JPH03165776A - モータ駆動式の人工心臓 - Google Patents
モータ駆動式の人工心臓Info
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- JPH03165776A JPH03165776A JP1303251A JP30325189A JPH03165776A JP H03165776 A JPH03165776 A JP H03165776A JP 1303251 A JP1303251 A JP 1303251A JP 30325189 A JP30325189 A JP 30325189A JP H03165776 A JPH03165776 A JP H03165776A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は体内埋設型の人工心臓に関し、特に原動力と
してモータを使用するモータ駆動式の人工心臓に関する
ものである。
してモータを使用するモータ駆動式の人工心臓に関する
ものである。
従来、体内埋設型の人工心臓として、その原動力にモー
タを使用するものが数多く知られている。そのうち大部
分のものが、モータの回転を直線往復運動に変換して、
容積型の血液ポンプを駆動し、その拍動流で血液を体内
に送り出す方式を採用している。
タを使用するものが数多く知られている。そのうち大部
分のものが、モータの回転を直線往復運動に変換して、
容積型の血液ポンプを駆動し、その拍動流で血液を体内
に送り出す方式を採用している。
この場合のモータ回転を直線運動に変換する手段は、例
えば螺旋状の溝を有する円筒溝カムやボールねじ等の動
力変換機構を用いており、この動力変換機構による往復
運動の実現は、前記モータの停止逆転、即ちモータの回
転方向を一定のタイム間隔で交互に切替えるという方法
に頼っているのが現状である。
えば螺旋状の溝を有する円筒溝カムやボールねじ等の動
力変換機構を用いており、この動力変換機構による往復
運動の実現は、前記モータの停止逆転、即ちモータの回
転方向を一定のタイム間隔で交互に切替えるという方法
に頼っているのが現状である。
しかし、前記従来のモータ逆転方式によれば、モータの
正逆回転の都度、モータの急停止及び急加速を反復する
ことになり、それに相当な電力を要すると共に、その大
部分が熱に変換されることになる。従って、電力のエネ
ルギ効率が低下するのみならず、人工心臓の内部に熱が
蓄積されて温度上昇をもたらし、血液ポンプの耐久性に
悪影響を及ぼすばかりでなく、生体(人体)にとっても
好ましいものではないという問題があった。
正逆回転の都度、モータの急停止及び急加速を反復する
ことになり、それに相当な電力を要すると共に、その大
部分が熱に変換されることになる。従って、電力のエネ
ルギ効率が低下するのみならず、人工心臓の内部に熱が
蓄積されて温度上昇をもたらし、血液ポンプの耐久性に
悪影響を及ぼすばかりでなく、生体(人体)にとっても
好ましいものではないという問題があった。
この発明は前記従来の問題を解消するためになされたも
ので、その目的はモータの無用な発熱を低減できるもの
でありながら、左右一対の血液ポンプをモータの一定方
向の連続回転のままで安全且つ確実に作動させることが
できる体内埋設型のモータ駆動式人工心臓を提供するこ
とにある。
ので、その目的はモータの無用な発熱を低減できるもの
でありながら、左右一対の血液ポンプをモータの一定方
向の連続回転のままで安全且つ確実に作動させることが
できる体内埋設型のモータ駆動式人工心臓を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段ゴ
前記の目的を達成するために、本発明のモータ駆動式人
工心臓は、体内に埋設されるケーシングの内部若しくは
外部に、逆転することなく一定方向に連続回転するモー
タを設置したこと、前記ケーシング内に血液の流入流出
口及び血液の流入流出を制御する逆止弁を有する柔軟な
高分子材料で形成された左右一対の血液ポンプを血液の
流入流出口が外部露aする状態に組込み、この両皿液ポ
ンプの押圧部隣接位置にポンプ拡縮方向へ位置移動可能
な左右一対のポンプ押圧体を配置したこと、前記モータ
の回転出力軸と左右一対のポンプ押圧体との間に、前記
モータの一方向回転を往復運動に変換して左右一対のポ
ンプ押圧体をポンプ拡縮方向へ往復移動させる動力変換
機構を組込んだこと、前記モータを逆転させることなく
一定方向に連続回転させたままで、前記ポンプの収縮拡
張作動を繰り返し、その拍動流で血液を送り出せるよう
に構成したことを特徴とするものである。
工心臓は、体内に埋設されるケーシングの内部若しくは
外部に、逆転することなく一定方向に連続回転するモー
タを設置したこと、前記ケーシング内に血液の流入流出
口及び血液の流入流出を制御する逆止弁を有する柔軟な
高分子材料で形成された左右一対の血液ポンプを血液の
流入流出口が外部露aする状態に組込み、この両皿液ポ
ンプの押圧部隣接位置にポンプ拡縮方向へ位置移動可能
な左右一対のポンプ押圧体を配置したこと、前記モータ
