JPH03168927A - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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JPH03168927A
JPH03168927A JP1307321A JP30732189A JPH03168927A JP H03168927 A JPH03168927 A JP H03168927A JP 1307321 A JP1307321 A JP 1307321A JP 30732189 A JP30732189 A JP 30732189A JP H03168927 A JPH03168927 A JP H03168927A
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JP
Japan
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pit
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code pattern
data
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Pending
Application number
JP1307321A
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English (en)
Inventor
Hisafumi Seo
瀬尾 尚史
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の口的] (産業上の利用分野) 本発明は、サンプルサーボ方式の先ディスクに関する。
(従来の技術) 最近、同心円状またはスバイラル状のトラック上に、サ
ーボ用の信号を得るためのサーボパターンがTめス己録
された、いわゆるサンプノレサーボ方式の光ディスクの
開発が進められている。
第22図は、サンプルサーボ方式の光ディスクの一例を
示したもので、同心目状またはスバイラル状のトラック
91上に、情報信号の記録再生のためのデータ領域92
と、サーボパターンが形成されたサーボ領域93とが交
互に設けられている。記録再生時にはサーボ領域93を
続み取って得られた検出信号から、クロック再生、トラ
ッキング及びトラックアクセスWに必要な信号が得られ
る。
サーボ領域93に形成されたサーボパターンは、第23
図にその一部を拡大して示すように、トラック91の中
心に対し左右に振分けて配置されたウォブルドピット1
01と、ミラ一部102と、クロックピット103、及
びトラックアクセス用パターンとしてのグレイコードパ
ターン104をHする。ウォブルドピット101はトラ
ッキング信号を得るためのものであり、ミラ一部102
はフォーカス誤箆信号を得るためのものであり、またク
ロックピット103は記録・再生時に信号を書込んだり
読出したりするタイミングを決定するクロツク信号を再
生するためのものである。
グレイコードパターン104は、トラックアクセスのた
めに光ビームが光ディスク1上を相対的に移動する際の
光ビームとトラック91との相対的な動きを検知するも
のであり、特に光ビームがトラック91を横切る周波数
が、トラッキング信号を得るためのサンプリング周波数
のI72を越え、トラッキング信号により正しいクロス
トラック数を知ることができないような高速トラックア
クセスを行なう場合に、クロストラック数、及び光ディ
スクに対する光ビームの相対的な移動速度を検出する目
的で設けられる。
第24図にグレイコードパターン104の一例を示す。
この例ではグレイコードパターン104としてA−Pの
16種類の単位パターンが設定され、16トラック毎に
同じグレイコードパターンが繰返される。高速のシーク
(トラックアクセス)時には、一定周期でグレイコード
パターン104が読取られる。このグレイコードパター
ン104の読取り結果を前回の読取り結果と比較するこ
とにより、この例では8トラックまでのクロストラック
数とその移動方向を検知することができる。また、この
