JPH0315593A - 熱転写シート及び転写法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は染料拡散熱転写（ＤＤＴＴＰ）　、特に染料の
混合物を有するＤＤＴＴＰ転写シート、及びＤＩ７１’
ｒＰ工程でレシーバーシ一トと組合せた転写シートの利
用に関する。

〔従来の技術〕

熱転写（ＴＴＰ）法によシ織物又は禰物繊維材をプリン
トすることは知られている。その方法に訃いては昇華町
能の染料を、紙材に通常は染料がプリントされる迄、染
料を支持体に結合してかくために樹脂質又は重合体のバ
インダーをも含鳴するインクとしてパターンの形に塗布
し、繊維に転移しようとするパターンをプリントした紙
材からなる転写シートｔ製作する。その時転写シートの
パターン化した側と繊維材とを接触させ、そのサ／ドイ
ツチ体を加熱板から軽く圧を加えつながら６０〜１２０
秒間、１８口〜２２０℃温度に加熱することによシ、実
質的にば全ての染料が転写シートから繊維材に移シ、繊
維材上に同一のパターンを形成する。

繊維材の表面は繊維質であＤ凹凸があるので、パターン
領域の全てが転写シート上のプリントしたパターンと接
することにはならない。それ故κ、染料が転写７−トか
ら繊維材に全パターン領域にわたシ移行するためには、
転写シートから繊維材に移る過程の間、染料は昇華性で
あシ蒸発することを必要とする。熱が均等にサンドイツ
チの全執域にわたって、平衡が成立するだけの十分な長
い時間、加えると、条件は実質的に等温的であυ、過程
は非選沢性となシ、染料は繊維材の繊維質に深く浸透す
る。

ＤＤＴＴＰにかいては、転写シートは熱転写可能の染料
を滑らかな平面を有する薄い（通常は２０ミクロン以下
）支持体に、転写シートのグリント領域全体にわたって
連続的な均一のフイルム形に塗布（通常は染料を基質に
結合する高分子性又は樹脂・ｄのバインダー金も含むイ
ンクとして）することによシ形成する。択いて染料はパ
ターン情報信号に従って染料と親和性を有す滑らかな表
内の材料（以後レシーバーシ一ト（５） と称す）と接触させ、転写シートの反対側の離散領域を
選択的に約１〜２０ミリ秒（ｍｓｅｃ）間、５００℃迄
の温度で加熱することによｌ？科七転写シートから選択
的に移行させる。そこでは転写シートの選択的に加熱さ
れた領域の染料はレシーバーシ一トに移行しその上に転
写シートに加えた熱と一致したパターンを形或する。パ
ターンの形状は加熱される離散領域の数と位置で決まυ
、いかなる離散領域の色゛の深さもＤ日熱される時間と
到達温度で決筐る。

加熱は、必らずではないが一般的にはレシーバー及び転
写シートがその上を通るビクセル（ｐｉｘｅｌ）のバン
クの影響を受ける。各ビクセルはそれぞれに２Ｑ　ｍｓ
ｅｃ以内、好ましくは１０ｍｓｅｃ以内、通常はパター
ン情報信号に応答する電気パルスによシ、６０口〜４０
０℃に加熱される。加熱時にはビクセルの温度は約５〜
８ｍｓｅｃ間、約７０℃から５００　〜４０［］℃に上
昇する。温度と時間の増加に伴い転写シートからレ７−
バーンートに拡散する染料は多くなる。

（４） ？ちレシーバーシ一トのＳ敏領域に転移する染料の童及
びそこの色の深さは、ビクセルが転写シートの反対側と
接触する間に加熱される時間で決まることになる。

熱を極めて短時間に、個々に刺激されたビクセルを介し
て加えたとき、条件は断熱的であシ過根は転移する染料
の位置及び倉に関しては選択的となυ、転移する染料は
レシーバーシ一トの表面近くに留１る。

合成繊維材に対するＴＴＰと、滑らかな重合体表面に対
するＤＤＴ’Ｉ’Ｐとの間に顕著な相違が存在するのは
明らかであシ、それ故に前者の方法に適合できる染料が
必ずしも後者に適合できるとはかぎらない。

