は第1図で示すように駆動モーター32と、こ
の駆動モーター32の駆動力を適宜の伝達手段を
介して受け回動する回動軸33と、回動軸33の
突出端部に固定され複数のネジ用取付孔34を有
する円盤体35と、この円盤体35の中心に一端
が軸支されその自由端は該円盤体35の円周方向
に回動することができるクランクアーム36とか
ら成り、前記クランクアーム36にはロープ37
の一端を固定する固定具38がスライド移動でき
る案内長溝39を形成してある。40は第8図で
示すように衝撃装置31のクランクアーム36に
一端が取付けられかつ他端には製品に衝打する砂
袋37aあるいは重りが取付けられたロープ37
を途中で吊り下げる滑車41を有するアタツチメ
ントとしての滑車部材で、この滑車部材40は複
数のビスなどの固定具42により支持台11の下
面に取付けられる。なお、第1図で示す43は同
期用駆動モーター26および駆動モーター32と
複数のコード44を介して接続する制御装置であ
る。
前述した静荷重試験、繰り返し落下試験、繰り返
し衝撃試験など家具類の各種試験機能を有する製
品性能試験機である。2は椅子、机、テーブル、
ソフアー、棚、収納家具、ベツトなど家具類など
の完成品をのせることができる矩形状のベース板
で、このベース板2は床面Fと接地する一体構造
の支持フレーム3を介して床面より多少上方に水
平に設けられている。4はベース板2の隅角部あ
るいは該隅角部の側縁にそれぞれ垂直方向に立設
された軽ミゾ型綱形状の複数、本実施例では4本
の支柱で、これらの支柱4の上端部は互いに横架
された複数の連結杆5,5Aで連結されている。
6,6Aはこれらの支柱4に沿つて前記ベース板
2と連結杆5Aにより立設されかつ後述する同期
装置によつて回動する4本のネジバーで、これら
のネジバー6,6Aは互いに対向するように設け
られ、前方側の2本のネジバー6,6の下端はベ
ース板2から突出している。7,7Aは左右に対
向するネジバー6,6,6A,6Aにそれぞれ両
端部が螺合する前後1対の昇降体で、これらの昇
降体7,7Aは両端部上面に固定的に設けられネ
ジバー6,6Aと螺合する螺合部8を有する板状
の昇降部9と、この昇降部9の内面に固定的に重
設されかつ両端部が左右に支柱4,4の外側端縁
までそれぞ延設されたガイド板10とから構成さ
れている。11は前記昇降体7,7Aに案内され
て水平方向にスライド移動できる複数、本実施例
では左右に対向するように2個設けられた支持台
で、この支持台11は第5図で示すように昇降体
のガイド板10に形成されたT字状の係合溝12
と係合する係合部13を外壁の端部寄りの位置に
有する円形状の前後1対の調整板14,14A
と、これらの調整板14,14Aと直交して一体
に設けられかつ中央部に後述するアタツチメント
取付用の位置調整長孔15,15Aを有する複数
に支持部16,16とから成り、前記調整板1
4,14Aには第6図で示すように該支持台11
が傾斜状態になるように回動した際に支持台を所
望の回動位置で止めることができるよう弓状の調
整溝17に嵌り合いかつ前記ガイド板10の係合
溝12と係合する固定具18が設けられている。
19は支持台11の支持部16,16にそれぞれ
位置調整可能に取付けられベース板2の上にのせ
られた製品の強度、耐久性などの試験をするため
のシリンダー装置としてのアタツチメントで、こ
のアタツチメント19は第3図で示すように複数
のネジなどの固定具20を介して支持台の位置調
整孔15,15が設けられた支持部16,16に
固定される取付板21,21と、これらの取付板
21,21上に固定的に横架された左右のシリン
ダー22,22と、これらのシリンダー22,2
2にそれぞれ嵌挿され製品に荷重を加えることが
できる作動杆23,23とから構成されている。
前記シリンダー22,22はホース24,24を
介して図示しない油圧源と接続している。25は
前述したネジバー6,6Aを回動し前後の昇降体
7,7Aを同調して昇降動させる同期装置で、こ
の同期装置25は第2図および第3図で示すよう
に支柱4の下部でベース板2の側方に配置された
同期用駆動モーター26と、この同期用駆動モー
ター26の駆動軸26aの歯車および前後の同期
軸27の一端部に固定された歯車の両者にそれぞ
れ互いに違いに巻装された複数のチエーン28,
28aと、これらのチエーン28,28aを介し
て同期用駆動モーター26の駆動力を受けかつベ
ース板2の両側端の下方にそれぞれ軸支された前