クロストラック数をサンプリング周期で除することによ
り、光ディスクに対する光ビームの相対移動速度を求め
ることができる。このようにして臀られたクロストラッ
ク数と光ビームの相対移動方向及び相対移動速度などの
情報に基づいて、トラックアクセス動作が行なわれる。
ところで、従来においてはグレイコードパターン104
のパターンを次のようにして読取っている。第25図は
その様子を示す図であり、同図(a)においてe,iは
光ビームがあるサンプル点でトラックE上を通過し、次
のサンプル点でトラック!上を通過したと想定した場合
の光ディスクからの反η・1信号波形であり、これらを
波形整形器により二値化した信号波形がQc,Qlであ
る。信号波形Qc.Qlはタイミング信号発生器からの
グレイコードサンプル信号Sでサンプルされ、グレイコ
ードGc,Glが第25図(b)に示すようにそれぞれ
データGpc,Gplとして読取られる。これら二種の
グレイコードのデータGpe,Gplを比較することに
より、1サンプル間のクロストラック数が“4”、光ビ
ームの相対移動方向が“十″と判定される。
ここで、前述したグレイコードサンプル信号Sを発生す
るタイミング発生器は、第23図のクロックピット10
1からの反射信号に基づいてクロック再生回路で得られ
る再生クロック信号により動作する。この再生クロック
信号には、先ディスク上の欠陥や機械的振動などの様々
な要因による位相のゆらぎ(ジッタ)が含まれている。
このジッタの量が再生クロック信号周期の172を越え
ると、ダレイコードデー夕を正確に両生できなくなる。
この理由を第26図により説明する。
今、仮に第24図のトラックI上のグレイコードパター
ンのデータをサンプルする場合のグレイコードサンプル
信号Sに、第26図にS′のようにジッタが含まれてい
たとする。このグレイコードサンプル信号S′によりサ
ンプルされたグレイコードGl’がデータG pi’ 
として読取られる。このような場合、得られたデータG
 pi’ はトラック■上のものであるにもかかわらず
、あたかもトラックP上の単位パターンであるように判
定される。この結果、クロストラック数と光ビームの相
対移動方向は、それぞれ゜5”  −”のように、訳っ
て出力されてしまうことになる。
ところで、このようなグレイコードパターンの読取りエ
ラーは、現実には光ビームが隣接トラック間を通った場
合に特に起こりやすい。これは光ビームが隣接トラック
間を通る場合、いわゆるピークシフトによって反射光の
ピーク位置が両トラック上のピットの中間位置にシフト
するためである。グレイコードパターンは本来、隣接ト
ラック同士ではいずれか一方のピットの位置が1チャネ
ルピットだけ食化しているため、ピークシフトは高々1
チャネルピット分たけであり、促ってグレイコードパタ
ーンの読取りエラーによるクロストラック数の検知誤差
は烏々1トラック分である。グレイコードパターンは全
ての隣接1・ラック同士で、llj位パターンのいずれ
か一方のビッ1・の位置が1チャネルビッ1・だけ変化
する、というグレイコードの関係が保たれていることが
望まれる。ある隣接トラソク同士でlit位パターンに
グレイコードの関係が保たれていないと、その両トラッ
ク間を光ビームが通過した場合に、1チャネルピット分
のピークシフトが生じたとすると、グレイコードパター
ンの単αパターンが誤って数トラック離れたトラック上
の単位パターンとして読取られることにより、クロスト
ラック数の検知誤差が大きくなってしまうからである。
グレイコードパターンのパターン長を大きくすると、グ
レイコードパターンのとり得る単位パターンの種類が大
きくなるので、全ての隣接トラック同士で単位パターン
がグレイコードの関係を保つようなグレイコードパター
ンの設定が容易となる。しかしながら、グレイコードパ
ターンのパターン長を大きくすると、それだけサーボバ
イトの容量が増えるため、情報データの記憶容量が犠竹
になってしまう。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、グレイコードパターンを用いたサンプ
ルサーボ方式の光ディスクでは、全ての隣接トラック同
士でグレイコードの関係を保つようなグレイコードパタ
ーンを設定するためにグレイコードパターンのパターン
