JPH10501086A - 記憶プレーン編成及びそれに基づく記憶システム - Google Patents

記憶プレーン編成及びそれに基づく記憶システム

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JPH10501086A JP9517178A JP51717897A JPH10501086A JP H10501086 A JPH10501086 A JP H10501086A JP 9517178 A JP9517178 A JP 9517178A JP 51717897 A JP51717897 A JP 51717897A JP H10501086 A JPH10501086 A JP H10501086A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、全体的な論理データ・コンテキストを維持しながら、成長するデータ集合体をそれら自身の個々のコンパートメントに細分割するための新規な方法を利用する。− それはダイレクト・アクセスを持った記憶装置上に又はダイレクト・アクセスのない媒体上に情報単位を記憶することを可能にする。− それは、各データ・コンパートメントがそれら自身の情報単位のセットとして処理され得るので、情報単位を並列態様で記憶、サーチ、及び検索することを可能にする。情報単位を記憶するリクエスト及びそのような情報単位をサーチ/検索するリクエストは分離及び並列化され得る。− それは、個々のデータ・コンパートメントを容易な操作処理に適合したサイズに保持することを可能にする。− リクエストを特定の記憶サブシステムに対する適当なデータ操作言語(DML)ステートメントに動的に変換するためのソフトウエア層がアプリケーションと記憶サブシステムの間に設けられる。− それは、使用されるフォーマット及びドメイン値をインデックスと共に変更するための必要条件でもある。古い値を新しい値に及びその逆に一時的に変換するソフトウエア交差機構が使用可能であるので、そのような変更が行われる時、記憶された古い情報を適応させる必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】 記憶プレーン編成及びそれに基づく記憶システム 技術分野 本発明は、記憶プレーンの新規な編成及びこの新規な記憶プレーン編成に基づ く種々の記憶アプリケーションに関するものである。 背景技術 事務、科学、工学、及びその他のアプリケーションのための優れた汎用コンピ ュータ・システムでも、アプリケーションのライフ・サイクル全体を考慮しなが ら外部記憶装置においてデータを編成し、記憶し、及び操作するための長期にわ たる完全なコンセプト及びソリューションを提供することは滅多にない。一般に 、データの積極的な使用に対するサポートは歴史的には比較的短い期間に限定さ れ、1年乃至2年の範囲を越えることは滅多にない。記憶ハードウエア・コンポ ーネントの制御及び操作は、如何なる特殊なコンピュータ・プラットフォームの 制御においても、専ら特定のオペレーティング・システム及びそれの装置処理サ ービスの問題になっている。これらの基本的な装置サービスに基づいて、高度の ソフトウエア層は、アプリケーションが外部に記憶されたデータをそのまま処理 するためのコンセプト及びファンクションを非常に頻繁に提供する。非常に広大 な分野のアプリケー ションからのそのようなデータの幾つかの例は、支払請求データ、航空機座席予 約データ、地震前兆データ、エンジニアリング・データ、建築データ、業務報告 書及び天気予報データである。 記憶ハードウエアの考察は次のような理由でこの説明部分とはならない。アプ リケーション関連の記憶ソフトウエア機能は完全なハードウエア機能の透明性に よってハードウエア特性から遮蔽されるか、或いはそのハードウエア特性は非常 に低いソフトウエア・レベルで扱われ、従って、アプリケーションに近い高度の ソフトウエア層又はアプリケーションそのものにとって可視的ではない。これは 、例えば、1つのディスク・ドライブが故障した時、データの喪失を生じないよ うに高度の保護レベルを与える最近のRAID(低価格ディスクの冗長性アレイ )の実施に当てはまる。更に、それは、ディスクに書き込まれるべき或いはディ スクから読み取られるべきデータ・ストリングが多くの小片にカットされ、それ らの小片が並列的に別の装置に書き込まれ或いは別の記憶装置から読み取られる というデータ・ストリッピング技法にも当てはまる。 外部記憶されたデータを処理するための上記高度のソフトウエア層の大多数は 製品として商業的に入手可能であるか、或いはオペレーティング・システムの一 部であってそれと共に提供されるか、或いは公用のソフトウエアから入手可能で ある。原則として、それらは、例えば、ハイエンド並列スー パコンピュータ、大型事務用コンピュータ・システム、商業用及び技術用中型シ ステム、及び簡単なパーソナル・コンピュータを含むワークステーションを同様 にカバーするほとんどすべての現在設置されている既知のコンピュータ・システ ムに適用する。これらすべてのプラットフォームに関して、ダイレクト・アクセ ス機能を持った記憶装置が、外部記憶されたデータの処理のためのほとんどの最 近のアプリケーションのバックボーンを形成している。従って、そのようなダイ レクト・アクセス記憶装置を活用する機能を持ったデータ処理ソフトウエアは、 最近のアプリケーションの全体的な設計及び実施における主要素である。データ は、次のような2つの主要なカテゴリのデータ処理ソフトウエアの使用を通して 、アプリケーション・プログラムによって記憶及びアクセスされる。 1.データベース管理システム(DBMS)、特に、表データ構造を提供するこ とによって実体関連のコンセプト(通常、リレーショナルと呼ばれる)を実施す るものが一般的である。リレーショナル・データベース管理システム(RDBM S)のデータ操作言語は集合論の数学的基礎に基づいており、集合処理オペレー ション及びデータ内容(値)ベースのオペレーションの両方を可能にする。最近 の機能強化は、抄録データ・タイピング、トリガ・レベルを持った組込機能、及 びマルチメディア・サポートの領域において行われた。これらの機能強化はオブ ジェクト指向プログラムからコンセプト を部分的に採り入れている。幅広く使用されているRDBMS製品セットの1つ は、IBM社の主要なコンピュータ・プラットフォームすべてにおいて提供され ているDatabase2(DB2)ファミリである。 2.ファイル・システムは歴史的には古いが、今なお広範囲に使用されている。 それらは、使用するアプリケーションに提供する機能がDBMS又はRDBMS よりも少なく、同じ目的を達成するために設計者又はプログラマの見地から処理 すべき要求事項が多い。従って、それらは、最早、アプリケーション開発のコン ポーネント選択過程における主要な選択項目ではない。しかし、ファイル・シス テム或いはそれらの中心的機能が高レベルのDBMS及びRDBMSを構築する ために極めて一般的に使用されているという事実は、2つの重要な影響力を持っ ている。即ち、ファイル・システムは、それらの役割が減少しているにもかかわ らず益々使用されるであろうし、それらのアーキテクチャ上の制限及び実施上の 制限は、DBMS/RDBMSの使用の制限から間接的に明らかになる。よく知 られたファイル・システムの一例は、IBM社のシステム/360、/370、 及び/390型のコンピュータにおける仮想記憶アクセス方式(VSAM)であ る。 