JPH03157207A - 乗用車用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

乗用車用空気入りラジアルタイヤ

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JPH03157207A
JPH03157207A JP1292382A JP29238289A JPH03157207A JP H03157207 A JPH03157207 A JP H03157207A JP 1292382 A JP1292382 A JP 1292382A JP 29238289 A JP29238289 A JP 29238289A JP H03157207 A JPH03157207 A JP H03157207A
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JP
Japan
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center
radius
tire
shoulder
tread
Prior art date
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Pending
Application number
JP1292382A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Hazama
浩久 挟間
Yoshiaki Hashimura
嘉章 橋村
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直進時のパターンノイズと左右操舵時のノイ
ズ差を低減した乗用車用空気入りラジアルタイヤに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、直進走行時のパターンノイズを低減するには、タ
イヤ周方向に対するラグ溝の角度を小さ(すればよいこ
とが判っている。しかし、第4図に示す通り、ラグ溝角
度とパターンノイズとは実線の曲線で示すような関係で
あるのに対して、ラグ溝角度とブロックの偏摩耗とは破
線の曲線で示すような関係になっており、ラグ溝角度が
タイヤ周方向に対して直角(90°)になるにつれてノ
イズレベル指数は急激に低下(悪化)し、偏摩耗指数は
増大(改善化)するという二律背反の関係にあった。
従来は、主として上述した直進走行時のパターンノイズ
と偏摩耗との関係を考慮し、両者の調和をはかるように
、前記ラグ溝角度を30’〜60°の範囲に設定してい
た。しかし、最近に至り、前ittパターンノイズの低
減のみならず、左右操舵時のノイズ差の低減が強く求め
られるようになってきたため、前記ラグ溝角度を調節す
るだけでは、この要求を満足させることができなくなっ
てきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、直進走行時のパターンノイズについて
は、従来の乗用車用ラジアルタイヤと同等以上の良好な
性能を保有すると共に、左右操舵時のノイズ差を低減し
、かつ耐偏摩耗性を向上した乗用車用空気入りラジアル
タイヤを提供するにある。
〔課題を解決ための手段〕
このような本発明の目的は、タイヤ周方向に延びる複数
の主溝を設けたトレッド面のセンター部にラグ溝を有し
ない少な(とも1本のリブを設けるか、または少なくと
も最中央の主溝に連通ずるラグ溝を有しない少なくとも
2本のリブを設け、前記トレッド面のトレッド幅中心か
ら半接地幅の80%以上離れたショルダー部にタイヤ周
方向に対する角度θが60″〜90″のラグ溝を配置し
、前記センター部のラジアスR1とショルダー部のラジ
アスR2との比RZ/R1を0.2〜0.3にし、かつ
前記ラジアスR1とラジアスR2との交点Tのトレンド
幅中心からの位置を前記半接地幅の0.5倍より大で、
0.7倍より小さい領域に配置することにより達成する
ことができる。
ここで半接地幅とは、JATMAに規定する指定空気圧
、最大荷重の80χの荷重を負荷したときのタイヤ接地
形状から求められた接地幅の172の値をいう。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
本発明のタイヤは、第1図に示すように、トレッドパタ
ーンがトレッド幅中心CLからショルダー端までの領域
をセンター部O1中間部Pおよびショルダー部Qの3部
分に区分し、それぞれ特有のパターンを形成するように
している。
前記センター部0には主としてリブを配置し、ショルダ
ー部Qには主溝とラグ溝で区画されたブロック列を配置
している。中間部Pはリブやブロック等の配置により任
意のパターンを形成することができる。
図の実施例では、前記センター部Oはトレッド幅中心C
L上の主溝1−1を挟んで、この主溝1−1と細溝4で
区画された2本のリブ2−1を有している。さらに、こ
のリブ2−1に隣接する細溝4と主溝1−2とラグ溝3