の回転出力軸と左右一対のポンプ押圧体との間に、前記
モータの一方向回転を往復運動に変換して左右一対のポ
ンプ押圧体をポンプ拡縮方向へ往復移動させる動力変換
機構を組込んだこと、前記モータを逆転させることなく
一定方向に連続回転させたままで、前記ポンプの収縮拡
張作動を繰り返し、その拍動流で血液を送り出せるよう
に構成したことを特徴とするものである。
前記構成のモータ駆動式の人口心臓は、体内に埋設して
使用するもので、ケーシングに設置されたモータを一定
方向に連続回転させると、このモータの一定方向の回転
がモータの回転出力軸と左右一対のポンプ押圧体との間
に組込んだ動力変換機構によって往復運動に変換され、
このポンプ押圧体の往復運動により左右一対の血液ポン
プが収縮拡張作動を繰り返し、その拍動流で血液を送り
出すように作用する。
使用するもので、ケーシングに設置されたモータを一定
方向に連続回転させると、このモータの一定方向の回転
がモータの回転出力軸と左右一対のポンプ押圧体との間
に組込んだ動力変換機構によって往復運動に変換され、
このポンプ押圧体の往復運動により左右一対の血液ポン
プが収縮拡張作動を繰り返し、その拍動流で血液を送り
出すように作用する。
以下、本発明の第1の実施例を第1図乃至第3図に従い
具体的に説明する。この第1実施例はジグザグ状の無端
カム溝7を有する円筒溝カム3を動力変換機構として用
いる場合の実施例を示すもので、図中1は体内に埋設さ
れる円筒形状のケーシングを示し、このケーシング1の
内部には回転ローラ等の支持機構2によって往復動可能
に支持された円筒溝カム3が設けられ、この円筒溝カム
3の内部にモータ4が組込まれている。
具体的に説明する。この第1実施例はジグザグ状の無端
カム溝7を有する円筒溝カム3を動力変換機構として用
いる場合の実施例を示すもので、図中1は体内に埋設さ
れる円筒形状のケーシングを示し、このケーシング1の
内部には回転ローラ等の支持機構2によって往復動可能
に支持された円筒溝カム3が設けられ、この円筒溝カム
3の内部にモータ4が組込まれている。
このモータ4は減速機構(図示せず)を介して一定方向
に一定速度で連続回転される回転出力軸5を有し、外周
に突設した複数本の支持杆4a、 4bを円筒溝カム3
の長孔3a、 3bを介して前記ケーシングlの外周壁
面に固定することにより、円筒溝カム3の内部中央位置
に第1図の如く支持されているが、前記回転出力軸5の
軸端部には軸直交方向に突出したカム係合ビン6が設け
られている。
に一定速度で連続回転される回転出力軸5を有し、外周
に突設した複数本の支持杆4a、 4bを円筒溝カム3
の長孔3a、 3bを介して前記ケーシングlの外周壁
面に固定することにより、円筒溝カム3の内部中央位置
に第1図の如く支持されているが、前記回転出力軸5の
軸端部には軸直交方向に突出したカム係合ビン6が設け
られている。
なお、前記モータ4の駆動は支持杆4a内に挿通される
電線8によってケーシング1の外部から電力を供給する
ことにより行なわれるもので、この電線8を介した通電
により前記モータ4は逆転することなく一定方向に一定
速度で連続回転される。
電線8によってケーシング1の外部から電力を供給する
ことにより行なわれるもので、この電線8を介した通電
により前記モータ4は逆転することなく一定方向に一定
速度で連続回転される。
前記円筒溝カム3はモータ回転出力軸5のカム係合ピン
6がスライディング係合される第2図に示すようなジグ
ザグ状の無端カム溝7と、モータ支持杆4a、 4bが
貫通する長孔3a、 3bとを有し、その左右両端部に
は円盤状をなすブツシャプレー1・で形成された左右一
対のポンプ押圧体9.lOか第1図の如く取付けられて
いる。
6がスライディング係合される第2図に示すようなジグ
ザグ状の無端カム溝7と、モータ支持杆4a、 4bが
貫通する長孔3a、 3bとを有し、その左右両端部に
は円盤状をなすブツシャプレー1・で形成された左右一
対のポンプ押圧体9.lOか第1図の如く取付けられて
いる。
このポンプ押圧体9,10とケーシング1の両端板との
間には、ポリウレタン等の柔軟な高分子材料で形成され
た左右一対の血液ポンプ11.12が組込まれている。
間には、ポリウレタン等の柔軟な高分子材料で形成され
た左右一対の血液ポンプ11.12が組込まれている。
この左右一対の血液ポンプ11.12は、第3図に示す
ような血液の流入口13と流出口l4を有し、この血液
流入口13には血液がポンプ内に流入するのを許容する
血液流入方向にのみ開弁可能な逆止弁15が設けられ、
また血液流出口I4には血液がポンプ内から流出するの
を許容する血液流出方向にのみ開弁可能な逆止弁16が
設けられている。そして、この左右一対の血液ポンプ1
1.12は、前記ケーシング1内に血液の流入流出口1
3゜14が第1図の如く外部露出する状態に組み込まれ
、この両皿液ポンプ11.12の押圧部隣接部分に位置
するポンプ押圧体9.IOが円筒溝カム3と一体に左右
方向へ直線往復運動をすることによって、交互に収縮拡
張する作動(拡縮作動)を繰り返し、その拍動流でポン
プ内の血液を逆止弁1Bのある血液流出口14から交互