長を大きくすると、その分サーボバイトの容量が増えて
しまい、情報データの記憶容量が犠牲になるという問題
があった。
本発明は、グレイコードパターンのパターン長を必要最
小限に抑えつつ、全ての隣接トラック間でグレイコード
の関係が確保されたグレイコードパターンを白゛する光
ディスクを提供することを目的とする。
[発明の構戊] (課題を解決するためのf.段) 本発明は、サーボ領域上に、隣接トラック毎に異なる単
位パターンを持ち、且つ所定の複数トラック毎にII1
じグレイコードパターンが繰返されるグレイコードパタ
ーンが形成された先ディスクにおいて、グレイコードパ
ターンは、各トラック上の単位パターンがそれぞれ2つ
のピットで構成され、それら2つのピットの最短ピット
間スペースを81グレイコードパターンのパターン長を
PL,−/7のピットのとり得る最大の変化幅をD、グ
レイコードパターンの繰返し周明をFトラックとした時
、 D−PL− (S+1) F≦{ (D+1)(D−1) +1)/2(D:偶数
) または FS (D+1)(D−1)/2 (D:奇数) pN−  D(D+1)  −2 2 の条件を満たすように、PN個の単位パターンの中から
選択されたF個の単位パターンが、全ての隣接トラック
同士でいずれか一方のピットの位置が1チャネルピット
だけ女化する関係に配列されてなることを特徴とする。
(作用) グレイコードパターンの繰返し周期F(トラック)は、
光ディスク装置の信号処理が一般に2進法に基づくディ
ジタル処理で実現される関係から2のべき乗に選ばれ、
4つグレイコードパターンを読取ることにより光ビーム
の相対移動h゛向を判別する際の判別可能最大速度が、
平均シーク時間に対して十分な余裕を持つ値に選ばれる
。このFの値から、グレイコードパターンの各単位パタ
ーンを構成する2つのピットの内の一方のピッ1・のと
り得る最大の変化幅Dが求まり、更に使用可能なグレイ
コードパターンの+1t位パターン数PNが求まる。ま
た、グレイコードパターンの単位パターンを構成する2
つのピットの最短ピット間スペースSを決めれば、Dの
値からグレイコードパターンのパターン長PLも決まる
このようにして設定されたグレイコードパターンは、パ
ターン長が最小限でありながら、全ての隣接トラック同
士でグレイコードの関係を持つ。促って、サーボバイト
の占有容量が減少し、情報データの記憶容量が増大する
とともに、ジッタやピークシフトの影響によるクロスト
ラック数や光ビームの相対移動方向及び相対移動速度な
どの検知ミスが減少し、信頼性の高いアクセス動作が可
能となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る光ディスク上のサーボ
領域の構成を示す図である。同図に示すように、サーボ
領域にはトラック方向に沿って順次ジッタ検出ピット、
グレイコード部、ウォブルドピット、ミラ一部およびマ
ルチクロックピットが形成されている。
すなイっち、この例ではサーボ領域は3バイト構成であ
り、第1バイトの第4チャネルピットにジッタ検出ピッ
トが配置され、第8〜第15チャネルピットにグレイコ
ードパターンが配置されている。そして、第2バイトの
i4,i8チャネルピットにウォブルドピット、さらに
第9〜第16チャネルピットに2/7コードに対してユ
ニークディスタンスである8チャネルピットのミラ一部
が陀置される。第3バイトにマルチクロックピットが配
置されている。このようにα置情報のみを用いるピット
はサーボ領域の前方に、また振幅情報を必要とするピッ
トは後方に配置することで、データ記録時の光ビームの
光量変動に対して強くすることができる。
また、この構成ではウォブルドピットの後にミラ一部を
挟んでクロックピットを配置していることにより、クロ
ツクピットからクロック信号を抽出するためのパターン
マッチングが容易となる。
グレイコード部は本発明に基づいて、2つのピットから
なる単位パターンで構成されるグレイコードパターンが
16トラック周期で形威されている。グレイコードパタ
ーンの単位パターンを構成する2つのピットの最短ピッ
ト間スペースSはS−2チャネルピット、グレイコード
パターンのパターン長PLはPL−9である。
