JPH03170127A

JPH03170127A - ランセット・アセンブリ

Info

Publication number: JPH03170127A
Application number: JP2302809A
Authority: JP
Inventors: Allen J Brenneman; アレン・ジェイ・ブレンネマン; Michael K Brown; マイケル・ケー・ブラウン; D Glenn Purcell; ディー・グレン・パーセル; William C Taylor; ウィリアム・シー・テイラー; Robert C Whitson; ロバート・シー・ホイットソン; Jack L Zuidema; ジャック・エル・ザイデマ
Original assignee: Miles Inc
Current assignee: Bayer Corp
Priority date: 1989-11-13
Filing date: 1990-11-09
Publication date: 1991-07-23
Also published as: AU6324290A; EP0428914A1; CA2025801A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、一般に、使用者の皮膚を穿刺して血液試料を
採取するための新規且つ改良されたランセット・アセン
ブリに関し、より詳細には、最少数の部品にて構成され
た新規且つ改良された使い捨てランセット・アセンブリ
に関する。

［従来技術］患者の皮膚を穿刺し又はキズをつけて少量の血液を流出
せしめるためには、先端の鋭いランセットが使用される
。少量の血液を用いるだけで種々の検査を実施すること
ができるため、通常、指の穿刺部位から流出する程度の
血液（量）でもこれらの検査には充分である。多くの場
合、血液に関する検査は、化学薬品を含んだ細片上の紙
片又はパッドな穿刺部位又は傷口からの血液と接触させ
ることを伴う。

現在利用しつるランセット・アセンブリは、ランセット
を把持する駆動部材を含む。アセンブリの駆動部材にラ
ンセットを着脱する際には、ランセットの鋭端に触れな
いよう注意深く把持し、使用者は、穿刺されることがな
いよう特に注意を払う必要がある。血液などの体液を介
して伝染する伝染病に関する今日の関心は、これらのラ
ンセットを取り扱うことの危険に対する関心を増大して
いる。現在の器具では、使用者は、ランセットの鋭端か
ら保護カバーを取り外し、露出したランセットをランセ
ット・アセンブリに装着しなければならない。アセンブ
リを使用した後は、ランセットの突端は露出したままで
ある．看護員などこれらの器具の使用者は、これら使用
済みの露出したランセットを取り扱うことが頻繁にあり
、穿刺を被って、その結果、ランセットに付着した血液
を介した汚染にさらされる危険性が高い．ランセットに
よっては、使用後にランセットの鋭端にかぶせる末端キ
ャップを含み、ランセットの反対側の端部がその末端キ
ャップから突出する構造のものがある。使用後に末端キ
ャップを取り除くと、ランセットの露出端を押すだけで
ランセットの鋭端が末端キャップから突出し、これによ
って，汚染したランセットが使用者を穿刺することがあ
りうる。この危険性は、使用済みのランセットをポケッ
トに収める、看護員などの職業的使用者の場合に特に高
い。一日の終りに、これらの看謹員は、ポケットの中に
手を入れて、ランセットを含む使用済みの器具を取り出
す．看護員がポケットの中に手を伸ばしたときに、ラン
セットの後端を押して汚染された鋭端を露出させてしま
うことがある．公知のランセットの一例が、米国特許第３，０３０．９
５９号に記載されている。この特許のランセットは、穿
刺針のストックを収納する交換式格納ケースを収容し得
るように設計された構造であるスピンドルを含む。使用
される穿刺針を供給するための送り装置が同様に開示さ
れている。使用後、その穿刺針は、次の穿刺針が格納ケ
ースから供給されるまで、ランセットの中に保持されて
いる．新たな穿刺針が導入されると，先に使用された穿
刺計がランセットから排出される．この米国特許第３．
０３０．９５９号のランセット・アセンブリは、ランセ
ット・アセンブリの使用者が穿刺される危険性を増す保
護なしの露出した汚染針を排出する．米国特許第４．６３７，４０３号には、使い捨て探針パ
ッケージが開示されている．この探針パッケージは、ス
ナップ止め、ネジ止め又は類似の手法によって医療検査
系中に摩擦力で６って保持され、医療監視系から押し出
すことによって解放することができる。しかし，いった
ん探針パッケージが監視系から解放されると、その探針
が露出せしめられ、それを取扱うことは、結果的に使用
者の皮膚を穿刺して、汚染された血液にその使用者をさ
らしてしまうことがある．そのアセンブリのいかなる部品をも再利用することなく
使い捨てることを意図したランセット・アセンブリが，
米国特許第４．３７５．８１５号に開示されている．ランセットのみを使い捨てるものとは異なり、全体を使
い捨てることを意図した他のランセット・アセンブリの
例が、米国特許第４．３８８．９２５号、第４．　５５
３．　５４１号、第４．４４９．５２９号及び第４，５
３５．７６９号に開示されている．これらのランセット
・アセンブリは、多数の部品から構成されており、ラン
セット・アセンブリの製造単価を増大せしめている。

