JPH03170897A - 複数の多重レベルで地震データを受信、補捉、送信するためのモジュール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的は、液体媒体中の地震波および音響信号を
受信，＃ｌ１捉し、中央制御・記録ステーションに送信
するモジュール装置の提供にあり、特に海洋での地震探
査作業に好適な装置の提供である． 海上からの地震探査に関しては、地震波ストリーマーと
して知られる数キロメートルにも及ぶ外装部に地震波信
号を捕捉，送信するシステムを装入し、探査の対象であ
る地震プロフィールに沿って水中を船で曳行させるもの
が現在用いられている．これらシステムは、堅固な籍で
連結した多数の区分から戒ることか多い．各々１つまた
は数個のハイドロフ才ンからなる地玖波受信器は、各区
分に沿って配置される．受信器は、連結箱に載置された
、受信信号のすべてをサンプルしデジタル化し記憶する
ための捕捉装置、と接続している．種々の捕捉装置は普
通、２つのグループに分かれた共通の送信線を介して船
上の中央実験室に接続している．第１のグループは，い
わゆる外向きの線で，実験室の種々の装置に対して命令
または指令を送るためのものである．第２のいわゆる内
向きの線は、実験室に対して、種々の装置の応答，特に
、各地震波発信、受信サイクルの終わりに記憶されたデ
ータを送信する．地震波ストリーマーについては、仏国
特許第２，４７１．０８８号（米国特許第４．３９８．
２７１号）などに記載がある． 最近では、地震波ストリーマーを長くし、受信器の総数
を増やす傾向が見られる．これにより、探査の対象であ
る地震プロフィールの隣接する２つの地点間の間隔を狭
くするとともに、記録された信号を組み合わせたり処理
することにより，記録の再生がより正確になる． ストリーマーの各区分中の受信器の数を増やすと、これ
に平行して，その中に内蔵されるｔｉ戒部品の集積密度
を高くしなければならなくなる．各区分の間には、ある
程度浮力をつけるために液体を満たしたかなり重量のあ
る箱があり，このため、ストリーマーがまがって変形す
ることがある．ストリーマーの抵抗が増大し、これによ
って所望の信号に重なる寄生信号が生じる． 受信器と捕捉装置の接続が数十メートルに及ぶと、寄生
信号に対する感度が高くなる．ストリーマーが長くなり
、これに相関して箱の質量が増大する事により生じる問
題の解決方法については、仏国特許第２，５９０，６８
４号（米国特許第４，７８７．０６９号）に記載があり
、同特許は各地震波受信器をその近くに配置した電子モ
ジュールと連結したストリーマーに関するもので、受信
器によって供給されるアナログ信号を増幅し，整合させ
ることを目的とする． 集積密度が高く、複雑なストリーマーは、オぺレーター
が要求する特定条件を満たす必要があるため、開発段階
で別の問題が生じる．ストリーマーは使用時、その構造
が非常に柔軟性に欠けるため、当初予期しなかった作業
条件に適応させることが、不可能ではないにしろ、非ｆ
は困難である．適応させることができても、かなりのコ
スト高になることが多い． 本発明にかかる装置は、液体媒体中の地震波または音響
信号を受信し、捕捉し、中央制御・記録ステーションに
送信し、そのモジュール性を生かして上記欠点を回避し
つつこれら信号を移送することができる． 本発明装置は、間に箱を介して連結した一連の区分から
なる非常に長大な外装部と、外装部に沿って配備した地
貫波または音波受信器、該受信器が受信したデータを捕
捉し，該中央制御・記録ステーシヲンに送信するための
モジュール式システムからなる． このシステムは、外装部の少なくともｌ区分にわたって
配備した地貢波受信器が発信した信号を収集する捕捉装
置のセットと、連結箱に配備した送信モジュールからな
る送信セットからなり，送信モジュールは．中央ステー
ンヨンから異なる捕捉装置に向けて出される命令用作業
信号を送信するための共通のチャンネル、これら命令を
解読する手段、および，異なる捕捉装置からの応答デー
タを該中央ステーションに送信するための共通の送信チ