に体内へ送り出す作用をなす。
ような血液の流入口13と流出口l4を有し、この血液
流入口13には血液がポンプ内に流入するのを許容する
血液流入方向にのみ開弁可能な逆止弁15が設けられ、
また血液流出口I4には血液がポンプ内から流出するの
を許容する血液流出方向にのみ開弁可能な逆止弁16が
設けられている。そして、この左右一対の血液ポンプ1
1.12は、前記ケーシング1内に血液の流入流出口1
3゜14が第1図の如く外部露出する状態に組み込まれ
、この両皿液ポンプ11.12の押圧部隣接部分に位置
するポンプ押圧体9.IOが円筒溝カム3と一体に左右
方向へ直線往復運動をすることによって、交互に収縮拡
張する作動(拡縮作動)を繰り返し、その拍動流でポン
プ内の血液を逆止弁1Bのある血液流出口14から交互
に体内へ送り出す作用をなす。
なお、前記円筒溝カム3及びポンプ押圧体9゜10の左
右方向に対する往復動距離は、円筒溝カム3のジグザグ
状をなす無端カム溝7の第3図に示す山谷高さHで決定
される。従って、前記円筒溝カム3が第1図の如く左側
方に移動された時には、ポンプ押圧体9の押圧作用によ
って左側の血液ポンプ11は内容積を減少すべく収縮し
て、ポンプ内の血液を血液流出口14から体内へ送り出
すポンプ作用をなす。この時、右側の血液ポンプI2は
内容積を増大すべく拡張して、血液流入口13から体内
血液をポンプ12内へ流入させるポンプ作用をなすが、
この場合の血液流入は血圧(静脈圧)によって行なわれ
る。従って、前記血液ポンプ11.12とポンプ押圧体
9.IOは必ずしも機械的に接合或いは接着しである必
要はなく、血液拍出の時にポンプ押圧体9又は10が血
液ポンプ11又は12を圧縮アきれば良い。
右方向に対する往復動距離は、円筒溝カム3のジグザグ
状をなす無端カム溝7の第3図に示す山谷高さHで決定
される。従って、前記円筒溝カム3が第1図の如く左側
方に移動された時には、ポンプ押圧体9の押圧作用によ
って左側の血液ポンプ11は内容積を減少すべく収縮し
て、ポンプ内の血液を血液流出口14から体内へ送り出
すポンプ作用をなす。この時、右側の血液ポンプI2は
内容積を増大すべく拡張して、血液流入口13から体内
血液をポンプ12内へ流入させるポンプ作用をなすが、
この場合の血液流入は血圧(静脈圧)によって行なわれ
る。従って、前記血液ポンプ11.12とポンプ押圧体
9.IOは必ずしも機械的に接合或いは接着しである必
要はなく、血液拍出の時にポンプ押圧体9又は10が血
液ポンプ11又は12を圧縮アきれば良い。
この第1実施例の場合には、モータ4の回転出力軸5と
左右一対のポンプ押圧体9,1oとの間に組込まれる動
力変換機構が、ポンプ押圧体9.10を両端に取付けた
往復動可能な円筒溝カム3と、回転出力軸5に突設され
円筒溝カム3のジグザグ状の無端カム溝7にスライディ
ング係合されるカム係合ピン6とで構成されているので
、前記モータ4を一定方向に一定速度で連続回転させる
と、このモータ4の一方向の回転が円筒溝カム3及びポ
ンプ押圧体9.10を直線的に往復動させる運動に変換
され、このポンプ押圧体9.lOの往復運動により左右
一対の血液ポンプ11.12が交互に収縮拡張する作動
を繰り返し、その拍動流で血液を送り出すことができる
。即ち、前記モータ4を逆転させることなく一定方向に
連続回転させたままで、前記ポンプ11.12の収縮拡
張作動を繰り返し、その拍動流で血液を送り出すことが
可能となる。
左右一対のポンプ押圧体9,1oとの間に組込まれる動
力変換機構が、ポンプ押圧体9.10を両端に取付けた
往復動可能な円筒溝カム3と、回転出力軸5に突設され
円筒溝カム3のジグザグ状の無端カム溝7にスライディ
ング係合されるカム係合ピン6とで構成されているので
、前記モータ4を一定方向に一定速度で連続回転させる
と、このモータ4の一方向の回転が円筒溝カム3及びポ
ンプ押圧体9.10を直線的に往復動させる運動に変換
され、このポンプ押圧体9.lOの往復運動により左右
一対の血液ポンプ11.12が交互に収縮拡張する作動
を繰り返し、その拍動流で血液を送り出すことができる
。即ち、前記モータ4を逆転させることなく一定方向に
連続回転させたままで、前記ポンプ11.12の収縮拡
張作動を繰り返し、その拍動流で血液を送り出すことが
可能となる。
第4図及び第5図は本発明の第2の実施例を示すもので
、この第2実施例に係わる人口心臓は、モータ(図示省
略)を外部に設置するケーシング1′が、左右方向に長
い楕円形の断面形状をなし、このケーシング1′の両端
内部に2つの球面部で創製される湾曲形の血液ポンプ2
1.22を組込み、この両皿液ポンプ21.22の押圧
部隣接位置に凸形湾曲のブツシャプレートで形成された
左右一対のポンプ押圧体19.20を回転ローラ等の支
持機構2によって往復動可能に支持している。
、この第2実施例に係わる人口心臓は、モータ(図示省
略)を外部に設置するケーシング1′が、左右方向に長
い楕円形の断面形状をなし、このケーシング1′の両端
内部に2つの球面部で創製される湾曲形の血液ポンプ2
1.22を組込み、この両皿液ポンプ21.22の押圧
