JPH03167010A - 自動車用タイヤ - Google Patents

自動車用タイヤ

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JPH03167010A
JPH03167010A JP1304801A JP30480189A JPH03167010A JP H03167010 A JPH03167010 A JP H03167010A JP 1304801 A JP1304801 A JP 1304801A JP 30480189 A JP30480189 A JP 30480189A JP H03167010 A JPH03167010 A JP H03167010A
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tire
cavity
air
outer peripheral
outer periphery
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Takeaki Nagai
永井 武昭
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/14Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band
    • B60C11/16Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile
    • B60C11/1606Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile retractable plug
    • B60C11/1612Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile retractable plug actuated by fluid, e.g. using fluid pressure difference

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、通常の路面の走行と雪道の走行とを行う自
動車用タイヤの改良に関するものである。
[従来の技術] 普通のタイヤを装着した自動車は、通常の路面の走行に
は適しているが、雪道ではタイヤがスリップして走行で
きない。これを改善するために、外周表面に鋲を設けた
スパイクタイヤ、あるいは外周表面を改良したスノータ
イヤと呼ばれている自動車用タイヤが用いられている。
また、普通の自動車用タイヤに雪道の走行時にのみスリ
ップ止めチェーンを掛けることも一般的に行われている
[発明が解決しようとする課R] 前述した自動車用タイヤのうち、外周表面に鋲を設けた
ものは粉塵公害を発生し、また外周表面を改良したもは
設置面のみの改良であるため、雪道の走行時にスリップ
を確実に防止できないという問題点があった。そして、
雪道の走行時にスリップ止めチェーンを掛けることは、
これらのチェーンの着脱作業が面倒である上に多大の労
力を要し、しかもチェーンを掛けての走行時には乗心地
が悪いという問題点があった。
この発明は、前述した問題点を解決して、粉塵公害を発
生することなく、また雪道や凹凸の激しい山岳部などの
路面の走行も含めて乗心地がよく、さらに通常の路面の
走行状態と雪道や凹凸の激しい路面の走行状態との切換
が簡易にできる自動車用タイヤを提供することを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] この発明の自動車用タイヤは、硬質ゴムを主な材料とす
るタイヤ本体の外周に軟質ゴムを主な材料とする外周部
を一体に形成し、この外周部を膨張阻止部材によって前
記タイヤ本体に繋ぎ止め、前記タイヤ本体および外周部
の内部にタイヤ本体の外周に設けた仕切壁で仕切って互
いに独立させた空洞部をそれぞれ形成し、前記外周部の
外周壁表面に形成した凹,凸部の凹部に鋲を設け、これ
