JPH03161067A - 火災検知装置付き自動塗装装置 - Google Patents
火災検知装置付き自動塗装装置Info
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- JPH03161067A JPH03161067A JP30106989A JP30106989A JPH03161067A JP H03161067 A JPH03161067 A JP H03161067A JP 30106989 A JP30106989 A JP 30106989A JP 30106989 A JP30106989 A JP 30106989A JP H03161067 A JPH03161067 A JP H03161067A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動塗装装置での局部的な火災の発生を検知す
る火災検知装置付き自動塗装装置に関する。
る火災検知装置付き自動塗装装置に関する。
一般に、塗装作業は、安全性、環境汚染防止等を図るた
め、塗装ラインの途中に周囲と画或された塗装ブース等
の塗装エリアを設け、該塗装エリアに据え付けられた塗
装ロボット、レシブロヶータ等の塗装用作業装置に塗装
機を取付け、該塗装機で搬送ラインによって運ばれてく
る被塗物に、順次塗料を噴霧し、塗装を施すようになっ
ている。
め、塗装ラインの途中に周囲と画或された塗装ブース等
の塗装エリアを設け、該塗装エリアに据え付けられた塗
装ロボット、レシブロヶータ等の塗装用作業装置に塗装
機を取付け、該塗装機で搬送ラインによって運ばれてく
る被塗物に、順次塗料を噴霧し、塗装を施すようになっ
ている。
一方、塗装機には、塗料供給用のチューブ、塗料霧化エ
ア用のチューブ等が接続されている。さらに、塗料には
該塗料の希釈等のために大量のシンナ等の有機溶剤が含
まれている。このため、塗装作業中の塗装エリアでは、
シンナ等の有機溶剤が気化した状態で充満している上に
、霧化エア等の空気も供給されているため、常に火災の
危険性がある。
ア用のチューブ等が接続されている。さらに、塗料には
該塗料の希釈等のために大量のシンナ等の有機溶剤が含
まれている。このため、塗装作業中の塗装エリアでは、
シンナ等の有機溶剤が気化した状態で充満している上に
、霧化エア等の空気も供給されているため、常に火災の
危険性がある。
このため、従来から塗装エリアの周囲壁等に、火災検知
装置や火災の際の熱を検知する温度検知装置が取り付け
られ、この火災検知装置等が塗装エリア内で発生した火
災を検知するようになっている。
装置や火災の際の熱を検知する温度検知装置が取り付け
られ、この火災検知装置等が塗装エリア内で発生した火
災を検知するようになっている。
?発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述の従来技術にあっては、塗装エリア内で
静電式塗装機による静電気や塗料と邊■料用のチューブ
との間での摩擦でたまる静電気等によって塗装機にスパ
ークが発生し、塗装機から噴出している塗料に引火して
火災が発生することがある。
静電式塗装機による静電気や塗料と邊■料用のチューブ
との間での摩擦でたまる静電気等によって塗装機にスパ
ークが発生し、塗装機から噴出している塗料に引火して
火災が発生することがある。
ところが、火災検知装置等は、塗装エリアを画成する塗
装ベース内の周囲壁等に設けられているため、局部的な
火災の場合でも、ある程度広がった状態でしか検知する
ことができず、結果的に火災を初期状態で発見すること
ができないという問題点がある。
装ベース内の周囲壁等に設けられているため、局部的な
火災の場合でも、ある程度広がった状態でしか検知する
ことができず、結果的に火災を初期状態で発見すること
ができないという問題点がある。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、火災を初期状態で発見でき、延焼を防止すること
ができる火災検知装置付き自動塗装装置を提供すること
を目的とする。
ので、火災を初期状態で発見でき、延焼を防止すること
ができる火災検知装置付き自動塗装装置を提供すること
を目的とする。
上述した課題を解決するために本発明が採用する構或は
、塗装エリアに設けられた塗装用作業装置と、該塗装用
作業装置に設けられ、被塗物に塗料を噴霧する塗装機と
、該塗装機に設けられ、内部に気体を封入すると共に熱
により溶断して該気体を外部に放出する気体封入部と、