部隣接位置に凸形湾曲のブツシャプレートで形成された
左右一対のポンプ押圧体19.20を回転ローラ等の支
持機構2によって往復動可能に支持している。
このポンプ押圧体19.20とケーシング1′との間に
組込まれる左右一対の血液ポンプ21.22は、前述し
た第1実施例の血液ポンプ11.12と同様にポリウレ
タン等の柔軟な高分子材料で形成されるもので、第5図
に示すような血液の流入口13と流出口14を有し、こ
の血液流入口13には血液がポンプ内に流入するのを許
容する血液流入方向にのみ開弁可能な逆止弁15が設け
られ、また血液流出口14には血液がポンプ内から流出
するのを許容する血液流出方向にのみ開弁可能な逆止弁
16が設けられている。そして、この左右一対の血液ポ
ンプ21゜22は、前記ケーシング1′内に血液の流入
流出口13、14が第4図の如く外部露出する状態に組
込まれている。
組込まれる左右一対の血液ポンプ21.22は、前述し
た第1実施例の血液ポンプ11.12と同様にポリウレ
タン等の柔軟な高分子材料で形成されるもので、第5図
に示すような血液の流入口13と流出口14を有し、こ
の血液流入口13には血液がポンプ内に流入するのを許
容する血液流入方向にのみ開弁可能な逆止弁15が設け
られ、また血液流出口14には血液がポンプ内から流出
するのを許容する血液流出方向にのみ開弁可能な逆止弁
16が設けられている。そして、この左右一対の血液ポ
ンプ21゜22は、前記ケーシング1′内に血液の流入
流出口13、14が第4図の如く外部露出する状態に組
込まれている。
前記ケーシング1′内のポンプ押圧体19.20間の中
央位置に突出するモータ回転出力軸25には、ポンプ押
圧体19.20の対向内側面に周接する略楕円形の板カ
ム23が軸着され、また前記ポンプ押圧体19.20間
には複数本の引張スプリング26が張設されて、ポンプ
押圧体19.20が板カム23の一1方向への回転で左
右方向へ交互に直線往復運動をすることにより、前記ポ
ンプ21.22が交互に収縮拡張する作動を繰り返し、
その拍動流でポンプ内の血液を逆止弁1Bのある血液流
出口14から交互に体内へ送り出すように構成されてい
る。なお、前記ポンプ押圧体19.20の左右方向に対
する往復動距離は、板カム23の回転出力軸25を中心
とした最大半径部及び最小半径部の半径差で決定される
。
央位置に突出するモータ回転出力軸25には、ポンプ押
圧体19.20の対向内側面に周接する略楕円形の板カ
ム23が軸着され、また前記ポンプ押圧体19.20間
には複数本の引張スプリング26が張設されて、ポンプ
押圧体19.20が板カム23の一1方向への回転で左
右方向へ交互に直線往復運動をすることにより、前記ポ
ンプ21.22が交互に収縮拡張する作動を繰り返し、
その拍動流でポンプ内の血液を逆止弁1Bのある血液流
出口14から交互に体内へ送り出すように構成されてい
る。なお、前記ポンプ押圧体19.20の左右方向に対
する往復動距離は、板カム23の回転出力軸25を中心
とした最大半径部及び最小半径部の半径差で決定される
。
この第2実施例の場合には、モータ(図示せず)の回転
出力軸25と左右一対のポンプ押圧体19.20との間
に組込まれる動力変換機構が、一定方向に一定速度で回
転駆動される板カム23と、前記ポンプ押圧体19.2
0をカム当接方向に付勢する引張スプリング2Bとで構
成されているので、図示省略のモータを一定方向に一定
速度で連続回転させると、このモータの一方向の回転が
板カム23の回転作用によってポンプ押圧体19.20
を往復動させる運動に変換され、このポンプ押圧体19
.20の往復運動により左右一対の血液ポンプ21.2
2が交互に収縮拡張する作動を繰り返し、その拍動流で
血液を送り出すことができる。即ち、前記モータを逆転
させることなく一定方向に連続回転させたままで、前記
ポンプ21.22の収縮拡張作動を繰り返し、その拍動
流で血液を送り出すことが可能となる。
出力軸25と左右一対のポンプ押圧体19.20との間
に組込まれる動力変換機構が、一定方向に一定速度で回
転駆動される板カム23と、前記ポンプ押圧体19.2
0をカム当接方向に付勢する引張スプリング2Bとで構
成されているので、図示省略のモータを一定方向に一定
速度で連続回転させると、このモータの一方向の回転が
板カム23の回転作用によってポンプ押圧体19.20
を往復動させる運動に変換され、このポンプ押圧体19
.20の往復運動により左右一対の血液ポンプ21.2
2が交互に収縮拡張する作動を繰り返し、その拍動流で
血液を送り出すことができる。即ち、前記モータを逆転
させることなく一定方向に連続回転させたままで、前記
ポンプ21.22の収縮拡張作動を繰り返し、その拍動
流で血液を送り出すことが可能となる。
第6図及び第7図は本発明の第3の実施例を示すもので
、この第3実施例に係わる人口心臓は、ケーシング37
の外側にモータ30を取付け、前記ケーシング37の両
端内部に第1実施例と同様な2個の血液ポンプ41.4
2を血液の流入流出口13.14が第1図の如く外部露
出する状態に組込み、この両血液ポンプ41.42の押
圧部隣接位置にキャップ形のブツシャプレートで形成さ