ＤＤＴＴＰ　Ｋ　訃いては、転写シートとレシーバーシ
一トの表面が、転移シートのプリントされた表面と、レ
シーバーシ一トの受容する表面との間にプリント領域全
てにわたって良好な接触が得られるように均一であるこ
とが重要である。

染料は実質的には拡敏■よシ転移すると考えられている
からでるる。

従ってプリントする領域のいかなる部分の良好な接触を
妨げる欠陥または粉塵のきすがあれば、これらによシ転
写は阻止され、レシーバーシ一ト上に、きず即ち欠陥の
面積よシかなシ大きくなる場合もめるプリントされない
部分金生ずる。転写の支持体及びレシーバーンートの受
容表面は通常は滑らかな重合体の、特にポリエステルフ
イルムでアシ、染料に対して幾分の親和性を有する。

ＤＤＴＴＰ用の染料又は染料混合物を選択するにあたシ
重要な標準となるのはその熱的性質、色調の明度、耐光
等の堅牢性及び転写シートの製作の際の支持体に塗布す
る容易さが挙げられる。

好適に実行するには、染料又は染料混合物は均一に、迅
速に、レシーバーシ一ト上の色調の深度が加えた熱に比
例し、色彩の真のグレースチールがレシーバーシ一ト上
で得られるように転写シートに加えた熱に比例して、転
移せねばならない。転移した後は、染料又は染料混合物
は好筐しくは動いたシ、結晶化したシすることがないの
が望まれ、光、熱ラビング、特κプリントしたレシーバ
ーシ一トを普通扱う場合にそう遇する油又ね脂性のもの
例えば人間の指によるラビング、に対する優れた堅牢度
を所有せねばならない。

フルカラーＤＤＴＴＰは加成性三色法であるのが一般的
でめるので、二ロー　マゼンタ及びシアンの三つの基本
色よシ広範な色相を得るには色調の明度が重要となる。

併し普通のエロー　マゼンタ及びシアン三色系よう発色
する外に、単一又は混合した染料を使用して、ネイビー
や黒色等の他の色？Ａｆ得ることが望會れるところであ
る。染料又は染料混合物は転写シートからレシーバーシ
一トに使用温度１００〜１４０℃、一般に２　Ｑ　ｍｓ
ｅｃの短時間スケールで転移する十分な易動性を持つべ
きであるので、好筐しくはイオン性及び水溶化性基は含
！ないし、従って水又は水とエタノールのような水一混
和媒体には容易に溶解しない。数多〈の潜在的に適合（
７） できる染料も又、プリント工業に共通に使用されつ筐シ
目的に適った溶媒類、例えばイングロパノール等のアル
コール類、メチルエチルヶトン（ＭＥＫ）　、メチルイ
ンプチルケトン（ＭＩＢＫ）及びシクロヘキサノン等の
ケトン類、テトロヒドロフラン等のエーテル類及びトル
エン等の芳香族性炭化水素にはまた容易には溶解しない
。染料は適合する溶媒中の分散体として使用できるので
はあるが、染料又は染料を溶液から支持体に施すとよシ
解明でよシ光沢に富み、よシ滑らかなプリントが最終的
にレシーバシート上に得られる。レシーバーシ一ト上に
深い色調を得る可能性を持つには、染料又は染料混合物
がインク媒体に容易に溶けることが望！しい。溶液から
転写シートに塗布された染料又は染料混合物は転写シー
ト上にかなシの時間無定形層としてとど筐るように結晶
化に対し抵抗することも重要である。結晶化は転写シー
トとレシーバーシ一ト間の良好な接解を妨げるばかシで
なく不均一のプリントを生ずる。

（８） 次の性質の組合せがＤＤＴＴＰに使用されるべき染料又
は染料混合物にとシ極めて望筐しいことである。

０埋想的スペクトル特性（写真フィルターに調和する吸
収極大を有す狭い吸収曲Ｍ１）Ｏ高い色調強度 ０正確な熱化学的性質（高い熱的安定性及び熱による効
率的転写性） Ｏ高いプリント上の光学密度 ｏ　７’　！Ｊント工業に受け入れられる酵媒中での良
好な溶解性、これは醇液塗布染料シートを生産するのに
望筐しい。

