JPH03164112A - 筍の栽培方法 - Google Patents
筍の栽培方法Info
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- JPH03164112A JPH03164112A JP1307875A JP30787589A JPH03164112A JP H03164112 A JPH03164112 A JP H03164112A JP 1307875 A JP1307875 A JP 1307875A JP 30787589 A JP30787589 A JP 30787589A JP H03164112 A JPH03164112 A JP H03164112A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、農業界等において筍を栽培する方法に係るも
ので、詳しくは、温室やビニルハウス等の園芸施設内に
おいて、親竹の地上高さを前記施設の天井高さに達する
間に切断して、天井高さの低い施設を利用して筍を管理
栽培し、該筍を安定的に供給することができる筍の栽培
方法に関する。
ので、詳しくは、温室やビニルハウス等の園芸施設内に
おいて、親竹の地上高さを前記施設の天井高さに達する
間に切断して、天井高さの低い施設を利用して筍を管理
栽培し、該筍を安定的に供給することができる筍の栽培
方法に関する。
（従来の技術）
従来、筍の栽培をおこなう農業界において、荀の栽培を
行なう方法としでは、塩化ビニルシ一トを用いたマルチ
栽培、あるいは、天然や栽培の竹林を利用して収穫を行
なっていたものである。
行なう方法としでは、塩化ビニルシ一トを用いたマルチ
栽培、あるいは、天然や栽培の竹林を利用して収穫を行
なっていたものである。
（発明が解決しようとする課題）
前記したマルチ栽培は、樹園地の管理を人工的に行なう
ことができて促成栽培化させることが可能となるため、
一部には計画的な生産，収穫が望めるが、前記した促成
栽培にも限界があって、生産者が期待する出荷時期にお
いて収穫できるいわゆる早期の栽培時期を得ることがで
きない。
ことができて促成栽培化させることが可能となるため、
一部には計画的な生産，収穫が望めるが、前記した促成
栽培にも限界があって、生産者が期待する出荷時期にお
いて収穫できるいわゆる早期の栽培時期を得ることがで
きない。
また、天然や栽培の竹林により収穫を行なう場合は、そ
の生産時期が一時期いわゆる旬に限られており、更に、
この時期には短期間で大量の笥が地表より出現するので
、計画的な生産，収穫が全く行なえないため、労カ負担
が大きい割りには農業経営的に期待できない大きな問題
点を有するものであった．本発明は前記した問題点を解
決して工業的な筍の促成栽培を可能とするもので、地上
に出た竹の桿は数カ月でその成長を終え、その後は伸び
も太りもしない特性に着眼し、温室やビニルハウス等の
園芸施設内において、親竹の地上高さを施設の天井高さ
に達する間に切断して、天井高さの低い施設を利用して
筍を管理栽培し、該筍を安定的に供給することができる
筍の栽培方法を提供することを目的としている． （課題を解決するための手段） 前記した目的を達成するための本発明の手段は、 ■環境条件が制御される施設内において、該施設に植設
した竹の桿がこの施設の天井高さに達する間に切断して
上方への成長を停止させ、 ■地上において該竹の桿の枝葉だけを成育させると共に
， ■地下茎より筍を育成させる 荀の栽培方法にある。
の生産時期が一時期いわゆる旬に限られており、更に、
この時期には短期間で大量の笥が地表より出現するので
、計画的な生産，収穫が全く行なえないため、労カ負担
が大きい割りには農業経営的に期待できない大きな問題
点を有するものであった．本発明は前記した問題点を解
決して工業的な筍の促成栽培を可能とするもので、地上
に出た竹の桿は数カ月でその成長を終え、その後は伸び
も太りもしない特性に着眼し、温室やビニルハウス等の
園芸施設内において、親竹の地上高さを施設の天井高さ
に達する間に切断して、天井高さの低い施設を利用して
筍を管理栽培し、該筍を安定的に供給することができる
筍の栽培方法を提供することを目的としている． （課題を解決するための手段） 前記した目的を達成するための本発明の手段は、 ■環境条件が制御される施設内において、該施設に植設
した竹の桿がこの施設の天井高さに達する間に切断して
上方への成長を停止させ、 ■地上において該竹の桿の枝葉だけを成育させると共に
， ■地下茎より筍を育成させる 荀の栽培方法にある。
栽培される荀は、モウソウタケ，ハチク，ネマガリダケ
等の一般的なものが利用できるもので、更に、これら品
種に限られるものではなく食材として利用できるもので
あれば任意に選択し得るものである。
等の一般的なものが利用できるもので、更に、これら品
種に限られるものではなく食材として利用できるもので
あれば任意に選択し得るものである。
本発明において筍を栽培するためには、十分に採光がさ
れる可透光性のガラス温室や、プラスチックまたはビニ
ルシ一トで囲ったハウス等の施設を利用することにより
、環境条件を制御して筍の促成栽培を行なうことができ
る。
れる可透光性のガラス温室や、プラスチックまたはビニ
ルシ一トで囲ったハウス等の施設を利用することにより
、環境条件を制御して筍の促成栽培を行なうことができ