ャンネルを介して、中央ステーションと接続している． 本発明装置は以下の特徴を有する． 一　個々の捕捉装置は、データ記憶手段、外装部の少な
くとも１区分中に配備しｆＳ複数の捕捉ユニヴトからな
り、各捕捉ユニットは複数の地震波受信器が受信する信
号を順次捕捉するために，外装部内の各受信器に近い位
置に配備されており、かつ、局部同期部とアナログ／デ
ジタル変換手段とからなる． 一　送信セットは、命令解読手段と局部同期部を接続す
る指令をデジタル送信するためのローカルラインと、す
べての送信モジュールを該データ記憶手段に接続するデ
ータをデジタル送信するためのローカルラインとからな
る． 各送信モジュールは、該データ送信チャンネルによって
中央ステーションに送られる信号を符号化するための手
段からなる． 本発明の一実施例によれば、送信セットは該データ送信
チャンネル上の信号送信を中断するクロック信号（Ｈ）
を発生し、中央制御・記録ステーシＪンから最も離れた
捕捉箱内にあるクロック発振器であるクロヴク信号発生
手段からなる．本発明の他の実施例によれば、送信セッ
トは、該データ送信チャンネル上の信号送信を中断する
クロック信号を発生し、連結箱の少なくとも一部に配置
されたクロック発振器と、解読手段の要請によってクロ
ツク発振器のいずれか１つを選択する切替手段とからな
る手段からなる． 前記クロック信号は、例えば、各記憶手段に印加されて
その中のデジタルデータの読み出しを中断させる． 本装置の各捕捉装置は、受信器や捕捉ユニットが正常に
作動しているかどうかチェックするためのテスト手殴を
含むことらできる． 好ましい実施例によれば、各地震波受信器は，受信信号
を適合させるための手段を具備する．各テストセ・ソト
は，例えば、隣接する連結箱に設けたテスト発振器から
なり、この発振器からの信号は、各捕捉ユニット内の切
替セ・ソトにより、また局部同期部材の要請により、各
地震波受信器に設けた信号適合手段に向けて送信される
．受信信号を適合させる適合セットは、例えば、地震波
受信器が発生した信号を受信する前置増幅器と、フィル
ターと、増幅されろ波された信号を受信する数個の入力
を有する多重変換装置、二値利得増幅器、アナログ／′
デジタル変換器、および、発信同期装置とからなる． 発明の一実施例によれば、該応答送信チャンネルは、少
なくともｉ本の光ファイバーからなる．他の実施例によ
れば、前記命令送信チャンネルも、少なくとも１本の先
ファイバーからなる．各送信チャンネルは、２つの送信
ルートと、各々に入ってくる信号のルートを選択するた
め、連結箱に配備したスイッチからなる． 地震波受信器の近くに配した捕捉ユニットとして分散さ
せた捕捉装置，連結箱と捕捉ユニットに配分した交換処
理手段，各区分での局部的なレベル、中央ステーション
との連結レベルともに、全面的にデジタル化された送信
手段を有する本システムの構造には下記のよらな利点が
ある．用いた電子部品がストリーマー全長にわたって分
布されているため、平衡が良くとれ、流体力学的な抵抗
が小さくなる． 受信器と捕捉ユニット間のアナログ型接続が短く、制御
・記録ステーション間を往復する送信がすべて、デジタ
ル・モードで行われるため、信号対雑音比は、明らかに
改善される．分散型楕遣を有する本発明装置は，非常に
多くの受信器からの信号．ｆＡ大約３０本の地震波「掃
引線」を、捕捉することができる．電子材製の連結箱内
の密度を、これ程多呈の信号を捕捉するのに必要なレベ
ルまで高くするのは極めて困難であり、雑音を一定の許
容値以下に押さえなければならない場合は不可能に近い
ことに留意する必要がある．データ収集がもっぱら連結
箱内で行われる従来のストリーマーに比べ、捕捉ユニッ
トの数が多いにも拘らず、個々のユニットが収集する信
号の数が極めて限られているため、その単価や電力消費
が処理速度や精度に比してかなり低くなっている 船上から実施する作業を，ｉｉの中に配した論理解読ユ
ニットと各捕捉ユニットによって管理されるデジタル送
信チャンネルだけで分担しているため、得られる地震波