で区画されたブロック列2−2を有している。また、中
間部Pは主溝1−2と主溝1−3とラグ溝3で区画され
たブロック列2−3からなり、ショルダー部Qは主溝1
−3主a1〜4とラグ溝3で区画されたブロック列2−
4からなっている。
また、第3図は本発明タイヤのトレンドパターンの他の
例を示す平面図であるが、この場合は、前記センター部
Oはトレンド幅中心CL上に1本のリブ2−1を有する
上に、主溝1−1と1−2とラグ溝3で区画されたブロ
ック列2−2を有している。中間部Pは主溝1−2と1
−3とラグ溝3で区画されたブロック列2−3からなり
、ショルダー部Qは主溝1−3と1−4とラグ溝3で区
画されたブロック列2−4からなっている。
本発明のタイヤは、上述のような基本トレッドパターン
において、ショルダー部Qのラグ溝角度θを60°〜9
0″の範囲にした上で、第2図に示すように、トレッド
Tのセンター部のラジアスR3とショルダー部のラジア
スR2との比Rz/Rtを0.2〜0.3とし、かつこ
れらラジアスR1とラジアスR2との交点γをトレッド
幅中心から半接地幅の0.5倍より大で、0.7倍より
小さい距離だけ離れた位置に配置する。
第5図に示すように、シぢルダ一部のラグ溝角度θを6
0゜〜90″、好ましくは70°〜90°とすることに
より、左右に操舵する時の左右ノイズ差を大きく低減す
ることができる。しかし、このようにラグ溝角度を90
6近辺にすると、前述の第4図で説明したように、耐偏
摩耗性はよくなるものの、ピッチノイズが増大するとい
う問題がある。しかるに直進走行時のパターンノイズは
、トレッド面の接地圧に比例するが、この接地圧は、第
7図に示すようにショルダー部Qで最も大きく、次がセ
ンター部0で、中間部Pで最も小さい。本発明は、トレ
ッド面のプロファイルを2つの異なるラジアスR,,R
2で形成するようにし、そのうちショルダー部Qのラジ
アスR2をセンター部OのラジアスR8に比べて小さく
することにより接地圧を低減し、パターンノイズの音圧
レベルを小さくするものである。すなわち第6図に示す
ように、ラジアスR2のラジアスR,に対する比Rt/
R+を0.3より小さくすることにより、ショルダー部
Qの接地圧を中間部Pの接地圧の同等以下に低減させ、
パターンノイズを低減させるのである。しかし、上記比
Rz/Rtが小さくなりすぎると、トレッドの接地幅を
十分に確保できなくなり、操縦安定性が損なわれるので
、上記比R2/R1は0.2より大きくしなければなら
ない。
上述のような接地圧の調整をする場合、センター部0の
ラジアスR8とショルダー部QのラジアスR2との交点
Tの位置は重要な影響を与える要素になる。このため、
本発明のタイヤでは、上記交点γのトレッド幅中心から
の位置を半接地幅(TDW)の0.7倍より小さく設定
する必要がある。これが0.7倍以上になると、前記ラ
ジアスの調整の効果を十分に発揮させることができなく
なるからである。また、半接地幅の0.5倍以下では接
地形状が不具合になり、操縦安定性に悪影響を与えるよ
うになる。
一方、センター部Oの接地圧は、これを低下させてしま
うと接地形状の悪化に繋がると共に、操縦安定性を悪化
させてしまう。センター部0には、ピッチノイズの原因
となるラグ溝をできるだけ設けないようにしている。具
体的には、ラグ溝を有しない少なくとも1本のリブ、ま
たは少なくとも最中央の主溝に連通ずるラグ溝を有しな
い少なくとも2本のリブを配置する構成としたのである
。このセンター部のリブ化によって、接地形状の悪化や
操縦安定性の悪化を招かずに、センター部のピッチノイ
ズを低減することができる。
〔実施例〕
第1図に示すトレッドパターンを有するタイヤについて
、そのタイヤ周方向に対するラグ溝角度θ=75’、R
z/ R+ =0.28、γ位置=0.55を表に示す
通り変更した本発明タイヤ、従来タイヤおよび比較タイ
ヤの3種類のタイヤを作成し、下記の評価方法によりそ
れらの直進走行時のパターンノイズと左右操舵時のノイ
ズ差を評価した。
これらのタイヤのサイズは、いずれも同一の205/6
5 R15にした。結果を表並びに第8〜10図に示し
た。
ノイズ評価方法: 空気圧1.9 Kgf/cm”の前述した3種類のタイ
ヤを国産車に装着してテストコースを走行し、直進走行
時のパターンノイズおよび30Km/時の速度における
左右操舵時のノイズ差をそれぞれ測定した。
なお、表中の評価結果は、前記測定値の逆数により、従
来タイヤの値を100とする指数値で示した。この値が
大きいほど騒音性能が優れていることを示す。
表から、本発明タイヤは、直進走行時のパターンノイズ
が従来タイヤと同水準でありながら、左右操舵時のノイ
ズ差が低減しているのに対して、比較タイヤは左右操舵
時のノイズ差は、本発明タイヤと同程度まで低減してい
るが直進時のパターンノイズは悪化していることが判る
また、走行速度(Km/hr)を増大していった場合の
音圧レベル(dB)を測定した結果、第8図に示すよう
に、本発明タイヤ(−点鎖線)は従来タイヤ(実線)と