らの鋲の先端を前記凸部の突出端よりタイヤ中心側に配
置し、タイヤ外から前記両空洞部への空気の充填と、外
周部の空洞部からタイヤ外への空気3 の一部の排出と、タイヤ本体の空洞部から外周部の空洞
部への空気の送給とが可能な弁機構をタイヤ本体内周部
に外部操作可能に設け、前記弁機構を介しパイプによっ
て前記両空洞部を連通させたものである。
[作 用] この発明の自動車用タイヤは、通常の路面の走行時には
、タイヤ本体の空洞部と外周部の空洞部とに互いに等し
い所要空気圧に空気を充填し、弁機構を閉しておくと、
膨張阻止部材によって前記タイヤ本体に外周部が繋ぎ止
められ、これが膨張しないことにより、タイヤが外周部
まで硬くなっている。したがって、普通の自動車用タイ
ヤと同様に通常の路面を走行できる。また、雪道の走行
に移る時には、弁機構をタイヤ外から操作し、外周部の
空洞部からタイヤ外に空気の一部を排出し、外周部の空
洞部のみ空気圧を低くし、前記弁機構を閉しておく。こ
の状態では、外周部は、軟質ゴムを主な材料とし、空洞
部の空気圧が低くなっており、外周部全体が軟いために
、路面に確実に接4 地し、また、鋲が接地することもあって、雪道でもスリ
ップすることなく安全に走行できる。そして、雪道から
通常の路面の走行に移る時には、弁機構をタイヤ外から
操作し、外周部とタイヤ本体との空洞部をパイプを介し
て連通させる。この状態にすると、タイヤ本体の空気圧
が高い空洞部から外周部の空気圧が低い空洞部に空気の
一部が送られ、外周部とタイヤ本体との両空洞部の空気
圧が互いに等しくなる。この状態では、両空洞部の空気
圧は外周部の空洞部からの空気の一部を排出する以前の
空気圧に比べてあまり低くならない。
したがって、通常の路面の走行を支障なく行うことがで
き、この走行状態と雪道の走行状態との切換を弁機構の
操作のみで数回行うことができ、その後外周部およびタ
イヤ本体の両空洞部に弁機構を操作して空気を注入すれ
ばよく、前記切換が簡易にできる。さらに、前述した雪
道の走行時と同様に、外周部の空洞部から空気の一部を
排出して凹凸の激しい山岳部などの路面も乗心地よく走
行することができる。しかも、この発明は、タイヤ5 の外周部の外周壁表面に形成した凸,四部のみに鋲を設
け、これらの鋲の先端部を外周壁表面の凸部よりタイヤ
中心側に配置してあるので、鋲が雪道の走行時のみに機
能し、通常の路面の走行時に粉塵公害を発生しない上に
乗心地がよく、雪道の走行時にもスリップ止めチェーン
を掛けるのに比べて乗心地がよい。
[実施例] 以下、この発明の実施例につき図を参照して説明する。
第l図はこの発明の一実施例による自動車用タイヤの概
略部分断面図である。
第1図において、■はタイヤ本体、2は外周部であり、
タイヤ本体1にはこの本体1と外周部2とを仕切る仕切
壁3が含まれ、この仕切壁3より外周側に両側壁4が突
出しているとともに、仕切壁3の両側壁4間の外周側に
多数の柱状突起5が一体に形成されている。また、タイ
ヤ本体lは、仕切壁3および両側壁4に布などの芯材6
が埋設された硬質ゴム7を主な材料として構威されてい
6 る。前記外周部2は外周壁8および両側壁9に布などの
芯材10が埋設され、タイヤ本体1の外周側にこの本体
1の両側壁4と一体に両側壁9を、前記突起5と一体に
外周壁8をそれぞれ形成して、軟質ゴム1lを主な材料
として構成されている。
外周壁8の外周面には多数の四部8aと凸部8bとが形
成され、凹部8aの外周表面に多数の鋲l2の頭部12
aが突出し、鋲l2の脚部12bが外周壁8および突起
5に埋め込まれている。そして、鋲l2の頭部12aは
凹部8aから突出する凸部8bの高さ寸法より小さい高
さ寸法で凹部8a表面から突出し、通常の路面の走行時
には頭部12a先端が凸部8bの突出端よりもタイヤ中
心側に位置するように設定されている。また、タイヤ本
体1と外周部2との内部には前記仕切壁3によって仕切
られた空洞部l3とこの空洞部13より容積が小さい空
洞部l4とが互いに独立して形成されている。
また、第2図,第3図にも示すように、タイヤ本体lの