Ｏ安定な染料シート（染料移動又は結晶化に対する耐性
） ○レシーバーシ一ト上の安定なプリント像（熱、移動、
結晶化、油脂、ラビング及び光に対する耐性） ＤＤＴＴＰで優れた耐光性を達或するのはポリエステル
レシーバー７−トの表面に近く染料にとって具合の悪い
環境のために、極めて難かしいことである。繊維への浸
透が良好である時、ＴＴＰによる塗布でポリエステル繊
維上高い耐光性（１〜８の国際スケールで６以上）金持
つポリエステル繊維用の多くの周知の染料はＤＤＴＴＰ
によｂ塗布した時ポリエステルレシーバーシ一ト上の耐
光性は極めて低い価す示す。

〔発明の構成〕

あるアゾピリドン染科況合物がその単独染料類によるプ
リントを凌駕する貯蔵安定性油脂耐性を有すプリントを
提供することを見い出した。

本発明の第一の態様によれば、式■の２０−５０％と弐
■の８０−５０％の染料の混合物から成るコーティング
を有する支持体から成る熱熱転写シートが提供され、こ
の場合、式Ｉ及び田はそれぞれ Ｒ１ （式中Ｒ１はＣ１２−のアルキルであ９、Ｘはノ・ロｒ
ンであシ、及びＲ２はアリール又はＣ１−４の非置換あ
るいはＣ】−４のアルコキシ、Ｃ１−４−アルコキシー
アルコキシかアリールで置換されたアルキル）で示され
る。

コーティング コーティングは好ましくは式ｌ及び弐■の染料の混合物
と共にバインダーから成る。染料に対するバインダーの
比率は、染料と支持体の間に良い接着性を与え、貯蔵中
の染料の移動を阻止するために、好ましくは少くとも１
：１更に好ましくは１．５：１から４：１である。

コーティングはまたキュアリング剤、防腐剤等の他の添
加物を含有してもよい。これら及び他の成分に関しては
よυ詳しく欧州特許公開明細書第１　．５５０１　１号
、同第１　５５０１　２号及（１１） び同弟１１１００４号に記載されている。

バインダー バインダーはインク媒体、即ちその中で染料混合物及び
バインダーが転写シートに塗布される媒体、に充分な溶
解度を有する染料混合物金支持体に結合するに適した樹
脂性又は東合性の材料である。併し染料混合物は転写シ
ート上ではバインダー中に固溶体として存在できるよう
にバインダーに溶解するのが望ましい。この形態にかい
ては、一般に貯蔵の間に移動した９、結晶化したシする
ことに対じよυ耐性がある。

バインダーの例にはエチルヒドロキシエチルセルロース
（ＥＨＥＣ）　、ヒドロキシゾロビルセルロース（ＲＰ
Ｃ）　、エチルセルロース、メチルセルロース、セルロ
ースアセテート及ヒセルロースアセテートプチラートの
ようなセルローズ誘導体類；デンプンのような炭水化物
誘導体類；アルギン酸誘導体類；アルキド樹脂；ボリビ
ニルアルコール、ポリビニルアセテート、ポリビニルプ
チラル及びポリビニルビロリドンのようなビ（１２） 二ル樹脂類及び誘導体類；ボリアクリル酸、ポリメチル
メタクリラートとスチレンーアクリラート共重合体のよ
うなアクリラート及びアクリラート時導体類から誘導し
た重合体＃４訃よび共重合体類；ポリエステル樹脂類；
メラミン類のようなボリアミド樹脂類；ポリ尿素及びポ
リウレタン樹力旨類：ボリシロキサンのような有機シリ
コン類；エボキシ樹脂類；及びトラガカントゴムあるい
はアラビアゴムのような天然樹脂類が含會れる。上記樹
脂類の２　ａｔ類以上の混合物類もまた使用できる。

上記記載の市販の有機溶媒類の一つに可溶のバインダー
を使用するのも望ましい。この種の望普しいバインダー
はＥＨＥＣ　，特に低及び極低粘度型のＥＨＥＣ　、並
びにエチルセルローズである。

