JPH03167736A - 金属蒸気放電灯の製造方法 - Google Patents
金属蒸気放電灯の製造方法Info
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- JPH03167736A JPH03167736A JP30490189A JP30490189A JPH03167736A JP H03167736 A JPH03167736 A JP H03167736A JP 30490189 A JP30490189 A JP 30490189A JP 30490189 A JP30490189 A JP 30490189A JP H03167736 A JPH03167736 A JP H03167736A
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は金属蒸気放電灯、特に高圧ナトリウムランプの
製造方法の改良に関し，発光管の端部に封着する保温キ
ャップの取付け方法改良に関する。
製造方法の改良に関し，発光管の端部に封着する保温キ
ャップの取付け方法改良に関する。
［従来の技術］
金属蒸気放電灯のうち、透光性アルミナ管よりなる発光
管の端部を金属箔等で被覆して保温し発光管内のナトリ
ウムの蒸気圧を上げて、ランプの演色性を改善した演色
性改善型の高圧ナトリウムランプや高演色型高圧ナトリ
ウムランプが店舗、オフィス等の屋内照明用光源として
多用されている。
管の端部を金属箔等で被覆して保温し発光管内のナトリ
ウムの蒸気圧を上げて、ランプの演色性を改善した演色
性改善型の高圧ナトリウムランプや高演色型高圧ナトリ
ウムランプが店舗、オフィス等の屋内照明用光源として
多用されている。
この種のランプ特性は、発光管内のナトリウムの蒸気圧
を制御する最冷部である発光管端部の保温状態によって
大きく左右される。
を制御する最冷部である発光管端部の保温状態によって
大きく左右される。
そこで、発光管端部の保温方法としてタンタル等の高融
点金属からなる箔を発光管端部に巻きつけるようにして
いる。この場合，所定寸法の金属箔を発光管の端部外周
に巻きつけ抵抗溶接等で固定し、また外球内支柱に支持
するようにしている。更に、発光管内のナトリウムの消
失を防止するため金属箔に電位がかからないようにする
必要があり、支持構造が複雑であったり、製造が煩雑で
ある。
点金属からなる箔を発光管端部に巻きつけるようにして
いる。この場合，所定寸法の金属箔を発光管の端部外周
に巻きつけ抵抗溶接等で固定し、また外球内支柱に支持
するようにしている。更に、発光管内のナトリウムの消
失を防止するため金属箔に電位がかからないようにする
必要があり、支持構造が複雑であったり、製造が煩雑で
ある。
そこで、絶縁体で形状寸法をほぼ等しく成型できるセラ
ミック製の有底筒状の保温キャップが用いられている。
ミック製の有底筒状の保温キャップが用いられている。
しかし、この保温キャップは発光管のエンドキャップ等
に直接溶接できないので、発光管端部の所定位置に正確
にかつ確実に取付けることが困難であるばかりでなく、
又取付け後もランプ点灯中のヒートサイクルや輸送中の
衝撃あるいは振動等により、取付位置が動いたりずれた
りすることが多く、ランプ寿命期間を通して一定に固定
することが困難である。
に直接溶接できないので、発光管端部の所定位置に正確
にかつ確実に取付けることが困難であるばかりでなく、
又取付け後もランプ点灯中のヒートサイクルや輸送中の
衝撃あるいは振動等により、取付位置が動いたりずれた
りすることが多く、ランプ寿命期間を通して一定に固定
することが困難である。
［発明が解決しようとする課題コ
このように、発光管の端部に保温キャップを正確かつ確
実に取付けて固定したり、その取付け状態を維持するこ
とが困難であるという問題点がある。
実に取付けて固定したり、その取付け状態を維持するこ
とが困難であるという問題点がある。
本発明は前記に鑑みてなされたもので、保温キャップを
発光管端部に容易に取付けることができるばかりでなく
、確実かつ強固に固定し、又，該取付部の機械的強度が
大きい等の利点を有する金属蒸気放電灯の製造方法を提
供することを目的とする。
発光管端部に容易に取付けることができるばかりでなく
、確実かつ強固に固定し、又，該取付部の機械的強度が
大きい等の利点を有する金属蒸気放電灯の製造方法を提
供することを目的とする。
［課題を解決するための手段コ
上記目的を達成するため，本発明は、発光管構成部材の
封着時に各構成部材の封着と同時に保温キャップを発光
管端部に取付け固定するようにしてなるものであり、容
易かつ確実に取付を行なうことができる。
