JPH0317220A - 溶融金属の清浄化方法 - Google Patents
溶融金属の清浄化方法Info
- Publication number
- JPH0317220A JPH0317220A JP14941689A JP14941689A JPH0317220A JP H0317220 A JPH0317220 A JP H0317220A JP 14941689 A JP14941689 A JP 14941689A JP 14941689 A JP14941689 A JP 14941689A JP H0317220 A JPH0317220 A JP H0317220A
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- Japan
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- molten metal
- vessel
- inclusions
- bubbles
- container
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- Pending
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は溶融金属の介在物を除去する清浄化方法に関
する. 〔従来の技術〕 本発明者等は溶融金属中の介在物除去効率を高めるため
,次のような提案を行なった。即ち、溶融金属に,これ
に可溶なガスをパブリングによって溶解せしめると共に
,減圧によって該溶融金属中に微細ガス気泡を発生させ
るというものである.この方法によれば溶融金属中の介
在物は微細なものまでこの気泡にトラップされて浮上す
ることになり、介在物除去能力が非常に高いものとなる
. 〔発明が解決しようとする問題点〕 更に本発明者等の研究の継続により、上記の方法におけ
るガス気泡発生のメカニズムが明らかとなった.即ち該
ガス気泡は溶融金属中の介在物を核として発生するもの
であり、これにより該介在物のトラップが可能となる.
しかし、該ガス気泡は溶融金属とこれを保持する容器と
の接触面からも発生するため,全てが介在物のトラップ
に有効なものというわけではなかった。
する. 〔従来の技術〕 本発明者等は溶融金属中の介在物除去効率を高めるため
,次のような提案を行なった。即ち、溶融金属に,これ
に可溶なガスをパブリングによって溶解せしめると共に
,減圧によって該溶融金属中に微細ガス気泡を発生させ
るというものである.この方法によれば溶融金属中の介
在物は微細なものまでこの気泡にトラップされて浮上す
ることになり、介在物除去能力が非常に高いものとなる
. 〔発明が解決しようとする問題点〕 更に本発明者等の研究の継続により、上記の方法におけ
るガス気泡発生のメカニズムが明らかとなった.即ち該
ガス気泡は溶融金属中の介在物を核として発生するもの
であり、これにより該介在物のトラップが可能となる.
しかし、該ガス気泡は溶融金属とこれを保持する容器と
の接触面からも発生するため,全てが介在物のトラップ
に有効なものというわけではなかった。
本発明はこの様なガス気泡発生のメカニズムを解明した
結果創案されたもので、容器接触面からのガス気泡の発
生を抑え、ガス気泡による介在物のトラップ効率をより
高めようとするものである。
結果創案されたもので、容器接触面からのガス気泡の発
生を抑え、ガス気泡による介在物のトラップ効率をより
高めようとするものである。
そのため本発明は、減圧時に容器内に保持され,且つ該
容器の壁面近傍にある溶融金属に対し遠心力を掛けるこ
とを基本的特徴としている。
容器の壁面近傍にある溶融金属に対し遠心力を掛けるこ
とを基本的特徴としている。
容器壁面近傍にある溶融金属に遠心力が掛った場合,そ
の部分にある溶融金属に掛る圧力が高くなって容器接触
面からのガス気泡発生が抑えられ、その分溶融金属中の
介在物を核としたガス気泡の発生が促進されることにな
る。
の部分にある溶融金属に掛る圧力が高くなって容器接触
面からのガス気泡発生が抑えられ、その分溶融金属中の
介在物を核としたガス気泡の発生が促進されることにな
る。
これを後述する実施例の場合を例に採り、ガス気泡生或
条件の面から説明すると次のようになる。
条件の面から説明すると次のようになる。
即ち、可溶ガスの溶解せしめられた溶融金属(1)の入
った容器(2)を真空中で水平回転させた場合、該溶融
金R(1)中の微細ガス気泡発生条件としては、次式に
示すように平衡ガス分圧Pxを垂直方向と水平方向に分
けて得られることになる。
った容器(2)を真空中で水平回転させた場合、該溶融
金R(1)中の微細ガス気泡発生条件としては、次式に
示すように平衡ガス分圧Pxを垂直方向と水平方向に分
けて得られることになる。
垂直方向:Px≧Po+ρgh+2 −r
?平方向:Px≧Po+,oaR+2■r
ここでPo:脱ガス時の雰囲気圧力
g :重力加速度
h :浴面からの気泡発生深さ
σ :溶湯の表面張力
r :臨界気泡半径
a:a=R2ω
R :容器(2)回転中心からの水平方向気泡発生位置
ω :容器(2)の回転速度
これらの条件式から明らかなように,同じ浴深ならば、