仕切壁3と両側壁4の芯材6,および外7 周部2の外周壁8と両側壁9の芯材10に膨張阻止部材
15を網状に構或する糸15aが縫いつけられ、膨張阻
止部材15によって外周部2がタイヤ本体1に繋ぎ止め
られている。なお、膨張阻止部材l5は外周部2の空洞
部14に円周方向全体にわたり、環状に張られている。
第1図,第4図、第5図(a),(b), (c)に示
すように、タイヤ本体lの内周部にタイヤ外からの操作
可能に弁機構16が設けられている。弁機構l6は、弁
箱l7にタイヤ外に開口する給気口18と排気口l9と
がタイヤ本体1の外側に突出して設けられている。前記
給気口18は給気弁20を介してタイヤ本体1の空洞部
l3と連通され、給気口l8の給気弁20より空洞部1
3側が一方のカム操作弁21を介して弁室22と連通さ
れている。弁室22は一方のカム操作弁21と対向する
他方のカム操作弁23を介して可撓性材料からなるパイ
ブ24の一端と連通され、パイプ24の他端は外周部2
の空洞部l4と連通されている。
前記排気口19は排気弁25を介して弁室22に8 連通され、排気弁25に固定された操作軸26が進退お
よび回動可能に弁箱I7に支持されてカム操作弁23と
24との間に通され、これらの弁23.24を開くため
の偏心カムが操作軸26に嵌合固定されている。操作軸
26の内端部には金属製ダイヤフラムからなる反転板2
8の中心部が連結され、反転板28の外周部が保持筒2
9の内周面に嵌合保持され、保持筒29は前記操作軸2
6と軸方向が一致するように、弁箱l7に固定されてい
る。保持筒29は外端が弁室22に開口され、内端がタ
イヤ本体lの空洞部13に開口されている。前記操作軸
26の外端部には排気口l9の蓋を兼ねた摘み30が固
定され、操作軸26の排気弁25と摘み30との間に通
気孔を有する調整板31が配置されている。調整板3l
は排気口19の内周面にねし嵌合され、調整板31と摘
み30との間にはスプリング32が介在され、スプリン
グ32によって排気弁25が排気口19に設けられた弁
座33に弁室22内側から外側に向い押し付けられて閉
しるように構威されている。
9 前記給気弁20はスプリング34によって給気口l8外
側に向かつて付勢され、給気口18に設けられた弁座3
5に押し付けられて閉じ、前記カム操作弁21.23は
スプリング36.37によって弁室22内側に向って付
勢され、弁箱17に設けられた弁座3B,39に押し付
けられて閉しるように構威されている。
次に、この実施例の自動車用タイヤの使用について説明
する。
タイヤ本体1の内周部を車輪のリム部(図示省略)に気
密に固着し、前記車輪は自動車の全車輪または駆動輪と
し、弁気口l6を車輪外側に向けた状態で、車軸に従来
のスノータイヤなどのタイヤと同様に装着される。
そして、前記構威の弁機構16は、第5図(a)に示す
ように、操作軸26が引き出され反転板28が排気口l
9側に膨出しているとともに、偏心カム27が中立位置
にある状態では、給気弁20,排気弁25が閉じており
、さらに、タイヤ本体および外周部の空洞部とタイヤ外
との連通が遮断さl0 れ、カム操作弁21.23も閉じているので、前記両空
洞部の連通も遮断されている。第5図(a)の状態で、
摘み30をタイヤ外から左回転させると、第4図に示す
ように操作軸26とともに偏心カム27が回動して一方
のカム操作弁2lが閉じる。この状態では、通常の自動
車タイヤと同様に空気を注入できる。すなわち、圧力空
気源と連通ずる空気供給ノズル(図示省略)によって給
気弁20をタイヤ外から押し開き、前記ノズルを給気口
18に接続、前記空気源から圧力空気を供給すると、こ
の空気は、給気口18から弁箱l7内に送られ、第4図
の矢印に示すようにタイヤ本体の空洞部l3に注入され
る。また、弁箱17内に送られた空気は、一方のカム操
作弁21が開いているので、弁室22内に送られ、他方
のカム操作弁23を押し開き、パイプ24を経て外周部
の空洞部にも注入される。タイヤ本体の空洞部と外周部
の空洞部との空気圧が互いに等しい所要空気圧になった
時、空気の供給を停止する。続いて、前記ノズルを給気