封着時に各構成部材の封着と同時に保温キャップを発光
管端部に取付け固定するようにしてなるものであり、容
易かつ確実に取付を行なうことができる。
［実施例］
以下、本発明に係る実施例を図面に基づき、説明する。
第１図は本発明に係る第１の実施例であり、第１図（ａ
）は発光管各構成部材封着前の要部断面図、第１図（ｂ
）は同封着後の要部断面図である。
）は発光管各構成部材封着前の要部断面図、第１図（ｂ
）は同封着後の要部断面図である。
発光管封着前は、所定のシール炉内に透光性アルミナ管
１の両端に凸状のアルミナよりなるエンドキャップ２を
環状のフリット５ａを介して配置し、次に、先端に電極
３を固定した二オブよりなる電極支持管４を前記エンド
キャップ２の挿通孔２ａに挿入し環状のフリット５ｂを
介して配置し，更に，エンドキャップ２の端面に有底筒
状の保温キャップ６を環状のフリット５Ｃを介して配置
する。
１の両端に凸状のアルミナよりなるエンドキャップ２を
環状のフリット５ａを介して配置し、次に、先端に電極
３を固定した二オブよりなる電極支持管４を前記エンド
キャップ２の挿通孔２ａに挿入し環状のフリット５ｂを
介して配置し，更に，エンドキャップ２の端面に有底筒
状の保温キャップ６を環状のフリット５Ｃを介して配置
する。
そして、真空中あるいは不活性ガス中で約１４００℃以
上の温度でフリットを溶融し、各構成部材を封着する。
上の温度でフリットを溶融し、各構成部材を封着する。
その後、一方の電極支持管を介し排気して第１図（ｂ）
に示すような発光管を製造する。
に示すような発光管を製造する。
このように、保温キャップを発光管端部に直接取付け固
定することができ，端部の所定位置に保温キャップを常
に固定することができる。
定することができ，端部の所定位置に保温キャップを常
に固定することができる。
又、保温キャップは成形時にその形状及び寸法をほぼ一
定とすることができるので、ランプの製造時，輸送時あ
るいはランプ寿命末期まで，所定の保温状態を維持する
ことができる。更に、個々のランプの保温状態の差異が
少ないので、ランプ特性のバラツキが少ない。
定とすることができるので、ランプの製造時，輸送時あ
るいはランプ寿命末期まで，所定の保温状態を維持する
ことができる。更に、個々のランプの保温状態の差異が
少ないので、ランプ特性のバラツキが少ない。
第２図は本発明に係る第２の実施例であり，第２ｍ（ａ
）は前記同様発光管封着前の要部断面図、第２図（ｂ）
は同封着後の要部断面図であり、発光管として管端壁を
一体的に成形したモノリシック形の透光性アルミナ管を
用い、封着前は所定のシール炉内に前記アルミナ管２１
の管端壁の中央に形威した挿通孔２１ａに、先端に電極
２３を固定した二オブよりなる電極支持管２４を挿入し
、かつ、管端壁の端面に有底筒状の保温キャップ２６を
環状のフリット２５ａを介して配置する。
）は前記同様発光管封着前の要部断面図、第２図（ｂ）
は同封着後の要部断面図であり、発光管として管端壁を
一体的に成形したモノリシック形の透光性アルミナ管を
用い、封着前は所定のシール炉内に前記アルミナ管２１
の管端壁の中央に形威した挿通孔２１ａに、先端に電極
２３を固定した二オブよりなる電極支持管２４を挿入し
、かつ、管端壁の端面に有底筒状の保温キャップ２６を
環状のフリット２５ａを介して配置する。
そして、真空中あるいは不活性ガス中で約１４００℃以
上の温度でフリットを溶融し、各構成部材を封着する。
上の温度でフリットを溶融し、各構成部材を封着する。
その後、一方の電極支持管を介し排気して第２図（ｂ）
に示すような発光管を製造する。
に示すような発光管を製造する。
第３図は本発明に係る第３の実施例であり、第３図（ａ
）は同じく発光管封着前の要部断面図、第３図（ｂ）は
同封着後の要部断面図であり、封着前は、所定のシール
炉内に透光性アルミナ管３１の両端にアルミナよりなる
ほぼ十字状のエンドキャップ３２を環状のフリット３５
ａを介して配置し、次に、先端に電極３３を固定したニ
オブよりなる電極支持管３４を前記エンドキャップ３２
の挿通孔３２ａに挿入し環状のフリット３５ｂを介して
配置し、更に、エンドキャップ３２の端面に有底筒状の
保温キャップ３６を環状のフリット３５ｃを介して配置
する。
）は同じく発光管封着前の要部断面図、第３図（ｂ）は
同封着後の要部断面図であり、封着前は、所定のシール
炉内に透光性アルミナ管３１の両端にアルミナよりなる
ほぼ十字状のエンドキャップ３２を環状のフリット３５
ａを介して配置し、次に、先端に電極３３を固定したニ
オブよりなる電極支持管３４を前記エンドキャップ３２
の挿通孔３２ａに挿入し環状のフリット３５ｂを介して
配置し、更に、エンドキャップ３２の端面に有底筒状の