既知の実施方法は、すべて、グループ化されそして一般にファイルと呼ばれる 個々のデータ・クラスタのサイズを制限し、或いはIBM社の中型コンピュータ のファミリのAS/ 400において呼ばれているアクセス・パスを制限している。最大のファイル・ サイズはファイル・システムのアドレシング・スキームのサイズによって与えら れる。即ち、32ビットは4ギガ・バイトまでの範囲に及ぶ。その32ビットの サイズは、メイン(内部)メモリ及び外部メモリにおけるアドレスによって占め られる空間と、記憶されるべきデータ・クラスタの一般的なサイズとの間の有意 味なトレード・オフである。更に、32ビットはほとんどのコンピュータ・シス テムのハードウエア構造に十分に適合し、効率的な実行時動作を可能にする。或 データベース・システムは、1つのエンティティとして記憶されるべきデータの サイズを大きくするように適応しているが、それにもかかわらず、それを制限さ れている。例えば、MVS/ESAコンピュータ・プラットフォームにおけるD B2の最大テーブル・サイズは、現在、64ギガバイトである。4ギガバイトと いう個々のファイル制限を越えるステップは、データを一定の数のパーティショ ンにマッピングすることによって行われる。個々のパーティションは独立して認 識及び回復され得るので、このコンセプトはデータ回復及び再編成のための過剰 な実行時間の問題を克服する。 しかし、すべてのパーティションに対するベースは依然として単一のファイル であり、その基礎となるファイル・システムによって課せられた最大サイズによ り制限される。データは、事前設定された一定のキー範囲割当を通して(オペレ ーティング・システムとしてMVS/ESAを持ったIBM社の大型事務用コン ピュータにおいてDB2によって行われるように)、或いはキー値に基づくハッ シュ・アルゴリズムを通して(IBM社のユニックス・デリバティブのAIX/ 6000の基づくScalable POWERparallelコンピュータ に対するDB2 Parallel Editionによって実施されるように )キーの値に基づきこれらのパーティションにマッピングされる。パーティショ ンの編成を変更することはデータベース全体のアンロード及び再ロードを意味す る。 個々のデータベース・コンポーネント(例えば、テーブル)がそれらの最大サ イズ内に制限されるということは、特に、時間の経過と共に蓄積された非常に大 量のデータ収集体を不適当なものにする。新しいデータでもキー範囲の定義に従 って適当なパーティションに加えられ、しかる後、最も大量にロードされたパー ティションが満杯になる前に、事前設定されたパーティションへのマッピングが 調整されなければならない。或いは、新しいデータは、ハッシュ・アルゴリズム を通してすべての既存のパーティション上に多少は均等に分配される。そこで、 完全に満杯になったパーティションの臨界点が、すべてのパーティションにおい てほぼ同時に生じるであろう。 両方の方法とも、即ち、キー範囲類似性によるパーティション及びハッシュ・ アルゴリズム駆動の解決法によるパーテ ィションは、パーティションの数を増加させる前の完全なデータベース・アンロ ード/再ロード及び割り当てられたキー範囲又はハッシュ・パラメータの再定義 を必要とする。しかし、両方の方法とも、パーティションのサイズ及び数の最大 上限という難点がある。そのようなデータ再編成(アンロード/再ロード)の頻 度は全体的なパフォーマンス及び可用性に影響を与える。そのような再編成は、 (1)再編成過程中に関与したデータに対する排他的アクセスの必要性、従って 、アプリケーションがこの時間中にデータをアクセスしないようにすること、 (2)そのような再編成に必要なかなりの(屡々数時間に及ぶ)範囲の時間的期 間、 を特徴とするものである。 非常に大量のデータ収集に対する現在のファイル及びデータベース・システム の欠点は人海的な管理スペース・マネージメント手順によって、及び個々のアプ リケーションのレベルでは、初期開発及びその後の保守過程の時にこれらの問題 に関して費やされるかなり熟練した人的資源及びカレンダ時間によって、克服さ れなければならない。 現在のデータベース・システムのもう1つの欠点は、非常に長期にわたって記 憶されるべきデータの収集がDBMS/RDBMS又はファイル・システムの全 く同じインスタンスの制御の下で、それらのすべてのパーティションと共に、記 憶されたままでなければならないことである。これは、新し いデータのための新しいソフトウエア・テクノロジを、長く生きているデータ・ クラスタに高速且つ容易に活用することを妨げてる。 発明の開示 本発明の目的は、現在知られているシステムに関する上記の欠点を克服する新 しい記憶編成を提供することにある。 本発明のもう1つの目的は、常に増大する数多くの種々の記憶及び検索される べきデータ・ストリームに対処するに適した新しい記憶編成を提供することにあ る。 上記の目的は、全体的な論理的データ・コンテキストを維持しながら、増大す るデータ収集をそれら自身の個々のコンパートメントに細分割することによって 達成された。この方法は次のような利点をもたらす。 (a)それは、ダイレクト・アクセスを持った記憶装置上に、或いはダイレクト ・アクセスを持たない安価な/低速の記憶媒体上に特定の情報単位を記憶するこ とを可能にし、従って、比較的高価な記憶装置における空間を自由にする。しか し、そのような外部化が、機能性を失うことなく遂行され得ることに注意して欲 しい。即ち、情報単位(例えば、ドキュメントのような対象物)を記憶し、サー チし、及び検索する能力は、どのデータ・コンパートメントがユーザ又はプログ ラム・リクエストを満足させることに関与するかを前もって決定するアルゴリズ ム的能力のおかげで否定的な影響を受け ることがない。 (b)それは、各データ・コンパートメントがそれら自身の一組の情報単位とし て処理され得るので、高度に並列な態様で情報単位を記憶し、サーチし、及び検 索することを可能にする。一方における情報単位を記憶するリクエスト及び他方 におけるそのような情報単位をサーチ/検索するリクエストは、特定のコンピュ ータ・システムにおいて実行するようにこれらのサブリクエストを実行要求する 前に適当に分離され及び並列化され得る。一方、データ・コンパートメント毎の サーチ及び検索の部分的結果は、完全な結果をリクエスティング・ユーザ又はア プリケーション・プログラムに返送する前にマージされる。 (c)それは、安価な装置及び低速の装置への又はそれら装置からの保管、復元 /回復、再編成、移行/再呼出のような操作処理を容易にするのに適したサイズ で個々のデータ・コンパートメントを保持することを可能にする。 (d)それは、時間が経過しても、古い情報単位を変換しなければならない必要 性を回避すると共に、新しい情報単位のための更に進んだタイプの又は全く異な るタイプのデータベース管理システム(DBMS)を、アプリケーションが活用 することを可能にするための必要条件である。アプリケーションと特定に記憶サ ブシステムの間にはソフトウエア層が必要である。そこでは、アプリケーション ・データ・リクエストが、例えば、RDBMSベースのサブシステム用の構造化 照会言語(SQL)のような特定の記憶サブシステムに対する適当なデータ操作 言語(DML)ステートメントに動的に変換される。 (e)又、それは、例えば、顧客番号の長さ及び構造のようなインデックスと共 に使用されるフォーマット及びドメイン値を、時間が経過した時及び編成環境又 は外部環境が指定する時、変更するための必要条件でもある。再び、そのような 変更を行う時、記憶された古い情報単位を適合させる必要はない。