JPH0316495Y2 - - Google Patents

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JPH0316495Y2
JPH0316495Y2 JP1987183504U JP18350487U JPH0316495Y2 JP H0316495 Y2 JPH0316495 Y2 JP H0316495Y2 JP 1987183504 U JP1987183504 U JP 1987183504U JP 18350487 U JP18350487 U JP 18350487U JP H0316495 Y2 JPH0316495 Y2 JP H0316495Y2
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、テーブル、デスク、卓球台、ビリヤ
ード台等の台状体をコンパクトに折り畳むための
折り畳み構造に関する。
(従来の技術) 従来の台状体の折り畳み構造としては、例えば
実開昭60−8638号公報に記載されたものが知られ
ている。
この折り畳み構造は天板の下面に棒状の可動脚
柱と下端にキヤスタを備えた固定脚柱の上端を回
動自在に軸支させると共に可動脚柱と固定脚柱と
を横杆により回動自在に連結させた構成からなる
ものである。
(本考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の折り畳み構造
にあつては、可動脚柱が天板の可動脚柱側の先端
部近くに配置されているから、台状体を可動脚柱
側から使用する場合にはこの可動脚柱が邪魔にな
つて使用し難いという問題があつた。また、可動
脚柱が天板の可動脚柱側の先端部近くに配置され
ていることから、台状体を側面から見た場合、左
右が同形にならず、大型家具としては商品価値が
きわめて低いという問題もあつた。
本考案は、上述のような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは台状
体を固定脚柱側あるいは可動脚柱側のいずれから
でも同一の状態で使用することができると共に左
右のバランスがとれた台状体を形成することがで
きる折り畳み構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記課題を解決するための手段として本考案の
台状体の折り畳み構造では、所要間隔離した状態
で並設される略平行な固定脚柱と可動脚柱の上端
部に、その並設方向に向けて回動自在な状態に台
状物を軸支させ、かつ固定脚柱の下端部に該脚柱
を起立状態に維持させるための固定脚台を両脚柱
の並設方向に向けて逆T字状に連結固定させると
共に、前記可動脚柱の下端部に該脚柱を起立状態
に維持させるための可動脚台を両脚柱の並設方向
に向けて逆T字状に、かつ、上下方向回動自在に
軸支させ、該可動脚台の固定脚柱側半部と前記固
定脚台の可動脚柱側半部とを上下方向回動自在に
軸支させることによつて、可動脚台における両軸
支点と両脚柱の上端軸支点4点間で折り畳み可能
な平行四辺形を形成させた構成とした。
(作用) 本考案の台状体の折り畳み構造では、上述のよ
うに、可動脚台における両軸支点と両脚柱の上端
軸支点の4点間で折り畳み可能な平行四辺形を形
成させたことで、台状物における可動脚柱側を持
ち上げることによつて、該台状物を固定脚柱の上
端軸支点を中心として上方へ回動させると、可動
脚柱によつて連結された可動脚台も追従してその
基端軸支点を中心として上方へ回動し、台状物、
可動脚柱及び可動脚台を同時に固定脚柱に沿わせ
た状態でコンパクトに折り畳むことができるよう
になる。
また、固定脚柱の下端部には該脚柱を起立状態
に維持させるための固定脚台を備えたことで、折
り畳んだ状態でも台状体全体を起立状態に維持さ
せることができ、しかも、可動脚台の折り畳みに
よつて脚台の張り出し幅も短縮できるので、不使
用時にはコンパクトな縦長形態に折り畳んで部屋
の片隅等に見映え良く安定した状態で片付けてお
くことができるようになる。
また、可動脚柱の下端部に可動脚台を回動自在
に軸支すると共に可動脚台の固定脚柱側半部と固
定脚台の可動脚柱側半部とを回動自在に軸支させ
たことで、台状物を広げた際、台状体を可動脚台
と固定脚台とで支えることができるので、固定脚
柱と可動脚柱とを台状物のセンターに寄せて立設
させることができ、これにより台状物の可動脚柱
側及び固定脚柱側の下部を大きく開けることがで
きて台状体の両側を同一の状態で使用することが
できる。また、台状体を側面から見て左右のバラ
ンスが取れた状態に形成することができるから商
品価値の高い台状体を得ることができる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
尚、この実施例ではテーブルの折り畳み構造を
例にとる。
まず、実施例の構成を説明する。
この実施例のテーブルAは、第1図〜第6図に
示すように、天板1と、左右一対の固定脚柱2
と、左右一対の可動脚柱3と、左右一対の固定脚
台4と、左右一対の可動脚台5と、固定手段6
と、を主な構成として備えている。
