JPH03168149A - ジェット噴流装置用ノズル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はジェット噴流装置用ノズル装置に関するもので
ある。

従来の技術 はじめに従来のジェット噴流装置の構戒を説明する。第
５図は従来のジェット噴流装置の概略構成を示す。第５
図において、２１は浴槽、２２は水吸入口を備えた吸入
管取付け金具、２３は水吸入管、２４は電気ポンプ、２
５は水送出管、２６は噴出ノズルを備えた噴出ノズル装
置である。吸入管取付け金具２２および噴出ノズル装置
２６は浴槽２１に取り付けられている。そして、浴槽２
１内の水は電気ポンプ２４によって吸い込まれ、加圧さ
れて噴出ノズル装置２６の噴出ノズルから噴出される事
となる。

第６図は噴出ノズル装置２６の詳細な構威を示す断面図
である。第６図において２７は、内部に水と空気を混合
して噴出させるノズルを備え、浴槽２１に取り付けられ
た浴槽接続金具である。２８は浴槽接続金具２７を固定
するためのリング状ネジであり、その筒部２９の外周に
設けられた雄ねじと浴槽接続金具２７に設けられた雌ね
しとを螺合させて締め付けろ事により、浴槽接続金具２
７を固定する。３０は浴槽接続金具２７の内部に設けら
れたノズル装置、３１は空気吸入管である。空気吸入管
３１はノズル装置３０の内部に挿入され、その空気吸入
管３１の先端部３２をノズル装置３０の噴出口部３３と
同軸に配置している。そして使用時には、ノズル装置３
０内に送り込まれた水は空気吸入管３１の先端部３２の
まわりに形威された環状の水噴出口より噴出する事とな
る。

３４はベンチュリーである。３５はベンチュリー３４を
受ける台座部材であり、リング状ネジ２８の中央］１の
外周部に装着されている。３６は環状に構威され、噴出
孔部を隠すとともにベンチュリー３４を押さえて固定す
るためのカバ一部材である。ヘンヂュリー３４の根元に
は球状部３７が形威されており、この球状部３７が台座
部材３５とカバ一部材３６とによって形成された略球状
の収容部内に収容され、ベンチュリー３４は回動可能に
保持されている。そしてこのようにベンチュリー３４が
回動可能に保持されているので、使用者はベンチュリー
３４の向きを変える事によって、噴出方向を好みの方向
に向ける事が出来る。

３８はペンヂュリ−３４の噴出口である。３９はゴムで
構成されたＯリングである。Ｏリング３９は第７図に示
すうにカバ一部材３６とベンチュリー３４の球状部３７
との間に挟まっており、球状部３７に圧接されている。

そして、０リング３９によってベンチュリー３４の球状
部３７を台座部材３５の方へ付勢し、ベンチュリー３４
のガタつきを防止している。

次に動作を説明する。ノズル装置３０の先端に形成され
た環状の水噴出口より水が噴出されると、水噴出口ｌ３
によって囲まれた部分すなわち空気吸入管３１の出口部
に在る空気を大量に搬送する事となり、空気と混合され
た水がベンチュリー３４の噴出口３８より浴槽２ｌ内へ
噴出される事となる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構威では、Ｏリング３９はゴ
ムによって構成され、これが球状部３７に圧接されてい
るので、Ｏリング３９とベンチュリー３４との間には強
い摩擦抵抗が生じる事となり、この強い摩擦抵抗がベン
チュリー３４を非常に動かしに＜＜シており、使用者が
ベンチュリー３４の向きをかえる際には強い力が必要と
なっていた。

本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、ベン
チュリーを非常に軽い力で回動させる事が可能なジェッ
ト噴流装置用ノズル装置を提供する事を目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は以上の課題を解決するため、ベンチュリーの球
状部の周囲に、金属性のコイルスプリングを環状につな
げる事によって構威された環状部材を、いくらか広げた
状態で嵌着し、上記カノ＜ー５ 部材の内側に上記環状部材がその収縮しようとする力に
よって上記噴出口部の方へ逃げようとするのを阻止する
壁を設けた。

作用 以上のように構成した事により、上記環状部材の収縮し
ようとする力によって上記球状部は上記台座部に押し付
けられる事となり、ベンチュリーのガタつきが防止され
るとともに、金属性のコイルスプリングによって構威さ
れた環状部材と上記球状部との間の摩擦は非常に小さく
、ベンチュリーの回動もスムーズに行う事が出来る。

実施例 以下、図面に基づいて本発明のジェット噴流装置用ノズ
ル装置の実施例について説明する。第１図において、浴
槽接続金具２７、リング状ネジ２８、ノズル装置３０お
よび空気吸入管３１の構威は、第６図の従来例と同様で
あるので説明を省略する。

