JPH0316683Y2 - - Google Patents

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JPH0316683Y2
JPH0316683Y2 JP15909286U JP15909286U JPH0316683Y2 JP H0316683 Y2 JPH0316683 Y2 JP H0316683Y2 JP 15909286 U JP15909286 U JP 15909286U JP 15909286 U JP15909286 U JP 15909286U JP H0316683 Y2 JPH0316683 Y2 JP H0316683Y2
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JP
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tray
groove
introducer
flap
guide wire
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主として心臓等の臓器をX線撮影
する際に使用される造影剤の注射器具収納用のイ
ントロデユーサー・トレーに関し、通常、分解し
た状態で収納される各部品の内、特にミニガイド
ワイヤーを簡単かつ確実に保持するようにしたも
のである。
〔従来の技術及びその問題点〕
一般にこの種イントロデユーサー・トレーは、
比較的硬質のプラスチツクシートに、予め所定の
単位に分解された上記注射器具の各部品が陥入し
得る幾つかの収納凹部を陥設し、該凹部に上記各
部品を収納した上、その上面をプラスチツクフイ
ルム等でトツプシールするようにしたものである
が、上記各部品のうち、特に血管に挿入される直
径約0.8mm、長さ約450mmのミニガイドワイヤーW
は、従来、第4図に略示したように、トレーイの
略全長に亘つて設けられた広巾の凹溝ロ内の複数
ケ所に狭窄部ハを設け、更に該狭窄部に弾嵌され
たシリコンチユーブニを介してトレーの一側より
上記チユーブニ内に挿通されるミニガイドワイヤ
ーWを固定するようにしたものであつたから、別
途高価なシリコンチユーブを弾嵌し、また長尺の
ワイヤーをトレーの一側から挿通しなければなら
ないという経済性及び作業的困難性を余儀なくさ
れるものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本案は、造影剤の注射器具の各部品を陥
入し得る凹部を備えたイントロデユーサー・トレ
ーにおいて、上記トレー本体の一側にミニガイド
ワイヤーと対応する長さ及びその直径に見合う深
さを有する凹溝を不連続状に設ける一方、該凹溝
の中断部分に凹溝を跨いだ状態で弾力的に起伏可
能なフラツプを切設することにより、特に上述し
たミニガイドワイヤーの着脱に関する問題点を解
決したものである。
〔作用〕
本案イントロデユーサー・トレーにおけるミニ
ガイドワイヤーの保持手段は、上記凹溝に陥入さ
れたミニガイドワイヤーが上記フラツプの閉塞弾
性によつて確実に固定されるという作用を奏する
ものである。
〔実施例〕
以下、本案の構成を心臓造影剤の注射器具を収
納するようにしたイントロデユーサー・トレーに
適用した場合の実施例について具体的に述べる
と、図において、1は比較的硬質のプラスチツク
シートにシース2a、サーフロー2b、シリンジ
2c及びダイレーター2d等、注射器具の各部品
が陥入可能な収納凹部1′を真空成型してなるイ
ントロデユーサー・トレー本体、また3は上記ト
レー本体1の長辺に近い一側に、ミニガイドワイ
ヤー2eの全長並びにその直径に対応して不連続
状に刻設された凹溝、更に4は上記凹溝3の各中
断部分に該凹溝を跨いだ状態で状の切込み4a
を設け、ヒンジ部4cから弾力的に起伏可能とし
たフラツプであつて、上記凹溝3に陥入して、そ
の下面を通過する上記ガイドワイヤー2eの少な
くとも一側に係止溝4bを凹設したものである。
尚、図中5は上記切込み4aの各基部側に貫設
された円形の透孔を示し、上記フラツプ4の起伏
をより良好にすると共に、該基部の烈炸を防止す
るようにしたものであり、又6は上記トレー本体
1の上面を被覆するトツプフイルムを示す。
而して、本案イントロデユーサー・トレーは、
ミニガイドワイヤー2eを収納するに際し、先ず
上記ヒンジ部4cを基線として各フラツプ4を順
次上方に起こし、その間よりミニガイドワイヤー
2eを凹溝3に沿つて陥入した後、フラツプ4の
支持を解除すれば、該フラツプの閉塞弾性により
上記ガイドワイヤー2eを凹溝3内に圧接・固定
するものである。
他方、上記ミニガイドワイヤー2eを取外す場
合は、上述したガイドワイヤーの挿入方向、或い
はその軸方向に抽き出すことにより、極めて簡単
に取出し得るのである。
尚、上記フラツプ4の係止溝4bは、第2図に
示したように凹溝3を跨いでその両側に設けるこ
とにより、一層ガイドワイヤー2eの保定効果が
向上することは当然であるが、これらフラツプ側
の係止溝4bを全く省略しても、該フラツプの閉
塞弾性によりワイヤーの脱落を充分に阻止するこ
とができるのである。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本案イントロデユーサー・
トレーは、ミニガイドワイヤー2eの径に対応す
る深さの凹溝3部分を跨いで起伏可能なフラツプ
4を設けたものであるから、上記ガイドワイヤー
2eは、フラツプの作用により凹溝3に簡単に陥
入できるし、また確実に圧接・固定し得る上、在
来品の如く凹溝内に別途狭窄部を設けたり、シリ
コンチユーブ等を使用する必要がなく、トレー本
体1の製作並びにガイドワイヤー2eの収納及び
取出しの手間を著しく簡略にし、同時に経済性に
優れる等、顕著な効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案イントロデユーサー・トレーの平
面図、第2図は他の実施例を拡大して示す部分平
面図、又第3図はA−A線断面図、更に第4図は
従来例を示す部分断面図である。 尚、図中1……トレー本体、3……凹溝、4…
…フラツプ、5……透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 造影剤の注射器具の各部品を陥入し得る凹部
    を備えたイントロデユーサー・トレーにおい
    て、上記トレー本体1の一側にミニガイドワイ
    ヤー2eと対応する長さ及び直径に見合う深さ
    を有する凹溝3を不連続状に設ける一方、該凹
    溝の中断部分に凹溝を跨いだ状態で弾力的に起
    伏可能なフラツプ4を切設したことを特徴とす
    るイントロデユーサー・トレー。 2 フラツプ4が少なくとも一本の係止溝4bを
    備えた実用新案登録請求の範囲第1項記載のイ
    ントロデユーサー・トレー。 3 切込み4aの基部側に透孔5,5を貫設して
    なる実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載のイントロデユーサー・トレー。
JP15909286U 1986-10-16 1986-10-16 Expired JPH0316683Y2 (ja)

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JPS6365453U JPS6365453U (ja) 1988-04-30
JPH0316683Y2 true JPH0316683Y2 (ja) 1991-04-10

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EP3609561A4 (en) * 2017-04-13 2021-01-06 C.R. Bard, Inc. CATHETER INTRODUCTION TRAY WITH INTEGRATED INSTRUCTIONS

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