JPH03166635A - 分散データディクショナリ方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は分散データディクショナリ方式に関し、詳しく
は複数のホストコンピュータにより構成されるネットワ
ークシステムにおいて各々のホストコンピュータの有す
るデータディクショナリを統合的に管理する方式に関す
るものである。

〔従来の技術〕

一般に、データベースを有するホストコンピュータには
データディクショナリが設けられ、このデータディクシ
ョナリにはデータベースそのものに関する情報およびそ
の他の管理情報が含まれている． そして、従来、各ホストコンピュータに存在するデータ
ディクショナリの管理対象とする情報資源はそのホスト
コンピュータに関するものに限られており、各ホストコ
ンピュータに閉じたものになっていた． 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、複数のホストコンピュータによりネットワー
クシステムを構成する場合において、他のホストコンピ
ュータのデータベースにアクセスするには、 ■対象ホストコンピュータの環境資源情報■通信手段の
環境資源情報 ■分散データベースの環境資源情報 等を予め獲得する必要があるが、上述した従来の方式に
あってはデータディクショナリが個々のホストコンピュ
ータで閉じたものとなっていたため、相互に管理するこ
とができず、利用が困難であるという欠点があった．ま
た、相互の管理を容易にするためにデータディクショナ
リをネットワークに分散させることが考えられるが、こ
の場合、１つのホストコンピュータにネットワーク全体
を管理する親データディクショナリを持たせる一般的な
構成では、障害時の危険性が集中するという問題があっ
た． 本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、ネットワークシステムを構威する各
ホストコンピュータのデータディクショナリの利用を一
層容易なものとすると共に、障害時の危険性を低減する
ことのできる分散データディクショナリ方式を提供する
ことにある．〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記の目的を達威するため、ネットワークシス
テムを構成する複数のホストコンピュータの各々に存在
するデータディクショナリを統合的に管理する分散デー
タディクショナリ方式において、 各ホストコンピュータに設けられ、各ホストコンピュー
タに存在するデータディクショナリの有するデータをネ
ットワークの情報資源とみなしネットワーク記述データ
として保持する分散データディクショナリと、 ネットワーク記述データの収集時に各ホストコンピュー
タのデータディクショナリの記述データを読み込むホス
トコンピュータデータディクショナリ記述データ読み込
み手段と、 ネットワーク記述データの収集時に前記ホストコンピュ
ータデー、タディクシッナリ記述データ読み込み手段の
読み込んだ記述データに基づき各ホストコンピュータの
データディクショナリの持つデータを読み込むと共に、
データベースへのアクセス時に所望のホストコンピュー
タのデータデイクシ曽ナリの持つデータを読み込むホス
トコンピュータデータディクショナリデータ読み込み手
段と、 ネットワーク記述データの収集時に前記ホストコンピュ
ータデータディクショナリデータ読み込み手段の読み込
んだデータを前記分散データデイクシッナリに格納する
分散データデイクシツナリネットワーク記述データ格納
手段と、 データベースへのアクセスに際し前記分散データディク
ショナリからネットワーク記述データを読み込む分散デ
ータディクショナリネットワーク記述データ読み込み手
段とを備えるようにしている。

〔作用〕

本発明の分散データディクシジナリ方式にあっては、ネ
ットワーク記述データの収集時に、ホストコンピュータ
データディクショナリ記述データ読み込み手段が各ホス
トコンピュータのデータディクショナリの記述データを
読み込み、読み込んだ記述データに基づきホストコンピ
ュータデータディクシジナリデータ読み込み手段が各ホ
ストコンピュータのデータディクショナリの持つデータ
を読み込み、読み込んだデータを分散データディクショ
ナリネットワーク記述データ格納手段が分散データディ
クショナリに格納する。また、データベースへのアクセ
ス時に、必要に応じて分散データディクショナリネット
ワーク記述データ読み込み手段が分散データディクショ
ナリからネットワーク記述データを読み込み、ホストコ
ンピュータデータディクショナリデータ読み込み手段が
所望のホストコンピュータのデータディクショナリの持
つデータを読み込み、データベースへのアクセスに必要
な情報を得る． 〔実施例〕 以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明する． 第１図は本発明の分散データディクショナリ方弐の一実
施例を示す構威図である。第１図において、１．２，・
・・，Ｎは互いに通信回線で結合されてネットワークシ
ステムを構或するホストコンビェー夕であり、それぞれ
データディクショナリｌ１，２１．・・・，Ｎｌおよび
データベース１２．２２，・・・，Ｎ２を有している。