それは、必要 に応じて及び特定のユーザ又はプログラム・リクエストの要求によって指示され るように、古いデータ値を新しいものに及びその逆に一時的に変換するソフトウ エア交差機構が使用可能であるためである。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明に従って論理的記憶プレーンを二次元表面として示す。 第2図は、本発明に従って、ソース情報及びそれの構造を第1抽象レベルで示 す。 第3図は、本発明に従って、第2図の構造及びテンプレートとして作用する構 造を持った対応する情報単位へのそれのより細かいマッピングを示す。 第4A図は、本発明に従って、基礎となるテクノロジ・ベースへの又はそこか らの第3図の情報単位テンプレートのマッピングを示す。そのテクノロジ・ベー スは、データ・コン テナとして働く記憶セグメントの構成を通して実施される。 第4B図は、第4A図におけるデータ・コンテナのサブセクションのうちの2 つの更に詳細な図を示す。パラメータ的インデックス・エレメントとそれらの参 照された本体データとの原理関係が、銀行業務の例を使って、リレーショナル・ データベース管理システム(RDBMS)に基づき概略的に示される。 第5図は、本発明に従って、情報単位をサーチ及び検索する時に定義されるサ ーチ・ウインドウを示す。 第6図は、本発明による記憶システムの概略表示である。 第7A図乃至第7C図は、本発明による記憶システムの基本的素子の概略図で ある。 発明を実施するための最良の形態 第1図には、本発明による論理的記憶プレーン10の概略図が示される。この 記憶プレーン10は、制限なく成長し得る二次元のプレーンである。そのプレー ンは、個々のタイプの情報単位に対応する列(タイプ列)がy軸に平行に延びる ように構成される。これらのタイプ列は、種々のサイズの矩形ボックスとして示 された記憶セグメント11に細分割される。(これらの記憶セグメントのうちの 幾つか又はすべてが同じサイズを持ち得ることは注意すべきである)。記憶セグ メント11は、各々が一定の記憶容量及び構成を持ったコンテナとして扱われ、 そして、記憶セグメント構造とも呼ばれ る。 第1図の論理的記憶プレーンの形成は、例えば、左上隅(x=0,y=0)に おいて始まる。そこで、その平面は両方向に沿って、即ち、x軸及びy軸に平行 に連続的に成長する。新しい情報単位タイプの必要が生じた時、新しい列が加え られる。そのような各タイプ列は或種の情報単位に対するリポジトリである。タ イプ列の内容及び構成は、本発明による記憶システムが使用され、通常は、アド ミニストレータによって定義される編成上の及び技術上の環境によって指定され る。タイプ列の各々には、それらの列が益々長くなるように情報単位が記憶され る。これは、データが加えられる(記憶される)場合、論理的記憶プレーン10 がy軸方向に成長することを意味する。従って、y軸は「情報単位の量及び実体 」というラベルも持っている。 時間成分は、論理的記憶プレーン10の両次元において暗黙的に構成される。 x軸に平行な次元は、新しい情報単位タイプが定義される度に1つずつ成長し、 従って、現在の記憶プレーンに加えられる。これは、通常、ビジネスの観点から 、別のタイプが現れるか又は作成される場合である。垂直方向には、時間成分が 連続態様で存在する。或タイプ列におけるデータ収集の量は絶えず、即ち、時間 と共に成長する。すべてのタイプが同じ速度で、しかも同時に成長するわけでは ない。通常、その発達及び成長はビジネス及び他の活動の季節的な変動及び頂点 に依存する。各タイプがそれ自身の性質 を示し、他のタイプとは異なる割合及び速度で成長するということが、それらの 列が異なる長さを有することで表される。第1図の記憶プレーンにおける記憶セ グメント11がx軸から離れるのが遠ければ遠いほど、そこに記憶された情報単 位は益々実際的及び現状に即したものになる。すべての記憶セグメントがそれら の生涯にわたってその論理的記憶プレーンの部分に残る。適当な記憶管理システ ムによって、多く使用されない、即ち、頻繁にアクセスされない記憶セグメント が低速の及び安価な記憶媒体上に置かれるようにすることも可能である。滅多に 使用されないデータを記憶するに適した代表的な例はテープ記憶システムである 。しかし、そのような記憶セグメントも論理的記憶プレーンの部分のままである 。唯一の相違点は、データがより速い記憶媒体に記憶される場合のものよりもそ のアクセス・タイムが長いことである。 記憶セグメントのインデックス・ターム及び関連のデータ内容が最早必要ない 時、従って、それらが全体的に削除可能である時、外部記憶媒体上のこれらのデ ータによって占められる物理的空間は他の目的に再利用可能である。しかし、論 理的記憶プレーンのx−y座標系におけるその記憶セグメントの空間は専用のま まである。ユーザ又はアプリケーション・プログラムがその記憶セグメントに属 するデータをアクセスしようとする場合、システムは、それぞれのデータが削除 されたことを表すメッセージを返送する。 記憶プレーンに関する上記の表示は、便宜上、二次元に限 定されていることに留意すべきである。実際には、このプレーンのy軸が2つの 変数、即ち、時間(現実性)及び量(情報単位の数及びサイズ)より成るので、 三次元表示もまた使用可能である。 情報単位は、例えば、課金計算書又は業務報告書のような或程度の内部の論理 的一貫性を持ったデータのグループである。従って、数多くの異なるタイプの情 報単位が存在する時、これらのタイプは、それらの特定な属性及びそれらが扱う 目的に従って記述されそして編成される。 第2図には、スプレッドシート・レポート20及びそれの構造21が示される 。後で、ダイレクト・アクセス態様でアクセスされるためには、情報単位は、デ ータ内容23のみならず、1つ又は複数のインデックス・ターム及びそれらの対 応する値22も共に記憶される必要がある。 情報のソースとしてのこの例のスプレッドシート20を始めるに当たり(第2 図参照)、構造21は、第1抽象レベルでは、インデックス・ターム22及びデ ータ内容23の間に差異がある。インデックス・タームは情報単位のデータ内容 から取り出されるが、例えば、記憶された時の日付のような外的環境或いは起草 部門から来ることもある。 原理的には、情報単位21は、適当なファイル又はデータ管理システムを使用 することによって、特定の記憶セグメントへの及びそこからのマッピングのため に及び間接的には、基礎となる記憶媒体への及びそこからのマッピングのために 使用可能である。しかし、情報単位の複雑さが潜在的にあり、しかも、現在及び 将来におけるそれらのプレゼンテーション及び使用において非常に高い自由度を 与えることを望むならば、ソース情報を一種の情報単位に編成する方法の抽象レ ベルを少なくとも1ステップ更に前進させることを勧めたい。従って、第3図は 、特定なタイプの情報単位に対する修正可能な構造として有用であることを目的 とするテンプレートとしても見ることができる情報単位24の一般的な構造の概 要を示す。例えば、インデックスは、パラメトリック・インデックス・エレメン ト25、コンテキスト(フル・テキスト)インデックス・エレメント26、及び 信号(例えば、ディジタル化された音声)インデックス・エレメント27のよう な種々のクラスに分離可能である。一方、データ内容は、元のソース、即ち、本 体データ28及び注釈データ29(例えば、要約、見出し、図面表題、コメント )に類別される。第3図は、情報単位を構造化するための考え得るテンプレート の一例を示すに過ぎないものと理解すべきである。