JPH03171862A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発明は、ファクシミリ装置に関する。

く従来の技術〉 ファクシミリ装置は、設置される国の回線規格に適合し
た性能や特性を備えたものでなければならす、その回線
規格の違いによって、 ■回線へ信号を送出する時の信号退出レベル、■回線か
ら信号を受信する時の最低信号受信レベル、 ・■回線の保安のための各種保護機能、■回線との接Ｉ
ｌＬ部である回線コネクタの仕様、■回線制御プログラ
ムの内容、 ■表示装置を有するものにあっては、表示装置に表示を
行うための言語対応プログラムの内容 等の異なるものが用いられている。そのため、従来のフ
ァクシミリ装置の生産にあたっては、このような仕向け
先国の回線規格の違いに応じて、回路構成や使用部品あ
るいは回線制御プログラムや言語対応プログラムの内容
を変えるようにしていた。

く発明が解決しようとする課題〉 ところで、ファクシミリ装置は一般に回線とのインター
フェース部であるライン・インターフェース・ユニット
（Ｌ　Ｉ　Ｕ）を備えており、上記のような回線規格の
違いに対しては、このＬＩＵの回路構成や使用部品およ
び回線制御プログラムの内容（および表示装置を有する
ものにあっては言語対応プログラムの内容）を変えるだ
けで対応が可能であるが、従来のファクシミリ装置では
このＬ■Ｕとそれ以外の部分とが一体で生産されるよう
になっているため、回線規格に関係のない部分について
も仕向け先に応じて仕分けした生産が要求され、生産効
率が悪いという問題があった。特に、欧州向けの場合に
は回線規格の異なる国が多数存在するため、多種多様の
仕分け生産が要求され、更に生産効率が悪くなるという
問題があった。

そこで、この発明の目的は、回線規格に関係のない部分
については仕向け先国に応じて仕分けした生産をする必
要のないファクシミリ装置を提供することにある。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、第１の発明のファクシミリ装
置は、本体部とプラグイン方式で接続され、回線とのイ
ンターフェース部を構成するプラグインユニットを備え
、このプラグインユニットは、接続される回線の規格に
適合した仕様を有すると共に、その規格に適合した回線
制御プログラムを格納したメモリを有し、接続される回
線の規格に応じて上記プラグインユニットを差し替える
ようにしたことを特徴としている。

また、第２の発明のファクシミリ装置は、表示装置と、
本体部とプラグイン方式で接続され、回線とのインター
フェース部を構成するプラグインユニットを備え、この
プラグインユニットは、接続される回線の規格に適合し
た仕様を有すると共に、その規格に適合した回線制御プ
ログラムとその規格に適合した言語を用いて上記表示装
置に表示を行うための言語対応プログラムを格納したメ
モリを有し、接続される回線の規格に応じて上記プラグ
インユニットを差し替えるようにしたことを特徴として
いる。

〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図はこの発明の一実施例のファクシミリ装置に用い
られるＬＩＵの回路構成を示すブロック図である。この
ＬＩＵ２０は第２図に示すようにプラグインタイプにな
っていて、コネクタＡを本体郎３０のコネクタＡ゛に差
し込むことにより本体部３０と回路が接続されるように
なっている。

また、コネクタＢに、回線４０に取り付けられた回線コ
ネクタＢ゛を差し込むことにより回線４０と接続される
ようになっている。また、第Ｉ図に示すように、上記コ
ネクタＢのほかに回線の規格が変わることによって影響
をうける部品をすべて含んでいる。すなわち、ｌは回線
４０の交換機を介して相手機へのアクセスを行うための
ダイヤル信号を出力するダイヤル回路、２は回線切換リ
レー、３は回線４０に対する適合インピーダンスでの結
合手段であり、回線４０との絶縁手段でもあるトランス
、４はハイブリッド回路である。このハイブリッド回路
４は、ダイオード５，６を介して本体部３０のモデムと
接続され、本体部３０のモデムからの出力を回線４０に
適切なレベルで送出する一方、回線４０からの信号を受
信して上記モデムへ出力するようになっている。また、
７は呼出信号検出回路、８はダイヤルトーン検出回路、
９はビジートーン検出回路であり、これらの検出回路は
相手からの着信時における接続交信のための信号検出を
行う。ｌＯはこのＬ　．Ｉ　Ｕ　２　０を回線４０の接
続手順に従って制御するための回線制御プログラムを格
納しているＲＯＭであり、本体部３０とアドレスバス１
１およびデータパス１２で接続される。このＲＯＭＩＯ
は、本体部３０が表示装置を有する場合には、上記回線
制御プログラムのほかに、回線４０の規格に適合した言
語を用いて上記表示装置に表示を行うための言語対応プ
ログラムを格納したものが用いられる。