また、グレイコードパターンは全ての隣接トラック同士
で、単位パターンのいずれか一方のピットが1チャネル
ピット分だけ変化するダレイコードの関係となっている
このグレイコードパターンは、次のように設定される。
今、第2図に示すようにグレイコードパターンのllj
位パターンを構成する2つのピットのうち、光ディスク
の同転方向に関して先行する方のピットの位置を11後
行する方のピットの位置をJ1最短ピット間スペースを
81グレイコードパターンのパターン長をPLとすると
、Jのとり得る最大変化幅Dは、 D−PL− (S+1)       ・・・(1)で
表わされる。
また、グレイコードパターンの繰返し周期F(トラック
)は、 F≦l (D+1)(D−1)+11 /2(D:偶数
) または F≦{D+1 )(D − 1 ) /2(D:奇数)
  ・・・(2) で表わされる。
さらに、式(1)より使用可能なグレイコードの単位パ
ターン数PNは、 で与えられる。
ここで、S,F,D,PL,PNは次のように設定され
る。
■まず、グレイコードの繰返し周期Fは、光ディスク装
置の信号処即、特に後述するグレイコードパターンの比
較判定を2進法に基づくディジタル処理で実現すること
から2のべき乗であることが望まれる。Fを2のべき乗
にすると、ディジタル回路の構成が簡単となる。また、
Fはグレイコードパターンを読取ることにより光ビーム
の相対移動速度を判別する際の方向判別可能最大速度が
平均シーク時間( 1G+ascc)に対して十分な余
裕を持つ値に選ばれる。F−16(−24)にすると、
方向判別nI能最大速度は1.0Bs/secとなり、
平均シーク1時間に対する余裕は十分となる。因みに、
Fを16よりドの、2のべき乗である8 (−2’ )
にすると、h゛向判別可能最大速度は0.5m/sec
程度となってしまい、平均シーク1!7間にχ−t L
て余裕がない。
■F−16の場合、グレイコードパターンの単位パター
ンを構成する2つのピットのうち、光ディスクの同転方
向に関して後行する方のピットのとり得る最大の食化幅
Dは、式(2〉からD−6となる。
■グレイコードパターンを光ビームで読取る特のピーク
シフト量は、最短ピット間スペースSが小さくなるほど
増人する。S−2ピットの場合、ピークシフト量は高々
5%であり、実用上許容できる量なので、本丈施例では
S−2としている。
■D−6、S−2より、グレイコードパターンのパター
ン長PLは、式(1)からPL−9となる。
■またD−6より、グレイコードパターンに使用n■能
なIIt位パターンのパターン数PNは、式(3〉から
PN−19となる。
第2図の相対トラック番号1〜2lに示した21種類の
ill位パターンのうち、1.21を除く2〜20が使
用可能な19種類の!11位パターンであり。
第1図中に示すグレイコードパターンは、これら使用可
能な19種類のtIi位パターンのうちから更に, 1
2, 19. 20を除いた16種類の中位パターンを
用い、これらを全ての隣接トラック同志でグレイコード
の関係が得られるように陀列している。
このようなグレイコードパターンの単位パターンの組合
わせを求めるには、次のようにすればよい。第3図に示
すように、先のI,Jを配列(1,J)に置換えて4え
ると、斜線部以外の要素が使用可能な単位パターンを表
わし、これらの曹素の中で五いに隣り合う要素がグレイ
コードの関係にあることが分かる。すなわち、繰返し周
期F−16のグレイコードパターンを作ることは、これ
ら使用n■能な41位パターンの要素の鎮域の中である
要素を出発点として16個の便索を通った後、再び出発
点の要素に反る、いわゆる 一筆書き”をすることにな
る。この一筆書き”の場合の数を全て求め、そのψから
最適なものを選べばよい。
このような考えをもとに、発明者らは計算機により考え
得る全ての場合を求めたところ、58個のグレイコード
パターンが得られた。これら58個のグレイコードパタ
ーンの中から、更にシ7ク中のピークシフト、ジッタの
影響を考慮して、最短ピット間スペースSの単位パター
ンを3組以上使用しないグレイコードパターンを抽出す
ると、第4図〜第17図に示す14種類が得られた。第
4図〜第17図において、(a)はディスク上のグレイ