又、テンプレートは、例えば 、他のクラスのインデックス・エレメントのような更なる概念的なエレメントに よって適当な時に拡充可能である。一方、各特定な情報単位タイプは、その種の データを記憶、検索及び表示することにとって有意味な概念的エレメントだけを 利用する。従って、或特定のタイプの情報単位24がすべての概念的エレメント 25乃至29を使用するけれども、他のタイプの情報単位24はエレメント25 及び28しか使用できないことがある。 この例を続けると、特定の情報単位タイプのサンプルとしてのスプレッドシー トは対応する記憶セグメント・タイプに属する。記憶セグメントは、情報単位を マッピングするための記憶セグメント構造と呼ばれる一種の内部構造を提供する 。その特定の記憶セグメントは、情報単位タイプと記憶セグメント・タイプとの 間の或事前定義されたリレーションによって決定される。 情報単位及び記憶セグメントの間のマッピング・プロセスは、特定の状況にお いて適応するその関連の情報単位タイプ及び記憶セグメント・タイプの記述に基 づいて行われる。上記両方の記述、即ち、情報単位タイプに対する記述及び記憶 セグメント・タイプに対する記述は改訂可能である。情報単位構造が時間と共に 変化することは当然である。例えば、新しい種類のオブジェクト指向データベー ス管理システム(ODBMS)がリレーショナル・データベース管理システム( RDBMS)に取って代わる場合、記憶セグメント構造も時間と共に変化し得る 。情報単位タイプ又は記憶セグメント・タイプの各改訂は、一種の情報単位タイ プ及び記憶セグメント・タイプの間のリレーションの新しい事前定義されたマッ ピングを導く。そのリレーションは、情報単位タイプを対応する記憶セグメント ・タイプにマッピングすることを記述する。 情報単位タイプ又は記憶セグメント・タイプの各改訂は、 記憶プレーンの特定のタイプ列における新たな記憶セグメントの割当を導く。古 いマッピングをサポートする記憶セグメントはクローズされ、新しい記憶セグメ ントがその新しいタイプのマッピングに対してオープンされる。それにもかかわ らず、古いマッピング及び新しいマッピングに対する情報単位はサポートされる 。動作関係の考察のような他の理由の結果、改訂が関連しない時でも、記憶セグ メントのクローズ及び新しい記憶セグメントのオープンは生じ得る。 第4A図は、記憶セグメント40のデータ・コンテナ構造への及びデータ・コ ンテナ構造からの情報単位24のマッピングを概略的に示す。そのようなマッピ ングを行うための1つの可能な方法は、特定の記憶セグメント40に記憶される べき各情報単位のパラメトリック・インデックス・エレメント25、コンテキス ト・インデックス・エレメント26、及び信号インデックス・エレメント27を その記憶セグメントの対応するインデックス・サブセクション41(パラメトリ ック)、42(コンテキスト)、及び43(信号)と関連付けることである。同 様に、情報単位24の本体データ28は、その記憶セグメントの本体データ・サ ブセクション44及び注釈データ・サブセクション45に関する注釈データ29 に又はその注釈データからマッピングされる。 第4B図は、記憶セグメント40のサブセクションのうちの2つのリレーショ ナル構造、即ち、パラメトリック・インデックス・サブセクション41及び本体 データ・サブセクシ ョン44に対するリレーショナル構造を多少詳しく概略表示する。この例では、 リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)は、記憶セグメント 40のデータ・コンテナ構造を実施するために使用される。他のファイル又はデ ータベース管理システム・タイプも、RDBMSに代わって同様に使用可能であ る。満たすべき唯一の条件は、情報単位24の論理的(概念的)データ構造とそ れらのデータに対するコンテナとして特定の記憶セグメント40との間の明瞭な マッピングである。 本質的には、リレーショナル本体データ・テーブル46は複数の行より成り、 各行毎に3つの列、即ち、複合キー463及びそれに続くデータ・ストリング4 64より成る。複合キー463の第1部分は参照ポインタ461であり、それの 第2部分は行番号462である。第4A図及び第4B図の特定の記憶セグメント 40に記憶されるべき第4A図における各特定の情報単位24に対して、固有の キー値461が割り当てられる。しかし、それのフォーマット及び値は任意に選 択可能である。行番号462の値は特定の情報単位の行毎に固有でなければなら ない。又、それは特定の情報単位における各行の正しい順序を明瞭に表すことを 可能にする。この行番号付け方法は、必要に応じて非常に長い本体データを複数 の行に分散するように使用される。 本体データ・テーブル46における本体データ464は、通常、インデックス ・セクション41(パラメトリック)、 42(コンテキスト)、又は43(信号)における1つ又は複数の先行サーチ・ オペレーションの後にアクセスされる。一方、第4B図における例は、テーブル 47及び48を有するパラメトリック・インデックス・サブセクションに限定さ れる。例えば、テーブルの同じ行におけるデータ・グループの反復を避けるとい うようなデータ正規化のリレーショナル原理に従って、第4A図の情報単位24 の単一値のパラメトリック・インデックス・エレメント25が第4B図のパラメ トリック・インデックス・テーブル47の1つの行においてグループ化される。 一方、複数のパラメトリック・インデックス・エレメント又はそのようなエレメ ントのグループはそれら自身の個々のインデックス・テーブルを形成する。しか し、両方のパラメトリック・インデックス・テーブル・タイプ47及び48(単 一値及び複数値のもの)は全く同様に編成され、その各々は、本体データ・テー ブル46における特定の参照ポインタ463へのリンクとして働く参照ポインタ (単一値テーブル47に対する471、複数値テーブル48に対する481)よ り成る。各インデックス・テーブル47又は48において、参照ポインタが特定 のインデックス・エレメント及びそれらの値と関連付けられる。これらは、本実 施例では、テーブル47における単一値としての口座番号472、口座の種類4 73、及び通貨コード474、及びテーブル48における一対の反復インデック ス・エレメントとして決済日482及び利息額483である。 コンテキスト・インデックス・サブセクション42及び信号インデックス・サ ブセクション43も、リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS )の助けによって実施される場合、同様の原理に従う。これらのインデックス・ サブセクションも、本体データ464に関する参照ポインタを(対応する参照ポ インタを463を介して)使用する。同様の連係原理が個々のインデックス・テ ーブルの間に及び各インデックス・サブセクション41、42、及び43の間に 適合する。その場合、参照ポインタは、第4A図の特定の情報単位24のすべて のインデックス・タイプ値を論理的に一緒に保持するための結合機構として働く 。同様に、第4B図の注釈データ・サブセクション45に記憶された第4A図の 1つ又は複数の注釈データ29は、そのような参照ポインタを介して、対応する 本体データ464及びインデックス・サブセクション41、42、及び43の個 々のインデックス・テーブルに関連付けられる。 要約すると、第4A図及び第4B図は、リレーショナル原理及び技法を適用す る時、特定の情報単位24のすべての概念的データ及びインデックス・エレメン トを記憶セグメント40のデータ・コンテナ構造に及びそのデータ・コンテナ構 造から明瞭にマッピングする方法を示しているということができる。