また、各ホストコンピュータ１，２、・・・，Ｎには、
分散データディクショナリ　（分散データディクショナ
リネットワーク記述データ保持手段）１３，２３，・・
・，Ｎ３が設けられている． 一方、ホストコンピュータ１には、分散データディクシ
ョナリネットワーク記述゛データ格納手段１４と、分散
データディクショナリネットワーク記述データ読み込み
手段ｌ５と、ホストコンピュータデータディクショナリ
記述データ読み込み千段１６と、ホストコンピュータデ
ータディクショナリデータ読み込み手段１７とが設けら
れている。

なお、上記の各手段ｌ４〜ｌ７は他のホストコンピュー
タ２〜Ｎにも同様に設けられている。

上述した各部の機能は次の通りである。

分散データディクショナリ１３，２３，・・・，Ｎ３；
ネットワークシステムを構成する各ホストコンピュータ
１，２，・・・，Ｎに存在するデータディクショナリ１
１，２１，・・・，Ｎｌの有するデータをネットワーク
の情報資源とみなしネットワーク記述データとして保持
する機能を有している．ここで、データディクシゴナリ
１１，２１，・・・，Ｎｌの有するデータとは、データ
ベース１２．２２，・・・，Ｎ２にどのようなデータが
格納されているかを示す情報である． ホストコンピュータデータディクショナリ記述データ読
み込み手段ｌ６；ネットワーク記述データの収集時に各
ホストコンピュータ１，２．・・・Ｎのデータディクシ
ョナリ１１．２１，・コＮ１の記述データを読み込む機
能を有している．ホストコンピュータデータディクショ
ナリデータ読み込み手段１７；ネットワーク記述データ
の収集時にホストコンピュータデータディクショナリ記
述データ読み込み手段１６の読み込んだ記述データに基
づき各ホストコンピュータ１．２，・・・Ｎのデータデ
ィクショナリ１１，２１，・・・，Ｎｌの持つデータを
読み込むと共に、データベースへのアクセス時に所望の
ホストコンピュータのデータディクショナリの持つデー
タを読み込む機能を有している。

分散データディクショナリネットワーク記述データ格納
手段１４；ネットワーク記述データの収集時にホストコ
ンピュータデータディクショナリデータ読み込み手段１
７の読み込んだデータを分散データディクショナリ１３
，２３，・・・，Ｎ３に格納する機能を有している。

分散データディクショナリネットワーク記述データ読み
込み手段ｌ５；データベースへのアクセスに際し自己の
ホストコンピュータに該当するものがない場合に自己の
分散データディクショナリからネットワーク記述データ
を読み込む機能を有している。

第２図は３つのホストコンピュータ１，２．３によりネ
ットワークシステムをｊｓ威した場合を示しており、以
下、第１図および第２図を参照して、他ホストコンピュ
ータのデータベースをアクセスするリモートデータベー
スアクセスにつき、上記の実施例の動作を説明する． （１）ネットワーク記述データの収集 ホストコンピュータ１は、ホストコンピュータ２．３の
保持するデータディクショナリ２１．３１から、ホスト
コンピュータデータディクショナリ記述データ読み込み
手段１６を用いて記述データを読み込み、次いで、その
記述データに基づいてデータディクショナリ２１．３１
からホストコンピュータデータディクショナリデータ読
み込み手段１７を用いてデータを読み込む．そして、読
み込んだデータをネットワーク記述データとして分散デ
ータディクショナリネットワーク記述データ格納手段１
４を用いて自己の分散データディクショナリｌ３に格納
して保持する． 同様に、ホストコンピュータ２ではホストコンピュータ
ｌ，３のデータディクショナリ１１．３１のデータをネ
ットワーク記述データとして分散データディクショナリ
２３に格納し、ホストコンピュータ３ではホストコンピ
ュータ１．２のデータディクショナリ１１．２１のデー
タをネットワーク記述データとして分散データディクシ
ョナリ３３に格納する． （２）リモートデータベースアクセス 例えば、ホストコンピュータ１からネットワークシステ
ムを構成するホストコンピュータ１，２．３が保持する
いずれかのデータベース（１２，２２．３２）に含まれ
る表Ａ（図示せず）をアクセスしたい場合の動作は次の
ようになる．先ず、ホストコンピュータ１は自己のデー
タディクシａナリｌ１からホストコンピュータデータデ
ィクショナリデータ読み込み手段１７を用いてデータを
読み込み、自己のデータベース１２に表Ａが存在するか
否かを調べる．存在する場合にはデータベース１２から
表Ａをアクセスする。