１はベンチュリー、２はベンチュリー１に設けられた筒
状の出口部、３は根元に設けられた球状６ 部である。５はベンチュリー１を受ける台座部材であり
、ねじ部４にてリング状ネシ２８の中央口部に螺合する
事によって固定されている。６は環状に構戒され、噴出
孔部を隠すとともにベンチュリー１を押さえて固定する
ためのカバ一部材である。ベンチュリー１の根元に設け
られた球状部３が台座部材５とカハ一部材６とによって
形成された収容部内に収容され、ベンチュリー１は回動
可能に保持されている。７は台座部材５とカバ一部材６
とを固定するためのビスである。

８は第３図に示す金属性のコイルスプリング９を第４図
に示すように環状につなげる事によって構威された環状
部材である。第４図において１０はコイルスプリング９
の両端を接続した接続部である。第２図は環状部材８を
装着した部分の拡大図である。環状部材８は球状部３に
いくらか広げた状態で嵌着されており、環状部材８の縮
もうとする力が球状部３へ第２図の矢印八方向に働いて
いる。ｌ１はカバ一部材６の内側に形成され、環状部材
８がその収縮しようとする力によって噴出口の方へ逃げ
ようとするのを阻止する壁である。

１２はベンチュリー１の球状部３に当接し、ヘンチュリ
−１の後退を阻止するとともにある程度の水密を保つた
めの環状の当接部である。

以−ヒのように構戒すると、いくらか広げて嵌着された
環状部材８には、常に収縮しようとする力が生じている
。そしてこの環状部材８は球状部３の噴出口側の傾斜面
に嵌着されており、また壁１１によって噴出口の方へ逃
げようとするのを阻止されている。すると、環状部材８
の収縮しようとする力が矢印八方向に働けば、球状部３
の傾斜によってその力の分力がベンチュリー１を台座部
材５に付勢する方向に働く事となる。従って、球状部３
は台座部材５に押し付けられる事となり、ベンチュリー
１のガタつきは防止される事となる。

しかも、環状部材８と球状部３との間の摩擦は非常に小
さいので、ベンチュリー１の回動もスムーズになり、使
用者は軽い力てベンチコリー１の向きを変える事が出来
、噴出方向を好みの方向に向ける事が出来る。

発明の効果 以上のように本発明は、筒状の噴出口部およびその根元
に球状部を設けたベンチュリーを備え、この球状部を台
座部材とカバ一部材とによって形成された略球状の収容
部内に収容してベンチュリーを回動可能に保持したもの
にいて、ベンチュリーの球状部の周囲に、金属性のコイ
ルスプリングを環状につなげる事によって構威された環
状部材を、いくらか広げた状態で嵌着し、上記カバ一部
材の内面側に上記環状部材がその収縮しようとする力に
よって上記噴出口部の方へ逃げようとするのを阻止する
壁を設けた事により、上記環状部材の収縮しようとする
力によって上記球状部は上記台座部に押し付けられる事
となり、ベンチュリーのガタつきが防止されるとともに
、金属性のコイルスプリングによって構威された環状部
材と上記球状部との間の摩擦は非常に小さく、ベンチュ
リーの回動もスムーズに行う事が出来るので、使用者は
ベンチュリーを非常に軽い力で回動させ、噴出方向を変
える事が出来、非常に使い易くなる。

９

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のジェット噴流装置用ノズル装置の噴出
ノズル装置の構成を示す断面図、第２図は第１図の要部
拡大断面図、第３図は同ジェット噴流装置用ノズル装置
に用いられる環状部材を構成するコイルスプリングの要
部側面図、第４図はジェット噴流装置用ノズル装置の構
戒を示す断面図、第７図は第６図の要部拡大断面図であ
る。 １・・・ベンチュリー　　　　　　　２・・・出口部３
・・・球状部　　　　　　　　　５・・・台座部材４・
・・ねし部　　　　　　　　６・・・カバ一部材８・・
・環状部材　　　　　　　　　　１ｌ・・・壁１２・・
・当接部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　加圧用ポンプから送られた水を空気と混合して吐出さ
   せるノズル部を備え、 筒状の噴出口部およびその根元に球状部を設けたベンチ
   ュリーと、上記球状部を収容する事によってベンチュリ
   ーを回動可能に保持する収容部を備え、 上記ベンチュリーの球状部の、最大径の位置から一方側
   に寄った部分の周囲に、金属性の円筒状コイルスプリン
   グの両端を連結して成る環状部材をいくらか広げた状態
   で嵌着し、 上記収容部内に、上記環状部材の位置規制を行う壁と、
   上記球状部の最大径の位置から他方側に寄った部分の周
   囲に当たって上記環状部材の収縮しようとする力によっ
   て上記ベンチュリーが移動しようとするのを阻止する環
   状の当接部とを備えた事を特徴とするジェット噴流装置
   用ノズル装置。