れた左右一対のポ〕ブ押正体39.40を配置し、この
ポンプ押圧体39゜40を回転ローラ等の支持機構38
によって前記ケーシング37内に往復動可能に支持して
いる。
、この第3実施例に係わる人口心臓は、ケーシング37
の外側にモータ30を取付け、前記ケーシング37の両
端内部に第1実施例と同様な2個の血液ポンプ41.4
2を血液の流入流出口13.14が第1図の如く外部露
出する状態に組込み、この両血液ポンプ41.42の押
圧部隣接位置にキャップ形のブツシャプレートで形成さ
れた左右一対のポ〕ブ押正体39.40を配置し、この
ポンプ押圧体39゜40を回転ローラ等の支持機構38
によって前記ケーシング37内に往復動可能に支持して
いる。
このポンプ押圧体39.40とケーシング37との間に
組込まれる前記ポンプ41.42は、第1実施例の血液
ポンプ11.12と同様にポリウレタン等の柔軟な高分
子材料で形成されるもので、第7図に示すような血液の
流入口13と流出口14を有し、この血液流入口13に
は血液がポンプ内に流入するのを許容する血液流入方向
にのみ開弁可能な逆止弁15が設けられ、また血液流出
口14には血液がポンプ内から流出するのを許容する血
液流出方向にのみ開弁可能な逆止弁18が設けられてい
る。
組込まれる前記ポンプ41.42は、第1実施例の血液
ポンプ11.12と同様にポリウレタン等の柔軟な高分
子材料で形成されるもので、第7図に示すような血液の
流入口13と流出口14を有し、この血液流入口13に
は血液がポンプ内に流入するのを許容する血液流入方向
にのみ開弁可能な逆止弁15が設けられ、また血液流出
口14には血液がポンプ内から流出するのを許容する血
液流出方向にのみ開弁可能な逆止弁18が設けられてい
る。
前記モータ30のケーシング37内に突出する回転出力
軸31は、遊星歯車或いは差動歯車などの減速機構(図
示せず)を介して一定方向に一定速度で回転駆動される
もので、この回転出力軸31にはこれと一体に回転する
クランク32が取付けられ、このクランク32の位相が
IH度ずれたクランクピン32a 、 32bに左右の
連接pfi33.34の一端部を枢支し、この左右連接
棒33.34の他端部をポンプ押圧体39.40の中心
突出部にピン35.36で枢支して、このクランク機構
により前記モータ30の一方向回転を往復運動に変換さ
せる動力変換機構を構成している。なお、前記ポンプ押
圧体39.40の左右方向に対する往復動距離は、回転
出力軸31に対するクランクピン32a 、 32bの
偏心量で決定される。
軸31は、遊星歯車或いは差動歯車などの減速機構(図
示せず)を介して一定方向に一定速度で回転駆動される
もので、この回転出力軸31にはこれと一体に回転する
クランク32が取付けられ、このクランク32の位相が
IH度ずれたクランクピン32a 、 32bに左右の
連接pfi33.34の一端部を枢支し、この左右連接
棒33.34の他端部をポンプ押圧体39.40の中心
突出部にピン35.36で枢支して、このクランク機構
により前記モータ30の一方向回転を往復運動に変換さ
せる動力変換機構を構成している。なお、前記ポンプ押
圧体39.40の左右方向に対する往復動距離は、回転
出力軸31に対するクランクピン32a 、 32bの
偏心量で決定される。
この第3実施例の場合には、モータ30の回転出力軸3
1と左右一対のポンプ押圧体39.40との間に組込ま
れる動力変換機構が、クランク32と連接棒33、34
によるクランク機構で構成されているので、前記モータ
30を一定方向に一定速度で連続回転させると、このモ
ータ30の一方向の回転が前記クランク機構によってポ
ンプ押圧体39.40を往復動させる運動に変換され、
このポンプ抑圧体19.20の往復運動により左右一対
の血液ポンプ21.22が同時に収縮拡張する作動(:
m6図は左右の血液ポンプ21.22が同時に収縮した
状態を示している)を繰り返し、その拍動流で血液を送
り出すことができる。即ち、前記モータ30を逆転させ
ることなく一定方向に連続回転させたままで、前記ポン
プ41゜42の収縮拡張作動を繰り返し、その拍動流で
血液を送り出すことが可能となる。
1と左右一対のポンプ押圧体39.40との間に組込ま
れる動力変換機構が、クランク32と連接棒33、34
によるクランク機構で構成されているので、前記モータ
30を一定方向に一定速度で連続回転させると、このモ
ータ30の一方向の回転が前記クランク機構によってポ
ンプ押圧体39.40を往復動させる運動に変換され、
このポンプ抑圧体19.20の往復運動により左右一対
の血液ポンプ21.22が同時に収縮拡張する作動(:
m6図は左右の血液ポンプ21.22が同時に収縮した
状態を示している)を繰り返し、その拍動流で血液を送
り出すことができる。即ち、前記モータ30を逆転させ
ることなく一定方向に連続回転させたままで、前記ポン
プ41゜42の収縮拡張作動を繰り返し、その拍動流で
血液を送り出すことが可能となる。
第8図乃至第10図は本発明の第4の実施例を示すもの
で、この第4実施例に係わる人口心臓は、モータ43を