ブランジャによって規定された使い捨てランセットが、
米国特許第４．７１２，５４８号及び第．４，７３８．
２６１号に開示されている。この器具は、使用後そのラ
ンセットが露出されたままであり、使用済みの器具を取
り扱う者が汚染されたランセットによって穿刺されつる
危険が伴う．穿刺の危険を伴いながらも使用済みの露出したランセッ
トを取り外さなければならないランセット・アセンブリ
が、米国特許第４．４１６．２７９号、第４．４６２．
４０５号、第４．４４２．８３６号及び第４．４６９．
１１０号に開示されている。

米国特許第４．５４５，３７６号は、取手部と先端部と
からなる一体型のプラスチック製ランセットを開示して
いる。いったん保護枠を取り外すと、ランセットの先端
が完全に露出し、偶発的に使用者を穿刺することがある
。

そのアセンブリのいかなる部品をも再利用しない完全な
る使い捨てランセット・アセンブリが、米国特許第４，
６２４．　２５３号、第４．６１６，６４９号及び第４
，５３９．９８８号に開示されている．使用後にランセ
ットが露出したままであるランセット・アセンブリが、
米国特許第４．４５２．２４３号に開示されている．［発明が解決しようとする課題］使用前及び使用後にランセットがランセット・アセンブ
リの一部分中に完全に収納されることにより、使用者が
穿刺の危険なくランセットを処分することができるラン
セット・アセンブリが必要とされている。そのようなラ
ンセット・アセンブリは、可能な限り低廉なアセンブリ
製造単価を保証するべく最少限の部品数からなることが
好ましＩ／）．［課題を解決するための手段］簡潔に述べるならば、本発明は、使用者又は患者の皮膚
を穿刺して穿刺部位からの血液を採取し検査するために
使用される，一般にランセット・アセンブリと称する新
規且つ改良された器具に関する。このランセット・アセ
ンブリの第一の実施態様は、プラスチックなどの可撓性
を有する弾性材料からなるハウジングを含む。ハウジン
グ内にはバネが装着され、保持部材によって応力が加わ
った、すなわち付勢された位置に保持されている。この
バネは、ハウジングに固定された第一端と、皮膚穿刺端
、すなわちランセットを規定するよう形成された第二端
と、を有する．応力を受けた位置では、バネの第二端は、ハウジングの
孔の上方に位置している。ランセットを動作させるには
、ハウジングの一側面を撓ませて保持部材とバネとの係
合を解く。いったん解放されると、バネの第二端は、ハ
ウジングの孔に向って下方に移動する。ハウジングの孔
に隣接した内方位置に当接部材（係合部材）が形成され
ている。この当接部材は、バネと係合し、バネの第二端
が孔を通過して使用者又は患者の指を穿刺し得るように
、バネの第二端にしなり動作を加える。

使用者又は患者の皮膚を穿刺した後、バネは、その弾性
により、ハウジング内のうち当接部材に当接（係合）す
る位置に戻る。この位置においては、バネの第二端は、
完全にハウジングの内部にあり、ランセット・アセンブ
リを所持又は処分している個人が、穿刺される危険を伴
わずに、ランセット・アセンブリを安全に取り扱うこと
ができる．ランセット・アセンブリの第二の実施態様は、バネが中
に装着されているハウジングを含む．ランセットを含む
使い捨てランセット・カートリッジが，ハウジングにス
ライド自在に装着されている．ランセットの一端は、ハ
ウジングの開口に隣接し、バネでもって槌打され得る位
置におかれている．そのバネは、バネの自由端を動かし
てバネホルダーと係合させる引き上げ機構により、応力
が加わった，すなわち付勢された位置にまで引き上げら
れる．バネホルダーを動作させると、バネが解放せしめ
られる．そして、ランセットが駆動せしめられてランセ
ット・カートリッジの孔を通過し、ランセット・カート
リッジに当接せしめた指を穿刺する．バネ戻し機構がラ
ンセット・カートリッジ内に含まれており、これがラン
セットをランセット・カートリッジの内部の位置へと戻
すことによって、使用者は、汚染されたランセットによ
って穿刺されることなく、カートリッジを取り外してこ
れを処分することができる。