る。
この施設はいわゆる公知の施設園芸用のもので、その大
きさおよび広さは設置スペースの許される範囲において
適宜建造することができるものであり、また、天井高さ
は可及的に低く形或することができ地上高６〜７ｍ程度
有していれば十分である。
きさおよび広さは設置スペースの許される範囲において
適宜建造することができるものであり、また、天井高さ
は可及的に低く形或することができ地上高６〜７ｍ程度
有していれば十分である。
そして、施設内の環境条件を制御し得る諸手段を内装し
てある。
てある。
すなわち、内部に暖房手段例えば重油等を燃料とする熱
風発生機に送風機を連結して、所定温度の温風を内部に
供給し、その雰囲気温度を調節するか、あるいは、地中
に変温装置を配設して地温を適宜調節することにより、
理想的な栽培温度を保持させる。
風発生機に送風機を連結して、所定温度の温風を内部に
供給し、その雰囲気温度を調節するか、あるいは、地中
に変温装置を配設して地温を適宜調節することにより、
理想的な栽培温度を保持させる。
なお、簡易的な暖房手段を用いるときは、公知の石油ス
トーブを施設内に１個、または複数個を載置して行なっ
ても良い。
トーブを施設内に１個、または複数個を載置して行なっ
ても良い。
この温度設定は通常は１３℃前後が筍の栽培に最適であ
る． また、天部には窓等を設けてこれに開閉装置を連係させ
内部の換気を行なってもよい。
る． また、天部には窓等を設けてこれに開閉装置を連係させ
内部の換気を行なってもよい。
更に、用土に対する水分の供給や雰囲気内の湿度調節の
ため、散水手段を備え適宜水分補給を行なう． この散水手段は水源と連係させたホースにより手撒きし
てもよいが、内部上側にスプリンクラーを間隔的に取り
付けて所定の散水管理を行なってもよい． この施設において植設する竹は、その栽培初期において
はｌＯアール当たり１００本前後の粗植が好ましく、栽
培の経年に伴って逐次その数を増やし、１０アール当た
り２００本を限度とする。
ため、散水手段を備え適宜水分補給を行なう． この散水手段は水源と連係させたホースにより手撒きし
てもよいが、内部上側にスプリンクラーを間隔的に取り
付けて所定の散水管理を行なってもよい． この施設において植設する竹は、その栽培初期において
はｌＯアール当たり１００本前後の粗植が好ましく、栽
培の経年に伴って逐次その数を増やし、１０アール当た
り２００本を限度とする。
また、その親竹は成長の途中において稈を切断して、そ
の成長を停止させるもので、般的には前記施設の天井高
さに合わせて地上高５ｍを限界として切断を行なう。
の成長を停止させるもので、般的には前記施設の天井高
さに合わせて地上高５ｍを限界として切断を行なう。
その範囲としては切断後稈より出てくる枝やおよび葉が
十分に成育し得ることが必要となるもので、成長した枝
葉により光合成や炭酸同化作用を行なわせて、地下茎の
発育や数多い発芽と共に、良質の荀の成長を行なわせる
。
十分に成育し得ることが必要となるもので、成長した枝
葉により光合成や炭酸同化作用を行なわせて、地下茎の
発育や数多い発芽と共に、良質の荀の成長を行なわせる
。
そのため、地上より突出する稈部が余り短いと前記した
枝葉の成長に大きな阻害となり、一方、一定の長さを有
すれば荀栽培に問題ないが、親竹を覆う前記施設の天井
高さが必然的に高くなるので、内部の保温効果が低下し
て、そのための暖房手段が大型となりコストアップとな
る。
枝葉の成長に大きな阻害となり、一方、一定の長さを有
すれば荀栽培に問題ないが、親竹を覆う前記施設の天井
高さが必然的に高くなるので、内部の保温効果が低下し
て、そのための暖房手段が大型となりコストアップとな
る。
また、親竹の樹勢保持や地下茎の成長のため肥培管理を
行なうもので、地上部の稈の成育に窒素、荀の成育初期
に必要とされるリン酸、組織を充実させるカリに加えて
、稈の質を高めるケイ酸などを主体とした施肥を随時行
なう． 前記親竹は、通常その経済寿命は５〜６年で、それ以降
は順次破棄して行くことが好ましく、地表近くにおいて
稈を伐採し、これを自然に腐敗させ地中に還元させるこ
とにより肥料となる。
行なうもので、地上部の稈の成育に窒素、荀の成育初期
に必要とされるリン酸、組織を充実させるカリに加えて
、稈の質を高めるケイ酸などを主体とした施肥を随時行
なう． 前記親竹は、通常その経済寿命は５〜６年で、それ以降
は順次破棄して行くことが好ましく、地表近くにおいて
稈を伐採し、これを自然に腐敗させ地中に還元させるこ
とにより肥料となる。
また、その伐採量に応じて新しい親竹を成長させ、前記
同様に施設の天井高さに達する間に切断させる。
同様に施設の天井高さに達する間に切断させる。
（作 用）
前記した本発明の荀の栽培方法は以下に述べる作用を奏
する。
する。
栽培施設内へ所定間隔で苗竹を植設して、該施設内にお
いて一定の育成のための環境条件を与えると、それぞれ
の竹は地上より突出してその成長を続け、稈からは枝が
側方へ延びて葉を付ける。
いて一定の育成のための環境条件を与えると、それぞれ
の竹は地上より突出してその成長を続け、稈からは枝が
側方へ延びて葉を付ける。
そして、これらの親となる竹は施設の天井高さに達する
間にすべて切断され、上方への成長を停止させる。
間にすべて切断され、上方への成長を停止させる。
一方、地下茎は稈から延びた枝葉等により生育が促進さ