コードパターンであり、“O”印がピット、 一 印が
非ピット領域をそれぞれ表イフし、(b)はグレイコー
ドパターンを読取って得られた2進コードを示している
。また、第11図〜第17図のパターンは、それぞれ第
4図〜第10図のパターンに対してトラック軸対称の関
係にあり、第4図〜第10図における相対トラック番号
1〜IBのli位パターンを4.3,2.I.I6.+
5.・・・,6.5のように並べ換えたパターンとなっ
ている。従って、トラック軸対称にあるもの同士を同じ
グレイコードパターンとして考えれば、最適なグレイコ
ードは7種類となる。なお、第1図中に示したグレイフ
ードパターンは、火際は第7図と同じものであり、相対
トラック番号が違っているだけである。
第18図は本発明の光ディスクを用いた光ディスク装置
の一実施例を示すブロック図であり、特にクロストラッ
ク数及び光ビームの相対移動方向の検知に関する部分の
構成を示している。
第18図において、入力端子1にはサンプルサーボ方式
の光ディスクから光学ヘッドを用いて得られた反射信号
2が入力される。この光ディスクからの反射信号2は、
波形整形器3により二値化信号4となる。この二値化デ
ータは、クロックiI生器5に人力される。クロック再
生器5では、二値化データ4中の第1図に示したマルチ
クロックピットに対応するデータを基にして再生クロッ
ク信号6を生成する。タイミング発生器7は、再坐クロ
ック信号6に基づいてシステムの動作に必要な各種のタ
イミング(.4号8を発生する。
波形整杉器3から出力される二値化データ4は、データ
取込み手段としてのシフトレジスタ9にも入力される。
シフトレジスタ9の出力の一部であるグレイコードデー
タ】0は、レジス夕11に人力され、さらにレジスタ1
1の出力データ12と共にクロストラック数検知部13
にも人力される。レジスタ11はクロストラック数検知
部13で必要な前四のサンプルタイミングでのグレイコ
ードデータ12を把憶保持するものである。
クロストラック数検知部13は、シフトレジスタ9の出
力である現サンプルタイミングでのグレイコードデータ
10と、レジスタ11の出力である前向のサンプルタイ
ミングでのグレイコードデータ10とを比較することに
より、1サンプル間のクロストラック数と、光ディスク
に対する光ビームの相対移動方向を求め、これらを表わ
すクロストラック数信号14及び移動方向信号15を出
力する。
第19図はシフトレジスタ9を詳細に示したものである
。このシフトレジスタ9は、シフト方向が切換nJ能な
双方向シフトレジスタであり、データ入力端子D、クロ
ック人力端子CKの他に、右シフト及び左シフト指定端
子RS,LSと、14個の出力端子a % nを有する
。データ入力端子Dには波形整形器2からの二値化デー
タ4が入力され、クロック人力端7−CKにはタイミン
グ発生器7から発生されるタイミング信号8の一部であ
るグレイコードサンプル信号21が人力される。シフト
レジスタ9は、グレイコードサンプル信号21により二
値化データ4を取込む。
シフトレジスタ9の出力端子a−nからの出力データ2
2のうち、出力端子d − nからの出力データ22d
〜22nは、クロストラック数検知部13にグレイコー
ドデータ10として人力される。また、シフトレジスタ
9の出力端子a,cからの出力データ22a,22cは
、シフトレジスタ9の右シフト及び左シフト指定端了R
S,LSに入力される。シフトレジスタ9は、端子RS
に“1″が与えられたとき右方向(矢印Rの方向)にシ
フトし、端子LSに“1“が与えられたとき左方向(矢
印Lの方向)にシフトする。なお、シフトレジスタ9の
出力端子bは空きとなっている。
ここで、シフトレジスタ9に第1図に示すグレイコード
パターンとその前2ピット及び後3ピットのデータd−
qと、ジッタ検出ピット及びその前後各1ピットのデー
タa−Cが正しく取込まれた場合は、ジッタ検出ピット
32のデータはシフトレジスタ9の出力端子bから出力
され、またグレイコードパターン及びその前後のデータ
d−qはシフトレジスタ9の出力端子d−qから出力さ
れるものとする。
次に、本実施例の動作を説明する。高速シーク中の1f
生クロック信号のジッタ量の時間的変化を考えると、通
常、トラックアクセス中に発生するジッタは、主として