更に、特定 の記憶セグメント40のインデックス又はデータ・テーブルの任意の行へのアク セスを得ることは、同じ情報単位24のすべての部分又は選択された部分もアク セスされ得ることを意味する。他のタイプのファイル又はデータベース管理シス テムを使用する時も同じ効果が得られることに注意して欲しい。しかし、同じ種 類の情報単位の異なる記憶セグメント40のデータ・コンテナ構造を実施するた めに種々のタイプのファイル又はデータベース管理システムを混合する時でも、 本発明により、概念的レベルにおける情報単位24がテクノロジの影響を受けな いという性質によってすべての情報単位24のすべての論理的インデックス及び データ構造の互換性が保証される。 本発明による記憶プレーンの論理的編成を説明したので、次に、書込アクセス 及び読取アクセスを述べることにする。アプリケーション・プログラム又はユー ザが上述のように編成された記憶システムに情報単位を記憶することを望む場合 、次のようなステップが実行される。 1.先ず最初に、その情報単位がどのタイプに属するか、或いはそれかどのタイ プに関連するかが決定される。 2.そこで、それぞれの情報単位タイプがその記憶システムに存在するかどうか 、即ち、前記情報単位を配置し得る記憶セグメントが存在するかどうかがチェッ クされる。これは、情報単位タイプを対応する記憶セグメント・タイプにマッピ ングすることを記述したそれぞれのリレーションを考慮することによって行われ る。記憶セグメント・タイプのバージョンは適正でなければならない。そのよう なマッピングが存在しない場合、それは進行前に設定されなければならない。こ れは、更に、適正なバージョンを含む新しい情報単位タイプの定義又は適正なバ ージョンを含む新しい記憶セグメント・タイプを含む。自動化の程度次第で、こ れらの活動は自動的に行われるか、或いは、例えば、アドミニストレータによっ て行われてもよい。 3.次に、それぞれの記憶セグメントを編成/構造化する方法が決定される。こ れは、それのコンテナ構造をチェックすることによって行われる。 4.それぞれの記憶セグメントの構造及び編成に関する知識を考慮して、情報単 位は、それが属するそれぞれの物理的記憶媒体のセクションにマッピングされる 。 5.ファイル又はデータベース・システムを実施する時の記憶セグメントの容量 が尽きる場合、残りの入力データをマッピングするために同じ特性の新しい記憶 セグメントが自動的に割り当てられる。しかし、他のマッピング・リレーション が設定されてない1つの特定の記憶セグメントには、特定の情報単位が完全に存 在する。 次のように、情報単位を本記憶システムから読み取ることが可能である。 1.適正な情報単位が見つけられるべき記憶セグメントを識別すること。このタ スクを実行するために必要なノウ・ハウは情報単位のサーチ又は検索に対するリ クエストにおいて暗示的に又は明示的に与えられる。情報単位をサーチするため のリクエストを分析することによって、一種のサーチ・ウイ ンドウが論理的記憶プレーンにおいて定義される。サーチ・ウインドウは、所与 のリクエストに関して記憶プレーンに対する特定の視野を表す。その影響を受け た記憶セグメントは、関与した情報単位タイプとそのリクエストに対してセット された時間フレームとによって決定される。通常、サーチ・リクエストは1つの 記憶セグメントのみならず、複数の記憶セグメントもカバーする(第5図に示さ れた6個の影付きの矩形より成るサーチ・ウインドウ12を参照)。特定のリク エストのセットされた時間フレームによって少なくとも部分的に影響を受ける記 憶セグメントが、そのリクエストの処理に全体として参加することに注意して欲 しい。 2.或場合には、或インデックス・エレメントの表示に対するシンタックス又は データ値が時間と共に変化してしまうため、情報単位に対するサーチ・リクエス トにおけるサーチ基準を置き換えることが必要である。例えば、銀行業務分野で は、各銀行口座は一定のディジット数を持った固有の口座番号を有する。ディジ ットの数及びそれらの意味は、通常、正確に定義される。例えば、銀行が、或カ レンダ日付の始めに、それの構造又は口座番号の値を変更することを決定する場 合、すべての既存のファイル及びデータベースにおける古い口座番号に代わって 新しい口座番号を置換することは実用上不可能である。これが非常に時間消費す るということに加えて、法律上の理由のため、或いは監査可能性の理由で、或書 類に全く触れたり、修正したりしてはならない。これは、古 い口座番号から新しい口座番号への及びその逆の置換を正確に定義する一組のル ールを必要とする。情報単位に対するサーチが、そのような変更の生じた期間に 及ぶ場合、古い状況及び新しい状況に対して、適当な部分質問が発生される必要 がある。システムがその必要な置換を定義するルールへのアクセスを持つ場合、 これを自動的に行うことが可能である。 3.特定の情報単位に対するユーザのサーチ・リクエストは、今や、前記サーチ ・ウインドウ12における各記憶セグメントに対して1つとする複数の部分質問 に分割される。第5図に示されたサーチは、例えば、6個の影付き矩形における 適当な部分質問によって実行される。各インデックス・サブセクションは独立し て処理され得ること、従って、それ自身の種類の部分質問を必要とすることに注 意して欲しい。 4.今や、実際に使用されるデータ・ベース又はファイルによっては、適当なデ ータ操作ステートメントが作成され、そして実行のために部分質問が供給される 。データ操作言語(DML)の一例は、構造化照会言語(SQL)として知られ ている。 5.各関連のインデックス・サブセクションにおける各部分質問の結果、情報単 位の修飾(ヒット)が全く生じないか、或いは、1つ生じるか、或いは、複数個 生じる。適当な記憶セグメントのインデックス・セクションだけが関連する。従 って、それらが非ダイレクト・アクセス記憶媒体(例えば、テープ)に移行され る場合、それらのインデックス・セクシ ョンだけがダイレクト・アクセスを持った記憶装置に再呼出される必要がある。 6.各部分質問によって与えられた結果は、今や、ヒット・リストに統合され、 そしてそれはリクエスティング・ユーザ又はアプリケーション・プログラムに戻 される。このヒット・リストは対応する情報単位のデータ内容に対する基準とし て有用である。 7.ユーザ又はアプリケーション・プログラムがそのヒット・リストにおけるそ れぞれのエントリを選択することによって特定の情報単位のデータ内容をアクセ スすることを決定する場合、その特定の情報単位のデータは物理的記憶装置から 検索される。 8.最後に、その検索された情報単位を読取又は処理可能な形で表示することを 助長するために、適当なビューア(ブラウザ)又はエディタが呼び出される。通 常、どのビューア又はエディタが適正なものであるかに関する情報は情報単位内 に構成される。 情報単位のデータ内容がヒット・リストと共に検索可能であることに注意して 欲しい。 上記の活動のほとんどは、ユーザ又はアプリケーション・プログラムがそれら を通知することなく生じる。情報単位のサーチ又は検索を制御するプログラムに よっては、ユーザは或決定を行うこと又はリクエストを修正することを要請され ることがある。物理的記憶装置からの実際のサーチ及び検索 プロセスは、リクエスティング・アプリケーション・プログラム又はユーザから のソフトウエアの適当な層によって遮蔽されている。 次に、本発明による記憶システムの実施方法を第1実施例として説明すること にする。