JPH03166907A - 耐水性人工木質板の製造方法 - Google Patents

耐水性人工木質板の製造方法

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JPH03166907A
JPH03166907A JP30712089A JP30712089A JPH03166907A JP H03166907 A JPH03166907 A JP H03166907A JP 30712089 A JP30712089 A JP 30712089A JP 30712089 A JP30712089 A JP 30712089A JP H03166907 A JPH03166907 A JP H03166907A
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JP
Japan
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water
water repellent
synthetic resin
woody
molding
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Application number
JP30712089A
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English (en)
Inventor
Shinichi Suzuki
伸一 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、主として家屋の台所、脱衣場、トイレ等の床
や壁に使用する耐水性人工木質板の製造方法に関するも
のであり、更に詳しくは、撥水剤を含浸したのち、乾燥
した多数個の木質片を合威樹脂に混入するとともに成形
して成ることを特徴とする耐水性人工木質板の製造方法
に関するものである. (従来の技術〕 この種の耐水性人工木質板の製造方法と争ては、従来か
ら第6図及び第7図に示すようにフックス系の撥水剤(
イ)を約80゜Cの高温で溶融し、該撥水剤(イ)の溶
融液中に木質板(口)を投入し3日間浸漬して撥水剤(
イ)を木質板(ロ)の表面から含浸させる。次に、該撥
水剤(イ)を含浸させた木質板(ロ)を約120°Cの
高温室内に放置して撥水剤(イ)を乾燥させて戒る耐水
処理が汎く知られていた. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら上記のような従来技術によって作られた耐
水性人工木質板にあっては、確かに耐水性人工木質板に
撥水剤で含浸処理を施しているため、表面に水がかかっ
ても水をはじきとばすので含水することはないが、施工
時に長さ調整のために行う切断によって生まれる切断面
や使用中に出来たきずが撥水剤の含浸深さ以上であった
場合等においては、水が耐水性人工木質板の内部に浸入
するため、寸法が伸縮したり反りが起こったり又かび、
腐食、ひび割れが発生するという問題があった. 本発明は、上記従来技術によって作られた耐水性人工木
質板に係る問題を解決するためのものであり、その課題
は、施工時の切断や深いきず等が出来ても内部に水を浸
入させない耐水性人工木質板の製造方法を提供すること
である。
〔諜題を解決するための手段〕
本発明の耐水性人工木質板は、上述した問題を解決する
ためのものであり、撥水剤を含浸したのち、乾燥した多
数個の木質片を合或樹脂に混入するとともに所望の形状
に成形して戒るものである〔製造方法〕 第1図乃至第4図に示すように、本発明は加熱して溶融
させた撥水剤lの液中に木質片2を投入して、該木質片
2内の全体に撥水剤1を含浸させたあと、含浸処理した
木質片2aを高温室内に放置し木質片2aの表面に付着
した撥水剤1を乾燥固化させる。次に、撥水剤1を乾燥
した多数個の木質片2aを液状の合成樹脂3に混入する
とともに、矩形の枠体4内に注入して合成樹脂3を硬化
させて成形したあと、枠体4から取り出し耐水性人工木
質板5を作り出すものである. 尚、上記製造方法では撥水剤1を含漫のあと乾燥した多
数個の木質片2aを合f2樹脂3と混入するとともに枠
体4内に注入して自然成形したが、第5図のようにプレ
ス機械を使用して金型6に注入して加圧威形しても良い
し、合成樹脂3として熱硬化性のものを用いた場合には
、加圧威形時に高温の熱をかければ、短時間に成形を行
うことが出来る。もちろん合成樹脂3として熱可塑性の
ものを用いた場合には、自然硬化して成形する.本発明
に用いる木質片2は、例えば米栂材、米杉材やラワン材
等から製材をすることによって得ても良い. 又、撥水剤1としてはワックス系のものを用いるのが良
い.尚、木質片2の内部まで撥水剤1を含浸させるため
には、出来るだけ分子量の小さい撥水剤1を用いるのが
良く、例えば分子量が1000乃至10000程度が好