弐■及び式Ｈの染料 式１及び式■の染料にｐいて、Ｒ１はＲｌは好ましくは
Ｃ，−６のアルキル、更に好ましくはＣ１−４のアルキ
ルでちゃ、特にエチル又はｎ−ゾチルである。３又はそ
れ以上の炭素原子金有するアルキル基は厘鎖状でもよい
し枝分れ鎖状でもよい。式」の染料に分いて、Ｘは弗素
、臭素又は沃素でるることができるが、好ましくは塩素
である。弐Ｈの染料に分いて、Ｒ２は好ましくは例えば
２−メトキシエチル、２−エトキシエチル又は２−ゾト
キシエチルのようなＣ】−４ーアルコヤシ一〇，−４−
アルキル；例えば２一（２メトキシエトキシ）エチル又
は２−（２−ゾトキシエトキＳ／）エチルのようなｃ１
−４−アルコキシーＣ，−４−アルコキシー０１−４−
アルギル；又ハフエニルーＣＩ−４アルキル、特にペン
ジル、である。

Ｒ２がＣＨ３０Ｃ２Ｈ４０Ｃ２Ｈ４−であるのが特に好
會しい。

式１の染料の特定例は： Ｉ ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨｒ５ であシ、 弐Ｈの染料の特定例は： ＣＨ？，ＣＨ３ である。

式１及び式■の染料混合物は特に優れた熱に対する特質
金有してかりレシーバーシ一ト上．均一なプリントをも
たらし、その色調の深度は真の色のグレースチールが得
られる程に加えた熱量に正確に比例する。

式Ｉと弐■の染料混合物はまた強い色特性を有し、捷た
広範の溶媒類特にプリント工業で広く使われ受け入れら
れている、特に例えばイソープロパノール及びプタノー
ルのようなアルカノール類、トルエンのような芳香性炭
化水素類並びにＭＥＫ　，　ＭＩＢＫ及びシクロヘキサ
ノンのようなケトン類のような溶媒に優れた醇解性を有
する。これによυ安定で、かつ醇液塗亜染料シ−（１５
） トの製作ｔ−　ＨＪ能とするインキ（染料混合物及びバ
インダーに加え溶媒）が製造される。躊液塗布染料シー
トは安定でめタ長期間の貯蔵による染料の結晶化や移動
に対して耐性がある。

強い色特性と好ましい溶媒中での優れた溶解性が組み合
わさってレシーバーシ一ト上に深い均一の色が達せられ
るようになる。本発明によるレシーバーシ一トは光沢が
あシ、強くかつ均一な黄色の色調を有し、これは光及び
熱に対し、さらに指の脂肪に対し堅牢である。

支持体 支持体は好ましくは少くとも片面が滑らかな平らな表面
を有しＤＤＴＴＰで関与する温度、即ち２Ｑ　ｍｓｅｃ
迄の間で４００℃迄に抵抗でき、更に一面に加えた熱を
他面の染料に伝達し、そのような短時間内にレシーバー
シ一トに染料の転移を可能とする程に薄いシート材であ
ればよい。

適合する材質は、共重合体及び積層フイルム、特に染料
を上に析出させている滑らかで平らなポリエステル受容
体層金組み入れた積層体を含（１６） んだ、重合体類、特にポリエステル、ポリアクリレート
、ポリアミド、セルローズ性及びポリアルキレンフイル
ム類、それらの金属化形である。コンデンサー紙のよう
な薄い（２０ミクロン以下）均一な厚さの、滑らかな塗
布面を有す腐質紙もまた好適である。積層化基質は、好
ましくは受容体層の積層体と反対側に、例えばシリコー
ン、アクリレート又はポリウレタン樹脂の熱峡化性樹脂
のような耐熱材のバックコートを含み、熱源全ポリエス
テルから陥離し、ＤＤＴＴＰ操作中のエリエステル融解
を防止する。支持体の厚さは或る程度迄はその熱伝導性
に依るが好ましくは２０μｍ以下；更に好ましくは１０
μｍ以下である。