外部に設置するケーシング51が、略円形状の断面形状
をなし、このケーシング5Iの円周方向に対する両側内
部に2つの球面部で創製される湾曲形の血液ポンプ52
.53を血液の流入流出口13、14が第8図の如く外
部露出する状態に組込み、この両血液ポンプ52.53
の抑圧部隣接位置に凸形湾曲のブツシャプレートで形成
された左右一体形のポンプ押圧体50.48を配置し、
この左右一体形のポンプ押圧体50.48を頃部中央支
点49を中心として左右方向に振子の如く往復揺動でき
るように前記ケーシング51内に枢支している。
で、この第4実施例に係わる人口心臓は、モータ43を
外部に設置するケーシング51が、略円形状の断面形状
をなし、このケーシング5Iの円周方向に対する両側内
部に2つの球面部で創製される湾曲形の血液ポンプ52
.53を血液の流入流出口13、14が第8図の如く外
部露出する状態に組込み、この両血液ポンプ52.53
の抑圧部隣接位置に凸形湾曲のブツシャプレートで形成
された左右一体形のポンプ押圧体50.48を配置し、
この左右一体形のポンプ押圧体50.48を頃部中央支
点49を中心として左右方向に振子の如く往復揺動でき
るように前記ケーシング51内に枢支している。
このポンプ押圧体50.48とケーシング51との間に
組込まれる前記ポンプ52.53は、第1実施例の血液
ポンプ11.12と同様にポリウレタン等の柔軟な高分
子材料で形成されるもので、第9図に示すような血液の
流入口13と流出口14を有し、この血液流入口13に
は血液がポンプ内に流入するのを許容する血液流入方向
にのみ開弁可能な逆止弁15が設けられ、また血液流出
口14には血液がポンプ内から流出するのを許容する血
液流出方向にのみ開弁可能な逆止弁16が設けられてい
る。
組込まれる前記ポンプ52.53は、第1実施例の血液
ポンプ11.12と同様にポリウレタン等の柔軟な高分
子材料で形成されるもので、第9図に示すような血液の
流入口13と流出口14を有し、この血液流入口13に
は血液がポンプ内に流入するのを許容する血液流入方向
にのみ開弁可能な逆止弁15が設けられ、また血液流出
口14には血液がポンプ内から流出するのを許容する血
液流出方向にのみ開弁可能な逆止弁16が設けられてい
る。
前記モータ43のケーシング51内に突出する回転出力
軸44はモータ43によって直接回転駆動されるもので
、この回転出力軸31のケーシング中心に位置する内端
部にはウオーム歯車と傘歯車などの減速歯車機構45が
連結され、この減速歯車機構45の出力軸45aにこれ
と一体に回転する第1のリンク部材46が取り付けられ
、この第1リンク部材46の先端部と右側ポンプ押圧体
48の中心突出部との間に第1リンク部材46と略同じ
長さの第2リンク部材47がピンで枢支連結されて、こ
のリンク機構と減速歯車機構45により前記モータ43
の一方向回転を往復運動(ポンプ押圧体48.50を左
右方向に揺動させる運動)に変換させる動力変換機構を
構成している。なお、前記ポンプ押圧体48.50の左
右方向に対する往復揺動距離は、第1・第2リンク部材
48.47のリンク長さによって決定される。
軸44はモータ43によって直接回転駆動されるもので
、この回転出力軸31のケーシング中心に位置する内端
部にはウオーム歯車と傘歯車などの減速歯車機構45が
連結され、この減速歯車機構45の出力軸45aにこれ
と一体に回転する第1のリンク部材46が取り付けられ
、この第1リンク部材46の先端部と右側ポンプ押圧体
48の中心突出部との間に第1リンク部材46と略同じ
長さの第2リンク部材47がピンで枢支連結されて、こ
のリンク機構と減速歯車機構45により前記モータ43
の一方向回転を往復運動(ポンプ押圧体48.50を左
右方向に揺動させる運動)に変換させる動力変換機構を
構成している。なお、前記ポンプ押圧体48.50の左
右方向に対する往復揺動距離は、第1・第2リンク部材
48.47のリンク長さによって決定される。
この第4実施例の場合には、モータ43の一方向への連
続回転により、このモータ回転出力軸44に連結した減
速歯車機構45を介して第1リンク部材46が一方向に
回転する。そうすると、第2リンク部材47が第1O図
(a)〜(d)の如く回動し、右側のポンプ押圧体48
が支点49を中心にして振子のように揺動し、この右側
ポンプ押圧体48に連結されている一体形の左側ポンプ
押圧体50も同時に支点49を中心にして振子のように
揺動する。
続回転により、このモータ回転出力軸44に連結した減
速歯車機構45を介して第1リンク部材46が一方向に
回転する。そうすると、第2リンク部材47が第1O図
(a)〜(d)の如く回動し、右側のポンプ押圧体48
が支点49を中心にして振子のように揺動し、この右側
ポンプ押圧体48に連結されている一体形の左側ポンプ
押圧体50も同時に支点49を中心にして振子のように
揺動する。
そして、このポンプ押圧体48.50の揺動運動によっ
て左右一対の血液ポンプ52.53が交互に収縮拡張す
る作動を繰り返し、その拍動流で血液を送出する。即ち
、前記モータ43を逆転させることなく一定方向に連続
回転させたままで、前記ポンプ52、53の収縮拡張作