ストリーマーは適応が容易である．テスト段階、地震波
データ収集段階共に、中央ステーションから送られてく
る指示を変更するだけで，その作業サイクルを簡単に修
正することができる．このため，開発・利用に要するコ
ストが低い． 第１図に示す地震波ストリーマーは、液体を満たした柔
軟な外装部１からなり、外装部１に沿って多数の地震波
受信器が配備されている．外装部１は連続した区分Ｔｌ
−　．．Ｔｋ−　．−　Ｔｎからなり、各々堅固な連結
箱Ｂｌ＋＋Ｂｋ．．．Ｂｎで相互に接続されている．作
業時は、ストリーマーは制御・記録ステーション、すな
わち実験室３を設けた船２によって水中を曳行されてい
る．ストリーマーの各区分に沿って（第２図）、ハイド
ロフオンなどの地震波受信器が多数配備されている．各
区分の受信器は、各々所定数ｐの受信器を含む所定の数
ｍのグループＧｌ．．＋　Ｇｉ．．−Ｇｍに分かれて配
備される．各グループの受信器Ｈ１．−−Ｈｐは、一対
の短い，撚った導線によって、その近辺に配した捕捉ユ
ニットＵｌ　＋　＋Ｕｉ−　−　．Ｕｎと接続している
．１区分には、例えば２８個のハイドロフ才ンが配され
、さらにハイドロフ才ンを７個ずつの４つのグループに
分け、グループ毎に捕捉ユニットを１個ずつ計４個接続
する． ストリーマ−１区分毎の捕捉ユニットはすべて、連結箱
の一端に設けた電子セットと接続しているが、これにつ
いては第３図に関連して記述する．連結は命令や指示を
捕捉ユニットに指示する共通の指令線ＬＣ，および，こ
れらユニットからの応答を返す共通のデータ母線によっ
て行われる．命令送信チャンネルの少なくとも１つと、
データ送信チャンネルの少なくとも１つが各ストリーマ
ー区分に沿って走っている．送信の安全性を確保するた
め、２本の平行な命令用送信チャンネルｌｔａｌ、ｌ　
ｔａ２と、２本の平行なデータ用送信チャンネルｌｔｒ
”ｌ，ＩＬｒ２を配備するのが望ましい．上記に引用し
た仏国特許第２，４６９，７１７号は、地震探査の前に
テストを実施して，望ましい外向き送信線１　ｔａｌま
たは１　ｔａ２、内向き送信線１ｔｒｌまたは１ｔｒ２
を選択する方法を記述している． 多数の掃引線でストリーマーが拾った信号を収集し、送
信するのに必要な送信速度を達戒するために、外向き、
内向き送信チャンネルは光ファイバーによって構戒され
る．区分Ｔｋの各端部には２つのモジュールＣ　ｏ　／
　ｅとＣｅ／ｏ、すなわちファイバー上を循環する光信
号を電気信号に変換したものを供給する第一のモジュー
ルと，この逆に電気信号を光信号に変換して供給する第
二のモジュールとからなる、公知のインターフェースＩ
が設けられる． 各連結箱Ｂｋの中ではく第３図）、電線区分によって送
信が行われる．２本の外向きチャンネルｌｔａｌ、１ｔ
ａ２は第一のスイッチＳ！の入力に接続している．スイ
ッチＳｔの出力は、次の区分ＴｋのモジュールＣ　ｅ　
／　ｏの２つの入力に並列接続される一方，命令解読器
４の入力とも接続されている． 船上の中央実験室は、チャンネルｌｔａｌまたは１　ｔ
ａ２のうち一方に、命令の影響を受ける連結箱を指定す
るアドレスを付したコード化した命令を送る．解読器４
は、箱Ｂｋに影響を与える命令の受信時、受信したアド
レスをアドレス線ＬＡに与えられるアドレスと、その他
の線ＬＳに与えられる同期命令または信号に分ける．線
ＬＡ，ＬＳは指令のデジタル送信のためのローカルライ
ンである．所定の特長を有するテスト信号Ｈ゜・を発生
するテスト発振器５は、特定の線ＬＴ上で線ＬＡ，ＬＳ
と接続している．線ＬＡ，ＬＳ．ＬＴはローカルライン
のグループＬＯＧを構戒する．第４図に関連して以下に
説明するように、隣接する区分Ｔｋの捕捉ユニットから
出発するデータ母線ＢＤに接続された符号化部６が、各
連結ｆｆＢｋ内に配備される．符号化部６は、専門家に
は公知のコードＣＭ１３にしたがって骨線ＢＤに入って
くるデータをコード化し、光ファイバーに信号を送信す
るようになっている．符号化部６で符号化したデータは
、例えばＦＩＦＯタイプのメモリー７に入力される．メ
モリー７の書込み，読出し指令用入力は、解読器４に接