該気体封入部に設けられ、該気体封入部内部の圧力を検
出することによって当該圧力が所定圧以下の時火災とし
て検知する圧力センサとからなる。
、塗装エリアに設けられた塗装用作業装置と、該塗装用
作業装置に設けられ、被塗物に塗料を噴霧する塗装機と
、該塗装機に設けられ、内部に気体を封入すると共に熱
により溶断して該気体を外部に放出する気体封入部と、
該気体封入部に設けられ、該気体封入部内部の圧力を検
出することによって当該圧力が所定圧以下の時火災とし
て検知する圧力センサとからなる。
前記構成により、塗装機で火災が発生すると、気体封入
部が火災による熱で溶断して内部の気体が外部に放出し
、内圧が低下する。そして、所定圧より低下した内圧を
圧力センサが検出し、火災として検知する。
部が火災による熱で溶断して内部の気体が外部に放出し
、内圧が低下する。そして、所定圧より低下した内圧を
圧力センサが検出し、火災として検知する。
〔実施例]
以下、本発明の実施例を第1図ないし第7図に基づいて
説明する。
説明する。
先ず、第1図ないし第3図に基づいて本発明の第1の実
施例を説明すると、1は塗装ラインの途中に塗装エリア
として画成された塗装ブースで、該塗装ブースl内には
後述する塗装ロボット2等の各種の作業装置が配設され
ている。2は図示しない搬送用コンベア等の被塗物搬送
装置に沿った位置に配設された塗装用作業装置としての
塗装ロボットで、該塗装ロボット2は、主にベース部2
A、第1アーム2B、第2アーム2C、作業用手首2D
等からなり、該作業用手首2Dに回転軸2E,ブラケッ
ト2Fを介して塗装機3が取付けられ、搬送されてくる
被塗物に対して塗装ロボット2が塗装機3を該被塗物の
形状等に合わせて移動させるようになっている。ここで
、本実施例の塗装機3はエア霧化型のオートスプレーガ
ンとして構威されるもので、当該スプレーガンには塗料
弁を内蔵している。
施例を説明すると、1は塗装ラインの途中に塗装エリア
として画成された塗装ブースで、該塗装ブースl内には
後述する塗装ロボット2等の各種の作業装置が配設され
ている。2は図示しない搬送用コンベア等の被塗物搬送
装置に沿った位置に配設された塗装用作業装置としての
塗装ロボットで、該塗装ロボット2は、主にベース部2
A、第1アーム2B、第2アーム2C、作業用手首2D
等からなり、該作業用手首2Dに回転軸2E,ブラケッ
ト2Fを介して塗装機3が取付けられ、搬送されてくる
被塗物に対して塗装ロボット2が塗装機3を該被塗物の
形状等に合わせて移動させるようになっている。ここで
、本実施例の塗装機3はエア霧化型のオートスプレーガ
ンとして構威されるもので、当該スプレーガンには塗料
弁を内蔵している。
4はエア源としてのコンブレッサで、該コンブレッサ4
から霧化エア用チューブ5を介して塗装機3に霧化エア
が供給されている。6は空圧ユニットで、該空圧ユニッ
ト6はコンブレッサ4とエアチューブ7を介して接続さ
れ、コンブレッサ4からの高圧エアが供給されている。
から霧化エア用チューブ5を介して塗装機3に霧化エア
が供給されている。6は空圧ユニットで、該空圧ユニッ
ト6はコンブレッサ4とエアチューブ7を介して接続さ
れ、コンブレッサ4からの高圧エアが供給されている。
さらに、空圧ユニット6は、弁制御エア用チューブ8を
介して塗装機3内の塗料弁に接続されている。
介して塗装機3内の塗料弁に接続されている。
9は塗料タンクで、該塗料タンク9は塗料チューブ10
を介して塗装機3に接続され、該塗装機3に供給された
塗料は、塗料弁が開弁ずることによって塗料噴霧口3A
から噴霧され、この際、当該塗料は前記コンブレッサ4
から霧化エア用チューブ5を介して供給された霧化エア
によって霧化が促進されるようになっている。1lは窒
素ガス発生装置で、該窒素ガス発生装置l1は窒素ガス
を後述する気体封入チューブl2へ供給するようになっ
ている。
を介して塗装機3に接続され、該塗装機3に供給された
塗料は、塗料弁が開弁ずることによって塗料噴霧口3A
から噴霧され、この際、当該塗料は前記コンブレッサ4
から霧化エア用チューブ5を介して供給された霧化エア
によって霧化が促進されるようになっている。1lは窒
素ガス発生装置で、該窒素ガス発生装置l1は窒素ガス
を後述する気体封入チューブl2へ供給するようになっ
ている。
12は窒素ガス発生装置l1から塗装機3まで延設され
た気体封入部としての気体封入チューブで、該気体封入
チューブ12は、一端が電磁弁l3を介して窒素ガス発
生装置l1に接続され、他端が塗装機3の塗料噴霧口3
A近傍まで延長して設けられた可撓性のチューブからな
ると共に内部に窒素ガス発生装置11からの窒素ガスを
所定圧力状態で封入しておく気体封入管12Aと、該気
体封入管12Aの他端開口12Bに該開口12Bを封止
するように取付けられた熱溶断性材料からなる開口封止
材12Cとから構威されている。なお、開口封止材12
Cとしては、例えばナイロン等の熱可塑性部材が用いら
れる。14は気体封入管12Aに接続管15を介して接
続された圧力センサで、該圧力センサ14は気体封入管
12A内部の圧力を検出し、所定圧以下となったとき火
災検知信号を出力するようになっている。
た気体封入部としての気体封入チューブで、該気体封入
チューブ12は、一端が電磁弁l3を介して窒素ガス発
生装置l1に接続され、他端が塗装機3の塗料噴霧口3
A近傍まで延長して設けられた可撓性のチューブからな
ると共に内部に窒素ガス発生装置11からの窒素ガスを
所定圧力状態で封入しておく気体封入管12Aと、該気
体封入管12Aの他端開口12Bに該開口12Bを封止
するように取付けられた熱溶断性材料からなる開口封止
材12Cとから構威されている。なお、開口封止材12
Cとしては、例えばナイロン等の熱可塑性部材が用いら
れる。14は気体封入管12Aに接続管15を介して接
続された圧力センサで、該圧力センサ14は気体封入管
12A内部の圧力を検出し、所定圧以下となったとき火
災検知信号を出力するようになっている。
そして、気体封入管12Aの他端は、塗装機3の塗料噴
霧口3Aまで延出して設けられ、その開口12Bが塗料
噴霧口3Aを向き、開口封止材12Cが熱で溶け落ちた
場合に窒素ガスを塗料噴霧口3Aに吹き付けるようにな
っており、気体封入チューブl2と圧力センサl4とで
本実施例の火災検知装置16が構或されている。
霧口3Aまで延出して設けられ、その開口12Bが塗料
噴霧口3Aを向き、開口封止材12Cが熱で溶け落ちた
場合に窒素ガスを塗料噴霧口3Aに吹き付けるようにな
っており、気体封入チューブl2と圧力センサl4とで
本実施例の火災検知装置16が構或されている。
l7はコントローラで、該コントローラl7は、信号線
18で塗装ロボット2と、信号線l9で空圧ユニット6
と、信号線20で電磁弁13とそれぞれ接続され、これ
らを制御すると共に、信号線21を介して圧力センサ1
4からの火災検知信号が入力されるようになっている。
18で塗装ロボット2と、信号線l9で空圧ユニット6
と、信号線20で電磁弁13とそれぞれ接続され、これ
らを制御すると共に、信号線21を介して圧力センサ1
4からの火災検知信号が入力されるようになっている。
以上のように構成された火災検知装置付き自動塗装装置
では、被塗物を塗装する場合、まず、コンブレッサ4か
らの高圧エアが霧化エア制御弁(図示せず)の制御の下
に霧化エア用チューブ5から塗装機3に供給されている
と共に、コンブレッサ4からの高圧エアはエアチューブ
7を介して空圧ユニット6に供給されている。そして、
被塗物搬送装置で搬送されてくる被塗物に対し、コント
ローラ17によって制御される塗装ロボット2が塗装機
3を被塗物の形状に沿うように動かされると共に、空圧
ユニット6からチューブ8を介して供給される弁制御エ
アにより塗装機3内の塗料弁を噴霧状態に切換える。こ
れにより、塗装機3の塗料噴霧口3Aからは、塗料が霧
状になって被塗物に吹き付けられ、塗装ロボット2によ
る塗装機3の移動によって被塗物に塗装を施す。
では、被塗物を塗装する場合、まず、コンブレッサ4か
らの高圧エアが霧化エア制御弁(図示せず)の制御の下
に霧化エア用チューブ5から塗装機3に供給されている
と共に、コンブレッサ4からの高圧エアはエアチューブ
7を介して空圧ユニット6に供給されている。そして、
被塗物搬送装置で搬送されてくる被塗物に対し、コント
ローラ17によって制御される塗装ロボット2が塗装機
3を被塗物の形状に沿うように動かされると共に、空圧
ユニット6からチューブ8を介して供給される弁制御エ
アにより塗装機3内の塗料弁を噴霧状態に切換える。こ
れにより、塗装機3の塗料噴霧口3Aからは、塗料が霧
状になって被塗物に吹き付けられ、塗装ロボット2によ
る塗装機3の移動によって被塗物に塗装を施す。
さらに、塗装作業開始と同時に、窒素ガス発生装置11
が作動され、コントローラ17によって電磁弁13を開
弁じ、気体封入チューブ12に窒素ガスを封入し、電磁
弁l3を閉弁して火災検知装置16をセットする。
が作動され、コントローラ17によって電磁弁13を開
弁じ、気体封入チューブ12に窒素ガスを封入し、電磁
弁l3を閉弁して火災検知装置16をセットする。
ここで、自動塗装装置においては、静電式塗装装置の場
合は塗装機3に印加された高電圧によって、また、第1
の実施例のようにエア霧化型塗料機3の場合でも、塗料
が塗料チューブ10内を圧送される際に、該塗料チュー
ブ10との摩擦によりたまる静電気によって塗装機3と
被塗物との間でスパークが発生し、噴霧口3Aから噴出
しているシンナ等を含む塗料に引火して火災が発生する
ことがある。
合は塗装機3に印加された高電圧によって、また、第1
の実施例のようにエア霧化型塗料機3の場合でも、塗料
が塗料チューブ10内を圧送される際に、該塗料チュー
ブ10との摩擦によりたまる静電気によって塗装機3と
被塗物との間でスパークが発生し、噴霧口3Aから噴出
しているシンナ等を含む塗料に引火して火災が発生する
ことがある。
そして、この場合、火災による熱で気体封入チューブ1
2の開口封止材12cが溶け、該気体封入管12A内の
窒素ガスが開口12Bから外部に放出され、気体封入管
12A内の圧力が低下する。そして、該気体封入管12
A内圧力の低下を圧力センサ14が検知し、この圧力セ
ンサ14からの火災検知信号によりコントローラ17が
電磁弁13を開弁じ、火災を起こしている噴霧口3Aに
窒素ガスを吹き付けて延焼を極力抑えると共に、火災報
知器(図示せず)を作動し、塗装ブース1外の作業者に
火災の発生を知らせる。
2の開口封止材12cが溶け、該気体封入管12A内の
窒素ガスが開口12Bから外部に放出され、気体封入管
12A内の圧力が低下する。そして、該気体封入管12
A内圧力の低下を圧力センサ14が検知し、この圧力セ
ンサ14からの火災検知信号によりコントローラ17が
電磁弁13を開弁じ、火災を起こしている噴霧口3Aに
窒素ガスを吹き付けて延焼を極力抑えると共に、火災報
知器(図示せず)を作動し、塗装ブース1外の作業者に
火災の発生を知らせる。
この結果、火災の発生を早期に発見することができ、初
期消火により延焼を最小限に抑えることができる。
期消火により延焼を最小限に抑えることができる。
次に、第4図から第7図により、本実施例の第2ないし
第5の実施例について述べる。
第5の実施例について述べる。
まず、前記第1の実施例では、気体封入チューブ12の
気体封入管12Aを塗装機3の噴霧口3Aに直管状に延
出して設けたが、第4図に示す第2の実施例にように、
気体封入管12A1全体を熱溶断性の材料で成形して、
当該気体封入管12A,を塗装機3に螺旋状に巻回して
噴霧口3Aまで延設するように設けてもよい。これによ
り、気体封入管12A.と塗装機3との接触部分が多く
なり、火災による熱をより確実に吸収することができ、
また、確実に開口封止材(図示せず)を溶かして所期の
目的を達戊することができる。
気体封入管12Aを塗装機3の噴霧口3Aに直管状に延
出して設けたが、第4図に示す第2の実施例にように、
気体封入管12A1全体を熱溶断性の材料で成形して、
当該気体封入管12A,を塗装機3に螺旋状に巻回して
噴霧口3Aまで延設するように設けてもよい。これによ
り、気体封入管12A.と塗装機3との接触部分が多く
なり、火災による熱をより確実に吸収することができ、
また、確実に開口封止材(図示せず)を溶かして所期の
目的を達戊することができる。
また、第1の実施例では、気体封入管12Aの他端開口
12Bを1本のチューブ状に形成したが、第5図に示す
第3の実施例のように、気体封入管12A2全体を熱溶
断性材料で成形し、当該気体封入管1 2 A zの塗
装機3への取付け部分を編み目状に成形してもよい。こ
れにより、第2の実施例と同様に,火災による熱をより
確実に吸収することができる。
12Bを1本のチューブ状に形成したが、第5図に示す
第3の実施例のように、気体封入管12A2全体を熱溶
断性材料で成形し、当該気体封入管1 2 A zの塗
装機3への取付け部分を編み目状に成形してもよい。こ
れにより、第2の実施例と同様に,火災による熱をより
確実に吸収することができる。
また、第6図に示す第4の実施例のように、気体封入管
12A3の他端を三つ又状に形成し、3つの開口部をそ
れぞれ塗装機3の噴霧口3Aに向けて設け、火災の際に
3つの開口部からそれぞれ窒素ガスを吹き出させるよう
にしてもよい。この場合、気体封入管12A,の他端は
二又または四つ又以上に成形してもよい。
12A3の他端を三つ又状に形成し、3つの開口部をそ
れぞれ塗装機3の噴霧口3Aに向けて設け、火災の際に