光ディスクの回転むらや、光学ヘッド移動機構の機械的
振動に起因するものであるため、その周波数成分は高々
数kHz程度であり、光ビームがグレイコードパターン
の領域を通過する時間に比べ格段に緩やかな変化である
。このことから、再生クロック信号のジッタ量が検出ウ
ィンドウを越え、固定のチャネルピット位置にあるジッ
タ検出ピットのデータの、シフトレジスタ9の出力デー
タ22中での出現位置が変化した場合、この出現位置の
変化の方向及び変化ユを検出することが可能である。
第20図は、光ビームがあるトラック上を通過した二値
化データ4と、グレイコードサンプル信号21の関係を
示したものであり、(a) (b)は正常な場合である
。今、仮にジッタ量が検出ウィンドウを越えた結果、グ
レイコードサンプル信号21の位相が第20図(e)に
示すように変化したとすると、二値化データ4はシフト
レジスタ9に第20図(d)に示すように、あたかも1
チャネルピット左ヘシフトしたかのように取込まれる。
すなわち、本来ならチャネルピット位置a−qのデータ
はシフトレジスタ9の対応する出力端子a − qに現
れるべきであるが、出力端子aにはチャネルピット位置
bのデータが現われ、また出力端子bにはチャネルピッ
ト位置Cのデータが現われるというように、各チャネル
ピット位置の二値化データが1チャネルピットずつつ左
にずれて現われる。
この特、ジッタ検出ピット32のあるチャネルピット位
置bのデータが、ピットのないチャネルピット位置aに
対応した出力端子aにずれて出現したことがシフトレジ
スタ9の出力データ22のうちの出力22a〜22Cか
ら検知される。すなわち、この場合、本来は出力データ
22a 〜22cが22a=’0” 22b一“1″,
22c一“O”となるべきところ、22a=’l’  
22b−“0” 22C一“0“となる。この場合、2
2aが“1″となることにより、シフトレジスタ9はl
7チャネルピットのデータを取込んだ後に、1ピット右
方向にシフトするため、出力端子22d〜22qからチ
ャネルピット位置d−qのグレイコードパターンのデー
タ(グレイコードデータ)が第20図(e)に示すよう
に正しく得られることになる。
換言すれば、グレイコードサンプル信号に対するグレイ
コードデー夕の位相関係は、再生クロック信号のジッタ
の影響のないグレイコードサンプル信号である第20図
(b)に対しては、第20図(d)のグレイコードデー
夕が正しいが、本実施例ではジッタの影響で位相がずれ
たグレイコードサンプル信号である第20図(e)に対
して、第20図(e)のグレイコードデータが得られる
。これら第20図(e) (e)の位相関係は、昂20
図(b)(d)の位相関係と同じであり、正しくグレイ
コードデー夕が読み取られたことを意味する。
一方、グレイコードサンプル信号21の位相が第20図
(C)とは逆方向にシフトした場合は、二値化データ4
はシフトレジスタ9に1チャネルピット右ヘシフトした
形で取込まれる。この場合、各チャネルピット位置から
の二値化データが1チャネルピットずつつ右にずれて現
われ、参照ピット32のあるチャネルピット位置bから
のデータは、ピットのないチャネルピット位置Cに対応
した出力端子Cに現われたことがシフトレジスタ9の出
力データ22a〜22cから検知される。すなわち、こ
の場合には22a一“0”,22b= ’0”,22c
−“1”となる。この場合、22cが“1”となること
により、シフトレジスタ9はl7チャネルピットのデー
タを取込んだ後に、1ピット左方向にシフトするため、
グレイコードデー夕が正しく読取られることになる。
なお、上述の実施例ではチャネルピット位置a−Cの二
値化データが最初に褐られるため、これらの二値化デー
タがシフトレジスタ9に取込まれ次第、シフトレジスタ
9の出力端子a〜Cの出力データ22a〜22cからシ
フトすべき方向を検知し、それに基づいてグレイコード
パターンであるチャネルピット位ffid−qのデータ
の取込み位置をシフトさせるようにしても、同様の効果
を得ることができる。
第21図は本発明の他の実施例に基づく光ディスクのサ
ーボ領域上の主要部の構戊を示したもので、グレイコー
ド部の後にもジッタ検出ピットが形成されている。この