この記憶システムが第6図に概略的に示される。物理的観点から、その ような記憶システムは1つ又は複数のコンピュータを含み、それらの各々はワー クステーション、端末装置、及び記憶装置を接続されている。それらの装置はす べてローカル的に接続されるか、或いはネットワークによって相互接続される。 ネットワークは無線又は一般的なものでよい。会社向けのコンピュータ・システ ムは、通常、種々のプロセッサ・タイプ、多くの種類の記憶装置、並びに数多く の且つ多様な端末装置及びワークステーションを含む相互接続された異種のコン ピューティング・プラットフォームより成る。第6図には、そのような異種構成 の記憶システムが示される。記憶装置57、58及び59に対するアクセスを有 する種々のアプリケーション・プログラム51及び端末装置又は端末装置エミュ レータ52がある。これらの記憶装置は、IBM社のDB2(ボックス52)、 IBM社の顧客情報管理システム(CICS)上で走るアプリケーションと関連 して使用される項目アクセス機構(IAFC)(ボックス54)、Visual Info(ボックス55)、又はKODAK ImageLink(ボックス5 6)のようなファイル、データベース、又はドキュメント管理 システムを通してアクセスされ得る。一般的なシステムでは、各アプリケーショ ン・プログラム又はユーザは、種々のファイル、データベース、又はドキュメン ト管理システムをすべて直接に扱わなければならないであろう。アプリケーショ ン・プログラム又はユーザがファイル、又はデータベース、又はドキュメント管 理システムを扱う方法を理解し且つ熟知しなければならないということに加えて 、特定の情報単位をサーチ又は検索する前に、この情報単位が実際には何処に記 憶されているかを知ることが重要である。本発明によれば、これらの及びその他 の欠点はすべて、種々の記憶装置及びロケーションに記憶されたすべての情報単 位のすべての関連インデックス・セクションに対するダイレクト・アクセスが得 られるようにマスタ・インデックス60を設けることによって克服される。 第6図におけるマスタ・インデックス60は、論理的記憶プレーンを構成する すべての記憶セグメントのすべてのインデックス・セクション及びサブセクショ ン全体を表す。それは論理的記憶プレーンを見るための特定の方法であり、或オ ペレーション(例えば、特定の情報単位をサーチするためのオペレーション)に とって、第4B図におけるパラメトリック・インデックス・サブセクション41 及び適当な本体データ・サブセクション44はそれぞれ排他的関係のものである ことを意味する。論理的記憶プレーンの部分である個々の記憶セグメントのイン デックス・セクション又はサブセクショ ンはそれらの記憶セグメントの特性を共有する。これは、記憶セグメントがすべ て1つのコンピュータ・システム上にあってもよく、或いは類似又は非類似の特 性を持った分散型の相互接続されたコンピュータ・システム上に分布していても よいことを意味する。しかし、特定の記憶セグメントは、或時点では、或特定の コンピューティング・プラットフォームにある。それは、インデックス値がダイ レクト・アクセスのある記憶媒体上にあってもよく、或いはダイレクトアクセス のない記憶媒体に移行されてもよいことを意味する。マスタ・インデックスが関 連する時にはいつも、ユーザ又はプログラム・リクエストは、どの記憶セグメン トが関与するかを前もってアルゴリズム的に決定することによって処理される。 − 総体的には、第1ステップにおいて、どのコンピュータ・システムが論理的 記憶プレーンにおける関連の記憶セグメントを保持するかを、このプレーンが複 数のコンピュータ・システム上に分布している場合に決定する。 − ローカル的には、第2ステップにおいて、どの記憶セグメントがその特定の リクエストに対するインデックス・データを保持しているかを、適格なコンピュ ータ・システム毎に決定する。 − 第3ステップにおいて、適格な記憶セグメントの関連インデックス・サブセ クションがダイレクト・アクセスのある記憶媒体にあることを保証する。 − 必要なデータ操作言語ステートメントを関連の記憶セグ メント毎にステップ4として実行するために発生及び供給する。 − ローカル及びグローバルの基準でステップ4の部分的結果を適宜統合する。 − リクエスティング・ユーザ又はプログラムに完全な結果を与える。 この時点までで、一種の情報単位を一種の記憶セグメントに及び記憶セグメン トからマッピングする方法を説明したことになる。ビジネス・ニーズ又は他の影 響を及ぼす要素に従って、一種の情報単位が複数の記憶セグメントに及び記憶セ グメントからマッピングされ得る。更に、一種の情報単位のデータ内容が同じ情 報単位のインデックス・タームとは異なる記憶媒体及びコンピュータ・システム にあってもよい。これは、例えば、同じ記憶セグメントのデータ内容がダイレク ト・アクセスのない低速且つ安価な記憶媒体上に既に存在し得る時、ダイレクト ・アクセスのある高速の媒体上に依然として記憶セグメントのインデックス・タ ームを保持することを可能にする。 次に、第7A図乃至第7C図に関連して、記憶システム、それの基本的素子、 及びそれの機能の例を説明することにする。この例では、サーチ・リクエスト7 01が端末装置700によって発生される。このリクエストは記憶システム70 2に送られる。このシステム702は、前記サーチ・リクエスト701によって 暗示的に又は明示的にアドレス又は定義 されるそれぞれの情報単位タイプを決定するための手段703を含む。即ち、情 報単位タイプ列704、705、及び706が論理的記憶プレーン707におい て識別される。この手段703に続いて、そのサーチ・リクエスト701を分析 するための手段708がそのような各情報タイプ列704、705、及び706 に関連した時間フレームを決定する。この例では、時間フレームは上記情報単位 タイプ列の各々に割り当てられていると概略的に説明しておく。次に、記憶セグ メント710−715のどれかそのサーチ・リクエストによって影響されるか、 即ち、上記情報単位タイプ列704、705、及び706の各々におけるどの記 憶セグメントが上記時間フレームによって選択されるかを決定するために手段7 09が使用される。次に、上記記憶セグメント710−715が存在する記憶媒 体718−723を識別するために手段716が使用される。この手段716は 、考慮されるべき記憶システム702の部分を形成するすべての記憶媒体A1、 A2、B5−B25、C1、C2、C43から記憶媒体A1、B18、B19、 B20、C1、C2(媒体718−723)を選択するのを助ける。次のステッ プにおいて、データ操作言語ステートメント(DMLS)の特定のセットを発生 するために手段717が使用される。この手段717は、上記記憶媒体718− 723の各々に対する実行可能なサーチ・サブリクエストを上記時間フレームに おける記憶セグメント710−715の各バージョンに与える。記憶セグメント の種々のバージョンは、或バージョンの情報記憶単位704、705、706を 或バージョンの記憶セグメント・タイプにマッピングすることを記述した事前設 定のマッピング・リレーション724に基づいて決定される。特定のDMLSの 発生が複数のカスケード・ステップにおいて実行され得ることに注意して欲しい 。例えば、IAFC54又はKODAK ImageLink56のような記憶 サブシステムからデータが検索されるべき場合、DMLSは、自らの記憶媒体7 18をアクセスするために自身の特定の記憶サブシステムに代わって発生される 。