れ、発芽と分枝が行なわれて所望の笥が生育するので、
随時収穫を行なうことができる。
れ、発芽と分枝が行なわれて所望の笥が生育するので、
随時収穫を行なうことができる。
（実 施 例）
次に本発明に関する荀の栽培方法の一実施例を説明する
。
。
栽培面積３０ｍ２で天井高さ６ｍに形成したビニルハウ
ス内において、モウソウタケの親竹な、１アール当たり
１０本の間隔で植え付けた。
ス内において、モウソウタケの親竹な、１アール当たり
１０本の間隔で植え付けた。
このとき、親竹はその背丈を５ｍに切り揃えた。
室内温度を常にｌ３℃に保持できるように、石油ストー
ブ３個を間隔的に載置して保温した。
ブ３個を間隔的に載置して保温した。
また、５日おきに散水して用土および雰囲気を加湿した
。
。
そして、一定の栽培管理の後、１５日目に地表近くに筍
の先端が伸びたので、収穫したところ荀の重量が７００
ｇに成育し、品質の良好な筍を得た。
の先端が伸びたので、収穫したところ荀の重量が７００
ｇに成育し、品質の良好な筍を得た。
（発明の効果）
Claims (1)
- 環境条件が制御される施設内において、該施設に植設し
た竹の稈がこの施設の天井高さに達する間に切断して上
方への成長を停止させ、地上において該竹の稈の枝葉だ
けを成育させると共に、地下茎より筍を育成させること
を特徴とする筍の栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1307875A JPH03164112A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 筍の栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1307875A JPH03164112A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 筍の栽培方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03164112A true JPH03164112A (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=17974216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1307875A Pending JPH03164112A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 筍の栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03164112A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102907232A (zh) * | 2012-11-05 | 2013-02-06 | 安徽和合生态农业股份有限公司 | 皖南山区春笋冬出培育技术 |
| CN103858650A (zh) * | 2014-03-27 | 2014-06-18 | 乐山师范学院 | 一种慈竹的扦插繁殖方法 |
| CN105210589A (zh) * | 2014-06-23 | 2016-01-06 | 广西田林县鑫福源山茶油开发有限公司 | 一种有机八渡笋的种植方法 |
| CN109618863A (zh) * | 2018-07-11 | 2019-04-16 | 广西壮族自治区林业科学研究院 | 一种提高传统麻竹林竹笋产量的留竹营林方法 |
| CN110692449A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-01-17 | 晴隆县布依特色食品有限公司 | 一种富氨酸竹笋的种植方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62244315A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | イチヨウ葉産業株式会社 | いちよう葉の採取方法 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP1307875A patent/JPH03164112A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62244315A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | イチヨウ葉産業株式会社 | いちよう葉の採取方法 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN110692449A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-01-17 | 晴隆县布依特色食品有限公司 | 一种富氨酸竹笋的种植方法 |
| CN110692449B (zh) * | 2019-10-25 | 2021-07-23 | 晴隆县布依特色食品有限公司 | 一种富氨酸竹笋的种植方法 |
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