容器(2)壁面に近い程、Pxは高くなり、ガスが生成
しにくいことになる。
容器(2)壁面に近い程、Pxは高くなり、ガスが生成
しにくいことになる。
以下本発明の具体的実飽例につき説明する。
添付図面は本発明法の実施例の概要を示している。本発
明者等は、転炉精練の終った1600℃溶鋼(1)50
kgにN2ガスをパブリングして(N) : 150p
p一程度まで溶解せしめた。この溶鋼(1)を装入した
容量100kgの容器(2)を真空炉(3)の中に入れ
て1 torrまで急速に減圧し、20分間放置した。
明者等は、転炉精練の終った1600℃溶鋼(1)50
kgにN2ガスをパブリングして(N) : 150p
p一程度まで溶解せしめた。この溶鋼(1)を装入した
容量100kgの容器(2)を真空炉(3)の中に入れ
て1 torrまで急速に減圧し、20分間放置した。
この減圧により浴面に微細ガス気泡が浮上してくるが、
この時該容器(2)を真空炉(3)内で20Orpmで
回転せしめた。
この時該容器(2)を真空炉(3)内で20Orpmで
回転せしめた。
下記表は減圧開始直後、10分経過後及び20分経過後
に該溶1 (1)中のT・(0)及び(N)を測定した
時のその測定結果を、容器の回転を行なわなかった場合
の溶鋼中のT・(0)及び(N)の測定結果(比較法)
と共に示している。
に該溶1 (1)中のT・(0)及び(N)を測定した
時のその測定結果を、容器の回転を行なわなかった場合
の溶鋼中のT・(0)及び(N)の測定結果(比較法)
と共に示している。
(ρρm)
の発生が促進されるため、介在物除去能力は更に向上す
ることになる。
ることになる。
図面は本発明法の実施例の概要を示す説明図である。
図中(1)は溶鋼、(2)は容器、(3)は真空炉を各
示す。 この表に示されたように本発明法は、上述の溶融金属の
清浄化方法(比較法)の介在物除去効果をより高める結
果となった。 〔発明の効果〕
示す。 この表に示されたように本発明法は、上述の溶融金属の
清浄化方法(比較法)の介在物除去効果をより高める結
果となった。 〔発明の効果〕
Claims (1)
- 溶融金属に、これに可溶なガスを溶解せしめ、その後急
速に減圧して溶融金属中に微細ガス気泡を発生させ、溶
融金属中に浮遊する介在物をトラップし、浮上後除去す
る溶融金属の清浄化方法を実施するに当り、減圧時に容
器内に保持され、且つ該容器の壁面近傍にある溶融金属
に対し遠心力を掛けることを特徴とする溶融金属の清浄
化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14941689A JPH0317220A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 溶融金属の清浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14941689A JPH0317220A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 溶融金属の清浄化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0317220A true JPH0317220A (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=15474640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14941689A Pending JPH0317220A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 溶融金属の清浄化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317220A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150115374A (ko) * | 2014-04-04 | 2015-10-14 | 주식회사 포스코 | 용융금속 정련장치 및 그 정련방법 |
KR20150135900A (ko) * | 2014-05-26 | 2015-12-04 | 주식회사 포스코 | 용융금속 정련장치 및 그 정련방법 |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP14941689A patent/JPH0317220A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150115374A (ko) * | 2014-04-04 | 2015-10-14 | 주식회사 포스코 | 용융금속 정련장치 및 그 정련방법 |
KR20150135900A (ko) * | 2014-05-26 | 2015-12-04 | 주식회사 포스코 | 용융금속 정련장치 및 그 정련방법 |
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