記同期軸27と、これらの同期軸27の端部寄り
の位置に設けられネジバー6,6Aの突出下端に
設けられたベベルギヤー29と噛合するベベルギ
ヤー30とから構成されている。31は支柱4の
下部でベース板2の側方に配置されかつ前述した
同期用駆動モーター26を内装する動力源ボツク
ス32に設けられた衝撃装置で、この衝撃装置3
1は第1図で示すように駆動モーター32と、こ
の駆動モーター32の駆動力を適宜の伝達手段を
介して受け回動する回動軸33と、回動軸33の
突出端部に固定され複数のネジ用取付孔34を有
する円盤体35と、この円盤体35の中心に一端
が軸支されその自由端は該円盤体35の円周方向
に回動することができるクランクアーム36とか
ら成り、前記クランクアーム36にはロープ37
の一端を固定する固定具38がスライド移動でき
る案内長溝39を形成してある。40は第8図で
示すように衝撃装置31のクランクアーム36に
一端が取付けられかつ他端には製品に衝打する砂
袋37aあるいは重りが取付けられたロープ37
を途中で吊り下げる滑車41を有するアタツチメ
ントとしての滑車部材で、この滑車部材40は複
数のビスなどの固定具42により支持台11の下
面に取付けられる。なお、第1図で示す43は同
期用駆動モーター26および駆動モーター32と
複数のコード44を介して接続する制御装置であ
る。
「作用」
上記構成にあつては、たとえば第7図ないし第
9図で示すような各種の性能テストができる。
9図で示すような各種の性能テストができる。
すなわち、第7図は学習机Dの両側壁から互い
に荷重を加え、該学習机Dの強度をテストする静
荷重試験を示している。この試験の場合は、まず
左右の支持台11を水平方向に適宜にスライド移
動させて位置調整し、しかる後に同期用駆動モー
ター26を駆動させる。そうすると、同期装置2
5によりネジバー6,6Aが回動し、前記の昇降
体7,7Aは同調して上昇する。昇降体7,7A
が適宜の位置、たとえば第1図で示す高さの位置
まで上昇したならば制御装置43により同期用駆
動モーター26をストツプさせる。次いで油圧源
のスイツチを入れると左右のシリンダー22の作
動杆23が図示するように突出し、学習机Dの両
側壁から互いに荷重を加える。
に荷重を加え、該学習机Dの強度をテストする静
荷重試験を示している。この試験の場合は、まず
左右の支持台11を水平方向に適宜にスライド移
動させて位置調整し、しかる後に同期用駆動モー
ター26を駆動させる。そうすると、同期装置2
5によりネジバー6,6Aが回動し、前記の昇降
体7,7Aは同調して上昇する。昇降体7,7A
が適宜の位置、たとえば第1図で示す高さの位置
まで上昇したならば制御装置43により同期用駆
動モーター26をストツプさせる。次いで油圧源
のスイツチを入れると左右のシリンダー22の作
動杆23が図示するように突出し、学習机Dの両
側壁から互いに荷重を加える。
第8図はベース板2上にのせられた椅子Cの座
位に砂袋37aなどを落下し、そのクツシヨン性
のへたりあるいは耐久力をテストする繰り返し落
下試験を示している。この試験の場合は、まず一
方、本考案では右側の支持台11に滑車部材40
を垂設し、支持台11を椅子Cの座位の丁度上方
に位置するようにスライド移動させる。しかる後
に前述したような作動態様で昇降体7,7Aを適
宜の位置まで上昇させる。次いで衝撃装置31の
駆動モーター32を駆動させ、円盤体35を一方
向に回転させる。この場合図示するようにネジ用
取付孔34にネジなどの支持ピン38aを取付
け、該支持ピン38aの外周部でクランクアーム
36の一側壁を押すようにすると、クランクアー
ム36は円盤体35の一定速度にかかわらず第8
図示の位置から矢印方向に急速度で落下回転し、
その結果、砂袋37aは急激に落下する。なお、
試験内容により砂袋37aの落下に緩急を設けた
くない時は第10図で示すようにクランクアーム
36の案内長溝39内の支持ピン38aでクラン
クアーム36を円盤体35に固定すれば良い。
位に砂袋37aなどを落下し、そのクツシヨン性
のへたりあるいは耐久力をテストする繰り返し落
下試験を示している。この試験の場合は、まず一
方、本考案では右側の支持台11に滑車部材40
を垂設し、支持台11を椅子Cの座位の丁度上方
に位置するようにスライド移動させる。しかる後
に前述したような作動態様で昇降体7,7Aを適
宜の位置まで上昇させる。次いで衝撃装置31の
駆動モーター32を駆動させ、円盤体35を一方
向に回転させる。この場合図示するようにネジ用