ＤＤＴＴＰ法 本発明の更に一つの特徴によれば、式【と弐Ｈの染料混
合物から或るコーティングを含む転写シートヲレシーバ
ーシ一トト接触させ、コーティングがレシーバーシ一ト
と接触するよウＫし、次いで選択的に，＠ヲ転写シート
の逆側上の離散領域に加えることによシ、加熱される領
域に対しシートの反対側の栄科混合物乞レシーバーシ一
トに転移することから或る染料拡散熱転写法が提供され
る。

選択領域の加熱は２口０〜４５０℃、好−まし〈は２口
口〜４００゜Ｃで２〜１０ｍＳｅＣＯ間、加熱すること
ができる加熱素子（ビクセル）と接触することで行うこ
とができ、それによシ染科混合物は、Ｉｓ熱時間によっ
て１５０〜５００℃に加熱され、転写シ一トよシレシー
バーシ一トに、実質的には拡散によシ転移を生ずるよう
になる。染料とレシーバーシ一ト間が適用個所で良い接
触を保つことが転移を実施するためにＮ要である。プリ
ント像の密度は転写７−ト金加熱する時間に関係する。

レシーバーシ一ト レシーバーシ一トは好“ましクハ、ポリエステルシ一ト
材、特に白色のポリエステルフイルム、臂利にはポリエ
チレンテレフタレート（ＰＥＴ）から成る。式］及び式
Ｈの染料のめるものはＰＥＴよυ製造した繊維劇類の染
色用として知られているが、浸染又は捺染による繊維材
の染色は、染料がＰＥＴ　Ｋ浸透しそこに固看すること
ができる時間と温度の条件下実施する。熱転写にひいて
は、時間が短か（　ＰＥＴへの浸透は効果的ではないの
で、支持体は、染料混合１？！Ｉを塗布した側に、染料
混合物がよウ容易に拡赦してゆき安定な像禦形成する受
容ｌ１　金好゛ましくは備えている。

そのような受容層は共押出し又は溶液コーティング技術
で加えられるものであり、ＰＥＴ支狩体よシ染料に対し
よシ浸透性でめる改質ポリエステル又は異種の重合体材
料の薄い層よシ成っている。受容層の性質はある程度迄
、得られるプリントの色調の深さ及び品質に影響を及す
が、式Ｉと弐〇の染料混合物によれば、特に熱転写方式
用に提示されてきたいかなる類似構造の染料と比較して
も、いかなる特定転写又はレシバーシ一ト上にも強度が
ちシ、かつ良い品質（例えば光、熱及び貯蔵に対する強
さ）のプリントが得られることを見いだした。レシーバ
ー（１９） 及び転写シートの設計については更に欧州特許弟１　５
　５．０　１　１号及び同弟１　６６ＣＪ１２号で陶じ
られている。

〔実施例〕

本発明金以下の例で史Ｋ示す。部及びバーセントはいず
れも重量による。

インク１ インク１は、染科Ａ　４．７　７部、ポリビニルゾチラ
ル（ＢＸ１，セキスイ製）　４．７　６部及びエチ／Ｉ
／　セ＃　Ｏ−ズ（　Ｔ１０，　Ｈｅｒｃｕｌｅｓ　’
Ｉｌｌ　）’　１　．１　９部全テトラヒドロフラン（
ＴＨＦ）　８　９．２　９部に溶解し、該混合物を溶液
が均一になる迄攪拌して、調合した。

インク２ インク２は染料Ａ１０重量％を同量の染料Ｂに代えた他
は、インク１と同じ方法で調合した。

インク３〜１１ これらのインクは、各連続するインクに対し、インク１
０当初の重量の染料八金更に１口条づつ、等童の栄科Ｂ
に代えてゆき、インク１１は（２口） 染科Ｂ　４．７　６部と染料０部全含有するようにして
調合した。

転写シートＴＳＩ これはインク１金、ワイヤーを巻いた金属マイヤー棒（
　Ｋ−ｂａｒ　Ａ　３）　ｋ使用し、６μｍのポリエチ
レンテレフタレートシー｝支持Ｋに塗布し、シートの表
面にインクの混ったフイルムを形成させて製作した。次
いてインクは熱空気で乾燥し、支持体の表面の３ミクロ
ンメーターの乾燥フイルムを得た。