ようにグレイコードパターンを前後から挟む形でジツタ
検出ピットを設け、両検出ピットの読取りα置が同相で
変化した場合に、その読取り位置に応じてグレイコード
パターンの読取り位置を変化させれば、検出ウィンドウ
を越えるジッタに対して、より確実にグレイコードパタ
ーンを読取ることができる。
[発明の効果] 本発明による光ディスクは、グレイコードパターンのパ
ターン長を必要最小限に抑えつつ、全ての隣接トラック
間でグレイコードの関係が確保されたグレイコードパタ
ーンをHする。従って、グレイコードパターンを含むサ
ーボバイトの占H容量が減少し、情報データの記憶容量
が増大する。また、ジッタやピークシフトの影響による
クロストラック数や光ビームの相対移動方向及び相対移
動速度などの検知ミスが減少し、信頼性の高いアクセス
動作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る光ディスク上のサーボ
領域内のピットパターンを示す図、第2図及び第3図は
本発明におけるサーボ領域内のグレイコードパターンの
構成を説明するための図、第4図〜第17図は本発明に
おけるサーボ領域内の種々のグレイコードパターンとグ
レイコードパターンを読取って得られた2進コードを示
す図、第18図は本発明の光ディスクを用いた光ディス
ク装置の構成を示すブロック図、第19図は第18図の
要部の構成を詳細に示す図、第20図は同文施例の動作
を説明するためのタイミング図、第21図は本発明の他
の実施例に係る光ディスク上のサーボ領域内の要部のピ
ットパターンを示す図、第22図はサンプルサーボ方式
の光ディスクの一例を示す゛1′−面図、第23図は第
9図の一部を拡大して示す図、第24図は従来のサンプ
ルサーボ方式の光ディスクで用いられるグレイコードパ
ターンの具体例を示す図、第25図及び第26図は従来
技術の問題点を説明するためのタイミング図である。 1・・・再生信号人力端子、2・・・再生信号、3・・
・波形整形器、4・・・二値化データ、5・・・クロッ
ク再生器、6・・・再生クロツク信号、7・・・タイミ
ング発生器、8・・・タイミング信号、9・・・シフト
レジスタ、10・・・グレイコードデー夕、11・・・
レジスタ、12・・・ダレイコードデータ、13・・・
クロストラック数検知部、14・・・クロストラック数
信号、15・・・移動方向信号、21・・・ダレイコー
ドサンプル信号、22.・・・シフトレジスタの出力デ
ータ、22a.22b・・・シフト方向指定信号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サーボ領域上に、隣接トラック毎に異なる単位パ
    ターンを有し、且つ所定の複数トラック毎に同じパター
    ンが繰返されるグレイコードパターンが形成された光デ
    ィスクにおいて、前記グレイコードパターンは、各トラ
    ック上の単位パターンがそれぞれ2つのピットで構成さ
    れ、それら2つのピットの最短ピット間スペースをS、
    グレイコードパターンのパターン長をPL、一方のピッ
    トのとり得る最大の変化幅をD、前記グレイコードパタ
    ーンの繰返し周期をFトラックとした時、 D=PL−(S+1) F≦{(D+1)(D−1)+1}/2 (D:偶数) または F≦(D+1)(D−1)/2 (D:奇数) PN=D(D+1)/2−2 の条件を満たすように、PN個の単位パターンの中から
    選択されたF個の単位パターンが、全ての隣接トラック
    同士でいずれか一方のピットの位置が1チャネルピット
    だけ変化する関係に配列されてなることを特徴とする光
    ディスク。
  2. (2)D=6、S=2、PL=9、F=16に設定した
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
JP1307321A 1989-11-27 1989-11-27 光ディスク Pending JPH03168927A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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