続されている．クロック解読器８から出る信号は、メモ
リーの「クロック」入力に入力される． ストリーマーの隣接区分ＴｋのモジュールＣｏ／ｅは３
つの入力を持つ第２のスイッチＳ２の２つの入力に接続
される．スイッチ２の出力は、２つの入力を持つ第３の
スイッチＳ３の第１人力に接続され，スイッチＳ３のも
う一つの入力はＦＩＦＯメモリー７の出力に接続される
．スイッチＳ３の出力は帰線１ｔｒｌ，Ｉｔｒ２上の区
分Ｔｋ一１の入力におけるモジュールＣ　ｅ　／　ｏの
人力に並列に接続される． 電源線ＬＡＬがストリーマー全長にわたって配備され、
箱Ｂｋの中では各々線ＬＡＬと接続する供給セット９に
よって，箱および隣接のストリーマー区分の中の電子部
品を作動するのに必要な電力が供給される．配電線よよ
図示しない．船上の実験室と個々の箱との送受信は、仏
国特許出願ＥＮ８９／１４．３４６号に記載の準非同期
送信方法にしたがって行われる．実験室からのコード化
された命令は、第１のクロックのレート、２．５６Ｍｂ
ｉｔ／ｓで外向きの光７７イバーＩｔａｌ、ｌ　ｔａ２
に発信される，ｉｉＢｋからの応答は、例えば最後尾の
箱Ｂｎ（第１図）に設けた第２のクロツクのレート、３
２．８ＭＢｂ　ｉ　ｔ／Ｓで、内向きのファイバー１ｔ
ａｌ．１ｔａ２を介して送信される．クロ・ソク解読器
８は帰線１１ｒｌまたは１ｔｒ２の先頭で発信されるク
ロック信号Ｈを抽出するために、第２のスイッチＳ２の
出力に接続されている． クロックＨについて個々の箱の独立性を確渫するために
、箱は第２スイッチＳ２の三番目の入力と接続するクロ
ック発振器１０を含み，これが必要に応じて、帰線チャ
ンネル１ｔ．ｒｌ，Ｉｔｒ２を通って送信される下流の
箱からの応答を導くことができるようになっている． 各ストリーマー区分での地震波信号の捕捉は、ユニット
Ｕｌ乃至Ｌａｐによって行われる（第１図〉．第４図は
これに従属する受信器Ｈ１乃至Ｈｐが信号適合セットに
接続され、捕捉されるべき地震波信号の通過帯域にあわ
せた帯域フィルター１２と直列の、固定利得の前置増幅
器１１からなることを示す．切替セット１３は個々の受
信器と対応する前置増幅器との間に挿入されている．か
かる切替セットについては、本出願人に許諾された仏国
特許第２．６１３，４９６号（米国特許第４．８６２，
４２５号）にすでに記述がある．フィルターからの信号
は、少なくとも（ｐ＋１）個の入力を設けた多重変換装
置１４の入力Ｅｌ　＋＋　Ｅ２−　−　−　Ｅｐに印加
される．入力Ｅｐ＋ｌのｌつは接地している．多重変換
装置ｌ４の出力での信号は、本出願人に許諾された仏国
特許第２，５９３、００２号（米国特許第４．７７９．
００５号〉および第２，５９２、５３７号（米国特許第
４，７７４，４７４号）などに記載されるようなハイ・
ダイナミックの二値利得増幅器１５に印加される．増幅
された信号は次いで、本出願人の仏国特許出願第２，６
２６、４２３号に記載の浮動小数点アナログ／デジタル
変換器ｌ６でデジタル化する．生成されたデジタル言語
は、母線ＢＤを介して端部の箱Ｂｋの中の符号器６に向
けて送信できるよう発信同期装置ｌ７にかけられる．局
部制御部１８は、指令送信線ＬＡ，ＬＳ，ＬＴからなる
ローカルグループＬＯＧに接続されている．メモリー１
６と同期装置１７の間にデータレジスタ１９を挿入する
のが望ましい，局部制御部ｌ８は一組の指令線ＬＣＯＭ
を介して切替セット１３を指令する入力と接続している
．その他の線ＬＭ，ＬＣ．ＬＳＹＮを介して、制御部材
１７は多重変換装置１４、変換器１６，同期装置１７に
各々制御信号を送る．＃御部１７は、船上の実験室３か
ら解読手段（４）（第３図）、ローカル指令線ＬＡ．Ｌ
Ｓ，ＬＴを介して受けとる命令を解読し、捕捉ユニット
による捕捉操作あるいは各捕捉チャンネルの事前テスト
操作を指令するようになっている．これらテスト操作は
、線Ｌ′ｒ上で受信したテスト信号を捕捉チャンネルと
接続した受信器、対応する受信器との接続をきりはなし
たチャンネルに各々印加すること、あるいは捕捉チェー
ン全体の暗雑音レベルを測定することからなる．すべて