口18から外し、摘み30を右回転l 1 させて第5図(a)に示す中立状態に偏心カム27を戻
すと、スプリング34,36.37のばね力によって給
気゛弁20,カム操作弁21.23が閉し、排気弁25
は前述した空気注入中は閉じたままである。この状態で
、第1図に示すように外周部2がタイヤ本体1に膨張阻
止部材l5によって繋ぎ止められており、膨張しないこ
とにより、タイヤが外周部まで硬くなっている。したが
って、普通の自動車タイヤと同様に通常の路面を走行で
きる。
雪道の走行を行う直前に、摘み30をタイヤ外から押し
込み、このまま右回転させると、第5図(b)に示す状
態になる。すなわち、摘み30の押し込みにより、操作
軸26を介して排気弁25が開き、同時に反転板28が
反転して排気口l9と反対側に膨出し、摘み30の右回
転により、操作軸26を介して偏心カム27が右回転し
、他方のカム操作弁23が開き、この状態を反転板28
の排気口19反対側への反転によって一時的に維持する
。この状態では、外周部の空洞部がパイプ212 4,弁室22.排気口l9を介してタイヤ外に開放され
るので、この経路を経て外周部の空洞部にある空気の一
部が排気口19からタイヤ外に排出される。しかし、給
気弁20と一方のカム操作弁23とは閉じたままである
ため、タイヤ本体の空洞部の空気はタイヤ外に排出され
ない。このため、外周部の空洞部の空気圧がタイヤ本体
の空洞部の空気圧よりも低くなり、弁室22内の空気圧
もタイヤ本体の空洞部の空気圧よりも低くなり、空気圧
の差が設定値を超えると、反転板28が再反転して排気
口l9側に膨張する状態に戻り、操作軸26を自動的に
押し出し排気弁25が閉し、第5図(c)に示す状態に
なる。また、反転板28は反転.再反転時に音を発する
ので、この音を利用して、排気弁25が閉じた後、摘み
30を左回転させて偏心カム27を中立状態に戻し、他
方のカム操作弁23を閉し、第5図(a)に示す全部の
弁が閉した状態にする。前述の操作によって、タイヤ本
体1の空洞部13の空気圧を低くすることなく、外周部
2の空洞部l4・の空気圧のみを低くするこ13 とができる。この状態で雪道を走行すると、外周部2は
、・軟質ゴムを主な材料とし、空洞部14の空気圧が低
くなっており、外周部が全体に軟いために路面に確実に
接地し、外周部2の外周壁8の凹部8a表面に設けた多
数の鋲12の頭部12aが接地することもあって、スリ
ップすることなく雪道を安全に走行できる。また、前述
した雪道の走行時と同様に外周部2の空洞部14の空気
圧を低くして朋凸の激しい山岳部の路面を走行すること
もできる。雪道や凹凸の激しい路面の走行を終り、通常
の路面の走行に移る時には、摘み30のタイヤ外からの
操作によって、偏心カム27を左回転させて、一方のカ
ム操作弁2lを開き、第4図に示す状態にすると、タイ
ヤ本体1の空洞部13の空気圧が外周部2の空気圧14
の空気圧より高いため、タイヤ本体1の空洞部13から
弁室22に空気を送給し、この弁室22から他方のカム
操作弁23を空気圧の差によって開き、パイプ24を経
て外周部2の空洞部l4に空気を送給し、両空洞部13
.14の空気圧を互いに等しくするl4 ことができる。このようにしても、外周部2の空洞部l
4はタイヤ本体1の空洞部13よりも容積が小さく、ま
た、外周部2の空洞部l4から空気の一部を排出したの
みであるから、両空洞部13l4の空気圧は、外周部2
の空洞部14から空気の一部を排出する以前の空気圧に
比べてあまり低くならない。したがって、通常の路面の
走行を、鋲l2の頭部12aが接地するなどの支障を生
しることなく行うことができる。そして、通常の路面の
走行状態と雪道または凹凸の激しい路面の走行状態との
切換を弁機構16の前述した操作のみで数回行うことが
できる。
なお、この実施例において、空洞部13.14の空気圧
が互いに等しい状態で、第5図(c)に示すように他方
のカム操作弁23ののを開いて走行させ、バウンドによ
る衝撃を外周部2が部分的に受け、その空洞部l4の空
気圧が高圧になった時、圧力差で一時的に一方のカム操