［実施例］本発明の上記及び他の利点及び新規な特徴は、添付の図
面を参照しながら説明される本発明の好ましい実施態様
についての以下の詳細な説明から明白となるであろう。

まず第ｌ〜４図を参照すると、符号ＩＯが指示するラン
セット器具、すなわちランセット・アセンブリが示され
ている。ランセット・アセンブリ１０は、第一のハウジ
ング部１４及び第二のハウジング部１６によって規定さ
れるハウジングｌ２を含む。組立て作業を容易にするた
め、複数のスナップビンｌ８が第一のハウジング部Ｉ４
に形成されており、これらが第二のハウジング部１６に
形成されているポス２０に嵌り込み、両ハウジング部１
４．　１６を一体に保持してハウジングｌ２を形成する
．ランセット・アセンブリＩＯに必要な部品の数を最小限
とするため、平坦な金属片からなる多機能型カンチレバ
ー様のバネ２２がハウジングｌ２内に装着され、その第
一端２４が、第二のハウジング部１６のうちハウジング
ｌ２の底壁２８に隣接した部分に形成された３個の取付
けラグ２６によって固定されている。バネ２２は、平坦
な金属片に限定されないということを理解すべきである
。バネ２２は、円筒形のワイヤ、円錐コイルバネ又はそ
の他いかなるバネであってちよい。バネ２２は、鋭い突
端、すなわちランセット３２を形成するよう研削された
第二端３０を有する。

多目的バネ２２は、解放されると、ランセット３２を下
方に駆動せしめ、底壁２８の孔３４を通過させ、孔３４
に押圧せしめた指を穿刺する。バネ２２の第一端２４を
底壁２８に隣接して配設することにより、鋭利な第二端
、すなわちランセット３２は、より線状又は直線的な軌
道に沿って孔３４を通過し、使用者又は患者の指により
衛生的で痛みの少ない穿刺を行なう．患者又は使用者の指に迅速な穿刺を行ない、ランセット
３２をそこから迅速に取り除くために、当接部材，すな
わち止め具３６がハウジングｌ２の底壁２８の孔３４の
近傍内方に形成されている。第３図に示すように、バネ
２２をその応力を受けた、すなわち付勢された位置から
解放すると、バネ２２が止め具３６と係合し、これがラ
ンセット３２のしなり動作をもたらす。止め具３６はま
た、図４に示す通り、ハウジングｌ２内の位置にランセ
ット３２を迅速に戻す効用も有する。第４図に示す平衡
位置、すなわち安定位置においては、ランセット３２は
完全にハウジングｌ２の内側にある。従って、患者、使
用者又は看護員は、汚染されたランセット３２によって
穿刺される危険なく、ランセット・アセンブリ１ロを取
り扱うことができる。

バネ２２は，符号３８が指示するバネ保持材により、応
力が加わった、すなわち付勢された位置に保持される．
バネ保持材３８は、第二のハウジング部ｌ６の壁面の部
位１６Ａに形成されたバネホルダー４０を含む．部位１
６Ａは、その３辺に沿った切込みによって規定されてい
る．この切込みによって、部位１６Ａは第二のハウジン
グ部１６に対して撓むことができる．バネ保持材３８は
また、第一のハウジング部ｌ４に形成されたペグ又はフ
ィンガ４２を含む（第２図）。バネ２２は、第一のハウ
ジング部ｌ４のうちペグ又はフィンガ４２が概ね位置す
る領域に圧迫を加えることによって開放される．第一の
ハウジング部１４のこの領域は、部位１６Ａに類似した
切込み部を有している。これによって，ペグ又はフィン
ガ４２が部位１６Ａに向かって移動し、部位１６Ａを外
側に撓ませ、バネホルダー４０をバネ２２の下から外す
。いったんバネホルダー４０がバネ２２の下から完全に
外れると、バネ２２が解放されて下方に移動し、止め具
３６と係合してランセット３２をしならせ、孔３４を通
過せしめて使用者又は患者の指を穿刺する。そして、バ
ネ２２は、第４図に示す安定位置、すなわち平衡位置に
戻る．一度この方法で使用されたら、穿刺器具、すなわ
ちランセット・アセンブリｌＯは処分してもよい．ラン
セット・アセンブリｌＯは、２個の部品一ハウジングｌ
２及びバネ２２−シか必要としない。