前記天板1は、台状物を構成するもので、この
実施例では厚手の板材10により正方形状に形成
され、その裏面側には左右一対の軸受部材11,
11が平行状態に取り付けられている。
前記左右一対の固定脚柱2,2及び左右一対の
可動脚柱3,3は、天板1を一定高さに支承する
ための脚体を構成するものであり、この実施例で
は角パイプが用いられ、前記左右一対の軸受部材
11,11の長手方向に沿つて所要間隔離した状
態で各固定脚柱2と各可動脚柱3の上端部をそれ
ぞれ軸受部材11,11の内面側に軸支させるこ
とによつて、各軸受部材11,11の長手方向に
沿つて回動自在な状態に連結されている。
そして、可動脚柱3,3の上端部内側面側には
軸支片3a,,3aが突出形成され、該軸支片3
a,3aを軸受部材11,11に対して軸支させ
た構造となしている。
また、左右両固定脚柱2,2相互間及び左右両
可動脚柱3,3相互間には、それぞれ両者間を連
結するための連結板20,30が取り付けられて
いる。
前記固定脚台4は、固定脚柱2を起立状態に維
持させるための基台となるものであつて、この実
施例では両端下面に回動自在なキヤスタ40,4
1を備えた角パイプが用いられ、その中央部外面
側に前記固定脚柱2の下端部が連結固定されるこ
とによつて、逆T字状に形成されている。尚、4
2は固定脚台2の可動脚柱側半部である。
前記可動脚台5は、可動脚柱3の下端部を支承
するための基台となるものであつて、この実施例
では前記固定脚台4の外面側に沿つて設けられ、
かつその一端を固定脚台4の可動脚柱側半部42
の基部近くに軸支された薄手の鋼板部(固定脚柱
側半部)5aと、該鋼板部5aの他端に連結さ
れ、かつ固定脚台4の端面を延長線上に延設され
た角パイプ部5bとで構成されると共に、角パイ
プ5bの先端部裏面には回動自在なキヤスタ50
を備えている。
そして、可動脚台5の中央部となる角パイプ部
5bの基部外面側に、前記可動脚柱3の下端部を
回動自在に軸支させることによつて、可動脚台5
における両軸支点51,52と、両脚柱2,3の
上端軸支点21,31との4点間で折り畳み可能
な平行四辺形を形成させている。
前記固定手段6はテーブルAを折り畳んだ状態
に維持させるための手段であつて、この実施例で
は第6図に示すように、手動操作撮み60を備え
た締め付けねじ61が用いられ、軸支部材11に
おける固定脚柱2側端部の外面側から内面側へ貫
通する状態に螺合されると共に、テーブルAの折
り畳み時における前記締め付けねじ61が対向す
る固定脚柱2の外面側には係合穴63を開設した
構成となしている。
次に、本実施例の作用を説明する。
この実施例のテーブルAでは上記構成より成る
ため、第1図〜第3図に示す使用状態から折り畳
むには、第4図に示すように、台状物を構成する
天板1の可動脚柱3側を持ち上げて該天板1を固
定脚柱2の上端軸支点21を中心として上方へ回
動させると、第4図の鎖線で示すように、可動脚
柱3によつて天板1と連結された可動脚台5も追
従してその基端軸支点51を中心として同一角度
で上方へ回動する。
そして、同図の実線及び第5図に示すように天
板1が水平状態から90度回転して垂直状態になる
と、可動脚柱3と可動脚台5の角パイプ部5bと
が重なつて垂直状態となり、縦長の状態に折り畳
まれことになる。
そこで、第6図に示すように、固定手段6を構
成する手動操作用撮み60を操作して締め付けね
じ61をねじ込むことによつて、その先端が固定
脚柱2に開設された係合穴63に貫入係合し、天
板1が垂直状態で固定されてテーブルAの折り畳
み状態が確実に維持される。
尚、この折り畳まれた状態では、逆T字状をな
した固定脚柱2と固定脚台4とによつて起立状態
に維持されることになる。
また、テーブルAを使用する場合は、固定手段
6を前記とは逆に操作して固定状態を解除させた
後、垂直状態にある天板1を上記とは逆に水平状
態にまで戻すだけで、第1図及び第2図に示すよ
うなテーブルAが形成される。そして、この使用
状態では可動脚台5における角パイプ部5bの長
さ分だけ固定脚台4が延長された状態となるの
で、広い天板1を安定良く支持することができる
ようになる。
以上説明してきたように本実施例のテーブルA
にあつては、簡単な操作でコンパクトな縦長形態
に折り畳むことがきると共に、折り畳んだ状態で
も固定脚台4によつて起立状態に維持させること
ができ、しかも、固定脚台4に備えたキヤスタに
よつて、折り畳み状態でも部屋の片隅等に簡単に
移動させることができるので、移動性にも優れ、
見映え良く安定した状態で片付けることができる
ようになる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲にお
ける設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例ではテーブルの折り畳み構造を
例にとつたが、これには限られず、使用状態で水
平状態となるデスク、卓球台、ビリヤード台等の
台状体であつてもよい。
また、実施例ではキヤスタを備えた場合を示し
たが、これは必ずしも必要なものではない。
また、実施例では、固定脚柱と可動脚柱を左右