作弁2lを開き、外周部2の空洞部l4からタイヤ本体
lの空洞部l3に空気の一部を送り込み、外周部2の空
洞部1 5 l4の空気圧を低くするようにしてもよい。また、調整
板31を適宜の工具を用いて回動させ、操作軸26の軸
方向に移動させてスプリング32のバネ力を調整するこ
とにより、反転板2日が空洞部13と弁室22との圧力
差で動作する時点を変更し、空洞部14から排出する空
気量を調整することができる。さら(こ、反転板28が
前記圧力差で動作した場合に、排気弁25が閉しると同
時に偏心カム27が中立位置に戻るように操作軸26が
適宜の手段で回動し、他方のカム操作弁23が自動的に
閉じるようにすることが好ましい。
第6図は、この発明の他の実施例による自動車用タイヤ
を示す外周部およびタイヤ本体の外周部に近い部分の断
面図である。第6図において、第1図と同符号は対応す
る部分を示し、40は硬質ゴムからなる筒状スペーサで
あり、タイヤ本体1の仕切壁3外周側に突出する柱状突
起5の高さを低くし、これらの突起5と外周部2の外周
壁8との間に前記スペーサ40を介在させ、鋲l2の脚
部12bをスペーサ40に遊挿し、脚部12bのl6 スペーサ40からタイヤ中心側に突出した部分を前記突
起5に埋め込んで固着したものである。このようにする
ことにより、外周部2の空洞部l4の空気圧を低くして
雪道などを走行する時に、外周部2が撓わみやすく、鋲
12の頭部12aを路面に確実に接触させることができ
る。なお、この実施例の前述した以外の構威,動作は第
1図ないし第5図に示す実施例と同様である。
この発明において、外周部の膨張阻止部材は、前記外周
部をタイヤ本体に繋ぎ止め、外周部の空洞部に前記タイ
ヤ本体の空洞部と等しい所定圧力の空気を充填した状態
で、外周部が膨張するのを阻止できれば、必ずしも前記
実施例のものに限られるものではない。
また、弁機構も、タイヤ外からタイヤ本体および外周部
の空洞部へ空気を充填でき、外周部の空洞部からタイヤ
外へ空気の一部を排出でき、タイヤ本体の空洞部から外
周部の空洞部への空気の送給ができ、これらの操作がタ
イヤ外でできるものであれば、必ずしも前記実施例のも
のに限られるl7 ものではない。
さらに、この発明において、タイヤ本体の仕切壁の外周
に突出させた柱状突起は省略してもよく、外周部に空洞
部を形或するには、膨張阻止部材を構或する絹袋に薄い
ゴムを貼って環状袋を形成し、この環状袋に水を封入し
てタイヤ本体の仕切壁外周面に嵌め、これを冷却して凍
結させ適当な硬さになった時に糸によっ,て前記絹袋を
タイヤ本体の布に縫いつけ、その後水を硬く凍結させて
型とし、外周部を形成し、融解した水を前記仕切壁に設
けた孔から排出し、この孔に外周部の空洞部と弁機構と
を連通させる可撓性のパイプを接続するなどの適宜の方
法を用いることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の自動車用タイヤは硬質
ゴムを主な材料とするタイヤ本体の外周に軟質ゴムを主
な材料とする外周部を一体に形成し、この外周部を膨張
阻止部材によって前記タイヤ本体に繋ぎ止め、前記タイ
ヤ本体および外周部の内部にタイヤ本体の外周に設けた
仕切壁で仕切18 って互いに独立させた空洞部をそれぞれ形成し、前記外
周部の外周壁表面に形成した凹,凸部の凹部に鋲を設け
、これらの鋲の先端を前記凸部の突出端よりタイヤ中心
側に配置し、タイヤ外から前記両空洞部への空気の充填
と、外周部の空洞部からタイヤ外への空気の一部の排出
と、タイヤ本体の空洞部から外周部の空洞部への空気の
送給とが可能な弁機構をタイヤ本体内周部に外部操作可
能に設け、前記弁機構を介しパイプによって前記両空洞
部を連通させたので、次の効果が得られる。
すなわち、通常の路面の走行時には、タイヤ本体の空洞
部と外周部の空洞部とに互いに等しい所要空気圧に空気
を充填し、弁機構を閉じておくと、膨張阻止部材によっ
て前記タイヤ本体に外周部が繋ぎ止められ、これが膨張
しないことにより、タイヤが外周部まで硬くなっている
。したがって、普通の自動車用タイヤと同様に通常の路