保温キャップ３６を環状のフリット３５ｃを介して配置
する。
そして、真空中あるいは不活性ガス中で約１４００℃以
上の温度でフリットな溶融し，各構成部材を封着する。
上の温度でフリットな溶融し，各構成部材を封着する。
その後，一方の電極支持管を介し排気して第３図（ｂ）
に示すような発光管を製造する。
に示すような発光管を製造する。
なお、前記実施例では発光管の排気を各構成部材の封着
後に行なったが、封着と同時に行なう方法でもよい。
後に行なったが、封着と同時に行なう方法でもよい。
次に，本発明に係るランプの具体的な実施例について説
明する。
明する。
第１図に示すような構造の発光管において、透光性アル
ミナ管の内径を８ｍｍ、外径を９．５ｍ＋、全長を５４
ｍｍとし、両端電極間距離を３０ｍｎと規定し、又、有
底筒状で内径を１０ｍｍ．高さ１０ｍｍ．肉厚を０．８
ｍｍとしたアルミナよりなる保温キャップを用いて、前
記した方法により、端部に取付け固定して発光管を完威
し、外球内に組み込んでランプ人力１５０Ｗの高演色性
型の高圧ナトリウムランプを製作した。
ミナ管の内径を８ｍｍ、外径を９．５ｍ＋、全長を５４
ｍｍとし、両端電極間距離を３０ｍｎと規定し、又、有
底筒状で内径を１０ｍｍ．高さ１０ｍｍ．肉厚を０．８
ｍｍとしたアルミナよりなる保温キャップを用いて、前
記した方法により、端部に取付け固定して発光管を完威
し、外球内に組み込んでランプ人力１５０Ｗの高演色性
型の高圧ナトリウムランプを製作した。
そして、前記本発明に係るランプ１０本と従来構造の発
光管、すなわち保温キャップをタンクルワイヤ等で保持
した構造のランプ１０木とを比較試験した。
光管、すなわち保温キャップをタンクルワイヤ等で保持
した構造のランプ１０木とを比較試験した。
まず、ランプ電圧を測定したところ、本発明ランプは従
来ランプのＩＯＯＶ±７■に対して１００■±３ｖと、
そのバラツキは半分以下となり、又、色温度も従来の２
５００Ｋ±１２５Ｋに対し２５００Ｋ±５０Ｋとそのバ
ラツキも少なかった。
来ランプのＩＯＯＶ±７■に対して１００■±３ｖと、
そのバラツキは半分以下となり、又、色温度も従来の２
５００Ｋ±１２５Ｋに対し２５００Ｋ±５０Ｋとそのバ
ラツキも少なかった。
次に，ランプ軸に対して縦方向の衝撃を与える衝撃試験
を行なったところ、従来ランプでは、保温キャップが発
光管端部の所定位置から１ｍ程度ずれているものが３本
あったが、本発明ランプではゼロであった。
を行なったところ、従来ランプでは、保温キャップが発
光管端部の所定位置から１ｍ程度ずれているものが３本
あったが、本発明ランプではゼロであった。
更に、ランプ９０００時間点灯後でも保温キャップの取
付け位置がずれているものはなかった６又、前記と同様
に透光性アルミナ管の内径を８＋ｍ＋、外径を９．５ｍ
ｍ、全長を９５ｍｍとし、電極間距離を７５ｒＷａと規
定して発光管を構威し、端部にアルミナの保温キャップ
を取付け固定して発光管を完成し、外球内に組み込んで
ランプ入力３６０Ｗの演色性改善形の高圧ナトリウムラ
ンプと、従来構造ランプとを各々１０本製作し、比較試
験した， その結果、ランプ電圧は従来１２５Ｖ±１２Ｖに対し１
２５Ｖ±５ｖと、そのバラツキは半分以下であり、又、
色温度も従来の２１５０Ｋ±５０Ｋに対し２１５０Ｋと
ほぼ一定であった。
付け位置がずれているものはなかった６又、前記と同様
に透光性アルミナ管の内径を８＋ｍ＋、外径を９．５ｍ
ｍ、全長を９５ｍｍとし、電極間距離を７５ｒＷａと規
定して発光管を構威し、端部にアルミナの保温キャップ
を取付け固定して発光管を完成し、外球内に組み込んで
ランプ入力３６０Ｗの演色性改善形の高圧ナトリウムラ
ンプと、従来構造ランプとを各々１０本製作し、比較試
験した， その結果、ランプ電圧は従来１２５Ｖ±１２Ｖに対し１
２５Ｖ±５ｖと、そのバラツキは半分以下であり、又、
色温度も従来の２１５０Ｋ±５０Ｋに対し２１５０Ｋと
ほぼ一定であった。
次に、ランプｉ撃試験を行なったところ，従来ランプで
は、保温キャップが発光管端部の所定位置からずれてい
るものが１本あったが、本発明ランプではゼロであった
。更に、ランプ１２０００時間点灯後でも保温キャップ
の取付け位置がずれているものはなかった このように、本発明に係るランプはその諸特性がはるか
に優れている。
は、保温キャップが発光管端部の所定位置からずれてい
るものが１本あったが、本発明ランプではゼロであった
。更に、ランプ１２０００時間点灯後でも保温キャップ
の取付け位置がずれているものはなかった このように、本発明に係るランプはその諸特性がはるか
に優れている。
なお、前記実施例では保温キャップとして、セラミック
キャップについて説明したが、タンタル、ニオブ等の高
融点金属を用いても、封着用のフリットにより電気的絶
縁が保たれているので同様の効果が認められる。
キャップについて説明したが、タンタル、ニオブ等の高
融点金属を用いても、封着用のフリットにより電気的絶
縁が保たれているので同様の効果が認められる。
［発明の効果］
以上の説明から明らかなように本発明に係る金属蒸気放
電灯の製造方法は、保温キャップを発光管端部に取付け
固定するに当り、発光管各構成部材の封着工程と同時に
フリットを介して正確かつ確実に固定することができ，
従来のように発光管マウント組立時に金属ワイヤ等を用
いて取付け保持しているのに比べ、その作業が容易であ
り、しかも外部からの衝撃や振動に対しても保温キャッ
プのはずれや移動がないので、ランプ特性のバラツキが
少なくなる等の利点がある。
電灯の製造方法は、保温キャップを発光管端部に取付け
固定するに当り、発光管各構成部材の封着工程と同時に
フリットを介して正確かつ確実に固定することができ，
従来のように発光管マウント組立時に金属ワイヤ等を用
いて取付け保持しているのに比べ、その作業が容易であ
り、しかも外部からの衝撃や振動に対しても保温キャッ
プのはずれや移動がないので、ランプ特性のバラツキが
少なくなる等の利点がある。
第１図（ａ）は本発明に係る第１の実施例の発光管の封
着前の状態を示す要部断面図、第１図（ｂ）は同じく封
着後の状態を示す要部断面図、第２図は同じく第２の実
施例の要部断面図、第３図は同じく第３の実施例の要部
断面図である。
着前の状態を示す要部断面図、第１図（ｂ）は同じく封
着後の状態を示す要部断面図、第２図は同じく第２の実
施例の要部断面図、第３図は同じく第３の実施例の要部
断面図である。
Claims (4)
- （１）透光性アルミナ管の両端に電極を封着し、内部に
発光金属を封入してなる発光管の端部に有底筒状の保温
キャップを嵌装し固定してなる金属蒸気放電灯において
、 前記保温キャップは、発光管構成部材の封着時にフリッ
トを介し同時に封着固定してなる金属蒸気放電灯の製造
方法。 - （２）前記アルミナ管の両端閉塞部材として先端に電極
を固定した電極支持管を挿通するエンドキャップを用い
、前記フリットは環状部材よりなり、該フリットを用い
てアルミナ管とエンドキャップ及び電極支持管とエンド
キャップならびにエンドキャップと保温キャップとを同
時に封着することを特徴とする請求項第１項記載の高圧
ナトリウムランプの製造方法。 - （３）管端壁を一体的に成形したアルミナ管を用い、該
管端壁の挿通孔に先端に電極を固定した電極支持管を挿
通し、前記フリットは環状部材よりなり、該フリットを
用いてアルミナ管の管端端と電極支持管及び管端壁と保
温キャップとを同時に封着することを特徴とする請求項
第１項記載の高圧ナトリウムランプの製造方法。 - （４）前記保温キャップは有底筒状のセラミックよりな
る請求項第１項乃至第３項記載の金属蒸気放電灯の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30490189A JPH03167736A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 金属蒸気放電灯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30490189A JPH03167736A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 金属蒸気放電灯の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03167736A true JPH03167736A (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=17938655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30490189A Pending JPH03167736A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 金属蒸気放電灯の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03167736A (ja) |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP30490189A patent/JPH03167736A/ja active Pending
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