JPH03168160A - 液体混注具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は液体混注具に関し、特に例えば医涼分野にお
いて輸液回路に組み込まれるＹ型液体混注具の改良に関
するものてある。

［従来の扶術］ 一般に医療分野では、患者に輸液回路を通じて輸７夜、
薬液を投与する場合、血管内に空気が入らないように、
はじめに輸液１！！１路の空気をυ１除して輻ｌ１ｋ″
って満たずというい和ゆるプライ；ングとＩＩｆばれる
操作が行われている。輸戚回路には通′ＪＫ　＋−字型
混注具といわれる演体混注具が組み込まれて使用される
。第２図は従来の１・字型滉注具の摸式説明図てある。

また、第８図はこのト字型液体混注只が介在する輸液回
路を示す模式図である。

揶２国，第８図において、１は＋−　゛ｒ型（Ｙ型とも
いう）混注具であり、混注口２と流出口３を両端に有す
る管状体であり、中間部に枝管で形威した注入口４を有
している。ト字型混注具１は、般に混注ｎ２より側注液
５が、注入ｒ１４より主輸液６がそれぞれ点滴管７を介
してチューブ８により連拮されており、流出管３から接
続されるチュブ８ａを道って図示しない患者の体内（血
管など）・＼投Ｉｊされるようになっている。なお、り
は泥注ｎ２をふさぐ御性体からなる栓（例えばゴム栓）
であｌ）、図示しない注入針等を刺通することＺこまっ
て側／＋岐５をト字型ｌ昆注具１に流し込むために使用
されるものである。

このように輸ｉ＋ｋ同路内にト字型混注見が組込まれる
場合に、第２図に示したように、主輸戚５や側ｌ＋ｉｌ
＆　６をオ３８図のように流し込むたけでは空気１０か
１・ランプされてしまうことになる。空気１０を追い出
すために、ト字型況注只１を上下逆｛ｌにしてやり、ｒ
ｉＴ度も振ったり、指先で叩いたりして手間と１１１ｆ
間をかけて溜った空気ＩＯを琲除しているのか通１列で
ある。

この１間を軽戚するために混注具を逆柱にするたけて容
易に空気ｌＯが排除されて輸液で満たされる措威とした
ものが特開平１−１５１４６３号公報に開示されている
。さらに、逆｛ｌにする必ｔもなく輸液を流すたけて容
具に空気ＩＯを琲除できるように改３ 良したものか独特許のＥ　Ｐ　０３１４８５６　Ａ　１
公開公報に開示されている。

［発明が解決しようとする，；’ｌ．　ａ　〕上記のよ
うな従来の液体混注真ては、上連のような？Ｊａ注具内
の空気の滞留は、逆様にずる必サかない上記の独特許公
開公報の発明によってＭ　ｔｌ’ｌされたということが
できる。しかしなから、１・字型’ＡＡ注１−１により
急速に薬７夜を段与（側ｌ＋一より）する場合、逆流の
発生がさけられないという課麹かある。この問題は、第
８図に示したような場含て、側ｌ主液５の容器を主輸戚
６の容器よりも商い１Ｍ置にしておいて側注液５を優先
的に投！ｊしようとする場合におこりうるものである。

すなわち、Ｈａ注具の」一流側て、特に注入ｎ４に接続
するチューブ８をクランプしておいて側注波５を投与す
ることがなされるか、この場合側注戚５がすべて投Ｌｊ
，され、容器が空になってしまっていることに気｛−Ｊ
かず放置されていると、体（血管）内に空気が送り込ま
れてしまい、ｆｆｉ篤な合併症を引きむこすこととなる
という課通かある。

４ この光明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、技管が形成する注入目の部分に弁膜体を付加す
る新しい構造により空気の滞留と逆流の允ｌ１−を防止
することのできるｉｌｋ体滉注具を堤供することを１１
的とするものである。

［課題を解決するための千段］ この５と明に係る波体混注只は、Ｙ型混注只の内１伜の
内壁に沿って枝管の流入口を覆ってその上方に延びる薄
膜ゴム状弾性体が取り付けられ、その上部（？Ｉｉｓ注
口側）を残し、その周縁部を内壁に接ｊ５もしくは抑圧
固定してなるゴム状弾性弁脱体を仔するものである。こ
の場合、接着する場合は薄膜ゴムのようなク１ｊ仕膜て
あー〕でもよく、押江固定する場合は弁膜を形威する領
域を薄肉に形威した筒型ゴム状仰性体を内１控に眠押し
てもよく、あるいは弁膜を措或する部分を切り欠いた円
筒状硬質フレームの切り欠き部をゴム状仰性体薄膜で彼
覆したものを内腔にＩ＆　ｔｌｒｉ　Ｌたものてあって
もよい。