次に、上記実行可能サーチ・サブリクエストが手段725によって実行される 。即ち、それぞれのデータ操作言語ステートメント(DMLS)が各記憶媒体7 18−723に送られる。これらの記憶媒体718−723のインデックス部分 から参照ポインタHc2、Hc1、Hb20、Hb19、Hb18、Ha1が検 索され、ヒット・リスト727を統合するために手段726が使用される。この ヒット・リスト727は、基本的には、第7C図に示されてない本体データ(及 び注釈データ)に対する参照ポインタより成るリストである。今や、前記ヒット ・リスト727におけるヒットのサブセット或いはすべてのヒットが、それぞれ の本体及び注釈データ(第7C図には示されてない)を検索するために使用可能 である。この例では、2つの参照ポインタ、即ち、Hc1及びHa1だけが選択 された。これは、記憶媒体721及び718たけがアドレスされることを意味す る 。情報単位を検索するための手段と呼ばれる構築ブロック728が本体データを 検索するために活性化される。参照ポインタHa1は3行のデータ729−73 1を指定し、一方、ポインタHc1は2行のデータ732及び733を指定する だけである。 次に、並列コンピュータ・システムにおいて使用される本発明を説明すること にする。 セグメント化された基本構造を持つこの論理的記憶プレーンは幾つかのレベル の並列コンピューティング技法に非常によく適合する。 1.記憶プレーンに記憶されるべきデータを発生するか或いはそのプレーンから データをサーチ/検索するための照会リクエストを発生するアプリケーション・ レベルは、データ・リクエスト当たり1つ又は複数の特定の記憶セグメントに影 響を与える。各個々の記憶セグメントに対するリクエストは、他の記憶セグメン トに対する他のすべてのリクエストから完全に独立して処理され得る。従って、 アプリケーションBが記憶セグメント2に新しいデータを記憶する間、アプリケ ーションAは、時間的に全く同じ時点に記憶セグメント1におけるデータをサー チしそしてそこから検索することが可能である。 2.特定の記憶セグメントの実施のために使用されるデータベース管理システム (DBMS)又はファイル・システムは、異なるアプリケーションから、並列ア クセス・パス(スレ ッド)における同じ記憶セグメントの種々のデータ項目への異なるアクセス・リ クエストを同時に処理するための機構を持つことが可能である。 3.高度並列コンピュータ・システムの能力を活用するために作られた拡張デー タベース管理システム(DBMS)は、更に、論理的記憶プレーンの同じ記憶セ グメントに記憶されるべき入力データを同じコンピューティング・クラスタにお ける所定の数の処理ノードにハッシュ・アルゴリズムに基づいて分布させること ができる。同様に、特定の記憶セグメントからのデータに対するサーチ及び検索 リクエストは、同じハッシュ・アルゴリズムを利用することによってDBMSレ ベルで分離可能である。関連の各ノードは、分離されたワークロードのうちのそ れの部分を並列に処理することができる。ユーザ・リクエストの始め及び終わり においてそれらのリクエストを分離すること及び部分的な結果をマージすること だけが、1つの同じDBMSタスクによって順次に処理されなければならないプ ロセスである。 そのような並列性を使用するためのアプリケーションの例は次のようなもので ある。 − 経過時間を縮小するために非常に大量の新しいデータを種々の記憶セグメン トに並列に記憶すること、 − ユーザ又はアプリケーションのリクエストを分割すること及びサブリクエス トを並列に処理することによって論理的記憶プレーンからの非常に大量のデータ を照会し、それによ って、全体的な経過時間を縮小すること。データ採掘技法は非常に短い時間内に 非常に大量のデータをブラウズする必要性に対する良好な例である。 − 個々の記憶セグメントが保管、再編成、又は移行/再呼出し可能である。そ の間、同時に、他の記憶セグメントがアプリケーションによって活用可能である 。従って、管理的タスク及びアプリケーション・タスクは多くの状況において平 行して遂行可能である。これは、大きなデータ・クラスタが単一体になる傾向が あり、しかも逐次化された処理処理を強制する傾向のある通常の方法とは対照的 である。 本発明は、記憶された如何なる情報もそれの元の形で保持されることが至難で あるアプリケーションに対しても使用可能である。これは、古いバージョン番号 によって識別される記憶セグメントをクローズしそしてロックすることによって 達成することができる。これは、そのような記憶セグメントにおいては最早情報 は加えられず、修飾もされ得ないことを意味する。 本発明は、ネットワーク化された記憶システムと関連しても使用可能である。 これらの種類のシステムは、例えば、ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の信 じ難い発展をみただけでも益々重要になりつつある。そのようなネットワーク・ システムでは、ここで開示したように記憶編成及び実施に固執することは非常に 重要である。本発明はそのようなネットワーク環境における使用に十分に適して いる。 ネットワーク・ユーザによって呼び出されたサーチ・エンジン、或いはワール ド・ワイド・ウェブのようなそのネットワークを通して活動するインテリジェン ト・エージェントによって呼び出されたサーチ・エンジンは、ネットワーク全体 を通して物理的に分散されているが論理的記憶プレーンにおいて編成及び管理さ れている情報単位を位置指定しそして検索するために使用可能である。サーチ及 び検索リクエストの部分的結果は、その完全な結果をリクエスティング・ユーザ 又はアプリケーション・プログラムに返送する前に、そのようなサーチ・エンジ ン又はインテリジェント・エージェントによって統合される。 本発明は、巨大なビデオ・ライブラリを構成する記憶システムに関連しても使 用することが可能である。そのようなビデオ・ライブラリ記憶システムはビデオ ・オン・デマンドの基本的素子であり、それは、種々の消費者/視聴者がそのビ デオ・ライブラリ記憶システムからビデオ又はビデオ・シーケンスを独立して呼 び出しそして見ることを可能にする。そのようなシステムでは、本発明に従って 、マスタ・インデックス・サーバが、例えば、パスワードを分析することによっ てシステム制御アクセスと相互作用する。更に、それは、見られたビデオの数及 びタイプに従って会計上のトランザクションをチェック及び処理するために、銀 行又は他のサービス提供者に連結することも可能である。 産業上の利用可能性 上記の説明から、本発明が同種又は異種の任意の種類のコンピュータ・システ ムにおいて使用され得ることは明らかである。1つだけのワークステーション、 端末装置、又はコンピュータから成る小規模システム、中規模システム、及び種 々の複数のビルディングにまたがって、或いは複数の国家にまたがって分散され た大規模システムまでの他のシステムも含まれる。本発明が扱い得る種々のタイ プの情報単位が存在する。