動を繰り返し、その拍動流で血7fkを送り出すことが
可能となる。
て左右一対の血液ポンプ52.53が交互に収縮拡張す
る作動を繰り返し、その拍動流で血液を送出する。即ち
、前記モータ43を逆転させることなく一定方向に連続
回転させたままで、前記ポンプ52、53の収縮拡張作
動を繰り返し、その拍動流で血7fkを送り出すことが
可能となる。
本発明のモータ駆動式人口心臓は、ポンプ押圧体を左右
方向に往復動させる動力変換機構が、モータを一定方向
に連続回転させたままで、モータ回転を往復運動に変換
し得る構成となっているので、モータ逆転による無用な
発熱を低減することができ、また柔軟な高分子材料で形
成された左右一対の血液ポンプをモータの一定方向の連
続回転のままで安全且つ確実にポンプ作動させることが
できる効果があり、血液ポンプの耐久性を向上した安全
使用可能なモータ駆動式の人口心臓を提供することがで
きる。
方向に往復動させる動力変換機構が、モータを一定方向
に連続回転させたままで、モータ回転を往復運動に変換
し得る構成となっているので、モータ逆転による無用な
発熱を低減することができ、また柔軟な高分子材料で形
成された左右一対の血液ポンプをモータの一定方向の連
続回転のままで安全且つ確実にポンプ作動させることが
できる効果があり、血液ポンプの耐久性を向上した安全
使用可能なモータ駆動式の人口心臓を提供することがで
きる。
第1図は本発明の第1実施例に係わるモータ駆動式の人
口心臓を、左側の血液ポンプが収縮され、右側の血液ポ
ンプが拡張された状態で示した中央縦断面図、第2図は
同人口心臓の動力変換機構を構成する円筒溝カムを展開
状態で示した説明図、第3図は第1図の人口心臓に組込
まれる血液ポンプの概略構成図、第4図は本発明の第2
実施例に係わるモータ駆動式の人口心臓を、右側の血液
ポンプが収縮され、左側の血液ポンプが拡張された状態
で示した中央縦断面図、第5図は第4図の人口心臓に組
込まれる血液ポンプの概略構成図、第6図は本発明の第
3実施例に係わるモータ駆動式の人口心臓を左右の血液
ポンプが同時に収縮された状態で示した中央縦断面図、
第7図は第6図の人口心臓に組込まれる血液ポンプの概
略構成図、第8図は本発明の第4実施例に係わるモータ
駆動式の人口心臓を、右側の血液ポンプが収縮され、左
側の血液ポンプが拡張された状態で示した中央縦断面図
、第9図は第8図の人口心臓に組込まれる血液ポンプの
概略構成図、第1O図(a)〜(d)は第8図に示した
人口心臓の作動説明図である。 1 (1’ 37.51)・・・体内埋設型のケーシ
ング、2.38・・・支持機構、3・・・円筒溝カム、
3a、 3b・・・長孔、4 (80,43)・・・モ
ータ、4a、 4b・・・モータ支持杆、5 (25,
31,44)・・・回転出力軸、6・・・カム係合ピン
、7・・・ジグザグ状の無端カム溝、8・・・電線、9
、10 (19,20,39,40,50,48)・・
・ポンプ抑圧体、11.12 (21,22,41,4
2,52,53)・・・血液ポンプ、13・・・血液流
入口、14・・・血液流出口、15・・・血液流入口の
逆止弁、16・・・血液流出口の逆止弁、23・・・板
カム、26・・・引張スプリング、32・・・クランク
、32a 、 32b・・・クランクピン、33.34
・・・連接棒、35、38・・・連接棒枢支ピン、45
・・・減速歯車機構、46・・・第1のリンク部材、4
7・・・第2のリンク部材、49・・・ポンプ押圧体の
揺動支点。
口心臓を、左側の血液ポンプが収縮され、右側の血液ポ
ンプが拡張された状態で示した中央縦断面図、第2図は
同人口心臓の動力変換機構を構成する円筒溝カムを展開
状態で示した説明図、第3図は第1図の人口心臓に組込
まれる血液ポンプの概略構成図、第4図は本発明の第2
実施例に係わるモータ駆動式の人口心臓を、右側の血液
ポンプが収縮され、左側の血液ポンプが拡張された状態
で示した中央縦断面図、第5図は第4図の人口心臓に組
込まれる血液ポンプの概略構成図、第6図は本発明の第
3実施例に係わるモータ駆動式の人口心臓を左右の血液
ポンプが同時に収縮された状態で示した中央縦断面図、
第7図は第6図の人口心臓に組込まれる血液ポンプの概
略構成図、第8図は本発明の第4実施例に係わるモータ
駆動式の人口心臓を、右側の血液ポンプが収縮され、左
側の血液ポンプが拡張された状態で示した中央縦断面図
、第9図は第8図の人口心臓に組込まれる血液ポンプの
概略構成図、第1O図(a)〜(d)は第8図に示した
人口心臓の作動説明図である。 1 (1’ 37.51)・・・体内埋設型のケーシ
ング、2.38・・・支持機構、3・・・円筒溝カム、
3a、 3b・・・長孔、4 (80,43)・・・モ
ータ、4a、 4b・・・モータ支持杆、5 (25,
31,44)・・・回転出力軸、6・・・カム係合ピン
、7・・・ジグザグ状の無端カム溝、8・・・電線、9
、10 (19,20,39,40,50,48)・・
・ポンプ抑圧体、11.12 (21,22,41,4
2,52,53)・・・血液ポンプ、13・・・血液流
入口、14・・・血液流出口、15・・・血液流入口の