取付孔34にネジなどの支持ピン38aを取付
け、該支持ピン38aの外周部でクランクアーム
36の一側壁を押すようにすると、クランクアー
ム36は円盤体35の一定速度にかかわらず第8
図示の位置から矢印方向に急速度で落下回転し、
その結果、砂袋37aは急激に落下する。なお、
試験内容により砂袋37aの落下に緩急を設けた
くない時は第10図で示すようにクランクアーム
36の案内長溝39内の支持ピン38aでクラン
クアーム36を円盤体35に固定すれば良い。
第9図はロープ37の他端を椅子Cの背もたれ
に直接あるいは間接に取付け、椅子Cを矢印方向
に繰り返し揺動させて衝撃を与え、椅子Cの耐久
力をテストする繰り返し衝撃試験を示している。
この場合の衝撃装置31の作動原理は前記第8図
と同様である。
に直接あるいは間接に取付け、椅子Cを矢印方向
に繰り返し揺動させて衝撃を与え、椅子Cの耐久
力をテストする繰り返し衝撃試験を示している。
この場合の衝撃装置31の作動原理は前記第8図
と同様である。
なお、昇降体に重設されたガイド板が左右の支
柱の外側端縁まで延設されている実施例の場合
は、左右の支持台11を支柱の外側へ突出させる
ようにスライド移動させることができる。したが
つて、この場合比較的大型の家具類をベース板上
にのせることができる。
柱の外側端縁まで延設されている実施例の場合
は、左右の支持台11を支柱の外側へ突出させる
ようにスライド移動させることができる。したが
つて、この場合比較的大型の家具類をベース板上
にのせることができる。
「本考案の効果」
以上の説明から明らかなように本考案にあつて
は次に列挙するような実用上の優れた効果を有す
る。
は次に列挙するような実用上の優れた効果を有す
る。
(1) 異なる種類の試験をできる複数のアタツチメ
ントを支持台にそれぞれ取付けるこできるか
ら、シリンダー装置にて製品に静荷重を加える
静荷重試験、衝撃装置およびロープなどを介し
て重り体を繰り返し製品に落下し、そのクツシ
ヨン性のへたりをテストする繰り返し落下試
験、ワイヤーなどを介して製品に引張りの繰り
返し衝撃荷重を加える繰り返し衝撃試験など各
種の品質性能試験をすることができる。
ントを支持台にそれぞれ取付けるこできるか
ら、シリンダー装置にて製品に静荷重を加える
静荷重試験、衝撃装置およびロープなどを介し
て重り体を繰り返し製品に落下し、そのクツシ
ヨン性のへたりをテストする繰り返し落下試
験、ワイヤーなどを介して製品に引張りの繰り
返し衝撃荷重を加える繰り返し衝撃試験など各
種の品質性能試験をすることができる。
(2) 衝撃装置などをベース板の側端部の下方に設
けたので、作業上の危険性を回避することがで
きると同時に、支柱4および連結杆5,5Aに
よつて形成された開口部が広くなり、その結
果、ベース板上への製品の出し入れが容易であ
る。
けたので、作業上の危険性を回避することがで
きると同時に、支柱4および連結杆5,5Aに
よつて形成された開口部が広くなり、その結
果、ベース板上への製品の出し入れが容易であ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す概略の斜視
図、第2図は本考案の一部の切欠正面図、第3図
は本考案の平面からの説明図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図および第6図は本考案の
ガイド板と支持台との関係を示す各概略説明図、
第7図、第8図および第9図は本考案の製品性能
の試験例を示すそれぞれの概略説明図、第10図
は本考案の衝撃装置の円盤体とクランクアームの
関係を示す説明図である。 2……ベース板、3……支持クレーム、4……
支柱、5,5A……連結杆、6,6A……ネジバ
ー、7,7A……昇降体、10……ガイド板、1
1……支持台、14,14A……調整板、17…
…調整溝、18,20,38……固定具、19,
40……アタツチメント、25……同期装置、2
6……同期用駆動モーター、27……同期軸、2
8,28a……チエーン、31……衝撃装置、3
2……駆動モーター、35……円盤体、36……
クランクアーム。
図、第2図は本考案の一部の切欠正面図、第3図
は本考案の平面からの説明図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図および第6図は本考案の
ガイド板と支持台との関係を示す各概略説明図、
第7図、第8図および第9図は本考案の製品性能