上記ＬＩＵ２０は第３図に示されるように回線規格の異
なる国別に製作される。この図では一例として英国（Ｃ
Ｂ）向けのＬＩＵ２１，オランダ（ＮＬ）向けのＬｒＵ
２２、西独（Ｄ）向けのＬＩｔＪ２３を示している。こ
れらのＬ　Ｉ　Ｕ２　１，２　２．２　３はすべて同一
寸法のプラグインユニットであり、内部の回路構成と使
用部品、ＲＯＭＩＯに格納されたプログラムの内容およ
び回線コネクタＢの形状がそれぞれその国の回線規格に
合致したものとなっている。本体部３０はどの国に対し
ても同じものが製作される。３０ａは上記プラグインユ
ニットを挿入するために予め用會された開口部である。

この開口部３０ａの奥には上記プラグインユニットのコ
ネクタＡと接続されるコネクタＡ゛が設けられている。

第４図は上記プラグインユニットを開口部３０ａに挿入
したあとの外観を示す図であり、オランダ仕様のファク
シミリ装置になった場合を示していこのように、回線規
格によって回路構成や使用部品の異なるＬＩＵをプラグ
インユニットとし、回線規格の違いによって影響をうけ
ない本体部とプラグイン接続できるようにしているので
、上記プラグインユニットだけを回線規格別に製作すれ
ばよく、本体部は仕向け先別に仕分け生産する必要がな
い。

く発明の効果〉 以上より明らかなように、第！の発明のファクシミリ装
置は、接続される回線の規格毎に、その規格に適合した
仕様を有すると共に、その規格に適合した回線制御プロ
グラムを格納したメモリを有するプラグインユニットを
差し替えるようにしているので、本体部については回線
の規格毎に仕分けした生産をする必要がなく、生産効率
が良くなる。また、上記本体郎は異なる規格の回線に対
して共通に使用することができるので、販売令社におい
ては設置の国別の受注、発注のコントロールが不要とな
り、多量の在庫を持たなくてもスピーディな顧客サービ
スが可能となる。

また、第２の発明のファクシミリ装置は、接続される回
線の規格毎に、その規格に適合した仕様を有すると共に
、その規格に適合した回線制御プログラムとその規格に
適合した言語を用いて表示装置に表示を行うための言語
対応プログラムを格納したメモリを有するプラグインユ
ニットを差し替えるようにしているので、第１の発明に
おける効果と同様の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のファクシミリ装置のＬＩ
Ｕの回路構成を示すブロック図、第２図は上記ＬＩＵが
本体部とプラグイン接続されることを示す図、第３図は
各国別に製作された上記ＬＩｔＪと、上記ＬＩＵを挿入
するための開口部を備えた本体部を示す図、第４図は上
記ＬＩＵが上記本体部の開口部に挿入された状態を示す
図である。 １０・・・ＲＯＭ，２０・・ＬＩＵ，３０・・・本体部
、４０・・・回線、Ａ，Ａ’・・・コネクタ、Ｂ　Ｂ’
・・・回線コネクタ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体部とプラグイン方式で接続され、回線とのイ
   ンターフェース部を構成するプラグインユニットを備え
   、このプラグインユニットは、接続される回線の規格に
   適合した仕様を有すると共に、その規格に適合した回線
   制御プログラムを格納したメモリを有し、接続される回
   線の規格に応じて上記プラグインユニットを差し替える
   ようにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
2. （２）表示装置と、本体部とプラグイン方式で接続され
   、回線とのインターフェース部を構成するプラグインユ
   ニットを備え、このプラグインユニットは、接続される
   回線の規格に適合した仕様を有すると共に、その規格に
   適合した回線制御プログラムとその規格に適合した言語
   を用いて上記表示装置に表示を行うための言語対応プロ
   グラムを格納したメモリを有し、接続される回線の規格
   に応じて上記プラグインユニットを差し替えるようにし
   たことを特徴とするファクシミリ装置。