ましい.更に又、減圧操作又は加圧操作を行えば、撥水
剤lは木質片2の内部まで効率的に含浸させることが出
来る。
更に、合成樹脂3としてはポリエステル樹脂、ポリウレ
タン樹脂、ポリエチレン樹脂、ボリブロピレン樹脂等が
あり、好ましくは透明、半透明の合成樹脂3が良い. 本発明によって作られた耐水性人工木質板5の形状とし
て、表面が平滑なものであっても良いし又、表面に凹凸
模様を設けたものであっても良い. 更に、本発明によって作られた耐水性人工木質板5の表
面に、印刷紙や木質単板等の化粧層を貼着しても良いし
、又、表面にカラー塗装を施しても良い. 次に、実施例と比較例に基づいて、本発明の効果につい
て詳述する. 〔実施例〕 米栂材から中10mm,厚さ10mm,長さ40mmの
木質片を作或する.次いで、撥水剤であるセキロウ(日
本石油精製■製)を80゜Cに昇湿して液状とし、該セ
キロウの液中に該木質片を3日間浸漬放置してセキロウ
を木質片の内部まで台浸させる.次にセキロウを含浸さ
せた木質片を120°Cの室内に2時間放置して乾燥さ
せたあと、該乾燥した多数個の木質片をポリエステル樹
脂であるPR−110(大日本インキ■製)100%に
開始剤で゛あるパーメックN(日本油脂■製)0.3%
を添加した合成樹脂に混入するとともに巾3 0 0 
mm,厚さ40mm、長さ300mmの矩形の枠体内に
注入成形するとともに常温の大気中に24時間放置し合
成樹脂を硬化させる。合成樹脂が硬化したあと、枠体か
ら取り外すことによって耐水性人工木質板を作る.次い
で、該耐水性人工木質板の中央部から40mmの厚さ方
向に切断する.該切断面に水を含ませた布を30日間大
気中に放置したあと、切断面及びその近傍の変化を調べ
る. 〔比較例〕 未栂材から巾300mm、厚さ40mm,長さ300m
mの矩形の米栂木質片を撥水剤のセキロウ(日本石油精
製側製)を80゜Cに昇温して液状とし、該セキロウの
液中に木質片を3日間浸漬放宥1,7セキロウを合博さ
せるー々にセキロウを含浸させた木質片を120”Cの
室内に2時間放置して乾燥させたあと、中央部から40
mmの厚さ方向に切断する.該切断面に水を含ませた布
を30日間大気中に放置したあと、切断面及びその近傍
の変化を調べる。
上記の実施例と比較例との性能比較をすると、茨表の通
りとなった. 〔発明の効果〕 本発明の耐水性人工木質板は、叙述の如く撥水剤を含浸
したのち、乾燥した多数個の木質片を合成樹脂に混入す
るとともに成形したものであり、切断面やきす等があっ
ても水の侵入がない.従って、腐食、ひび割れ等がなく
、又、小さな木質片を多数個用いて大きなものを成形し
ているので、大きな形状の木質板でできたものと較べる
と寸法変化や反りの発生もない効果を奏している。
【図面の簡単な説明】
第l図乃至第4図は本発明の一実施例の製造工程を示す
模式図であり、第1図は溶融した撥水剤の中に木質片を
浸している状態を示す断面図、第2図は撥水剤を含浸さ
せた木質片を取り出し乾燥している状態を示す斜視図、
第3図は枠体の中で合成樹脂と乾燥した多数個の木質片
とを混入して成形している状態を示す断面図、第4図は
成形した耐水性人工木質板を示す斜視図である。第5図
はその他の成形方法に関する実施例であり、金型に合威
樹脂と乾燥した多数個の木質片とを混入して加圧成形し
ている状態を示す断面図である。 第6図及び第7図は従来例の製造工程を示す模式図であ
り、第6図は溶融した撥水剤の中に木質板を浸している
状態を示す断面図、第7図は撥水剤を含浸させた木質基
材を取り出し乾燥している状態を示す斜視図である。 1−・・・撥水剤、 2, 2a −・−・・木質片、 3 ・−・−・合戒 樹脂、 4 枠体、 5 ・−・・耐水性人工木質板、 6 金型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撥水剤を含浸したのち、乾燥した多数個の木質片
    を合成樹脂に混入するとともに所望の形状に成形して成
    ることを特徴とする耐水性人工木質板の製造方法。
JP30712089A 1989-11-27 1989-11-27 耐水性人工木質板の製造方法 Pending JPH03166907A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106584619A (zh) * 2016-12-07 2017-04-26 兴业县金达木材有限公司 一种木材防裂剂
CN107116647A (zh) * 2017-07-03 2017-09-01 阜南县铭钰柳木工艺品有限公司 用于柳条防水的表面凝胶
CN115416115A (zh) * 2022-09-29 2022-12-02 宏耐地板(宿迁)有限公司 一种环保型纤维增强复合人造板及其制备方法

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