の試験例を示すそれぞれの概略説明図、第10図
は本考案の衝撃装置の円盤体とクランクアームの
関係を示す説明図である。 2……ベース板、3……支持クレーム、4……
支柱、5,5A……連結杆、6,6A……ネジバ
ー、7,7A……昇降体、10……ガイド板、1
1……支持台、14,14A……調整板、17…
…調整溝、18,20,38……固定具、19,
40……アタツチメント、25……同期装置、2
6……同期用駆動モーター、27……同期軸、2
8,28a……チエーン、31……衝撃装置、3
2……駆動モーター、35……円盤体、36……
クランクアーム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 家具類などの製品をのせるベース板と、この
ベース板に立設された4本の支柱と、これらの
支柱に沿つて前記ベース板に立設されかつ同期
装置によつて回動する複数のネジバーと、これ
らのネジバーと螺合する昇降体と、この昇降体
に案内されて水平方向に移動できかつ該昇降体
に固定具を介して所要の位置に固定的に設けら
れる支持台と、この支持台に固定的に取付けら
れる製品の性能テスト用の複数個のアタツチメ
ントから成り、前記アタツチメントは支持台の
上面に取付けられかつ前記製品の両側壁から互
いに荷重を加える静荷重試験用のシリンダー装
置であり、また支持台の下面に設けられかつベ
ース板の側方に配置された衝撃装置のクランク
アームに一端が取付けられかつ他端には製品に
衝打する砂袋が取付けられたロープを中途で吊
り下げるへたり試験あるいは衝撃試験用の滑車
部材であることを特徴とする製品性能試験機。 2 同期装置は支柱の下部でベース板のが側方に
配置された同期用駆動モーターと、この同期用
駆動モーターの駆動力をチエーンを介して受け
かつベース板の側端部の下方に設けられた同期
軸と、この同期軸の端部寄りの位置に設けられ
ネジバーの下端に設けられたギヤーと噛合する
ギヤーとから成ることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の製品性能試験機。 3 昇降体は両端部上面にネジバーと螺合する螺
合部を有する昇降部と、この昇降部の内面に固
定的に設けられかつ両端部が左右の支柱の外側
端縁までそれぞれ延設されたガイド板とから成
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の製品性能試験機。 4 支持台は昇降体のガイド板と係合する係合部
を有する円形状の調整板と、この調整板と直交
して一体に設けられかつアタツチメント取付用
の位置調整長孔を有する支持部とから成り、前
記調整板には該支持台を所望の回動位置で止め
ることができるよう弓状の調整溝に嵌り合いか
つ前記ガイド板と係合する固定具が設けられて
いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の製品性能試験機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18218684U JPH0317236Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18218684U JPH0317236Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6196353U JPS6196353U (ja) | 1986-06-20 |
JPH0317236Y2 true JPH0317236Y2 (ja) | 1991-04-11 |
Family
ID=30739722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18218684U Expired JPH0317236Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317236Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP18218684U patent/JPH0317236Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6196353U (ja) | 1986-06-20 |
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