［作ハＩ］ この光明においては、Ｙ’ｔ！混注具の流入口の内５ 側に薄膜のゴム状｛ｌｉｔ性体を配し、上部（　Ａｔ　
；’Ｉ　ｎ側）を残して周辺部を接着又は押圧固定した
状態の弁膜を取り付けたから、注入口よりの輸戚の注入
圧により弁脱のゴム状弾性体膜かｌ）４　肚の内ｈに抑
され、壁面に固定されない上部を出口として流出門への
ｌｒｋ体の通路が形成され、上部から盛れ出た輪戚は上
部から下部に向かって空気をｊＡ除しながら進行するよ
うになり内腔の空気は自動的に滞留しなくなる。また、
例えば側注ｌ夜を主輸液よりも高い１エカで汀人すれば
、弁膜が壁面に鮎り付くから主輸ｉｌｌの流入が止めら
れるとともに側注戚の主輸液ラインへの逆流を妨げる。

そして、側注液がなくなり、ｌ十人圧力が小さくなれば
１１ｆび弁膜が内方に押され主軸戚が流入するようにな
る。

［実施例］ 丈施例１； 第１図はこの発明の一実施例を示すＹ型ｌ夜体況／＋貝
の摸式説明図である。第１図の（ａ）は部分断一斜鈍図
、第１図の（ｂ）は（ａ）に示したＡ−Ａｔｌｊに沿う
断面図、第１図の（ｃ）は縦断面図である。

６ 国において、１〜９は第２図の従来例で説明したものと
同一又は相当部分を示し、その説明は省略する。

舶〕国の（ａ）　＝　（ｂ）　，（ｃ）にみられるよう
に、この尖施例のｉｌｋ（Ａ；　？Ｍ　ｉ’ＪＥ具は、
管状体１ａの内１搾において、その内聖に沿って流入口
４を覆い、上方（混注口２の方）に栓９の下端近１・力
まで延びる大きさをもつ湾曲状のＡ￥　ＩＩＡゴム状６
１１１性体をＩ１．ｌｉりつ１ｊてゴム状ツｌｉｉ性の
ある弁膜１１を取り付けたものである。ハ占り付け方は
、図に示したように、弁膜Ｉ１の上部を残し、その周縁
部を内聖に接６ずるものて、ｌ２はその接４Ｓ部を示し
ている。ｌ（ｋ体を注入させないときま、弁ＩＫ＋　＋
　＋は内壁に張りついていて、流入ｒｌ４を内側から空
いている＋８　ｉｕ’となっている。

上記のような構成において、主軸波６が注入口４より人
印のように注入されると、輸肢のｌ｛，入江により弁膜
ｌ１か内方に押され、聖而に固疋されていない上部を出
川として、第３園に示したようにｉｌ＆体の通路を形成
する。このとき上部から盛れ出た主輸戒６は」二部から
下部に向って空気をＪＪＩＩ　Ｌｉｄしつつ流出ｎ３の
方へ進行するから１：１動的に内膣の空気（例えば第２
図の１０）は排除されるようになり、空気の滞留はなく
なる。

また、第４図に示したように、栓９に注入劃１３を１ｌ
ｈ人して、第８図の場企のように側ｌ＋ｉｔｋ　５を側
ｌ４：口２から注入し、例えば主輸戚６より高い圧力で
注入すると、弁膜１１が内壁面に鮎りつき主輸ｉｔｋ６
の流入か阻＋ｌされ同１１，一に側注液５か主輸ｌｌＭ
ラインへ逆流することかｌ！／ｊ　＋トされるようにな
る。このようにして、側注戒５が消費されてその注入圧
力か小さくなれば、再び弁膜１１か内方に抑されて開き
、主輸液６が流れ始めるようになっている。

以上、示したような実施例１の構造は、湾曲ゴム状＋＋
ｌｉｉ性体薄膜からなる弁膜１１を内聖に接６したもの
で、この発明の址本的な構成を示すものである。したが
って、この発明は丈胞例１のｈｌｉ逍にｌ’ｌＩ！疋さ
れるものではない。

丈施例２ 本実施例で示す弁膜体は内腔の内壁に沿って嵌押され、
注入ｎ４の内壁側を抑圧固定するように８ 形成したものである。以ド、一体又は一体状に形成した
弁膜体の＋４質、４．１７　ｚについて説明する。作用
効果については丈施例１の場合と同｝ｌであるのでその
説明は省略する。