一対づつ設ける場合を示したが、可動脚柱を中間
部に1本だけ設けた3本脚体であつてもよいし、
両脚柱共に1本づつであつてもよい。ただし、後
者の場合は、少なくとも固定脚台を前後だけでは
なく左右方向に幅広に形成する必要がある。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案の台状体の折り
畳み構造にあつては、可動脚台における両軸支点
と両脚柱の上端軸支点の4点間で折り畳み可能な
平行四辺形を形成させたことで、台状物における
可動脚柱側を持ち上げることによつて該台状物を
固定脚柱の上端軸支点を中心として上方へ回動さ
せると、可動脚柱によつて連結された可動脚台も
追従してその基端軸支点を中心として上方へ回動
し、台状物、可動脚柱及び可動脚台を同時に固定
脚柱に沿わせた状態でコンパクトに折り畳むこと
ができるようになる。
また、固定脚柱の下端部には該脚柱を起立状態
に維持させるための固定脚台を備えたことで、折
り畳んだ状態でも台状体全体を起立状態に維持さ
せることができ、しかも、可動脚台の折り畳みに
よつて脚台の張り出し幅も短縮できるので、不使
用時にはコンパクトな縦長形態に折り畳んで部屋
の片隅等に見映え良く安定した状態で片付けてお
くことができるようになる等の効果が得られる。
また、可動脚柱の下端部に可動脚台を回動自在
に軸支すると共に可動脚台の固定脚柱側半部と固
定脚台の可動脚柱側半部とを回動自在に軸支させ
たことで、台状物を水平にした際、可動脚台にお
ける固定脚柱側半部とは反対側の半部の長さ分だ
け固定脚台が延長された状態となるので、その分
だけ可動脚柱を台状物のセンター寄りに立設する
ことができる。そのため、台状物の可動脚台側の
下部を固定脚台側と同じだけ開けることができて
台状体を両側から同一の状態で使用することがで
きる。また、本考案では側面から見て左右同形の
バランスがとれた台状体を提供することができる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のテーブルの折り畳み構
造を示す使用状態側面図、第2図は同背面図、第
3図は第1図−線における横断平面図、第4
図は折り畳み状態を示す側面図、第5図は同背面
図、第6図は第5図−線における拡大断面図
である。 A:テーブル(台状体)、1:天板、(台状物)
2:固定脚柱、3:可動脚柱、4:固定脚台、4
2:固定脚台の可動脚柱側半部、5:可動脚台、
5a:鋼板部(可動脚台の固定脚柱側半部)、2
1:軸支点(固定脚柱の上端側)、31:軸支点
(可動脚柱の上端側)、51:軸支点(固定脚台の
基部側)、52:軸支点(可動脚柱の下端側)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要間隔離した状態で並設される略平行な固定
    脚柱と可動脚柱の上端部に、その並設方向に向け
    て回動自在な状態に台状物を軸支させ、かつ固定
    脚柱の下端部に該脚柱を起立状態に維持させるた
    めの固定脚台を両脚柱の並設方向に向けて逆T字
    状に連結固定させると共に、前記可動脚柱の下端
    部に該脚柱を起立状態に維持させるための可動脚
    台を両脚柱の並設方向に向けて逆T字状に、か
    つ、上下方向回動自在に軸支させ、該可動脚台の
    固定脚柱側半部と前記固定脚台の可動脚柱側半部
    とを上下方向回動自在に軸支させることによつ
    て、可動脚台における両軸支点と両脚柱の上端軸
    支点の4点間で折り畳み可能な平行四辺形を形成
    させたことを特徴とする台状体の折り畳み構造。
JP1987183504U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0316495Y2 (ja)

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JP1987183504U JPH0316495Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JPH0186824U JPH0186824U (ja) 1989-06-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608638B2 (ja) * 1975-08-06 1985-03-04 日本電気株式会社 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616097Y2 (ja) * 1977-12-27 1981-04-15
JPS608638U (ja) * 1983-06-29 1985-01-21 株式会社河合楽器製作所 折り畳み式テ−ブルの抑止装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608638B2 (ja) * 1975-08-06 1985-03-04 日本電気株式会社 半導体装置

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