面を走行できる。また、雪道の走行に移る時には、弁機
構をタイヤ外から操作し、外周部の空洞部からタイヤ外
に空気の一部を排出し、外周部の空洞部のみl9 空気圧を低くし、前記弁機構を閉しておく。この状態で
は、外周部は、軟質ゴムを主・な材料とし、空洞部の空
気圧が低くなっており、外周部全体が軟いために、路面
に確実に接地し、また、鋲が接地することもあって、雪
道でもスリップすることなく安全に走行できる。そして
、雪道から通常の路面の走行に移る時には、弁機構をタ
イヤ外から操作し、外周部とタイヤ本体との空洞部をパ
イプを介して連通させる。この状態にすると、タイヤ本
体の空気圧が高い空洞部から外周部の空気圧が低い空洞
部に空気の一部が送られ、外周部とタイヤ本体との両空
洞部の空気圧が互いに等しくなる。
この状態では、両空洞部の空気圧は外周部の空洞部から
の空気の一部を排出する以前の空気圧に比べてあまり低
くならない。したがって、通常の路面の走行を支障なく
行うことができ、この走行状態と雪道の走行状態との切
換を弁機構の操作のみで数回行うことができ、その後外
周部およびタイヤ本体の両空洞部に弁機構を操作して空
気を注入すればよく、前記切換が簡易にできる。さらに
、20 前述した雪道の走行時と同様に、外周部の空洞部から空
気の一部を排出して凹凸の激しい山岳部などの路面も乗
心地よく走行することができる。しかも、この発明は、
タイヤの外周部の外周壁表面に形成した凸,凹部のみに
鋲を設け、これらの鋲の先端部を外周壁表面の凸部より
タイヤ中心側に配置してあるので、鋲が雪道の走行時の
みに機能し、通常の路面の走行時に粉塵公害を発生しな
い上に乗心地がよく、雪道の走行時にもスリップ止めチ
ェーンを掛けるのに比べて乗心地がよいという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第l図はこの発明の一実施例による自動車用タイヤを示
す概略部分断面図、第2図および第3図は同実施例の膨
張阻止部材説明用の正面図および部分断面図、第4図は
同実施例の弁機構の構威説明用断面図、第5図(a),
(b),(c)は同弁機構の要部の互いに異なった状態
を示す動作説明図、第6図はこの発明の他の実施例によ
る自動車用タイヤを示す要部の断面図である。 21 1・・・タイヤ本体、2・・・外周部、3・・・仕切壁
壁、6・・・芯材、7・・・硬質ゴム、8・・・外周壁
、8a・・・凹部、8b・・・凸部、10・・・芯材、
11・・・軟質ゴム、12・・・鋲、13・・・タイヤ
本体の空洞部、14・・・外周部の空洞部、l5・・・
膨張阻止部材、l6・・・弁機構、17・・・弁箱、l
8・・・給気口、l9・・・排気口、20・・・給気弁
、21.23・・・カム操作弁、22・・・弁室、24
・・・パイプ、25・・・排気弁、26・・・操作軸、
27・・・偏心カム、28・・・反転板、2つ・・・保
持筒、30・・・摘み。 22 N 区 pつ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硬質ゴムを主な材料とするタイヤ本体の外周に軟質ゴム
    を主な材料とする外周部を一体に形成し、この外周部を
    膨張阻止部材によって前記タイヤ本体に繋ぎ止め、前記
    タイヤ本体および外周部の内部にタイヤ本体の外周に設
    けた仕切壁で仕切って互いに独立させた空洞部をそれぞ
    れ形成し、前記外周部の外周壁表面に形成した凹、凸部
    の凹部に鋲を設け、これらの鋲の先端を前記凸部の突出
    端よりタイヤ中心側に配置し、タイヤ外から前記両空洞
    部への空気の充填と、外周部の空洞部からタイヤ外への
    空気の一部の排出と、タイヤ本体の空洞部から外周部の
    空洞部への空気の送給とが可能な弁機構をタイヤ本体内
    周部に外部操作可能に設け、前記弁機構を介しパイプに
    よって前記両空洞部を連通させたことを特徴とする自動
    車用タイヤ。
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