逆止弁、16・・・血液流出口の逆止弁、23・・・板
カム、26・・・引張スプリング、32・・・クランク
、32a 、 32b・・・クランクピン、33.34
・・・連接棒、35、38・・・連接棒枢支ピン、45
・・・減速歯車機構、46・・・第1のリンク部材、4
7・・・第2のリンク部材、49・・・ポンプ押圧体の
揺動支点。
Claims (1)
- 体内に埋設されるケーシングと、このケーシングの内部
若しくは外部に設置され逆転することなく一定方向に連
続回転するモータと、血液の流入流出口及び血液の流入
流出を制御する逆止弁を有し前記ケーシング内に血液の
流入流出口が外部露出する状態に組み込まれた柔軟な高
分子材料で形成されている左右一対の血液ポンプと、こ
の両血液ポンプの押圧部隣接位置に配置されたポンプ拡
縮方向へ位置移動可能な左右一対のポンプ押圧体と、前
記モータの回転出力軸と左右一対のポンプ押圧体との間
に組込まれ前記モータの一方向回転を往復運動に変換し
て左右一対のポンプ押圧体をポンプ拡縮方向へ往復移動
させる動力変換機構とを具備し、前記モータを逆転させ
ることなく一定方向に連続回転させたままで、前記ポン
プの収縮拡張作動を繰り返し、その拍動流で血液を送り
出すことを特徴とするモータ駆動式の人工心臓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303251A JPH03165776A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | モータ駆動式の人工心臓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303251A JPH03165776A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | モータ駆動式の人工心臓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03165776A true JPH03165776A (ja) | 1991-07-17 |
JPH0460671B2 JPH0460671B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=17918702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1303251A Granted JPH03165776A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | モータ駆動式の人工心臓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03165776A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004112868A1 (ja) * | 2003-06-20 | 2006-07-27 | 東北電子産業株式会社 | 人工心筋装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60116348A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-22 | 住友電気工業株式会社 | 人工臓器用動力源 |
JPS6231948A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-10 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | アルカリ蓄電池用焼結式極板の製造方法 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP1303251A patent/JPH03165776A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60116348A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-22 | 住友電気工業株式会社 | 人工臓器用動力源 |
JPS6231948A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-10 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | アルカリ蓄電池用焼結式極板の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004112868A1 (ja) * | 2003-06-20 | 2006-07-27 | 東北電子産業株式会社 | 人工心筋装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460671B2 (ja) | 1992-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |