JPH0316016Y2 - - Google Patents

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JPH0316016Y2
JPH0316016Y2 JP11893486U JP11893486U JPH0316016Y2 JP H0316016 Y2 JPH0316016 Y2 JP H0316016Y2 JP 11893486 U JP11893486 U JP 11893486U JP 11893486 U JP11893486 U JP 11893486U JP H0316016 Y2 JPH0316016 Y2 JP H0316016Y2
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JP
Japan
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laser beam
glass plate
laser
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body cover
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JP11893486U
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JPS6325317U (ja
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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、移動型わくを連続的にスリツプさ
せてコンクリートを打設するスリツプフオーム装
置において、レーザー発振器から垂直にレーザー
ビームを照射して姿勢制御を行う際に使用するレ
ーザー垂直器の雨滴防止装置に関するものであ
る。
従来の技術 煙突等の鉄筋コンクリート構造体の構築に使用
されるスリツプフオーム装置は、第2図に示すよ
うにタワーバケツト12を有するメイントラス1
3の左右にヨーク14を取付け、ヨーク14には
中段作業床15および下段作業床16を取付け、
ヨーク14上のジヤツキ17でロツド18上を型
わく19を連続的にスリツプさせて継ぎ目のない
構造体20を作るものであるが、この場合、構造
体20を垂直に保持させるためにスリツプフオー
ム装置の姿勢を垂直に保つ必要がある。そのため
スリツプフオーム装置の上段作業床21の左右に
レーザーターゲツト22とカメラ23を取付け、
その下方の床24上にレーザー光線発振器25を
取付けたレーザー垂直器26が設けられる。レー
ザー光線発振器25から垂直に上方に照射された
レーザービーム27をレーザーターゲツト22で
検知し姿勢制御を行つている。その際、レーザー
垂直器26には降雨や降雪時に対処するためレー
ザー光線発振器25の上部のレーザー光透過窓に
ガラス板を設けて雨滴や雪の侵入を防止するよう
にしていた。
考案が解決しようとする問題点 上記従来のレーザー垂直器においては、降雨や
降雪時にレーザー光透過窓のガラス板に雨滴や雪
片が付着すると正確な測定が困難となるので、測
定時には布片等でふき取つていたが、その都度ふ
き取るのでは手間がかかり、そのため測定頻度を
多くすることができず、ガラス板の上面および下
面に生じる結露や凍結を防ぐことが困難であると
いう問題点があつた。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するためのこの考案の手段
は、レーザー光線照射口2の前面に熱線入りガラ
ス板4を取付けて本体カバー3を形成し、先端を
尖頭部6としてその中心にレーザー光線通過孔7
を設け、側部に送風機9に連通する送風口10を
設けた上部カバー5を前記本体カバー3の上方に
取付けたレーザー垂直器の雨滴防止装置からなる
ものである。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
1はレーザー光線1′の発振器であつて、その
前方にレーザー光線照射口2を有している。レー
ザー光線発振器1を覆うように本体カバー3を設
け、その上部中央に熱線入りガラス板4が取付け
られている。
5は先端を傾斜させて尖頭部6とした上部カバ
ーであつて、本体カバー3の上端部に取付けら
れ、尖頭部6の中心にレーザー光線通過孔7が設
けられ、その側部には送風路8を介して送風機9
と連通する送風口10を設け、送風口10は本体
カバー3に取付けられた熱線入りガラス板4の上
面に向つて送風するようになつている。送風路8
には適宜ヒーター11を設けることができるが、
その場合は熱線入りガラス板4は普通ガラス板と
してもよい。
ヒーター11を設けることにより、熱風でガラ
ス板4面を加熱するので結露を防ぎ周辺を乾燥状
態に保つことができる。
考案の効果 この考案は、先端を尖頭部とした上部カバーを
設けたので、雨だれが上部カバーのレーザー光線
通過孔からカバー内部へ侵入するのを防止すると
ともに、レーザー光線通過孔から直接降り込んで
きた雨滴や雪片はガラス板の面に付着する前に送
風口から風により吹き飛ばされる。その上、水滴
のためにガラス板の面上に生じる結露や凍結は熱
線入りガラス板によつて加熱されたガラス板のた
めに蒸発または融解され、かつガラス板下面に生
じる結露をも防止でき、また本体カバー内部を乾
燥状態に保つことができるのでレーザー光線発振
器の保守が良好である。
そして、レーザー光線の通過面上に水滴などに
よる乱れを生じることがないので正確な測定を行
うことができ、そのためスリツプフオーム工事の
垂直精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す縦断正面
図、第2図は従来のスリツプフオーム装置とレー
ザー光線による姿勢制御装置を示す正面概略図で
ある。 2……レーザー光線照射口、3……本体カバ
ー、4……熱線入りガラス板、5……上部カバ
ー、6……尖頭部、7……レーザー光線通過孔、
8……送風路、9……送風機、10……送風口、
11……ヒーター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 レーザー光線照射口2の前面に熱線入りガラ
    ス板4を取付けて本体カバー3を形成し、先端
    を尖頭部6としてその中心にレーザー光線通過
    孔7を設け、側部に送風機9に連通する送風口
    10を設けた上部カバー5を前記本体カバー3
    の上方に取付けたレーザー垂直器の雨滴防止装
    置。 2 送風機9から送風口10に至る送風路8にヒ
    ーター11を設けた実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のレーザー垂直器の雨滴防止装置。
JP11893486U 1986-08-04 1986-08-04 Expired JPH0316016Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6325317U JPS6325317U (ja) 1988-02-19
JPH0316016Y2 true JPH0316016Y2 (ja) 1991-04-08

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