先行技術のランセット・アセンブリは通常、ランセット
を駆動するためのバネを少なくとも１個、さらにランセ
ットを器具のハウジング内の位置に戻すための第二のバ
ネを少なくとも１個要するのに対し、本発明のパネ２２
は、１個で多数の機能を果たす．本発明のバネ２２は、
駆動力と復元力のいずれをも提供し、よって必要な部品
の数を最小限に留めて製造費を大幅に削減することがで
きる。

それに加え、ランセット・アセンブリｌＯは、使用が容
易であり、一つの操作−ハウジングｌ２に圧迫を加えて
ランセット３２を動作せしめ、使用者又は患者の指を穿
刺する−を必要とするだけである。

使用後は、危険防止措置を施す必要がなく、ランセット
・アセンブリｌＯを簡便に処分することができる，第５図〜第７図を参照すると，代替のランセット・アセ
ンブリｌ００が示されている。このランセット・アセン
ブリ１００は、２個の構成要素一再利用可能な本体１０
２及び使い捨てランセット・カートリッジ１０４−を含
む．ランセット・カートＪツジ１０４は、プラスチック
などの低廉な使い捨て可能な材料からなるハウジング１
０６を含む，ハウジング１０６の側面は、本体１０２の
前端１１０に形成された一対のレール１０８の間に嵌り
込むよう、上方に行くにしたがって外に広がっている。

使い捨てランセット・カートリッジ１０４は、ランセッ
｝−１１．４の頭部１１２が、本体１０２の底壁１１８
上に規定された開口１１６内に位置するまでランセット
・カートリッジをレール１０８間にスライドさせること
によってランセット・アセンブリｌ００に装着される。

使い捨てランセット・カー１〜リッジ１０４は、ハウジ
ング１０６の上壁１２２の上部開口１２０に整列せしめ
られたランセット１１４を含む。一旦、ランセット・カ
ートリッジ１０４が本体１０２に装着されると、ランセ
ット１１４の頭部１１２が開口１２０を通過して延在す
る。

ランセット１１４は、ハウジング１０６のうち円形の壁
部１２６によって形成される開口１２４の中に位置付け
られる。開口１２４は、ランセット１１４による貫通が
可能ではあるが、ランセット１１４を使用前に汚染から
保謹する部材である封止材１２８によって覆われている
。ランセツｌ−１．１４は、バネ１３０によってハウジ
ング１０６の完全に内側にある位置へと偏せられ、使用
者を偶発的にｇ刺することを回避する。バネ１３０はま
た、ランセット１１４が使用者又は患者の指中に駆動せ
しめられた後、ランセット１１４を第８図に示す位置に
まで戻すようにも作用する。ランセッｈｌｌ．４をハウ
ジング１０６内の位置にまで戻すことによって、汚染さ
れたランセット１１４によって偶発的に穿刺される危険
なく、看訴員又は使用者がランセット・カートノッジ】
０４の取り外し、取り扱いが可能となる。

ランセット１１４は，第一端１３４が本体１０２に固定
されているカンチレバ一様パネ１３２によってハウジン
グ１０６の外へ、そして使用者又は患者の指の中へと、
駆動せしめられる。ランセット１１４を駆動せしめるべ
く、カンチレバー様バネ１３２の第二端１３６が、ラン
セット１１４の頭部１１２の上に位置するハンマー部材
１３８を槌打する。ランセツ［・１１４を駆動せしめる
前に、カンチレバー様バネ１３２は、高い位置にまで引
き上げられ、その位置に保持される。これは、ハンマー
部材１３８をカンチレバ一様バネ１３２の第二端１３６
とともに上方に動かすことによって実施される。ハンマ
ー部材１３８の上方への移動は、ハウジング１０２の前
端１１０にあるボタン１４０を動かすことによって実施
される。このポタン１４０は、接続ビーム１４２によっ
てハンマー部材１３８に接続されている。カンチレバー
様バネ１３２を引き上げるためには、看護員又は使用省
は、ボタン１４０の下に指を掛け、カンチレバー様バネ
１３２の自由端、すなわち第二端１３６がブランジャ１
４８に形成されたフック１４６と係合して保持されるま
で、ボタンをスロット１４４中を上方に動かす。ブラン
ジャ１４８は、本体１０２の上部壁１５２の開口１５０
を通過して延在ずる．ブランジャ＋４８は、本体１０２
の前端１１０に脚１５４の端を支点として支持されてい
る。一旦、カンチレバー様バネ１３２の第二端１３Ｂが
引き上げられフック１４６に掛（−Ｊられれば、ポタン
１４０は解放され、バ立（　−１　！　ｎ．　ハｊ−　
）＋ＲＲ　ｈ’ｓポ々ソＪ４ｎ　Ｇ　７　０　・・ｒ　
ト１４４の底まで下方に移動せしめる。この位置では、
ハンマー部材１３８は、ランセット１１４の頭部１１２
と係合している。