の捕捉ユニット（Ｕｌ−Ｕｎｉ）．局部指令線（ＬＣ，
ＢＤ），メモリー７（第３図）で捕捉装置がｔｌｔｃさ
れる．符号器６、前出の各部４、５、８、１０，および
スイッチＳ１乃至Ｓ３で送信モジュールが楕戒される． 本装置は以下の通り作動する． 各グループＧｋの受信器Ｈｌ乃至Ｈｐでビ・フクアップ
した地震波信号は、対応する捕捉チエーン（１１、１２
、１４−１６）で多重化、増幅、サンプリング、デジタ
ル化が行われる（第４図）．デジタル化されたサンプル
は各々レジスタ１９に移される．異なる捕捉ユニットの
命令解読器４、局部ＩＩＮ御部によって、明々のレジス
タ１９のデジタル化サンプルは，逐次データ母線ＢＤを
介してＦＩＦＯメモリー７に送られる．同様にして、変
換器１６からの逐次サンプルはすべて逐次的に送信され
る． 地震波送受信サイクルの終りごとに、上記の準非同期送
信方法に従い、中央実験室は、帰線１１ｒｌ．ｌｔｒ２
上を送信されるメモリー７の内容の送信を箱Ｂｋ内の命
令解読器４によって制御する． 地震波捕捉作業を開始する前に、中央実験室とすべての
連結箱との完壁な双方向送信を実現するために外向き、
内向きの送信線（ｌｔａ）、（ｌｔｒ）を調べておく．
前出の仏国特許第２，４７１−０８８号（米国特許第４
、３９８，２７１号）に記載の地震波ストリーマーの場
合と同じようにステップを追って各工程を実施する．こ
の目的のために、すべての連結箱Ｂｌ乃至Ｂｎを通り漸
次長くなるループが順に形戒され閉じられて、中央実験
室から外向きチャンネル上に発信したテスト信号を、内
向きチャンネルを介して中央実験室に返し，こうして戻
された信号の質を検査する．解読器４が発信された特定
の指令を解読して（第３図）、テスト信号を直接メモリ
ー７に送信し、その読取り、印加をスイッチＳ３を介し
て内向きチャンネルｌｔｒｌおよび１ｔｒ２に送る．テ
スト信号で構成されるループ内でのテスト信呼の再送信
を中断させるのに必要なクロック信号Ｈは、局部クロッ
ク１０の出力にスイッチＳ２の出力を接続させることに
よって得られる．逐次できるループの端部で送信チャン
ネルが選択されると、上記捕捉装置に関する種々のテス
トが行われる．本発明の範囲を逸脱することなく、レジ
スタｌ９（第４図〉を、１回の送受信サイクルで受信さ
れる信号の少なくとも一部を記憶することのできる局部
メモリーにかえ、中央実験室３に送る目的で箱内のＦＩ
ＦＯメモリーにその内容を逐次送るようにすることもで
きる．

【図面の簡単な説明】

第１図は、水中を曳行される海洋での地震波ストリーマ
ーを示す． 第２図は、ストリーマーの各区分における受信器と捕捉
ユニットの配置を示す． 第３図は、各連結箱に収納した電子セットの略図を示す
． 第４図は、ストリーマー区分に配備した捕捉ユニットの
略図を示す． 特許出願代理人：弁理士 関根秀太

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）一連の区分（Ｔ１−Ｔｎ）を、間に介在させた箱
   （Ｂ１−Ｂｎ）で相互に連結して形成した長大な外装部
   、外装部の全長にわたつて配備した多数の地震波または
   音波受信器と、波受信器で受信したデータを捕捉して中
   央制御・記録ステーションに送信するためのモジュール
   装置とからなり、前記捕捉送信装置は外装部の少なくと
   も１区分に沿って配備した地震波受信器が発信した信号
   を収集するための１組の捕捉装置、並びに連結箱内に配
   備され、中央実験室から個々の捕捉装置にアドレスした
   命令用の作業信号送信のための共通のチャンネルからな
   るデジタル送信チャンネルを介して中央ステーションと
   接続する送信モジュール、前記命令を解読するための手
   段（４）、個々の捕捉装置の応答を中央ステーション（
   ３）に送るための共通のデータ送信チャンネルとからな
   る、液体媒体中、とりわけ海洋での地震探査作業に適し
   た地震波または音波信号を受信し捕捉し、中央制御・記
   録ステーションに送信するためのモジュール装置におい