転写シートＴ８２〜’ｒｓ１１ これらはインク１の代りにインク２〜１１をそれぞれ使
用し、Ｔｅｌと同じ方法で製作した。

それぞれ５０　：　５０．　　４０　：　６０．　　５
０　：　７０．及び２０：８０の比率の染料Ａと染料Ｂ
から成るインクでコーティングした基質よ勺或るＴ８６
　，ＴＳ７，ＴＳ８及びＴＳ９が本発明の実施例１〜４
を成す。

ＴＳｉの試料をレシーバーシ一トと接触させた。

このシートはプリノトレたＴＳ１の表面と一面で接触す
る受容コーティング層金有する白地のポリエステル体を
支持体とする複合構或から成っている。

レシーバー及び転写シー１４−転写機のドラム上に一緒
に置き、パターン情報信号と一致した２〜１　０　ｍｓ
ｅｃ．５　０　０℃以上の温度に選択的に加熱された密
集して配置されたビクセルのマトリックスを通した。こ
れによシビクセルが熱い間にそれと接触している転写シ
ート上の位置の染料の量が加熱時間と比例して転写シー
トからレシーバーシ一トに転移した。ビクセルのアレ−
ｔ通過させてから転写シートをレシーバーシ一トから分
離した。

プリントしたレシーバーシー｝　ＲＳ２からＲＳ１１こ
れらはＴＳ１の代Ｃ　Ｋ　ＴＳ２よシ’ｒｓ１１を使用
し、ＲＳｉの場合と同様な方法で作製した。

ＲＳ６　，　ＲＳ７ＪＲＢ８及びＲＳ９は本発明の例５
〜８を成す。

バーシ一トの評１曲 インクの安定性及び転写シート上のプリント童は肉眼検
査で食定した。室温で２週間沈澱が生じなけ１ｔばイン
ク金安定と見なし、同じ期間で実質的に結晶化が生じて
いなければ、転写紙を安定と見なした。

レシーバーシート上のインクの貯蔵安定性ハ４５℃、相
対湿度８５％で１６日後サクラデジタル濃度計で測定し
た光学密度（○Ｄ）の変化によって評価した。次の表に
示す評価は光学密度（／Ｉ６０Ｄ）のバーセント変化で
表わしてある。

例 ＯＤ（％） −１７．４ −１９．２ −６．１ −４．４ −８．６ ＋１．０ ＋２０ ＋０．９ ＋４．５ −２，３ −２．１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、式 I ： ▲数式、化学式、表等があります▼ I の染料の２０〜５０％と、式II： ▲数式、化学式、表等があります▼II の染料８０〜５０％の混合物から成り、但 し上記式中、Ｒ＾１はＣ＿１＿−＿１＿２のアルキルで
   あり、ＸはハロゲンでありおよびＲ＾２はアリール又は
   Ｃ＿１＿−＿４の非置換あるいはＣ＿１＿−＿４のアル
   コキシ、Ｃ＿１＿−＿４−アルコキシ−Ｃ＿１＿−＿４
   −アルコキシかアリールで置換されたアルキルである、
   コーティングを有する支持体から成る熱転写シート。 ２、式 I の染料においてＲ＾１がｎ−ブチル及びＸが
   Ｃｌである請求項１による熱転写シート。 ３、式IIの染料においてＲ＾１がエチル及びＲ＾２がＣ
   Ｈ＿３ＯＣ＿２Ｈ＿４ＯＣ＿２Ｈ＿４−である請求項１
   による熱転写シート。 ４、染料がレシバーシートと接触するように請求項１か
   ら３のいずれか一つによる転写シートとレシーバ−シー
   トとを接触させ、転写シートの加熱領域の染料がレシー
   バーシートに転移するように転写シートの領域を選択的
   に加熱することから成ることを特徴とする転写法。 ５、転写シートをレシーバーシートと接触させながら、
   １〜１０ミリ秒の間３００℃〜４００℃の温度に加熱す
   る請求項４記載の転写法。 ６、レシーバーシートが白色のポリエステルフィルムで
   ある請求項４又は５記載転写法。