ランセット１１４の駆動は、ランセット・アセンブリｌ
００の使用者が本体１０２を把持し、指でブランジャ１
４８を押し下げることによって開始される。ブランジャ
１４８を押し下げると、ブランジャは、脚１５４が本体
！０２の前４１１０に固定されている点を中心に弧を描
く。この旋回動が、フック１４６を弧状に動かし、カン
チレバー様バネ１３２の自由端、すなわち第二端１３Ｂ
との係合が解かれる。カンチレバー様バネ１．３２は、
解放されるといきおいよく下方に動き、ハンマー部材１
３８を槌打してランセット１１４を開口１２４を通して
駆動する。ハンマー部材１３８を槌打した後、バネ１３
２は、第６図に示す通常の位置、すなわち休止位置に戻
る。バネ１３０は、ランセット１１４を、使い捨てラン
セット・カートリッジ１０４のハウジング１０６の完全
に内側へと戻す。

−ハ１ＩＩ５客７すみ冫　柿田者ｔ寸　イづエクション
・フィンガ１５８によってランセット・カートリッジ１
０４をハウジング１０２から取り外すことができる。イ
ジエクション・フィンガ１５８は、本体１０２の底壁１
１８に形成されたスロット１６０内をスライドする。イ
ジエクション・フィンガ１５８が、使い捨てランセット
・カートリッジ１０４のハウジング１０６と係合すると
、使い捨てランセット・カートリッジ１０４は，レール
１０８に沿って前方に動かされ、最終的にレールから外
れる。そして、使用者はランセット・カートリッジ１０
４を安全な場所に廃棄することができる。

イジエクション・フィンガ１５８は、アーム１６４を介
してスライド部材１６２と接続されている。スライド部
材１６２は、本体１０２に形成されたスロット１６０を
通過して延在している。使用者は、指でちってスライド
部材１６２をスロット１６０内前方に動かし、イジェク
ション・フィンガ１５８を使い捨てランセット・カート
リッジ１０４と係合させることができる。使い捨てラン
セット・カートリッジ１０４がランセット・アセンブリ
１００から外れたとき、スライド部材１６２は、解放し
てよく、そうするとスライド部材は、バネ（コイルバネ
）１６８０作用によって第５図に示すその当初の位置に
戻されるであろう６そうして、新たな使い捨てランセッ
ト・カートリッジ１０４を本体１０２に装着することが
できるような位置にイジェクション・フィンガ１５８が
戻される。

ランセット・アセンブリ１００は，安全な使い捨てラン
セットカートリッジ１０４を有する再利用可能な器具を
提供する。ランセットを使用する前に又はそれが使用さ
れ汚染されているときにランセット１１４によって偶発
的又は不注意に穿刺される危険を伴わずに、ランセット
・カートリッジ１０４を使用し、そして処分することが
できる。それに加え、カンチレバー様バネ１３２の利用
により、このランセット・アセンブリｌ００は、コンパ
クトになり、最小限の部品しか有さす、さらに、製造費
及び材料費が低減されるので、使用者にとって低廉なも
のとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理に従って構成されたランセット
・アセンブリを示す部分切欠き側面図であって、バネが
応力の加わった、すなわち付勢された位置にある図であ
り、第２図は、本発明のランセット・アセンブリを第１図の
２−２線で切断した断面図であり、第３図は、皮膚穿刺
位置にあるバネを示している、第ｌ図と同様のランセッ
ト・アセンブリの（ハウジング部ｌ６をその内方より見
た）側面図であり、第４図は、指を穿刺した後の平衡位置、すなわち安定位
置にあるバネを示している，第３図と同様のランセット
・アツセンブリの側面図であり、第５図は、本発明のラ
ンセット・アセンブリの代替態様を示す斜視図であり、第６図は、第５図の６−６線で切断した断面図であり、第７図は、ランセット・カートリッジが取り外された状
態の、第５図に示すランセット・アセンブリの部分底面
図であり、第８図は、第５図の８−８線で切断した拡大断面図である。１０．　　１００１２・　・　・２２．　　１３２２６・　・　・３２．　　１１４３６・　・　・１０２　　・　・１０４　　・　・１３ｇ　　・　・・ランセット・アセンブリ・ハウジング・カンチレバー様バネ・装着要素（取り付けラグ）・ランセット・バネ係合部材（止め具）・本体・ランセット・カートリッジ・ハンマー部材ＦＩＧ．７