3つの開口部からそれぞれ窒素ガスを吹き出させるよう
にしてもよい。この場合、気体封入管12A,の他端は
二又または四つ又以上に成形してもよい。
さらに、第1の本実施例では、火災検知装置16を気体
封入チューブ12と圧力センサ14とで構成したが、第
7図に示す第5の実施例のように、気体封入チューブl
2および圧力センサl4に加えて、信号線22を介して
塗装機3に温度センサ23を設けてもよい。そして、こ
れにより、火災が発生した直後のまだ塗装機3の部分が
それほど加熱していないで開口封止材12Gが熱で溶け
る前の状態を検知することができ、火災の発生を確実に
検知できる火災検知装置l6と相まって、火災の発生を
より速く、かつ確実に検知することができるようになる
。
封入チューブ12と圧力センサ14とで構成したが、第
7図に示す第5の実施例のように、気体封入チューブl
2および圧力センサl4に加えて、信号線22を介して
塗装機3に温度センサ23を設けてもよい。そして、こ
れにより、火災が発生した直後のまだ塗装機3の部分が
それほど加熱していないで開口封止材12Gが熱で溶け
る前の状態を検知することができ、火災の発生を確実に
検知できる火災検知装置l6と相まって、火災の発生を
より速く、かつ確実に検知することができるようになる
。
なお、前記第1の実施例では、気体封入部としての気体
封入チューブl2を、可撓性のチューブからなる気体封
入管12Aと、該気体封入管12Aの他端開口12Bに
取付けられた熱溶断性材料からなる開口封止材12cと
から構或したが、気体封入管12A全体を熱溶断性材料
からなるチューブだけで構成してよい。
封入チューブl2を、可撓性のチューブからなる気体封
入管12Aと、該気体封入管12Aの他端開口12Bに
取付けられた熱溶断性材料からなる開口封止材12cと
から構或したが、気体封入管12A全体を熱溶断性材料
からなるチューブだけで構成してよい。
また、前記第1の実施例では、塗装機3に供給する霧化
用等の気体としてコンブレッサ4からの空気を使用した
が、窒素ガス発生装置11から供給される窒素ガスを用
いてもよい。
用等の気体としてコンブレッサ4からの空気を使用した
が、窒素ガス発生装置11から供給される窒素ガスを用
いてもよい。
また、前記第1の実施例では、気体封入チューブ12内
に封入する気体として窒素ガスを用いたが、コストを抑
える面から空気を用いてもよい。
に封入する気体として窒素ガスを用いたが、コストを抑
える面から空気を用いてもよい。
ただし、この場合、火災が発生したときは、気体封入チ
ューブl2内の空気が外部に抜けてしまうように構成し
、延焼部への吹き付けは行なわない構成とすることが望
ましい。
ューブl2内の空気が外部に抜けてしまうように構成し
、延焼部への吹き付けは行なわない構成とすることが望
ましい。
一方、自動塗装装置が設けられる場所として塗装ブース
1を例に説明したが、塗装ブースlに限らず,有機溶剤
を用いた塗料を使って塗装作業を行なう場所であれば、
前述した原因による火災が発生するおそれがあるため、
前記各実施例の火災検知装置付き自動塗装装置を用いる
ことで、火災の延焼を最小限に抑えることができる。
1を例に説明したが、塗装ブースlに限らず,有機溶剤
を用いた塗料を使って塗装作業を行なう場所であれば、
前述した原因による火災が発生するおそれがあるため、
前記各実施例の火災検知装置付き自動塗装装置を用いる
ことで、火災の延焼を最小限に抑えることができる。
さらに、第1の実施例では、塗装用作業装置として塗装
ロボット2を設けたが、レシプロケー夕や塗装機3を搬
送コンベアの両側に複数個固定的に設けたもの等の他の
構或の塗装用作業装置の場合でも、第1の実施例同様の
作用、効果を奏することができる。
ロボット2を設けたが、レシプロケー夕や塗装機3を搬
送コンベアの両側に複数個固定的に設けたもの等の他の
構或の塗装用作業装置の場合でも、第1の実施例同様の
作用、効果を奏することができる。
さらにまた、塗装機3としては、エア霧化型スプレーガ
ンに限らず、回転霧化型の塗装機としてもよく、また、
高電圧を印加する静電式塗装機としてもよい。
ンに限らず、回転霧化型の塗装機としてもよく、また、
高電圧を印加する静電式塗装機としてもよい。
以上詳述した通り,本発明によれば、塗装機に設けられ
、内部に気体を封入し、火災により溶断して内部の気体
が放出される気体封入部と、該気体封入部に設けられ,
該気体封入部内部の圧力を検出する圧力センサとを備え
たので、火災が発生すると、気体封入部が溶けて内部圧