   て、 個々の捕捉装置はデータ記憶手段（７）、複数の地震波
   受信器（Ｈ１−Ｈｐ）の近辺の外装部の少なくとも１区
   分に配備して、受信した信号を逐次捕捉させるための複
   数の捕捉ユニット（Ｕｋ）からなり、個々の捕捉ユニッ
   ト（Ｕｋ）は、局部同期部材（１８）とアナログ／デジ
   タル変換手段（１６）からなること、 送信セットは、前記命令解読手段（４）を局部同期部（
   １８）とを結ぶ指令のデジタル送信用ローカルライン（
   ＬＯＣ）、全送信モジュール（ＵＡＣ）を前記データ記
   憶手段（７）と結ぶデータのデジタル送信用ローカルラ
   インとからなること、 個々の送信モジュールは、前記データ送信チャンネル（
   １ｔｒ１、１ｔｒ２）を介して前記中央ステーションに
   送信された信号を符号化するための手段（８）からなる
   こと、 を特徴とする、液体媒体中、とりわけ、海洋での地震探
   査作業に特に適した地震波または音波信号を受信し捕捉
   し、中央制御・記録ステーションに送信するためのモジ
   ュール装置（２）送信セットが、データ送信チャンネル
   上の信号送信を中断させるためのクロック信号を発生す
   るための、中央制御・記録ステーションから最も遠い捕
   捉箱の中のクロック発振器（１０）からなる手段からな
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置
   。 （３）送信セットが、データ送信チャンネル上の信号送
   信を中断させるためのクロック信号を発生するための、
   連結箱の少なくとも一部に配したクロック発振器（１０
   ）と、解読手段（４）の要請に応じてクロック発振器の
   いずれか１つを選択するための切替手段（Ｓ２）からな
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置
   。 （４）前記クロック信号を各記憶手段（７）に印加して
   記憶手段の中のデジタル化したデータの読取りを中断さ
   せることを特徴とする特許請求の範囲第２または第３項
   に記載の装置。 （５）各捕捉装置が、前記受信器、捕捉ユニットの良好
   な作動状態を検査するためのテスト手段からなることを
   特徴とする特許請求の範囲第１乃至第３項のいずれかに
   記載の装置。 （６）各地震波受信器が受信信号を適合させるための手
   段（１１−１５）と接続されていることを特徴とする上
   記特許請求の範囲のいずれかの項に記載の装置。 （７）各テスト手段が、隣接する連結箱内のテスト発振
   器（５）からなり、該発振器から発信される信号は切替
   セット（１３）を介して各捕捉装置（Ｕｋ）に導かれ、
   前記局部同期部（１８）の要請により、各地震波受信器
   に接続された前記信号適合手段に導かれることを特徴と
   する特許請求の範囲第５および第６項に記載の装置。 （８）前記適合手段が、関連する地震波受信器（Ｈ１−
   Ｈｐ）で生成された信号を受信する前置増幅器（１１）
   とフィルター（１２）からなり、各捕捉モジュールが、
   増幅されろ波された信号を受信する多重変換装置（１４
   ）、二値利得増幅器（１５）、アナログ／デジタル変換
   器（１６）、および発信同期装置（１７）とからなるこ
   とを特徴とする上記特許請求の範囲のいずれかの項に記
   載の装置。 （９）前記応答送信チャンネル（１ｔｒ１、１ｔｒ２）
   の少なくとも１つが、光ファイバーであること特徴とす
   る上記特許請求の範囲のいずれかの項に記載の装置。 （１０）前記命令送信チャンネの少なくとも１つが、光
   ファイバーであることを特徴とする上記特許請求の範囲
   のいずれかの項に記載の装置。 （１１）各送信チャンネルが、２つの送信経路と、連結
   箱（Ｂｋ）に配備されて、個々の連結箱に入る経路とこ
   れから出ていく経路を選択するスイッチ（Ｓ１１−Ｓ３
   ）からなることを特徴とする特許請求の範囲第９または
   第１０項に記載の装置。