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ハウジングと、ランセットを該ハウジングから突き出すように駆動し、
かつ該ランセットとともに該ハウジング内の平衡位置に
戻る、該ハウジング内に装着されたバネであって、該ハ
ウジングに固定された第一端と、該ハウジングによって
付勢位置において解放自在に保持され、該ランセットを
規定している第二端と、を有するバネと、を含むことを特徴とする使い捨て用ランセット・アセン
ブリ。
（２）該ハウジングが、該バネの該第二端を該付勢位置
において解放自在に保持する保持部材を含むとともに可
撓性部位を有し、該保持部材が該ハウジングの該可撓性
部位上に形成されていることにより、該可撓性部位が撓
んだときに該バネの該第二端が解放される請求項１に記
載の使い捨て用ランセット・アセンブリ。
（３）該バネが解放されたときに該バネと係合して該バ
ネにしなり動作を加える、そして該バネを該ハウジング内でその平衡位置において
保持する、該ハウジング内に配設されたバネ係合部材をさらに含む
請求項１に記載の使い捨て用ランセット・アセンブリ。
（４）該バネが、カンチレバー様バネである請求項１に
記載の使い捨て用ランセット・アセンブリ。
（５）該ハウジングが、底壁と、該バネの該第二端が指を穿刺するために通過する該底壁
に形成された孔と、該バネの該第一端を該底壁に隣接して装着する該ハウジ
ング内に配設された装着要素と、を含む請求項１に記載
の使い捨て用ランセット・アセンブリ。
（６）ハウジングと、該ハウジング内に付勢位置において装着されるバネであ
って、ランセットを規定するよう形成された第一端を有
するバネと、該バネを解放して該ランセットを該ハウジングから突き
出すように駆動せしめて指を穿刺させる手段と、からなり、該バネの弾性が該バネを該ランセットとともに該ハウジ
ング内の平衡位置に戻すことを特徴とする、ランセットで指を穿刺し、該指から該ランセットを抜き
、該指を穿刺した後は該ランセットを内部に安全に保持
する、一回の使用で廃棄処分するランセット・アセンブリ。
（７）弾性材料にて形成されたハウジングであって、可
撓性を有するように形成された少なくとも１個の壁と、
その可撓性の壁の内面上に配設された取付け部材と、を
含むハウジングと、該ハウジング内に付勢位置において装着されている金属
バネであって、その第一端が該ハウジングに固定され、
その第二の鋭端が、該可撓性の壁が撓んだ際に解放され
るよう、該取付け部材に装着されている金属バネと、該バネが解放されて平衡位置に戻った後、該バネの該第
二の鋭端を完全に該ハウジング内に保持する手段と、を含むことを特徴とする一回の使用で廃棄処分する安全
なランセット・アセンブリ。
（８）ハウジングと、ランセットと、指を穿刺するために該ランセットを駆動するための、該
ハウジング内に装着されたカンチレバー様バネと、を含むことを特徴とする採血用ランセット・アセンブリ
。
（９）該ランセット・アセンブリが、該ハウジングに着
脱自在に装着される使い捨てランセット・カートリッジ
を含み、該使い捨てランセット・カートリッジが、該ランセット
を駆動せしめるべく、該カンチレバー様バネによって槌
打されるように適合せしめられた第一端を有するランセ
ットを含む請求項８に記載の採血用ランセット・アセン
ブリ。
（１０）該ランセット・アセンブリが、該ハウジングにスライド自在に装着されるランセット・
カートリッジであって、ランセットと、該ランセットを
駆動せしめるための該ハウジング内に配設されたハンマ
ー部材を該カンチレバー様バネが槌打した後、該ランセ
ットを該ランセット・カートリッジ内に戻すための戻し
バネと、を含むランセット・カートリッジと、該カンチレバー様バネを付勢位置において保持する該ハ
ウジング内に配設された保持要素と、を含む請求項８に
記載の採血用ランセット・アセンブリ。