代表的な例は、ビデオ及びビデオ・クリップ、書類、 マルチメディア・データ、金融関係データ、健康管理関連データ、経理記録、技 術/建築データ、シミュレーション結果、気象又は地震データのような多次元デ ータ・セット、計測信号/データである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ストレックアイゼン、ハインリッヒ アド ルフ アナンダン スイス国ヴェッツヴィル、ニーデルヴェッ グ 54 【要約の続き】 一時的に変換するソフトウエア交差機構が使用可能であ るので、そのような変更が行われる時、記憶された古い 情報を適応させる必要がない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)サーチ・リクエスト(701)によってアドレスされた情報単位タイ プ(704、705、706)を決定するための手段(703)と、 (b)前記リクエスト(701)を分析して各情報単位タイプ(704、705 、706)に関連した時間フレームを決定するための手段(708)と、 (c)前記リクエスト(701)によってどの記憶セグメント(710−715 )が影響されるかを決定するための手段(709)と、 (d)前記記憶セグメント(710−715)が存在する記憶媒体(718−7 23)を識別するための手段(716)と、 (e)前記記憶媒体(718−723)の各々に対する実行可能なサーチ・サブ リクエストに通じ、前記時間フレームにおける前記記憶セグメント(710−7 15)の各バージョンに対するデータ操作言語ステートメント(DMLS)のセ ットを発生するための手段(717)にして、記憶セグメントの種々のバージョ ンが、或バージョンの前記情報単位タイプ(704、705、706)を或バー ジョンの記憶セグメント・タイプにマッピングすることを記述する事前設定され たマッピング・リレーション(724)に基づいて決定されるものと、 (f)前記サブリクエストの各々を実行するための手段(725)と、 (g)前記サブリクエストのサーチ結果に基づいて、関連の情報単位又はそれの 部分を指示するすべての参照ポインタ(Hc2、Hc1、Hb20、Hb19、 Hb18、Ha1)を有するヒット・リスト(727)を統合するための手段( 726)と、 (h)前記参照ポインタを使用して、前記情報単位又はそれの部分のすべて又は 一部分(729−733)を検索するための手段(728)と、 を含む記憶システム(702)。 2.前記情報単位の各々はそれ自身の情報単位構造を固有の改訂可能な記述によ って特徴付けられ、 前記情報単位タイプは、前記記憶システム(702)によって記憶されるべき 特定の情報単位タイプのすべての情報単位が、特定のバージョンに割り当てられ たそれぞれの記憶セグメントにおける記憶媒体(718−723)に記憶される ように、前記特定のバージョンの構成記述によって決定され、 既存の情報単位タイプの新しい情報単位であるが異なる情報単位構造を持った 情報単位が、同じ構成記述の新しいバージョンによって管理される同じ情報単位 タイプの新しい記憶セグメントに入れられる ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の記憶システム 。 3.前記情報単位構造の少なくとも1つはインデックス・タームのための及びデ ータのためのセクション(22、23)を含むことを特徴とする請求の範囲第2 項に記載の記憶システム。 4.前記インデックス・タームはパラメトリック・インデックス・エレメント( 25)、コンテキスト・インデックス・エレメント(26)、及び信号インデッ クス・エレメント(27)を含むサブセクションに分化されることを特徴とする 請求の範囲第3項に記載の記憶システム。 5.前記データのためのセクションは本体データ(28)及び注釈データ(29 )に分化されることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の記憶システム。 6.前記インデックス・ターム又はデータのマッピングはそれぞれの記憶媒体の テクノロジ・ベースを考慮することによって行われることを特徴とする請求の範 囲第4項又は第5項に記載の記憶システム。 7.前記インデックス・タームは対応するデータ(464)に対するリンクとし て使用される参照ポインタ(471)を含むことを特徴とする請求の範囲第4項 に記載の記憶システム。 8.前記情報単位の一部分又はすべては非ダイレクト・アクセス媒体上に記憶さ れ、 前記情報単位の少なくとも一部分は前記データ操作言語ス テートメント(DMLS)の特定のセットが発生される前にダイレクト・アクセ ス媒体にロードされることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の記 憶システム。 9.ローカル記憶媒体、又は、ローカル及びリモート記憶媒体、又はリモート記 憶媒体を含むことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項の1つに記載の記憶 システム。 10.ネットワーク・システムの一部分であることを特徴とする請求の範囲第1 項乃至第8項の1つに記載の記憶システム。 11.並列処理手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項の1つ に記載の記憶システム。 12.種々の情報単位タイプの情報単位を記憶システムの記憶媒体に記憶するた めの方法にして、 前記情報単位タイプの各々はそれ自身の情報単位構造を固有の改訂可能な構成 記述によって特徴付けられ、 前記情報単位タイプは、前記記憶システムにおいて記憶されるべき特定のタイ プの情報単位すべてが、特定のバージョンに割り当てられた記憶セグメントにお ける記憶媒体に記憶されるように、前記特定のバージョンの構成記述によって決 定される 方法において、 (a)更なる情報を、それの構成記述に従ってこの更なる情報と同じ情報単位タ イプに割り当てられたそれぞれの既存の記憶セグメントに挿入するステップと、 (b)既存の情報単位タイプの新しい情報単位であるが異なる情報単位構造を持 った情報単位を、同じ構成記述の新しいバージョンによって管理される同じ情報 単位タイプの新しい記憶セグメントに入れるステップと、 を含む方法。 13.前記記憶システムの記憶媒体において種々の情報単位タイプの情報単位を 位置指定及び検索するために、 (a)それぞれの情報単位タイプ及び関連する時間フレームを決定することによ って前記記憶媒体における特定の記憶セグメントを決定するステップと、 (b)ステップ(a)において決定された記憶セグメントに割り当てられた記憶 媒体のすべて又は一部分をアクセスするステップと、 (c)前記記憶媒体の各々に対する実行可能なサーチ・サブリクエストに通じ、 前記時間フレームにおける前記記憶セグメントの各バージョンに対するデータ操 作言語ステートメント(DMLS)の特定のセットを発生するステップにして、 記憶セグメントの種々のバージョンが、或バージョンの前記情報単位タイプを或 バージョンの記憶セグメント・タイプにマッピングすることを記述する事前設定 されたマッピング・リレーションに基づいて決定されるものと、 (d)前記実行可能なサーチ・サブリクエストの各々を実行するステップと、 (e)ステップ(d)の結果に基づいて、関連の情報単位又 はそれの部分を指示するすべての参照ポインタを含むヒット・リストを統合する ステップと、 (f)前記参照ポインタに基づいて、前記情報単位又はそれの部分のすべて又は 一部分を検索するステップと、 を含むことを特徴とする請求の範囲第12項に記載の方法。 14.前記情報単位の一部分又はすべては非ダイレクト・アクセス媒体上に記憶 され、 前記情報単位の少なくとも一部分は前記データ操作言語ステートメント(DM LS)の特定のセットが発生される前にダイレクト・アクセス媒体にロードされ る ことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の記憶方法。
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