力が低下し、これを圧力センサが検知することで、火災
の発生を早期に、かつ確実に発見することができ、初期
段階での消火により延焼を最小限に抑えることができる
。
、内部に気体を封入し、火災により溶断して内部の気体
が放出される気体封入部と、該気体封入部に設けられ,
該気体封入部内部の圧力を検出する圧力センサとを備え
たので、火災が発生すると、気体封入部が溶けて内部圧
力が低下し、これを圧力センサが検知することで、火災
の発生を早期に、かつ確実に発見することができ、初期
段階での消火により延焼を最小限に抑えることができる
。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例に係り、第
1図は火災検知装置付き自動塗装装置の全体構成を示す
斜視図、第2図は自動塗装装置の塗装機を示す部分側面
図、第3図は第2図の塗装機の噴射口部分を示す要部側
面図、第4図は本発明の第2の実施例として、気体封入
部を塗装機に螺旋状に巻回させた状態を示す部分側面図
、第5図は本発明の第3の実施例として、気体封入筒を
編み目状に形成して塗装機に設けた状態を示す部分側面
図、第6図は本発明の第4の実施例として、気体封入部
を三つ又状に形成して塗装機に設けた状態を示す部分側
面図、第7図は本発明の第5の実施例の全体構成を示す
斜視図である。 2・・・塗装用作業装置としての塗装ロボット、3・・
・塗装機、l2・・・気体封入部としての気体封入チュ
ーブ、14・・・圧力センサ。
1図は火災検知装置付き自動塗装装置の全体構成を示す
斜視図、第2図は自動塗装装置の塗装機を示す部分側面
図、第3図は第2図の塗装機の噴射口部分を示す要部側
面図、第4図は本発明の第2の実施例として、気体封入
部を塗装機に螺旋状に巻回させた状態を示す部分側面図
、第5図は本発明の第3の実施例として、気体封入筒を
編み目状に形成して塗装機に設けた状態を示す部分側面
図、第6図は本発明の第4の実施例として、気体封入部
を三つ又状に形成して塗装機に設けた状態を示す部分側
面図、第7図は本発明の第5の実施例の全体構成を示す
斜視図である。 2・・・塗装用作業装置としての塗装ロボット、3・・
・塗装機、l2・・・気体封入部としての気体封入チュ
ーブ、14・・・圧力センサ。
Claims (1)
- 塗装エリアに設けられた塗装用作業装置と、該塗装用
作業装置に設けられ、被塗物に塗料を噴霧する塗装機と
、該塗装機に設けられ、内部に気体を封入すると共に熱
により溶断して該気体を外部に放出する気体封入部と、
該気体封入部に設けられ、該気体封入部内部の圧力を検
出することによって当該圧力が所定圧以下のとき火災と
して検知する圧力センサとから構成してなる火災検知装
置付き自動塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30106989A JPH03161067A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 火災検知装置付き自動塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30106989A JPH03161067A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 火災検知装置付き自動塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03161067A true JPH03161067A (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=17892495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30106989A Pending JPH03161067A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 火災検知装置付き自動塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03161067A (ja) |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP30106989A patent/JPH03161067A/ja active Pending
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