略同−水準の音圧レベルであるのに対して、比較タイヤ
(点線)は走行速度が大きくなるにつれて音圧レベルが
増加し、ノイズが大きくなる傾向を示した。
さらに第9図および第10図は、それぞれ比較タイヤお
よび本発明タイヤについて、操舵時の各周波数における
音圧レベル(clB)を測定し、左旋回時の音圧レベル
(dB)を実線で、右旋回時のそれを点線で示したもの
である。第9図の比較タイヤに比べて本発明タイヤは、
操舵時の左右旋回による音圧レベルの差が小さいことが
判る。
事実、本発明タイヤは左右操舵時のノイズ差が平均で0
.7 dBであったのに対し、比較タイヤは3、1dB
で著しく大きかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、タイヤ周方向に延びる複数の主溝を設
けたトレッド面のセンター部にラグ溝を有しない少なく
とも1本のリブを設けるか、または少なくとも最中央の
主溝に連通ずるラグ溝を有しない少なくとも2木のリブ
を設け、前記トレッド面のトレンド幅中心から半接地幅
の80%以上離れたショルダー部にタイヤ周方向に対す
る角度θが60°〜90°のラグ溝を配置し、前記セン
ター部のラジアスR1とショルダー部のラジアスR2と
の比R2/ Rr並びに前記ラジアスR,とラジアスR
2との交点γのトレッド幅中心からの位置を特定するこ
とにより、直進時のパターンノイズを実質的に従来のタ
イヤと同等以上に小さくすると共に、左右操舵時のノイ
ズ差を低減することができる。また、ラグ溝角度を大き
くしであるから、耐偏摩耗性を良好にすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明のタイヤのトレッドパター
ンの1例を示す平面図、第2図は本発明タイヤの1例を
示す概略断面図、第4図はラグ溝角度とノイズレベル指
数および偏摩耗指数との関係を示す図、第5図はショル
ダー部のラグ溝角度θと左右操舵時のノイズ差との関係
を示す図、第6図はRz/R+ とショルダー部の接地
圧に対する中間部の接地圧の比との関係を示す図、第7
図はトレッドのセンター部、中間部およびショルダー部
における接地圧の変化を示す図、第8図は走行速度とノ
イズとの関係を示す図、第9図および第10図は、それ
ぞれ比較タイヤと本発明タイヤの操舵時の周波数と左右
の音圧レベルとの関係を示す図である。 1−1.1−2.1−3.1−4・・・主溝、2−1・
・・リブ、2−2.2−3.2−4・・・ブロック列、
3・・・ラグ溝、5・・・ブロック、R1・・・センタ
ー部ラジアス、R2・・・ショルダー部ラジアス。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タイヤ周方向に延びる複数の主溝を設けたトレッド面の
    センター部にラグ溝を有しない少なくとも1本のリブを
    設けるか、または少なくとも最中央の主溝に連通するラ
    グ溝を有しない少なくとも2本のリブを設け、前記トレ
    ッド面のトレッド幅中心から半接地幅の80%以上離れ
    たショルダー部にタイヤ周方向に対する角度θが60゜
    〜90゜のラグ溝を配置し、前記センター部のラジアス
    R_1とショルダー部のラジアスR_2との比R_2/
    R_1を0.2〜0.3にし、かつ前記ラジアスR_1
    とラジアスR_2との交点γのトレッド幅中心からの位
    置を前記半接地幅の0.5倍より大で、0.7倍より小
    さい領域に配置した乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
JP1292382A 1989-11-13 1989-11-13 乗用車用空気入りラジアルタイヤ Pending JPH03157207A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633706U (ja) * 1992-10-05 1994-05-06 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー 空気入りタイヤ
US5365987A (en) * 1991-12-26 1994-11-22 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire with varying angle lug grooves
US6170546B1 (en) * 1997-06-27 2001-01-09 Sumitomo Rubber Industries Ltd. Heavy duty pneumatic tire including variable width grooves and constant width grooves
JP2009280137A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ

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