（その１） 袖’５　１Ｊ　ｌまこの光明によるＹ型ｉ！ａｌｌ−只
の内＋ｒａ：の内壁に抑圧固定される弁膜体の一丈施例
を示す模式図であり、第５図の（ａ）は斜視図、第５図
の（Ｌ＋）は縦断曲囚である。図に与られるように比較
的肉１１７｛の豹型ゴム秋弾性体ｌ４の弁膜領域部分を
部分的に｝Ｗ肉に形成して薄肉部１５を１及け、上部は
そのま・薄肉状にしたものである。なお、禎５図の（ｂ
）にみられるように、ｔＷ肉部１５側の晶さを反対側の
厚肉部の，：ノ，さより代く形成することちてきる。〆
’ｉｌ７肉部１５を弁膜１１の部分として注入ｎ４を覆
うように混注，４１１の内１控に嵌ｔ＋Ｉｉすることに
より、ｌ１ｋ体の注入圧によー）て薄肉部１５は容見に
づりｊ性女形ずるからこの部分か弁膜として機能し、ｉ
ｌ＆体の通路を形成するようになっている。

（その２） ９ 第６図は他の実施例弁膜体を示す模式図である。

第６国の（ａ）は弁膜領域部分をリノリ欠き部１Ｇで｛
ト１成した硬質フレームＩ７てあり、第６図の（ｂ）は
筒状の薄膜ゴム状弾性体１８を示し、第６図の（ｃ）は
薄膜ゴム扶御性体１８で硬質フレーム】７を被覆してな
る弁膜体である。これをＹ型混注！Ｌの内１ｒ′！−に
嵌押して弁股体を形成したものである。

（その３） 第７図は他の実施例弁膜体を示す摸式国てある。

Ｙ．　７　１Ｗの（ａ）に示したように、第６−の（ａ
）に小したものと同｛，ｌな切り欠き部をＨする硬質フ
レーム１７の切欠き部ｌ６を外側から覆うように第７園
の（１））に示すｄ曲状の薄膜ゴム状胛性体１９を第７
図の（ｅ）に示すように配し、接６部Ｉ２で接イコして
弁膜体を形成したものである。

以上（その１）〜（その３）に示した弁膜体はいずれち
描込及び製逍方法か抽易であるばかりでなく内＋ｒ＝内
に嵌押して抑圧固定する構成のみて失施ＩＨＩ　１と同
｛１の効果を奏する利点かある。

［光明の効果］ １　０ 以上のようにこの発明によれば、Ｙ型肢体滉注具の内聖
に沿って流入目を覆い、その上方に延びる薄膜ゴム状弾
性体を配して上部を残しその周縁部を内聖に接着又は押
圧囚定した弁膜を設けたから、７夜体流入時の空気のト
ラップをなくすとともに、ｌ昆注川からの流入に対して
ち逆流を阻１トずることのてきる二つの大きなメリット
を有する液体混注具が簡ｆｌｉな構成によって容易に達
威される。

【図面の簡単な説明】

狛１図はこの允明の一丈施例を，』ミすｉｌ＆体一ｔ注
具の模式説明図、第２図は従来のト字型液体混注具の模
式説明図、第３図はこの発明の液体２昆注只の戚体の通
路説明図、第４図は逆流肋ＩＬの作用を説明する模式図
、第５図，第６図，第７図はこの発明のそれそれ他の実
施例を示す弁膜体の模式説明図、第８図はト字型戚体ｄ
注具が介在する輪戚同路の説明図である。 図において、１は混注具、Ｉａは混注具を構成する管状
体、２は混注口、３は流出口、４は注入口、５は側注ｌ
夜、６は主輸戚、７は点滴管、８，８ａは１１ チューブ、９は栓、ｌＯは空気、ｌ１は弁膜、１２は接
６部、１３は注入針、１４は筒型ゴム状弾性体、１５は
〆１ケ内部、１６は切り欠き部、Ｉ７は硬質フレーム、
１８．１９はｊＷ膜ゴム状弾性体である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）両端に混注口と流出口を有し中間に設けた枝管を
   注入口とする管状体からなるＹ型混注具の内腔の内壁に
   設けられ、上記注入口を覆って上記混注口の方に延び、
   該混注口側以外の周縁部を上記内壁に接着又は押圧固定
   してなるゴム状弾性弁膜体を有することを特徴とする液
   体混注具。
2. （２）押圧固定するゴム状弾性弁膜体は弁膜を構成する
   領域を部分的に薄肉としてなる筒状のゴム状弾性体を内
   腔に嵌挿したものであることを特徴とする請求項１記載
   の液体混注具。
3. （３）押圧固定するゴム状弾性弁膜体は、弁膜を構成す
   る部分を切欠きによって形成した円筒状硬質フレームの
   少くとも上記切欠き部の外側を薄膜ゴム状弾性体で被覆
   したものであることを特徴とする請求項１記載の液体混
   注具。