自己のデータベース１２に表Ａが存在しない場合には、
分散データディクショナリｌ３から分散データディクシ
ョナリネットワーク記述データ読み込み手段ｌ５を用い
てネットワーク記述データを読み込み、表Ａがどのホス
トコンピュータのデータベースに存在するかを調べる． ここで、表Ａが例えばホストコンピュータ３に存在して
いることが判明すると、ホストコンピュータ１はホスト
コンピュータ３のデータディクショナリ３１からホスト
コンピュータデータディクショナリデータ読み込み手段
ｌ７を用いて表Ａに関するより詳細なデータを読み込み
、このデータに基づいてホストコンピュータ３のデータ
ベース３２に存在する表Ａをアクセスする． なお、上記のデータには対象ホストコンピュータの環境
資源情報、通信手段の環境資源情報、およびデータベー
ス（分散データベース）の環境資源情報等が含まれてい
る． 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の分散データディクショナ
リ方式にあっては、ネットワークシステムを構或する複
数のホストコンピュータの各々の有するデータディクシ
ョナリを統合的に管理し、利用することができるため、 ■対象ホストコンピュータの環境資源情報■通信手段の
環境資源情報 ■分散データベースの環境資源情報 等の取得およびその利用が容易であり、複数のホストコ
ンピュータ相互間の処理効率が向上し、ネットワークシ
ステムのより一層円滑な運用を図れる効果がある。また
、各ホストコンピュータに分散データディクショナリを
設け、ネットワーク記述データを親子関係なく分散させ
ているため、障害時の危険も回避ないしは低減すること
ができる．

【図面の簡単な説明】

第Ｉ図は本発明の分散データディクショナリ方式の一実
施例を示す構成図および、 第２図は実施例の動作説明図である。 図において、 １，２，３，〜，Ｎ・・・ホストコンピュータ１１，　
　２１，　　３１．〜，Ｎｌ・・・データディクショナ
リ １２，２２，３２，〜，Ｎ２・・・データベース１３，
２３，３３，〜，Ｎ３・・・分散データディクショナリ
（分散データディクショナリネットワーク記述データ保
持手段） １４・・・分散データディクショナリネットワ−ク記述
データ格納手段 １５・・・分散データディクショナリネットワーク記述
データ読み込み手段 １６・・・ホストコンピュータデータディクショナリ記
述データ読み込み手段 ｌ７・・・ホストコンピュータデータディクショナリデ
ータ読み込み手段

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　ネットワークシステムを構成する複数のホストコンピ
   ュータの各々に存在するデータディクショナリを統合的
   に管理する分散データディクショナリ方式において、 各ホストコンピュータに設けられ、各ホストコンピュー
   タに存在するデータディクショナリの有するデータをネ
   ットワークの情報資源とみなしネットワーク記述データ
   として保持する分散データディクショナリと、 ネットワーク記述データの収集時に各ホストコンピュー
   タのデータディクショナリの記述データを読み込むホス
   トコンピュータデータディクショナリ記述データ読み込
   み手段と、 ネットワーク記述データの収集時に前記ホストコンピュ
   ータデータディクショナリ記述データ読み込み手段の読
   み込んだ記述データに基づき各ホストコンピュータのデ
   ータディクショナリの持つデータを読み込むと共に、デ
   ータベースへのアクセス時に所望のホストコンピュータ
   のデータディクショナリの持つデータを読み込むホスト
   コンピュータデータディクショナリデータ読み込み手段
   と、 ネットワーク記述データの収集時に前記ホストコンピュ
   ータデータディクショナリデータ読み込み手段の読み込
   んだデータを前記分散データディクショナリに格納する
   分散データディクショナリネットワーク記述データ格納
   手段と、 データベースへのアクセスに際し前記分散データディク
   ショナリからネットワーク記述データを読み込む分散デ
   ータディクショナリネットワーク記述データ読み込み手
   段とを備えたことを特徴とする分散データディクショナ
   リ方式。